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管理人の日記
さすがに坊主頭にしても3ヶ月以上経つとボーボーになってくるな。暑いぜ!

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今作は硬い敵が多いので、非常に頼りになる |
7回目は、エルン終了後、ガヴォランやフェーレニアにて、いくつかのアイテムを回収していくパートだ。
――さて、今回も、場の雰囲気的に、そろそろアレが手に入るかな…と思っていたが、新装備が多く、ちょっとだけ予想が外れることになった。
●スピンブースト
新アイテム
Part.1である。“回転ジャンプ中、もう一度だけジャンプができる”という効果であり、他ゲームにおける2段ジャンプに相当するが、メトロイドにおいては、「スペースジャンプ」の下位装備であり、それに移行するための過程という感じだ。
特殊な使い方として、水中では、発動できないのではなく、「1段目の高さよりも上昇できない」という仕様となる。そんなの、何の役にも立たないだろう…と思いきや、“高い台から初めて、高度を維持したまま横方向に多く移動する”という方式に使える。今作は、グラビディ入手前に水中で活動させられる場面がやたらと多い(【日記:2025/6/23】)ため、この方式で活躍することも多くなるだろう。
●アイスミサイル
「アイスビーム」と並び、メトロイドシリーズのキーアイテムである。メトロイド(生物)を倒せる唯一の兵器であることを皮切りに、重要な設定がごまんと存在する。作品によっては、冷気ではなく、対象の時空間を切り離す(?)という特殊な設定になっていたりもするようだ。『フュージョン』では、サムスがメトロイド体質を継いだことにより、アイスビームが使用不能となったため、「アイスミサイル」という新装備が登場した。アイスビームは、宿敵の「SA-X」が使用するほか、サムス側も意外な方法で使用可能となり、プラズマ・ウェイブすら上回る、最強最後のビームとして活躍する。
さて。アイスビーム&アイスミサイルは、作中世界のリアルファイトで考えれば、途方もなく強力な兵器である。1対1の戦闘においては、凍結させた時点で勝利が確定であるため、「そのままトドメを刺す」「戦闘を回避する」「敵を捕獲する」など、どうとでも料理できる。なお、アイスビーム・アイスミサイルで凍結させた敵は、空中ならばその場で留まって、足場として利用できる。また、自然解凍された場合は、生き返って行動を再開するため、やはり、私たちの知っている冷気とは、少し違った概念なのだろう。
ということなのだが、2Dアクションとして考えると、アイスビームは邪魔になりがちである。敵のHPを0にすると、撃破前に、必ず「凍結する」という動作が入る。そのため、敵の撃破に、手間が増えたように感じることがあるのだ。仮に、実際の攻撃回数が増えていなくとも、「増えているように感じる」というのは重要な欠点だ。かくして、『スーパー』では、装備品の付け外しが自由なため、私は外すのが基本となっていた。
さて。“フュージョン2”と言える『ドレッド』では、同じくサムスの体質によりアイスビームが使えない…わけではないらしいが、「アイスミサイル」のほうが登場する。『フュージョン』のときは、チャージビームが強かったため、はっきり言ってミサイルで雑魚が凍結するかどうかはどうでも良かった。
だが、『ドレッド』では、まず、異様に硬い雑魚が多いため、雑魚戦でもガンガンミサイルを使っていく環境だ。そんな戦闘で、アイスミサイルがどういう扱いになるかというと、とてつもなく使える! 敵は、体力とは別に、凍結耐性値とでも呼ぶべき値が設定されているらしく、小型の雑魚は1発で、中型の雑魚はだいたい3発で凍結する。そして、凍らせれば、敵の攻撃は飛んでこなくなるため、後はゆっくりトドメを刺せば良い。感覚としては、火力が下がるどころか、むしろ非常に上がった感がある。ミサイル弾も容易に補給できるため、弾切れの心配も無い。私は、未プレイのメトロイド作品もいくつかあるが、恐らくシリーズ最強の凍結兵器ではないだろうか。設定上のアイスミサイルの強さが、ようやく2Dアクションに実装された!
なお、ガヴォランには、そんじょそこらに、赤熱したキノコのような、破壊不能の謎オブジェがあったが、これはアイスミサイルで凍結処理できる。これが増えてきたので、「そろそろアイスミサイルが手に入るかな」と思っていたが、スピンブーストのほうに先を行かれた感じだ。ちなみに、そのキノコ型オブジェクトの名前は「エンキ」だ。エンリル?
と思ったが、「炎」+「木」ということだろう。ゴッドカルマシーン:O-イナリー的なネーミングである。
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知ってるか?
ストーム1はどんな戦場からでも必ず生還する。全ての敵を倒して |
その後も、「X鳥人兵士(2回目)」に「E.M.M.I.」、そして「エスキュー」と呼ばれる雑魚のバリエーション的なボス&懐かしのXコアなどを撃破しつつ、探索とアイテム回収を進めていく。
●パルスレーダー
新アイテム
Part.2は、久々に登場した、“隠しブロックや隠し通路が見えるようになる装備品”だ。戦闘面でのメリットはなく、純粋に探索用となる。
同用途の装備品として、『スーパー』では「X-RAYスコープ」という武器が存在したが、いつもながら、「SELECTボタンで1つずつ選んで…」という操作性のため、操作の邪魔になってしまう恐れがあり、人によっては取得しないこともあった。そして、『フュージョン』では、探索専用装備が無い代わりに、“パワーボムを起爆すると隠し通路が見える”という仕様なため、とにかくあちこち吹き飛ばしまくる厄介なサムスが爆誕(文字通り)した。
さて。今作の「パルスレーダー」は、十字キーの右を長押しする(普段の移動はスティック)というコマンドで発動し、隠しブロックがワイヤーフレーム風で水色に表示されるという、可もなく不可もなくという内容だ。まあ、探索用装備が目立ってしまうのはヤバいので、これくらいが丁度良いのだろう。
●ストームミサイル
またまた新アイテムで、まさかのミサイルの強化形態だ。Rボタン長押しにより、ミサイルでロックオンができる状態となり、多数の小型弾を発射する。地形を貫通する能力は無く、全弾が当たるとは限らないものの、1発1発が普段のミサイルとほぼ変わらない威力を誇るらしく、攻撃性がとてつもなく高いようだ。ロックオンは、最大5つの対象にまで行うことができ、敵によっては多重ロックも可能となる。代償として、1ロックに付き、ミサイル弾×3つを消費するのだが、例によって、敵からアイテムがボロボロ落ちる環境なため、全く消費を恐れる必要は無い。
と言っても、手に入れた直後なので、まだ性能は詳しく分かっていない。他のミサイルと操作性が異なるものの、せっかくの新装備ということで、ガンガン活用をしていきたい。やれ、今作では、ビーム優位となっていたこれまでの作品と比べ、ミサイルの立場が上昇しているが、ストームミサイルは、果たしてそれに拍車を掛ける装備となるか…?
(2025年6月29日)

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