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卵&鶏肉、消える… / やり込みinFF

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管理人の日記
職場の様子も気になるけど、明日は予定通り休みをいただくことにしました。3連休でFF8日誌を頑張りたい!

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2025年7月10日(木)
卵&鶏肉、消える…


 
ついに卵にも手が届かなくなってきた


 かつて、
「親子丼」は、私の料理のレギュラーメニューであった。しかしながら、最近は、めっきり作らなくなり、その結果、最終的に、卵と鶏肉を買うという文化が消滅したのである。
 …まず、卵であるが、皆さまご存じの通り、
値上がり傾向である。10個入りの基本パックの値段だが、地域差・季節差あるものの、今は、だいたい250円前後というところではないだろうか。だが、卵は、日本人が使う基本的な食材にして、値段の比較がしやすい商品ということで、セールの目玉とされがちだ。私の近所のスーパーでも、もうずっと、特売日の税抜178円が定番になっていた。しかしながら、ここ数ヶ月は、夕方に行くと品切れになっていることがほとんどであり、数が絞られているか、それとも安い卵に暇人たちが殺到しているかである。私は後者の一員です。
 ――そして、その卵も、ついに今月に入って、税抜178円→税抜198円と値上げされてしまったのだ。もちろん、250~300円という他の卵と比べれば、税抜198円でも十分に安い。だが、“そもそも消費意欲が落ちている時の追い打ち”としては、
十分すぎるものであった。

 いっぽう。消費の側だが、私が少し前まで作っていた親子丼は、4食分で卵を3個消費するという内容であった。しかし、これでも卵の量は少なく、例えばネットでレシピを調べてみると、「1食分で卵2個」というのが普通だ。しかも、私は、
麦飯の臭みとボソボソ感を消すために、わざとつゆだくにして、食材不足を補うために、人参や大根など、大量の野菜を足していた。それはもはや、世間一般の人々が“親子丼”と聞いてイメージする、ミチミチでジューシーな感じとは掛け離れた、ただの雑炊である。そして、雑炊にするのなら、もはや味噌汁でいいじゃんという結論に達し、私は親子丼を作らなくなっていった。粗悪品で誤魔化しているうちに、やがて「親子丼」自体が敬遠されるようになったのだ。
 ――さて。現在、卵の消費先としては、「お好み焼きの生地に混ぜる」という用途が新たに誕生したのが、
これが無いなら無いでなんとかなるという代物だ。そういうわけで、いま現在、5個ほど余っている卵を、“お好み焼き2~3食分に、卵1個”という遅々としたペースで使っていき、それが切れたら、もう次は買わないことにする。かくして、私の食卓から「卵」が消滅したのである。そもそも不要感が蔓延していたところに、値上げがトドメとなったのだ。

変態オーダーに反応するAIが悪いのか、それを出す人間が悪いのか


 続いて、
鶏肉である。親子丼のほか、かつては冬場の鍋料理にも使っていたが、それらが全て味噌汁に束ねられた結果、やはり全く出番が無くなってしまった。肉類は、冷凍が可能であるのだが、私の冷凍庫には、“1口サイズに切って1袋100g”とした、とても使いやすい鶏むね肉が、もう半年くらいは長期滞在している。今後、親子丼も鍋料理も作る予定が無いため、近いうちに、味噌汁にでも投入して、使い切ってしまう予定だ。
 …そして現在、私が使用する肉類は、全て、
業務スーパーの徳用ウインナーに統一されている。これも値上がり傾向なのだが、だいたい800gで税抜400円程度、1本10円である。これを、お好み焼きや味噌汁などの料理に、1~2本程度を薄くスライスして入れる。1食分に換算すると、0.5本未満と非常に少ないのだが、肉は少量で風味を大きく変える特殊効果持ちであるので、むしろこれくらいが良い。
 ――ちなみに、業務スーパーのウインナーの運用上のメリットとして、まず、冷凍品ではないが、
冷凍しても大きく風味は落ちない。料理に混ぜるほか、フライパンや電子レンジで解凍して単体で食べる場合もOKだ。また、牛・豚・鶏のミックス肉となっており、主要動物の肉を、少量かつ余り部位であったとしても摂取できる。また、そもそも脂身に加えて濃い味付けがされており、少量であっても料理のアクセント付けをしやすい。これで価格は、100gあたり50円程度であり、1個30円と考えた場合の卵(可食部60g程度)よりも安い。業務スーパーのウインナーは、覇権を取るだけのことはあるのだ。

 かくして。私の食卓から、卵と鶏肉が消えていった。
ニワトリ要素が丸ごと消滅したのである。
 …もっとも、“卵を使った加工食品”としては、
マヨネーズが、お好み焼き&パスタの味付け用として、レギュラー定着している。また、前述のウインナーには、鶏肉が入っている。よって、直接的な鶏要素が消滅しても、間接的にはまだまだニワトリのお世話になっている。何が言いたいかというと、「素材としての卵と鶏肉」を買わないことで、私が健康を崩すような心配は無いということだ。
 ――やれ、さすがに、どこぞの変わった信仰を持つ人々のように、“動物性たんぱく質ゼロ”というのは、健康に悪い。だが、
少量さえ摂取していれば、人間の体はかなりのところまで対応してくれる…と思っている。しかしまあ、素材を買うより、加工品のほうが安く付くとは…自作PCか?

 しっかしまあ、ここ3年ほどの値上げ&賃下げで、
かなりの食品が、「節約食材」から脱落していった。
 …もう、今の若い人たちに、
「もやし」が激安食材の代表格だったなんて言っても、信じてくれないだろう。卵もそうであり、「卵かけご飯」は、貧乏学生やズボラな社会人のご馳走であり、TKGなんて愛称すら存在した。だが今は、もう白米なんて貴族の食材であり、卵も順調にその後追いをしている。仮に、米を0.5合(炊く前で75g)とし、今週発表された5kg税込3672円を使い、卵を1個30円とすると、卵かけご飯1杯の値段は85円だ。だが、ほんの5年位前までは、それぞれ半額で買うことすらできた。もちろん、卵かけご飯1杯でおなかいっぱいになるために量を増やすと、更に価格は上昇する。今の卵かけご飯は、貧乏学生の救世主どころか、逆に、値上げの見本市になってしまっている。もう、TKGなんて「愛称」、使いたくない!
 ――だが、お偉いさんたちは、そんなことは知りませーんという感じで、
増税&減給のオンパレードだ。今日もまた、我が社では、「感染対策で、今年の社内レクリエーションが中止される」という発表が為された(私が入ってからは一度も行われていない)が、それによる返金5000円が今年は無いということが書かれていた。つまるところの減給である。加えて、社員はボロボロこぼれていき、仕事はキツくなるばかりだ。この先、生きていけるのかなあ…。

 
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(2025年7月10日)

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