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【なん…だと…】アニメ「BLEACH」、破面編@まで視聴完了! / やり込みinFF

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管理人の日記
職場にPCを持っていき昼休みに少し書いたのに、更新時刻が全く変わらない…だと…?

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2025年7月4日(金)
【なん…だと…】アニメ「BLEACH」、破面編@まで視聴完了!


 
伝説の構図じゃん


 私は、この春先あたりから、アニメ
「BLEACH(平成シリーズ)」を視聴しはじめた【日記:2025/3/10】。そして先日、無事に167話までの「破面篇@」を視聴完了した。@と名付けているのは、グリムジョーをシリーズボスに据えたアニメオリジナルの区切りが為されているためであり、ここから先は、原作漫画に追いつかないようにするため、再びオリジナルエピソードが挿入されるようだ。
 …ちなみに、アニメ制作上の区切りとしも重要であり、次の168話から、
4:3ではなく、16:9での放送となる。そう言えば、アニメ遊戯王シリーズも、第3作の「5D's」からワイド放送となった。どちらも2008年4月なので、ちょうど同じ時期である。
 ――さて。私の、ここまでのアニメBLEACHの感想を軽く述べてみよう。妖怪退治的な「死神代行篇」を軽く終え、その後、初の長編となる尸魂界ソウル・ソサエティ篇」を、原作未読だったということもあり、
私は非常に楽しむことができた。イケメン死神たちの剣撃バトル」という作風を定着させた、まさに決定的なシリーズだったように思う。しかしながら、その後に始まった、アニメオリジナル長編の「バウント篇」は、いまいち好きになれず、部分的に倍速再生を解禁するくらいに視聴意欲が落ちていた【日記:2025/5/3】。だが、それを終えて、再びの原作エピソードの「破面篇」である。いきなり仮面の軍勢ヴァイザードなる勢力が主人公を襲撃し、その後も破面アランカルなる危険なネーミングの連中が続々と登場して、大いに期待が高まっていった。

 しかしながら。グリムジョー撃破までの“とりあえず一区切り”というところまで視聴を続けた結果、
「バウント篇よりは良いが、尸魂界篇ほどではない」くらいの微妙な評価に固まってしまった。
 …まず、最大の問題としては、
引き伸ばしである。バウント篇が、全46話と約1年及ぶ莫大な放送期間を貰ったにも関わらず、評判がイマイチだったためか、その続きの「破面篇」では、無理に長編オリジナルを入れず、原作を少しずつ引き伸ばす方向性にしたようだ。なので、数話単位での短編オリジナルエピソードを入れてしたり、“恐らく原作漫画だと、1コマに文字いっぱいで表現されていたギャグシーン”を伸ばしてみたり、はたまた冒頭の「前回までのあらすじ」で5分を消費してみたり…という感じだ。
 ――まあ確かに、バウント篇を見たあとだと、「完全アニオリを作ってくれ」なんて感想には至らない。では、“原作の展開のまま進行ペースだけを抑える”のが良いかと言えば、
そういうわけでもないのだ。やはり、令和ジャンプアニメのシーズン制は、進化のための必然だったのである。

 それに、アニメだけではない。私は原作漫画を知らないのだが、破面篇のあたりから、
原作でも引き伸ばしが目立ち始めたのではないだろうか?
 …というのも、特に序盤戦では、虚圏ウェコムンドと呼ばれる異世界から、破面たちが現れ、人間界を急襲する」という展開が、
何度も繰り返される。メンバーが毎回異なるならまだしも、被っているメンツも多い。そして、その戦いにより、「味方側がピンチに陥るが、ギリギリのところで援軍が現れる」という展開が、これまた幾度となく反復される。まあ、作劇の都合として、“人気キャラを苦戦させつつも、死者・離脱者を出したくない”ということは分かるだが、あまりにもワンパターンであるため、「はいはい、どうせ誰かが助けに来るんでしょ」という冷めた気持ちになってしまう。さすがに、これらはアニメ独自の展開ということは無いだろう。
 ――また、
敵側においても同じであり、「ほぼ勝負が付いたような状況でも、撤退によって勝負なしになってしまう」ということが頻繁に起こる。十刃エスパーダと呼ばれる10人の敵幹部なんて、どう考えても決着が付いたような状況でも、なかなかトドメを刺させてくれない。敵味方ともに、決着の先送りが多すぎである。これを「引き伸ばし」と呼ばずして、なんと形容すべきか…。

この読み切りを初めて見たときは意味が分かりませんでした。今でも分かりません


 とまあ、そんな感じだが、さすがに2章連続でつまらないということはなく、人気のジャンプ漫画ということで、先が知りたくなる展開も多かった。そして今、最も気になるのは、
織姫とウルキオラの関係性である。井上織姫は、友人枠の一人であり、BLEACHのメインヒロインであるが、「戦うヒロイン」としての役割をルキアに奪われており、やや中途半端な存在となっていた。そんな織姫は、「破面篇」では、敵に誘拐され、主人公:一護が戦う大きな理由となっている。まあ、ルキアのほうも、尸魂界編で囚われの身となっているので、これにて1対1で対等である。
 …いっぽうで、ウルキオラは、「十刃」と呼ばれる
敵幹部の1人である。ホロウの仲間ということで、血の気のひいた白い顔であり、人間らしいところがまるで無い。そして、織姫誘拐の実行犯でもあり、率直に言って、今シリーズの最大の敵であると思う。ウルキオラに比べれば、グリムジョーは不良に絡まれてしまったような感じで、藍染は、何というか、ヨン様だ。ウルキオラは、一護の戦うべき相手として、最も相応しいのである。
 ――というわけで。ウルキオラと織姫は、もう最低最悪の関係性のはずだ。ところが、どういうことか分からないが、この先、
「ウルキオラくん」と呼ぶくらいに、2人は仲良くなるらしいのだ。もちろん恋愛ではなく、そして、“かつての敵が味方になる”という和解や友情でもなく、敵としての立場のまま「くん」と呼ぶようになるそうだ。しかし、既に現段階でも、女性型アランカル2名が牢に入ってきた時に「ウル…」と声を出してしまうくらいであり、無意識に「話が通じる相手」という信頼関係をいだいているのは伝わってくる。私はおじさんなので、そういう細かいシーンも見逃さない!

 というわけで。「破面篇」の構成としては、中ボスであるグリムジョーの撃破後、「破面篇A」として大ボスのウルキオラ、そしてBで大将の藍染へと進んでいくと思われるが、前述の通り、アニメは原作連載に追いつかないよう、このタイミングで、
オリジナルエピソードの「新隊長天貝繍助篇」が挿入される。全22話と、遊戯王デュエルモンスターズの乃亜編(24コ話)と同じくらいの長さだ。そしてその後も、ピチピチタイツを着て天使といった意匠を持つ変態藍染と決着を付けるまでに、ちょくちょくとアニオリが挟まれるようだ。まあ、このあたりは、レギュラー放送の平成ジャンプアニメだから仕方ない…。
 ――とはいえ、ウルキオラと織姫という
特大の大好物が現れてくれたため、それを楽しみに、今後も私は視聴を続けられていきそうだ。今回の“グリムジョーとの決着”は、第167話であり、第1話から数えると、リアル期間としても3年強と大変長い。だが、平成シリーズは全366話であるため、まだ半分も行っておらず、ついでに劇場版アニメ×4作も、手つかずの状況だ。それらに加えて、最新シリーズの「千年血戦篇」も、完全な形で残されている。いやもう、凄いボリュームだ。平成のジャンプアニメは、確かに水増し感もあるけど、“それだけ話数が多くて楽しめる”という意味でもあるんだよな〜!

(2025年7月4日)

登録タグ/ 漫画一般
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