. . |
◇トップページ > 管理人の日記 > 2025年9月3日の記事
管理人の日記
![]() |
---|
すまん調べてみたら4350円だったわ |
くしくも職場と同時進行になった「自宅PCの2画面化計画」であるが、着々と進んでおり、5000円のサブモニター(FullHD・中古)が到着した。2万円のメインモニター(4K・新品)と組み合わせで、非常に良い買い物ができたと思う。
…さて、重ね重ね述べている通り、私が買い物で最も重要視しているのは、「値段」である。値段が高いというのは、質が悪いということだ。いかなる商品も、値段という評価基準からは、逃れられない。高い物、高くなった物は、「ふーん」で終了、無関心だ。もう、これからの日本は、どう考えても豊かになんてならず、本来の実力に戻っていく。だから、「金の無い時代の生き方」が重要なのだ。
というわけで。新PC環境に関しても、コスパ=費用対効果が最重要の評価基準となったのだが、その中でモニターについては、「サブ側の品質を落とす」という選択になった。
…まず、メイン側は4Kというのは、守りたかった。前に使っていたVAIO SX14 (2020)の、ノートパソコンサイズのモニターが4Kというのは、オーバースペック気味であるが、それでも、「文字が読みやすい」という効果は得られていた。今回、メインディスプレイの物理的な画面サイズは、それより大きな物を想定していたので、ここは少し奮発すべきだろうと感じていた。PS5が、ハーフ気味だが4Kをサポートしていることもあり、それに合わせたかったこともある。かくして、メイン画面は、FullHD(1920×1080)や、WQHD(2560×1440)でお茶を濁さず、しっかり4K(3840×2160)のディスプレイを選んでいった。
――ちなみに。実際に購入したのは、「CUNPU」という聞き慣れないメーカーの27インチモデルであり、【Amazon】にて、19999円で購入できた。ちなみに、以下、本記事のリンクで全て共通するが、アフィではなく、私に一切お金は入らないので、安心してクリックしてみてほしい。いや、“自分が購入し、それで良い商品だなと思ったのだから紹介する”のであって、別にアフィリエイトでも良いのかもしれないが…まあ、ロクな内容が無いくせに、検索上位に引っかかって、AmazonAmazonで宣伝ばかりしてくるクッソ不誠実な記事と同類とは思われたくないので…。
さて。本日のメイン内容ではないが、“このメインモニター側のコストパフォーマンス”についても、良好である。まず、「4Kモニターで2万円」という時点で、新品としては最安クラスである。
…そして、気になる品質について、PCやPS5に繋いで検証してみたが、残念ながら、あまり性能は良くないようだ。ただ、「ブスは3日で慣れる」という名言(?)のように、永遠に気になるほどではなく、そもそもブスと呼ぶほど質が悪いわけではない。そして、4Kならではの、ツルツルした文字はありがたく、値段相応どころか、値段以上の性能を発揮してくれている。
――いっぽう、面喰らった点は、「スピーカーが付いていない」ということか。私は、室内でもイヤホンを使う流派であり、モニター付属のイヤホンジャックを使えば、音声自体は再生可能である。ただまあ、しょぼくても、外部スピーカーが付いていれば、洗濯物を干したり、着替えたりする時に作業用BGMを流せるなど、普段遣いで有用となっていた。まあ、スピーカーについては、「USBで給電でき、前面にイヤホンジャックが付いている(=いつでもイヤホンに繋ぎ変えられる)」という使い勝手の良い製品が、1000円もせず買えるようなので、そちらを追加すれば良いか。しっかしまあ、20年ぶりのデスクトップPCということで、思いもよらない問題が発生するものだ。
![]() |
---|
毒メモリは第3段落で登場します |
というわけで。いつものように、前置きで既に長くなったが、ここからは、本記事の主題である「5000円のサブモニター」である。
…さて、このモニターのテーマは、お金をケチることである。私は、デュアルモニターに興味を持ったものの、無闇矢鱈と散財をしたいわけではない。そして、メインディスプレイですら、「4Kはややオーバーパワーかな?」と思っていたくらいであり、かつ、メインの27インチというのは、一人暮らしのテレビサイズに準ずるくらいの、迫力ある大きさである。サブ側については、そこまでのスペックを求める必要は無いと判断し、画素数はFullHD・大きさも小さめとして、お金を節約しつつ、作業効率と両立していこうと考えたのである。
――ということで。その観点で、Amazonを調べていくと、【整備済み品】というカテゴリで、5000円程度で、そこそこサイズのFullHDモニターが買えるという。「整備済み品」というのは、分かるような分からないような日本語だが、要するに中古ということだ。ただまあ、私は、中古商品を使うのは大賛成だ。携帯電話を代表格に、ここしばらくの日本人は、まだ使える機械を捨てすぎである。このご時世は、ぽいぽいスクラップ&ビルドができる時代ではない。そのような環境も踏まえたうえで、ある程度のパフォーマンスも求めたいという意味で、「メイン側は新品の4K」「サブ側は中古のFullHD」というのは、個人的には良いバランスかなと思うものだ。ちなみに、今回の一連のPC新調において、サブ端末として購入したノートPC(【日記:2025/8/29】)も、「整備済み品」であった。オンラインハードオフやな。
さて。この「5000円のサブモニター」であるが、質はメイン側と比べても更に悪く、白の発色が黄色み掛かっており、いわゆる「尿液晶」というやつだ。また、「60cmの視認距離」「22型の実画面サイズ」に対して「FullHDの画素数」というのは、現環境としては、やや力不足を感じる数値であり、小さな文字を表示すると、どうしてもボソボソ感が発生してしまう。
…しかしまあ、このモニターの位置付けは、あくまで「サブ」である。その観点で評価すると、安価な4Kモニターの、更に1/4という驚異的な安さが光る。確かに性能は良くないが、極端に酷いと言えるほどではない。また、「22型の実画面サイズ」は広々としており、作業空間として使うのにありがたい。総合し、コスパを重視するスタイルとして、非常に良い買い物ができたと思う。
ちなみに。この商品も、【Amazon】(※アフィではない)で購入したのだが、22〜23型という、よく分からない表記を始めとし、何かと怪しい点が目立つ。が、これは、一つの商品(メーカー・ブランド)を出荷するのではなく、「整備済み品」の中から、条件に合ったものを順番に販売しているということらしい。つまり、買う側からすると、ランダムということである。
…そういうわけで。私の元には、「Lenovoのモニター」が届いた。前述の通り、発色も画素数も良くないが、いつもながらシグマ様が言っている通り、「まー、これでじゅうぶんだ。」というやつだ。ちなみに、接続端子として、謎にHDMIよりもDisplayPort搭載のほうが安い。というわけで、接続方式としては、「メインディスプレイ:HDMI」「サブディスプレイ:DisplayPort」となった。この2つは、どちらかと言えば、DisplayPortのほうが上位である(【日記:2025/7/27】)ため、そこが互い違いとなってしまったのは、少し残念である。しかし、5000円…正確には4350円という気の狂った安さには代えられない。
――ちなみに、このLenovoのモニターは、3本コンセントであった。私の職場でもよく見かける、アース付きの物だ。3本コンセントは、私の家の端子には刺さらないのだが、変換アダプターが付属してきたため、利用上の問題は無い…どころか、それによってコンセント穴から距離を取れ、クソデカ変圧器でぎゅうぎゅうとなっているマルチタップに、無事に差すことができた。
やれ、このモニターも、職場で役目を終えたあと、整備されたうえで、中古品として私に買われることになったのだろう。売却主は不用品を処分しつつ金銭を得られ、整備業者が必要な手数料を得たうえで、私は安くモニターを購入でき、機械さんも最後まで人間の役に立てる。これがリサイクルである。「家電リサイクル法」とかいう、クソクソルールを作った人間は、まず言葉の意味から学習して?
![]() |
---|
毒も薬と言いたいところだけど、毒の内容が分からんからなあ |
そんな感じで、このサブディスプレイの購入自体は、とても良い買い物だった。しかし、“おまけ”として付いてきた謎のUSBストレージ(32GB)が、異様に怪しく、気持ち良い買い物に水を差してしまった。
…まず、このUSBストレージだが、言うまでもなく、危険である。ディスプレイとUSBメモリは、必要な場面が別の商品であり、抱き合わせする意味が無い。おまけとして考えても、この中古ディスプレイの全てに付属しているらしい。USBメモリも無料ではないため、安価を目指す中古商品に付属させるのは、道理が通らない。しかも、開封済みだ。まだあるぞ! 「KBLKSGY」というロゴが入っているが、これが検索してみても、メーカーやブランドが引っかからず、何がなんだか、全く分からないのだ。
――というわけで。このUSBメモリには、ウイルスなどの不正プログラムが入っている可能性がある。そう考えてみると、安価なディスプレイを“撒き餌”として、それで個人情報を盗み取る目的があるのかもしれない。私は、銀行・証券口座・電子マネーなど、主要なお金関連を、全てインターネット上で管理している。よって、それらのIDやパスワードが、悪意ある人間に刈り奪られてしまえば、破産である。こんな明らかに怪しい物は、普通の人よりも、更に厳重に警戒していかなければならないのだ。
というわけで。この☠毒メモリ☠については、私は使うつもりは無い。買ったばかりのメインPCに差すなんて、もってのほかであり、使うとすれば、“捨てる直前のPC”をオンラインから遮断したうえで遊び全部で繋いでみるか、それすら面倒なら、そのままゴミ箱(物理)へ、ポイだ。この手の物は、フォーマットしても必ずしも安全になるとは言えないらしい。そもそも、今はUSBストレージに困っていないということもある…。
――そんな感じで。最後に、なんか異物混入を起こしてしまったが、前述の通り、中古ディスプレイの購入自体は、実に良い買い物であった。これからは、「メイン:比較的
高価な4K」「サブ:安価なFullHD」の2画面構成で、サイト制作、頑張っていこう!!!
(2025年9月3日)
2025年9月3日の記事を表示しています。