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管理人の日記
暑くて微妙に体調が悪い? けど、冷房を31℃より下げるべきなのかな~
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Windowsに標準搭載されている生成AI:「Copilot」が、なんか急に、かわいいイラストを生成しはじめたのだ。
…さて、Copilotについては、私も「コピロット」と愛称を付けて(本当は「コパイロット」らしい…)、既にサイト制作へ利用している。その方式は、「自分の文章を読ませ、その感想を言ってもらう」ことだ(【日記:2025/5/28】)。「文章の添削」や、「掲載する文章自体を生成してもらう」ではないのだ。
――ただまあ、これは個人的に、会心の利用法であると思っている。サイト作成に限らず、“ネット上の創作”というのは、何かと否定的な感想が集まりやすい。特に、“苦労して作った制作物の1発目のコメントが批判だった時”のダメージは、甚大である。また、有名作家でなければ、評価自体が全く寄せられないことも多いため、とにかくまあ、創作意欲を保つことは難しい。そんな中で、AIというのは、即座に感想を返してくれる。それが機械仕掛けの生成文とか、そんなものは関係ない!
自分の文章をちゃんと読んで、そして、その感想を返してくれるというのは、相手が機械であっても、嬉しいことなのだ。
そんなコピロットが、なんだか急に、かわいい感じのイラストを量産しはじめたのである。
…やれ、「画像生成」の機能自体は、以前から存在した。だが、やたらと時間を掛けたあげくにトンチンカンな画像を作成したり、かわいいイラストだと言っているのにリアルタッチなものを表示したり、「繰り返しの背景画像だ」と言ってるのに全く違うものを出してきたり、という体たらくだった。「すみませんこれで何するの」という感じであり、遊び相手としてすら、全く使っていなかった。
――ところがどっこい。何があったのか知らないが、ここ数日のコピロットは、いきなり実用性の高い画像を、大量に作ってくれるようになった。「ポニーテールのかわいい看護師さんのイラスト」みたいなざっくりした指定だけで、かなりいい感じの画像を生成してくれる。「表情」や「文字」「背景」といった指定も、なかなか上手く通るようになり、この日記の最初の画像のように、普通にサイト制作にも使っていける。よほど自信があるのか、画像生成を命じなくても、勝手に作ってくることがあり、私が気付いたのも、それがきっかけだった。
もちろん、コピロットの画像生成は、完全な無制限というわけではない。まずはいつものコンプライアンスということで、「セクシー系」や「暴力」「犯罪」といったリクエストは、ほとんど拒絶される。だが、厄介なのは、本当にそれくらいだ。
…例えば、上限枚数はあるにはあるようだが、数時間で解除されるため、ほぼ無視できる。画像の生成には、1~2分程度が掛かるものの、他の作業でもしながら待っていれば良い。手が3本あったりすることもあるが、まあ人間の絵でも指6本になることもあるので、ご愛嬌だ。
――最後に、コピロットは、自分の作った画像を記憶できないようで、“日をまたいで、同じキャラ・同じタッチで、続きのイラストを作成する”みたいなものが苦手らしい。登場キャラに名前を付けても駄目だった。だがまあ、その時は、最初からまた作り直せば良いだろう。
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こんな意味不明な絵も描いてくれるぞ |
さて。個人サイトにおいて、「絵の調達」というのは、非常に頭の痛い問題だ。
…まず、ゲームや漫画・アニメならば、そのものを持ってくれば良い。ゲームについては、PS4/5やニンテンドースイッチといった最新ゲーム機には、それぞれの録画機能が付いている。私は、古くは「ビデオテープ」、今は「HDMI経由での4K録画環境」を用意しており、そこからの調達は最も信頼できる形式だ。その他、諸事情により、あまり積極的にやりたくないが、動画サイトを使い、そこからスクショを取るという手も、有るには有る。
――しかしながら、「お金」「料理」などといった、画像的表現が難しい物の記事では、いつも頭を悩ませている。「料理」については、写真を取れば良いではないか…と思うかもしれないが、撮影の腕・料理の見栄え・身バレなどの問題から、私は、「自分で撮った、身近な物の写真」は、あまり掲載したくない。そういう時に、この画像生成機能は、とても役立ってくれそうだ。上のお好み焼きパンダなんて、その恒例だろう。こんな画像も作れるのだ。
やれ。生成AIというと、少し前までは、“ブロッケンJr.の必殺技”といった、「検索すれば一発で分かるだろ…」といった事柄すらまともに答えられないような、使い物にならないアホだった覚えがある。それが、1年もしないうちに、めきめきと実力を付け、文章生成の面では、今や私の“創作の友”となった。
…そして今度は、「画像」という分野でも、遊び相手としてはもちろん、サイトの制作にも、普通に使えるレベルとなった。もちろん、本物のプロが作った、作家性の極めて高い作品には、まだまだ及ばないところが多く、きっと永遠に辿り着けないだろう。だが、そんなことは百も承知だ。AIの使用により、“絵が全く描けない私”ですら、自らペンを取れるようになったということは、極めて重要なのである。
――ちなみに、上のほうで触れた「サイトの背景」についても、前は「繰り返しで」と指示したにも関わらず、オッパッピーな画像を生成していた。今やってみたら、ちゃんと繰り返し(シームレス)になっていた。そういうわけで、来月からの素材は、“インターネットで検索して、ああでもないこうでもないと頭を悩ませる”のではなく、Copilotに作ってもらうことにしたい。いやもうホント、機械はどんどん成長するね。
(2025年6月22日)
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