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管理人の日記
部屋の掃除をしつつ物品の量も確認したところ、パスタの麺は100kg近くありました。当分買わなくていいな

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イオンが、感謝のしすぎで、勢い余って価格破壊をしてしまった。なんと、パスタソースが、750gで100円である。
さて、皆さまご存じの通り、パスタは、現環境における、節約の基本である。最安クラスの麺であれば、1kg200円で購入可能であり、賞味期限は約3年で常温保存可能、茹でに若干の時間が掛かる(お湯を沸かす+茹で、で15分程度)ものの、米を炊くより遥かに早い。なお、パスタについて、茹でる前の重さと熱量(カロリー)の関係は、炊く前のコメとほぼ同じである。つまり、パスタ1kg200円とは、コメが5kg1000円で買えるのと同じということである。
…ただし! その際に頭を悩ませるのが、味付けだ。パスタは、関連商品商法であり、麺は安いものの、ソースがかなり高い。具体的に説明してみよう。パスタを食べる際、必要なソースの「量」は、「乾麺の重量と同じか、やや少ないくらい
[g]」である。パスタは、通常の1人前が100g(乾麺)とされる。よって、ソースも100gを使うことにしよう。だが、パスタソースの「価格」は、通常、“グラム数と同じくらい
[円]”で、安い物でもその半分くらいの値段だ。つまり、安価な100gのパスタに、一般的なソースを購入して掛けると、麺の値段が20円、ソースの値段が50〜100円ということになる。麺よりも、ソースのほうが高い!
しかしながら、では他の味付けにしますとなると、途端にパスタは難易度が上がる。私は、ケチャップ・マヨネーズ等を組み合わせて自作の味付けをしており、悪くないクオリティにできていたとは思うが、やはり本家のソース相手では、全く勝負にならない。専用パスタソースは、高いだけあって、美味しいのだ。
…ならばと、スパゲッティという形式にこだわらず、「コメと単純に入れ替える」という方式も考えられるだろう。だが、私もいろいろ試してみたが、純粋な和食に対して、工夫もなく交代するだけでは、あまり美味しくならないようだ。カレーライス・親子丼・納豆ごはんなどをパスタで試してみたが、白米ですらないボソボソの麦飯で食べたほうが、まだしっくり来るというものであった。やっぱ、外国由来の物を、ローカライズせずそのまま取り入れても、満足の行く作品とはならないのだ。
――というわけで、パスタをメインに捉えると、「高価なパスタソースを買う」か、または「風味は我慢して、自作の味付けパスタにするか、はたまたコメと入れ替える」という展開になりやすい。前者は価格面のメリットを捨て、後者は食事の楽しみを犠牲にしてしまう。
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何のパロディかすぐ分かった人、歴戦の読者です |
ところがどっこい。本日、イオンに行ってみると、新装開店準備をしていたらしく、品がめちゃくちゃに並べられており、欲しかった物が買えなかったりした。だが、変わらず安値の商品が並んでいるワゴンセールを眺めていると、パスタソースが目についた。それも、750gが100円で、である。
…いやはや。これは、壊れ商品である。前述の通り、パスタソースの値段は、「グラム数
= 円 か、安価な物でその半値程度」というものである。が、このソースは750gで100円、私の考える“安価な物”の、さらに1/3以下だ。化け物やん。
――では、具体的に、このソースを用いた場合の、パスタ全体の値段を計算してみよう。先の、「1kg200円の麺」を使うとして、基準1食分の100gを食べることにしよう。ソースも同量の100gであり、「750gで100円」を適用して、麺20円
+ ソース13円の33円だ。安い!!
さらに、麺とソースだけで寂しいという場合、適当に季節の野菜を加えても、50円は超えないはずだ。例えば今日の私なら、4食分の付け合わせ野菜を、「玉ねぎ1個:33円」「しめじ1株:50円」「えのき1株:50円」を炒めて作った。これを1食分に直すと…分かりやすいね、1食あたり33円だ。私は、パスタを1食で麺200gは食べる精神的デブのため、100gの水準に直すと、麺20円
+ ソース13円 + 野菜17円の50円、以上である。計算しやすい数字だね。
ちなみに。実際に家で食べてみたが、価格破壊レベルの値段に反して、普通に美味しいパスタソースであった。さらに、味についても、「ミートソース」と「カルボナーラ」の2種類があり、両者の方向性が全く異なるので、連食しまくって飽きることも無い。まあ、750gという量は、私でも4食分といったところであり、開封後は冷蔵庫かつ立てた状態を要求するため、取り回しは良くない。だが、それをもって、桁外れの安さは魅力的だ。
…ところで、何故これほどまでに安いのだろうか。製造は、「桃宝食品」という会社であり、公式ホームページを見てみても、普通に「[グラム]÷2=[円]」といった価格のパスタソースを販売しているようだ。在庫処分にしては、賞味期限がまだ4ヶ月強は残っており、即座に捨て値とするほどでもない。発注ミスか、新装開店前の処分価格か、はたまた値札を付けるのを間違えたか、そのどれかである。
――でもまあ、価格ミスということは無さそうだ。だって、隣で売られていた、同じパッケージのレトルトカレー(甘口・中辛)も、同じく750gで100円だったのだから。ちなみに、「750g」は、通常のレトルトカレーの4パック程度に相当する。それで100円ということで、カレーも価格破壊である。
というわけで。本日のイオンは、アルティメットな感謝デー(【日記:2025/8/9】)の印象すら吹き飛ばすくらいの価格破壊セールをやってくれた。おかげで私は、代用品ではなく、本家のソースでパスタを楽しめるようになった。
…ちなみに、具体的な商品名としては、白を基調としたパッケージに、「[特盛]
ひき肉とトマトの深い味わい ミートソース」「[特盛]
口の中で広がる深い味わい カルボナーラ」と書かれているものである。簡素であるものの、写真も貼ってあるため、清潔感があって美味しそうなイメージだ。やれ、販売元の公式サイトには載っておらず、検索しても全くネット上に画像が無いようだ。あれか、実は私は既に死んでいるが、それに気付かず、霊となっても極貧生活を続けているとか…そんな感じなのかもしれない。いや、それはない。
――ところで。意外なところで工夫されているのが、バーコードだ。パッケージの裏には、ビヨーーーーーーーーーーンという感じで、ものすごく横長のバーコードが印刷されている。何だこれは…と思ったが、実際に使ってみると、セルフレジを通す時に、反応する部分が広く、非常に使いやすい。なるほど、こういうところにこだわれる企業であれば、価格面のメリットが凄まじいのも、納得である!
(2025年8月10日)

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