. . |
◇トップページ > 管理人の日記 > 2025年9月13日の記事
管理人の日記
![]() |
---|
どちらかというと緑蟻のほうが強いので、蟻の船 |
地球防衛軍4.1は、難関と呼び声の高い「DLC2-16 /
背水の罠 [HARDEST]」で詰まってしまい、武器稼ぎを余儀なくされた。私は、“DLCを含めた各難易度での通し”にこだわっているため、使えるのは、HARDESTでここまでにクリアしたミッションだけだ。
…さて。通常、地球防衛軍シリーズの武器稼ぎは、「稼ぎミッション」と呼ばれる効率の良い道場を、飛ばし飛ばしでプレイするのが基本である。そもそも、高難易度モードの攻略を、無理に番号順に行わず、埋められるところから進めていくというスタイルもある。そのため、RPGのように、あくまで順番を重視する私のやり方は、ちょっと変わっているかもしれない。
さて、ここまでの攻略で、最も高レベルな武器を獲得できるのは、「本編M85
/ 星喰らい」か、「DLC1-26 / 竜の船」の2つだ。どちらも、大ボス級の相手と戦う、稼ぎには向かないミッションだ。
…まず、「星喰らい」で戦うのは、『4』『4.1』のラスボスである「アースイーター」だ。フィールド全体を舞台とするため、アイテムが散らばりやすく、そもそも敵の主力は飛行ビークルであるため、数も落ちず、アイテム的には全く美味しくない。そして、難易度も高めであり、丁寧に進めずにゴリ押しを狙うと、飛行ビークルやディロイに焼かれたり、緑ペン砲台のレーザーで蒸発させられたりと、ロクなことがない。
――いっぽうの「竜の船」のほうでは、『3』のラスボスにして『4』『4.1』では前半部の大ボスとなる「マザーシップ」が、DLCでの強化を受けて登場する。超強力な味方部隊がすぐ近くに存在し、敵としてドラゴン(弱体化補正あり)が大量に現れるというのは、稼ぎプレイに好ましい。だが、途中から、凄まじい数の緑蟻増援が現れ、あっという間に仲間が飲み込まれてしまう。地下トンネルの出口を破壊しようにも、敵地のかなり奥深くに存在するうえ、攻撃すると一時的に数が増えるというトラップまで用意されている。ドラゴンとマザーシップだけなら楽勝なため、どちらかと言うと「蟻の船」だ。とまあ、そんな感じで、クリアするだけでも難しいミッションであり、しかもマザーシップを倒すと勝手にクリア扱いとなってしまい、回収時間が確保できない。こちらも稼ぎには不向きと言えるだろう。
ということなのだが、今回の目当ては、ズバリ上限値のLv75武器、もっと言うと「フュージョンブラスターZD」と「ストリンガーJ9」である。よって、先のミッションや上位難易度を使わない前提であれば、(「背水の罠」をクリアするために「背水の罠」で稼ぐという意味不明な方法を除けば、)「星喰らい」か「竜の船」のどちらかを選ばねばならない。そして、私が選択したのは、「竜の船」のほうである。理由は、必勝法があり、短期攻略が可能であるからだ。
――具体的な流れとしては、以下の通りである。
●武器:AF99ST
/ ノヴァバスターZD
@開幕は、適当にドラゴンを撃ってアクティブにしたあと、仲間を回収していく
A敵のパネル砲台が起動したら、プラズマ型を優先に適当に撃って破壊
Bジェノサイド砲を攻撃。この際、敵から距離を取りすぎないように注意する
Cジェノサイド砲が爆発して落下したら、その奥にある敵弱点に、素早くAF99STを30発ほど撃ち込む
→「マザーシップ、大破!」の通信が入る。なお、この後の敵形態変化が終わるまで、トドメを刺すことはできない
D適当に砲台を壊したりアイテムを回収したりしながら、弱点に「ノヴァバスターZD」を撃ち込んで終了
※マザーシップを撃破すれば、敵が残っていてもミッション終了となる。また、マザーシップ撃破後は、HP0になってもクリア扱いになる
とまあ、こんな感じで。だいたい5分くらいで1周ができる。1発のみの切り札である「ノヴァバスターZD」を外してしまうと非常に悲惨な展開になるが、そこ以外では、たまに攻撃中に相手のプラズマ弾で吹き飛ばされてしまうくらい(リターン可能)であり、ドラゴンたちの攻撃も貧弱で、特に失敗要素は無いと言える。
…ただ、武器箱については、だいたい3個くらいしか手に入らない。最後のDのパートで赤ドラゴンを倒していくと効率が良いのだが、ただまあ時間が経つと緑蟻が殺到してきてグダグダとなり、最大の失敗要因である「ノヴァバスターを射撃した瞬間に雑魚敵が割り込んできて阻止される」の発生率が激増する。たまに味方兵士が飛び出してきたりすることもある。射線上に入るなって、わたし言わなかったっけ?(懐)
――というわけで。100%安定とはいかないものの、それなりにパターン化をして、楽に攻略していける。「星喰らい」のほうは、長大で、クリアするだけでも大変なので、“同じレベル帯の武器が手に入るミッション”が、とりあえず楽にクリア可能というのは、非常にありがたいものだ。よし、効率は良くないが、ここで何とか頑張って稼ぎ、そしてDLC2の攻略に繋げていこう!
ちなみに。「竜の船」は、移植前と言えるPS3/「地球防衛軍4」のDLC2(『4.1』のDLC1に相当)でも、ラストミッションを勤めていた。「ドラゴンを呼び出すマザーシップ」という基本設計は同じだが、それ以外の仕掛けが特に無く、全難易度で、“適当に狙撃していれば終わる”という、やっつけ仕事なミッションであった。
…だが、『4.1』では、最強のオメガ部隊を筆頭とした力強い味方陣営に、ミッション進行に合わせて高度を調整するマザーシップ、美しい編隊飛行で現れるドラゴン、そして悪夢の緑蟻と、様々に攻略上の展開が盛り込まれた。また、演出としても、『3』でのラスボス時と同じBGMが流れ、シリーズファンとしては懐かしいものである。
――やれ、前作「地球防衛軍4」は、初めてDLCによる追加ミッションが用意された作品であったため、位置付けがまだハッキリしていなかったのだろう。何を提供したいのか分からないミッションが、少なくない数、含まれている。だが、その中の一部は、『4.1』にてリファインが為され、出来の良い内容になった。ドラゴンが美しく舞う「死の旋風」や、今回の「竜の船」がそれだ。一方で、意図不明のまま放置されたミッションもあり、序盤に2つもある「山間部に居る機械部隊を襲撃するだけのミッション」や、伝説の「巨人の行進」(【日記:2024/12/6】)、そして★攻略不可能★「三巨神」(【日記:2025/9/8】)などがそれに相当する。まあ、今から遊ぶ人が居たら、“地球防衛軍6のDLCのような良質なミッションパック”が作られるために、このような時代が必要だった…という感じで、思いを馳せてみてほしい。
![]() |
---|
出現と同時に破壊すると、ブレーキが効かず、ポーン!とギャグ漫画みたいに飛び出してくる |
ちなみに。私は、地球防衛軍4.1のプレイには、主にPSポータルを使っている。PSポータルは、PS5のリモートプレイ専用の周辺機器であり、3万5000円と異様なまでに高価である。だが、そこさえ乗り越えられれば、各種の稼ぎ作業や、わざわざ据え置き機としてプレイするほどでもないゲームを遊ぶ際に有用…という感じの評価で、私の中では落ち着いていた。そして、地球防衛軍4.1についても、「PS4タイトルで」、かつ、「大作RPGのような高精細なグラフィックが要求されない」ということで、主にPSポータルで遊んでいた。さらに今回は、「稼ぎ作業」という追い風もあった。
しかしながら。本日、少し気分を変えてみようと、ポータルではなく、テレビに繋いだPS5と通常コントローラーで遊んでみたところ、思った以上にプレイ感覚が違ったのである。
まずは、操作遅延の問題だ。この「竜の船」稼ぎでは、上記のAのパートで、パネル砲台を破壊して、ミッション段階を進める必要がある。パネルはAF99STで2発のため、「パネルに銃口を合わせて止め、一瞬だけ射撃して破壊、次のパネルに照準を合わせにいく」というふうに、スティックでのストップ&ゴーを繰り返すことになる。最初にポータルでプレイしていた時は、さほど気にならなかったが、普通のテレビとコントローラーで遊ぶと、明らかに機敏さが異なり、照準を合わせるのが楽で、そして気持ち良くなった。やはり、ゲーム性が破綻するほどではないものの、遅延は確実に存在するということだ。
…次に、グラフィックの細かさである。Cでは、ジェノサイド砲が炎上して煙を上げる中、その奥の敵弱点を狙撃しなければならない。が、PSポータルの画面と、テレビの画面では、明らかにテレビのほうが見やすい。“煙のような精細な映像表現”のディテールは、ポータルに転送する際のリアルタイムエンコードでは、潰れてしまいやすい。一方で、テレビ画面であれば、有線接続で直接出力をしているため、そのような劣化は無い。「細かい部分の視認性」という点でも、やはりポータルは、通常環境に劣後してしまうのである。
――最後に、起動速度にも難点がある。これは私の環境だけかもしれないが、PSポータルで「スリープ中のPS5の電源を入れる」というところから始めると、メニューを選べるようになるまで、だいたい1分くらいが掛かってしまう。単純に長いだけでなく、時間が不定というのも厄介であり、場合によっては、◯で接続キャンセルをして、×で再試行が必要となることもある。今回のような稼ぎプレイは、“気が向いた時に数回”といった感じで、短くプレイすることが多いので、起動が遅い・安定しないというのは、大きな難点である。せっかく携帯機のような見た目をしているのに、その利点を自ら潰してしまっているのだ。なお、テレビでのPS5だと、さすがに完全携帯機のスイッチライトほどではないものの、それに準ずるくらいの速度で起動するため、“ちょっと遊んですぐやめる”というゲームプレイも、快適に行える。
というわけで。PSポータルは、単体で悪さが目立つほどではないが、細かい部分で比べていくと、どうしても劣化が目立ってしまう。やはり、所詮は周辺機器であり、代用品なのだ。でもまあ、私の感覚だと、これに3万5000円はキツく、せいぜい1万〜1万5000円くらいの価値と感じる。まあ、今やコントローラー単体で1万円を超えるため、その価格で出すのは絶対に無理なのだが…。
――ちなみに。噂レベルであるが、次世代機であるPS6(仮)は、据え置き版と携帯機版の両方のハードを出すという話もある。ニンテンドースイッチのように、“1台の本体を2つの用途に使う”のではなく、PS4とVitaのような関係を、より一本化する感じで行くということだろう。やれ、私は、PSPにもVitaにもお世話になったので、「プレイステーションの携帯機」は望むところである。ただまあ、やはり心配なのは値段だ。もう、性能・値段・利便性、ぜんぶ叶えるのは、無理な時代なのだなあ。
(2025年9月13日)
2025年9月13日の記事を表示しています。