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管理人の日記
今日はたった2時間半の残業で済んだので、久しぶりに味噌汁を大量に作り置きしました!
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さすがに女の子以外の画像も載せたくなった |
試練の3連休(0連休)にて、会社の機器の総入れ替えが完了した。“連休を丸々潰し、そのままの流れで平日”ということで、休みこそ無かったものの、これでようやく、普段のような落ち着いた日々が戻ってきた…わけがなく、週明けの今日は、3連休以上に悲惨であった。
まず朝は、会社の各所から、「新システムにログインできません、助けて!」という電話が殺到した。なんと、始業開始前に既に電話が鳴っていた。どういうことかというと、新システムは、これまでと違い、OSのログイン画面のようなところで認証を要求される。よって、パスワードが分からなければ、業務はもちろん、出勤打刻すらできない。しかも、この初期パスワードが、従来システムで使用していた“職員に広く知れ渡っているもの”と異なっていた。私ですら知らなかった(テスト端末専用の一時的なパスで、本チャンも使うとは夢にも思っていなかった)のだから、周知徹底が為されていたとは言い難いだろう。
…そして、“ベンダー”こと協力企業側は、「コールセンター」=専用の電話連絡先を開設していたものの、このコールセンターの番号が、ログインしないと読めない場所に載せられていた。家の鍵を無くした時の対策を、家の中に用意していたのである。よって、朝一番には、コールセンターでなく、“既に印刷されている電話番号表”に連絡先が載っている我が部門に、集中攻撃が行われたのである。しかも、初期パスワード以外にも、「認証に使うIDカードを忘れてしまったが、どうやってログインすれば良いか」など、よくあるQ&Aすらまとめられていない。まとめているつもりなのかもしれないが、困っている人に届かなければ意味がない!
――かくして、まずは、非協力的な協力企業により、初っ端から苦しめられた。やれ、Fで始まる有名メーカーであり、平均年収は1000万円近くと、私の2倍どころか3倍ほど貰っているらしいが、今回の件により、「ログインできなくて困っている人への対策を、ログインしないと見れない場所に用意する」というお笑い業務しかできない組織という印象が確定した。AIイラストで社長の顔を自慢してる会社みてぇだな!
ちなみに私は、初期パスワードから変更したPCを出荷する際は、必ず付箋的な物(すぐ剥がせる)で、1台1台、ログインIDとパスワードを表示するようにしている。だって、ログインできなかったら、門前払いされて嫌な気持ちになるじゃん。その他の修理系の業務でも、電話を掛けてくれた依頼者への直接説明を重視しつつも、忙しい際や、込み入った作業をした際は、メモとして「修理が終わった旨と、注意点に、自分の名前・連絡先」を残すようにしている。忙しい人に自分のためだけに時間を取らせてはいけないし、そもそも修理が終わったかどうか他の人は分からないじゃん。マジでさあ、F通もこれくらいやってみろよ。えっ、「1000台以上の機械に、そんな時間は掛けられない」?
こっちは1台につき10万円以上は払ってるんだけど?
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下品な水だなあ… |
さて。朝の「ログインできない」「パスワードが分からない」の洗礼を、死んだ魚の目になりながら乗り越えたが、昼の時間帯になっても、電話は鳴り止まない。業務が本格化していると、次は「業務システムのうち、不具合が起きている部分」へ火力が集まってくる。だが、その頃になると、SE部門の職員間では、既に不具合の存在は知らされており、それについての対応も共有されていた。回答は、「内線番号:◯◯◯◯にお掛けください」か、「現在対応中のため、またこちらから連絡させていただきます」のどちらかだ。
…では、それでパターン化されて気が楽かというと、そんなことはなく、むしろ、謝ることしかできない自分に無気力感を覚えるものだ。私も、もう半年ほど現部門で働き、少しはできるようになってきたと思ってきた。それが、機器入れ替えによって、経験値ゼロへと戻ってしまったのである。
――そして、就業時間が近づくと、今度は「せっかく端末が入れ替わったんだし、これを機に、もっと機械の環境をアップグレードしてもらおう!」と思ったのか、やたらと複雑で難解な依頼が入り始める。もっと早く言ってくれれば、何なら3連休の前に対応できたのだが…まあ、仕方あるまい。新しい機械を使ってみて、それで初めて様々な不満や要望が生まれるというのは、自然な流れだ。それに私たちは、直接に客を相手にしてお金を稼いでくるわけではないのだから、他の職員さんたちを助けるのが仕事だ。不条理な要望であっても、可能な限り叶えていくのである。
かくして。3連休(3連勤)が終わっても、まだまだ平穏とはいかず、しばらくは「電話を置いた瞬間に次の電話が鳴る、というか、置く前から鳴っている!」みたいな状況は続きそうだ。まあ、私にとっては、残業代を取り立てられる良い機会であるし、それに、“機械を使って、職員さんたちの役に立ちたい”という気持ちも、決して嘘偽りではない。7月中旬からここまで、そこそこ残業しているが、まだ余裕という感じだ。過労死ライン?
返り討ちにしてやるよ。
(2025年7月22日)
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