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[地球防衛軍4.1] 指切り連射 / やり込みinFF

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2025年9月22日(月)
[地球防衛軍4.1] 指切り連射


 
たのしそう


 地球防衛軍4.1は、“DLCを含めた各難易度の通しプレイ”にて、
「DLC2-16 / 背水の罠 [HARDEST]」まで進んだ。まあ…うん、多分だけど、「震える魔窟」が劣化した今、DLC2の中で最難ミッションだよね…。
 ――さて、このミッションについては、HARDで攻略した際にも触れている
【日記:2025/2/26】。内容は、海岸に、ヴァリアント・レタリウスの巣と、そして蜘蛛が出現する地下トンネルの出口が配置されている。この蜘蛛巣穴には特殊仕様が用意されており、最初は3体の蜘蛛を出現させるだけだが、一度でも攻撃を受けると、以降は10体のアクティブ蜘蛛を出現させ続ける。また、「背水の罠」という題名が表すように、海側からはディロイが詰めてきており、これが最終的に海岸を封鎖するのだが、このディロイを攻撃すると、やっぱり蜘蛛巣穴が大量の蜘蛛を出現させるようになる。そういうわけで、ディロイたちが到着する前に、できるだけ多くの蜘蛛巣穴を破壊しなければならないのだが、それを、レタリウスたちがネットを投げつけて妨害してくる…という感じだ。やれ、毎回思うが、どうやったらこのミッション開始時の状況に陥るのだろうか。“敵が完全に防御態勢を整えている海岸に真正面から上陸し、しかもそれが読まれて後ろから挟撃される”みたいな、超絶無能な部隊運用しか見えてこないぞ。
 そして、厄介な点として、敵強化率の凄まじいDLC2の終盤ということで、蜘蛛もディロイも、
鬼神のごとき強さを誇り、囲まれると、前が見えねェほどの猛攻により、1万という大きなアーマーですら即座に溶かされてしまう。なにせ蜘蛛1体の通常攻撃ですら、フルヒットで2500も削られるクラスだ。また、レタリウスたちは、相変わらず、地形を貫通するウェイブビーム網を投げ続け、こちらの移動を激しく妨害してくる。難易度が高いのはそうだが、どちらかと言えばイライラするタイプの難しさであり、良ミッションとは言い難い。しかも、『4.1』では、蜘蛛巣穴が3個から4個に増加し、派手に難易度が上がっている。

 というわけで。本ミッションは、HARDでも難関になったのだが、当時は、「背水の罠」DLC2-16という番号に対し、少し前の
「DLC2-14 / 赤く染まる河」から、上位難易度クラスの武器を早期入手できていたので、それを使うことが攻略の鍵となった。一方で、HARDESTにおいては、この「背水の罠」の1つ後から、INFERNO級の武器が入手可能となる。よって、私のように番号順にこだわる場合、このミッションは、あくまでHARDEST武器で攻略をしなければならない。
 …ただし、ちょうどHARDEST級のラストに位置する「Lv75」には、
「フュージョンブラスターZD」「ストリンガーJ9」という、どちらもINFERNO攻略でも頻繁に名前を耳にする武器が存在する。この片方だけでも良いし、欲を言うと、ちょうどこの2丁を持って出撃したいところであったため、両方が欲しいところであった。先日の、「DLC1-26 / 竜の船[HARDEST]」を使った無理な稼ぎ【日記:2025/9/13】は、このLv75武器を狙ったものであった。だが、出なかった。あの後、マザーシップを初手大破ではなく中破で留め、緑蟻の巣を駆逐しつつ、ひたすらマザーシップから出るドラゴンで稼ぐ方式に変えた。その結果、「スパローショットMX」(Lv72)など、取り逃がしていた物をいくつか回収できたのは良かったが、それでも目当てのLv75武器が出なかった。“私のソフトにはこれらの武器が入ってないんじゃないか”と疑ってしまうくらいに、まるで出現しなかったのである。

だいたいこれくらいが140m=フュージョンブラスターDAの射程


 そういうわけで。私は、諦めて「背水の罠」の攻略に戻ることにした。使用武器は、
「AF99ST / フュージョンブラスターDA」の2つだ。まー、これでじゅうぶんではないのだが、Lv75武器が手に入らない以上、これしか選択肢は無かった。
 …さて、攻略方針としては、4つの巣穴のうち、左奥方向に存在する
3つを、早期破壊していく。もちろん、理想としては4つ全てを壊したいのだが、右方向に移動していくと、大量のディロイが押しかけ、無事に★瞬殺★されてしまう。何度やっても同じであり、この問題を解決するには、「ストリンガーJ9」によってディロイをワンショットワンキルしてくしかなさそうだ。できたらとっくにやってる!(定型文)
 ――そして、蜘蛛巣穴の破壊時には、弾数制限武器である
「フュージョンブラスターDA」によって、素早い撃破を狙っていく。前述の通り、巣穴は、一発でも攻撃を受けると、以降は10体のアクティブ蜘蛛を出現させ続ける状態となる。その10体が全て現れるよりも前に、高火力で焼き切ってしまうのだ。ただし、この際に問題となるのが射程であり、DAの「140m」という照準距離は、ちょうど敵に発見されてしまうくらいである。護衛の蜘蛛がこちらに気付いても、やはり巣穴は攻撃を受けたのと同じ状態となってしまう。もし、最強のZDタイプが手に入っていれば、射程は「180m」に伸び、安全に蜘蛛巣穴を先制攻撃できていた。だが、手に入らないのだから仕方ないだろう。

 かくして。左奥の地域に存在する3つの蜘蛛巣穴を破壊する際には、どうしても
蜘蛛との格闘戦が展開される。この際、AF99STの射撃方式として役立つのが、「指切り連射」だ。
 …さて、「指切り連射」は、
現実世界の射撃技術である。実在する小銃(ライフル銃)には、機関銃(マシンガン)分類で無くとも、フルオート射撃機能が搭載されていることが多い(「自動小銃」という言葉があるが、あれはフルオート射撃機能のことを指すのではなく、手動で次弾の再装填が必要なボルトアクション機能との比較を表している)。ただし、ゲームと違って、現実世界では、弾数制限と再装填(リロード)の制約がとても厳しい。また、ゲームと違って、現実世界の対人戦闘では、1発当てれば火力は十分であり、連射は弾を無駄にしやすい。一方で、とにかく弾を素早くばらまくことが重要な数mレベルでの近接戦闘や、車両や拠点などへ火力を集中させたい場合など、フルオート射撃が重要な場面も多い。

 そういうわけで、フルオート射撃の問題部分について、次の2つの解決法が提案された。まずは、
「3点バースト機能」である。これは、引き金を引く事に、1発ではなく、3発だけが連射されるようになるというものであり、“フルオートによる弾の浪費と、命中精度の極端な低下”を抑えつつ、ある程度の火力を引き出せるようにしたものである。しかしながら、構造が複雑になるというデメリットがあり、製造コストの増加や戦場での不具合を起こしやすい。私も、安全装置を解除する際に、どこが連射でどこが3点バーストか分からなくなるうえ、選択肢が増えて単発を選びづらくなるため、ぜんっぜん好きじゃない。よって、最近の小銃には、最初から搭載されない場合も多く、例えば、日本の自衛隊でも、1世代前の89式小銃には“あ・れ・サン・タ”で3点バースト機能が存在するが、最新の20式小銃には単発と連射しか存在しないらしい。いっぽうで、ゲーム作品においては、3点バーストの絵的&音的なカッコよさと、ゲームバランスの調整(フルオート射撃ができると強すぎる)から、あえて実銃との齟齬を出しながら、バーストを採用している場合もある。
 ――いっぽうで、
「指切り連射」という射撃技術もある。これは、フルオート機能を使いつつも、短い間隔で引き金を引いたり離したりし、2〜3発程度の連射を繰り返すという方法だ。前述の通り、短い連射ならば、弾の浪費と命中率低下を避けつつ、火力上昇の効果を得られる。運用のみで、フルオートのデメリットを回避し、メリットのみを得られるということで、現在では、こちらの方式のほうが人気だ。まあ、個人的には、現実世界では、先に1発当てれば勝てるので、フルオート連射機能すら不要な気もするが…まあ、今でも各国軍隊で採用されているということは、実戦から得た知見が存在するということだろう。

 さて。
まさか地球防衛軍で現実世界の軍事を語る日が来るとは思わなかったが、話を「背水の罠」に戻そう。採用武器は、総合火力と、ディロイを安全に屠れる射程を考えると、(ストリンガーJ9を除けば)「AF99ST」しかあるまい。しかし、この武器は、弾数が20発しか存在せず、一方でリロード時間がやや長めだ。完全フルオート射撃をすると、射撃5秒に対し再装填3秒と、なかなかデューティサイクルが悪い。しかも、本ミッションの敵主力である蜘蛛を倒すには2発が必要であり、取り回しが最悪だ。本来ならば、蜘蛛対策に「AF99」など、火力余りを発生させづらい武器がほしいところであるが、無論、そんな余裕は無い。
 …かくして、私が用いるに至ったのが、
「指切り連射」だ。短い間隔で、トリガーを引いたり離したりすることで、2〜3発単位の射撃を行い、蜘蛛を一度の射撃チャンスで退治していく。まさに、実銃と同じ使い方だ。この運用ならば、20発という弾数を、かなり長もちさせることが可能だ。そして同時に、ボタンの任意リロードを、無闇に使わないようにしていった。この任意リロード、私の中では、完全に癖になっており、“射撃を伴う他のゲーム”でも、敵が見えなくなったらすぐボタンを押してしまうくらいに中毒となっている。ただし、AF99STの場合、3.0秒という長めの隙を晒してしまうため、指切り連射で弾数を温存しつつ、無駄な再装填を行わないようにしていった。実際の戦闘では、「撃ちたいときに20発を撃ち尽くして次弾を射撃できない」よりも、「やたらと任意リロードをしてしまい、不意に現れた敵に対処できない」のデメリットのほうが、明らかに大きかったのだ。
 ――やれ、
この指切り連射作戦は、非常に有用であり、蜘蛛との揉みくちゃの乱戦を、かなりやりやすくしてくれる。もし、AF99STのような銃が現実に存在したら、想定する敵に合わせて、「AF99ST-2B」「3B」などと、バースト数を変えたモデルが大流行するだろう。しかし、現実では、必要な物資が現場に届かないなんて日常茶飯事であり、プレイヤーの操作=運用でカバーしていくしかないのである。

撃ちすぎて後ろのディロイを起こしてしまうと、★死★


 そういうわけで。実際の攻略では、開幕から左奥方向に素早く移動し、
「フュージョンブラスターDA」で3つの巣穴を破壊しつつ、山へ逃げ、ディロイたちの海岸から距離を取る。道中で発生する蜘蛛との格闘戦は、「AF99ST」にて、前述の「指切り射撃」を使い、弾切れ時の隙を避けつつ、正確で素早い戦闘を行っていく。
 …ただし、この際に問題となるのが、
レタリウスだ。とにもかくにも、こちらの都合なんてお構いなしに、猛スピードの網でこちらを絡め取り、移動を妨害してくる。ただでさえ厄介なのに、地形を貫通するというバグにより、理不尽オーラが増し増しだ。しかも、ほとんどが『4.1』で新登場した変異種:「ヴァリアント・レタリウス」【日記:2024/11/30】であり、退治するのも容易ではない。かくして、序盤は特に強い運ゲーとなるが、3つの蜘蛛巣穴を破壊して海岸から距離を取れたのちも、いつでも即死の危険がある、気の抜けないミッションとなる。
 ――そういうわけで。中盤以降も、“残した1個の巣穴から出現し続ける10体の蜘蛛”に対処し続け、レタリウスの綱引きによる即死の恐れにアワアワしながら、ディロイの数を削っていく戦いとなる。ここでも、間違えて複数体のディロイを起こしてしまうと、ライブのレーザーライトのような光線により
眩しすぎて死ぬため、慎重に端っこから倒していかなければならない。

 かくして。戦法が決まったあとも、幾度となく再出撃を強いられたものの、やはり「4つの巣穴を全滅させず、3つに留める」という作戦変更、そして「指切り連射」という戦闘技術の進化が功を奏し、何とか勝利することができた。新武器がなければとてもクリアできないと思っていたが、
何とかなってしまったのである。
 …ちなみに、DLC2には、全23ミッションが存在し、「背水の罠」をクリアした時点で、残りは7つである。忘れがちだが、
地球防衛軍は高難易度ゲーとしても有名であり、「その有料追加コンテンツの」「最後の最後」ということで、指折りの難関が待ち受けている…はずなのだが、レンジャーとミッション内容の尋常ではない相性の悪さ、そして「ギリギリ新武器が手に入らない」という厄介さにおいて、この「背水の罠」を上回るものは無いであろうと思われる。
 ――いや、そんな人づてに聞いたかのような言葉を遣わず、はっきり断言しよう。現在、既にラストミッションの「星の牢獄」に挑むところまで進めたが、
「背水の罠」が最も難しかった! さらに、HARDでは難関となった「星の牢獄」だが【日記:2025/5/7】、HARDESTでは某Lv75武器の圧倒的火力を使えば余裕であろうと思われる。というわけで、HARDESTでは、「背水の罠」さえ乗り越えれば、あとは余力で乗り切れるのだ。やれ、INFERNOでは、DLCを通して新武器が登場しないことなど、事情は異なってくると思われるが、果たしてどうなることやら…。

(2025年9月22日)

登録タグ/ ゲーム一般 地球防衛軍
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