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管理人の日記ログ
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2025年9月8日(月)
[地球防衛軍4.1] 攻略不可能()さん…


 
圧倒的 ★ 攻 略 不 可 能 感 ★


 
某裁判があまりに悲惨な状況になっているということで、箸休めの地球防衛が、はかどっている。攻略は、「DLC2-15 / 三巨神 [HARDEST]」まで進んだ。こと「アルゴ」が、3体同時に出現するミッションだ。
 …さて、「アルゴ」は、「地球防衛軍4」
(&『4.1』)に登場する、ボス級の機械モンスターであり、ビルよりも大きな巨体で、最初は空中戦艦として登場する。その後、ダメージを与えると、二足歩行のロボットに変形する。変形は、男子永遠のロマンである。どちらの形態でも、激しい砲撃を加えてくる。
 ――ただし、敵には「部位」「弱点」といった要素
がなく、体のどこを撃っても同一のダメージが入る。また、「激しい砲撃」と言えば聞こえは良いが、要は適当に撃ちまくっているだけであり、何も考えずに移動し続けるだけでも、ほとんど攻撃が当たらないし、逆に当たる時は当たるので、「攻撃を回避する」「特定の技を使わせない」といった駆け引きの要素が一切存在しない。更に、空中形態の時は、悪い意味で重力を感じさせない動きをし、こちらから狙撃銃で撃つと、風船玉がデコピンされたかのように、ポコーンと飛んでいく。最後に、ドロップも美味しくなく、稼ぎ用としても使えない。以上、ここまでの内容を一言で表すと、糞モンスターということである。

 そして。そんなアルゴの
ネタ要素を更に増しているのが、『4』のDLCに登場した「三巨神」というミッションだ。最初から歩行形態のアルゴが同時に3体登場する…というミッションだが、やはり相手は適当に砲撃しているだけなので、こちらも遠くから適当な狙撃武器で攻撃するのみだ。戦法もクソも無いのだが、それくらいしか取る手が無いから仕方ない。そして、それで勝ててしまう。
 ――さて、それだけだと、単につまらないミッションということで話は終わりなのだが、この「三巨神」は、『4』で最難関とされる
「攻略不可ミッション」に属していた。というのも、『4』のDLCには、1,2,3があるが、そのDLC3のラスト4個ミッションには、「《攻略不可ミッション》 超上級者向けの特別なミッションです。クリアできる保証はありません。プレイせずに放置することを推奨します。」という共通の解説文が付けられていた。実際、他3つの「震える魔窟」「紅蓮」「星の牢獄」は、震える魔窟が当時のシリーズ最難ミッションであったなど格差はあるとはいえ、難関としての風格は存在した。だが、「三巨神」だけ、明らかにやっつけ仕事のようなミッションであり、難易度的にも、初見クリア余裕に近い。かくして、「三巨神」は、ネタミッションと化し、アルゴについても、「攻略不可能()さん」などという蔑称愛称が付くことになったのである。

【『4』の日誌】より。難関ミッションの風格があるスクショですね(難しいとは言っていない)


 さて。そんな
「三巨神」は、『4』の時は、全20ミッションがあるDLC3の18番目と、大詰めの局面に登場した。あの伝説の「震える魔窟」すら17番目であり、それより上位に位置するということが、ネタ感を強めていた。
 …いっぽうで。アッパー版の『4.1』では、DLCも含め、多くのミッションがアレンジされた。ただし、「攻略不可ミッション」については、むしろ『4』と『4.1』の環境の変化を楽しんでほしいということか、ほとんど内容が変わっていない
(「星の牢獄」に、新たな変異種である、レッドカラー飛行ビークル・赤蜂・緑蟻が追加されたくらい)。ということで、新登場のバルガ(巨大な人型ロボット)男と男の殴り合いを演じたり、追い詰められたアルゴ3体が更に合体してアルティメットアルゴになったりはしない。
 ――加えて、4つのミッション自体は全て残っているものの、
「攻略不可ミッション」の看板は降ろされている。その理由は、順番が変わったことか、『4.1』での強化によって、ラストの「星の牢獄」以外は難易度が下がったためか、はたまた説明文が小っ恥ずかしくなったからかは、定かではない。

 そんなわけで、『4.1』の「三巨神」については、全23ミッションが存在するDLC2の中で、15/23と、かなり下まで落ちてきた。
だが、これでもまだまだ過大評価である。
 …やれ、HARDの時にも書いたが、『4.1』のDLC2には、『4』には無かった仕様として、ミッションごとの敵強化曲線が恐ろしく急峻であり、ミッション1から最終ミッションまでで、
2倍以上に強くなる【日記:2025/2/26】。かくして、中盤あたりからは、難易度を1つ上げたかのような火力とシャカシャカ感になり、ミッション1つ1つが、命がけの戦いとなる。具体的に、この近辺でも、金蟻鎧蜘蛛が雑魚敵感覚で登場する「DLC2-12:鎧の王」や、アルゴなんかよりよっぽど高火力のヘクトルが登場する「DLC2-13:巨砲の守護者」、そして、いつもながらレッドカラー飛行ビークルの尋常ではない強さが恐怖となる「DLC2-14:赤く染まる河」など、難関が続いてきた。そんな中で、ただ狙撃しているだけで楽勝クリアが可能な「DLC2-15:三巨神」の存在は、もはや癒やしである。
 ――というわけで。アルゴ3体のおもてなしで
休憩した後は、「DLC2-16:背水の罠」での地獄の綱引き大会を皮切りに、三巨神が嘘だったかのような高難易度ミッションが再開される。だが、この辺りから、HARDESTだと、本編では手に入らなかったINFERNO級武器がドロップされるようになる。やれ、HARDのDLC2の時は、終盤で手に入り始めたHARDEST級武器たちが、攻略のキーとなった。HARDESTだと、特にLv75の武器×2つは、最高難易度でも頻繁に名前が出てくるくらいの重要性を誇る。よし、残り8個のミッションは、それらの武器を使って、何とか頑張っていこう!

(2025年9月08日)

登録タグ/ ゲーム一般 地球防衛軍
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2025年9月7日(日)
高性能・省スペース・超価格! GMKtecのミニPC


 
これからの主人公は、ミニPCだ!


 今回のPC新調では、これまでのノートPC1本槍ではなく、
「メインのデスクトップ + サブのノート」という組み合わせにしようと決めていた。そのメイン側として、「GMKtec」という聞き慣れないメーカーのミニPCを購入したのだが、今年に入って最高クラスの、実に大当たりであった。
 …まず、
「ミニPC」とは、“両の手のひらに乗るくらいの、パソコン本体のこと”である。画面は付いておらず、常時電源接続を必要とすることから、分類としてはデスクトップに相当するのだろう。ただまあ、私は、「ミニPC」の存在自体は知っていたのだが、当初は、全く購入対象として考えていなかった。理由は、小さい=性能が低いと考えていたからだ。今回、先んじてサブのノートPCを買っていたため、デスクトップについては、全く移動を考える必要が無い。そして、部屋は広いとは言えないが、足元のスペースには、まだまだ余裕がある。そのため、ババーンと迫力のある、大きなデスクトップPCを買おうと思っていたのだ。予算は、本体だけで、概ね15万円というところである。

 ところがどっこい。実際に、CPUスペックと価格を比較しながら絞り込んでいくと、
ミニPCの異様なまでのコストパフォーマンスの高さに気付いたのだ。
 …まず、私もそこまで自作PCには詳しくないので、ここからは
独自解釈ということにさせてほしいのだが、CPUは「i9 第13世代」とした。インテルのCPUは、Celeron, i3, i5, i7, i9といった種類があり、Celeronは「とにかく動けば良い」というレベルで、その後は、数が大きくなるほど高性能である。今までの、VAIO SX14 (2020) と同じく、i7でも良かったのだが、せっかくデスクトップを使うのだからと、私は「i9」に狙いを定めた。続けて、i9-13900HK」など、その後にも文字が並んでいるが、最初の1桁ないし2桁の数は「世代」と呼ばれ、これが後に進むほど新しく、性能が良い。現在の最新は第14世代(第15世代?)であるが、これはちょっと高いということで、型落ちとなる「第13世代(2022年発売)とすることにした。前のVAIOは、「i7の第10世代」を使っていたため、1グレードアップ&3世代の進行で、申し分ない性能が得られるだろうと考えたからである。あと、例によって、13は私にとって縁起の良い数値だ。
 ――ちなみに、これらPC性能について、もう一つ物差しを持ってこよう。私は、サブのノートPCとして、
9800円で中古品を先んじて購入していた【日記:2025/8/29】。このスペックが、「i3 第7世代」「RAM 8GB」「SSD 128GB」である。第7世代CPUの発売日は、2017年と、今から見るとかなり古い。しかしながら、1万円以下なんてなると、Celeronであることも多いので、そこだけは避けていった。メモリ8GBは悪くない数値で、ストレージ128GBは正直言って小さいが、私はハードディスク等の外部ストレージを大量に持っており、とりあえずSSDが乗っていればOKと判断した(まあ、もはやHDDのノートPCなんて、中古ですら売っていないが…)。これで、「WEB閲覧やサイト作成は、問題なく行える」というスペックだ。どれくらい問題ないかというと、「深夜のノリで、ゾンビのようにどんどんブラウザのタブを増やしても、極端には重くならない」という程度である。まあ、“激安品とはいえ、多少はスペックにこだわった”という結果であり、そのコスパには、満足をしている。

 そうして、Amazonにて、CPUで絞り込んでいくと、「GMKtec」というメーカーのミニPCが、
異様なコストパフォーマンスを誇ることを発見した。絞り込み条件としていたCPUは、「i9 13900HK」であり、これは、“モバイル向けではあるものの、かなり高性能”というモデルだ。また、RAM(メモリ)については「16GB」、ストレージは「SSD 1TB」と、他の性能も申し分ない。これくらいが、デスクトップだと15万円くらいだが、GMKtecのミニPCだと、何故か7万円なのだ。普通は、小さいところに値段を詰め込もうとすると値段が上がるものだが、その逆なのだから、意味が分からない。
 …しかしながら、実は、
最近のコンピューターというのは、高性能化に、ほとんどスペースを要求しない。私は、あれもこれも分解しまくっている馬鹿オタクだから分かるのだが、例えば、スマートフォン型の携帯電話なんかは、もう面積の2/3くらいが電池である。また、ノートPCも、この前、VAIO SX14 (2020) の蓋を開けて見たが、半分くらい電池だった。次に、ストレージ(各種データーの保存場所)であるSSDだが、512GBとか1TBなどといった莫大な保存容量に対して、その物理的な大きさは、実は我々の親指よりも少し太いくらいだ。今や、おべんとう箱みたいなバカでかいHDDは不要で、CD/DVDドライブも、付いているPCを探すほうが難しい。強いていうなら、ゲーミング目的と考えると、高性能グラフィックボードが、冷却ファンが大量に付いており、工場みたいな見た目になっている。現代PCの大きい部品は、それくらいだ。
 ――というわけで。「ミニPC」は、かつては、デスクトップにもノートPCにもなれない、オモチャのような存在だったのかもしれない。しかし、現代では、部品の小型化により、省スペースで、デスクトップに迫るほどの性能を実現できるようになった。そこまでは理解できる。
だが、それで価格まで安いというのは、本当に意味が分からない。「i9 第13世代」「RAM 16GB」「SSD 1TB」の条件で、デスクトップPCを探すと、だいたい15万円くらいの製品が出てくるが、GMKtecのミニPCは、7万円と、半額で同程度の性能を得られる。もっとも、冷却性能の違いやモバイル向けのCPUを使っていることから、やはり、「同性能」ではなく「同程度の性能」という表現にはとどめておくべきであろう。だが、それで価格が半値というのは、まさに圧巻である。物理的な部品の少なさ&小ささや、ノーブランドに近い中国メーカーということも影響しているのかもしれない。

こういうトラブル、よくあるよね(良くはない)


 そういうわけで。私は、
「GMKtec NucBox K10(i9 13世代、RAM 16GB、SSD 1TBモデル)を、【Amazon】(アフィではないので安心してね)にて、6万7820円で購入をした。Amazonを使った理由は、“アマギフがクレカのキャンペーン等で大量に余っていたため、それを消費したかった”という、例のアレである。
 …さて、そのセットアップであるが、
実は最初は、かなり困惑した。ミニPCは、分類としてはデスクトップに近いため、画面関連など、純粋なノートPCと比べて、配線がかなり増える。私は、デスクトップは20年ぶりなので、その時点で、かなり面喰らってしまった。仕事では、毎日のようにタコ足の化け物と格闘しているが、職場と家は別なのである。
 ――また、いざコード類を繋いで起動をしたが、ディスプレイの表示が
不規則に点灯と消灯を繰り返す。なお、ディスプレイも新品【日記:2025/9/3】に書いた、「メイン27インチ」のほう)であったが、PS5をHDMI接続して地球防衛軍6のDLC2をプレイしてみても、特に画面異常は出なかったので、完全にPC本体の問題である。非常に嫌な予感がした。さらに、その後セットアップを進めていくと、黒画面にぐるぐるロードのところで、ついに処理が進まなくなってしまった。相変わらず、画面も不規則に点灯と消灯を繰り返し、もう不安MAXである。まさかの、初期不良品なのか…? 1時間近く待って、“あと5分、セットアップが終わらなかったら、もう無理やり電源を切って再起動しよう”と思っていたくらいであったが、ようやく終了し、Windows11が立ち上がってくれた。するとその後は、画面が出たり消えたりという不具合は、一切なくなった。何だったんだアレ。

 その後は、Windows11の
各種オサレ機能をOFFにし、必要なソフトウェアをDLしたり旧PCからコピーしたりして、実際の運用をできるよう調整していく。PC本体はOfficeの無いモデルだったが、Microsoftアカウントとか、多分そんな感じで、WordやExcelの2019が使用可能になってくれたことは、非常に嬉しい。最も危惧していた「ペイント3D」(Win10の付属ソフトで、サポート終了済)も、【こちらのサイト様】の手順でインストールできる。
 …さて、さすがに新しいPCということで、
その性能は圧巻であり、起動後は即座にブラウザでWEBページが表示可能となる(サブのノートPCのほうでは、デスクトップ表示後も処理が続くようで、WEBページを開くまで待ちが発生する)。普段のサイト作成で重くなることは一切無く、私が行う操作の中で最重量である動画エンコードについても、VAIO SX14 (2020)に対して、時間が0.4倍に縮まった。
 ――まあ、「2020年のノートPC」に対し、「2025年のフルスペックのデスクトップ」なら、更に速度差を付けられるのだろうと、しかしそこまで行くと、
値段がハイスペックではなくなってしまう。コストパフォーマンスという面で考えると、やはり、「7万円で高性能デスクトップに迫る」という性能は、最適に近いものであり、化け物みたいな低価格である。1週間ほど使ったが、私の求める100%以上の内容だ。

やはり、大きいより小さいほうが良いのかも…


 というわけで。今回のミニPCに加えて、サブ端末であるノートPCや、職場と同時並行になった2画面化により、
新PC環境の主要部分が全て出揃った。掛かった価格は、ノートPC+ディスプレイ2台+ミニPCで、10万1969円である。当初、「デスクトップだけで15万円、ディスプレイ2台も含めて、20万円くらいかな?」と思っていたため、その半額で全てが揃えられたのは、驚きだ。しかも、「ある程度の性能もほしい」という点も、完璧以上に満たしている。食費と同じで、物価高騰と言われる時代だが、工夫をすれば、むしろこれまでよりも安く生きられるのだ。
 …ちなみに。弱点として、このミニPCは、
ゲーミング性能は全く持っておらず、この先の拡張性も無いということがある。しかしながら、私はゲーム環境についてはプレイステーションに一任しており、現行のPS5と、次世代機のPS6(仮)くらいまでは、「PCは作業用」「プレイステーションでゲーム」という関係が続くはずだ。よって、「ゲーミング性能を持っていない」は、私にとってデメリットとならず、むしろそのことも、今回のミニPCを購入するうえでの強力な後押しとなった。

 ちなみに。今回は、前述のモデルを6万7820円で購入したが、どうも
このミニPCという分野は、価格競争が非常に盛んのようだ。例えば、【origimagic A2】というモデルは、私が購入した商品と似たような見た目・性能だが、クーポン前提で、71999円で購入可能であり、メモリが32GBだ。私も、GMKtecの商品を買う時に、メモリを16GBにするか32GBにするか悩んだのだが、+4000円でメモリを2倍にできるのなら、こちらを買っていたかもしれない。
 …また、
【楽天市場】では、GMKtec NucBox K10の16GBモデルが6万6160円と、Amazonより安価で売られており、しかも楽天SPUによるポイントアップが適用され、私なら、現時点でも4倍=2463ポイントが還元される。現在、特別セール中とのことらしいが、もし、お買い物マラソンも適用できるのなら、10〜20%の値引きにも相当する、莫大な量のポイントが得られていた。今回は、アマギフを消費したいという目的があったので、Amazonを使ったのだが、楽天のポイ活的な買い方も、検討に値するだろう。とまあ、たった1週間でこのザマであり、数ヶ月も経てば、ミニPCのコスパ環境などは、変わり果てていることだろう。それくらい、ここでの価格競争はホットなのである。
 ――何にせよ、私はもう、
「VAIOが30万円」の感覚には戻れなさそうだ。確かに、VAIOは、ここまで約10年・2世代でお世話になった、使いやすいPCだ。だが、価格と性能のバランスは、お世辞にも良くない…なんてものじゃなく、悪すぎる!! そもそも、「高性能ノートPC×1台で全てを済ませたい!」というのが、ニンテンドースイッチでフルスペックのゲームを遊びたい的な、アンバランスな発想であったのだ。これからは、「サブのノート&メインのデスクトップ」の組み合わせとし、そしてデスクトップ側では、コストパフォーマンスに優れたミニPCを使っていこうと思う。そして、部分的には中古商品も使って、更にコスパを高めていく。皆さまも、そろそろ「値段」という尺度が存在する世界に、両足を突っ込んだほうがいいよ。

(2025年9月08日)

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2025年9月6日(土)
[大逆転裁判] 1-4…長い、つまらない


 
太陽と月、というイメージ?


 
クソゲー:「大逆転裁判」は、『1』の第4話である。早く終わらせたいので、さっさと書いていこう。


大逆転裁判1-4「吾輩と霧の夜の冒險」について

事件の大まかな流れ
・冬、霧の夜の路地で、歩行者が背中から刺される。その際に、後ろを歩いており、現地から逃走した人物が逮捕された。
・実際には、以下の2つの事件の合わせ技である。
@現場の真上に位置する3階の部屋で、
火災を伴う派手な夫婦喧嘩が起きていた。まず、投げた本が窓から落下し、それを調べようとした被害者の背中に、続けて落ちてきたナイフが刺さった。
A目撃者かつ最初に現場を調べた警察官が、
「夫婦の結婚記念日を邪魔されたくない」という理由で、事件に偽装工作をした。

それっておかしくないかな? リスト
・ナイフは、窓から落下した時点で、先端が折れていたことが分かっている。それが、作中の絵からすると、根本近くまで刺さっている。その長さは、うちの果物ナイフで測ったところ、
だいたい10cmほどは有りそうだ。いくら、物を調べるためにかがんでいたとはいえ、偶然の落下でそこまでザックリ刺さるのは無理であろう。
証拠品のナイフに、全く血が付いていない(血液自体は、別の事件だと描写されているので、レーティング対策ではない)。被告人がナイフを入手したルートや、持ち歩いていた(と考えられていた)理由は、全く議論されず、不自然である。
・何度も「大きなナイフ」と指摘されているが、
小型の折りたたみナイフにしか見えない。
・…しかし、
本事件の大きな矛盾は、ナイフ関連だけであるので、同作の他事件と比べれば、マシな部類ではある。

・被告人が事件の起きた道を選んだ理由について、議論が尽くされたとは言い難い。
・当時、ルート上では道路工事が行われていたが、被告人はそれを飛び越したらしい。地面が凍りついた中で、
幅2ヤード(1.8m)の溝「ピョイと飛び越」すのは、たいへん不自然であり、背が低く荷物も手持ちしていた被告人が、そのルートを選ぶとは考え難い。そんなことをしたら、間違いなく記憶に残り、被告人が会話に出しているだろう。まあ、高さ15mを移動する足場から6m幅跳びしてハシゴに捕まる人物が居るくらいだから、逆転裁判世界では普通のことなのかも…。
・迂回路について、作中で「遠回り」と繰り返し主張されているが、
少なくとも地図上では、あまり遠回りとは思えない。

・事件を隠蔽した警察官は、描写からして、今後も警察を続けるということのようだ。しかし、救護義務違反事件現場の偽装法廷での偽証を行っており、「普段から極めて多忙」「結婚記念日を祝いたい」という理由があったとして、少なくとも
依願退職は必須であろう。
・最終的に、“夫婦喧嘩で投げたナイフが、偶然、窓の下を歩いていた人に刺さってしまった”ということで、事件は「不幸な事故」として片付けられる。
ま〜たこういう展開かよ!
・一方で、被告人だけが、「前を歩いていた人が急に倒れたのに、応急処置をせず、医者や警察を呼ぶでもなく、現場から逃走した」と非難される。これを、
味方陣営のシャーロック・ホームズが、ゲラゲラ笑いながら言う。ああ〜、確かにいるわ、こうやって、実際に携わった人間でも無いのに、“正論”などと掲げて、偉そうにコメントしてくる鬱陶しい奴。ゲームでこういうリアルな不快感を出してくるのやめろ!

・法廷パートの後半部では、かなり早期に「窓から落下したナイフが被害者に突き刺さった」という結末が予想できるが、なかなかそれを指摘できない。
・同様に、「警察官が、自分の担当区域の事件にしたくないから、被害者を路地の向かい側へ移動させた」も、すぐ察せるのだが、これまた指摘ができず、フラストレーションが溜まる。
・事件現場の目の前に住む人が陪審員に選出されるのは、さすがに無理があるだろう。『4』といい、「タクシュー」とかいう作者は、陪審員制度が嫌いのようだ。

・ライバルなはずの
「バンジークス検事」が、何を表現したいのか不明である。現時点で、既に「真実を追い求める」タイプの協力型検事となってしまっており、敵としての威厳や強さが無く、倒した感じすら存在しない。
・審議の最後で、仰々しく「致命的な矛盾」と言い出した時は、「折れたナイフが3階からの自由落下でザックリ刺さるのはおかしい!」と言ってくれるのかと思ったが、
「歩いている人の『背中』に、『上から』落ちてきたナイフが刺さるのは変」という肩透かしのものであった。それについては、「落ちてきた本を手に取る際にかがんだ」と、プレイヤー目線ではとっくに答えが出ている。
・結局、
「貴重なワインを割ったり投げたりする見掛け倒しの雑魚検事」という印象しか残っていない。

これはおかしくないよ! リスト
・作品を通して、
初めて「弁護したいと思える被告人」が出てきたのは良かった。
・探偵パートの最後で、今回の事件と無関係な人物が2名登場したが、恐らく次話に関わってくるのだろう。
・被告人に付いていた留置番号は
「53」である。気持ち良すぎだろ!!
・3DS版および旧スマホ版では、「被害者の持っている本に焦げ跡が付いていない」というグラフィック上のミスがあった。謎解きに関わる可能性があり、とてもややこしいが、『1&2』では修正されているそうだ
【参考リンク】

システム的な問題点リスト
・この事件のプレイ時間は
約7時間である。これ自体がそもそも長過ぎるのだが、「探偵1日目」「法廷1日目」という構成が、更にテンポ感を悪化させている。他シリーズの中規模以上の事件における、「探偵1日目」「法廷1日目」「探偵2日目」「法廷2日目」という流れは、やはり、定着するだけのことはあるのだ。



警察官が事件偽装は、一発退職モノでしょ


 というわけで。今回の1-4について、トリック面の致命的な破綻は
「先の折れたナイフが、自由落下で10cm刺さった」だけであり、被告人も守りたくなるような人物であるため、これまでの1,2,3話と比べれば、遥かにマシである。しかし、クソゲーの中では良い部類というだけであって、他の逆転裁判シリーズのエピソードと並べれば、下から数えて、かなり早めに出てくるはずだ。
 …そして、このような消化不良の物語が、
7時間も掛けて展開される。アニメを1話20分とすると21コ話であり、2クール弱が見れる長さだ。逆転裁判シリーズ内で比べても、他作の最終話にも匹敵する。これで、「実は不慮の事故でした〜」で終わるのだから、いい加減にしろと言いたくなる。1話から4話まで、全てこんな感じだ。おい、次が最終話だぞ…?
 ――そういうわけで。私は今、
「大逆転裁判1&2」というゲームを買ったことを、かなり後悔しはじめている。ここまで20時間弱、ほぼずっとつまらないままだ。ここから先、奇跡のような大逆転が起きて神ゲーと化したところで、「最初が致命的に終わっている」という感想は消えないだろう。よくこの出来で『2』が出せたなあ。

(2025年9月08日)

登録タグ/ ゲーム一般 逆転裁判
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2025年9月5日(金)
なに? 字が小さいから読めない


 
太っているほうがモテる時代がまた来る…か!?


 本日の職場でのトラブルは、
「印刷物の文字が小さい」である。いわく、7月の機器取り換えをしてから、Excelの表を印刷したときに、文字が小さくて、読みづらくなってしまったのだという。
 …というわけで、まずはいつも通り、リモートで確認をしてみたが、「ExcelファイルをPC上で表示した際」は普通であり、「プリンタの用紙設定」が、A5やB5など、A4用紙に対して小さくなっていることもない。さらに、“リセットをすると元に戻る”という言葉をヒントに、端末管理台帳
(各パソコンやプリンタなどの設定が格納された、巨大なCSVファイル)を確認してみたが、周りの端末と比べて、特にデーターが破損している感じは無かった。
 ――そんなわけで。
こんなもの、私に分かるわけがない! 最近、ありがたいことに、私を指名気味に呼んでくれる人も出てきたが、そういうものは、だいたい私をパソコンの先生か何かと勘違いして、やたらと難解な問題を指定してくる。だが、インターネットで検索して出てこないものは、私にも解けないのだ。私など、ただの通りすがりの機械オタクであり、本物のプロとは違うのである。

 そんなわけで。電話を受けてから数日が経ち、私は完全に
諦めムードとなっていた。しかしながら、本日、近くを通る予定があったので、実際に訪問して、調べさせてもらうことにした。私としては、それで「分からない」と決心をつけるつもりであった。だが、現地では、「文字が大きかった頃の印刷物」「文字が小さくなった後の印刷物」の両方が有ったため、その2つを比べてみると…瞬間的に分かってしまった。フォントが、「MS Pゴシック」になっていない!
 …さて、
「MS Pゴシック」は、それこそ、Windows95くらいの時から使われている、超古参フォントである。当時は、現在のようなオサレな液晶ではなく、真四角に近いようなレトロスタイルな画面であり、発色や画素数といった性能は、言うまでもなく低かった。そんなパソコンでも、可読性を維持するために作られたのが、MS Pゴシックである。その感覚は、ゲームでいう「ドット絵」に近い。現代フォントのように、“滑らかな字を拡大縮小している”のではなく、文字サイズごとに手打ちを行っている(「ビットマップフォント」というらしい。対義語は「アウトラインフォント」)。そのため、低解像度小さな文字の組み合わせの際に、たいへん読みやすく、かつてPC環境で大活躍をした。
 ――いっぽうで。このドットフォントは、あくまで“PC画面に表示するための仮の姿”ということらしく、印刷をすると、
普通の太字フォントとなる。この特性は厄介であり、「PC画面で表示をしたとき」と、「実際に印刷したあと」で、文章の見た目が大幅に異なってしまう。そして、「印刷後のMS Pゴシック」は、お世辞にもカッコいい・読みやすいと言える雰囲気ではなく、太字なうえにミチミチで、大量に並ぶと非常に読みづらい。Windows付属のメモ帳で、何も考えずに印刷すると、フォントが「MS Pゴシック」になってしまうのは、かなり厄介であった。さらに、中途半端に滑らかな太字となってしまうため、“ドット絵”的な面白さもなくなってしまう。まさに、日本語版の「COMIC SANS」である。

 というわけで。私のような
エンシェント・パソコンオタクにとって、「MS Pゴシック」の見た目は、あまり良くない意味で、印象に残っている。しかし、今回は、その負の印象のおかげで、職場の「印刷物の字が小さい」という問題の本質に、気付くことができたのである。
 …さて、今回の問題が起きた現場では、機器取り換え前には、恐らくだがWindows7や8.1といった古めのOSを使っており、特にフォントを指定していないExcelファイル
(恐らく、他の機械から自動出力されたものだろう)が、自動的にデフォルトフォントの「MS Pゴシック」で印刷されていた。ところがどっこい、その標準フォントが、Windows11への機器変更で「游ゴシック」に置き換えられてしまった。「游ゴシック」は、確かにすらりと美しいフォントだが、画面そのままで印刷してしまうため、細く小さく、パッと見の可読性が悪い。このような流れにより、現場の人には、「設定を変えていないのに印刷物が読みづらくなった」…つまり、何もしてないのに壊れたと感じられてしまったのだ。
 ――ちなみに、「游ゴシック」は、Windows10から標準搭載されて、各種UI等にも使われているフォントだ。実際、該当OSを使っている方々は分かるように、汎用性の高い、美しいフォントだ。しかしながら、それは
実際の職場だと、必ずしも優れているとは言えないということが分かった。ご存じの通り、日本社会は、お先真っ暗な高齢化一直線であり、私も何かデザイン系のものを作ると、「小さい字が読めない」と真っ先に苦情を言われる。また、日本の職場では、フルデジタルにすれば良いのに、未だに資料を紙に印刷して保存していることも多い。そういった環境下で求められたのが、「カッコ悪いけど、読みやすい」という、MS Pゴシックだったのだ。なお、Vistaで初登場した「メイリオ」は、「画面上の表示」「可読性と美しさ」「印刷時の見た目」といったバランスが割と取れていたと思うのだが、游ゴシックは、ちょっとその辺りがイマイチのようだ。

領域展開「無量空処」


 ちなみに。本日は、別の現場に行った際にも、
「ちょっと困っている件があるんだけれど…」といった前置きで、急遽、仕事を依頼された。内容は、「Windows8.1のPCで、タスクバーに表示されているアイコンが小さすぎて、視認&クリックがしづらい。何とかならないか」ということだ。またパソコンの先生扱いされている…。
 …が、これは非常に簡単で、まずタスクバーを右クリックし、プロパティを開く。すると、「小さいタスクバーボタンを使う」という項目に、
おせっかいにもチェックが入っているため、それを外す。以上である。これで、先方の意図されていた設定になったらしい。なお、現場には4台のPCが有ったが、よほど困っていたのか、やり方を教えてくれと言われ、すぐに4台とも大きなボタンとなった。
 ――ところで、その現場は、コールセンターのような場所であり、メインは電話交換台で、その補助としてPCを使っていた。よって、椅子からPCディスプレイまでの距離が遠く、それで小さなタスクバーボタンは見づらくなっていたというオチだ。こちらもやはり、Microsoftの想定した環境と、現場の実態が合っていなかったという例だ。こうやって、実際に私の元に意見が寄せられるということは、字が小さくて困っている人は、大勢いるのであろう。

 というわけで。私の意見としては、
Windowsはオサレを目指すべきではないと思うのだ。むしろ、クソデカUIで、カッコ悪いと馬鹿にされるくらいが良い。オサレ感は、Appleにでも任せておけば良いのである。それに、“Windowsは字がデカすぎる”と思うような人は、だいたいの場合、自分で調べて設定ができる。今の、「最初は小さくし、設定で大きくもできる」というのは、なのである。
 ――ちなみに、投資家にはそこそこ知られている話だが、“アメリカの時価総額ランキング上位”…つまり
最強企業のうち、20年前と今で、唯一、トップ10を維持し続けているのが、マイクロソフトだ。そんな歴史ある企業なのだから、もっと古参に媚びないと駄目だろう。産まれて初めてパソコンを使うようなオバチャンが、2,3分で使いこなせるくらいの、そのレベルのデザインにしないと。

(2025年9月08日)

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2025年9月4日(木)
そろそろ自転車を買わなきゃ…


 
前カゴはさすがに欲しいな…荷物を入れられない


 最近、
自転車が派手にパンクを起こしてしまい、さすがにそろそろ買い替えようと考えたのである。
 …まず、私が現行の自転車を買ったのは、前の職場の時だから、たぶん2017年とかそれくらいであると思う。その時から、あまりメンテナンスをマメにはしておらず、ここ最近では、サビが目立ったり、スポークが折れたりと、経年劣化が目立っていた。そのため、今度、本格的に壊れたら、
もう修理ではなく、新しい物を買おうと思っていたのである。
 ――それが、1ヶ月ほど前から、自転車を漕ぐたびに、後輪がガチャンガチャンと音を立てるようになった。空気抜けかと思ったが、入れても数分で抜けてしまう。
典型的なパンクである。だが、即座に買い替えとはせず、近所の自転車屋にも持っていってみた。すると、“もうタイヤ自体が駄目になっており、応急処置のパンク修理ではなく、車輪から交換しないといけない”と判定された。だが、そうなると5000円ほど掛かるという。確かに、言われてみると、タイヤの黒の部分が擦り減りすぎてオレンジ色の構造物が見えており、あからさまに寿命という感じだ。劣化しているのは、タイヤだけではない。さすがにこれは寿命と割り切って、修理ではなく、買い替えを決意したのだ。

 ところで。ここ最近の自転車の相場というと、最安で20000円程度というところからのようだ。
 …やれ、私の記憶だと、以前は自転車を
7000円ほどで買えた覚えがある。といっても、それは私が東京に住んでいた頃なので、もう15年ほどは昔か…。内容としても、変速機能などは無く、本当に最低限“漕いで乗れるだけ”という感じだった。しかしながら、東京という町は、「放置自転車」の撤去がとにかく多く、「保管費用」と称して、かなりの罰金を請求される。かと言って、正規の駐輪場は、遠いうえにパンパンで、実用性が皆無だ。東京というのは、そういう街だ。かくして、使い捨て感覚で利用できる価格帯の自転車は、私にとって魅力的だった。
 ――さて、そこから長い時が経ち、さすがに同じ値段とはいかないと思っていたが、「10000円くらいかな?」と予想していたところを、
その更に2倍というのは驚きだった。しかしながら、自転車というのは生活必需品であり、私にとっても、無くてはならない。普段の通勤は徒歩のため利用せず、使用頻度は低いものの、買い物に行く際は、移動時間運搬力の両面で、絶対に必要だ。今でさえ、パンクした自転車を無理に使っているが、ガチャンガチャンと音を鳴らす姿は非常に不格好であり、遅くて体力も時間も無駄に消費する。そして、ただでさえ寿命の来ている車体に更なるダメージを与え、最悪の場合、いきなりバラバラにくだけちったりしかねない。だが、徒歩は、遅いうえに、荷物の運搬料にも制約が掛かるということで、選択肢として有り得ない…。やはり、新しい自転車を買うしか無いのだ。

おう、バイクで行くぜ!(昭和)


 そういうわけで。私は、新しい自転車を購入することに決めた。
狙うのは、やはり最安品であり、かつての約3倍の値段を払って…ということになる。そうなると、次の問題は、どこで買うかだ。つまり、実店舗か、それともネット店舗か…である。
 …まず、実店舗で購入すれば、
その帰りからすぐに乗れるという魅力がある。また、自転車は、乗り物であり、体とのフィット感が重要で、かつ、消耗していく道具である。そういうわけで、“実物を見て決められる魅力は大きいと言えるだろう。とんでもない詐欺商品を買わされたり、正体不明のおまけを付けられるといったトラブルの可能性も、少なめにできるだろう。
 ――いっぽうで、ネット店舗であれば、ポイント還元などを適用できる。例えば、Amazonであれば、各種のクレカキャンペーンなどで、
溜まり溜まったアマギフを活用できる。また、楽天であれば、今月はふるさと納税を行う予定なので、それとお買い物マラソンをコンボすることで(※ふるさと納税のポイント付与禁止は「10月1日から」)10〜20%といった大量のポイント付与率を適用できる可能性がある。反面、ネット通販では、送料などの問題からか、「折りたたみ自転車」が多く存在し、これは私の生活に全く合っておらず、耐久性を下げる罠なため、選ばないよう気を付けなければならない。変形する道具というのは、だいたい、その変形する部分が構造上のネックになりがちだ…。これを含めて、私は自転車の性能を判断するための予備知識を持っていないため、そういったものをいきなりネット購入するというのは、失敗の危険が高くなる。

 というわけで、実店舗・ネット購入、どちらにも問題が存在するのだが、何はともあれ、
買うこと自体は確定であり、お金も十分に存在する。まだ、実店舗はイオンバイクしか見ていない状況なので、「その他の自転車ショップ」や、「Amazon」「楽天市場」なんかもそれとなく眺めつつ、予算2万円で、実際に買うものを決めていきたい。
 ――まあ、どれを選んでも、
100点満点の商品は無いのだから、後悔は必ず出てくる。しかし、逆に、よほどの不良品でもない限り、0点というのも有り得ない。人生とはそういうものと割り切って、うまく自分のほうが合わせていくことにしたい。何だっけ…ほら、無い袖も多少の縁、みたいなアレ!!(※無い袖は振れぬ、袖振り合うも多生の縁)

(2025年9月08日)

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2025年9月3日(水)
【新PC】サブモニターは5000円!


 
すまん調べてみたら4350円だったわ


 くしくも職場と同時進行になった
「自宅PCの2画面化計画」であるが、着々と進んでおり、5000円のサブモニター(FullHD・中古)が到着した。2万円のメインモニター(4K・新品)と組み合わせで、非常に良い買い物ができたと思う。
 …さて、重ね重ね述べている通り、私が買い物で最も重要視しているのは、
「値段」である。値段が高いというのは、質が悪いということだ。いかなる商品も、値段という評価基準からは、逃れられない。高い物、高くなった物は、「ふーん」で終了、無関心だ。もう、これからの日本は、どう考えても豊かになんてならず、本来の実力に戻っていく。だから、「金の無い時代の生き方」が重要なのだ。

 というわけで。新PC環境に関しても、
コスパ=費用対効果が最重要の評価基準となったのだが、その中でモニターについては、「サブ側の品質を落とす」という選択になった。
 …まず、
メイン側は4Kというのは、守りたかった。前に使っていたVAIO SX14 (2020)の、ノートパソコンサイズのモニターが4Kというのは、オーバースペック気味であるが、それでも、「文字が読みやすい」という効果は得られていた。今回、メインディスプレイの物理的な画面サイズは、それより大きな物を想定していたので、ここは少し奮発すべきだろうと感じていた。PS5が、ハーフ気味だが4Kをサポートしていることもあり、それに合わせたかったこともある。かくして、メイン画面は、FullHD(1920×1080)や、WQHD(2560×1440)でお茶を濁さず、しっかり4K(3840×2160)のディスプレイを選んでいった。
 ――ちなみに。実際に購入したのは、
「CUNPU」という聞き慣れないメーカーの27インチモデルであり、【Amazon】にて、19999円で購入できた。ちなみに、以下、本記事のリンクで全て共通するが、アフィではなく、私に一切お金は入らないので、安心してクリックしてみてほしい。いや、“自分が購入し、それで良い商品だなと思ったのだから紹介する”のであって、別にアフィリエイトでも良いのかもしれないが…まあ、ロクな内容が無いくせに、検索上位に引っかかって、AmazonAmazonで宣伝ばかりしてくるクッソ不誠実な記事と同類とは思われたくないので…。

 さて。本日のメイン内容ではないが、“このメインモニター側のコストパフォーマンス”についても、
良好である。まず、「4Kモニターで2万円」という時点で、新品としては最安クラスである。
 …そして、気になる品質について、PCやPS5に繋いで検証してみたが、
残念ながら、あまり性能は良くないようだ。ただ、「ブスは3日で慣れる」という名言(?)のように、永遠に気になるほどではなく、そもそもブスと呼ぶほど質が悪いわけではない。そして、4Kならではの、ツルツルした文字はありがたく、値段相応どころか、値段以上の性能を発揮してくれている。
 ――いっぽう、面喰らった点は、
「スピーカーが付いていない」ということか。私は、室内でもイヤホンを使う流派であり、モニター付属のイヤホンジャックを使えば、音声自体は再生可能である。ただまあ、しょぼくても、外部スピーカーが付いていれば、洗濯物を干したり、着替えたりする時に作業用BGMを流せるなど、普段遣いで有用となっていた。まあ、スピーカーについては、「USBで給電でき、前面にイヤホンジャックが付いている(=いつでもイヤホンに繋ぎ変えられる)という使い勝手の良い製品が、1000円もせず買えるようなので、そちらを追加すれば良いか。しっかしまあ、20年ぶりのデスクトップPCということで、思いもよらない問題が発生するものだ。

毒メモリは第3段落で登場します


 というわけで。いつものように、
前置きで既に長くなったが、ここからは、本記事の主題である「5000円のサブモニター」である。
 …さて、このモニターのテーマは、
お金をケチることである。私は、デュアルモニターに興味を持ったものの、無闇矢鱈と散財をしたいわけではない。そして、メインディスプレイですら、「4Kはややオーバーパワーかな?」と思っていたくらいであり、かつ、メインの27インチというのは、一人暮らしのテレビサイズに準ずるくらいの、迫力ある大きさである。サブ側については、そこまでのスペックを求める必要は無いと判断し、画素数はFullHD・大きさも小さめとして、お金を節約しつつ、作業効率と両立していこうと考えたのである。
 ――ということで。その観点で、Amazonを調べていくと、【整備済み品】というカテゴリで、
5000円程度で、そこそこサイズのFullHDモニターが買えるという。「整備済み品」というのは、分かるような分からないような日本語だが、要するに中古ということだ。ただまあ、私は、中古商品を使うのは大賛成だ。携帯電話を代表格に、ここしばらくの日本人は、まだ使える機械を捨てすぎである。このご時世は、ぽいぽいスクラップ&ビルドができる時代ではない。そのような環境も踏まえたうえで、ある程度のパフォーマンスも求めたいという意味で、「メイン側は新品の4K」「サブ側は中古のFullHD」というのは、個人的には良いバランスかなと思うものだ。ちなみに、今回の一連のPC新調において、サブ端末として購入したノートPC【日記:2025/8/29】も、「整備済み品」であった。オンラインハードオフやな。

 さて。この「5000円のサブモニター」であるが、
質はメイン側と比べても更に悪く、白の発色が黄色み掛かっており、いわゆる「尿液晶」というやつだ。また、「60cmの視認距離」「22型の実画面サイズ」に対して「FullHDの画素数」というのは、現環境としては、やや力不足を感じる数値であり、小さな文字を表示すると、どうしてもボソボソ感が発生してしまう。
 …しかしまあ、このモニターの位置付けは、
あくまで「サブ」である。その観点で評価すると、安価な4Kモニターの、更に1/4という驚異的な安さが光る。確かに性能は良くないが、極端に酷いと言えるほどではない。また、「22型の実画面サイズ」は広々としており、作業空間として使うのにありがたい。総合し、コスパを重視するスタイルとして、非常に良い買い物ができたと思う。

 ちなみに。この商品も、
【Amazon】(※アフィではない)で購入したのだが、22〜23型という、よく分からない表記を始めとし、何かと怪しい点が目立つ。が、これは、一つの商品(メーカー・ブランド)を出荷するのではなく、「整備済み品」の中から、条件に合ったものを順番に販売しているということらしい。つまり、買う側からすると、ランダムということである。
 …そういうわけで。私の元には、
「Lenovoのモニター」が届いた。前述の通り、発色も画素数も良くないが、いつもながらシグマ様が言っている通り、「まー、これでじゅうぶんだ。」というやつだ。ちなみに、接続端子として、謎にHDMIよりもDisplayPort搭載のほうが安い。というわけで、接続方式としては、「メインディスプレイ:HDMI」「サブディスプレイ:DisplayPort」となった。この2つは、どちらかと言えば、DisplayPortのほうが上位である【日記:2025/7/27】ため、そこが互い違いとなってしまったのは、少し残念である。しかし、5000円…正確には4350円という気の狂った安さには代えられない。
 ――ちなみに、このLenovoのモニターは、
3本コンセントであった。私の職場でもよく見かける、アース付きの物だ。3本コンセントは、私の家の端子には刺さらないのだが、変換アダプターが付属してきたため、利用上の問題は無い…どころか、それによってコンセント穴から距離を取れ、クソデカ変圧器でぎゅうぎゅうとなっているマルチタップに、無事に差すことができた。
 やれ、このモニターも、職場で役目を終えたあと、整備されたうえで、中古品として私に買われることになったのだろう。売却主は不用品を処分しつつ金銭を得られ、整備業者が必要な手数料を得たうえで、私は安くモニターを購入でき、機械さんも最後まで人間の役に立てる。
これがリサイクルである。「家電リサイクル法」とかいう、クソクソルールを作った人間は、まず言葉の意味から学習して?

毒も薬と言いたいところだけど、毒の内容が分からんからなあ


 そんな感じで、このサブディスプレイの購入自体は、とても良い買い物だった。しかし、“おまけ”として付いてきた
謎のUSBストレージ(32GB)が、異様に怪しく、気持ち良い買い物に水を差してしまった。
 …まず、このUSBストレージだが、
言うまでもなく、危険である。ディスプレイとUSBメモリは、必要な場面が別の商品であり、抱き合わせする意味が無い。おまけとして考えても、この中古ディスプレイの全てに付属しているらしい。USBメモリも無料ではないため、安価を目指す中古商品に付属させるのは、道理が通らない。しかも、開封済みだ。まだあるぞ! 「KBLKSGY」というロゴが入っているが、これが検索してみても、メーカーやブランドが引っかからず、何がなんだか、全く分からないのだ。
 ――というわけで。このUSBメモリには、
ウイルスなどの不正プログラムが入っている可能性がある。そう考えてみると、安価なディスプレイを“撒き餌”として、それで個人情報を盗み取る目的があるのかもしれない。私は、銀行証券口座電子マネーなど、主要なお金関連を、全てインターネット上で管理している。よって、それらのIDやパスワードが、悪意ある人間に刈り奪られてしまえば、破産である。こんな明らかに怪しい物は、普通の人よりも、更に厳重に警戒していかなければならないのだ。

 というわけで。この
毒メモリについては、私は使うつもりは無い。買ったばかりのメインPCに差すなんて、もってのほかであり、使うとすれば、“捨てる直前のPC”をオンラインから遮断したうえで遊び全部で繋いでみるか、それすら面倒なら、そのままゴミ箱(物理)へ、ポイだ。この手の物は、フォーマットしても必ずしも安全になるとは言えないらしい。そもそも、今はUSBストレージに困っていないということもある…。
 ――そんな感じで。最後に、なんか
異物混入を起こしてしまったが、前述の通り、中古ディスプレイの購入自体は、実に良い買い物であった。これからは、「メイン:比較的 高価な4K」「サブ:安価なFullHD」の2画面構成で、サイト制作、頑張っていこう!!!

(2025年9月08日)

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2025年9月2日(火)
「AIが言っていたが〜」は言っちゃ駄目!


 
自宅の2画面は、まずはCopilotで絵を作りながらの日記執筆で活躍した


 ここ最近の職場では、ディスプレイ増設の猛ラッシュと同時に、何故か、
やたらと複雑なPCソフトウェアの案件を振られることが増えた。その中で、いま流行りのAIについて、気付きを得ることができた。AIは、失敗しても構わない仕事しか任せられない、少年漫画における雑魚敵のような存在である。医療健康オタ知識といった複雑な問題の根拠としてはならず、もし「AIが言っていたが〜」と、したり顔で話す人間がいたら、その人からも距離を取るべきだ。
 …まず、そう思ったきっかけの仕事は、
物品管理をしている部署から、「プリンタ管理用のソフトウェア」をインストールしてほしいという依頼であった。”社内で使用中のプリンタを一元的に監視できるソフトウェア”について、従来1台のPCで運用していたものを、それを複数のパソコンで使えるようにしてほしいということであった。なるほど、プリンタのトラブルなんてものは、リアルタイムで知りたいだろうし、とりわけインク(トナー)の残容量を知れれば、発注の予定が立てやすくなり、素敵な仕事ができるようになるだろう。
 ――しかしながら。そのソフトウェアインストールが、見た目からは想像がつかないほどの、
絶望的に高難易度の仕事となった。まず、全く説明されていなかったが、どうやら.NETドットネット Frameworkフレームワーク4.8」なるミドルウェアをインストールする必要があるらしい。頭文字の「.」まで含めて名前であり、「ロックマン.exe」みたいなオサレ感にあふれた名前だが、私ですら聞いたことがないようなシロモノであり、そのインストールというのは、スカイフィッシュを掴むかのような、見えない敵と戦っている感じだ。これをWindows8.1にインストールする仕事が凶悪であり、まずはこのルートを確立するだけで、3日ほどが掛かった。どうも、同ミドルウェアのバージョン3.5と干渉して、インストールに失敗する場合があるらしい。何を言っているか分からないと思いますが、私も意味が分かりません。

 というわけで。私は、その「.NET Framework 4.8」のインストールまでを含めた、プリンタ管理ソフトウェアの自分用マニュアルを作って、それを持って、いざ現地へと向かった。だが、実際にはWindows10のPCが多く、サッとインストールできて、詳細な説明書はほとんど使わなかったのだが、それは良いとして、問題はその先で、
導入したソフトが動かないのである。
 …というのも。そのプリンタ管理用のソフトウェアは、どうやら
「ワークスペース」という作業フォルダを要求するようだ。なるほど、ではこの「ワークスペース」をネットワーク上の共有フォルダに作り、それを複数PCで読みに行けば、情報をシェアできますね…と思ったのだが、何故か、その設定ができない。ワークスペースは、一度に1人しかアクセスできないようなのである。意味が分からない。こんな「同時に1人までしかプレイできないオンラインゲーム」みたいな非常識な仕様は、わざわざ不便に作らなければ有り得ないというものだ。かくして、私は、現地で1時間ほど粘ってみたが、埒が明かず、残念ながら持ち帰って再検討をすることになった。3日準備してこれだよ!! なぜ、たかがプリンタ管理用のソフトウェアが、ここまで難しい構造になっているのか…。
 ――ちなみに。その後、マジで意味が分からなかったので、プリンタの開発企業に
電凸(※電話で質問)をしたところ、「複数人で同時使用は、できます!」との回答であった。ただし、メモ書きなど、社員が使いやすいように書き加えたデーターの共有はできず、各端末が個別に社内のプリンタへ通信をしてデーター収集することになるらしい。それは「複数人で同時使用できない」と言うのだよ…。というわけで、まずこの情報を部署に伝えなければならない。「あ、そういう仕様なら、やっぱ1台の端末で管理し続けるんで、もういいです」と言ってくる可能性もある。

 そして、
AIが出てくるのはここからだ。私は、SE部にこの問題を持ち帰って、上司に相談をした。「どう考えても、『プリンタ監視用ソフトウェアが複数人で同時使用できない』のはおかしい。自分のやり方が間違っているのではないか」と。すると上司は、AIでさっと調べて、「エクスポートしたプリンタ一覧のデータが同一フォルダに入っているから失敗する。これを消せば同時使用できる」と答えてきた。私は、分かったような分からないような感じであり、「なるほど…では、実際にやってみていただけますか?」と、これについては本当に嫌味もなく言ったのだが、それは嫌ということらしい。ちなみに、その「エクスポートした一覧ファイルを同一フォルダに入れるか否か」は、問題の解決に全く関係なく、その後に、開発会社からの回答により、「複数人使用は不可能」が正式な仕様であると判明した。
 …さて、この流れは、
上司の行動として、かなり問題がある。なぜなら、「検索エンジンでは引っかからないようなマニアックなソフトウェアの操作方法を」「実際にやった部下が『できない』と言ってきたのに」「AIを根拠として『できる』と断言し」「自分では確かめない」からだ。現場ではサラッと流したが、いやこれ、整理してみると、やっぱりおかしいよね?
 ――だがこれは、
この先の日本の縮図である。私は、その上司の仕事ぶりを普段から見ているが、技能や人格的に問題はなく、私が嫌われているというわけでもない。だが、そんな機械の達人でさえ、AIを根拠として、実際に目の前の人間が解決できなかった問題を、あたかも解決できると言い張ってきた。ならば、専門分野に詳しくない人間ならば、なおさらだろう。今でさえ、例えば「放射線被曝」「医療」「健康」などといった、センシティブかつ容易な正答が得られない問題に対して、「ネットで検索して調べたが〜」を枕詞にして、専門家に対し、御高説を垂れるセンセイ方が大勢いる。それがこれからは、「AIが言っていたが〜」悪魔進化するのだ。恐ろしい時代が、今すぐそこに迫っている。

いや、検索エンジンと結婚とか、無理でしょ


 かくして。今回のプリンタ管理ソフトウェアの案件により、私は主に2つの学びを得ることができた。
 …まず、1つ目として、“AIに任せられる”のは、
「即座に検証ができる、間違ってもどうでもいい問題だけ」ということである。あれだ、HUNTER×HUNTERで、キメラアントの護衛軍たちが、それ以外の蟻たちを信頼しておらず、“失敗を前提として問題のない仕事しか任せない”という描写があったが、まさにそれだ。
 ――まあ、「Windowsの使い方」みたいな、検索エンジンで答えが出やすく、かつ、即座に検証ができるものならば良いだろう。実際、私は今回の私物PCのセットアップで、細かい設定について、ChatGPTなどに質問をして詰めていくことが多かった。だがそれでさえ、細かいバージョン違いや、英語の直訳と日本語版のメニュー表記の違いなどから、完全に任せきれず、修正をしていく必要があった。ならば当然、“ネット検索で答えが出せないようなマニアックな知識”については、
もはやAIなど全く当てにならない。世間では、「保健医療」=国が認めた公式の医療を断り、耳当たり良い民間療法に頼って、金を吸い上げられたあげく、かえって人生を奪われているような人は大勢聞く。AIは、そういう都合の良い情報を人間に流してくるのだ。“別に失敗しても構わない雑兵の露払い”、AIに任せられるのはそれだけだ。

 また、2つ目は、この先の社会において、「AIが言っていたが〜」という表現を聞くことは増えてくると思うが、
その情報もその人も、信頼するべきではないということだ。
 …やれ、ご存じの通り、
AIは間違った知識をさも事実のように語ってくる。例えば、「FF13のロングイを、召喚なしで2分以内に倒す方法を教えて」と質問すると、「ライトニングの雷攻撃」とか「ヴァニラのヘイスト」などと、まあ、トンチンカンな答えが返ってくる。だがそれが、トンチンカンだと分かるのは、私が実際に2分以内で倒せる人だからだ。続けて、「ドラクエ7の裏ボスの『神様』(※これ自体は実在する裏ボス)を、素早く倒す方法を教えて」と聞くと、これまたそれっぽい回答が返ってくる。だが、私はドラクエ7について、ごく序盤しかプレイしたことがなく、ガボマリベルといったキャラ名や、マダンテギガデインといった強そうな技名を見ると、何となくそうなのかなと思ってしまい、検証しようがない。AIの回答など、その程度の信頼性なのだ。最近やっと、ブロッケンJr.の必殺技「ベルリンの赤い雨」と正しく答えられるようになったが、まあ、そんなもんである。
 ――さて。私が、AIが言っていたけど、FF13のロングイは1分以内に倒せるらしいよ。あなた遅いんじゃ?」とか私が言われても、
「ははは(馬鹿じゃねーの)」で話は済む。だがこれが、例えば病院で、AIが言っていたけど、ヘヴィ・メタルを聞くとガンが良くなるらしい。どうなの?」などと質問が投げかけられていたら、笑えないものだ。馬鹿の浅知恵&釈迦に説法である。だがきっと、実際の診察室では既に兆候が出ているだろうし、むしろこれからどんどん増えるはずだ。「AIが言っていたが〜」は、「ネットで調べたが〜」の、最悪の進化系と言える。

 さて。以前にも私は、「AIイラストという夢のような技術で、何故か社内システムがおっさんの顔で埋め尽くされた」
【日記:2025/7/15】という悪夢のごとき状況を日記に書いた。だが、今回の「情報システム部の社員が、AIを根拠として、トンチンカンな解決法を提案してくる」も、それに匹敵するだろう。人間のような言葉で喋り、創造的活動すらできる機械が誕生したところで、それを運用する人間がアホだと、何の意味も無いのだ。
 …やれ、繰り返し述べている通り、AIは、
要するに検索エンジンである。理論上でも、ネットで調べられる情報しか分からず、それを何となく確かそうな言葉で繋げているだけだ。仮に人間に例えると、「インターネットで少し調べて、それで全てが分かった気になっている人物」という感じだ。それが、同じような特性を持つ人間と結びつくことで、鬼に金棒…いや、キチガイに刃物という状況になる。
 ――とはいえ。実際には、AIの魔術的な魅力には、抗いがたいものがあり、実際、検索エンジンよりも遥かに素早く問題を解決できることは多い。もう、世界は、AIの無かった時代には戻らないだろう。では、我々は、どうするべきなのか。確定的に言えるのは、2つだ。1つ目は、
自分が「AIが言っていたが…」という言葉遣いをやめることだ。そして2つ目は、「AIが言っていたが…」と話す人が居たら、その人から距離を取ることである。これだけ守ることができれば、むしろAIは、どんどん活用すべきである。さあ、さっそく明日からやってみよう!

(2025年9月08日)

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2025年9月1日(月)


 
ちっっっっさ


 先日のサブ/ノートPCに引き続き、今日は
メイン/デスクトップPCのほうが届いたので、その設定をしていました。なお、ディスプレイは1台のみ到着ですが、27インチはかなりの迫力があり、無理に2画面化しなくとも、これ1台で十分という雰囲気です。しかし、各種の設定に、先日のノートPCでマニュアルを表示しつつ…などとやっていると、これを一つのマウスで操作でき、かつ、同一端末なのでファイルやり取りも不要になることを考えると、やはり2画面のほうが効率が良いのかな…と思います。
 …それはそうと、
20年ぶりくらいのデスクトップPCなので、各種の設定に面食らっています。とりわけ悩んでいるのが、文字が小さすぎる!!! このサイトも、異様に横長になってしまって見づらいです。どうしよう…。
 ――とはいえまあ、平日の合間ということで、その辺りの調整は、少しずつやっていくとして、とりあえず今日は休ませてください。やれ、職場でPCを設置し、家でもPCを設置する。
頭がおかしい。

(2025年9月08日)

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