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管理人の日記
日付が変わる前に寝れる…楽しい!!
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大正は、初めて普通選挙(「25歳以上の男子」)が行われた時代でもあります |
先週から、世の中は「選挙戦」と言われる期間になっているが、私は、ハッキリ言って税金の無駄遣いで、不要であり、そのぶん普通に仕事をしろと思う。理由は、既にニュース等に加えて、SNS等による政治監視が容易な時代であり、選挙戦など、嘘つき大会にしかなっていないからだ。
…例えばである。減税反対の某政党について述べてみよう。ガソリンについては、「暫定税率」という名称で、1リットルあたり25.1円×消費税1.1倍の27.6円が、追加で課税をされている。これについては、「トリガー条項」という“自動的に減税をする仕組み”が存在すること、そして、国家の物流のカナメということで、物価高騰対策の軸として、各党が減税を訴えてきた。しかしながら、周知の事実として、某党が反対をしたせいで不成立となった。2回も提案されたのに、2回とも失敗したのである。つまり、この政党は、自分が「減税反対」であると、実際の行動で示したのだ。それは、どんな言葉よりも雄弁に、党の政治方針を語っていると言えよう。
――ところがどっこい、いざ選挙戦になると、その政党は、「減税!」や「物価高騰対策!」などとほざきだしたのだ。有り得ない…。連中が、何もしないでボケーっと寝ていれば、少なくともガソリン税:暫定税率の廃止は、確実に成立していた。それを邪魔したうえで、改めて減税の主張をするというのは、奴らの中では矛盾していない設定らしい。恥を知れ!
というわけで。こんな行動が成り立ってしまう「選挙戦」など、もはや全く意味が無い。政治家は、普段の行動・発言で評価すべきである。現在は、様々な媒体から飛んでくる政治ニュースもあるし、“脚色されていない、政治家個人の発言”を見たいという場合にも、SNSアカウントが使用可能であり、それは、発信側・受信側の双方にとって、使いやすいツールになっている。
…ちなみに、私であるが、実際の投票日である今週末(日曜日)が、まさに仕事ということで、期日前投票を利用した。それも、投票が可能となった、ごくごく初期に済ませたのだ。それができた理由として、様々な政治ニュース等を見て、「選挙戦」の前から、ほぼ決まりと言えるくらいに投票先を決めていたこと、そしてその後に、NHKがまとめた候補者たちの主張を見て、実際の投票相手・政党を確定できたということがある。つまり、私個人にとって、「選挙戦」は、“何の意味も無い、税金の無駄遣い”だと、100%断言できるのだ。
――ところで。話を逸らすようだが、世の中では、恋愛関係における「告白のセリフ」は、ほぼ結果に影響を及ぼさないということが知られている。何故なら、告白前までの二人の関係性で、既に上手くいくかどうかが決まっており、小手先の技で一発逆転というのは有り得ないからだ。選挙も、まさにこれと同じで、普段の発言や行動によって、投票の是非を判断すべきと考える。他人の財布を勝手に漁るクソ男が、告白の時だけ、「結婚したら君に一生尽くすよ…💖」などと言っても、信じるべきではないのである。
さて。余談だが、ここしばらくの私は、割とマジで忙しい。“職場の機器総入れ替え”が、この3連休(※私にとっては0連休)に迫っているということで、膨大な量の業務が存在する。そして、単純な量だけでなく、自分が失敗したら、最悪の場合、週明けからの業務が停止してしまうということへの重圧もある。
…そんなわけで、暑さと疲労でフラフラになりながら廊下を歩いていると、利用客の老人たちが目に入ってきた。それで、ふと思ったのだ。政治家たちは、「選挙戦」というが、平日は職場で働いている私にとって、その戦いは、全く耳に聞こえてこない。では、「選挙戦」とは、果たして誰のための戦いなのか?
そりゃあもちろん、平日に演説を聞きに行ける、老人たちのためだろう。コンピューターに不慣れな非デジタル世代とも、ちょうど符合する。選挙戦とは、老人の政治家が、老人の有権者のために戦っていたのだ。“老老介護”ならぬ、老老選挙である。
――やれ、この構図に気付いたとき、私は唖然として、力が抜ける思いであった。「もうこの国は駄目だろ」という、強い脱力感である。政治家は、老人の未来(?)のために戦い、その政治家自身も老人だ。若い連中は絶滅したようである。こんなので、国が良くなるわけがない…。「政治家の給料や税優遇を低下させる」とか、「人口減に合わせて政治家数も減らす」とか、「選挙可能な年齢に下限だけでなく上限も設ける」なんて、そういう改革は、私が死ぬまで起こらないんだろうな。もうどうにでもな〜れ♪
(2025年7月16日)
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