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管理人の日記
昨日から今日に掛けて、久しぶりの夜勤で酷く疲れてしまった。明日から本気出す。
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鬼の殺し方について、話しておきましょう |
さいきん私は、「大豆粉」を大量調達する機会があったので、調理に使ってみた。一言で表すと、焦げやすい小麦粉である。
まず、「大豆粉」とは、文字通り、大豆の粉である。大豆は、基本的な食材の一つであるものの、“その粉末”については、あまり一般的とは言えないようだ。ただ、私は、先日のアルティメット感謝デーの際に(【日記:2025/8/9】)、約40円で300g入りの袋を買うことができた(諸々の割引を適用する前)。
…さて。“私が食品を選ぶ際に、最も重要視をしている”のは、もちろん価格だ。40円で300gというと、私の小麦粉の調達価格:1kgで160円を、更に下回る。ちなみに、大豆粉は、同重量の小麦粉と比べ、若干だが高カロリーである。手元にある品で比べてみたが、「小麦粉(中力粉)」が100gで352kcalに対し、私が買った「大豆粉パンミックス(純粋な大豆粉ではなく、混ぜ物がある)」は100gで384kcalと、1割ほど高カロリーだ。ちなみに世の中では、ご存じの通り、低カロリーのほうが付加価値が高いとされているらしいが、私からすれば、とんでもない考えだ。安くて栄養になるほうが良いに決まっているだろう。
――なお、当サイトが提唱している基準として、「カロリー倍率(価格[円] ×
倍率 = カロリー[kcal] となる値)」というものが存在するので、それを計算してみよう。諸々のセールを入れて、大豆粉が300g36円=100g12円とする。384kcalが12円で取れるのだから、カロリー倍率は32.0倍だ。やれ、小麦粉粉末が20倍を超えたときも驚いたが、ついに30倍に到達する輩が出てくるとは、化け物みたいな低価格である。ちなみに、日本米(笑)のカロリー倍率は、4倍程度である。はっはっは、NO!
というわけで。大豆粉は、途方もなく低価格な食材であるが、これだけで「コストパフォーマンスが優れている」とは言えない。何故なら、「パフォーマンス」について、まだ未検証だからだ。
…そんなわけで。私は、小麦粉の唯一の用途である「お好み焼き」について、その粉部分を、そのまま大豆粉に置き換えられないかと試してみた。だが、初回は失敗も大失敗であり、フライパンと接している下層がメチャクチャに焦げてしまい、逆に中層に火が通っていない。そこから裏返しても、焦げの部分がびっしり張り付いているので、反対側に焼き跡は付けられず、もはや立て直しは不可能だ。出来上がったのは、“お好み焼きっぽい、黄色いグチャグチャな何か”であり、食べられないほどではないものの、見た目が最悪で、あまり積極的に食べたいとは思えなかった。私はフライパンを2つ持っているので、もう片方で2回目をやってみたが、ほぼ同じ結果であった。なお、小麦粉の際は、どちらのフライパンでも、そこまで酷く焦げ付くことはないので、フライパンの問題ということではなさそうだ。
――ならばと、ネットで調べて、今度は強火ではなく、弱火でじっくり焼いてみることにした。すると、焦げにくくなり、とりわけ新しいほうのフライパンを使った場合は、小麦粉でのお好み焼きのように、綺麗にひっくり返すことができた。これだ! 大豆粉は、弱火でじっくり焼けば良かったのである。
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コムギ…? |
ちなみに。味については、驚くべきことに、小麦粉と相互互換という感じである。
――やれ、大豆粉のお好み焼きについて、焦げた端のほうからは、豆菓子のような匂いがする。だが、違いはそこくらいであり、完成さえしてしまえば、味も見た目も、小麦粉のお好み焼きと大差ない。野菜を混ぜて焼き、ソースやマヨネーズで塩辛く味付けする方向にも、生地に果物と砂糖を混ぜて、完成後に砂糖やきなこでクレープのように甘くする方向にも、どちらにでも行けるのだ。さすが、穀物の粉同士、歴史の中の熱い戦いで、分かり合ってきたのだろう。あとは、“小麦・大豆にアレルギーを持つ人”もいるので、そういう人のために、入れ替えられる…という需要もあるのかもしれない。
そういうわけで。焼き方にこそ注意が必要だが、「大豆粉」については、小麦粉と同じく、主食として使えるレベルであると分かった。
…さて、残った問題は、安定調達である。今回、私は40円300gで大豆粉を購入したが、これは常設ではない。同名商品をネット検索してみると、だいたい400〜500円程度と、0を一つ付け間違えたかのような価格が出てくる。だが、付け間違えているのは、むしろ先日のイオンでの大感謝価格であろう。私は本日、近くを通ったので、特に感謝されていないが、イオンにも寄ってみた。だが、同価格帯の大豆粉は発見できなかった。代わりに、賞味期限が4ヶ月残っているカップ麺が20円という大爆発価格だったので、両手に持てるだけ買っておいたのだが、それはそうと、「大豆粉300g40円」というのも、新装開店前の在庫処理セールであったのだろう。例の「パスタソース750g100円」も買えなかったし(【日記:2025/8/10】)、カップ麺も、もちろんこの先は20円で買えるわけがない。
――というわけで。まずは、20袋=計6kgを仕入れた大豆粉について、弱火でじっくり使っていき、その間に、再び安価での調達が可能か考えていきたい。また安く買えるならよし、そうでないなら、それもそれで別に構わない。何故なら、“小麦粉の代わりに大豆粉を使える”ということは、つまり、大豆粉の代わりにも小麦粉を使えるからだ。それに、大豆粉は、弱火で焼けば焦げにくいというだけであって、価格以外の面では、小麦粉の下位互換である…。
(2025年8月23日)
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