地球防衛軍4/ INFERNOプレイ日誌 - やり込みinFF

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地球防衛軍4/ INFERNOプレイ日誌

 

【第16話 震える魔窟】

 


 いよいよ最後の戦いだ。今回第16話では、ただ一つ残ったミッション、DLC3-17「震える魔窟」を攻略していくことにしよう。
 …やれ。今回の「地球防衛軍4 INFERNOプレイ日誌」では、これまでも数多くの難関を切り抜けてきた。しかしながら、この「震える魔窟」は、今までとは桁違いの難易度を誇る。誰一人として異論を唱える人は居ないであろう。「震える魔窟」が、EDFシリーズ最難ミッションであると。
 ――そんなこんなで、早速攻略を進めていくことにしよう。と言っても、上の画像の通りいきなり妥協から始まるのだが…これはもう、許して欲しいとしか言いようが無い。俺の腕では、これくらいでも苦しかったんだよ…。


 
DLC3-17
「震える魔窟」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 19999 AF100 フュージョンブラスターZD


 さて、これまで散々難しい難しいと話題にしてきたDLC3-17「震える魔窟」であるが、その具体的な内容を説明したことは無かった。というわけで、まずはそこから解説を始めてみることにしよう。
 …今回ミッションは、「星の牢獄」と同じく、“中央に河のある街”が舞台である。MAP中央には巨大なインセクトヒル(蜂の巣)が存在し、これが今回ミッションのメインターゲットとなる。開始時には少量の金蟻が存在するのみであるが、一定時間経過後にインセクトヒルから鎧蜘蛛*10+蜂*10が出現し、以降は増援として延々と現れ続ける。また、ヒルの左右には地下トンネルの出口が1個ずつ存在し、それぞれ4体ずつ、合計で金蟻*8を出現させる。さらに、インセクトヒル本体にダメージを与えていくと、残り体力70%で金女王*2が、45%で女王蜂*2が、そして15%では鎧大蜘蛛*1が出現し、他の巨大生物と共に攻撃を仕掛けてくる。どう見ても魔軍です、本当にありがとうございました。
 ――代わりに、今回ミッションでは、ボス系以外の敵は全てノンアクティブであり、また「開幕」と「女王蜂の出現時」にそれぞれ1回ずつ、「オメガ隊員*5+フェンサー隊員*5」の増援が現れる。これらの数少ない救済要素を用いて、クリアを狙っていくことになるのだ。

 続いて、「持って行く武器」について考察しよう。
 …まず、今回のミッションには鎧蜘蛛が出現するため、高火力と安定性を併せ持つ「AF100」は確定である。ぶっちゃけ雑魚戦はこれだけでOKなのであるが、各種ボス戦はそうも行かない。特に、ラストに出てくる鎧大蜘蛛レンジャー最大の天敵であるため、相応の対策を練らなければならない。
 ――さて、その点から考えた場合、候補として挙がったのが、連続ヒットで鎧大蜘蛛を転倒させられ長射程・吹き飛ばし効果も役立つ「スティングレイMF」、弾数制限があるものの超高火力の「フュージョンブラスターZD」、味方のオメガ部隊を延命させられ吹き飛ばし効果もある「リバースシューターX」のどれかということになったが…実戦では、「フュージョンブラスターZD」を装備していくことにした。その理由については、「スティングレイMF」については、実際にやってみたところ鎧大蜘蛛を転倒させられず、「リバースシューターX」については、試していないがまあ鎧大蜘蛛の火力の前には無力でしょうということになった。やれ、1時間を超えるようなミッションで、弾数制限の武器が活躍することになるとはな…。

 では、攻略に入っていく…前に。今回ミッションで、アーマーを999919999と更に増やしてしまったことをお知らせしなければならない。
 …その理由は単純で、クリアできなかったからである。「ギリギリ足りなかった」とかではない。数百回プレイして、最初の金女王にすら勝つことができなかったのだ。これではさすがに無理だろう。ということで、ここまで来て残念ではあるが、「アーマーを増やす」という妥協を決めてしまったのである。
 ――さて。そうなると問題は、「どれだけアーマーを増やすか」であるが…11000とか12000とか、そういう微妙な値では意味が無い。ということで、今回は思い切って2倍の19999にまで上げてしまったのである。正直、半ば諦めかけていたこともあって、これくらい割り切らなければ、プレイしようという意欲が出てこなかった。一応ネット上には、ほぼ同じ戦略を使ってアーマー9000でクリアしている動画もあるのだが、俺はそこまで上手にプレイすることはできなかったということだ。これはもう、素直に認めるしかない。

 ということで、前置きはここまでにして、いよいよ攻略を進めていくことにしよう!
 …なお、本ミッションは長丁場となるため、以下の5つのパートに分けて記事を書いていくことにしたいと思う。

@「開幕:金蟻巣の破壊」
A「通常戦闘:vs鎧蜘蛛&蜂」
B「ボス戦その1:vs金女王*2」
C「ボス戦その2:vs女王蜂*2」
D「ボス戦その3:vs鎧大蜘蛛*1」


 では、本当の本当に、最後の戦いである。
 ――たった1ミッション、されど1ミッション。さあ、今回も長くなると思うが、じっくり解説していくことにしよう!!


 
@
開幕:金蟻巣の破壊
 


 そんなこんなのスタートであるが、このミッションで最初にやるべきことは決まっている。それはもちろん、2個ある金蟻巣の破壊だ。金蟻が相手ではアーマーがいくらあろうと無駄であるし、ただでさえ凶悪な鎧蜘蛛と蜂のコンビに金蟻まで加わってしまっては、まったくもって勝ち目がない。そのため、失敗してもやり直しの効きやすい開幕を使って、一気に金蟻の増援を断ってしまうのだ。
 …ということで、ミッションが始まったら、まずは目の前にいる金蟻を倒し、味方のオメガ部隊&フェンサー部隊を配下に加える。その後、少しだけインセクトヒル本体に攻撃を加える。こうしておくと、味方部隊が暇な時にヒルを攻撃してくれるため、少しだけ展開を楽にすることができるのだ。その他、プレイヤーも余裕があるうちにある程度ダメージを与えておくと良いだろう。難度の高い序盤のプレイ時間を短くできれば、そのぶん挑戦が容易になる。

 その後、通信が終わってヒル&巣穴から巨大生物が出現したら、まずは橋の右に出現する金蟻巣を叩く。この地下トンネルの出口は、AF100だとギリギリ1弾倉では倒せないため、まずは出会い頭の金蟻を牽制し、その後に本体を攻撃していきたい。例によって、至近距離で金蟻の酸を喰らうと10000は減らされるため、アーマーを増やそうとも慎重に行動する必要がある。
 …そして最初の巣を破壊し終わったら、次はヒルを挟んで反対側の金蟻巣に向かうのだが、この際、大量の鎧蜘蛛&蜂&金蟻に向かって走っていくという、思い出すのもおぞましい即死ポイントが展開されるため、2個目の巣穴を捉えたら一気にフュージョンブラスターを撃ち込み、破壊したらどの方向でも良いので全力でインセクトヒルから離脱する。今回、フュージョンブラスターの弾数は極めて厳しいのだが、さすがにこの場面では使わざるを得ないのだ。
 ――ちなみに、最初に隷下に加えたオメガ部隊+フェンサー部隊は、ひたすらインセクトヒルの近くでになってもらう。フェンサーはともかく、オメガ部隊は非常に貴重な戦力であるため、できれば生かして運用したかったのであるが…何せ、金蟻*8・鎧蜘蛛*10・蜂*10という凶悪極まりない戦力に正面から突撃していくのだ。どうしても、仲間兵士には犠牲になってもらうしか無いのである。

 ということで、2つの金蟻巣を破壊してその場から離れることができれば、本ミッションの開幕パートは成功である。以降、インセクトヒルから出現する敵(+金蟻)は全てノンアクティブであるため、1グループごと態勢を立て直しながら戦っていくことができるのだ。
 …と、ここまで簡単に書いたものの、実はここが壮絶な難関となっており、「アーマー9999&AF100のみ」の際は10回に1回程度しか成功せず、アーマーを2倍に増やしてフュージョンブラスターを用いても3回に1回ほどしか突破することができなかった。事実上、本ミッション最初の山場と言って良い。まったく、この後も滅茶苦茶難しいのだから、最初くらいは手加減してほしかったなあ…。


 
A
通常戦闘:vs鎧蜘蛛&蜂
 


 最初の金蟻巣を破壊し、追っ手を振り切ることができたならば、いよいよ「魔窟」:インセクトヒルの体力を削っていくパートに入る。
 …しかしながら、ヒルにダメージを与えていくと、その度にどうしてもヒル支配下の鎧蜘蛛*10+蜂*10がアクティブ状態になり、こちらに攻撃を仕掛けてきてしまう。ヒルの体力も約77万と膨大であるため、今回はこの軍勢と幾度となく戦わなければならない。この部分を安定させることは、本ミッションのクリアを目指すうえでの絶対的な必要条件なのである。

 …と。上では( ー`дー)「絶対的な必要条件なのである(キリッ)と書いたものの、そもそもレンジャーにとって鎧蜘蛛*10+蜂*10はキャパオーバーであり、普通にやると余裕で死ねてしまう。だが、この“雑魚”に負けるようでは、この先など夢のまた夢であるため、やはり何とかしなければならないのだ。
 ――そこで行う作戦は、「鎧蜘蛛をビル街に撒く」という手である。というのも、蜘蛛タイプの敵は障害物があると大幅に進行速度と攻撃効率が落ちるため、上手く路地裏に逃げ込めば、それだけで相手を分断できてしまうのだ。と言っても、止まっているとやがて敵が詰めてきてしまうため、ひたすら移動し続ける必要があるのだが。あとは、ビルに引っかかっている鎧蜘蛛を見つけ出し、1体ずつ撃破していけば良い。さすがに、アーマーが19999もあれば、即死させられるようなことは無いし、アイテムによる回復量も増えてくれる。これで、このパートは安定させられたと言って良いだろう。
 というわけで、戦法としては、ある程度ヒルに接近してAF100を撃ち込み、敵が接近してきたらビル街に逃げ込んで各個撃破、以降それの繰り返しである。なお、“ワンチャンスでどれだけヒルにダメージを与えるか”であるが、最低でもAF100の1弾倉(39600ダメージ)、可能ならばプラス100発くらいは撃ち込んでいきたい。あまり粘りすぎて殺されては意味がないが、かといって慎重になって戦闘を長引かせると後半で死んだときにアレなので、それぞれのプレイスタイルに合わせて適当なところを決めていきたい。

 さて。これを繰り返すだけでインセクトヒルを破壊できるのなら、本ミッションの攻略はこれにて終了となってしまう。
 …しかし、生憎と今回は、「金女王*2」「女王蜂*2」「鎧大蜘蛛*1」という、計3回のボス戦が存在するため、それへの対策も練っていかなければならない。具体的に言うと、「ボス敵と戦う場所」を最初に決めておき、そこに回復アイテムが集まるよう、敵を誘導して倒していくのである。ボス敵との戦闘では多くの体力を削られてしまうし、雑魚敵の処理にも時間は掛けられない。そのため、ある程度はゴリ押しが効くようにしておかなければならないのだ。
 ――ということで、それぞれの場面でのアイテムの集め方は各々のパートに譲るとして、次の解説へと足を進めてみることにしよう!!


 
B
ボス戦その1:vs金女王*2
 


 さて、本ミッション2番目の山場である。ヒル本体の体力を70%にまで減らすと、MAPの端から金女王が1体ずつ、計2体アクティブ状態で現れる。
 …やれ、「金女王が2体同時」というのも前代未聞であるが、その出現条件が「インセクトヒルの体力を減らすこと」というのが決定的にマズい。つまるところヒル配下の雑魚敵も同時に攻めてくるということになり、実質的な敵の編成は「金女王*2+鎧蜘蛛*10+蜂*10」ということになる。味方兵士が居ない状況下でのこのような凶悪な構成は、全130ミッションを通しても空前絶後である。もぅマヂ無理。。。。アーマー増ゃして死の。。。。
 ――というわけで、前置きにも書いた通り、俺はこのパートが突破できなかったため、アーマーを19999へと増やさざるを得なかったのである。アーマーが増えれば、耐久力が増えて一撃死しづらくなるうえに、回復アイテムの回復量も増える(大:30% / 小:15%、それぞれ割合回復)ため、かなり生き残りやすくなる。まあ、それはつまるところの「妥協」なのであるが、まあそれくらいしないと勝ち抜けないほどの難関ミッションだったということで…。

 では、まず事前の準備段階から説明していこう。今回、金女王との戦いの舞台に設定するのは、開始位置から見てMAP右奥の広場である。そのため、ヒルの体力を削っていく場面で、少数の敵を広場におびき寄せて撃破・回復アイテムを落とさせていく。最低でも、2セット程度はこれを繰り返したい。
 …併せて、広場には柵・木などの障害物が大量にあって著しく邪魔であるため、AF100で射撃して掃除をしておく。なお、以降も必要ならば、戦闘前に該当箇所の清掃を適時行っておきたい。やれ、戦場を彩るために頑張って配置をしてくれたのは分かるが、後退時に引っかかってしまって危なすぎる…。
 ――そんなこんなの準備をしながらヒルにダメージを与えていくと、ヒルが体力75%で一度目の崩壊を起こす。この後、さらに1弾倉ほど撃ち込むと金女王が現れるため、その少し前で止めておき、向かってきた敵を一度迎撃する。それが終わったら、ヒルに一撃を加え、いよいよ金女王を出現させるのだ。

 さて、レーダーで金女王の出現を確認したら、一目散に広場へ向けて逃亡する。もちろん、追いかけてきた蜂は適時倒す。
 …そして広場に着いたら、まずは雑魚の鎧蜘蛛・蜂から減らしていくのだが、もちろんビル街に撒いている暇などは無いため、複数の鎧蜘蛛に接近されるような状況になったら迷わずにフュージョンブラスターを使用する。もちろん弾数には限りがあるが、死んでしまっては元も子もないため、節約しつつも豪快に射撃していきたい。この時点での残弾は1418発で、鎧蜘蛛1体を倒すのに約60発、ラスト鎧大蜘蛛のために1000発は取っておきたいので…うむ、最後になって後悔しないよう、しっかり計画的に使用しよう。
 ――やがて金女王が2体とも広場に到着するが、金女王は倒すのに尋常ではない時間が掛かるため、まずは雑魚を始末することに集中しよう。カテゴリは雑魚と言っても、その攻撃力は決して雑魚ではない。ついでに鎧蜘蛛は体力も雑魚ではない。数も雑魚ではない。鎧蜘蛛ってボスなんじゃね?

 そんなこんなで雑魚を始末したら、いよいよ2体の金女王と戦っていくことになる。
 …基本的な戦い方は、1体を相手にした時と同じで、左右移動を中心にして敵の酸を回避しながら、地道にダメージを蓄積させていくことである。ただしもちろん、今回は敵が2体であるため、どうしても酸を喰らってしまうような配置になることも多い。その際にも、敵の尻に密着して全弾が直撃するような状況だけは絶対に避けるようにしたい。つーか、全弾直撃したら即死します。マジです。その他の要素としては、広場の端のほうに行ってしまうと、避けたはずの酸が背後のビルに反射して意味も分からず死ぬため、これまたできる限り中央で戦うようにしたい。あれだな、東方神霊廟の2ボスラスペみたいな感じだな。俺はあそこで無慈悲にボムる。地球防衛軍が弾幕シューティングだったらこのパートとかボム乱射だな。
 ――そういうわけで、溜めに溜めた回復アイテムを拾って耐えながら、地道に相手の体力を削っていく。金女王のHPは約30万、もちろん片方を集中攻撃してまず1体を倒したいのであるが、敵はぐちゃぐちゃと移動するため、結局は同時に削らざるを得ないような状況になることも多い。とはいえ、最初の雑魚さえ始末してしまえば、アーマーを増やしていたこともあり、失敗率はそこまで高くは無い。とにかく、踏ん張るのみである。

 そんなこんなで粘り、何とか1体を撃破することに成功した。そうすれば、後は単体を相手取ってきた今までと同じであるため、わざとアクロバティックな動きで酸を回避したりながら、攻撃を仕掛けていく。そんなこんなで、金女王出現から約5分後…ついに、2体の金女王を撃破に成功!よし!!
 ――というわけで、本ミッション2番目の山場も、無事に突破することができた。ここまでミッション開始から約20分、フュージョンブラスターの残弾は1041発である。悪くない。そして、もうこの場所を戦場として使うことは無いため、残ったアイテムを全て回収しておく。仲間を増やさず次の街へ。


 
C
ボス戦その2:vs女王蜂*2
 


 続いては、ヒルの体力を70%→45%と減らし、現れる女王蜂*2と戦うパートである。女王蜂は、他のボス級と違って変異種では無いが、例によって「鎧蜘蛛*10+蜂*10」と同時に戦うことになるため、対策必須の難敵であることに違いは無い。
 …そしてこのパートでは、女王蜂出現と同時に、「オメガ隊員*5+フェンサー隊員*5」水の中から駆けつけてくれる。この先、最後のボス戦である鎧大蜘蛛との戦いでは彼らの力が必須となるため、彼らを活かして女王蜂と戦いつつ、できる限り戦力を残していけるようにしたい。フェンサー? そうだね、しばらく女王蜂を引きつけてくれるね。

 そういうわけで、まずは金女王戦の直後からである。その場に散らばったアイテムを回収し、広場を後にする。次なる戦場は、「スカイツリー噴水広場を右手にして、そこから河の中までのエリア」である。言葉にすると少々分かりづらいが、実際にプレイすればどの辺りを舞台とするかは一目瞭然であろう。
 …ということで、今までと同じく、ヒルに1弾倉+αを撃ち込んで後退、ビル街に逃げ込んで鎧蜘蛛を各個撃破、そして敵戦力が残り僅かになったら河の中に誘い込み回復アイテムを集める。この繰り返しである。今さら、特に解説はいらないというものだろう。
 ――そんなこんなで体力を削っていくと、体力50%でヒルが2回目の倒壊を起こす。ここもまた、AF100をあと1弾倉ほど撃ち込むと女王蜂が現れるため、ギリギリまで削った後に一度態勢を立て直し、その後に女王蜂を出現させる。ここまで、戦場が変わった以外は、ほぼ金女王戦の時と同じである。

 さて、本ミッション2番目のボスである女王蜂が出現した。ここでは、上記の通り「オメガ隊員*5+フェンサー隊員*5」の味方兵士が出現し、特にオメガ部隊などは単独でも女王蜂を撃墜してくれるほど凄まじい戦力なのであるが、放っておくとヒルの手前で停止し、そのまま延々とヒルを攻撃して全滅してくれる頭の中身は残念な子なので、何としても自分の支配下に加え、適切に運用しなければならない。
 …ということで、まずは味方兵士との合流を目指す。味方部隊は、オメガ・フェンサーともに河の両端から現れ、オメガがヒルを挟んで手前側・フェンサーが向こう側に出現し、それぞれヒルを目指して河川敷を進撃する。ここで狙うのは、もちろんオメガ部隊との合流である。そのため、女王蜂が出現したら、敵を牽制しながら左に進み、一気に河の中に飛び込む。そうしてオメガ部隊を配下に加えたら、すぐさま後退を行おう。そのままの位置で戦っていると、オメガ部隊がヒルをレーザーライフルで攻撃し、いつまでたっても敵の数を減らせないからである。
 ――そうして鎧蜘蛛・蜂と戦っていると、やがて1体目の女王蜂が現れるため、オメガ部隊と協力して始末する。段差&橋という二重の障害物を用いれば、相手からの攻撃をほとんど受けずに勝てるはずだ。必要なら、溜めておいた回復アイテムも使えば良い。ここは特に苦労することは無いだろう。

 その後、勢いがあるときは勢いに乗ってヒルを攻撃…!!と行きたいところであるが、ちょっと待って欲しい。そう、フェンサー部隊と戦っている女王蜂を忘れているのである。このまま調子に乗って突っ込むと、最悪の場合鎧大蜘蛛と女王蜂を同時に相手にすることになってしまう。そうなると床不可避となってしまうため、まずは冷静に戦況を落ち着かせることにしたい。
 …さて。問題の、「2体目の女王蜂」であるが、それはヒルを挟んで反対側でフェンサー部隊と交戦している。そして、フェンサー部隊は女王蜂に勝てないため、放っておけばやがてフェンサーが全滅し、女王蜂がこちらにやってきてくれる。フェンサーとは何だったのか…?
 ――ということで、向かってきた雑魚&女王蜂をオメガ部隊と協力しながら倒せば、この第2のボスパートは終了だ。ここまでミッション開始から約50分、オメガ部隊5名ともほぼ無傷で健在である。さあ、いよいよ大詰めだ!!


 
D
ボス戦その3:vs鎧大蜘蛛*1
 


 さあ、いよいよラストである。インセクトヒル本体の体力を45%→15%と減らし、最後の大ボスである鎧大蜘蛛と戦うパートである。
 ――やれ、ここだけ数が今までのボス級と異なり1体となっているが…そりゃそうだ。こんな奴が2体同時に現れたりしたら、それこそもうリロード可能なフュージョンブラスターでも無ければ勝てっこない。これが最後のボスであるが、それこそまさに「ラスボス」という表現が相応しい超々々凶悪モンスターであり、ここでやられて最初からになってしまうことも珍しくない。本ミッション3番目、最後にして最大の山場なのである。

 さて、前回の続き、まずはオメガ部隊と共に2体の女王蜂を倒したところからである。
 …ここからは、今までとは異なり、ヒル正面に打って出ることにする。最後の鎧大蜘蛛との戦闘にはオメガ部隊の協力が必須であるが、当然オメガ部隊の体力は有限であるため、素早くヒルの体力を減らさなければならない。そしてオメガ部隊が居れば、鎧蜘蛛*10+蜂*10に真っ向勝負を仕掛けても十分勝ち目があるため、一気にヒルにダメージを与えていくことができるのである。
 ――やり方は簡単で、現在地からそのまま河の中をオメガ部隊と共に前進し、ヒルが射程内に入ったら射撃を開始する。その後は、鎧蜘蛛が目の前に現れた時のみ雑魚を攻撃し、それ以外はずっとヒルを撃ち続ける。そのうちに、ヒルの体力が25%に達し、3回目の崩壊が発生するが、構わず思い切り撃ち続けよう。今回のみ、ボスが現れるためのダメージがプラス10%の体力15%であることは覚えておきたい。そんなこんなで、たった2分ほどでヒルの体力を45%→15%と減らすことに成功し、レーダーの右端にぽつんと鎧大蜘蛛が現れたことを確認した。いよいよ、最後の戦いだ。



 そんなこんなで鎧大蜘蛛が出現したら、まずはセオリー通り全力で後ろに下がる。そして途中、自分だけが階段を使って河の中から脱出するのである。こうすることで、鎧大蜘蛛の攻撃を全て味方部隊に押しつけることができるのだ。使用するのは、もちろんここまで温存してきたフュージョンブラスターである。残弾は1041発、鎧大蜘蛛の体力は約30万だから…よし、行ける!!
 ――ということで、少し引きつけ、鎧大蜘蛛が射程に入り込んだ瞬間にフュージョンブラスターを発射する。鎧大蜘蛛は、予想通りオメガ隊員に対して攻撃を仕掛けていった。恐ろしいことに、たった2回の攻撃で5人中4人のオメガ隊員が死亡してしまった。なんて恐ろしい火力なんだ…!! その後も、生き残ったオメガ隊長に対して鎧大蜘蛛は執拗に攻撃を仕掛けていく。そして、最後の希望であったオメガ隊長も倒れたが、もうチャンスはここしか無いということで、フュージョンブラスターを全弾撃ち込んでいく。よし!勝てるぞ!!


 ――が。恐ろしいことに、フュージョンブラスターを全弾撃ち込んでも、鎧大蜘蛛が死ななかったのである。
 …理由として、フュージョンブラスターを撃っていた時に複数の鎧蜘蛛がこちらに突っ込んできてしまったことがある。それで火力が逸れてしまい、残弾全てを使っても鎧大蜘蛛の体力を削りきることができなかったのだ。やばいやばいやばい!!

 案の定、すぐさま鎧大蜘蛛&複数の鎧蜘蛛に取り囲まれてしまい、一斉射撃によって1万以上あったアーマーが一気に3桁にまで削られてしまう。奴の30万という体力の前に、AF100の射撃など豆鉄砲のようなもの。それでも、既に体力の大半は削り切れているはず。諦めずに撃ち続ける。
 …ここで、前パートの女王蜂戦の際に、河原にアイテムを撒いておいたことが活きた。なんと、敵の猛攻から必至で逃げ続ける際に、偶然落ちていた回復アイテムを多数入手することができ、受けたダメージの大半を回復することができたのである。よし! そのまま鎧大蜘蛛に撃ち込み続け…2弾倉ほど撃ち込んだところで、ついに奴が崩れた。…鎧大蜘蛛、撃!破!!!!
 ――と言っても、まだまだ予断を許さない状況には変わりは無い。まずは、密着していた鎧蜘蛛3体を撃破、続いて回復アイテムを回収して状況を立て直しながら、近寄ってきた蜂&鎧蜘蛛を潰していく。そうして、アクティブ状態の敵全てを追い払うことができた。勝った…。

 …やれ、鎧大蜘蛛と戦っていたのは、時間にしてたった1分程度ではあったが、それでも本当に死んでもおかしくない戦闘だった。あと1体鎧蜘蛛が多かったら、あと1個回復アイテムが拾えなかったら、あと1本多く糸が引っかかっていたら…そういうレベルの戦いだった。勝てて良かった…。
 ――というわけで、あとは残りHP15%のインセクトヒルを破壊するのみである。今まで通り1弾倉+αを撃ち込んで下がり、ビル街に捲き込んで鎧蜘蛛を各個撃破。これまで、幾度となく繰り返してきた過程である。それを3セット行い…ミッション開始から1時間5分後、ついに魔窟:インセクトヒルの完全破壊に成功した。よし!! あとは、残った鎧蜘蛛と蜂を落ち着いて始末し……「震える魔窟」、クリアー成・功・!・!


 


 …ということで、アーマー9999の際に数百回、19999に増やしてからも50回は挑戦したDLC3-17「震える魔窟」も、ついにクリアーすることに成功した。最初にも書いたが、もはやこのミッションがシリーズ最難であることには、僅かな疑問の余地も無いというものだろう。マジで難しすぎる。アーマー4桁でのクリアとか、それこそもう魔人クラスの反射神経と忍耐力と経験と運が無いと不可能だろう。
 ――そんなこんなで。プレイ期間は1年、プレイ日誌は実に16話にも及び、最後は残念ながら多少妥協せざるを得なくなったが、これにて無事に「地球防衛軍4」のDLCを含めた全130ミッションを完全攻略できたことになる。長かった、本当に長かった。でも、クリアできて良かった…。


 と。ここでプレイ日誌を終わらせる前に、最後の企画として、「武器の使用回数ランキング」というものをやってみたいと思う。
 …集計方法は簡単。当プレイ日誌に記録してあるデーターを調べ、「クリア時に使用していた武器」の回数を集計していくのである。注意点として、両手に同じ武器を装備した場合は2回分と数え、「AF99→AF100」「ライサンダーF→ライサンダーZ」など、同系統の武器の進化形は同じものとしてカウントする。まさに、全ミッションで武器を記録していたからこそという企画だ。では、早速5位から順番に行ってみることにしよう!!



 5位: 「フュージョンブラスター」 …30回 (「DA」:11回 「ZD」:19回)
 5位には、弾数限定ながらも超火力を発揮するレンジャーの最終兵器、「フュージョンブラスター」がランクインした。
 雑魚戦・ボス戦・拠点攻撃と何にでも使え、上手く節約しながら用いることで、多数の敵を焼き切り、状況を一変させることができる。
 今回の、「震える魔窟」での活躍が、その良い証拠だ。今後とも、レンジャーの“切り札”として、シリーズに出演し続けてほしいものである。


 3位: 「リバースシューター」 (「T2」:16回 「X」:19回)
     「AF99&100」 …35回  (「99」:2回 「100」:33回)
 同率3位は、アーマーを回復できる「リバースシューター」と、汎用性の高い「AF」シリーズのライフルであった。
 特に「AF100」は、近〜中距離戦で最高の火力と安定性を発揮し、シナリオ終盤で入手してからは非常に多くの場面で活躍していった。
 また「リバースシューター」も、味方兵士の回復・自分の回復、どちらもレンジャーに欠かすことのできない存在であった。


 2位: 「AF99ST」 …36回
 2位に来たのは、久しぶりに登場となる「AF99ST」である。
 680mという長射程と、AF100に次ぐ火力&安定性、そしてLv.69という手に入れやすさから、シナリオ攻略、特に序盤の戦いで大活躍した。
 終盤では火力不足が問題となり、特にDLCミッションでは一度も使用しなかったものの、今回のINF攻略を支えた立役者であることは間違いないだろう。



そして…!!




 1位: 「ライサンダー」53回 (「F」:36回 「Z」:17回)
 1位にランクインしたのは、シリーズ恒例の狙撃銃:「ライサンダー」シリーズである。
 堅めの雑魚まで確実に仕留められる高火力に、信頼性の高い精度、そして両手に持った際の高火力など、全ての面が申し分ない。
 DLCでも、「星の牢獄」など難関ミッションに挑む際に活躍した。シリーズ第1作から存在し、今なおレンジャーの最強武器に相応しい存在である。

おまけ それ以下のランキング
・6位 「スティングレイ」 20回 (「M99」:13回 「F」:7回)
・7位 「A3プラズマボンバー」 14回
・8位 「スパローショットMX」 12回
・9位 「ハーキュリー」 11回
・10位 「ノヴァバスターZD」 5回
・11位 「スタンピードXM」 3回
・12位
「グレネードランチャーUMAX」 2回
・13位
「FORK-X20」「ファイブカードXB」
「MEX5エメロード」「ヴァラトル・ナパームZD」 それぞれ1回





 ということで。長かった「地球防衛軍4: INFERNOプレイ日誌」も、これで終わりということになります。
 …やれ。今回初めて、RPGではない「アクションシューティングの長編プレイ日誌」というものを連載してみたのですが、いかがだったでしょうか。ゲームは知らないが楽しめたという方、興味が無いから読まなかったという方、これを見てEDFに入隊したという方、いろいろな方がいらっしゃると思います。もちろん自分としても、今回はいろいろと学ぶことの多い日誌でした。この経験を活かして、今後もプレイ日誌・日記を続けていこうと思います。
 ――と、そんなこんなで。今回のプレイ日誌で、俺は無事に証明をしました。そう、「就職をしても、普通にプレイ日誌が書けるんだ」と…。これからも、まだまだ「やり込み in FF」は続いていきます。なに、きっとまたすぐ、次のプレイ日誌でお会いできますよ\(^o^)/

 

(2014年12月15日) 183 PV

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