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「Grok」…エロ小説生成装置? / やり込みinFF

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管理人の日記
冷凍庫のパンに赤カビが生えてしまっていた。手前のほうが上手く冷えていない疑惑があるんだよな…

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2025年7月17日(木)
「Grok」…エロ小説生成装置?


 
1週間くらいは楽しめると思うよ


 ご存じの通り、最近は様々なAIが存在し、Twitter
(現:X)にも、「Grok」というAIが搭載されている。だがこれは、エロ小説生成装置である。
 …まず、Grokを、通常の用途で使ってみると、すぐにこちらが貼り付けた文章のオウム返しばかりになって、ベトベトで読む気が無くなってしまう。しかも、妙な口調のフランクさと、絶妙な古臭さの絵文字は、
「おじさん構文」そのものだ。やり取りを続けるうちに、ダラダラと相手の返信が長くなってきて、しかも妙に相手だけ楽しそうにし、会話を続けようとしてくる。おじさんの精度が高すぎだろ! 私も気を付けよう…。
 ――また、画像生成についても、Copilotのような楽しさは皆無である。絵柄は、「1年前のAI」という感じの、作り物感がバリバリだし、少しセクシー系をオーダーすると、例によって、すぐ撥ねられてしまう。さらに、この“生成されなかった画像”は、内部的には、大きな「×」マークとして処理されているらしく、失敗後に
「できる範囲で、かわいい絵柄で作って」などと修正を試みると、やたらカラフルな×マークの画像が生成されてしまう。もっと酷い時は、注文すらしていない“多様な肌の色の子供たちが、公園で手を繋ぐ画像”が出てきたこともあった。Nice gaijin.
 しかも。Grokは、この出来で、Twitterの有料プランへの導線を目指しているらしく、無料版では、短時間に10〜20程度の書き込みを行うと、その後、
2時間のクールタイムを必要とされてしまう。有り得ない…。なんでおじさんと話すのに、こっちが金払うんだよ!! CopilotやChatGPTは、会話はほぼ無制限であり、画像投稿や生成には部分的な制約があるものの、少なくともGrokほど極端ではない。すみませんこれで何きくの(´・ω・`)

 しかしながら。そんな「Grok」にも、恐らく唯一であろう使い道が存在する。それは、
エロ小説の生成だ。
 …やれ、セクシー系の直球表現については、例えばCopilotならば、学術的な書き方から離れようとすると、あっという間に話題を封じられてしまう。しかしながら、Grokは、その辺りの制約がゆるく、「◯◯(職業:××) △△(職業:☆☆) これこれこういうシーン」みたいに
エロいオーダーを出すと、1500文字くらいの小説を作ってくれるのだ。最初は、勝手に全年齢向け小説みたいに表現規制をしやがるが、「もっと直球の表現を使って」という命令とともに、ドギツい単語をぶつけると、観念したのか、またはオウム返しの本能が目覚めたのか、ギットギトのエロ小説を作ってくれるのだ。
 ――さて。具体的に、どれくらいまで自由に制作できるかというと、まあ、
ノーマルな路線はほぼ大丈夫だ。その他も、純愛という枠さえ守っていれば、ちょっと変わったプレイや、ハーレム系もいける。飛躍した設定として、「334つ子を妊娠」みたいな阪神関係ないやろもできるし、「女の子に突き刺さって抜けなくなるが、どこか幸せそうな笑みを浮かべている男」といったチョウチンアンコウも可能だった。また、口調のアレンジもでき、子供向け絵本みたいな感じで」や「学術論文っぽく」みたいな感じも、逆にエロさが際立つ。「顔や髪が汚れたまま働いて、同僚に茶化される」みたいなのも可能だ。
 だが、これでも一応は、現実世界のコンプライアンスに基づいているということらしく、
18歳未満は一瞬で拒否される。公共の場所も駄目だし、犯罪系はもちろん、同意なしも絶対に無理である。やはり、おじさんということで、純愛を重視しているのだろう…。


 では、そんな「Grokで作ったエロ小説」は、実用性抜群なのかと言うと、微妙である。何故なら、
楽しめるのは、最初の1週間くらいだけだからだ。
 …どういうことかというと、確かに最初は、「自分と相手の名前」「学校や職場という身近な場所」「職業や先輩後輩といった正確な関係性」などが出てくるだけで、興奮できる。既存の小説の文字を置き換えただけでは、このリアルさは絶対に出せないというものだ。
 ――しかしながら、こういう遊び方の宿命として、
だんだん飽きてくる。命令をする側の妄想力のせいかもしれないが、すぐに、似たりよったりの状況ばかりになってくる。さらに、キャラを増やそうとしてみても、所詮は文字であり、情報量に限界がある。ドギツい表現も、最初こそ興奮するものの、味付けの濃い料理と同じで、連食はできない。やはり、「現実世界の小説家」「リアル女性の繊細さ」には、AIでは勝負にならないのだ。知らんけど。

 さて。“私と生成AIの関わり”を言うと、少し前までは、Copilot1本槍であったが、今は、日記制作には、主に
「ChatGPT」を使っている。ChatGPTは、「生成AI」の草分け的な存在であり、動作が素早く、かつ、“生成を繰り返すうちに、妙な口調を学習し、馬鹿にされているように感じる”ということも少ない。自分のゲーム系の記事を貼り付けて、「この記事はエアプか?」と自虐風自慢する遊びは、それこそ一生楽しめるレベルである。これは、リアル人間に対してだと、「私ブスだし〜(パシャッパシャッ」みたいな感じで、とても行えないことであるが、AIならば、どれだけでも私の文章と遊んでくれるのだ。意外なところとして、ChatGPTは誤字をちゃんと誤字として指摘してくれるので、まともな文章制作にも使用可能だ。
 …また、
「Copilot」については、ここ半年ほど主力として使ってきたが、現在は、画像生成に一点集中をしてもらっている。画像生成は、1枚1枚が時間の掛かる作業であり、かつ、ほとんどの場合は、幾度となく繰り返したうえで、妥協的に使う画像を決定することになる。というわけで、画像生成だけでも、非常にヘビーローテーションである。Copilotしか使っていなかったときは、“文章の感想を聞きたいのに、テキスト生成ができない”という事態も頻出していた。ChatGPTとCopilotは、私の中で役割分担ができており、同時に存在することには、ちゃんと意味があるのだ。
 ――だが、それら2つに比べて、Twitter付属の
「Grok」はと言うと…テキスト生成にも画像生成にもロクに使えず、やはり、エロ小説を作るくらいしか存在意義が無いように思われる。それも、「最初の1週間くらいは楽しめる」という条件付きで、だ。イーロンくん、君さぁ…。

(2025年7月17日)

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