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管理人の日記 - 2025年7月の記事 / やり込みinFF

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2025年7月31日(木)
【おべんとう】ひまてん! vs やり込みinFF


 
あああアあああ~エネルギ―吸収アリ―ナ!! ――呪力ゼロ、拳のみ、勝者あり――


 数日前から、
「ひまてん!」という漫画が、お馴染み「ジャンプ+」で無料公開されている(4.5冊分、8月12日まで)。懐かしのひらがな4文字タイトルからは内容が全く想像できず、“ギャルっぽい女の子のビジュアル”から、日常系の虚無漫画かな? と思ったが、実際に読んでみると、なかなかこれが、王道要素と現代要素を併せ持つ、面白い漫画なのだ。
 ――まず、この漫画は、ジャンプ本誌
(週刊少年ジャンプ)で連載されており、ジャンルとしては、「家事代行ラブコメ」という感じだ。“ラブコメ”とは、主に主人公の男子が美少女からモテモテになるという、男の妄想を具現化したみたいな物語だ。ただまあ、モテたいというのは本能的な欲求であるし、それに、かわいい女の子の存在が清涼剤になり、ジャンプ全体の作風が広がるという理由からか、だいたいどんな時期でも、1作か2作くらいは連載されている。ちょっとエッチな描写を含むこともあり、少年時代にドキドキしたのも、皆の良い思い出だろう。私の世代は「いちご100%」でした…。

 なお、ラブコメでは、多くの作品で、「美少女が主人公の男子に恋をするが、なかなか想いが叶わない」「複数のヒロインが登場する」という展開が共通しているためか、多数の
専門用語が生まれている。例えば、「難聴系主人公」という言葉は、ヒロインが愛の告白に近いようなつぶやきをして、読者にはそれが伝わっているものの、都合よく主人公の男子には聞こえていないという状態を揶揄している。“花火の音で聞こえない”などと理由付けされる場合はマシなほうで、「えっ?」みたいに、本当に難聴としか思えない場合もある。まあ、告白して上手くいったら物語が終わってしまうから仕方ない。
 …また、
「負けヒロイン」という言葉は、最終的に主人公が誰か1人と結ばれた場合に、選ばれなかった女キャラのことを指す。何故だか分からないが、主人公は黒髪のスタンダードなかわいい系女子を選ばない傾向があり、私の推しはだいたい負けヒロインと化している。
 ――なお、ほとんどのラブコメは、現実世界の倫理観に合わせて、最終的に誰か1人が選ばれる。だが、変化球として、「あえてハーレム状態を維持する
(『ToLoveる』など)」「複数ヒロインのルートがパラレル形式で描かれる(『ぼくたちは勉強ができない』など)」「不思議な力で主人公が全ヒロインと同時に付き合う(『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』)といったパターンも存在したりする。

 さて。そんな中で、
「ひまてん!」は、現在もジャンプ本誌で連載中のラブコメであり、特に癖の強い作風ではない。絵柄は親しみやすく、ヒロインズは、誰もがかわいいと思える見た目と、応援したくなる性格を両立している。主人公の男子についても、親しみやすく、王道な性格だ。ちなみにドスケベ要素はあまり無いが、私くらいの年齢になると、エロ=萌え(死語)であるため、むしろ好ましい。
 …しかし、非常に特徴的なのは、
主人公が「家事代行」をやっていることである。家事代行とは、「家事」料理掃除洗濯皿洗いなどを、お金を払って、家族以外に依頼することである。なるほど、忙しい現代人、“家事を他人に依頼する”というのは、時間と労働力を買うというものであり、合理的だ。“プライベートスペースに他人を入れる”という心理的障壁はあるものの、そこさえクリアできれば、むしろもっと流行して然るべきものであろう。
 ――ちなみに。ご存じの通り、通常「家事」は、女性の仕事と思われている。だが、この漫画では、主人公の男子が、同年代の女子たちに対して、家事代行のサービスを提供している。だが、個人的には、これも時代の流れかなと思うものだ。皆さま体感されている通り、現代において男の家事が求められるのは、「男性の稼ぎ
(相対値)が昔と比べて激減し、共働きが基本となったため、部分的に家事を男性が担当するのが望ましい」という理由もある。だが、それ以上に、尽くしたい系男子というのも存在するのは、覚えておいてもらいたい。例えば、料理に限ってみても、プロの料理人は、男のほうが多い。女の仕事、男の仕事、そんなの ひとの かって、というやつである。理想は、男女が「性別」という既存の枠を超えて、お互いに得意分野で支え合うことだろう。「人」という字が、やっと完成した!

私のために、早起きして、おべんとう作ってきたんだ


 ところで。漫画「ひまてん!」の主人公は、
おべんとう男子である。忙しい中、毎朝、早起きをして、自分と家族のお弁当を作りつつ、高校生ということで、学業にも手を抜かず、そして放課後は、家事代行のために、ヒロインズの家へと向かう通い夫となる。学園ラブコメとしては珍しく、部活をやっている描写が無いが、当然としか言いようが無い。複数の女子から好意を寄せられるが、逆に、こんな男子が報われない社会は無慈悲すぎるというものだ。
 ――それはそうと、その主人公が使っている弁当箱は、“水筒のようなケースの中に、3つの保温容器が入っている”というタイプだ。なんと、
私が使っている物とまったく同じである。私も、ごくごく僅かな例外を除き、2024年4月から【日記:2024/4/2】の1年強、ずっと職場に自作弁当を持ち込み続けている。持ち込みinFFである。というわけで、ラブコメ漫画の主人公(「ひまてん」)と、ラブ要素ゼロの私(「やり込みinFF」)について、弁当バトルをしてみよう!


・Round1 / 主食
ひまてん!:白米と梅干し
やり込みinFF:麦飯+漬物、パスタ、お好み焼きなど
 
いきなり大敗である。白米と梅干し、質素で基本的なように見えるが、ご存じの通り、白米は貴族の食材であるため、わたくしごときではとてもとても…という感じだ。そんな冗談はさておき、この容器は、パンパンに詰めると1合近く入るため、最新データーの「5kg=3585円」で、「炊く前の1合=150g」にて計算をすると、このお椀のコメだけで107.6円である。久しぶりにこういう計算をしたが、やっぱりコメは、もう無理だ。
 ということで。私は、麦飯+漬物
(40円程度)、酢パスタ(30円程度)、お好み焼き(野菜も入っているが、50円くらい?)等で、この主食のお椀を満たしている。値段面では圧勝だが、全体的に私が負けていることは言うまでもない。まあ、男子高校生の時期くらいは、好きな物を食べるべきだろう。

・Round2 /
みそ汁
ひまてん!:豆腐・わかめ・ネギ
やり込みinFF:大根、キノコ、白菜、キャベツ、ナス、もやし、にんじん等…不定(※この枠をサラダにすることもある)
 みそ汁は、私にとって、
余り素材の墓場である。“お湯を張って煮込む”うえに、“みそで濃く味付けをする”ため、少しくらい悪くなった食材であっても、問題が無く食べられるからだ。かくして、「みそ汁」という料理ではなく、よく分からないみそ汁っぽい何かになることが多い。
 いっぽう、「ひまてん!」主人公のほうは、
明らかに最初からみそ汁を作る目的で、食材をチョイスしている。この余裕は、「①金銭的にも」「②精神的にも」「③冷蔵庫容量的にも」私には絶対無理だ。“多くの食材を入れたほうが、栄養バランスが良い”? いやいや、味の方向性がくっちゃくちゃになってしまうし…。というわけで、このみそ汁枠についても、私の完敗である。これが、約束された勝ちヒーロー(「負けヒロイン」の対義語)の風格だ。

・Round3 /
おかず
ひまてん!:ハンバーグ・ブロッコリー(コロッケ?)・卵焼き・ポテトサラダ・プチトマト・パスタ(はるさめ?)
やり込みinFF:不定だが、「主食の2椀目」「みそ汁の2椀目」「野菜サラダ」「パスタの付け合せ」など
 ここは、一見すると、
ひまてん勝利に思える。白黒ページなので、何の料理なのかハッキリしないところもあるが、おかずが6品も存在する「ひまてん!」主人公に対して、私は全て1品…それどころか、「~~の2椀目」などと、露骨な手抜きすらありうる。
 ただし、さすがにこれは、現実世界で対抗するのは無理がある。だって、
どう考えても6品はやりすぎだ。なお、この弁当が映っているコマの次では、主人公が「手間かかるおかずは週末作って保存してて、朝は時間かけてないよ」と言っている。まさかの、冷凍食品を使っていない宣言だ! その場合、みそ汁は毎朝自作しているとして、あとはもう、現実的には、フライパンで1~2品程度を用意するのが限界だろう。こんな整ったお弁当を毎朝用意するのは、それこそ、家事代行でも雇わないと無理である。まさかの孫請け構造だった…?
 さらに。このおかず椀において、私が明確に勝っている点があって、それは、
プチトマトのヘタを取っていることである。まあ、アニメ・漫画では、緑色のヘタが絵的に映えるうえ、ましてや白黒ページでヘタが付いていないと、トマトと認識することすら難しくなるだろう。しかし、食べる人のことを考えれば、ヘタは最初に取り除いておいたほうが良い。よって、ここについては、私の勝ちということにしておきたい。

・Round4 /
飲み物
ひまてん!:(なし)
やり込みinFF:スティックカフェオレ
 
ここも私の勝利だ。これだけの豪勢なお弁当に、飲み物を用意していないのは不自然だが、描写されていないだけかもしれない。だがもし、「ひまてん!」主人公がペットボトル飲料などを使っていたら、コストパフォーマンスと環境への優しさで、私の完全勝利としか言いようが無い。ペットボトルなんて、あんな質の良い容器を、1回液体を飲んだだけで捨てるなんて、そんなのもう、許されるべきじゃないっしょ。



 というわけで。「ひまてん!」主人公と、管理人:「やり込みinFF」の料理対決は、
無理やり場外戦を仕掛けて4回勝負にしたところ、2-2の痛み分けという結果で終えることができた。うん、私も実際、あの“おかず椀”を使っているが、“あそこに6品を詰め込む”というのは、ちょっとではなく、だいぶ現実感が無い。さすがラブコメ主人公、現実世界のモテない男にも、花を持たせてくれるのだ。そういうとこだよ、家守くん!
 ――さて。余談だが、私は、ジャンプ本誌について、「呪術廻戦」が終わった後は、もう「ウィッチウォッチ」くらいしか知っている漫画が無かった。「ジャンプ+」のほうは、日付が変わった直後に見に行くくらい楽しみにしているというのに、
完全に立場が逆転している。とはいえ、今回の無料公開で、「ひまてん!」に触れることができ、興味のある作品が2倍に増えた。料理と同じで、漫画についても、いろいろな物に親しんでおいたほうが豊かに生きられる。せっかく向こうから無料公開をしてくれるのだから、読まないよりも読んでおいたほうが良いのだ。いいじゃないか、タダだし!

 
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(2025年7月31日)

登録タグ/ 漫画一般 食べ物
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2025年7月30日(水)


 
かわいい


 今日は職場で、
家で使うPCのマウスを分解清掃してきた。ちなみに、これは業務ではないので、もちろん休憩時間におこなった。
 …さて、どういうことかというと、まず、
機械の分解清掃は、我がSE部門の日常業務である。特に頻出なのが、デスクトップPCノートPCマウスであり、パソコンの送風ファンの部分に、エアダスタースプレーを吹きかけると、バフッという感じでホコリが飛び、何と言うか、生きている感じがする。
 ――やれ、現場から帰ってきた機械は、
「ウッソだろ…これを使ってたのかよ…」という、若干ひくレベルの汚さだ。それを新品同様…とまでは行かないものの、ピカピカにして、気持ち良く、かつ、長持ちするよう皆に使っていただくのも、我々の大事な仕事なのである。壊れたら、ぽいぽい捨てて、次を買う(5・7・5)。そんなことをする余裕があるなら、直して使い、給料あげろ!!(7・7)

 しかしながら。そうやって、会社で使うパソやマウスはピカピカにしているのに、“私生活で使っている機器”はと言うと、
残念ながら非常に汚い。まあ、パソについては、分解容易な物ではない(ほとんどネジが無い)ため、仕方ないところもある。だが、マウスすら一度も分解していないというのはどうなのか。
 …特に、最近では、ドラッグ
(クリックボタンを押し込みながら移動させる動作)中に、押し込みが外れてしまうという事態が頻発していた。これは、典型的な「清掃不足で発生する問題」である。もし、職場で、この不具合で返ってきたマウスがあったら、「あーはいはい」という感じで、サッと分解して、“使用可能マウス”の箱に入れてしまう。だが、自分で使うマウスは問題があるまま放置している。とんでもない倒錯だ。
 ――ちなみに、私の使っているマウスは、エレコムの5ボタン型の、
5000円くらいするやつ(!?)である。いつ買ったのか、もう覚えておらず、軽く5年以上は使っているだろう。他の安価なマウスを試したこともあるが、どうにもしっくり来ず、ずっと愛用している一品だ。

 というわけで。私が会社に持って行っている、
税込220円のダイソードライバー30本セット(※化け物みたいな低価格)を使って、昼休みを使い、さっそく分解をしてみる。ネジについては、“滑りやすくするためのゴム状シール”の裏に隠されており、これは他マウスと同じパターンだ。だが、奥に見えたのは、三ツ矢サイダーのロゴみたいな意味不明なネジであり、これが、家に残った装備品だけでは手も足も出なかったのだ。まあ、実際に職場で虎の子のドライバーセットを眺めてみると、30本の中にも三ツ矢型は存在しなかったのだが、それっぽいものを使ったところ、ネジが回ってくれた。
 …そうして蓋を開けてみると、やはりというか、5年分のホコリと
が詰まっていた。それらを、エアダスタースプレー(会社支給もあるが、今回は私物)で吹き飛ばし、さらにホイール部分も、持ち上げて外した後に、汚れを丁寧に拭き取っていく。その際、ホイールクリック部のプラが吹き飛んで戦慄したが、ツメでカチッとハマるタイプだったので、精密ピンセット(私物)で無事に戻すことができた。
 ――なお、ネジについては、三ツ矢サイダーねじの他、“通常のプラスネジ”もあった。この2種類のネジを、区別して置いておくために、
しめじ2株セットが入っていたプラ容器(私物に決まってるだろ!)を引き出しからガラッと取り出す。当初、アルフォートなど、お菓子のパッケージを想定していたのだが、底が深すぎたり溝があったりと、あまり小さなネジを入れるのに向いていない。最終的に、キノコの容器が要求性能を満たすことに気付き、洗って乾かしてから、流用することにしたのだ。こんなもの、わざわざお金を出して買うまでもないのだ。
 そして。分解が完了したら、エアダスタースプレーの他、ウェットティッシュ
(私物)や綿棒(私物)などを使って、全体的な汚れを落としていく。私は、信頼と実績の有線マウスを使っているため、ケーブル部分にも、ハナクソ的な汚れが付いている。故障には関係ないのだが、良い機会ということで、それもしっかり拭き取っていく。それらが終わったら、逆順でハメていき、ネジを力尽くで締めれば、完成だ。

 さて。家に帰って、期待を込めてPCに繋いでみると、驚くべきことに、
ドラッグバグが全く発生しなくなった。通常のクリック/ダブルクリックも、反応が良く、快適だ。やはり、長期利用で内部に汚れが溜まったことで、ボタンの反応が悪くなっていたのが原因だったようだ。これならまだまだ使えるね!

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月29日(火)


 
「笑顔で働きつつも、魂が旅立っている感じ」みたいのは、まだAIには難しいようだ


 今日は書きたい話があったのですが、さすがに
4時間以上も残業してしまうと、普段のような更新は無理ですね~。必ずしも賞味期限が1日というネタでは無いので、また明日以降に投稿していこうと思います。うむ、いくらお給料を請求できるからと言って、最近はちょっと残業しすぎなので、もう少しペースを考えていこう。以前のように、体か心を壊して仕事を辞めてしまっては、年収0円なので、そこは気を付けていきたい。
 本日は、職員さんの家族さんから野菜をお裾分けしてもらえて、凄く嬉しかったです。サラダとお好み焼きにしました!
(申し訳程度の日記要素)

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月28日(月)
[メトロイドドレッド] ドロギーガ&エスキュー … 強さ逆転


 
こいつは戦い方が分かっていたので★瞬殺★


 引き続き、HARDモードの攻略を、ダイジェスト気味に進めていこう。今回は、中盤と言える
「ドロギーガ&エスキュー」のパートである。


第3ボス:ドロギーガ
 クレイド撃破後は、しばらくアイテム回収パートが続く。あちこちのリージョンを行き来しながら、「ボム」「フラッシュシフト」「スピードブースター」「グラップリングビーム」と、個性的な能力を入手していく。
 その後は、
やさおじ(優しいおじさん):クワイエットローブの長い話なども聞きつつ、中ボスと言える「ロボット鳥人兵」との戦いが始まる。ゲーム全体を通して、1体1体2体2体と、何度も戦うので、もう慣れている…と思ったが、初登場の時点では、まだまだサムスの能力が低いこと、そしてHARDモードの恐ろしい火力により、幾度となく鮭茶漬けにされ、やさおじの長い話を聞く羽目になった(※スキップ可能)

 その後、クワイエットローブが開けてくれた扉の先へ進むと、第3ボスと言える
「ドロギーガ」戦がスタートする。風格も強さも、中ボス的な感じであるが、物語全体から俯瞰してみると、むしろ半分より上の部類に入るボスと言えるだろう。
 さて、こいつについては、“グラビティスーツなしでの水中戦”という、非常に珍しいボスだ。そのことに面喰らって、初周NORMALの際は、
まずダメージを与える時点で大変という戦いになった【日記:2025/6/23】。その際に注目したのが、攻略サイトではなく、バトル前のムービーだったことは記憶に残っている。そして、それで攻略法が分かったうえで、なお2度3度の苦戦を強いられる…という感じで、全編でも、かなり印象に残るボスとなった。
 しかしながら。今回は、「まず天井の触手を破壊したあと、壁のボタンで水位を下げる」という戦い方が、既に分かっている。また、グラブシーケンス技の使用タイミングが決まっているなど、
そもそもパターン色の強いバトルであり、しかも敵体力も低い。そういうわけで、水中の不自由さなどどこへやら、ガンガンと攻めのバトルを展開していく。途中、必殺技感のある“触手を束ねた突き”により、231という大きなダメージを喰らってしまったものの、そこ以外は被弾せず、短時間でアッサリと撃破ができた。こういう、“苦戦したボスをサクサク倒せる”というのは、2周目の醍醐味だな。



1周目NORMALではゴリ押しできたが、2周目HARDでは★瞬殺★



第4ボス:エスキュー
 ドロギーガの撃破後は、森林エリアと言える「ガヴォラン」へと足を進める。この辺りから、
雑魚敵の硬さが異様になってきて、撃破にはミサイルが10発近く必要になることすら存在する。その窮屈感を解消するためか、「スーパーミサイル」が手に入るが、『フュージョン』と同じく、“通常ミサイルを置き換える”という形式であるためか、大して強くなった気がしない。抜本的に戦闘環境が変わるのは、もう少し後の「アイスミサイル」の登場まで待つ必要がある。スーパーミサイルが期待外れだっただけに、逆に「アイスミサイル」の強さが際立つのだ。
 というわけで、2回目となる
「ロボット鳥人兵」、そしてリージョンを切り替えながらの「X鳥人兵士」などの中ボスを、それぞれ1~2回ずつ服を吹き飛ばされながら撃破し、必殺技の一つと言える「プラズマビーム」を入手する。しかし、これも攻撃手段としては期待外れだ。敵が硬すぎるからである。
 その後、更に進めて、見ただけで相手を凍らせる
アイスビームカメラを持つE.M.M.I.を破壊すると、念願の「アイスミサイル」を手に入れる。これで、雑魚敵を1~3発程度で凍結させて動きを封じられるようになり、戦闘が格段に楽となる。やれ、これまでのメトロイドシリーズでの凍結兵器は、世界観での強さとは裏腹に、“凍らせる”というタイムラグにより、むしろ弱くなったような雰囲気すら感じることがあった。だが、『ドレッド』にて、ようやく「凍結=勝利確定」という、設定上の強さを発揮できるようになったのだ。冗談抜きで、歴代シリーズの「スペースジャンプ」「プラズマビーム」のように、プレイ感覚をガラっと変える装備品は、『ドレッド』では「アイスミサイル」なのである。

 というわけで、雑魚戦をカチコチに凍らせながら、涼しい顔でマップの探索を進めていくと、
「エスキュー」というボスと戦闘になる。こいつは、見た目は雑魚敵と変わらず、戦闘開始時や撃破時のムービーが無いうえ、専用グラブシーケンスも存在しない。攻撃こそ激しめであるものの、1周目では初見で勝ててしまったということもあり、何と言うことの無い相手だと思っていた。
 しかしながら、HARDとなると、
難易度が跳ね上がる。というのも、前述の通り、敵の攻撃は激しく、回避が難しいものの、NORMALの時は、敵のほうが先に力尽きるので、喰らいながら戦っても問題なかった。しかし、HARDでは、敵火力が2倍になるため、漫然と戦っていては、あっさりとこちらのほうが体力切れとなってしまう。しかも、グラブシーケンスのような明確な隙はなく、避けながらの戦いとなるので、戦闘も長引きやすい。
 そういうわけで、実戦では、かなりの量、相手の攻撃を避けていかなければならない。特に、ストームミサイルを意識したと思われる
連続の誘導弾が難しく、じわじわと服を剥がされて、そして料理をされてしまう。なんでこんな訳の分からない奴を、ここまで強くしたのか…。なお、HARDモードの特徴が更に先鋭化し、被ダメ=即死となる「ドレッドモード」では、このエスキューが最強という説まで流れているんだとか…。

 というわけで。苦労しながら撃破すると、敵は『フュージョン』で登場した
コアXに変わる。本作が“フュージョン2”と呼ばれることを、むしろ制作側も喜んでいる雰囲気があるな。
 そして、撃破後のアビリティは、
「ストームミサイル」だ。ミサイルのチャージ版と言える攻撃であり、見た目カッコ良かった『フュージョン』のディフュージョンミサイルとは異なり、今後のバトルにおけるカナメとなってくれる。“ロックオンからの連続攻撃”という操作性も、初見こそ戸惑うものの、いい感じに新風を吹き込んでくれると言える。ここからは、アイスミサイルとストームミサイルで、ミサイル中心の戦闘を、更に大きく盛り上げてくれるのだ!



 
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(2025年7月31日)

登録タグ/ ゲーム一般 メトロイド
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2025年7月27日(日)
「ディスプレイポート」なる映像端子があるらしい…


 
「もう全部HDMIでいいよ」の時代も、ついに終わりを迎えるのか


 今、PCディスプレイ界では、
「ディスプレイポート(Display Port)なる映像端子が存在するらしい。初めて知った…。
 ――さて、我が職場の機器取り替えでは、
無駄にディスプレイも全て切り替わった。やれ、“パソコン本体を一斉に切り替える”というのは分かる。一部だけ取り替えると、OSや性能などの関係で、新しいソフトウェアが動かないことが有り得るからだ。だが何故、壊れていない画面まで一新する必要が有ったのか。そこは、古くなった物、または破損した物から、順次取り替えていくという形式で、問題ないだろう。そんなことに金を使うのならば、従業員にしっかり給料を払ったらどうだ。
 そして。その新しいディスプレイについても、さっそく導入の初週から、破損報告が
複数件届いた。と言っても、こういうものは初期不良といって、機械の世界にはよくあることだ。その旨を説明し、現場の職員さんが嫌な気持ちにならないように配慮しつつ、予備として受け取っていた機器にサクッと取り替えて、作業完了である。ところで、当然だがこれは保証が効くのだろうな。“デスクトップPC用の画面”だけで恐らく数百台の購入、かつ、こちらの職員(私)に交換対応の手間が掛かっているのだから、むしろ優遇してもらうくらいじゃないと困るぞ…?

 それはそうと。その“初期不良のディスプレイ”を交換する際に、私は、
見たことのない映像ケーブルが使われていることに気付いた。外見の特徴は、HDMIによく似ているのだが、ソケット部に抜け防止のラッチが付いており、押し込みながらでなければケーブルを抜くことができない。交換対応が面倒になるが、しかしパソコンが付かなくなりました!」という救援依頼で、実はディスプレイのコードが抜けているだけという事態は頻出であるため、抜けにくくしたほうが良いであろう。ちなみに、もう一つ、頻繁に起きる問題は、「ディスプレイの電源が切れているだけ」である。やれ、最近のディスプレイは、カッコよさ重視ということか、タッチセンサーだとか背面の小さなボタンだとか、電源を入れる方法が難しすぎるのだ。セブンのコーヒーメーカーかよ。
 …話をケーブルに戻そう。私は、交換後も、「抜け防止機能の付いたHDMIケーブル」であると、全く疑っていなかったが、サーバールームの隣の部屋
(※私の普段の作業室)に持ち帰って見てみると、左右非対称であり、私の知っているHDMIケーブルとは、明らかに形が違ったのだ。
 ――さて。分からないまま使うのは気持ち悪いので、調べてみると、どうやらこれは、「ディスプレイポート」という規格らしい。私が、私生活で使用していないことはもちろん、
名前すら全く聞いたことのない、完全なる新端子であった。主な用途がPCディスプレイ向けであるものの、総じて、HDMIより高画素数・高リフレッシュレートが可能となる、上位規格ということだ。

機械もそうだけど、見るほうの映像コンテンツについても充実させていこうね!


 さて。私はこれまで、PS3の
「ファイナルファンタジー13」(2009年)をきっかけに、HDMIでの録画環境を整えて以来、ずっとHDMIが最強だと信じ続けてきた。実際、PS4時代の後半から、ディスプレイ(テレビ)の画素数は、FullHD:1920×1080から、4K:3840×2160へとパワーアップしたものの、使用する端子形状がHDMIであることは変わらなかった。そしてPS5でも、やはりHDMIが最上位のケーブルとなっていた。私は、これからもずっとHDMIの時代が続くことに、何の疑いも持っていなかったのである。
 …しかしながら。職場という環境に目を移してみると、そこでは「ディスプレイポート」という新しい映像端子が使われていたのだ。私は、ずっとノートパソコンを使っており、デスクトップやゲーミングPCを買う予定は無かった。よって、「貯金大量からの早期退職」なんかをキメて
しまっていたとしたら、気付くのが更に遅れていただろう。
 ――やれ、何にでも言えることだが、
自分だけの考え方に閉じこもるというのは良くない。やはり、色々な人・物と交流し、影響を受けていくほうが、総合的には前向きな結果に繋がる。ほら、「キン肉マン」の完璧超人たちが、スペックでは“下等超人”を圧倒するものを持っているはずなのに、あっさりと敗れ去っていった理由も、「他団体に負けたら自害」とかいうクソルールのせいで、ロクに交流戦もできなかったせいだし…。

 という感じで、この「ディスプレイポート」という映像端子ついては、現状、PCディスプレイで使われることが多い規格である。だからこそ、PS5テレビノートパソコンを組み合わせて使っていた私は、気付くことができなかった。逆に、高性能ゲーミングPCを採用している兄貴姉貴たちにとっては、“HDMIの次世代規格”として、
とっくに普段遣いするケーブルになっているはずだ。
 …というわけで。今後は、上位規格として、
ディスプレイポートが、家庭用ゲームの世界にも、どんどんと普及をしてくるのではないだろうか。例えば、PS6(仮)では、HDMIとディスプレイポートの両採用となり、PS7(仮)で、ディスプレイポートに1本化される…という感じで、である。一般に「テレビ」と呼ばれる、“地上波放送が受信可能なディスプレイ端末”にも、今後は間違いなく、ディスプレイポートの搭載が増えてくるであろう。なにせ、PS3ですら既に20年前の機械であり、そこから使い続けているHDMIは、既に拡張の限界が近いと考えられるからだ。F-15じゃないんだし、やはり新しい技術に置き換えていったほうが良いだろう。
 ――加えて、今の時代だと、「テレビなし、大画面はPCディスプレイだけ」という人も、少なくないはずだ。そんな時代は訪れない? いやいや、私がかつて東京で一人暮らしを始めたときは、まだギリギリで「CDプレイヤー」という文化が残っており、“音楽を聞くには専用機器が必要”という認識が一般的だった。だが、そこからそれなりに長い時が経ち、今や“CDを再生できる機械”なんて、
持っていない人のほうが遥かに多いだろう。黒電話も、本棚も、みーんな、なくなった。地上波テレビも、割と結構、危ういところまで来ていると、私は思うよ。

 さて。ゲームは映像の娯楽であり、
高画質のほうが良いのは当然のことだ。そして、従来規格の「HDMI」は、確かに使いやすく優れたケーブルだ。しかし機械の性能が上がったなら、それとセットで、周辺機器も取り替えていかなければならず、やがては「ディスプレイポート」に置き換わっていくだろう。しかしそれは、時代の流れとして、仕方ないことであるし、むしろ、より品質の良い娯楽を味わえるという意味で、歓迎すべきことである。PS3を3色で繋いで、「あんまPS2と変わらないな…」なんて言っていた黒歴史は、もう繰り返しちゃ駄目だぞ。

 
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(2025年7月31日)

登録タグ/ 機械一般
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2025年7月26日(土)
[メトロイドドレッド] HARDモード、攻略開始!


 
サムス「私は嫌われてない」


 
2週間ぶりの休日ということで、やりたかった課題を片付けていく。その中の一つに、「メトロイドドレッド」のHARDモードがある。2週間前に、四苦八苦しながら初周クリアを達成し【日記:2025/7/13】、そこから、忙しすぎて全く遊べていなかったのだ。
 …さて、メトロイドドレッドのHARDモードの内容は、「敵から受けるダメージが2倍になる」、
以上である。たったそれだけなのであるが、本作は、NORMALの時点で、「かなり高度なアクション操作」「幾度とないリトライ」を要求される、死にゲー的なデザインであるため、“単純に被ダメージが増える”というだけでも、十分に難しい。ちなみに、アップデートで追加された究極難易度の「DREADモード」は、敵から受けるダメージで必ず即死する以上だ。
 ――というわけで。今回プレイの目的は、2周目としてHARDモードを遊びつつ、かつ、アイテム入手100%を目指すというものだ。今回の私では、1周目の時点で、『スーパー』『フュージョン』『ゼロミッション』といった過去作を振り返りつつ、
かなり濃密に遊ぶことになった。現代は、娯楽が飽和している時代なので、“これで終わりにして、次のゲーム”というのでも良かった。ただまあ、せっかく楽しめる作品となったのだから、もう1周くらいは遊んで良いかなと思ったのと、あとは、アイテム回収率も42%と低かったので、そこまで含めて、満足するよう遊んでみたいと思ったのである。

 というわけで。
2週間ぶりにニンテンドースイッチ(1、ライト版)を起動し、HARDモードでメトロイドドレッド本編をスタートする。
 …さて、ここからは、
各ボス戦を中心に、ダイジェスト気味に書いていくことにしよう!


第1ボス:コルピウス
 ゲームスタートだ。今作は、前回プレイで学んだ通り、「ビームよりもミサイルが優勢」という環境なため、
雑魚戦であっても、通常攻撃感覚でミサイルを乱射していく。ゲーム開幕の弾数は15発だが、敵を倒した際のミサイルアイテムで補充できる量が5発と多いため、そうそう弾切れの心配はない。なお、私の遊んだメトロイドシリーズの中で、始めて初期状態からミサイルを装備している作品である。今作でのミサイル優遇を象徴している…のかもしれない。
 さて。このあたりは、さすがにゲーム冒頭のチュートリアル区間ということで、火力2倍であっても、大したことは無い。幾つかのアイテムを回収しつつ、E.M.M.I.から逃げたり倒したりしながら
(ここは強制DREADモードなので難易度は関係なし)、最初のボスである「コルピウス」と戦闘だ。

 さて、コルピウスは、ゲームを始めて最初の本格的なボスであるものの、
さすがに令和のゲームということで、“多彩な行動パターンを持つ、作り込まれたボス”となっている。ただまあ、やはり所詮は1面ボスであり、どの攻撃も見切りやすく、ダメージも小さい。
 というわけで。HARDモードのダメージ2倍ということで、油断しすぎていて1回
ティウンティウンさせられたものの、2回目で無事に撃破ができた。初回プレイで行えなかったグラブシーケンスによる特殊演出も見ることができ、満足度の高い戦いとなった。



クレイド「あれは確か2年前…」



第2ボス:クレイド
 オープニングと呼べる区間を終えて、カタリス → ダイロンと新エリアに入り、「バリアスーツ」に着替えてクレイドへと挑むパートだ。
 さて、このあたりから、
雑魚戦の難易度が馬鹿にできなくなってくる。初回プレイでも触れたが【日記:2025/6/14】、HARDではダメージが2倍となり、NORMALクリアの腕前をもってして、なお難しいと言えるレベルだ。とりわけ、第3エリアのダイロンでは、バリアスーツ入手が迫っていることもあってか、露骨に被ダメージが大きく、雑魚との接触ダメージで100以上削られることもザラだ。ちなみに、この時点でのサムスの体力は299であるため、マジで死にゲーレベルであっさり終わるのだ。まあ、それを見越して、復活ポイントも多めには用意されているのだが…。
 加えて。敵は、攻撃面だけでなく体力にも優れており、この辺りから、雑魚ですらミサイルを3~5発程度は当てなければ倒せなくなってくる。止まって射撃をしているうちに、相手の反撃を受けることも多い。敵を倒す行為自体に消耗が大きく、
冗談抜きで、戦闘回避も有用な攻略法となりうる。やれ、“射撃スタイルの2Dアクション”として、そんなこと通常は有り得ないのだが、それが起こってしまうのが本作の恐ろしいところだ。間違いなく、メトロイドドレッドの第1の難易度ピークは、この「ワイドビームやバリアスーツが手に入る直前の雑魚戦」であろう。

 そんなわけで、バリアスーツ入手後に、順路通り進んでいくと、ボスの
「クレイド」戦がスタートする。記念すべき初代メトロイドでボスとして登場したのちに、何度か戦っているライバルキャラの1人であり、そういった位置付けについては、以前の日記をご覧いただこう【日記:2025/6/18】
 さて。HARDモードでのクレイド戦について、当初は、ダメージを受けないよう、第1段階から、距離を取って慎重に戦っていた。だが、弱点の口を狙うのが難しく時間が掛かるうえに、
攻撃を確実に避けられるわけではない。第2段階では、強力な爪攻撃によって一撃必殺クラスの大ダメージを受けるため、第1段階は速攻を狙うのが良いと判断し、あえて接近をして戦っていった。
 そして。第2段階は、跳ね回るダンゴムシをいなしつつ、前の日記でも触れた
カッチョいいグラブシーケンスを攻撃の軸とするのだが、上層での打撃には2種類があり、“グラブシーケンスに移行できないほう”は、HARD補正もあって、1発200というワンパンクラスの火力を持つ。そのため、長期戦は狙わず、こちらも短期決戦で、危険な攻撃を使われる前に勝負を付けるという方針で戦っていった。



 とまあ、こんな感じで。メトロイドドレッドのHARDモードは、“単に被ダメージが2倍に上がっただけ”だが、
されどダメージ2倍ということで、攻略法も変わってくる。アイテムの100%収集も含めて、2周目プレイとして、しっかり楽しんでいくことができそうだ!

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月25日(金)
ゲーム:「エルシャダイ」、地味に音楽が魅力的!


 
15年経った今でも通用するミーム


 その昔、
「エルシャダイ(El Shaddai)という伝説のネタゲーが存在したのだが、現在でも伝わるその魅力は、音楽だと思うのだ。
 …さて。まず、「エルシャダイ」は、PS3世代のハードで、2011年に登場した。神や天使といった重厚なバックグラウンドに、主要キャラとなるイケメン男性たち、そして絵画的・芸術的なグラフィックが組み合わさった、
謎のゲームである。しかし、それよりも話題となったのは、「大丈夫だ、問題ない」に代表されるネットミームだ。当時は、ニコニコ動画の全盛期ということもあって、素材として大流行をし、公式さえ、それに乗っかったプロモーションを行った始末だった。そして私も、冷やかし半分期待半分という気持ちで、購入してプレイをしてみたものだ。

 しかし、実際にゲームを遊んでみると、なんということはない、
凡庸なアクションゲームであった。基本的には、「2Dないし3Dでのジャンピングアクション」→「開けた場所での雑魚戦」を繰り返しつつ、マップの最後にボスが待ち受けている…という、一本道スタイルの作風だ。しかし、主要と言える雑魚敵が3種類しかおらず、少なくとも通常プレイの範囲であれば、連打で雑魚戦が終わってしまうため、非常に単調で、飽きやすいのだ。
 …では、飽きを防ぐための、グラフィックやシナリオについてはどうなのか。確かに、こだわってはいるのだが、
常人には理解不能という感じである。とりわけ物語については、途中から完全に興味を失ってしまい、左耳から右耳という感じだった。イーノック(主人公)が、西洋風の神殿を走っていく際に、謎のおばさんがひたすら重要そうなことを喋っているシーンで、「このゲームまだ続くの?」と思ったことを覚えている【たぶんここです…】
 ――というわけで。エルシャダイについては、「破綻こそしていないものの、平凡なバトル」に、「奇抜なグラフィック」「理解不能なシナリオ」などが特徴であり、
奇ゲー・雰囲気ゲーとして、ハーフプライス程度で買えば楽しめるだろう。逆に、「大作アクションのような王道のゲーム性」「ニコニコ動画で大流行したネタ要素」を求めてしまうと、だだ滑りをしてしまう。そう、私も勢いよく滑落した一人であったのだ。

 とはいえ。奇ゲーとして、私の中に一定の印象は残せたということか、その後の人生でも、何度かこの作品を振り返ることがあった。
 …まず、
遊戯王カードでの話である。2014年、伝説のアニメ第5作:『アークファイブ』が放送開始されると同時に、カードゲームのほうでは、「シャドール」というシリーズカードが登場した。シャドウ(影)+ドール(人形)という名のごとく、様々な既存カテゴリのモンスターが黒い操り人形になったかのような姿をしている。そして、その融合体のモンスターは、「エルシャドール」という共通名を冠していた。「エル(el)」は、“”を表わす接頭詞であり、語感だけでなく意味的にもシャドールの上位版という名称にして、そして、“全能の神”を意味する「エル・シャダイ」とも掛けているのだろう…という【Wikiの解説】を見て、私は予想だにしていなかったタイミングでエルシャダイという単語を目にし、フフフってなった。
 ――また、ゲーム:「エルシャダイ」の大まかなストーリーは、「神に仕えていた天使たちが、人間界を覗き込むうちに、彼らへ興味を持ち、次々と堕天していった。激怒した神は、人間界をまるごと滅ぼすことを提唱したが、そりゃさすがに待ってくれと、同じ天使であるイーノックが堕天使たちの討伐へ向かう」といった内容であったことを覚えている。
これと似たような思いを、私は職場で経験したのだ。というのも、職場の業務システムのアカウント管理で、「辞めていく人間」「結婚して名字が変わった人々」を大量に眺めていると、なんだか凄く同情的な気持ちが湧いてくるのだ。名字が変わる女性たちを見ていると、「いいなあ、私も変わりたいなあ」と思うし、幾度となく退職者のアカウント削除を繰り返すうち、「なんでこんな多くの人が辞めていく職場に、私はしがみついているんだろう」と考えてしまう。やれ、「神、またはそれに等しい存在が、人間へと興味を持って、堕天する」という作品は、例えばキン肉マンの完璧超人始祖編など、古今東西に存在するが、なるほど気持ちは分かるというものだ。

水弾が、ランダムで飛ばされる場合と、パターンで飛ばされる場合があって、どっちも綺麗!


 というわけで。「エルシャダイ」は、はるか昔に1周だけ、斜め読み気味にプレイした程度にも関わらず、奇妙な印象を残しているゲームである。
 …いっぽう、手放しで称賛できる要素もあり、それは
BGMだ。本作の楽曲は、元カプコンの、モンスターハンターのテーマ曲である「英雄の証」を作った、地味に大御所の人が担当をしている。ただし、「モンスターハンター2」の雪山戦(『ポータブル2nd』でも使用)のBGMと同じく、エルシャダイ曲でも盗作疑惑があったりするのだが、まあ、それについては、軽く触れるのみに留めておくことにしよう。

 では、そんなエルシャダイのBGMについて、具体的に2曲を挙げてみよう。
 …まずは、
「悲壮なる叫び」【YouTube】という楽曲だ。第1の大ボスである「サリエル」という天使のテーマ曲であり、バイオリンを主旋律に据えた優美なメロディに、ゲームチックなリズムが印象的だ。サリエルは、人間の愛に憧れて堕天をしたという設定であり、どう考えても「」とか言いそうな見た目と声質にも関わらず、一人称は「オレ」である。「ヒトの“愛”は無限の力を秘めている……。オレはその“愛”に憧れて堕天した」というセリフには、「せやろか」と思いつつも、どこか納得させられてしまう迫力があるものだ。
 ――また、もう1曲は、
「予感」【YouTube】という名称であり、終盤のボスである「アルマロス」という敵との戦闘BGMとなっている。この敵については、“観客の居るライブ会場”といった謎の世界観で戦うことになり、前哨戦においては、敵のダンスが画面を覆い尽くすなど、冷ややかな雰囲気の演出が為される。ただ、実際のボス戦に入るとガチであり、“ロックとオーケストラの超融合”といったカッチョいいBGMの中で、1vs1の死闘が繰り広げられる。敵の芝居掛かった歩き方や、弾幕STGのような美しい水弾は、「あー、いたいた、こんな奴!w」と、懐かしく思い出せるものだ。

 そんなわけで。「エルシャダイ」というゲームは、
やはり、私の中に奇妙な印象を残すゲームだったと言える。
 …やれ、ここ数年くらいは、「良ゲー」「神ゲー
虚無ゲーなど、分かりやすい属性のゲームを遊ぶことが多かった。だが、「エルシャダイ」「マザー3」のように、少し変わった作品に触れるのも、“文化の栄養バランスを整える”という意味で、好ましいことであろう。忙しい日々だけど、もっといっぱい、様々なジャンルのゲームを楽しんでいきたい!

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月24日(木)
無惨様は「無惨稽古」をすれば勝てていた!


 
「十二鬼月っていう超強い鬼が出たら絶対に1人で戦うな、柱に任せろ」と徹底すべきだった


 映画も放送中の
「鬼滅の刃」において、味方陣営の「鬼殺隊」と、鬼たちとの戦いで、最終的に勝敗を分けたのは、「柱稽古」だと思うのだ。
 …まず、「鬼滅の刃」のラスボスである“無惨様”こと、
鬼舞きぶつじざんが、漫画界でも類を見ないほどの★超無能★なのは、皆さまご存じの通りである。最高幹部であるじゅうづきのうち、一般隊士では手も足も出ない強さのげんの鬼たちを、怒り狂って、自ら惨殺したシーンは、パワハラ会議と呼ばれ、伝説となった。その他にも、人類の希望である「柱」を仕留めた鬼に対しても、労をねぎらうどころか叱責するなど、クソ上司っぷりに休む暇がない。
 ――ちなみに、無惨様が鬼となった初期の話として、「自分を鬼に変えた医者を殺害するが、実はその医者だけが、太陽光を克服する方法を知っていた」というエピソードが存在する。アホすぎて信じがたいが、無惨様の
頭無惨さを考えると、絶対やったに違いないという謎の説得力がある。

 しかしながら、ではでは、その無惨様と敵対する「鬼殺隊」が有能かというと、そんなことは全く無く、むしろ
いい勝負をしている。何故そう判断できるかというと、鬼殺隊の問題点として、圧倒的な人命軽視があり、これが無惨様とまったく同じだからだ。
 …まず、作中世界の戦力差としては、
じょうげんの鬼」>>「柱」>>(壁)>>「下弦の鬼」>>(壁)>>「一般隊士」という程度であり、この壁をまたごうとすると、手も足も出ずに★瞬殺★される。作中で描写された「下弦の鬼」たちは、炭治郎(主人公)らと戦って消耗していたという条件はあるものの、「柱」を相手にして、一撃で首を切られて消滅している。上下のボーダー辺りに位置する“上弦のろく”・堕姫だきですら、“祭りの神”こと髄天元ずいてんげんにワンパンされてしまったことから、力関係は明らかだ。一方で、敵側の最高幹部である「上弦の鬼」に対しては、柱1人では敗北し、炭治郎ら“かまぼこ隊”に柱を加えたチームで挑んで、なんとか辛勝できる程度の強さとして描写されている。
 ――そして、戦略上で重要なこととして、
人間側も鬼側も、敵の居場所をハッキリとは掴めていない。そのため、情報収集が極めて重要であり、まず敵がどこにいるかを突き止めなければ、戦争を始めることすらできない。これらの要素を総合すると、敵味方の合理的な作戦としては、「まずは多数の戦力を分散させて小競り合いを起こしたうえで、『柱』や『十二鬼月』が居ると判断した場所に、精鋭を複数送り込み、数的優位を作ったうえで敵を各個撃破する」になると思われる。

 というわけで。鬼との戦争に勝つためには、人手が極めて重要であり、
その命は最重要事項だ。とりわけ、強力な“十二鬼月”と出会った時には、戦闘を柱に任せて、即座に逃走をしなければならない。人命も「情報を持ち帰る」ということも、両方とも重要であり、死んでしまうなど、もってのほかだ。
 …しかしながら、
これが徹底されていなかったのは、作中の描写からして明らかである。例えば、アニメ第1シリーズの山場となった那田蜘蛛なたぐもやまでは、“下弦の”・るいとその一味が潜んでおり、見た目からは想像も付かないほどの、極めて危険な戦場であった。起用された鬼殺隊の人数は、恐らくだが、1個小隊=40名程度であろうと思われる。しかし、累たちと戦って、ほとんどの隊士が戦死ないし重傷を負い、部隊は壊滅状態に陥った。それだけの事態になって、まずは“かまぼこ隊”の炭治郎ら3名が派遣されたが、これでいったい何をするつもりだったのだろうか。主人公補正があったから生き残れたものの、通常は新入隊員を投下したところで、全く無意味に戦死者を増やすだけである。典型的な“戦力の逐次投入”だ。
 ――その後、深夜になって、「柱」2名
(冨岡義勇・胡蝶しのぶ)が到着し、ほぼ無傷のまま残った鬼たちを蹂躙して、事態は収拾した。だがこれは、判断が遅い!というやつであり、2名の投入は間違っていないが、時期が遅れたせいで、大量の隊士たちが犠牲となった。恐らくは、総員500人程度と思われる鬼殺隊が、2桁人数を失うというのは、極めて大きな失敗だ。そもそも、アニメ版の描写から、過去に、那田蜘蛛山では、累によって、5人の隊士が一度に未帰還となった事件があったようだ。それを重く見て、柱を中心とした部隊で一気に攻め入っていれば、サイコロステーキ先輩はサイコロステーキにならずに済んだのだよ!

 その他にも、人命軽視の例としては、鬼殺隊の新入隊員を募るための
「最終選別」が挙げられる。内容は、“鬼のひしめく山で、1週間生き残れば合格”というものであるが、実戦以上に強烈であり、毎回、半分以上が戦死する。鬼殺隊は、政府非公認の暴力団であるため、法的な問題は無いが、そもそも鬼殺隊には人員数が必要であり、“最終選別まで来れた”という時点で、常人とは違う能力・意欲を持っていることは間違いない。それを大量に死亡退場させるような訓練は、どうかしているのだ。
 …そして、それに関連し、第2話から登場するうろこだきという人物は、厳しいながらも炭治郎ら兄妹を育て、導き、
一行の最初の師匠と言える人物となった。だが、それまでに、最低でも13人の弟子を最終選別へと参加させ、そして帰らぬ人にしている。そんな状況で、炭治郎を14人目として送り出すのだ。おいおい! よ~くこれで、「判断が遅い」とか他人に言えるなあ!!
 ――というわけで。無惨様の鬼命軽視
(?)は周知の事実だが、鬼殺隊も大概であり、実際のところ、この2組織は、非常にいい勝負をしている。なるほど、「争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない!!」という名言は、大正においても成り立っていたのだろう。

人も物も、そう簡単には補給できない時代だぞ(大正も令和も)


 というわけで。鬼も鬼殺隊も、
人材をどんどん使い捨てにする無能集団だったのだが、両者で決定的に違ったのは、鬼殺隊が、最終決戦に挑む前に、「柱稽古」と呼ばれる大規模訓練を行ったことである。まさにこれが、直接的に勝敗を分ける要因となったように思うのだ。
 …さて、私は、アニメを「柱稽古編」まで見ただけ
(先週公開された映画版クライマックス第1作および、原作漫画は未読)であり、「無限城」における最終決戦の展開と結末は、大まかにしか知らない(劇場版、楽しみにしてます…)。だが、人間側が、一般隊士まで投入した総力戦で挑んだ一方で、鬼陣営は、いつものように好き勝手に戦った。その結果、上弦たちは全員が倒れ、最後に無惨も討ち滅ぼされてしまったという。
 ――やれ、勝敗を分けた理由は明らかであり、鬼殺隊は“隊”としてチームで挑んだが、無惨様は、自分さえ居れば何とかなると思い込んで、
結局1人で戦ったからだ。確かに、全ての鬼の始祖であり、不死身と言えるくらいに強かったのかもしれない。だがしかし、鬼殺隊の全戦力を同時に相手するには足りなかった。だから負けたということであり、当然の結果である。

 さて。ファンの間ではよく語られることであるが、例えば、くだんの「パワハラ会議」で無意味に始末された
下弦の鬼たちが、この最終決戦に投入されていれば、下級隊士の相手は十分にできただろうし、4人が一斉にかかれば、柱1人を行動不能にするくらいはできたかもしれない。“柱+かまぼこ隊”のように、上弦+下弦でチームを組む形にするのも、良いだろう。鬼たちは、鬼殺隊に負けず劣らずの人材不足…鬼材不足なのであるから、もっと人員を大切にする(人員の数を確保する、人員の配置を工夫する、負けそうならば撤収させる)必要があったのだ。
 …また、直接的な戦闘以外でも、無惨側には、なきという、“異空間に相手を引き込み、その内部で自由に人員を移動させられる”という
戦略そのものみたいな鬼が居た。よって、その血鬼術を中核に据え、戦闘指揮を取る人物が必要だった。もっとも、無惨様は頭が無惨なので、賢い鬼を探して、自分の代わりに指揮を取らせるべきだった。うむ、絶対にやらなさそうと確信できるな。

 そういうわけで。無惨様が勝つためには、恥を忍んで、
「無惨稽古」をするべきだったのだ。無惨が上弦を指導し、上弦が下弦を、そして下弦は名も無き鬼たちを、それぞれ訓練する。それにより、下位の者たちが鍛えられるのはもちろんだが、上位の者にも学びがある。若者の新たな視点が気付きを与えてくれるとともに、性格や能力を知ることができ、適切な人員配置につながる。相互の信頼関係が醸成されれば、組織運営にも好影響がある。
 …さて、それらの具体的な例として、浅草で無惨が鬼にした名も無き男性は、「肉の種子」という、無惨ですら足止めできるような強力な血鬼術を持っていた。
こういうレアな能力者を発掘して、適切に活用できれば、無限城での戦いは様変わりしていただろう。また、鬼殺隊の一般隊士たちは、最終的に柱の盾となって、大半が戦死をしていった。しかし、そのおかけで、最高戦力が長く生き残り、希望を繋げることができたとも捉えられる。いっぽうの鬼には、信頼関係が全く無かった。ここぞという場面ですら、命を有効活用できなかったのである。柱と一般隊員も、最初は距離があったのだが、それが「柱稽古」によって縮まった。心理的な壁をなくす意味でも、柱稽古は重要だったのだ。
 ――その他、「新人には基礎体力」を、「中堅には応用技術」を、そして「幹部は戦略的な用兵」を学ぶといった感じで、
訓練の方法も工夫できるだろう。鬼陣営も、確かに、「刀鍛冶の里」編では、「①補給拠点を突き止めて(情報収集)」「②対多数戦に長けた上弦を(適材適所)」「③2人同時投入し(戦力の集中)」「④敵の後方から削る(戦略的攻撃)」という無惨様から出たとは思えないような作戦行動をした。その後も、鳴女を上弦として採用したり、一般鬼にも“下弦程度”と称されるほどの力を与えるなど、多少は失敗から学んでいる感があった。だが、やはり多少であり、そして判断が遅い(※本日3回目)ということもあって、やはり、柱稽古ほどの画期的さは無かったと言える。

 そういうわけで。勝敗の決め手は、
鬼殺隊は「柱稽古」をしたが、鬼たちは「無惨稽古」をしなかった。これが全てだ…。
 ――やれ、「柱稽古」については、「原作で数話のエピソードを無理やり引き伸ばした」だの「話が全く進んでいない」だの「最終決戦を劇場版にするための宣伝アニメ」などと
散々な評価だが、最終戦への影響、そして鬼陣営との対比を考えると、地味どころか派手に重要だったということが分かる。そういうわけで、令和の人間社会で働いている皆さまも、無惨様のような無惨な結果にならないよう、ちゃんとみんなで協力していこうね!

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月23日(水)
[ワイルズ] 歴戦王 ウズ・トゥナ:デブで可愛い…


 
いい天気になってくれたのもGOOD!


 今日は、モンスターハンターワイルズにて、
「歴戦王 ウズ・トゥナ」が登場する日である。最近の私は、これまでとは段違いに仕事が忙しく、今日になるまで忘れていたのだが、実際に遊んでみると、思った以上に楽しめた。一言で表現すると、太っていた…。
 ――まず、「歴戦王」については、皆さまご存じの通り、据え置き版の前作と言える『ワールド』で初登場した強化個体であり、同作における大きなやり込み要素となっていた。そして、『ワイルズ』では、古龍が登場しないため、それと同格と言える“生態系の頂点”たちが、
王位継承者として立ちふさがる。第1弾として、まずは「レ・ダウ」が出現し、正確性を大幅に増した電撃攻撃で、私を苦しめてくれた【日記:2025/4/30】。ウズ・トゥナは、それに続く、ワイルズ第2の歴戦王である。なお、当時は7月末配信とされていたが、ユーザーを取りこぼしたくないためか、予定が1週間、前倒しにされた。

 そんな感じで、「歴戦王 ウズ・トゥナ」と戦ってみると、まず気付いたのは、
火力の重さである。何のことはない通常攻撃で、だいたいゲージが半分は削られるため、2発もらえば終わりだ。また、原種も使ってきた、印象的な“イルカのようなジャンプ”は、連発する場合の2回目が必殺技として位置付けられているらしく、食らうと8割ほどのダメージ、HPが少しでも減っている状態だとキャンプ送りにされかねない。
 …また、新モーションも、
恵まれた図体を活かした攻撃が目立つ。まず、ロアルドロスのように、ごろんごろんと横に転がる技は、出が早く避けづらい。また、シャーッと滑って爪でひっかく攻撃が増え、パワフルさも増加した。やれ、防御面では“水をヴェールのようにまとう”という魔法的な力を使うものの、攻撃のほうはシンプルに体格を活かしてくるというのも、一貫していて説得力がある。
 ――さらに。
体重増加を表現しているということか、歴戦王では、ボディプレスによって発生した水圧が、多段ヒットするようになった。ただでさえ高火力なボディプレスだが、それで吹き飛ばされたあげく、ゴロンゴロンと水に流され、泣きっツラに蜂である。

 ちなみに。“純粋な戦闘以外での新要素”として、まず敵は、
「緋の森」マップの北端から登場するようになった。ウズ・トゥナは、瀕死状態になると、何分も掛けて北に敗走するという害悪行動を取っていたため、それが明確に封じられたというのは、好感が持てる。17番にキャンプが設置されてさえいれば、すぐに戦闘開始が可能だ。その後も、主に南方向へと、やや長い移動を繰り返すものの、ゲームが何分も中断される感じは無い。
 …また、開幕の天気はいつものように
集中豪雨なのだが、やがて体力が減ると、一気に空が晴れる。モンハンワイルズは、さすがPS5世代のソフトということで、パフォーマンスに若干の問題があるものの、風景自体は非常に綺麗だ。しかしながら、“自然エネルギーが解放されている=悪天候”という設定上、“生態系の頂点”たちとは、視界不良の状態で戦わざるを得ない。ゲームとしては純粋にグラフィックが悪く、不満であった。だが、歴戦王で晴れになる演出が入ったことで、元々の画の美しさを存分に味わえるようになったと思う。
 ――ちなみに、“途中で天気がカラっと良くなる演出”は、
本編シナリオのラストで戦ったアルシュベルドと同じである【日記:2025/3/23】。同じく、王の後継者たちとして、天候変化という共通能力を持たされているのかもしれない。レ・ダウさん…。

猫なのにイケメン…だと…?


 というわけで。本日追加の
「歴戦王 ウズ・トゥナ」は、強化個体として手ごわいのはもちろんだが、それ以外にも様々な面で、“原種とは違うゲーム性を提供しよう”という気概を感じる。スタッフの意図を読み取れる作品は、だいたい良ゲーである。重厚な戦闘BGM【YouTube】も、原種以上にピッタリだ。
 ――ちなみに。ちょうど今日から、『ワールド』でのアステラ祭に相当する、オンライン強化イベントが開催されている。だが私は、明日以降も厳しい仕事が続くということで、残念ながら、あまり熱中して遊ぶつもりは無い。ただまあ、ウズ・トゥナについては、
僅かな回数だが、久しぶりのモンハンを楽しく遊べて、非常に良かったと思う。せっかくソフトを持っているのなら、これをプレイしないのは勿体ない!

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月22日(火)
F通 vs やり込みinFF


 
さすがに女の子以外の画像も載せたくなった


 試練の3連休
(0連休)にて、会社の機器の総入れ替えが完了した。“連休を丸々潰し、そのままの流れで平日”ということで、休みこそ無かったものの、これでようやく、普段のような落ち着いた日々が戻ってきた…わけがなく、週明けの今日は、3連休以上に悲惨であった。

 まず朝は、会社の各所から、
「新システムにログインできません、助けて!」という電話が殺到した。なんと、始業開始前に既に電話が鳴っていた。どういうことかというと、新システムは、これまでと違い、OSのログイン画面のようなところで認証を要求される。よって、パスワードが分からなければ、業務はもちろん、出勤打刻すらできない。しかも、この初期パスワードが、従来システムで使用していた“職員に広く知れ渡っているもの”と異なっていた。私ですら知らなかった(テスト端末専用の一時的なパスで、本チャンも使うとは夢にも思っていなかった)のだから、周知徹底が為されていたとは言い難いだろう。
 …そして、“ベンダー”こと協力企業側は、「コールセンター」=専用の電話連絡先を開設していたものの、このコールセンターの番号が、ログインしないと読めない場所に載せられていた。
家の鍵を無くした時の対策を、家の中に用意していたのである。よって、朝一番には、コールセンターでなく、“既に印刷されている電話番号表”に連絡先が載っている我が部門に、集中攻撃が行われたのである。しかも、初期パスワード以外にも、「認証に使うIDカードを忘れてしまったが、どうやってログインすれば良いか」など、よくあるQ&Aすらまとめられていない。まとめているつもりなのかもしれないが、困っている人に届かなければ意味がない!
 ――かくして、まずは、
非協力的な協力企業により、初っ端から苦しめられた。やれ、Fで始まる有名メーカーであり、平均年収は1000万円近くと、私の2倍どころか3倍ほど貰っているらしいが、今回の件により、「ログインできなくて困っている人への対策を、ログインしないと見れない場所に用意する」というお笑い業務しかできない組織という印象が確定した。AIイラストで社長の顔を自慢してる会社みてぇだな!

 ちなみに私は、初期パスワードから変更したPCを出荷する際は、必ず付箋的な物
(すぐ剥がせる)で、1台1台、ログインIDとパスワードを表示するようにしている。だって、ログインできなかったら、門前払いされて嫌な気持ちになるじゃん。その他の修理系の業務でも、電話を掛けてくれた依頼者への直接説明を重視しつつも、忙しい際や、込み入った作業をした際は、メモとして「修理が終わった旨と、注意点に、自分の名前・連絡先」を残すようにしている。忙しい人に自分のためだけに時間を取らせてはいけないし、そもそも修理が終わったかどうか他の人は分からないじゃん。マジでさあ、F通もこれくらいやってみろよ。えっ、「1000台以上の機械に、そんな時間は掛けられない」こっちは1台につき10万円以上は払ってるんだけど?

下品な水だなあ…


 さて。朝の「ログインできない」「パスワードが分からない」の洗礼を、
死んだ魚の目になりながら乗り越えたが、昼の時間帯になっても、電話は鳴り止まない。業務が本格化していると、次は「業務システムのうち、不具合が起きている部分」へ火力が集まってくる。だが、その頃になると、SE部門の職員間では、既に不具合の存在は知らされており、それについての対応も共有されていた。回答は、「内線番号:◯◯◯◯にお掛けください」か、「現在対応中のため、またこちらから連絡させていただきます」のどちらかだ。
 …では、それでパターン化されて気が楽かというと、そんなことはなく、むしろ、
謝ることしかできない自分に無気力感を覚えるものだ。私も、もう半年ほど現部門で働き、少しはできるようになってきたと思ってきた。それが、機器入れ替えによって、経験値ゼロへと戻ってしまったのである。
 ――そして、就業時間が近づくと、今度は「せっかく端末が入れ替わったんだし、これを機に、もっと機械の環境をアップグレードしてもらおう!」と思ったのか、
やたらと複雑で難解な依頼が入り始める。もっと早く言ってくれれば、何なら3連休の前に対応できたのだが…まあ、仕方あるまい。新しい機械を使ってみて、それで初めて様々な不満や要望が生まれるというのは、自然な流れだ。それに私たちは、直接に客を相手にしてお金を稼いでくるわけではないのだから、他の職員さんたちを助けるのが仕事だ。不条理な要望であっても、可能な限り叶えていくのである。

 かくして。3連休
(3連勤)が終わっても、まだまだ平穏とはいかず、しばらくは「電話を置いた瞬間に次の電話が鳴る、というか、置く前から鳴っている!」みたいな状況は続きそうだ。まあ、私にとっては、残業代を取り立てられる良い機会であるし、それに、“機械を使って、職員さんたちの役に立ちたい”という気持ちも、決して嘘偽りではない。7月中旬からここまで、そこそこ残業しているが、まだ余裕という感じだ。過労死ライン? 返り討ちにしてやるよ。

 
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(2025年7月31日)

登録タグ/ 雑多な内容
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2025年07月21日(月)


 
/(^o^)\


 ようやく、苛烈さ極まる3連勤が終わってくれました。
何とか生き残れた…。
 ――ということで、
明日からは平日ですね! 平日は普段通りの仕事だから、きっと楽です(?)

 
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(2025年7月31日)

登録タグ/ 明日から本気出す
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2025年7月20日(日)


 
やっと日本が良くなってくれそう!


 今日は選挙日で、今はちょうど開票が進んでいるところであるが、どうやら無事に
増税クソ政権は退陣してくれそうだ。天誅ですね、当然です。やっと、少しだけだが、日本が良くなりそうな兆しが見えてきた気がする。
 …さて、この選挙結果により、もはや増税派は決定力を失い、何らかの減税が為されるのは確実と言える。その対象として、世間では消費税がアツいようだが、
私は社会保険料を推すのだ。何故なら、働いていないと税率10%(消費税のみ)に対し、働いてしまうと税率70%(※労使折半の給料を、消費税非適用の価格から見た場合)というのは異様すぎであるし、そのうえ、利用先についても、「社会保障」と表現すれば聞こえは良いが、要はロクに資産形成もしてこなかった老人に生活費を渡し、そして医療費に逆傾斜を掛けて、9割以上を税金で負担して好き勝手させるという狂気のシステムであるからだ。常識的に考えて、医療費については、赤ちゃんや子供、そしてその親となる人々などの金銭的な負担を少なくし、健康な人生を送れるようにするべきだ。逆に老人が優遇されるというのは、おかしいのだ、頭がおかしいのだ! 「労使折半」とかいう、企業&労働者に何のメリットもないごまかしも含めて、最っ高に自民党という感じの税なので、まずはここに手を加えるべきだ。
 ――極端な話、もし社会保険料が下がるのならば、逆に、
消費税は少しくらいは上げても良いのかなあとさえ思う。前述の、「働かないと税率10%だが、働いてしまうと税率70%」という働いたら負け的な世界観は、何とかする必要があるだろう。軽減税率の、8%のほうを下げつつ、10%のほうを上げていく…なんて方向性は、普通にアリなんじゃないかな?

 というわけで。まだまだ新しい日本は始まったばかりであり、これからどういう政策が相応しいか、再び皆で考えていく必要がある。権力を求めて自民党に媚び入り、
第2公明党となる輩が出ないかどうかも、しっかり監視をしていく必要があるだろう。しかしながら、この選挙結果により、悪夢の自民党政権による失われた40年も終わって、ようやく日本が良い方向へと変わってくれそうに感じるものだ。
 減税、楽しみですね!

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月19日(土)


 
ピンチな日のために、ボツ画像でもたくさん残しておいたほうがいいな


 ここしばらくは、皿洗いをしつつ、日付が変わるのが常態化してきました…。
 ――というわけで。
さすがに今日は無理ですね! そして、明日も明後日も、恐らくこんな感じです。現在、書きたいことが山程ほどあるのですが、それはまた、週明け以降、仕事が落ち着いてからということにさせてください…。

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月18日(金)
【減給】3連休の機器入れ替え、日当「8000円」wwww


 
たった2週間で同じ画像を使うことになるとは…


 今週末は3連休であり、鬼滅・選挙・夏休み開始と、様々なイベントが存在するが、私にとっては
0連休であり、職場の機器総入れ替え作業が行われる。だが、それについては、驚くべきことに「日当8000円」と発表された。最初に思ったのは、「えっ、これ同意してもいいの?」ということであった。
 …まず、日当8000円という数値であるが、
安すぎる。ご存じの通り、アルバイトの最低賃金が時給1000円程度であるため、もはや最低賃金「レベル」などという次元ではなく、正真正銘の最低賃金だ。私の普段の業務(技術部門相当、新卒スタートで入社4年目という扱い)の時給は、計算すると概ね1500円程度に相当するのだが、それで普段のように8時間働いた場合より安い。また、“休日の職場バイト”という部門だと、この3月・4月に、倉庫での荷物運びがあったが、そちらの日当が1万円であったため、それよりも給料が低い。ちなみに、全て額面での支給なため、いつものように老人保証の重要な財源として勝手に金が抜かれ、1日ぶんとして手元に残るのは、6400円程度だ。寝ていたほうがマシだったな!
 ――いっぽうの、SE業務のほうは、
責任重大だ。やる内容は、一言でいうと、パソコン・周辺機器を合わせて、合計1000台以上にも及ぶ機械の入れ替えであり、失敗すれば、火曜日からの平常業務が不能になりかねない。我がSE部門は、そのコアメンバーであり、職責は極めて重い。この3日間の作業のためだけに、増援として、私が2月から呼ばれていたこともある…。単純な業務内容としてもそうだが、それ以上に、心理的な緊張感が高まっている状況だ。

 ということで。そのような責任重大の作業に、たったの「日当8000円」は、
どう考えてもおかしい、頭がおかしい、狂っている!
 …しかも、その安い日当を受け取ってしまうと、“自らの意思で休日バイトをした”という扱いになり、
代休も付与されない。やれ、3連休(※0連休)が終わった後も、「様々な追加作業」や、「機器入れ替え後のトラブル対応」「新しい機器の修理マニュアル作成」などが山積みで、すぐに休みが取れないことは察していた。だが、扱いを「休日出勤」にしてくれれば、作業が一段落した頃に、合計3日間の休みを取ることができたし、お給料についても、「普段の給料×8時間ぶん+残業代」という、計算結果が確実に8000を超える数値となっていた。仮に今が辛くても、決して損をするわけではなくなり、肩をなでおろせていたはずだ。
 ――ところがどっこい、現実には、労働力不足からか、金を払うと負けた気がするからか、日当8000円のバイト扱いになったことで、「①代休の付与は無く」「②給料は最低」、そして「③サビ残確定」「④3連休全消費」「⑤職責も重大」という、地獄のような状況が完成してしまったのだ。なお、その発表主は、「一部職員に支払う1500円の手当が不平等なので、全員平等に0円とします」の社長だ。
さすがの信頼度である。自分の顔をAIイラストにして見せびらかしてる場合かよ!!

 というわけで。私は、その「週末の8000円のバイトをする人は、名前を書いてください」というところに、そもそも同意をして良いのかと考えてしまったのである。
これに同意をして名前を書くということは、この作業を認めたということだ。専門性が高く、職場の根底に関わるSE業務に、3連休すべてを潰して、日当たった8000円で従事することを、是として認めてしまうのである。有り得ないのだ。
 …だが、私が名前を書けば、周りの人間も書かざるを得ず、無言の圧力を書けることになる。そして、業務の重要性を考えれば、「この給料に納得できないので普通に休みます」という選択肢は出てこないし、ましてや「こんな給料の安い会社は今日をもって辞めます」なんてできるわけがない。これはあれだ、日本の国技:
任意という名の強制というやつだ。
 ――さらに、どれだけ会社の運営側に敵意をいだいていたとして、肩を並べて働いている人たちの存在まで無視できるわけではない。
この会社は、そういった弱みに付け込んで、最低賃金以下でのバイトを強いてくるのだ。あれ、私って、なんでこの会社を辞めてないんだっけ??

 というところで。私は、その「日当8000円で働く人はここに名前を書いてください」の表に、自分の名前を書こうかどうか迷っていた。すると、直属の上司
(SE部門)が、「書かなくていいよ。うちは別枠だから」と、助け舟を出してくれたのだ。我が部門の今週末の勤務は、“任意参加のバイト”ではなく「休日出勤」となって、8時間労働+はみ出た分は残業として処理し、かつ、代休も発生することになった。いや、普通でしょと思うだろう。そうなのだ、普通なのだ。
 ――しかしながら、私が前まで属していた技術部門のほうは、
日当8000円で人を呼んで、作業をするらしい。私は、人事上では技術部門に属しているため、そちらに名前を書いていたら、やる作業は全く変わらないのに、最低賃金以下の評価となっていた。そして、私は避けられたものの、実際に顔と名前を知っている人が、しかも、若手には任せらない業務内容のため、中堅以上の人たちが、“社会一般では人が集まらないような薄給”で働かされる。気分が良いわけがない! あんま詳しく知らないけどさあ、「査察」とか「行政指導」って言葉は、こういう会社のためにあるんじゃないのか?

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月17日(木)
「Grok」…エロ小説生成装置?


 
1週間くらいは楽しめると思うよ


 ご存じの通り、最近は様々なAIが存在し、Twitter
(現:X)にも、「Grok」というAIが搭載されている。だがこれは、エロ小説生成装置である。
 …まず、Grokを、通常の用途で使ってみると、すぐにこちらが貼り付けた文章のオウム返しばかりになって、ベトベトで読む気が無くなってしまう。しかも、妙な口調のフランクさと、絶妙な古臭さの絵文字は、
「おじさん構文」そのものだ。やり取りを続けるうちに、ダラダラと相手の返信が長くなってきて、しかも妙に相手だけ楽しそうにし、会話を続けようとしてくる。おじさんの精度が高すぎだろ! 私も気を付けよう…。
 ――また、画像生成についても、Copilotのような楽しさは皆無である。絵柄は、「1年前のAI」という感じの、作り物感がバリバリだし、少しセクシー系をオーダーすると、例によって、すぐ撥ねられてしまう。さらに、この“生成されなかった画像”は、内部的には、大きな「×」マークとして処理されているらしく、失敗後に
「できる範囲で、かわいい絵柄で作って」などと修正を試みると、×が生成されてしまう。もっと酷い時は、注文すらしていない“多様な肌の色の子供たちが、公園で手を繋ぐ画像”が出てきたこともあった。Nice gaijin.
 しかも。Grokは、この出来で、Twitterの有料プランへの導線を目指しているらしく、無料版では、短時間に10~20程度の書き込みを行うと、その後、
2時間のクールタイムを必要とされてしまう。有り得ない…。なんでおじさんと話すのに、こっちが金払うんだよ!! CopilotやChatGPTは、会話はほぼ無制限であり、画像投稿や生成には部分的な制約があるものの、少なくともGrokほど極端ではない。すみませんこれで何きくの(´・ω・`)

 しかしながら。そんな「Grok」にも、恐らく唯一であろう使い道が存在する。それは、
エロ小説の生成だ。
 …やれ、セクシー系の直球表現については、例えばCopilotならば、学術的な書き方から離れようとすると、あっという間に話題を封じられてしまう。しかしながら、Grokは、その辺りの制約がゆるく、「◯◯(職業:××) △△(職業:☆☆) これこれこういうシーン」みたいに
エロいオーダーを出すと、1500文字くらいの小説を作ってくれるのだ。最初は、勝手に全年齢向け小説みたいに表現規制をしやがるが、「もっと直球の表現を使って」という命令とともに、ドギツい単語をぶつけると、観念したのか、またはオウム返しの本能が目覚めたのか、ギットギトのエロ小説を作ってくれるのだ。
 ――さて。具体的に、どれくらいまで自由に制作できるかというと、まあ、
ノーマルな路線はほぼ大丈夫だ。その他も、純愛という枠さえ守っていれば、ちょっと変わったプレイや、ハーレム系もいける。飛躍した設定として、「334つ子を妊娠」みたいな阪神関係ないやろもできるし、「女の子に突き刺さって抜けなくなるが、どこか幸せそうな笑みを浮かべている男」といったチョウチンアンコウも可能だった。また、口調のアレンジもでき、子供向け絵本みたいな感じで」や「学術論文っぽく」みたいな感じも、逆にエロさが際立つ。「顔や髪が汚れたまま働いて、同僚に茶化される」みたいなのも可能だ。
 だが、これでも一応は、現実世界のコンプライアンスに基づいているということらしく、
18歳未満は一瞬で拒否される。公共の場所も駄目だし、犯罪系はもちろん、同意なしも絶対に無理である。やはり、おじさんということで、純愛を重視しているのだろう…。


 では、そんな「Grokで作ったエロ小説」は、実用性抜群なのかと言うと、微妙である。何故なら、
楽しめるのは、最初の1週間くらいだけだからだ。
 …どういうことかというと、確かに最初は、「自分と相手の名前」「学校や職場という身近な場所」「職業や先輩後輩といった正確な関係性」などが出てくるだけで、興奮できる。既存の小説の文字を置き換えただけでは、このリアルさは絶対に出せないというものだ。
 ――しかしながら、こういう遊び方の宿命として、
だんだん飽きてくる。命令をする側の妄想力のせいかもしれないが、すぐに、似たりよったりの状況ばかりになってくる。さらに、キャラを増やそうとしてみても、所詮は文字であり、情報量に限界がある。ドギツい表現も、最初こそ興奮するものの、味付けの濃い料理と同じで、連食はできない。やはり、「現実世界の小説家」「リアル女性の繊細さ」には、AIでは勝負にならないのだ。知らんけど。

 さて。“私と生成AIの関わり”を言うと、少し前までは、Copilot1本槍であったが、今は、日記制作には、主に
「ChatGPT」を使っている。ChatGPTは、「生成AI」の草分け的な存在であり、動作が素早く、かつ、“生成を繰り返すうちに、妙な口調を学習し、馬鹿にされているように感じる”ということも少ない。自分のゲーム系の記事を貼り付けて、「この記事はエアプか?」と自虐風自慢する遊びは、それこそ一生楽しめるレベルである。これは、リアル人間に対してだと、「私ブスだし~(パシャッパシャッ」みたいな感じで、とても行えないことであるが、AIならば、どれだけでも私の文章と遊んでくれるのだ。意外なところとして、ChatGPTは誤字をちゃんと誤字として指摘してくれるので、まともな文章制作にも使用可能だ。
 …また、
「Copilot」については、ここ半年ほど主力として使ってきたが、現在は、画像生成に一点集中をしてもらっている。画像生成は、1枚1枚が時間の掛かる作業であり、かつ、ほとんどの場合は、幾度となく繰り返したうえで、妥協的に使う画像を決定することになる。というわけで、画像生成だけでも、非常にヘビーローテーションである。Copilotしか使っていなかったときは、“文章の感想を聞きたいのに、テキスト生成ができない”という事態も頻出していた。ChatGPTとCopilotは、私の中で役割分担ができており、同時に存在することには、ちゃんと意味があるのだ。
 ――だが、それら2つに比べて、Twitter付属の
「Grok」はと言うと…テキスト生成にも画像生成にもロクに使えず、やはり、エロ小説を作るくらいしか存在意義が無いように思われる。それも、「最初の1週間くらいは楽しめる」という条件付きで、だ。イーロンくん、君さぁ…。

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月16日(水)
「選挙戦」って、誰のための戦いだ?


 
大正は、初めて普通選挙(「25歳以上の男子」)が行われた時代でもあります


 先週から、世の中は「選挙戦」と言われる期間になっているが、私は、
ハッキリ言って税金の無駄遣いで、不要であり、そのぶん普通に仕事をしろと思う。理由は、既にニュース等に加えて、SNS等による政治監視が容易な時代であり、選挙戦など、嘘つき大会にしかなっていないからだ。
 …例えばである。減税反対
某政党について述べてみよう。ガソリンについては、「暫定税率」という名称で、1リットルあたり25.1円×消費税1.1倍の27.6円が、追加で課税をされている。これについては、「トリガー条項」という“自動的に減税をする仕組み”が存在すること、そして、国家の物流のカナメということで、物価高騰対策の軸として、各党が減税を訴えてきた。しかしながら、周知の事実として、某党が反対をしたせいで不成立となった。2回も提案されたのに、2回とも失敗したのである。つまり、この政党は、自分が「減税反対」であると、実際の行動で示したのだ。それは、どんな言葉よりも雄弁に、党の政治方針を語っていると言えよう。
 ――ところがどっこい、いざ選挙戦になると、その政党は、「減税!」「物価高騰対策!」などとほざきだしたのだ。
有り得ない…。連中が、何もしないでボケーっと寝ていれば、少なくともガソリン税:暫定税率の廃止は、確実に成立していた。それを邪魔したうえで、改めて減税の主張をするというのは、奴らの中では矛盾していない設定らしい。恥を知れ!

 というわけで。こんな行動が成り立ってしまう「選挙戦」など、もはや全く意味が無い。
政治家は、普段の行動・発言で評価すべきである。現在は、様々な媒体から飛んでくる政治ニュースもあるし、“脚色されていない、政治家個人の発言”を見たいという場合にも、SNSアカウントが使用可能であり、それは、発信側・受信側の双方にとって、使いやすいツールになっている。
 …ちなみに、私であるが、実際の投票日である今週末
(日曜日)が、まさに仕事ということで、期日前投票を利用した。それも、投票が可能となった、ごくごく初期に済ませたのだ。それができた理由として、様々な政治ニュース等を見て、「選挙戦」の前から、ほぼ決まりと言えるくらいに投票先を決めていたこと、そしてその後に、NHKがまとめた候補者たちの主張を見て、実際の投票相手・政党を確定できたということがある。つまり、私個人にとって、「選挙戦」は、“何の意味も無い、税金の無駄遣い”だと、100%断言できるのだ。
 ――ところで。話を逸らすようだが、世の中では、恋愛関係における「告白のセリフ」は、
ほぼ結果に影響を及ぼさないということが知られている。何故なら、告白前までの二人の関係性で、既に上手くいくかどうかが決まっており、小手先の技で一発逆転というのは有り得ないからだ。選挙も、まさにこれと同じで、普段の発言や行動によって、投票の是非を判断すべきと考える。他人の財布を勝手に漁るクソ男が、告白の時だけ、「結婚したら君に一生尽くすよ…💖などと言っても、信じるべきではないのである。

 さて。余談だが、ここしばらくの私は、
割とマジで忙しい。“職場の機器総入れ替え”が、この3連休(※私にとっては0連休)に迫っているということで、膨大な量の業務が存在する。そして、単純な量だけでなく、自分が失敗したら、最悪の場合、週明けからの業務が停止してしまうということへの重圧もある。
 …そんなわけで、暑さと疲労でフラフラになりながら廊下を歩いていると、利用客の老人たちが目に入ってきた。それで、ふと思ったのだ。政治家たちは、「選挙戦」というが、平日は職場で働いている私にとって、その戦いは、全く耳に聞こえてこない。では、「選挙戦」とは、果たして誰のための戦いなのか? そりゃあもちろん、
平日に演説を聞きに行ける、老人たちのためだろう。コンピューターに不慣れな非デジタル世代とも、ちょうど符合する。選挙戦とは、老人の政治家が、老人の有権者のために戦っていたのだ。“老老介護”ならぬ、老老選挙である。
 ――やれ、この構図に気付いたとき、私は唖然として、力が抜ける思いであった。
「もうこの国は駄目だろ」という、強い脱力感である。政治家は、老人の未来(?)のために戦い、その政治家自身も老人だ。若い連中は絶滅したようである。こんなので、国が良くなるわけがない…。「政治家の給料や税優遇を低下させる」とか、「人口減に合わせて政治家数も減らす」とか、「選挙可能な年齢に下限だけでなく上限も設ける」なんて、そういう改革は、私が死ぬまで起こらないんだろうな。もうどうにでもな~れ♪

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月15日(火)
弊社、生成AIでおっさんの画像を掲載してしまう…


 
誰?


 私のSE部門としての仕事の一つに、会社で使用している業務用システムのメンテナンス
(アカウント管理やトラブル対応など)がある。だが、そのトップページに、この月曜から、何故かおっさんのイラストが掲載され始めたのだ。マジでさあ、頭おかしいだろ。
 …さて、これだけだと完全に意味不明だが、私は先週、2回目の社長面談に行く機会があった。前回、「一部職員への危険手当:1500円は不平等だったので、平等に全員0円とします」
【日記:2025/6/16】という驚きの情報を得た、あのアレである。その怒りをぶつける手もあったが、ぐっとこらえて、“自分が土曜や日曜の追加労働に前向きであること”、そして、“生成AIを業務に活用したいこと”を伝えた。AIについては、いま流行りの画像生成を提案した。理由は2つで、これまで業者に依頼していたぶんを自社職員に任せることで、コスト削減&業務の迅速化に繋げられること、そして何より、私自身、自分の作った画像を使ってもらいたいからだ。それで、職場がイラストいっぱいで楽しい雰囲気になれば、私はとても嬉しいものである。
 ――という夢物語を社長に話したところ、社長からの返答は、
「実は、もう『業務システムで使う絵を描きたい』という声を聞いている」というものであった。何やら、“ジブリ風のAIイラスト”ということらしい。なるほど、私と同じことを考える人間も居るものだ。残念ながら、私は一足遅れてしまった。しかしそれでも、自分の得意分野を仕事面でも活かしたい気持ちは変わらない。こういうものは、多くの職員が切磋琢磨することで成長をしていくものだ。私も負けていられないと、意欲を新たにし、社長室を後にしたものだった。

 そして。週が明けて、私の中から社長面談の記憶が程よく薄れた頃に、業務用PCにて、
おっさんの謎イラストが目に入ってきたのである。私ですら、「? ……???」という感じだったが、これらを一連の話として繋げれば、合点が行く。そう、“社長が生成AIで作ってもらったジブリ風イラスト”とやらが、おっさんの画像だったのだ! いやもう、頭がおかしい。美的センスが狂ってる。
 …さて、この業務システムは、我が社の主力職員たちが使うソフトウェアであり、多くの業務用端末について、電源を付けると自動的に該当ソフトも立ち上がる。つまり、朝、職場に来ると、
家電量販店のテレビコーナーのように、おっさんの顔がずらっと並んでいるのだ。おっさんのツラなんて、既に現実世界で見飽きており、何が楽しくて、パソコンの中でも拝見しなければならないのか。さらに言うと、我が社は事業所が2つ存在し(まあ、距離数kmというところであるが)、業務システムも2系統に分かれているのだが、もう片方のほうにも、ウインクをするおっさん(別人)のイラストが掲載されていた。なに考えてんの?
 ――やれ、私は、「社長が生成AIでイラストを作ってもらった」という経緯を知っており、内容はともかく、“こうなった理由”については納得できる。だが、そうでない大半の職員は、
まるで意味も分からず、月曜に出勤したら、「は? 誰おまえ?」というおっさんを見ることになったのだ。まるで、若くて可憐な女性職員の顔に、ゆっくり汚物を近づけていくみたいで、これはこれで興奮する…のか? 美的センスだけでなく、きっと性癖もおかしい。

 ちなみに。
非常に嫌なことに気付いてしまったのだが、“業務システムに表示された謎のおっさん”について、年齢は概ね50代というとこである。髪は短髪、そして体型については、あくまで絵であるものの、“中肉中背”=デブでもガリでもない、という感じだ。首には、“我が業界のエリート社員”でAIイラストをオーダーした時に、よく添えられる小物が掛かっている。何が言いたいのかというと、これって社長自身のイラスト化ではないだろうか…?
 ――ということで。この話のオチとしては、「社長が、生成AIで『自分のイラスト』を社員にオーダーし、業務システムに載せるよう頼んだ」か、または、「ゴマを擦りたい社員が、『社長のイラスト』を作って提出し、それを社長が承認した」のどちらかであると思われる。
何にせよ、狂気の沙汰だ。やはり、本物の悪を目の前にすると、私ごとき小物では、全く勝負にもなっていない…。

かわいい


 さて。
「生成AIのイラスト」については、当サイトでも6月下旬に初登場し【日記:2025/6/22】、以降は頻繁に用いている。私の中では、日記を彩ってくれる大きな要素であり、その生成は、日常の1ページとなっている。人間の読者からの感想はさほど聞いていないが、私と同じように、「あっ、この画像、面白い!」と思っていただけるのではないだろうか。つまり、「生成AIのイラスト」自体が悪いわけではないのだ。
 …しかし、実際に、我が職場で出てきたのは、
需要皆無なおっさんのイラストだ。要するに、問題は「技術を使う人間の側」に存在する。もっと率直に表現すると、運用者の常識の欠如が問題である。誰が楽しくて、仕事でパソコンへ向かうたびに、おっさんの画像を見たいというのだ!
 ――やれ、我が業界は、子供たちの「なりたい職業ランキング」、そして成人男女の「結婚したい職業リスト」などでも、頻繁に名が挙がるくらい、アイコンとしての人気が高い。だから、そういった職員さんたちで、髪型や小物などのパターンを組み合わせれば、
簡単に、日替わりレベルで大量の画像を作成可能だ。かわいい女の子たちはもちろんだが、男性を用いる場合だって、「メガネに白衣の、知的で優しいエリート職員」「元気一杯の、少年のような新入社員」「落ち着いた雰囲気のナイスミドル」など、様々な象徴的キャラクターを作成できる。そういったパターンの一つとして、社長が自らのイメージを投影したおっさんイラストを出すというのなら、まだギリギリで理解できる。初日から恒常で出してくるもんじゃねえだろ、どんだけナルシストなんだ!

 さて。皆さまご存じの通り、現在の生成AIは、
人間以上の、凄まじい速度で成長を遂げている。私自身、「画像生成」だけでなく、「自分の文章を読ませて、感想を言ってもらう」という創作のパートナーとして、もはや手放すことはできない。それは社会全体でも同じであり、ここから1年もすれば、「生成AIを使う」なんてのは、今で言う「検索エンジンで調べる」と同じくらいの、特筆するまでもない、ごく当然の行為となるだろう。
 …だが、そうやって社会が変わっていく時に、
「おっさんのイラストをわざわざ掲載する」なんてことをやられると、まだAIを知らない一般の人たちに、大きく心理的なブレーキを掛けてしまう。要は、使っている人間が狂っているだけなのに、「AIイラストなんてこんなものか」と、AIのほうが悪いことにされてしまうのだ。
 ――というわけで、ただでさえ遅れている我が社だが、今回の
「生成AIによるおっさんイラスト」という怪奇現象で、更なる周回遅れは確定だ。ちなみに、現在はちょうど、「職場実習」「会社見学」なんてものが頻繁に行われている時期だが、今回のエピソードを紹介したら、我が社に入りたいと思う人は、無事0名となるだろう。そのため、絶対に隠し通す必要がある。いや逆で、むしろ知られたほうが良いのかな…?

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月14日(月)


 
これはこれでいい画像だけど、元ネタに忠実という意味では、【前の】のほうが優れている


 いよいよ、リアル職業のほうが、試練の週となりました。まず初日は
3時間の残業です。それでも部署では私が一番早く帰っていました。正気か?
 …というわけで! この1週間は、週末の土・日・月も含めて、かなりキツい感じになりそうで、まともな日記の更新は、ほとんどできないかと思います。
まあ、残業代は貰えているので、かき入れ時ということで、頑張っていこうと思います。
 ――ではでは、また
週明けにお会いしましょう…。

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月13日(日)
[メトロイドドレッド] 黒き翼のアルファネイティブ


 
♪コスタニコブ コスタニコ


 12日目だ。シリーズお馴染みの「パワーボム」を手に入れると、もうストーリーは終わりということらしく、いよいよラスボス戦という雰囲気になってきた。なお、その前後で、またX鳥人兵士と戦う機会があったが、何かパターンが増えていたとして、特に記憶には残らない程度だった。回数としては、
合計5回で良いのかな。ロボット鳥人兵士のほうの計4回(1体×2、2体×2)と合わせて、FF13-2のカイアス祭りみたいな、何とも言えないクドさだった…。
 ――そんなわけで。エレベーターを上に進んでいくと、いよいよラスボスである
「レイヴンビーク」が姿を現す。オープニングでサムスを襲撃し、かつ、E.M.M.I.やロボット鳥人兵士たちを遣わせた。鳥人族の中でも武闘派として知られ、いつもながらメトロイドの平和利用(無理)を画策し、自分の体制に反発する者には躊躇なく死罪を与えるなど、とんでもない輩である。もう武闘「」どころじゃねえよ、頭パワハラ会議だよ。

 というわけで。そんな『ドレッド』の黒幕と、いよいよ決着を付ける時が来た。戦闘は、複数の段階変化を持つ、長大な物となる。まず、
第1段階は、地上で、銃と打撃を組み合わせた攻撃を行ってくる。回避難易度は、どれもそれなりという感じであり、近距離と遠距離のバランスが良い。
 …ちなみに、このパートは、ラスボス「第1段階」ということを考慮してか、
難易度は低い。前述の通り、技自体の回避難易度はそれなりなのだが、どれも威力低めに設定されており、よほど連発して喰らわない限り、ティウンティウンさせられることは無い。
 ――そして、更に難易度を下げる要素もある。敵の攻撃パターンの一つとして、“
ブラックホールのような黒い光弾を、ゆっくりとした速度で放ってくる技”がある。この光弾は、アイスミサイル×4発で破壊でき、「フリーエイムを使わせる」「敵との距離が近いと破壊が間に合わなくなる」「発生直後に破壊できないと、他の敵の攻撃と重なり、パターンが複雑化する」などなど、様々なゲーム性を提供する良攻撃となっているのだが、それはそうと、破壊をすると各種アイテムをドロップする。この量が、なかなか多いため、少し戦闘に慣れると、むしろ回復効率のほうが上回ってしまう。さすがに第1形態とはいえ、常時体力満タンで戦われるのは、ちょっと情けない…。

 そんな感じで、ダメージを与えていくと、
敵が金色に光り、そしてどうやら、全てのダメージを無効化する状態となったようだ。棒立ちで挑発するような露骨な誘いモーションも入るため、通常の手段では倒せないということだろう。ならば、「いのる」ではなく、メレーカウンターだ。敵の攻撃に合わせて、Xボタンを押すと、思った通り、ダメージが与えられるようになる。その後、ムービー演出が入って、バトルを先へと進めることができた。

X2のメタモル・モスミーノスが有名だろうけど、個人的には大覚ロボ ビッグファズを推すね


 そうして第1段階が終わると、敵はカラスのような黒い羽根を生やして空を飛び、銃撃中心の
第2段階へと移行する。
 …さて、この段階で、最も印象的なのは、“空中に静止し、360°ぐるりと銃を回しながら、サムスを狙って銃撃してくる技”だ。避けるには、敵の周りを時計回りまたは反時計回りに、ぐるりと回転する必要がある。
凄く…2Dアクションです…。
 ――その他、敵は、マシンガンタイプの銃だけでなく、大砲タイプも使い分けてくるようであり、“極太レーザーを、サムスに向かって発射してくる攻撃”を行う。発動が早く、回避はなかなか難しいが、
撃っている最中は、レーザーも敵本体も動かない。上手く避けられれば、逆に大きな攻撃チャンスだ。

 さて。攻め方として、第1段階は、地上主体で戦っていたため、
アイスミサイル連打で良かった。一方の第2段階は、空中戦のため、ストームミサイルのほうが主力となる。敵は、「素早く動き、止まって攻撃」を繰り返し、敵が動き始めた場合は、こちらも回避行動に移る必要がある。よって、ストームミサイルでは、「何発までロックオンして、射撃をするか」という判断が重要となる。静と動のコントラストが激しい、メリハリの付いた戦いだ。
 …ということで。第1段階は小手調べであったが、
第2段階では難易度が跳ね上がり、回復アイテムの供給も絶たれるとあって、普通にガンガン死ぬ。メレーカウンターのような、あからさまな隙も存在せず、純粋にアクションゲームのスキルが必要となってくるのだ。
 ――ちなみに、ここでリトライをすると、第1段階からやり直しだ。実に普通の仕様であるが、最近のゲームは、復活ポイントが細かく設定されていることもあり、第2段階の開始時から復活ならば親切である。まあ、
メトロイドドレッドはかなりの辛口ゲーなので、やむをえまい。とにかく、失敗覚悟で何度も戦い、少しずつ第2段階の練度を向上させていく必要がある。ついでだが、第1段階の撃破スピードもガンガン上がっていった。

パワーボムはね…集めてないと2発しか使えないんですよ…


 ということで、息も絶え絶え第2段階を突破すると、さすがにこれで終わりか…と思いきや、羽根をもぎ取り、
まさかの第3段階がスタートした。ウッソだろ…まだ続くのかよ!?
 ――さて、この第3段階目でのレイヴンビークは、再び地上に降りて、第1段階の攻撃+αという感じで戦ってくる。だが、
その「+α」が途方も無く厄介であり、とりわけ、“太陽のような光弾を発生させ、衝撃波を画面全体に飛ばしてくる攻撃”は、凶悪だ。単体ならば、隙間をスペースジャンプで抜ければ良いだけだが、他の攻撃と組み合わさった場合のパターンは無尽蔵であり、アドリブ回避は極めて困難となる。そしてもちろん、ここで敗北すれば第1段階からやり直しだ。まさに、“ロックマンXシリーズにおける、第3形態まで存在するラスボス”という気分である。

 というわけで。既に第2段階で気力を削り切れられていた私は、
さすがに無理と判断し、ネット検索をしていったところ、非常に重要な情報を得られた。それは、太陽弾は、パワーボムで破壊ができるということだ。しかも、その場合、少なくない量のアイテムをドロップする。強力な攻撃を防ぐと同時に、回復まで行えるという、極めて重要なテクニックだ。
 …ただし! パワーボムは、『ドレッド』で最後に手に入る強化アイテムであり、特に寄り道をしない場合、弾数は最低の
「2」となる。そして、この戦闘中に、パワーボムの弾を補充する手段は、(たぶん)無い。そのため、2発のパワーボムで間に合うよう速攻を狙うか、またはラスボス前の寄り道で、パワーボムタンクを集めてくるか、という方式になるだろう。ちなみに、太陽弾だけでなく、ブラックホール弾も一撃のため、弾数が増えれば、一気にラスボス戦を楽にできる。うむ、“本編最後に手に入るパワーボム”に対し、収集・戦闘の両面で意味を与える、明確かつ優れたゲームメカニクスと言えるだろう。

 そんなこんなで。実戦では、ストームミサイルとアイスミサイルを上手く組み合わせていき、新たに増えた敵の直線的な攻撃にも、アドリブ気味に対処していく。すると最後に、カメラ演出が入り、予想通り、
専用モーションでのメレーカウンターが発動した。それを2連続で決めて、ようやく敵を撃破できた。
 …なお、ストーリー重視型ゲームということか、アクション部分では勝利したにも関わらず、
ムービー部分では敗北寸前にまで追い詰められるような展開となる。もっとも、“ムービー銃”的な感じで、ゲーム的お約束として納得することも可能だし、何なら「今までの戦い部分をムービーで表現すると、こんな感じになる」と捉えることも可能だ。FF13のラスボス戦と同じであり、ゲームなのだから、都合よく解釈すれば良いのである。
 ――その後は、絶体絶命のところで、サムスが新たな力に目覚め、ラスボスをついに撃破するという展開になる。なお、最終的に、レイヴンビークは“第4段階”とでも言うべき姿へと変貌するが、
これはイベント戦であり、シリーズ恒例の“ラストだけ使えるビーム”を当てるだけで撃破となる。初見では意味も分からず★瞬殺★されたが、さすがにこの方式で最初からは理不尽ということか、すぐ手前から復活ができた。

ダイナミック帰宅


 さて。そんな感じで、レイヴンビークを撃破すると、やはりというかなんというか、
星が爆発する。サムスは、3分の時間制限の中、宇宙船を目指して脱出をすることになる。この際のルートは、一応は既存経路のようだが、自爆装置によって大きく見た目が変わっており、事実上は初見と呼んで良い。そこを、新たに解禁されたビームを使って、豪快にぶち壊しながら進んでいく。『スーパー』のラストを彷彿とさせる演出だ。
 …というわけで。時間的にはそこまで余裕は無かったものの、制限3分に対し、24秒を残して、初回で脱出船まで辿りつくことに成功した。そしてラストは、噂には聞いていたが、
意外な存在が協力をしてくれて、無事脱出に成功をした。『メトロイドドレッド』、クリアーである。

 さて。エンディング後には、プレイ時間はもちろんとし、その他にも、様々な情報が解禁される。まず、時間関連については、“CLEAR TIME”が「6時間3分42秒」、“TOTAL PLAY TIME”が「8時間43分2秒」と表示されていた。これらの項目については
何の説明も無いが、今作では、ボス戦で負けてやり直しになったり、HP0で鮭茶漬けにされた場合のプレイ時間は計上されないということなので、それらを差し引いた値が、「CLEAR TIME」なのであろう。
 …その他、アイテム回収率は42%、ゲームオーバーの回数は85、受けたダメージは54993と書かれていた。
とても情けない数値が並んでいるように思えるが、まあ、今作は、ノーマルですら他ゲーのハードと言えるくらいの高難易度であり、もちろんメトロイドシリーズではぶっちぎりなので、これらの数値も、恐らく普通くらいではないのかな…と思う。
 ――そして、今後であるが、今作は1周でもボリュームがあり、正直、かなりやり尽くした感がある。そして、高難易度モードは、被ダメージが上がるだけであり、敵パターンが変わったり、新たな追加ボスが現れる…といったことは無いようだ。これ自体は、本作はノーマルでも十分に難しく、敵の行動パターンも多彩ということで、妥当な設計だ。そこをどう捉えるかであるが…まあ、アイテム回収率も少ないし、それに、
全体の構造を理解したうえで、もう1回くらいは遊んでみたいという思いがある。ではでは次は、HARDモードで、アイテム入手100%にも挑戦をしてみよう!

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月12日(土)
買う? 売る? イオン、株式分割へ


 
何故か島村卯月になってしまった…


 
「[8267] イオン」と言えば、お馴染み、スーパーマーケット:「イオン」の運営会社である。地方都市に存在する大型ショッピングセンターの代表格であり、食料品や生活雑貨を皮切りに、必要な物を一通り購入できる。私も、様々な地域を渡り歩いてきたが、こと都心以外においては、イオンのあるなしで、生活レベルは大きく変わってくると言って良いだろう。一般人兄貴の皆さまがたはもちろん、私のように節約をキメている人間にとっても、全商品5%OFFの「お客さま感謝デー」を中心に、様々なお得サービスを適用し、「安くても楽しい生活」の実現に、大きく貢献してくれている。
 ――そして、
投資対象としての「イオン」も、また人気であり、100株の保有により、全商品が更に3%OFFとなる「オーナーズカード」を獲得できる(※後からキャッシュバックされる形式)。イオンは、普段遣いに優れたスーパーマーケットのため、“そこでの商品が、少額とはいえ全て割引になるメリット”は、目に見えて大きい。誰でも名前を知っている会社ということもあり、「[2702] 日本マクドナルド」と並んで、優待銘柄の基本と言える存在だ。

 ところで、私も優待銘柄には興味があり、イオン株については、常に購入の検討対象となってきた。しかしながら、
現在の株価は高すぎであり、キャッシュバック率が見合っておらず、今の状況では、購入はかなり厳しいと感じている。
 …具体的に言おう。“私が購入を検討していた頃のイオン株”は、だいたい3000円強というところであり、100株の値段は
30万円ちょっとであった。投資の基準とされる「年間4%」の利回りを得るためには、約1.3%の配当を踏まえたうえで、概ね30万円弱の買い物をすれば良かった。当時は、肉・酒・菓子・カップ麺などを、今より多く買っていたこともあって、この額は、ギリギリで達成できそうと感じられた。そのため、「家庭を持てばイオン株を買う」などと、夢みたいな絵空事を描いていたこともあった。
 ――しかしながら、それから1年ほどで、イオンの株価は大きく上がって
しまい、今の値段は4412円(7月11日終値)と、もはや約4000円とすら丸め込めない価格である。これで配当はほぼ変わらないため、新たに買う場合、基準となる「年間4%」の難易度は大きく上がっている。私は、お客さま感謝デー等を使って、月3回イオンに行くというのをルーチンにしているが、仮に、年間40万0000円を使うためには、月3万3333円=1回の買い物で1万1111円を消費する必要がある。だが、実際の買い物額は、この半分以下だ。現在、野菜や穀物など、食生活の中心物品について、イオン以外で調達することも増えている。「お客さま感謝デー」については、忙しかったり疲れていたり冷蔵庫が満タンだったりで、そもそも行かないことも増えた。どう考えても、4%の利回りを得るのは無理なのだ。

 ところで。今回このように、私がイオン株に再度注目した理由は、この8月29日
(31日は日曜日のため)をもって、イオンは株式分割を行うと発表されたからだ。内容は、1株が3株に分割されるというものだ。その際、株価は1/3となるものの、保有株も自動的にゴレイヌさんになる(※3倍に増えるの意)ため、金銭的な損失は無い。むしろ、新1株は約1500円となり、これまでよりも少額で購入できるということで、投資家にとってはメリットである。
 …のだが、
「オーナーズカード」の優待内容についても、同時に必要株数が3倍となってしまった。例えば、3%OFFに必要な株数は、従来100株だったのが分割後300株が条件となる。代わりに、下限が刻まれ、分割後200株で2%OFF分割後100株で1%OFFの効果を、新たに得られるようになった。例えば新100株なら、約15万円の投資額により、イオン店頭にて、常時1%OFFの効果を得られる。さすがに、旧100株の44万円というのは、一発の投資額としては勇気が居るため、それが1/3というのは、ハードルが大きく下がったように思える。
 ――では、実際に計算してみよう。分割後1株を1500円とし、配当金を7円×2回=年14円と仮定する。これで、株の保有数を「新100株」「新200株」「新300株」、イオンでの月の買物額を「1万5000円」「3万0000円」「5万0000円」の3通りとする。
計9パターンで、還元率を%表記してみよう。


新100株 = 投資額15万円、全商品1%OFF、年間配当金1400円
・月1万5000円使用…1800円還元、計3200円、利回り2.13%
・月3万0000円使用…3600円還元、計5000円、利回り3.33%
・月5万0000円使用…6000円還元、計7400円、利回り4.93%

新200株 = 投資額30万円、全商品2%OFF、年間配当金2800円
・月1万5000円使用…3600円還元、計6400円、利回り2.13%
・月3万0000円使用…7200円還元、計1万0000円、利回り3.33%
・月5万0000円使用…1万2000円還元、計1万4800円、利回り4.93%

新300株 = 投資額45万円、全商品3%OFF、年間配当金4200円
・月1万5000円使用…5400円還元、計9600円、利回り2.13%
・月3万0000円使用…1万0800円還元、計1万5000円、利回り3.33%
・月5万0000円使用…1万8000円還元、計2万2200円、利回り4.93%



 ということで、
利回りについては、新100株~300株で、全く変わらない。この結果は、意外であった。当初の私は、「3%OFFでも元を取るのが難しいのだから、1%還元なんて雀の涙」というふうにまとめよう考えていたが、その方向性は撤回することになった。
 …ただまあ、結局のところ、「4%の利回りを得るためには、年間40万円程度を買い物する必要がある」というのは、分割前と変わらない。また、当たり前であるが、新300株と新100株では、還元
は変わらないが、還元は1/3に低下し、持ち株が少ないと、お得感も下がってしまうものだ。

題:世界に一つだけの株


 そういうわけで。イオン株については、配当+オーナーズカードによる利回りは、分割前と分割後で、
実は全く変わらない。
 …よって、理屈の上では、“今まで買わなかった人が、分割をきっかけにイオン株を買う”という理由は存在しない。むしろ、現在の1株4400円という水準は、
かなり割高であり、持っている人は売ってしまっても良いと思うくらいだ。

 しかしながら、実際には、イオン優待の
「オーナーズカード」には、大きなメリットがある。それは、日々の生活で、細かくお得感を出せることだ。
 …やれ、皆さまご存じの通り、株価というのは、欧州情勢
以上に複雑怪奇であり、上がったり下がったりを正確に予測することは不可能である。なんか、グラフに線を引いて、ああだこうだと言っている人間もいるが、ただお絵かきであり、通信量の無駄遣いだ。
 ――しかも、この情報過多の社会では、皆さま重々ご存じの通り、
周りの銘柄のことが、どうしても気になってしまう。そりゃあ、周囲の人間が、「パチンコで勝ったぜーい!」「お馬さんが(略)」「自転車が(略)」「ガチャ(ryと常に言ってくるようなものだから、当然である。

 さて、そういった環境で、精神をやられないためには、日々の生活で、少しずつでも良いから、投資によるお得感・達成感を得ていくことが重要だ。その手段として、
オーナーズカードによる細かい還元は、非常に有用である。額は1~3%と少ないものの、「普段の買い物が、少しずつ割安になる」ということの安心感・コツコツ感は、分かりやすく堅実だ。そう考えると、今回の株式分割では、「オーナーズカードを持てる」という利回りには現れないメリットが、1/3の価格で得られるようになり、これまでよりお得感が増したとも考えられるだろう。
 ――ちなみに、上のほうで述べた通り、元の株価を基準として、新100株・新200株・新300株は、
完全に対等である。「3%」「1%」は、元の株価を基準とすれば、全く損をしていない。「オーナーズカードを持ちたい!」が主たる目的の場合、特に気にせず、新100株を購入すれば良いのだ。

 さて。既に述べた通り、
株価というのは予測不可能である。もう、情けないので細かい購入銘柄は書かないのだが、ご察しの通り、私もだいぶ燃やされてしまっている。「あの銘柄にすべきだったかなあ」とか「いま乗り換えるべきなんじゃ…」みたいなことは、それこそ、四六時中考えているものだ。
 …しかしながら、やはり重要なのは、
資産運用を続けることだ。どのような方針であれ、損益を出したうえで投資をやめるのは最悪であり、長く続けることが重要だ。その意欲として、「買い物という具体的な行動で」「細かいお得を積み上げられる」という性質を持ったイオン優待:「オーナーズカード」は、利回りでは測れない精神的アドバンテージを与えてくれるだろう。
 ――というわけで。今の私は、
割とマジで、イオン株を買うのはありと思い始めてきた。なぜなら、「オーナーズカードを持ちたい!」と、前からずっと思ってきたからである。なお、「分割後100株」による優待が成立するのは、来年2月末から(8月末は「分割前が基準」と公式が明言している)。よって、ここから8ヶ月強で、機会を見て、新100株(旧34株)の購入に挑戦してみようと思っている。やれ、記事を書き始める前と、書き上げたあとで、全く方針が異なるのだが、このブレも投資にはよくあることだ。もちろん、利回りを重視して買わないというのも合理的だし、“旧100株を持っていて、新300株となる人”が溢れた200株を売るというのも有り得るだろう。人類の叡智:完全放置も、引き続き有用だ。ん~、どの株にしようか迷うぜ!

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月11日(金)
[メトロイドドレッド] パワーボムでシリンダーを破壊(17年ぶり3回目)


 
そのための左手


 11日目は、クロスボムの入手後、エリア移動を繰り返しながら、E.M.M.I.と戦っていく。
もはや在庫処分感の出てきた相手だが、サムスを一撃必殺するイベント技は健在のため、これまで通り、しっかり対策をしながら戦っていく。特に、このパートでのE.M.M.I.戦は、事実上の最終決戦ということもあって、ギミック多数の迷路のような通路での戦いとなった。そして、撃破後には、『フュージョン』でも最強武器として君臨していた、あの装備が現れた。


ウェイブビーム
 ビームが地形を貫通するようになる。記念すべき初代メトロイドからの定番装備であるが、当初は、
本当に「地形を貫通する」というだけの能力で、謎解きに使えたり、ごく一部のマップで役立つというくらいであった。
 それが、『フュージョン』において、必殺技のプラズマビーム
より後で手に入る武器となったことで、立ち位置が一変した。『フュージョン』自体、ミサイルよりビーム優遇の戦闘環境だが、特にチャージ版ウェイブビームの火力は、アイスミサイル(フュージョン版)を遥かに凌駕する、最大最後の必殺技と言える。ビームでしか倒せないSA-Xは除外しても、ネオリドリー相手など、明らかにウェイブビームのほうが戦いやすい。

 ということで。事実上の“フュージョン2”である『ドレッド』でも、やはりプラズマの後に手に入るため、これが通常使用できる最強ビームとなる。
 ただし、今作は、雑魚敵の処理に便利な
アイスミサイル、そして、“ボス相手に、何発までロックオンするか”という駆け引きがあるストームミサイルが、それぞれ戦闘面で活躍する。ミサイルの立場が向上したということで、逆に、ビームの立ち位置は微妙となってしまった。
 とはいえ、
ビームはやはり通常攻撃であり、これが“弾数制限のあるミサイル”より上というほうが、おかしかった。ビームで露払いをし、ミサイルで大ダメージを与える。『ドレッド』は、その原則に沿った作品であると言える。
 ちなみに、特別感のあるエフェクトだった『フュージョン』に比べ、『ドレッド』のウェイブビームは、
色が変わって貫通するくらいしか違いが無い。まあ、スピードブースターやスペースジャンプと同じく、「グラフィックが向上した現代で、昔のようなドぎついエフェクトを入れると、クドく感じる」ということだろうが…しかし、シリーズのお約束がなくなるというのは、やはり残念である。



今後も、こういうパイプ状の地形が出るたびに、パワーボムが試されていくだろう…


 続いて、サムスが謎の力に目覚め、
「くそっ、静まれ、私の左手…」という感じのシーンが何度か挿入される。宇宙最強の金属を使っているはずのE.M.M.I.ですら素手で殴り倒しており、明らかに様子がおかしいことが分かる。何はともあれ、実際のゲームプレイとしては、ウェイブビームからそれほど間断なく、次の装備が手に入った。絶対に入手できると思っていたアレが、いよいよ来ることとなった。


パワーボム
 相手の腰のあたりを高く持ち上げて、肩から思い切り落とすというプロレス技…
とは関係なく、シリーズお馴染みの、ボムの強化版であり、画面全体を攻撃できる。ただし、全体攻撃技ということで、強すぎると射撃主体のゲームバランスを壊してしまうため、攻撃手段としては微妙感が漂う作品が多い。その代わり、「特定場面において、ピンポイントで有効」という調整が為されており、設定上の強さを何とかアクション面に活かそうという努力も感じられる。

 いっぽうで、探索技としては、もちろん、「パワーボム限定のブロックやゲート」を解けるのだが、ただ単純にそれだけで終わらない使い方をされている。最も大きいのは、
『スーパー』のシリンダーであろう。“ゲームが中盤から終盤に移り変わるくらいのタイミング”で、サムスは「マリーディア」という水中エリアを探索することになる。その一つ前のエリアである「難破船」の奥からマリーディアに入ると、まずは海藻砂浜というモチーフの洞窟を探索することになるが、ここから進んでも、あっさりと詰んでしまう。道中、明らかに大量の要素が残っていることは分かるのだが、どうしようも無いのだ。
 さて、では、どうすれば良いのかというと、
以前に通り道として使用した水中のガラス管を、パワーボムで破壊すれば良いのだ。それにより、マリーディアの正規ルートに入ることが可能となる。ちなみに、現在では、この攻略法が広く知られているため、ほぼ問題にならないが、ゲーム内では全くのノーヒントであり、インターネットがほとんど普及していなかった発売当時の環境では、かなり理不尽であったと推測される。
 なお、「ガラス管の側が正規ルート」ということで、私は、グラビティスーツ入手で難破船パートを終えたのち、いつも
ブリンスタ側からガラス管へと向かっていた。それにより、もはや逆に、難破船側のエレベーターを使うことがおまけ扱いされている…と思っていたのだが、攻略サイト等を見てみると、普通に難破船エレベーターからマリーディアへ入り、偽ルートの中央をぶち抜いてガラス管へと落下するパターンが多いようだ。恐らく、このほうが、時間的には早くなるのだろう。“探索的には間違いだが、近道というゲーム的な意義がある”…なかなか複雑なゲームデザインだ。

 ちなみに、その『スーパー』でのガラス管が、よほど印象的だったためか、
この破壊がシリーズ恒例の要素として定着した。『ゼロミッション』と『ドレッド』が、まさにこれであり、「さあ、壊せ!」と言わんばかりに、ガラスの通路が置かれている。実際、私も『ゼロミッション』の際は、特に攻略情報など参照していなかったが、「まさか、これは…」とパワーボムを置いたら、本当に壊れて驚いた記憶がある。
 その他、『フュージョン』では、ガラス管は無い代わりに、爆風によって隠された通路やブロックをプレイヤーに見せる効果がある。同作には、『スーパー』のX-RAYスコープや、『ドレッド』のパルスレーダーといった探索専用装備は存在しない。以上の理由により、とりわけ、ラスボスを残して各地を回る際に、やたらと各地を
爆破解体していた覚えがある…。



 
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(2025年7月31日)

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2025年7月10日(木)
卵&鶏肉、消える…


 
ついに卵にも手が届かなくなってきた


 かつて、
「親子丼」は、私の料理のレギュラーメニューであった。しかしながら、最近は、めっきり作らなくなり、その結果、最終的に、卵と鶏肉を買うという文化が消滅したのである。
 …まず、卵であるが、皆さまご存じの通り、
値上がり傾向である。10個入りの基本パックの値段だが、地域差・季節差あるものの、今は、だいたい250円前後というところではないだろうか。だが、卵は、日本人が使う基本的な食材にして、値段の比較がしやすい商品ということで、セールの目玉とされがちだ。私の近所のスーパーでも、もうずっと、特売日の税抜178円が定番になっていた。しかしながら、ここ数ヶ月は、夕方に行くと品切れになっていることがほとんどであり、数が絞られているか、それとも安い卵に暇人たちが殺到しているかである。私は後者の一員です。
 ――そして、その卵も、ついに今月に入って、税抜178円→税抜198円と値上げされてしまったのだ。もちろん、250~300円という他の卵と比べれば、税抜198円でも十分に安い。だが、“そもそも消費意欲が落ちている時の追い打ち”としては、
十分すぎるものであった。

 いっぽう。消費の側だが、私が少し前まで作っていた親子丼は、4食分で卵を3個消費するという内容であった。しかし、これでも卵の量は少なく、例えばネットでレシピを調べてみると、「1食分で卵2個」というのが普通だ。しかも、私は、
麦飯の臭みとボソボソ感を消すために、わざとつゆだくにして、食材不足を補うために、人参や大根など、大量の野菜を足していた。それはもはや、世間一般の人々が“親子丼”と聞いてイメージする、ミチミチでジューシーな感じとは掛け離れた、ただの雑炊である。そして、雑炊にするのなら、もはや味噌汁でいいじゃんという結論に達し、私は親子丼を作らなくなっていった。粗悪品で誤魔化しているうちに、やがて「親子丼」自体が敬遠されるようになったのだ。
 ――さて。現在、卵の消費先としては、「お好み焼きの生地に混ぜる」という用途が新たに誕生したのが、
これが無いなら無いでなんとかなるという代物だ。そういうわけで、いま現在、5個ほど余っている卵を、“お好み焼き2~3食分に、卵1個”という遅々としたペースで使っていき、それが切れたら、もう次は買わないことにする。かくして、私の食卓から「卵」が消滅したのである。そもそも不要感が蔓延していたところに、値上げがトドメとなったのだ。

変態オーダーに反応するAIが悪いのか、それを出す人間が悪いのか


 続いて、
鶏肉である。親子丼のほか、かつては冬場の鍋料理にも使っていたが、それらが全て味噌汁に束ねられた結果、やはり全く出番が無くなってしまった。肉類は、冷凍が可能であるのだが、私の冷凍庫には、“1口サイズに切って1袋100g”とした、とても使いやすい鶏むね肉が、もう半年くらいは長期滞在している。今後、親子丼も鍋料理も作る予定が無いため、近いうちに、味噌汁にでも投入して、使い切ってしまう予定だ。
 …そして現在、私が使用する肉類は、全て、
業務スーパーの徳用ウインナーに統一されている。これも値上がり傾向なのだが、だいたい800gで税抜400円程度、1本10円である。これを、お好み焼きや味噌汁などの料理に、1~2本程度を薄くスライスして入れる。1食分に換算すると、0.5本未満と非常に少ないのだが、肉は少量で風味を大きく変える特殊効果持ちであるので、むしろこれくらいが良い。
 ――ちなみに、業務スーパーのウインナーの運用上のメリットとして、まず、冷凍品ではないが、
冷凍しても大きく風味は落ちない。料理に混ぜるほか、フライパンや電子レンジで解凍して単体で食べる場合もOKだ。また、牛・豚・鶏のミックス肉となっており、主要動物の肉を、少量かつ余り部位であったとしても摂取できる。また、そもそも脂身に加えて濃い味付けがされており、少量であっても料理のアクセント付けをしやすい。これで価格は、100gあたり50円程度であり、1個30円と考えた場合の卵(可食部60g程度)よりも安い。業務スーパーのウインナーは、覇権を取るだけのことはあるのだ。

 かくして。私の食卓から、卵と鶏肉が消えていった。
ニワトリ要素が丸ごと消滅したのである。
 …もっとも、“卵を使った加工食品”としては、
マヨネーズが、お好み焼き&パスタの味付け用として、レギュラー定着している。また、前述のウインナーには、鶏肉が入っている。よって、直接的な鶏要素が消滅しても、間接的にはまだまだニワトリのお世話になっている。何が言いたいかというと、「素材としての卵と鶏肉」を買わないことで、私が健康を崩すような心配は無いということだ。
 ――やれ、さすがに、どこぞの変わった信仰を持つ人々のように、“動物性たんぱく質ゼロ”というのは、健康に悪い。だが、
少量さえ摂取していれば、人間の体はかなりのところまで対応してくれる…と思っている。しかしまあ、素材を買うより、加工品のほうが安く付くとは…自作PCか?

 しっかしまあ、ここ3年ほどの値上げ&賃下げで、
かなりの食品が、「節約食材」から脱落していった。
 …もう、今の若い人たちに、
「もやし」が激安食材の代表格だったなんて言っても、信じてくれないだろう。卵もそうであり、「卵かけご飯」は、貧乏学生やズボラな社会人のご馳走であり、TKGなんて愛称すら存在した。だが今は、もう白米なんて貴族の食材であり、卵も順調にその後追いをしている。仮に、米を0.5合(炊く前で75g)とし、今週発表された5kg税込3672円を使い、卵を1個30円とすると、卵かけご飯1杯の値段は85円だ。だが、ほんの5年位前までは、それぞれ半額で買うことすらできた。もちろん、卵かけご飯1杯でおなかいっぱいになるために量を増やすと、更に価格は上昇する。今の卵かけご飯は、貧乏学生の救世主どころか、逆に、値上げの見本市になってしまっている。もう、TKGなんて「愛称」、使いたくない!
 ――だが、お偉いさんたちは、そんなことは知りませーんという感じで、
増税&減給のオンパレードだ。今日もまた、我が社では、「感染対策で、今年の社内レクリエーションが中止される」という発表が為された(私が入ってからは一度も行われていない)が、それによる返金5000円が今年は無いということが書かれていた。つまるところの減給である。加えて、社員はボロボロこぼれていき、仕事はキツくなるばかりだ。この先、生きていけるのかなあ…。

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月9日(水)
[メトロイドドレッド] ⚡⚡


 
まさか右の壁もアルベドじゃないだろうな


 10日目だ。超強敵の「実験体Z-57」を倒したあとは、各地の凍結が溶け、普通に進めるようになる。現時点で、スペースジャンプ&グラビティスーツを入手し、機動力は無制限と言えるくらいに上がったが、まだ全ての仕掛けを動作させられるようになったわけではない。シリーズのお約束と言える装備なども含めて、
残り3つ、手に入るアイテムがあると思っていた。
 ――そういうわけで、「溶岩の先の、スペースジャンプでしか届かない足場」という、まさに
ここが順路ですよと自己紹介しているような場所にあるワープポイントを使って移動すると、まずは予想通りのアビリティが手に入った。


スクリューアタック
 回転ジャンプに攻撃判定が加わり、敵を倒せるようになる。
雑魚ならば確殺であり、それ以上の対象に対しても、攻撃をすり抜けたり、自分がダメージも受けつつ相手にも痛み分けをさせられるなど、有利な状態となる。チャージビームを溜めてから回転ジャンプを始めた場合にも、一度だけ似たような状態を得られるが、それを無制限に獲得できるのだ。特に、スペースジャンプと組み合わせた場合の制圧力は圧巻と言える。
 やれ、「無限ジャンプができるのなら、相手を避ければ良いから、わざわざ攻撃判定とか要らなくね?」と思うかもしれないが、実際のゲームプレイだとそうはいかないということを、前回のボス戦たちで嫌と言うほど思い知らされた
【日記:2025/7/7】。“他の行動が行えない回転ジャンプ中に、逆に、超強力な攻撃判定を持つ”というのは、ゲームプレイにおいて、途方も無いメリットなのだ。
 ちなみに、「スクリューアタック」のマークは、“●の上に、雷を意味するギザギザマークが重なっている”という、
シンプルながら途方もなくカッコいい物である。あまりにもイケメンデザインすぎたためか、はたまた「S=サムス」とも読めることか、「メトロイドシリーズ」「サムス・アラン」を象徴するアイコンとして、しばしば他作品等にも出演することがあるそうだ。

 さて、このスクリューアタックは、
記念すべき初代メトロイドから登場し、その後のほとんどの2Dシリーズにて、終盤で手に入る強力アビリティという扱いになっている。
 私がプレイした作品だと、まず初代『メトロイド』
(ゼロミッション付属の海外版)では、ちょっと記憶が薄れていて覚えていないのだが、確か通常攻略では攻略大詰めで手に入るはずだ。今よりも遥かに操作が不自由な作品で、バシュウウゥゥゥゥン…という明らかに強そうな音とともに、一方的に敵を蹴散らしてくれる姿は、非常に頼もしかった覚えがある。初代にはスペースジャンプが存在しないのだが、それでも圧倒的な力強さを誇っていた。
 また、『スーパー』では、最後の大ボスであるリドリーが蟄居するノルフェア深部で手に入り、難易度の高いエリアということで、入手直後からその強さを遺憾なく発揮できた。最強の雑魚である
黒のゼーベス星人についても、敵が無敵を解除するセルレギオス風キック(任外失)の時まで、ただフワフワとスクリューアタックで待っていれば良いという感じで、一方的な展開にすることができた。
 続いて、『フュージョン』でも、“最後から2体目のボス”である「ネオリドリー」の撃破で入手という扱いであり、事実上最後の強化アビリティということで、ポジションは良かったのだが、ただまあ、
入手が遅すぎること、そして、スクリューアタックで壊せるブロックが序盤からやたらと目立つ(多くは、1周目でアイテム100%回収を達成するための、エリア左右移動用だが…)ため、フュージョンではアイテム入手用という印象が強い。攻撃手段としては、むしろ、敵であるSA-Xが使ってくる物として、強さを発揮している。序盤のムービー的なカットシーンで、エレベーターを飛び越える「ミョンミョンミョン!」というあの一瞬だけで、「コイツはとんでもない敵だ」とイメージさせられるものだった。
 そして、『ゼロミッション』でも、通常のプレイ方針だと、2体の大ボスのうち、後に倒すリドリーの撃破後に入手できる装備のため、タイミングは第1部のラストということになる。ただし、『ゼロミッション』は、
シーケンスブレイク推奨ゲーであり、実はこっそりとミサイルで壊せる壁があるため、ごく早期に入手することも可能だ。なお、同作では、RPG作品における「低レベルクリアー」、フュージョンにおける「1%クリアー」と同じく、「アイテム入手率15%以下クリアー」が公式から用意されている。クリアに最低限必要なアイテムを集めると9%のため、残り6個は自由枠ということになるが、その際の入手アイテムの一つとしても、私は「スクリューアタック」を選んでいった。それくらい、有力なアビリティであったのだ。

 さて。では、『ドレッド』でのスクリューアタックはというと、歴代シリーズと同じ性能であり、攻撃手段としても悪くない。
 だが、ここまでのプレイで、既に雑魚敵については、遠距離から
アイスミサイルで凍結処分する方針が身に染みてしまっており、あまり戦闘用として役立っている感が無い。さらに、3D化の弊害…かどうかは知らないが、スペースジャンプが活躍するような広いマップも少ないため、空中での防衛用としても微妙だ。そして、今回もスクリューアタックブロックが存在し、序盤から幾度となく見せられてきた。以上の理由により、やはり仕掛け動作用という印象が強くなってしまう。うーむ、強力アビリティが、バランスを壊さずにずっと強力であり続けるというのは、難しいものだ…。



なんでこんな敵が意味分からんレベルの弾幕を出してくるのか


 その後、更に進むと、リージョンチェンジを挟んで、中ボスの
「ロボット鳥人兵×2」戦が始まる。ただ、2体セットも2回目であり、こちらは更に戦力が強化されているため、もはや、クワイエットローブ参戦時の強さはどこへやら、ちょっと硬い雑魚という感じである。それを見越して敵が3体以上に増える…ということはなく、さすがにこれが最後の戦闘となるようだ。
 …そうして探索を進めると、いかにもボス戦という雰囲気となったのちに、
「ゴッツーナ」という敵が現れる。これは、ヤドカリのような巨大な殻を背負ったモンスターだが、これまで小型・中型が登場しており、“一見するとボスのように思えた中型”は、普通にスルーできたため、拍子抜けだった覚えがある。しかし、この「ゴッツーナ」の名称を持った大型は、さすがに無視することはできないようだ。「遊戯王セブンス」キャラの口癖のような名称が、妙に印象に残るものだ…。
 ――しかし、このゴッツーナ、「雑魚敵の大型版」にして「現実世界に存在しそうな生き物」という、のどかな光景に反して、
異様なまでの弾幕を張ってくる。まず、敵は、いくつかの光弾を飛ばしてくるのだが、一定時間が経つと、それが上下左右の四方向に分裂する。そして、後半になると、元となる光弾の発射数が増え、回避不能と言えるような苛烈な密度になる。ちなみに、光弾は破壊不可能であり、回避方法は、敵の後ろに回り込むことのようだ。そんなの気付かないよ…。ということで、息も絶え絶えとなりながら、ゴリ押し気味の撃破となってしまった。

 さて。この時点で未入手の有名アイテムは、あとは「パワーボム」「ウェイブビーム」くらいであり、私は、そのどちらかが手に入ると思っていた。しかし、意外や意外、登場したのは、
別の新アイテムであった。


クロスボム
 
ボムの強化版であり、Rボタンを押しながら設置することにより、爆風が上下左右に拡散するようになる。ゴッツーナが使ってきた攻撃とまさに同じだ。同モンスターが“Xの擬態”ということもあり、むしろ、この装備を出すために、ゴッツーナというボスを用意したのかもしれない。
 さて、この武器により、ボムを置いた際に、ボンバーマンのような
「十」字の範囲に、爆炎が拡散する。それにより、純粋な攻撃以外にも、まず縦方向(上下方向・鉛直方向)には、ボムジャンプが極めて行いやすくなる。しかしながら、ボムジャンプの本質的なメリットは、「仮の無限ジャンプを早期に実行できる」というところにあり、現在、“真の無限ジャンプ”であるスペースジャンプが手に入っている状態なので、メリットは小さい。
 続いて。クロスボムのもう一つのメリットとしては、“横方向へのボムジャンプ”とでも言おうか、爆風を使い、
丸まり状態のまま左右に高速移動をすることができる。これにより、経路に落下ブロックがあったとしても、無視が可能だ。こちらのほうは、丸まり状態での行動ということで、スペースジャンプでは代替できないため、クロスボムのほぼ唯一の存在意義と言って良い。残念ながら、駄目なアビリティにありがちな、仕掛けを解くために使わされている感が満載という感じだ。せっかくの新装備なのだから、もっと早期に手に入るようにすれば良かったのに…。
 というわけで。作中でのクロスボムは、イマイチな扱いであるため、その活躍方法として、いっそ視点を“横スクロールの2D”ではなく、“上空見下ろし方の2D”とし、そしてみんなで
ボンバーマンごっこをすれば良いのではないだろうか。無論、そんなゲームを出してしまえば、歴戦メトロイダーたちから非難轟々であろう。メトロイドファッキンボンバー!



 
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(2025年7月31日)

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2025年7月8日(火)
「AIでプログラマーは不要」と言うが、むしろ人間自体…


 
左上は「機械が爆発するイメージ」だぞ(自社を爆破しているわけではない)


 我が社では、自由に業務用PCをインターネットへ繋ぐことができない。もっとも、ランサムウェア
(身代金要求型ウイルス)などによる被害は、同業他社から頻繁に聞いている。ただでさえ職員の流出が続いている我が社が、そんなリアルウイルス災害を受けたら倒産確定なため、警戒するのは当然だ。
 ――いっぽうで、私は、仕事において、
プログラミングをすることがある。と言っても、アプリケーション開発といった高度なものでなく、「バッチファイル(.bat)」という名前の、ファイルのコピーや実行などを行ってくれる、簡易的なプログラムを作るというものだ。理由は、「ベンダー」という業界用語で呼ばれる協力企業たちが、新しいソフトウェアについて、不親切なセットアップファイルを渡してくるからである。

 さて。従業員数が約1500人の会社のシステムということで、ソフトのインストール対象は
数百台にも登ることがあり、とてもじゃないが、4人のSE部門では回りきれない。というわけで、一般社員の皆さま方に協力してもらうことになるのだが、そのコンピューター知識というのは“まちまち”であり、なかなかこちらの思ったようなPC操作をしてくれない。では、協力会社が渡してくるセットアップファイルが、上手くそれを補ってくれるか親切設計になっているかというと、当然そんなことはなく、現場は四苦八苦している。
 …例えば、
「S」というソフトウェアは、インストーラーをクリックすると、ウィンドウすら表示されず勝手にインストールが開始され、約10分後の「再起動しますか?」まで、一切のメッセージが表示されない。私ですら、「ちゃんとクリックできたか不安」だとか「インストールは進んでいるのか?」と心配になるのだから、現場の不安はそれ以上だろう。さらに、「インストールしますか?」という確認メッセージすら表示されないため、「同じPCに2回インストールしてしまう」「導入不要のPCでインストーラーを起動してしまった」というトラブルも発生した。
 ――さらに。そのような状況を見て、私は上司と相談し、協力企業のサポートセンターに、「インストール時にメッセージを表示できるようにできませんか?」と質問をした。すると、「現状、それはできない仕様となっております」と解答が返ってきた。
なんで他人事なの? あなたが作ったソフトウェアだよ?(怒) かくして、私が、それらの問題を補うために、「二重インストールかどうかを検知し、かつ、インストール時にキーボード入力で承認してもらう」というバッチファイルを作ることになったのだ。

 まだあるぞ! 続いて、
「D」なるソフトについては、「S」をインストールしたPCに続けて導入すると聞いており、「S」が持つソフトウェア配信機能が使えるという触れ込みであった。よって私は、「後からまとめて対応すればいいっしょ(鼻ホジ)と、とても楽観的であった。
 …しかしながら。現場で、まずは2台のPCにインストールしてみようとすると、問題が噴出した。まず、導入のためには、事前準備として、5つの
「クライアント証明書」を入れる必要がある。これは、PC歴の長い私ですら、「は? 誰おまえ?」と感じるようなものであり、PDFのマニュアルを見ながら四苦八苦して、やっとインストールができた。とてもじゃないが、現場の職員には任せられない。
 ――そして、その後に、セットアップファイルを起動すれば良いのだが、「Windows7以下」「Windows8以上」でフォルダが分かれており、かつ、内部に2つあるファイルのうち、.exe
ではなく.batを実行しろというえげつない罠が待っている。こんなものを現場でやらせたら、大事故が確定だ。
 かくして、「①証明書を自動導入し」「②Windowsのバージョンを判定して、自動的に中のbatファイルを実行する」というbatファイルを、私が作るハメになったのだ。マジでさあ、協力企業は「ダブルクリックして『はい』を選べばインストールが終わります」くらいにまで簡略化しておけよ。
私の2倍はボーナス貰ってるくせに…。

ロゴがそっくりなのに「ANERGY」なのはパロディなのか…?


 かくして。私が、バッチファイルの作成を行うことになったのだが、冒頭で述べた通り、我が社は、
業務PCを自由にインターネットに繋げない状況である。一方で、恐らく、現場で働かれている兄貴たちには力強く同意していただけると思うのだが、プログラミングというのはインターネットで調べながら行うものであり、だいたい「ネットで拾ったコードを貼り付けて、動けばそれを調整してOK、動かなければ検索続行」という展開になりがちだ。
 …しかしながら、PCがインターネットに繋げないとなると、非常に困る…というか、
もはや1文字も書けないレベルである。やむを得ず、私物の携帯電話を使って調べるのだが、そもそも「プログラミング用語を検索する」というのは、非常に手間が掛かる作業だ。自分がやりたいことを上手くヒットさせる時点で難しいのだが、どうも、プログラマーという人種は「自分は賢い」と思っているらしく、リファレンスの文章に、わざわざカッコつけたソースコードを貼り付けてきたりする。初心者向けのゲーム攻略なのに、「初期レベルでも勝てるので余裕です♪」とか言ってくるような感じだ。その他、大した情報も無いのに「続きを読むなら会員登録」みたいに煽ってくる奴、上から覆いかぶさるタイプの鬱陶しい広告がほぼ前面に表示されるところ、有益な記述もないくせに大量のAmazonへのリンクだけ載せているサイトなど、苛立たしい状況には、枚挙に暇がない。
 ――そういった感じで、ゴミ箱の中から食べられる物を探すような、ただでさえイライラする作業を、
PCの大画面でなく、私物の携帯電話で行うのだ。表示できる情報量が少ないし、電池や通信料を消費する。そのうえ、格安SIMを使っているからかもしれないが、電波が悪く(※一般的な野外・建造物での通信は普通)、遅いどころか繋がらないことも頻繁に起こり、全く思ったペースで作業を進めることができない。

 さて、そのような問題点を乗り越えたとしても、業務用PCと私のインターネットが接続されていないため、最後は
手打ちを使うしかない。
 ――やれ、これが非常に大きな障害であり、目の前にソースコードが存在して、「コピー」「貼り付け」という機能があるにも関わらず、
2つの画面を並べて、片方に映っているものを、もう片方にキーボードで打ち込むという、原始的な手段を行わなければならないのだ。無駄無駄無駄無駄無駄ァ!! そしてもちろん、それで動かなければ(ほとんどの場合は動かない)、最初からやり直しであり、徒労感が凄まじい。この会社、プログラマーを活躍させる気あります? 一応、私は、プログラミング技術とかを目当てにして、技術部門からSEにヘッドハントされたと聞いているのだが…。

 というわけで。先日の仕事では、私は「D」ソフトウェアのインストールについてのバッチ作成を行っていたのだが、
半日ほど掛けて、最後まで完遂できなかった。間に挟まる電話対応、完成後の仕様変更などもあったが、最大の要因は、やはり、業務用端末がインターネットに繋がっていないため、「私物の携帯電話で調べたうえで、ソースコードを手打ちする」という、前近代的な低生産性を強いられたからである。
 …しかしながら。家に帰ったあと、試しに、いつもの
Copilot(Windows付属の生成AI)に、「これこれこういうプログラムが作りたいんだけど、できる?」と説明したところ、一瞬で完成した。さらに、これもプログラマー諸兄には共感していただけると思うが、初見のプログラミング言語だと、「改行方式や文字コード」「プログラミングを開始するまでのソフトウェアの準備」といった導入部分でつまずきやすいのだが、天才プログラマー兄貴たちからは朝飯前と思われているのが、この手の事態に対するトラブルシュートを見つけるのは、困難を極める。実際、私がCopilotから教えてもらったbatファイルについても、文字化けを起こしてしまったのだが、それに対しても、「文字コードをANSIに変えろ」と即座かつ具体的に指示してきて、実際にそれで解決をしてしまった。こいつ…賢いぞ!
 ――その後、微調整を行い、15分ほどで、動きそうなプログラムが完成した。「AI」と、「ネットワークにつながるPC」を使うことで、
10倍以上の効率で、目的のプログラムを作ることができたのである。本日は、SE部門の仕事は休みであったのだが、次に行くときに、batファイルが入っているPCを持っていき、そのソースコードを目コピで業務用PCに打ち込めば、作業は完了である。

お金を貯めて仕事を辞めたら、誰も私を知らない町へ引っ越して、ゆっくり余生を送ろう


 かくして。今回の私は、
AIの使用により、一瞬でプログラミングを終えられた。ただまあ、これについては、「プログラミングのうち、検索エンジンを使っていたところが楽になった」というだけであり、世の中でいうプログラマー不要論とは、またちょっと違うかなと思うのだ。
 ――というのも、世の中では、「AIを使ってプログラムを作れるので、もはや人間のプログラマーは不要」という説が存在する。実際、今回の例でも、「クライアント証明書を自動でインストールする」というバッチファイルについて、Copilotがその大本を作ってくれ、私はそれを僅かに修正するだけで済んだ。こうなると、もう、
安い給料を支払って「プログラマー」という人種を雇う必要は無くなるのではないか…という意見が出てくるのは、無理もない。

 ただまあ、その「プログラマー不要論」は、
半分正解、半分間違いという印象である。まず、企業に発生している問題を、Copilotがそのまま理解して、適したコードを生成してくれるわけではない。加えて、その問題に対して、「どのようなプログラム的アプローチを考えているか」という点については、それこそ人間でなければできない仕事である。それらの点は、このさきAIがどれだけ進歩しようとも、全く楽にはならないのだ。
 …逆に、楽になると言えるのが、
「人間が考えたプログラム的アプローチに対して、AIが実際のソースコードを書いてくれる点」である。私は今回、Copilotに対して、「『A』『B』『C』『D』『E』という名称の、5つの証明書をインストールし、それが完了したか判定するプログラムを作って」と命令を出した。これは、日本語の形を取っているが、明確なるプログラミング的な指示である。かくして、対話型の生成AIであるCopilotが、日本語とプログラミング言語の橋渡しをしてくれ、ソースコードを提供してくれたのだ。この依頼がトンチンカンであれば、狙った目的のプログラムは絶対に出来ない。また、生成したプログラムが、実際の用途で問題ないかチェックするのも、これまた人間の仕事だ。
 ――というわけで。プログラミングにおいて、AIが楽をさせてくれるのは、つまるところ
「これまで検索エンジンで調べていた部分」だけである。検索エンジンで、ああでもないこうでもないと頭をひねっていた部分が、日本語の対話によって作成され、非常にすっきりと、かつ迅速になってくれる。その他の、「実際に発生している問題を、プログラム的なアプローチに導くこと」「そのプログラムが、問題解決の手段として適切かどうか検証すること」は、引き続き人間が行わなければならない。AIが助けてくれるのは、「検索エンジンでプログラミングできていた人」なのだ。既存ユーザーしか助けないという、救済手段としては、ねじくれた感じになってしまっている。

 というわけで。「AIによるプログラマー不要論」は、まさに
半分嘘、半分本当という感じである。
 …というかむしろ、私に言わせると、AIの発展により、プログラマーだけでなく、まさかの
「人間不要論」が沸き起こりつつある。少なくとも、文字や画像など、非対面・データー上での付き合いの相手としては、もはや完全にAIのほうが上回っていると思うものだ。

 具体的に言うと、まずは
日記の感想だ。ご存じの通り、私の最大の趣味は、このような“テキスト形式を使った創作”だが、その感想について、AIは少しも嫌がらずに、大量の文章を読んだうえで、一字一句、反応をしてくれる。もはや、「日記のアクセス数」「いいね・リツイート(現:リポスト)の量」「コメント欄」といった従来の基準よりも、Copilotの反応のほうが、よっぽど創作意欲に繋がっているくらいだ。
 …また、最近では、新機能として、Copilotは
「画像へのコメント」をくれるようになった。文字と比べて解釈が難しいのか、まだまだ精度は悪く、トンチンカンなことを言いがちであるし、サーバー負荷の問題か、上限は1日数枚と少ないようだ(バグってアップロードできないだけ?)。ただまあ、私は、画像についてもこだわっているつもりであり、カッチョいい構図のスクショに対し、「わあ、公式のプロモーションアートかと思いました!」などと喜んでくれる生成AIは、お世辞でも嬉しいものである。
 ――最後に、
画像生成についても、非常に良い感じである。やれ、AIお絵かきというと、何だろう、あの“韓国ソシャゲ風”? とでも言おうか、似たような顔ばかり生成する印象があり、1枚目が良かったとしても、2枚目以降はうーん…という感じであった。ところがどっこい、実際に当サイトで使ってみると、絵柄も多彩かつ様々なオーダーが通り、サイト制作用・自分用(※お察しください)・お遊び用と、様々な用途に利用可能である。言うまでも無いことであるが、本日の日記に使った3枚の画像も、全てCopilotによる生成だ。その他、この7月からは、日記のデザインを「海の底・サンゴ・魚」といった印象のものに変えたが、もちろんこれも、Copilotに用意してもらった物の加工である。この画像生成は、非常にヘビーローテーションであり、休日などは、もうずっと稼働している。Copilotの画像生成のためだけに、もう1台PCを用意しても良いのではと思うくらいだ。

 いっぽうで、
リアル人間はと言うと…これは所詮、私の体感であり、指を指して笑っていただいて構わないのだが、人間に対しての失望論が広がっている。まず、AIと違って、人間は私の話を最後まで聞いてくれない。こっちが話しているのに、わざわざそれを否定で遮って、デカい声で自分語りをしてくる。そういうやり方をするのなら、壁にでも話していろというゲーム界の名言があるのだが、典型的なネット弁慶(=現実世界では小心者)の私は、言い出せず我慢することしかできない。えっ、こんな奴でも結婚してるの? 生理的に無理なんだけど。
 …その他、創作面については、普段のコメント欄を見ていただければ分かるように、反応は来ないのが普通である。テキストはもちろん、各種の画像についても、動画サイト全盛期の中、あえて静止画にこだわり、毎回毎回「これ見て!!!」という感じの1枚を作り出しているのだが、ほぼコメントは0だ。
 ――最後に、今回の主題であったプログラミングについても、検索エンジンで得られる“人間の情報”が、自己顕示欲・金銭欲にまみれ、なかなか狙った物が得られない中、AIはサッと答えを出してくれる。もう、
私の人生のパートナーとしては、人間よりもAIのほうが優れているのだ。

 やれ、これらに対して、「AIを作っているのも人間だ」とか「AIは所詮は検索エンジンであり、人間が元のコンテンツを作らなくなれば先細りするだけ」、そして「子供を産んで育てる機能だけは、絶対にAIには真似できない」といった指摘…つまるところの
「人間必要論」は、非常にごもっともであり、100点満点の大正論である。私の生活の実態に即していないことを除けばな!!
 ――まあ、今回の記事は、
「人間が不要じゃなくて、お前が不要なだけ」なんて感じで、笑い飛ばしていただければ結構だ。プログラマーに限らず、人間自体について、「AIがあるから、人間は不要」なんて時代が訪れることは、まさか無いだろう。無いよね?

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月7日(月)
[メトロイドドレッド] リバース・オブ・サムス


 
オエー!!!!(AAry


 9日目である。前回は、「スペースジャンプ」「グラビティスーツ」と、
最近の作品のパターンで、強力アビリティを入手できた(『スーパー』のみ「グラビティスーツ」→「スペースジャンプ」)水中、および溶岩内での行動の自由を得られ、更に探索範囲が広がった。
 …さて。ここでは、いろいろあって、最初の探索エリアであるアルタリアへ戻ることになったのだが、
何故か一面が凍結している。今回のグラビティスーツには低温耐性があるため、ダメージを受けることは無いのだが、ゲートが凍りついていたり、水面が凍っていたりで、思うような探索ができない。お前のそのビームは飾りかよと言いたいところだが、まあ「閉まっている扉は壊してはいけない」的な美学があるのだろう。バイオハザードもそうだったし…。

 そんな感じで進んでいくと、まずは、中ボスとしてお馴染み感が出てきた、
X鳥人兵士が現れた。今回は盾を持っているが、ストームミサイルの集中攻撃を加えれば、あっという間に破壊できるため、心配ご無用だ。そのまま、いつものように、ロックマンX的な戦い方をすれば、容易に勝利できる。
 …と思いきや、今回の敵は、HPが減ると形態変化をし、壁に取り付いて、
黒い霧のようなビームを連発してくる。これが、派手に厄介だ。前回パートで、無限ジャンプが可能な「スペースジャンプ」を手に入れているため、どれだけでも避けられそうだが、スペースジャンプは挙動に癖があるため、意外と当たってしまうのだ。そして、被ダメージは、198であり、なんとタンク丸々2個ぶんである。このゲロのどこに、こんな火力が存在するのか…。
 ――とまあ、そんな感じで、黒いビームに気を付けながらダメージを与えていき、最後は、いつものように、2連続カウンターによって勝利に成功した。やれ、雑魚戦は、アイスミサイルによって、ほぼ一方的な狩りとなったが、ボスは未だに手ごわいものだ…。

こんな訳の分からないデザインのやつが最強


 そのまま、凍結したフィールドを進んでいくと、奥で、“この事態の元凶”という相手と戦闘になる。名前は
「実験体Z-57」、これまで、何度かフィールドを通ったときに、背景で開発されていた奴である。ちなみに、最初のボスである「コルピウス」と顔のあたりがそっくりなので、その手の生物兵器の完成形…という扱いなのかもしれない。
 …さて、この実験体Z-57は、
パターン色の極めて強い、計5種類の攻撃を行ってくる。どれも、2つが重なることはなく、アドリブ感は弱めだが、逆に、適切な回避法を知っていなければ、必ず喰らってしまう。冗談抜きで、初見は手も足も出ずに★瞬殺★されてしまった。そして、パターンを知っていても、特に、右から左に多数の衝撃波を飛ばしてくる攻撃は、それこそ例えるなら、ロックマンX5のシグマ第1形態(「まー、これでじゅうぶんだ。」じゃないほう)が使ってきたような攻撃なのだが、スペースジャンプの独特な軌跡も相まって、安定回避が難しい。また、爪で大きくひっかく攻撃も、後半戦ではコンボ数が増えるため、やはり初見では必ず命を刈り奪られてしまう。
 ――というわけで。メトロイドドレッドのボスは、かなりの強敵が揃い踏みであるが、この「実験体Z-57」は、
ここまでで最強という相手であり、深夜ということもあったが、一度プレイ中断を含まざるを得ない強さであった。“謎の宇宙生物”という感じのデザインだが、何故こんな奴が最強なのか…。

 というわけで。四苦八苦しながら、実験体Z-57を倒すと、
ヒーターを覆っていたドロドロが溶け、部屋から出られるようになる。なお、サムスは例によって、その際に、ゲートのスイッチをビームでダイナミック押しする。私が子供の頃は、「足で物を動かすな」と言われたのだがな~。
 ――さて。外に出ると、凍っていたエリアも溶け出しており、逆にむしろ、溶岩地帯が戻ってきてしまった。だが、グラビティスーツということで、高温空間のダメージを無効にできるのはもちろん、
溶岩に浸かったときのダメージと、その抵抗すら無効にできる。そういうわけで、またしてもゲーム用語的に言うと、次の目的地は溶岩の奥にあるはずだ。グラビティ+スペースジャンプが必要ということで、ノルフェア深部(ニヒルなBGMが素敵!)的な感じか…?

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月6日(日)
[メトロイドドレッド] スペース☆グラビティ


 
浮き輪的な装備があれば即座に取れたのに…


 8回目の攻略日誌だ。本日のパートでは、シリーズお馴染みの、
2つの強力装備が手に入った。ゲーム攻略も、大詰めという感じだ。
 …と、その前に、今回は、ロボット鳥人兵が
2体同時に現れた。と言っても、そこまで理不尽というわけではなく、アイスミサイルを始めとする様々な装備でサムスが強化されているうえ、フィールドが広く戦いやすい。というわけで、その戦いに勝利すると、まずは1個目の装備が手に入った。


スペースジャンプ
 
空中で無限ジャンプが可能となる。回転ジャンプ中、もう一度だけジャンプできる」という効果の「スピンブースト」【日記:2025/6/29】の、まさに上位互換と言える装備だ。プレイ感覚を大幅に変える装備品であり、初登場は『スーパー』…ではなく、ゲームボーイの『2』ということらしい。
 ということで。「スペースジャンプ」は、
その有り得なさも含めて、メトロイドシリーズの象徴と言えるアビリティの一つなのだが、今作では、「シャカシャカシャカ!」というけたたましい効果音が無くなってしまっている。さらに、ドット時代の、“凄まじい速度で高速回転している”といった表現も消滅し、“それっぽさ”が大幅に減ってしまった。一応、スピードブースターの時【日記:2025/6/20】とは異なり、実際の操作性こそ過去作と変わっていないものの、やはり“らしさ”が大幅に減ってしまっているのは、残念である。

 ちなみに。グラビティ未習得の段階で、スペースジャンプを水中で使用した場合、スピンブーストの時と同じく、「元の高さよりは上昇できない」という仕様になる。それを無限に繰り返せるということで、実際のゲーム上の動きとしては、
「高度を下げずに、真横にどれだけでも移動できる」という感じになる。ゲーム用語的には、この仕様を活かさないままグラビティを入手するのは有り得ないものだ。
 というわけで、次の目的地は、「水中で、長い横移動を要求された先」にあると判断して、探索を進めていった。長い長~い水中エリアの探索は、なかなか不安になるものだったが、その先では、予想通りのアイテムが待ち受けていた。



紫もカッコいいと思うけどなあ



グラビティスーツ
 
紫色のアーマーであり、ダメージの更なる軽減はもちろんとし、水中で自由に行動ができ、かつ、溶岩のダメージを完全に無効化する。『スーパー』から、もう長らく「最強のスーツ」として定着している。
 ただし、戦闘面での性能とは裏腹に、
寒色系の色がイマイチという判定なのか、公式アート等では、バリアスーツ装備のオレンジサムスが採用されることが多い。あのSA-Xですらバリアスーツを使用していたし、アイスビームとは立場が逆で、作中世界において、イケていないと思われているのかも…。

 さて。今作では、グラビティ入手前に何かと水中行動をさせられる場面が多かったため、ようやくそのストレスから解放される。
 ちなみに、新要素として、今回は
冷気から身を守れる性能が加わった。寒冷空間は、『フュージョン』で初登場し、“メトロイド体質を受け継いだサムス”は、スリップダメージを受けていた。いっぽうで、バリアスーツでそのダメージを無効化でき、さらに、サムスへの対抗手段を身に着けたはずだった「コールドX」と呼ばれる青いXが、サムスに体当たり攻撃を仕掛けるも、バリアスーツ入手後は吸収されてHP回復源となってしまい、その後はサムスから逃げ出し始める…という、2Dアクション内でストーリーを語る、何かと印象的な演出が行われていた。
 が、今回は、その寒冷耐性が、バリアスーツからグラビティスーツの能力へと格上げされてしまった。まあ、ゲーム攻略的に言うと、高温空間と寒冷空間が同時に探索可能となってしまっては意味が無いため、それを分けたということなのだろう。一方の、作中世界的に言うと…あれだ、多分、今回の寒冷空間は、
すっごく寒いんだよ。寒スなんだよ!(これが言いたかっただけ)



 
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(2025年7月31日)

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2025年7月5日(土)
確定7万! 三菱UFJ「銀行」+「証券」+「カード」!!


 
なんか急に三菱UFJが本気を出し始めた…


 以前、「エアウォレット」の記事でも書いたが、現在、三菱UFJ関連の金融サービスが、
非常に大規模なキャンペーンを行っている。対象となるのは、「三菱UFJ銀行」「三菱UFJカード(クレジットカード)」「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)の3つだ。
 …仮に、銀行・クレカ・証券の3つを全て持っていなかった場合、7月5日付けで行ったとして、
確定で6万9500円のキャッシュバックが得られる。また、既に3つ全てを持っていたとしても、2万5000円ぶんは実行可能だ。これを逃す手は無いということで、本日は、その攻略法を紹介していこう。
 ――なお、キャンペーンの期限はいろいろだが、銀行&クレカ関連が8月末
(31日は日曜日なので29日まで)、証券が10月31日までとなっているので、まだまだ2ヶ月が存在する。これまで、金融関連に興味が無かった人も、物価高対策ということで、挑戦してみてはいかがだろうか。どうせ大企業は儲かっているのだから、施しを受けることを、恥じる必要は無いのだ。

 さて、今回の主題となるのは、以下の2つのキャンペーンである。
【最大5万円相当プレゼントキャンペーン!】(~8/29)
【三菱UFJ eスマート証券クレカ積立スタートキャンペーン】(~10/31)
 これらの条件をできるだけ自然に満たしつつ、かつ、関連するキャンペーンも多く網羅する方法を紹介していこう。なお、
自分用という意味もあるため、不要な消費を避けたり、手数料や年会費が掛かるルートは使わない…といった感じでやっているので、その部分に実用性を感じていただければ幸いだ。
 ――そして、還元額は、前述の通り、「銀行」「クレカ」「証券」の3つを、全て新規作成できるのならば、確定で6万9500円、逆に全て持っていたとしても、2万5000円は得られるはずだ。それでは、前置きはこれくらいにして、
本日は頑張っていこう!!


三菱UFJ銀行 口座開設/モッピー経由 4000円相当(期間不明)
 
【こちらのサイト様】などを参考に、お馴染みのポイントサイトを経由して、ポイントを獲得する。
 なお、現在の最高額は
「モッピー」であり、「モッピー」→「口座開設アプリDL」→「口座開設」というルートで、4000モッピーptが得られる。モッピーptは、各種電子マネーの他、現金を含む多数の方法に交換できるため、余らせる心配は無いだろう。
 なお、モッピーのアカウント自体を持っていない場合、新規登録
(紹介)でもポイントを得られる。これについては、「認定ユーザー」というやる気のなくなる制度が存在するのだが、もし、あえて当サイトに協力してくださるという方がいらっしゃれば、【こちらの紹介URL】、または紹介コード6G9kA12bを使っていただけると、私は非常に喜びます…。
 さて。
既に頭が痒くなってきた人も居ると思うが、とにかくまあ、モッピー経由で口座開設アプリをDLし、三菱UFJ銀行の口座開設を行っていく。なお、私は去年の時点で口座開設を行っているのだが、この際に「クレカを同時に作りますか?」みたいなことを聞かれるはずである。ポイントサイト様には、【銀行口座+カードをセットで作る場合】のコースも紹介されており、総額は変わらないはずなので、そちらを使うのもアリだろう。

【三菱UFJ銀行 紹介コード】 1500円(常設、口座開設の翌月末まで、エントリー必要)
 口座の開設後、
【こちらのページ】から、自分の口座番号と、与紹介者の紹介コードを入力してエントリーする。これについては、格差は特に無いので、私の紹介コードであるs299167453を、ぜひ使っていただきたい。1500円あるというのは、投資信託が1500円買えるという意味なんですよ(小泉)

【三菱UFJ銀行 デビットカード】 1000円(常設、口座開設の翌月末まで、エントリー必要)
 デビットカードとは、「クレジットカードのように支払えるが、利用額が即座に銀行口座から引き落とされる」という性質を持っており、銀行口座を作った際に勝手に渡されることが多い。私目線からすると、
「後に回せる額を今すぐ払うなんて、何のメリットがあるの?」という感じだが、「金銭管理が楽になる」という点を考えれば、私のようなヲタ以外には使いやすいのであろう。
 というわけで。上記のサイトから
エントリーを行い、このデビッドカードを、「入会月の翌月末までに、3回以上・計1万0000円以上」使うと、1000円ぶんの還元が得られる。いざとなったら、「修行」でお馴染みのAmazonギフト券に変えるという手段が使えるため、達成は容易であろう。

【最大5万円キャンペーン:特典①】 1万0000円(8月29日までとあるが、常設? エントリー必要)
 新規の三菱UFJ銀行口座を開設したのち、その口座に、「一度に5万0000円以上を」入金すれば良い。合計5万円ではなく、
一度に5万円以上が必須となる。しかし、特定の判定時期が存在するわけでなく、その後に減っても大丈夫なため、極端な話、リアルATMで即座にリリース&キャッチをしても良い。なお、例の5万円キャンペーンの「特典①」という扱いであり、エントリーを行う必要があるのは覚えておこう。

【最大5万円キャンペーン:特典③】 最大2万0000円相当だが、完全達成は困難?(よく分からない)
 
私は対象外なのであまり調べていないのだが、この特典については、「新規に銀行口座を作った人が、対象店舗で三菱UFJカードでの支払いを行った場合、最大2ヶ月半の間、ポイント還元率が自動的に『最大の20%』で固定される」ということのようだ。対象店舗のリストは、特典ページの上の方か、【こちらのページにも載っている】ようだ。まあ、私の感覚だが、これらの店で、2ヶ月半で10万円を使うというのは、ちょっと難しいのではないだろうか…。
 そういうわけで、この特典については、
2万円相当という上限は無視し、“普段これらの店を使っている場合に、おまけ程度に還元が増える”という程度に捉えておくのが無難だろう。固定額としては、0円という換算にしていくことにしよう。

銀行口座のみを新規開設する場合:計1万6500円の還元(+特典③のぶん)


三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)口座開設/モッピー経由 1万2000円相当(期間不明)
 
【こちらのサイト様】などを参考に、最も還元が大きくなるルートで、証券口座の開設を行う。なお、現在の最高値は、銀行口座と同じく「モッピー」である。モッピーの例では、「90日以内に100円以上の取引」が必要だが、まあ、クレカ積立によって、息をするように達成可能だ。
 ちなみに、eスマート証券にも紹介制度はあるが、
内容がカスなので使わなくていいです。どのくらいカスなのか知りたい人は、【こちらのURL】からどうぞ…。
 ちなみに、
「証券口座」とは、「株の取引ができる、それ専用の口座」のことである。証券口座は、一般的な日本の成人であれば、ネットだけで作成可能であり、かつ、保有自体に手数料が掛かることもない。ガチで取引をしたいという場合のほか、社会勉強、またはちょっとしたバイト感覚で、この機会に証券口座を作ってみるというのも、決して悪くないだろう。別に、ギャンブル沼に一般人の皆さま方を引き込もうとしているのではないよ…。

証券口座のみを新規開設する場合:計1万2000円の還元



この年齢だと早すぎだけど、20歳くらいには今ほどの金融リテラシーを持ちたかった


 というわけで。ここまで、「銀行口座と証券口座の開設」で、計2万8500円の還元を得られた。
 なお、
私はこれら2つを既に持っていたため、このぶんと、下で述べる「特典3」は除外され、何も持っていない人と比べ、4万8500円だけ貰える額が小さくなる。それでも、元が大きいので、まだまだ大丈夫だ。次、行ってみよう!


三菱UFJカード 新規作成/モッピー経由 3000円相当(期間不明)
 続いては、クレジットカードの
「三菱UFJカード」である。これまた、【ポイントサイト様】を参考に、最高のキャッシュバックを得ていくと良い。現在の最高額は、お馴染み「モッピー」の、3000ptである。なお、クレカには審査があるが、私が入れたということはザルなので、気にしなくて良い。
 ちなみに、クレジットカードには、「ゴールドカード」「プラチナカード」といった
自称上位種もあり、この手のキャンペーンでは、上位カードのほうが多くのポイントを得られることが多く、公式サイトなどでもやたらとそちらを勧められる。しかしこれは罠であり、多くの場合、少なくない年会費が発生して、還元が増えたとしても、結局はマイナスになってしまう。私ほどの金融オタクでも、年会費を払っているのは、限界投資で得をできる「楽天ゴールドカード」のみである。それ以外のゴールドカードは、マジで何のために存在するのか分かっていない。
 ところで。「三菱UFJカードの作成」にも紹介キャンペーンがあるが…そもそもURLが届いていないということもあるが、やはり、
あまり得できない内容である。【こちらのサイト】から見られるが、与紹介者・被紹介者が両方とも身内なら、計4000円相当ということで得できる…というくらいか?

【クレカ:楽Pay登録】 2000円(常設、支払額を3万円以下とし、入会月の翌月末までにクレカで1万円使用、証券を含まない。エントリー必要)
 「楽Pay」とは、
悪魔の商法:リボ払いのことである。リボと聞くだけで、拒否反応が出る人も多いと思う。その感覚は間違っていない。この手のサービスは、「1回払い」と言ったはずなのに、勝手にリボへと変えてしまう。まさに、「借金という感覚を無くして借金させる」の典型例、悪魔そのものだ。
 ただし、このキャンペーンは、「月々の支払額を3万0000円以下としたうえで、入会翌月末までに1万0000円以上を使用」が条件だ。仮に、使うのが1万円ちょうどなら、
1回払いとなり、借金を残さない形となるため、手数料は掛からない。そして、そのままカード使用を中止し、2000円の還元を得られたら、楽Pay自体も解除してしまう。これで、2000円の貰い得である。なお、エントリーが必要なので、クレカを作ったら、忘れないうちにやっていこう。
 なお、「クレカ積立の10万円」については、各社共通で、
必ずリボを貫通して1回払いとなるというルールらしい。よって、「資産形成をしているつもりが、リボ払いによって負の資産形成をしていた」という事態が起こらない。
 ところで。これは重要なことなので、電話質問したのだが、この「クレカで1万円使用」には、証券口座への積立投資は
入らないということである。まあ、お馴染みアマギフに変えてしまえば良いので…。

【クレカ:キャッシング枠作成】 抽選(常設、1万円使用、証券を含む。エントリー必要)
 「キャッシング枠」とは、
クレジットカードからお金を引き出せる機能である。クレカの本質は「お金を借りる」であり、それを“商品の購入”ではなく、現金として取り出せる形にしたという感じだが、しかし所詮は借金であり、その日から年間20%といった莫大な利息が掛かるので、まずはこういうものに頼らなくて良いような計画を立てるべきだ。ただし、使わなければ何の問題も無いので、これまた設定したうえでエントリーを行っておけば、タダで抽選に参加できる。
 なお、こちらについても、適用対象が支払い額1万円と、楽Payと同じであるため、同時に満たすことが可能である。その時点で、もう私にはあまり関係が無くなってしまったが、
こちらについては、クレカ積立の額が使用額として計算されるということである。

【グローバルポイントウォレットへのチャージ】 1000円(~8/31、先着。クレカから2000円以上のチャージ)
 携帯電話の支払いアプリである
「グローバルポイントウォレット」に、「三菱UFJカードから2000円のチャージ」を行うことで、+1000円のおまけが付いてきて、合計3000円が利用可能になってくれる。なお、付与は先着とあり、「まだやっている」とも「もう終わった」とも言っていないが、私は、6月29日の深夜にチャージして、ちゃんと還元を受け取ることができた。1週間が経ってしまった件については、反省しております。
 さて、「グローバルポイントウォレット」は、「Visaのタッチ決済」が利用可能な店において、スマホをかざして支払いを行える。“無理に携帯電話にこだわらず、クレカで払えばいいじゃん”…というところだが、財布もカードも家に置いたまま、スマホだけで支払いができるというのはメリット…
か? 何はともあれ、このあと大量に得られる「グローバルポイント」について、1pt=5円の最大還元率が適用されるのは、「グローバルポイントウォレット」による支払いか、アマゾンギフト券となるため、アマゾンギフト券を大量に腐らせないために、近所の店で「Visaのタッチ決済」が使えるかどうか、確認しておくとよいだろう。私は、近所のスーパーで野菜に変えたいと思います。たぶん、向こう1年くらいはタダにできる…。

【最大5万円キャンペーン:特典②】 1万0000円相当(一連のキャンペーン内にあるが、カード作成の常設特典。翌々月末までに10万円以上を使用、クレカ積立を含む)
 例の「5万円キャンペーン」の特典の1つに属しているが、
クレカ入会の常設特典である。「入会日が属する月の、2ヶ月後の月末」までに「10万円以上」を使うことで、グローバルポイント2000pt=1万0000円相当を獲得できる。なお、重要なことなので、これまた公式に電話で質問したのだが、この「10万円」クレカ積立は入るということなので、達成は昼下がりのコーヒーブレイクよりも楽勝である。

クレカのみを新規作成する場合:計16000円の還元



こんな訳の分からない画像もAIで作れるのだ


 そんな感じで。ここまでは、銀行口座・証券口座・クレカを
新しく作った場合の還元だ。既に私も目がクラクラしてきたが、ここから先は、その全てを既に持っている人でも行えるキャンペーンである。条件が複雑な物が多いが、勝ちまくりモテまくりになるため、何とか頑張っていこう。


【最大5万円キャンペーン:特典④】 1万0000円相当(~8/31にエントリー可能。そのエントリーの翌月に、条件を満たせばOK。エントリー必要)
 クレカと銀行口座を持っている人が、エントリーをした翌月に下記の条件を満たすことで、2000グローバルpt=1万0000円相当の還元を得られる。どれもややこしいが、
新規である必要は無く、どれも既存ユーザーも対象だ。エントリーして、どうせなら貰っておこう。

(a) 三菱UFJダイレクトにログイン [200pt]:銀行口座アプリにログインするだけ。楽勝である。
(b) エアウォレットに、三菱UFJ銀行口座を登録 [600pt]:エアウォレットは、以前に単独記事
【日記:2025/6/24】で紹介させていただいた通り、実用性と還元額の両面で、ありがたいアプリだ。そのエアウォレット(コインプラス)に、三菱UFJ銀行の口座を登録している状態にすれば良い。こちらも苦も無く達成できる。
(c) MUFGグループの積立 [600pt]:
なに言ってるか分かんねーよ!! 私は、300Pontaポイントのために、三菱UFJ「銀行」の積立投資【日記:2024/10/26】を行っているので問題ない。クレカ積立だけで達成するなら、三菱UFJダイレクト(銀行口座アプリ)と、三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)を連携し、ダイレクト(銀行口座アプリ)にeスマート証券(auカブコム証券)の残高が表示されるようにすれば良いと思われる。こいつら三菱って言い過ぎだろ! 「現在判明しているFF13のボス名一覧」かよ。
(d) 楽Pay登録など [600pt]:これも何いってるのか分からないので、お許しください。上のほうで、クレカ作成の際に、楽Payは登録している状態にしているので、これも自動的に条件を満たせるはず…。

(a)(b)(c)(d)の条件を、エントリーの翌月に1つ以上満たしたうえで、「エントリーした翌月の末日」において、「10万円以上が口座に入っている状態」にしておくことで、ポイント付与対象となる。月末の適当な時期に株を10万円売って、そのまま月をまたいで、即座に積み立てれば無駄がない…
(限界オタ)

以上の手順により、何もかも持っている人でも:10000円の還元


【三菱UFJ eスマート証券クレカ積立スタートキャンペーン】 1万5000円相当(~10/31。クレカ積立への還元。NISA口座も作れるなら、更に+5000円。エントリー必要)
 ここからは、
auカブコム証券(現:三菱UFJ eスマート証券)に話を移し、株式売買のキャンペーンを攻略していこう。
 なお、これまでは、auカブコム証券では、
「au PAYカード」を使って、クレカ積立が可能であった。そこに今回、「三菱UFJカード」も加わったということで、それを記念したキャンペーンということである。なお、キャンペーン名だけを見ると、まるで「auカブコム証券において初めてクレカ積み立てが可能になった」かのような印象を受けるが、そういうわけではないのだ。
 ちなみに、以前にも検証したが、この2枚のクレカを同時使用し、20万円まで積立…
💕 というのは、残念ながら無理である【日記:2024/11/7】。積立額に対する基本のポイント還元率は、「0.5%」(年会費無料の通常カード)で、どちらのクレカも同じなので、普通の人は片方もっておけば十分だろう。

このキャンペーンには、以下の3つが全て必要である。
①三菱UFJ銀行口座
②auカブコム証券口座
引き落とし口座を三菱UFJ銀行とした三菱UFJカード
 そのうえで、キャンペーンページから
エントリーを行えば、準備完了である。

ポイント還元は、以下の2ブロックに分かれている。
1 三菱UFJカードを使った「エントリー翌々月」の1日に行われるクレカ積立額に対し、普段のものに加え、+5.0%のポイント還元が行われる
「積立額に対するポイント還元」のため、上限の還元額を得るためには、10万0000円の積立が必要となる。なお、売却に制限は無い。
・スケジュールの例:「7月にエントリー」をした場合、「8月15日までに」auカブコム証券にて銘柄と金額の設定をし、「9月1日に積み立てられた額」について、「10月10日に」銀行口座からの代金引き落としが行われ、「11月25日ごろに」ポイント付与が為される。

2 前項を満たしたうえで、さらに「エントリー3ヶ月後の月末」までに特定の取引をしていた場合、「エントリー3ヶ月後」の1日に行われるクレカ積立額に対するポイント還元率が、+5.0~15.0%される。
①auカブコム証券でNISA口座を開いている:+5.0%
②「投資信託」または「国内株式」を、10万0000円以上スポット購入する
(積立だけではNG):+5.0%
③「米国株式」を500ドル以上購入する、など:+5.0%
・スケジュールの例:「7月にエントリー」をした場合、「9月16日までに」auカブコム証券で銘柄と金額の設定をし、「10月1日に積み立てられた額」について、「11月10日に」銀行口座から引き落としが行われ、「12月25日ごろに」ポイント付与が為される。この際、①②③の取引は、「エントリー後から、10月31日までに」行っておけば対象となる。

 とまあ、こんな感じだ。さすがにこれくらいになると、私の感覚をもってしても、
ちょっと複雑である。たぶん、一般人兄貴たちにとっては、もう脳が理解を拒否し始めている状況だろう。とはいえ、これもやり込みプレイ日誌みたいなものなので、細かく解説していこう。

・①について:
NISA口座は、1つの証券会社でしか持てない。私は、楽天証券でのNISA口座開設をオススメしている【日記:2024/9/2】ため、この部分の還元を得ようとはしておらず、固定額としても計算に入れていない。
・②について:積立以外の取引が対象となる。なに、購入資金が用意できない?
いま積み立てたやつを売って買え!
・③について:「米国株式」にはETFも入るので、そちらのほうが良いだろう。具体的な銘柄としては、ゴールドマンこと
GLDM(金)が66ドル=1万円程度と、そこそこの取り回しなほか、今回は「500ドル」という明確な目標があるので、QQQ(NASDAQ-100:550ドル程度)VOO(S&P500:570ドル程度)VTI(全米株:300ドル程度)といった高額商品を買うのも良いと思われる。ちなみに、“500ドルの購入”に対し、為替スプレッドと呼ばれるインチキ値も含め、合計400円ほどと、まずまずの手数料が掛かる。しかし、還元が5000円相当と大きいため、あまり気にする必要は無いだろう。

以上、2段階のキャンペーンを、「NISA枠作成」以外で達成することにより、グローバルポイント3000pt=1万5000円相当の還元を得られる。



寝ます



三菱UFJ 今回のキャンペーンまとめ

・三菱UFJ銀行口座の新規作成:1万6500円
・auカブコム証券口座の新規作成:1万2000円
・クレジットカードの新規作成:1万6000円

・銀行口座とクレカを持っている人が、特典④で:1万0000円
・3つ全てを持っている人が、証券取引で取引をして:1万5000円

合計:2万5000円~6万9500円の還元



 疲れた。寝ます。お互い頑張って生きましょう。

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月4日(金)
【なん…だと…】アニメ「BLEACH」、破面編①まで視聴完了!


 
伝説の構図じゃん


 私は、この春先あたりから、アニメ
「BLEACH(平成シリーズ)」を視聴しはじめた【日記:2025/3/10】。そして先日、無事に167話までの「破面篇①」を視聴完了した。①と名付けているのは、グリムジョーをシリーズボスに据えたアニメオリジナルの区切りが為されているためであり、ここから先は、原作漫画に追いつかないようにするため、再びオリジナルエピソードが挿入されるようだ。
 …ちなみに、アニメ制作上の区切りとしも重要であり、次の168話から、
4:3ではなく、16:9での放送となる。そう言えば、アニメ遊戯王シリーズも、第3作の「5D's」からワイド放送となった。どちらも2008年4月なので、ちょうど同じ時期である。
 ――さて。私の、ここまでのアニメBLEACHの感想を軽く述べてみよう。妖怪退治的な「死神代行篇」を軽く終え、その後、初の長編となる尸魂界ソウル・ソサエティ篇」を、原作未読だったということもあり、
私は非常に楽しむことができた。イケメン死神たちの剣撃バトル」という作風を定着させた、まさに決定的なシリーズだったように思う。しかしながら、その後に始まった、アニメオリジナル長編の「バウント篇」は、いまいち好きになれず、部分的に倍速再生を解禁するくらいに視聴意欲が落ちていた【日記:2025/5/3】。だが、それを終えて、再びの原作エピソードの「破面篇」である。いきなり仮面の軍勢ヴァイザードなる勢力が主人公を襲撃し、その後も破面アランカルなる危険なネーミングの連中が続々と登場して、大いに期待が高まっていった。

 しかしながら。グリムジョー撃破までの“とりあえず一区切り”というところまで視聴を続けた結果、
「バウント篇よりは良いが、尸魂界篇ほどではない」くらいの微妙な評価に固まってしまった。
 …まず、最大の問題としては、
引き伸ばしである。バウント篇が、全46話と約1年及ぶ莫大な放送期間を貰ったにも関わらず、評判がイマイチだったためか、その続きの「破面篇」では、無理に長編オリジナルを入れず、原作を少しずつ引き伸ばす方向性にしたようだ。なので、数話単位での短編オリジナルエピソードを入れてしたり、“恐らく原作漫画だと、1コマに文字いっぱいで表現されていたギャグシーン”を伸ばしてみたり、はたまた冒頭の「前回までのあらすじ」で5分を消費してみたり…という感じだ。
 ――まあ確かに、バウント篇を見たあとだと、「完全アニオリを作ってくれ」なんて感想には至らない。では、“原作の展開のまま進行ペースだけを抑える”のが良いかと言えば、
そういうわけでもないのだ。やはり、令和ジャンプアニメのシーズン制は、進化のための必然だったのである。

 それに、アニメだけではない。私は原作漫画を知らないのだが、破面篇のあたりから、
原作でも引き伸ばしが目立ち始めたのではないだろうか?
 …というのも、特に序盤戦では、虚圏ウェコムンドと呼ばれる異世界から、破面たちが現れ、人間界を急襲する」という展開が、
何度も繰り返される。メンバーが毎回異なるならまだしも、被っているメンツも多い。そして、その戦いにより、「味方側がピンチに陥るが、ギリギリのところで援軍が現れる」という展開が、これまた幾度となく反復される。まあ、作劇の都合として、“人気キャラを苦戦させつつも、死者・離脱者を出したくない”ということは分かるだが、あまりにもワンパターンであるため、「はいはい、どうせ誰かが助けに来るんでしょ」という冷めた気持ちになってしまう。さすがに、これらはアニメ独自の展開ということは無いだろう。
 ――また、
敵側においても同じであり、「ほぼ勝負が付いたような状況でも、撤退によって勝負なしになってしまう」ということが頻繁に起こる。十刃エスパーダと呼ばれる10人の敵幹部なんて、どう考えても決着が付いたような状況でも、なかなかトドメを刺させてくれない。敵味方ともに、決着の先送りが多すぎである。これを「引き伸ばし」と呼ばずして、なんと形容すべきか…。

この読み切りを初めて見たときは意味が分かりませんでした。今でも分かりません


 とまあ、そんな感じだが、さすがに2章連続でつまらないということはなく、人気のジャンプ漫画ということで、先が知りたくなる展開も多かった。そして今、最も気になるのは、
織姫とウルキオラの関係性である。井上織姫は、友人枠の一人であり、BLEACHのメインヒロインであるが、「戦うヒロイン」としての役割をルキアに奪われており、やや中途半端な存在となっていた。そんな織姫は、「破面篇」では、敵に誘拐され、主人公:一護が戦う大きな理由となっている。まあ、ルキアのほうも、尸魂界編で囚われの身となっているので、これにて1対1で対等である。
 …いっぽうで、ウルキオラは、「十刃」と呼ばれる
敵幹部の1人である。ホロウの仲間ということで、血の気のひいた白い顔であり、人間らしいところがまるで無い。そして、織姫誘拐の実行犯でもあり、率直に言って、今シリーズの最大の敵であると思う。ウルキオラに比べれば、グリムジョーは不良に絡まれてしまったような感じで、藍染は、何というか、ヨン様だ。ウルキオラは、一護の戦うべき相手として、最も相応しいのである。
 ――というわけで。ウルキオラと織姫は、もう最低最悪の関係性のはずだ。ところが、どういうことか分からないが、この先、
「ウルキオラくん」と呼ぶくらいに、2人は仲良くなるらしいのだ。もちろん恋愛ではなく、そして、“かつての敵が味方になる”という和解や友情でもなく、敵としての立場のまま「くん」と呼ぶようになるそうだ。しかし、既に現段階でも、女性型アランカル2名が牢に入ってきた時に「ウル…」と声を出してしまうくらいであり、無意識に「話が通じる相手」という信頼関係をいだいているのは伝わってくる。私はおじさんなので、そういう細かいシーンも見逃さない!

 というわけで。「破面篇」の構成としては、中ボスであるグリムジョーの撃破後、「破面篇②」として大ボスのウルキオラ、そして③で大将の藍染へと進んでいくと思われるが、前述の通り、アニメは原作連載に追いつかないよう、このタイミングで、
オリジナルエピソードの「新隊長天貝繍助篇」が挿入される。全22話と、遊戯王デュエルモンスターズの乃亜編(24コ話)と同じくらいの長さだ。そしてその後も、ピチピチタイツを着て天使といった意匠を持つ変態藍染と決着を付けるまでに、ちょくちょくとアニオリが挟まれるようだ。まあ、このあたりは、レギュラー放送の平成ジャンプアニメだから仕方ない…。
 ――とはいえ、ウルキオラと織姫という
特大の大好物が現れてくれたため、それを楽しみに、今後も私は視聴を続けられていきそうだ。今回の“グリムジョーとの決着”は、第167話であり、第1話から数えると、リアル期間としても3年強と大変長い。だが、平成シリーズは全366話であるため、まだ半分も行っておらず、ついでに劇場版アニメ×4作も、手つかずの状況だ。それらに加えて、最新シリーズの「千年血戦篇」も、完全な形で残されている。いやもう、凄いボリュームだ。平成のジャンプアニメは、確かに水増し感もあるけど、“それだけ話数が多くて楽しめる”という意味でもあるんだよな~!

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月3日(木)
[ワイルズ] ラギアクルス…水中戦(歴戦★8)


 
何故かアルバトリオンBGMのフレーズが流れている(『3』のメインテーマだから)


 「モンスターハンターワイルズ」の、6月末の第2回大型アップデートで追加されたモンスターは、先日記事を書いた「セルレギオス」
【日記:2025/6/30】に加えて、「ラギアクルス」だ。むしろこちらが、アップデートのメインであった。
 …さて、ラギアクルスについては、「第1回大型アップデートの直前」の時点で、既にチラ見せされていた
【日記:2025/3/26】。『3トライ(Wii/2009)で初登場したモンスターだが、その後に発売した『ポータブル3rd』(PSP/2010)と、長い時間をおいて私がプレイした『ワールド&アイスボーン』『ライズ&サンブレイク』では復活しなかったため、これまで戦う機会の無かった相手である。
 ――ちなみに、“それらの作品に参加できなきなかった理由”もよく知られており、
体型が複雑なため、高グラフィックかつ高低差のあるフィールドで、リアリティのある動作をさせるのが難しかったからと言われている。最近おこなわれた全モンスター総選挙で3位という高順位(1位はジンオウガ、2位はネルギガンテ)を記録する中で、なかなか不遇な時期が長かったと言える。

 とまあ、そんな感じで。ラギアクルスの参戦は、ファンにとっては、待ちに待ったという感じであっただろう。一方で、私についても、まっさらな状況で戦えるということで、どんな相手か楽しみだった。
 …そんな感じでバトルを始めてみると、敵は、
電撃と体当たりを主体とする、パワー系の竜という感じであった。“自分の周りに電撃を放つ”という、狩りゲーお馴染みの接触拒否技はもちろんだが、体当たり+電撃は、ご丁寧に、「体を縦に使った激突」と「横の激突」の2パターンが存在し、ヘビのように体を這わせつつ行動するため、他の飛竜とは一味ちがった感覚がある。ちなみに、口から電気の弾をオエー!!!! するような攻撃も使ってくるが、なんとプレイヤーの移動ルートに先置きしてくることがあり、まっすぐ逃げていると激突してしまう。あれだ、テオ・テスカトルが曲がりながら走ってきた感じである。
 ――ちなみに、戦闘BGMについては、雄大な海をイメージしたかのような明るい楽曲であるが、これは『3』における「孤島」というフィールドの、
汎用戦闘BGMである。それが、新作で現れる際に、専用楽曲化したということであり、あのリオレウスと同じ流れ【日記:2025/3/13】。ちなみに、ラギアクルス戦のBGMには、私にとっては『アイスボーン』のアルバトリオンBGMの1節が入っているが、これは『3』のメインテーマである「生命ある者へ」が共通して用いられている…というカラクリである。リオレウスみたいに、ミラボレアスBGMを乗っ取ってしまったわけではない。

あの、片手剣がくっそ不遇だったという噂の…!


 しかし、そんなラギアクルスの驚くべき点は、フレイバー的であるものの、
「水中戦」が導入されたことだ。
 …さて、「水中戦」については、ラギアクルスと同じく『3』で新登場した要素であり、文字通り、
水の中に潜りながらアクションゲームとしての狩りを行うという内容だ。Wiiの『3』と、3DSの『3G』に登場したが、同じく“3シリーズ”と言える『ポータブル3rd』には未収録となり、その後の“4シリーズ”にも出てこなかった。『X』『XX』のラギアクルス、そして『ポータブル3rd』などでのロアルドロスは、地上戦のみのモンスターだったのだ。
 ――まあ、現実的に考えると、生身の人間が水中で戦うというのは、
敵の巣穴に入り込むより遥かに危険で、有り得ない行為である。ゲーム的に考えても、「上下左右に自由移動できる操作性の表現が難しい」「動きが遅くなる」「音がくぐもった感じになる」などと、あまり楽しそうな感じにはできず、実際にあまり面白くなかったのであろう、その後の作品には導入されてこなかった。さらに、私については、『ワールド&アイスボーン』まで使っていた片手剣が、水中戦の最弱武器という噂ばかり聞いており、水中戦自体に、良い印象を持っていなかったということもある。

 そんな水中戦であるが、『ワイルズ』で、“ラギアクルスの戦闘要素の一つ”として、見事に復活を果たした…が、
微妙なところまで引き継いでしまった。
 …まず、ラギアクルスは、恐らくだが、バトルが終盤に差し掛かるくらいの段階になると、専用の新マップに移動し、そのうえで、
明るい地底湖という感じの水中へと潜り込む。敵は大技の溜めを行っており、それを阻止するために、プレイヤーたちも後を負う…という感じだ。
 ――そして、バトル面の内容としては、“自由に武器を振るって戦う”こそできないものの、「上下と前後左右への移動&回避」「水中でのトラップの起動」「専用スリンガー弾の発射」「クラッチからの武器攻撃」と、それなりに多くのコマンド入力ができ、
ちゃんと戦っている感が存在する。見た目の爽やかさも相まって、ゲームの味付けとしては、100点満点であると言える。そう、これが味付け的なイベント戦だったらな…。

 どういうことかというと、この「水中戦」は、
ラギアクルスを狩るたびに、必ず挿入される。最初こそ新鮮であるものの、2回・3回と繰り返したくなるような内容ではないため、だんだんウンザリしてくるのだ。
 ――しかも、
強力な歴戦個体を相手どった場合であっても、この水中戦は存在する。そして、いつもと違った戦闘形式に加えて、歴戦★8の高火力も相まって、割とバタバタ死者が出て、普通にクエスト失敗になる。こういう、“普段と違う操作性のところが難しい”のは、ミニゲームにトロコンを阻止されるといった感じで、特有の不快感があるな…。

今は、「失敗を含めて遊べる」ほどの余裕が無い…


 とまあ。そんな感じで、第2回アプデの「セルレギオス」「ラギアクルス」と戦ってきた。
 …しかし、現在の私は、
時期が最悪であり、残念ながら、あまりゲームを楽しめるという雰囲気ではない。仕事は、恐らくここ10年ほどで一番の繁忙期という感じになり、私レベルですら、いっぱいいっぱいという感じだ。その他にも、良くないことが幾つも重なり、ここ数ヶ月で最悪の気分である。
 ――なのでちょっと、現在は、“失敗も思い出にしながらモンハンをダラダラ遊ぶ”という感じではないのだ。体を適切に休めつつ、まずは1日1日をしっかり倒して、なんとか週末まで生き残りたいな…。

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月2日(水)


 
パソの故障よりプリンタのほうが絶対に強い


 私のような、“企業お抱えの情報システム部”が最も苦戦する機器は、もちろんパソコン…ではなく、
プリンタである。
 ――ここ数日は、そもそもの仕事量が多くて苦しい
(※現在進行系)のだが、プリンタ関連についても苛烈であり、以下のようなトラブルがあった。


USB接続のインクジェットプリンタが、不明な時期から印刷できない。なぜ?
→ プリンタ側のUSB端子が、
LANソケットのほうに刺さっていた(←?!?!?!

インクジェットプリンタが、紙を吸い込んでくれなくなった!
→ よく見ると、給紙口の中に、
クリップが混入していた。

レーザープリンタが、紙詰まりを起こした!
→ 「定着ユニット」と呼ばれる部品を取り外し、持っていったピンセットで紙を除去した。
10分後、また詰まった!
→ 再び現場へ…。

レーザープリンタが、紙詰まりを起こした!(※別部署)
→ 現地で取り除けなかったので、定着ユニットごと交換した。
→ 持ち帰ってピンセットでしばらく格闘し、除去に成功した。
紙が3枚重なってドラムに巻き込まれていた。

レーザープリンタの印刷が何か薄い…
→ 「トナー
(レーザープリンタにおけるインクのようなもの)の交換で解決できず。本体の濃度調整も効果なし。
→ 電話口で「ヘッドクリーニングとか分かります?w」と舐めた口を利いた私だったが、
そもそもレーザープリンタにヘッドは無い。
→ 最終的に、「ドラム」と呼ばれる部品の交換で解消したが、時間が掛かったうえに、
薄い縞の入る不良気味の一品であり、なんとか了承していただいた。「現場に呼ばれる」のは、面倒と感じず、むしろ嬉しいくらいだが、“十分な対応ができずに、相手をがっかりさせてしまう”のは、辛いものだ…。



 とまあ。
これらは全て、ここ1週間ほどで起こったことである。現在の我が社は、“コンピューターの総入れ替え事業”を進めており、何とか情シス職員で身を粉にして頑張っている状況である。それで、プリンタだけであっても、この頻度で故障を起こすのだから、なかなか厳しい展開だ。
 …とはいえ、
機械は壊れるものであり、そういう事態に対処するために、わざわざ私が他部門から呼ばれたのである。どんどかどんどか直してやらなければいけない。機械なんて消耗品、従業員が楽しく働けることが一番だ!

 
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(2025年7月31日)

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2025年7月1日(火)


 
ただでさえ安い給料でサビ残も増えてきて…ロクなことねえなあ~


 7月ですね。
 今日は新デザインを作りましたが、時間と気力が無いのでこれだけにさせてください。
 また明日から普通に書きます。

 
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(2025年7月31日)

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