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管理人の日記
窓の開け閉めだけで、気持ち良く過ごせる季節は最高ですね! ど う せ す ぐ 、 冬 が 来 る
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この光源処理は専用キャプチャ機器じゃないと無理 |
前回、「DLC2-20 / 紅蓮 [HARDEST]」の攻略で、ついにLv75武器である「ストリンガーJ9」が手に入った。恐らく、『4.1』レンジャーで最強の武器である。
…さて、「ストリンガー」シリーズは、狙撃銃カテゴリであり、1発撃つと長いリロードに入る代わりに、高火力と全距離貫通を併せ持つ。『4』の時点でも登場していたが、皆勤賞の「ライサンダー」シリーズと比べて、特に火力面で秀でていることはなく、また、800mという微妙に短い射程から、ほとんど声が掛かることは無かった。実際、【『4』のINFERNO攻略の記録】を見てみても、一度も使っていなかったようである。
――いっぽうで、『4.1』では、長いリロードに入るという特性はそのままに、火力と射程が強化され、実戦レベルの兵器となった。「ライサンダー」シリーズとも、交互に入手できるような形になり、棲み分けができている。普通に使って強力なほか、雑魚相手だと火力余りを起こしやすいが、その特性を、敵体力UPのオンライン協力プレイで活かしたり、「いきなりINF」などの縛りプレイで活躍させることも可能だ。
そして。「ストリンガーJ9」は、そのストリンガーシリーズで最上位の武器であり、ちょうどHARDESTとINFERNOの境であるLv75に属している。一応、HARDESTでも、本編ラストミッションの「星喰らい」、DLC1ラストの「竜の船」で手に入るらしいが、私は竜の船で体力が500くらい増えるまで(=本編シナリオ0.5周ぶんくらい)頑張っても手に入らなかったので、恐らく神話の存在なのだろう。ということで、通常はINFERNO武器として考えるべきである。いっぽう、HARDESTのDLC2でも、全23ミッションのうち16番目の「背水の罠」より手に入るらしいが、そこすら超えて、20番目でようやく手に入った。既に攻略は大詰めの段階だ。だが、ここからですら役に立つ!
…まず、「ストリンガーJ9」の性能は、攻撃力18000・リロード時間6秒・射程1600m・全距離貫通というものだ。射撃をすると、珍しく、反動を吸収するかのような大きな動作を取るが、これは武器切り替えでキャンセルできる。ちなみに、現実世界だと、この反動を消す方法があって、どうすれば良いかというと、反対側に同じ衝撃の物を打ち出せば良い。「ただし魔法は尻から出る!」的なバカバカしい一発ネタと思いきや、「無反動砲」という実在武器に使われている。ちなみに、「ロケットランチャー」とは、非常に細かい部分で定義が異なる(反動の分類と弾頭の加速方法)のだが、実際の兵器分類としてほぼ重複しているため、紋切り型の軍事オタク以外は誰も気にしないだろう。代表的な武器は、もはや代名詞となりつつある「RPG」や、そして、「バズーカ」「カールグスタフ」や「パンツァーファウスト」などと、ゲーム作品のような名称を持つ方々である。まあRPGもゲームジャンルそのものだしな…。
――さて、これらの兵器については、一つの例外もなく、反対側から「バックブラスト」と呼ばれる何かが放出される。ガスなど、狭い空間以外ではすぐに威力を失うものが中心であるが、発射している無反動砲の後ろに立っていると、最悪の場合、即死の危険性がある。また、狭いところで撃つと、バックブラストが反射してきて終了する場合などもある。さらに、遠くから見ても明らかに分かるくらいのホコリが舞うため、敵からの集中攻撃を受けやすい。この手の武器は、外した際のデメリットが強調されることが多いものの、当たった場合も命がけなのだ。だが、これらの点は、各種の射撃ゲームではだいたい無視されている。撃った際の気持ち良さがなくなることと、ゲーム性としては「弾数制限・高火力・範囲攻撃」などの面だけで十分にトレードオフできているからであろう。地球防衛軍みたいに、弾数まで無視しているのは珍しいが…。
さて。狙撃銃の話をしていたはずが、何故か無反動砲となってしまったものの、気を取り直して、「ストリンガーJ9」のゲーム内での運用について考えていこう。威力18000というのは、AF99STの1弾倉=20発とちょうど同じである。AF99STの射撃時間5秒+リロード時間3秒に対し、ストリンガーJ9は単発・リロード6秒であり、7秒弱で撃てると考えて良い。よって、“単純に撃ってリロードしてを繰り返す場合”でも、特に低火力というわけではない。ちなみに、『4』の時点では、リロード6秒はそのままに、威力は8000と半分以下・更に射程も『4.1』の1600mに対し『4』では800mと、肝心なところで届かなかったりする。やれ、『4.1』では、高難易度帯を中心に、様々な武器が上方修正されたが、2倍もの強化を受けたのは、「ストリンガー」と、そして1発使い捨ての狙撃銃である「ノヴァバスター」シリーズのみだ。よほど、ライサンダーしか使われていなかったのであろう。
…また、現実世界とは異なり、再装填の時間中は、ローリング移動が可能である。よって、レンジャーの大きなデメリットである「機動力の低さ」を、ある程度は補える。この点が、非常に大きなメリットであり、単発・18000という性能によって、多大な火力余りを発生させつつ、それでも採用していく意義となりうる。
――さらに、私のようなプレイヤーだと、狙う回数が減らせるというメリットも大きい。レッドカラー飛行ビークルを代表に、高難易度では、極めて狙いを付けづらい強敵が多い。その際、「連射速度高・威力中」という通常の狙撃銃だと、敵に照準を合わせ続けながら射撃する必要があり、戦いづらい。一方で、「連射速度低・威力高」という武器を使えば、狙うのは撃つ瞬間だけで良く、クールタイムに次の照準を合わせにいくこともやりやすい。単発・超火力のストリンガーJ9は、この極みである。ちなみに、地球防衛軍シリーズの誘導兵器は、概して低火力である。よって、「照準の難しい」「高耐久の敵」に対して、「ストリンガーJ9」は、最良の選択肢と言えるだろう。
ちなみに。ストリンガーJ9が戦いづらい場面というのも、さすがに存在し、それは「雑魚敵の大群」である。いくら貫通能力があるとはいえ、黒蟻や蜘蛛・蜂といった低耐久の雑魚敵が主体であると、大量の火力余りが発生し、殲滅力も低い。また、「HP18000をちょっと超える敵」が多く出てくる場合も、やはり単発&長リロードという形式上、使いづらくなってしまう。具体的には、INFERNOの鎧蜘蛛などが該当するが、ミッションによって弱体化補正が掛けられていたりして、まちまちである。よって、Wikiに載せられている【こちらのツール】で予習が必要となる場合もあるだろう。しかし、現実世界でのトライ&エラーを、インターネットで補えるのだから、戦いやすいと言えるだろう。
ちなみに。地球防衛軍シリーズでは、2作ごとに世界観を一新するというスタイルが取られているが、『5』以降でも、「単発式で、長いリロード時間を取る」という狙撃銃は、「ファング」シリーズとして続投している。『5』は軽くプレイしただけなので忘れたが(その割には、240時間もやったはずだが…。【2020/9/24】【2020/10/25】)、『6』の時は、難関のINFERNOラスボス戦にて、「1発撃って、強化したダッシュで猛スピードで逃走する」という戦法で、勝利を掴むことができた。その後のDLCでも、直接の強化系は存在しないものの、「プラネット・スナイパーカノン」という声に出して読みたい日本語が、意思を継いでくれている。
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こっちはPS5の本体機能で録画しました。やはり、精細部分の劣化がある |
さて。そんなストリンガーJ9であるが、さっそく次のミッションから活躍してくれる。その名称は、「DLC2-21 /
震える魔窟 [HARDEST]」だ。『4』のプレイ日誌において、唯一、単独話を割いたミッションであり(【第16話】)、『6』のDLC2によって塗り替えられるまで、シリーズ最強の名をほしいままにしていた。しかし、『4.1』では、そこまでの難関では無くなったとの噂も聞いており、挑戦するのを楽しみにしていた。何やら、「ストリンガーJ9」なる武器が活躍するらしい。
…というわけで。そのストリンガーJ9を手に挑んでみると、まあ、簡単であった。まず、ストリンガーJ9の高火力により、鎧蜘蛛を一撃必殺できる。それはHARDESTだからさ…と言いたいところであるが、INFERNOにおいても、弱体化補正が存在し、1撃で仕留められるという仕様になっているらしい。つまり、ストリンガーJ9を使う前提であれば、本ミッションは、HARDESTとINFERNOにおいて、さほどプレイ感覚が変わらないということになる。
――また、味方兵士も強化されている。開始地点すぐ近くに、精鋭のオメガ部隊と、おフェンフェンが配置され、途中で更に同編成の増援が訪れるが、この人数が、『4』に比べて5→7人と増えている。また、正確に比較できるソースが存在しないので、体感で申し訳ないのだが、数だけでなく強さも上昇しており、オメガ部隊は尋常ではない耐久力を誇る。耐久力と火力は、同じ係数によって強化されるので、攻撃性も高まっているはずだ。以上の理由により、初期配置の部隊は、『4』の時のように金蟻の囮にするのではなく、合流しながら普通に戦ったほうが良さそうだ。『4.1』のレンジャーには、“回復アイテムを取ったときに配下の兵士まで回復する能力”も備わっており、更に味方兵士を長もちさせやすい。鎧蜘蛛は、かつてのような天敵ではなく、ストリンガーJ9で一撃必殺でき、3つのアイテムをごそっと落としてくれる。完全に、メタルスライム的なボーナス敵と化してしまった。
というわけで。具体的な戦法としては、まずは前進し、“敵拠点である巨大な巣”の左右に1つずつある金蟻出口を、フュージョンブラスターで封鎖する。ここまでは、『4』の時と同じだ。しかし、『4』は、そのまま味方部隊を囮にして、奥方向へ逃げ込み、鎧蜘蛛を住宅街に撒いて速度をまばらにし、1体ずつ確実に退治する。そして、拠点にダメージを蓄積させていく…という地道な戦い方をしていた。一方で、『4.1』では、オメガ部隊がおぞましい強さを誇り、放置していると、雑魚はもちろん、金女王まで倒しかねない勢いであった。よって、ただのカカシにするには勿体なさすぎであり、合流して、彼らの体力を回復しながら戦ったほうが得策と判断した。
…そうして、拠点体力が70%になると、第1のボス敵である金女王×2が現れる。『4』のINFERNOでは、ここが2番目の難関(最初の難関は金蟻巣の破壊)であり、蜂×10+鎧蜘蛛×10という厄介な通常戦力と同時に、超高耐久のボス敵×2体を相手取らねばならず、敵の襲来スピードによっては、為すすべなく終了するレベルであった。それが、『4.1』では、回復アイテムを回収しながら、オメガと一緒に戦っていれば、だいたい勝てる。でもHARDESTだし、INFERNOでは難しいんでしょ?
と言いたいところだが、敵強化と同等の係数でオメガ部隊もパワーアップするので、多分、プレイ感覚はさほど変わらない。
――さて。そうして金女王×2を倒すと、さすがのオメガたちも息切れ状態となり、全滅かそれに準ずる形となる。が、巣の耐久率が45%を切ると、『4』の時と同じく、左右からオメガ&フェンサー部隊の増援が現れる。フェンサーはおフェンフェンなので無視するとして、もちろん合流するのはオメガ部隊だ。そうして、あとは、鎧蜘蛛が運んできてくれる回復アイテムでオメガたちを癒やしつつ、ボス級の「女王蜂×2」、そして「鎧大蜘蛛」を相手にしていけば良い。とにかくオメガの強さが異常であり、そして「ストリンガーJ9」の鎧蜘蛛との相性の良さも相まって、『4』の時よりも非常に楽となった。今回は、HARDESTの攻略だが、INFERNOでも、恐らく似たような展開となるはずだ。
そんな感じで。「震える魔窟」は、『4』の時の「攻略不可ミッション」の名に恥じないぶっちぎりの最凶ミッションであったが、『4.1』では一転し、そこそこという感じのミッションに落ち着きそうだ。やっぱり「背水の罠」のほうがキツいんじゃ…。
――そして。難関のDLC2も、残すところ2つである。完全新規ミッションの「最後の砦」は、お祭りなので置いておくとして、HARDの時は苦戦させられた「星の牢獄」については、ストリンガーJ9の火力を活かせる構造であり、相対的には楽になりそうだ。結局、アーマー値は無茶苦茶となったが、ようやくHARDESTもクリアできそうな感じである。その勢いのまま、INFERNOも進めていきたい。さすがにそろそろ、地球防衛軍4.1は終わらせるべきだろう。
(2025年9月26日)
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