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管理人の日記 - 2021年12月の記事 / やり込みinFF

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管理人の日記ログ
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2021年12月30日(木)
私が選ぶ2021年のゲームは…


 
クソ理不尽な難易度、だがそれがいい!


 私の選ぶ2021年の作品は、「スーパーマリオ サンシャイン(スイッチ移植版)である。その辺りを中心に、今年のゲームを振り返っていくことにしよう。
 …まず、私が、この2021年にプレイしたゲーム
(エンディングを迎えるなど、まとまったプレイを行ったもの)は、以下の通りである。


FF関連
PS3/「ファイナルファンタジー13」
【ボス戦タイムアタック】、継続)
PS4/「ファイナルファンタジー9」
【回復禁止 低レベルクリアー】、PS4リマスター版)

それ以外のタイトル
スイッチ/
「スーパーマリオ サンシャイン」【日記:2021/2/11】、スイッチ移植版)
スイッチ/
「スーパーマリオ ギャラクシー」【日記:2021/3/4】、スイッチ移植版)
スイッチ/「スーパーマリオ64」
【日記:2021/3/13】、スイッチ移植版。再プレイ)
WiiU/「NewスーパーマリオブラザーズU」
(3月ごろ。ルイージDLCとまとめて書こうと思っており記事なし)
3DS/「スーパーマリオ 3Dランド」
【日記:2021/4/25】
DS/「Newスーパーマリオブラザーズ」
【日記:2021/5/1】、再プレイ)
DS/
「ヨッシーアイランドDS」【日記:2021/5/16】、再プレイ)
GBA/「ヨッシーアイランド」
【日記:2021/5/29】、GBA移植版をDSで。再プレイ)
3DS/「Newスーパーマリオブラザーズ2」
【日記:2021/6/8】
3DS/「ヨッシーNewアイランド」
【日記:2021/6/29】
スイッチ/「モンスターハンターライズ」
【日記:2021/9/1】
PS/「ファイナルファンタジー4」
(10月3日クリア、PSアーカイブス版をVitaとPS3で。記事なし。再プレイ)
スイッチ/
「スーパーマリオ オデッセイ」【日記:2021/10/23】
PS/
「パラサイト・イヴ」【日記:2021/12/13】、PSアーカイブス版をVitaとPS3で。再プレイ)

長期間の継続プレイ
PSP/「遊戯王アークファイブ タッグフォースSP」
(Vitaで)
iOS/「アイドルマスター・シンデレラガールズ:スターライトステージ」



 というわけで。今年は、
数としては非常に多くのタイトルをプレイした。特に、マリオシリーズについては、3作セットでのスイッチ移植版である「スーパーマリオ3Dコレクション」(この作品自体の発売は2020年9月)を遊んだ後に、未プレイの主要作品を遊んでみたいと思い、中古屋で多くのシリーズ作を購入していった。数えてみると11作である。これでもまだ全てではないのだから驚きだ。
 …そして、その中でも、私の一押しは、最初にプレイした
「スーパーマリオ サンシャイン」である。このゲーム、難易度バランスがメチャクチャであり、率直に言って理不尽である。しかしながら、「ただ面白いだけのゲーム」は、余程クオリティが高くない限り、印象に残らない。逆に、多少ひねくれたところがあるくらいの作品のほうが、良い思い出になるものなのだ。
 ――さて。マリオサンシャインは、難易度面では調整不足が目立つものの、それ以外のクオリティは高く、
良ひねくれという感じの作品である。私は、最初はあまり期待せずプレイを始めたのだが、ガッツリとハマり込み、シャイン120枚までしっかりコンプリートした。そして、「マリオシリーズ単体」を超え、「任天堂ゲーム全体」への評価を改めるきっかけになった。まさしく、私にとって「今年を代表するゲーム」と呼ぶに相応しいと思う。

 その他のマリオシリーズの作品も、いくつかピックアップしてみよう。同じく、3Dコレクションに収録されていた「ギャラクシー」は、リモコンコントローラーという
ゲーム史上で恐らく最悪の弱体化を撤廃した結果、BGMなど高クオリティ部分が純粋に味わえるようになった。また、スイッチの新作3Dマリオである「オデッセイ」は、従来の2倍ほどのボリュームを持ち、最新作に相応しい質と量を兼ね備えた本編作品である。
 ――逆に、
地獄のゲーム:「ヨッシーアイランドDS」は、基本部分の出来があまりよろしくないのだが、そんなことはどうでも良くなるくらいにぶっ飛んだ超絶難易度を誇り、初回プレイとは全く異なる、凄まじい印象を残した。裏面の1つである「ヨッシータワーへようこそ」の軽やかな題名と、攻略サイトにおける紹介文の「どう見てもヨッシーを苦しめるために作られた悪の要塞です。」は、このゲームを象徴する怪文書であると言える。

 そして。FFでもマリオでもないゲームとしては、PSアーカイブスでプレイした「パラサイト・イヴ」を挙げてみよう。これも、良いところと悪いところがハッキリ分かれているゲームである。この2021年のプレイでは、
裏ダンジョンである「クライスラービル」を初めてクリアできたということが嬉しかった。まあ、警戒して、攻略サイトを参考に準備をしすぎたせいで、例のゴキくんは簡単に倒せ、裏ボス戦も楽勝だったのであるが…。
 ――その勢いで、現在は「パラサイト・イヴ2」をプレイ中である
(2周目のバウンティモード)。また、PSPで発売した「ザ・サード バースデイ(パラサイトイヴ3)も購入済みであり、これについては、『2』が終わり次第、手を付けようと思っているところだ。

次世代機が買えない? 新作は高い? そんな時は旧作だ!!


 さて。2021年のゲームを語るうえで、忘れてはいけないのが、「PS5が買えない」、そして「PS4も買えない!」という事態である。
 …やれ、その理由については、様々な社会情勢が絡んでおり、そう簡単に解決できるものではない。ただ、PS5が買えないのは品不足が原因なのであるが、
足りないなりに海外では台数が出ているので、2022年には、もう少し日本市場にも分けてほしいと思う。
 ――そして、中古屋に足を向けてみると、PS5どころか
旧世代機であるPS4まで品切れとなっていることが日常茶飯事で、まさに危機的状態である。買えないゲーム機では、誰も遊べないのだ。そのため、PS4を…特にノーマルPS4を現在使っていないという人は、是非とも中古屋に売りに出してほしいと思う【日記:2021/12/16】。2022年には、PS5を買える人が増え、その結果として、PS4市場の品切れも解消されると良いのだが…。

 ということで。2022年こそ、「PS5を買って次世代のゲームをプレイする!」と行きたいところであるが、なかなか見通しは良くならず、下手をすると2022年終了までにさえPS5を買えているかどうか怪しいところがある。
 …そのため、
今は旧作を遊んで耐える時期である。ちょうど、ゲオが1月1日からセールをやるそうで、今回の日記で紹介した「スーパーマリオ 3Dコレクション(マリオ64+サンシャイン+ギャラクシー)「マリオオデッセイ」の中古ソフトが値引き対象となっている。また、PS4の「FF7リメイク(第1弾)」も、かなり安く買えるようだ。最近では、PS5版やPC版での上位バージョンばかりが話題となるが、PS4版も単体のRPGとして十分なクオリティを誇るので、未プレイの方は、この機会にやってみると良いであろう。その他のセール作品については、【ゲオの紹介ページ】をご覧いただきたい。
 ――そんなわけで、2022年になっても、まだまだ我慢の時期が続きそうであるが、最新ゲーム以外にも目を向けつつ、何とか頑張っていこうと思う。そして、私のFFプレイについては、とりあえず13企画を完結させて、その後は何をプレイしようか考え中というところかな…。

(2021年12月30日)

登録タグ/ ゲーム一般
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2021年12月29日(水)
この1年で18kg減量しました…【食うな】


 
リアルに「体が軽い…!」な気分


 昨年末から減量に取り組み始めて、ちょうど1年になる。結果、この1年で、18kg痩せることに成功したのだ。
 …さて。18kgと言っても、「性別」「元々の体重」「身長」も影響してくるので、そちらも書いておこう。性別は男、身長は約180cmで、そこから体重が83kg
65kgである。BMI(体重[kg]÷{身長[m]×身長[m]})で言うと、25.6の軽度肥満から、20.1という標準体重の下のほうへと移動をした。

 具体的な減量の推移としては、
勿体ないことに正確な記録を取っていなかったのだが、スタートから3ヶ月強が経過した4月5日の時点で、「6kg減量した」と記している【FF13:ボス戦タイムアタック/第28話】のコメント欄)。そこからしばらくは、お金が貰えないのに平日は毎日出勤するという詐欺的な活動をしていたのだが、それが終わる7月までの3ヶ月ほどで、更に10kgほどの体重を削った。その後、この年末まで、約半年があったのだが、そこではほとんど体重を減らせていない。恐らく、燃やすべき脂肪を燃やし尽くしたのと、筋トレの強度をパワーアップさせた結果、筋肉が付いて重たくなったことなどが影響していると思われる。以上の、6kg+10kg+αの合計値が、マイナス18kgという結果に作用したということだ。
 ――ちなみに、今回の減量を行った理由は、
「体重の数値」というものに危機感を覚えていたということがある。私としては、180cm・75kgというキリの良い数字が好きであり、多少の前後をしつつ、ここ10年くらいは75kg程度を維持できていた。ところが、ここ2〜3年程度で80kgを超えてしまい、その後も増加傾向が止まることは無かった。これはヤバいと思って、何とか減量を志すことにしたのである。その他、若干の美容や健康という理由もあった気がするが、忘れてしまったので大したことではなかったのだろう。

 では、どうやって私がそこまで体重を削れたかというと…簡単なことで、
食べなかったのである。
 …やれ、私は、
内向きな行動力だけは一人前であるため、これまでも体重増加に危機感を覚え、ランニング・筋トレなどを習慣として行ったことがあった。しかし、その際には、1ヶ月・2ヶ月と続けても結果が出ず、飽きてやめてしまっていた。三日坊主ならともかく、何ヶ月も続けて駄目ならば、さすがに諦めるのも仕方がないというものであろう。
 ――だが、そのような失敗例と、この1年間が決定的に違っていたのが、
食べないことを心がけたという点である。とにかく、空腹感を覚えた時に、食べる以外の解決法を考える。一応、ランニングや筋トレもやっていたはやっていたが、そこは最重要では無いと思う。何故なら、最も体重を減らせた4月〜7月は、リアル世界での拘束時間が長かったため、週1回か2回くらいしか走りに行けず、腕立て・腹筋といった筋トレもセット数を減らしていた。だが、それでも、月3〜4kgというとんでもないペースで体重が減っていっていたからだ。
 ちなみに、その4月〜7月の時期には、今の社会情勢を考えて、弁当箱を並べて喋りながら食べるようなことは行わず、
ゼリー飲料を10秒程度で一気に飲んで昼食としていた。職場という場所は、私にとって緊張する場面であり、おそらくは交感神経・副交感神経的なアレで、全く食欲が湧いてこない。そのため、ゼリー飲料であっても、空腹をごまかすには十分であった。つまるところ、体重が減っている時期には、食わなかったのだ…。

おいしいから危険だよ


 では、私が「食わない」ために、具体的に何をしたか。
 …それは、以下のような感じで、
とにかく徹底して「食べない」「食べるなら量を減らす」ことにこだわったのである。


「1個だと少ないが、2個だと多い」というような物は、必ず1個にする。
 →標準サイズのカップ麺や、ハンバーガー屋のハンバーガーなどがこれに該当する。
 個数で迷ったときは、
必ず少ないほうを選ぶようにした。
 また、減量の初期は、適量だと思う分をよそったのちに、必ず少し戻す習慣を付けていた。

無理に完食せず、少量でも残して保管する。
 →例えば、炊飯器に2〜3口ほどのご飯が残っているときでも、量が多くなると思う際は、容赦なく残す。
 勿体ないと言えば勿体ないが、
無理に食べるほうが有害である。
 また、保存が効くものは、僅かな量でも保管し、次の食事へと回す。

野菜を大量に食べる。
 →肉や穀物などを減らす反面、サラダなどの野菜については、意図的に量を増やしていた。
ここだけは、恐らく普通の人の2倍は食べる。
 野菜は低カロリーであり、その場しのぎの満足感を得やすいからである。
 ちなみに、「野菜は多く食べる」というだけであって、他の食物も、減らすだけで物自体は食べている。

ご飯を食べたらお菓子を食べない、お菓子を食べたらご飯を食べない。
 →
両方食べると食べ過ぎである。原則として、昼ごはんを省略し、代わりにスナック菓子などをご飯代わりとしていた。
 栄養バランスが悪い? いやいや、
食べ過ぎるほうが圧倒的に悪いよ。

どうしても食べたいときも、先送りにする。
 →ご飯を食べた後、すぐにお菓子をつままない。いわゆる満腹中枢は血糖値を検出しており、反映までタイムラグが有る。
 お菓子を食べたいときも、「いまご飯を食べたのだから」と我慢する。

ブラックコーヒーとカロリーゼロ炭酸飲料でごまかす。
 →コーヒーはカフェインで、カロリーゼロ炭酸飲料は炭酸による胃の膨張で、
それぞれ食欲をごまかせる。
 人間は、食欲を満たすように食べていると、必ずちょっとずつ太っていくという不便な体に出来ているので、
食欲はごまかすことが重要である。
 ちなみに、この逆で、
酒は食欲を増大させる悪党である。まあ、私には、酒を飲む習慣が既に無かったので、良かったが…。

味付けのりでごまかす。
 →それでも我慢ができない時は、
少量の味付けのりを食べていた。塩と油の味で、なかなかの満足感が得られる。
 1パック20kcal程度であり、まあ数パックであれば問題ないであろう。

寝るか走る。
 →それだけ頑張っても、夜が更けてくると、どうしてもおなかが空いてくることがある。その時は、諦めて寝るか、ランニングに行く。
 じっとしていると食欲に負けてしまうのだが、別の行動をすることで、食欲をごまかせるようだ。
 
空腹になっても、ごまかして、次の日の朝に食べれば良いのだ。

[?]筋トレをする。
 →
多分あまり関係が無い。筋肉は脂肪より重いので、数値としての体重はむしろ増える。
 また、トレーニングでカロリーを消費したところで、
食欲をセーブできなければ、食べる量が増えるだけであり、痩せない。
 以前までの私が痩せなかった理由は、運動だけにこだわり、食べる量を減らしてこなかったからであろう…。

[?]七味唐辛子や“だし”を使って味を濃くする。
 →これは、減量ではなく、
減塩である。ここ10年近く、血圧もずっと高かったので、ついでに心がけてみた。



 というわけで。いろいろ注意して食べる量を減らしていった結果、冒頭に書いたように、
1年で18kgの減量に成功したのである。
 …また、一番下に書いたが、加えて
減塩も習慣づけた。その結果もあってか、血圧についても、ここしばらくはずっと150以上の高血圧であったのだが、最近では120〜130程度と実に正常な値に戻った。この1年で、生活習慣病の危険因子を徹底的に撃退できたのである。

 そして。最近では、十分に減量ができたということで、極端な我慢はやめ、食事も通常の量を取り、お菓子にもちょくちょく手を出すようになった。
 …ただし、
「2個か1個で迷った時は1個」「ご飯とお菓子を連続で食べない」「コーヒーとノンカロリー炭酸水を愛飲する」などについては、もう無意識レベルでの習慣となったので、今も続いている。次の1年で18kg太りました…といった悲劇をなくすために、ある程度の習慣は維持しなければならない。
 ――さて。現在の私の体型は、BMIは20.1である。統計上、最も健康なのは、
BMI:22とされており、逆にBMIが19以下のような低体重は、健康上のリスクを高めるという。そして、私については、最初の目的であった「体重の増加傾向に歯止めを掛ける」という内容はもう初手で達成できており、BMIも、まあ“少し太っても大丈夫”という程度の絶妙な値に調整できた。ということで、あとは、この65kgを維持するだけで十分である。

「…君は、デブは嫌いかね?」を貼り付けそうになったが、思い直して全て美少女の画像にした


 ちなみに。私の密かな目標として、
「腹筋を割ってみたい!」というものがあった。これも、地味に達成できたのである。
 …というのも、この“腹筋を割る”という言葉においての“腹筋”は、「腹直筋」という筋肉を指し示しており、
実は元から割れている。というわけで、“腹筋を割る”=“腹直筋の形を見えるようにする”ためには、筋トレよりも、まず脂肪を削ることのほうが優先であると言える。
 ――さて。私については、体重を削っていく過程で筋トレも行っていた。その結果、減量が終了した現在では、「ほんのり割れているかな?」くらいの腹筋を手に入れることができた。ちなみに、市販の体重計で、私の体脂肪率は
12%となっている。男の体脂肪率は10〜19%が正常ということなので、こちらも“標準よりやや下”という程度の、ちょうど良い感じに調整ができた。もちろん、体脂肪率1桁を目指して減量すれば、更にバキバキの腹筋となるであろうが、逆に健康を壊す可能性があるうえに、私自身にも多大な苦痛が掛かるであろうと思われる。そこまでやる気は無い。

 そういうわけで。私は、2021年の1年を使って、体重を18kg減らし、健康となった。いや、
18kgって凄いよ。私は、ノンカロリーの炭酸飲料を買う際には、背負ったバッグに詰めているのだが、だいたい8本でバッグがパンパンとなり、重さもズッシリとしたものを感じる。だが、それでも12kgに過ぎない。以前までは、その1.5倍の肉を体の周りに付けて、24時間365日の行動をしていたのだ。いや、恐ろしいことだ…。
 …ちなみに、この減量は、このサイトと全く無関係というわけでもない。何故なら、
健康に長生きできれば、ゲームを遊べる時間が増えるからである。7年寿命が延びれば、PSハードの1世代ぶん多くのゲームをプレイできるのだ。こう考えると、健康ってめちゃ重要だな…。
 ――というわけで。読者の皆さまも、体重や血圧に不安を感じている人は、次の1年で頑張ってみてほしい。痩せます、
食わなければ!

(2021年12月30日)

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2021年12月28日(火)
「ゲーム攻略本」って凄いよね


 
だって、「1作のゲームを専門に取り扱った本」が出版されてるんだぜ!


 今日は、少し遠出をして、隣町まで行ってきた。
 …まず、第1の目的は、
ジョーシンで会員カードを更新したうえで、少額の買い物をすることである。ちょっと、WEBサイトの「Joshin Web」と混同していたせいで(別と考えるほうが変な気がしないでもないが…)2回行くハメになったのだが、無事にこちらの目的は達成することができた。これについては、ここから半年くらいで、じわじわ効いてきてくれると嬉しい。

 そして、第2の目的は、
ブックオフとハードオフに行くことである。
 …まず、ハードオフについて、私の生活範囲だと、中古ゲーム屋と言えばゲオなのであるが、今年秋にPS1・PS2・PSPソフトなどの取り扱いをやめてしまった。そのため、
掘り出し物については、ハードオフという感じになっているのだ。
 ――結果、まずはゲーム機本体について、ハードオフですら、ノーマルPS4で25000円・Proで35000円という
ほぼOFFされていない価格になっていた。PSハードの物不足は、思っていたより深刻なようである。ちなみに、PS5の本体も売っていたが、13万円という「嘘やろ!?」に手が届きそうな値段だった。定価の5万円はもちろん、以前見た時の8万円より更に値上がりしている。一応、新品の出荷が継続しているはずのゲーム機なのだが…。

 更に。ハードオフと同居しているブックオフについても、今回は
ゲーム攻略本に注目をしてみた。何気に、「ゲームの攻略本」というのは凄いと思うのだ。何故なら、単一のゲームについて、その解説本が出ているからである。何でもインターネットで検索すれば済む時代に、こういった“物理メディア”である本が、しかも“同人誌でなく商業誌として”手に取れるというのは、極めて貴重だと思うのだ。
 ――そういうわけで、私は、FFシリーズのやり込み攻略に使えそうなものから、表紙に騙されたものまで、様々な攻略本を手に取ってみたのである。そんな、本日購入したゲームソフト&攻略本のラインナップは、以下の通りである!


ゲームソフト
エースコンバット アサルトホライゾン(PS3/2011)
メタルギア ライジング(PS3/2013)
 どちらも、人気シリーズのスピンオフとして、PS3期の後のほうで発売された作品である。いつかは遊んでみたいなあ…と思っており、安かったので購入をしてみた。ということで、
いつかは遊んでみたいなあ…。

攻略本
ザ・サード バースデイ:ファーストダイブガイド
 「ザ・サード バースデイ(パラサイトイヴ3)」の攻略本である。最近の私がハマっているシリーズの攻略本を見つけ、「おっ!」と購入してしまったが、よく見ると
いわゆる「最速攻略本」であった。まあ、ゲームプレイ前にサッと読んで、“ダイブ感”を高めるのには使えるかな…。

ファイナルファンタジーIV 公式コンプリートガイド
 「DS版(3Dリメイク版)のFF4」の攻略本である。まあまあ最近の攻略本なので、データーは細かい。ボスデーターには、カウンターの正確な確率まで載っており、未プレイの私にまで聞こえてくる凶悪技の「リバースガス」「透過レーザー」についても、解説が為されている。昔の攻略本にあった、
「この先はキミ自身の目で確かめよう!」「ふくろとじ」「最後の洞窟」のような脱力する感じは全く無い。
 さて。私は、このDS版(3Dリメイク版)
(ややこしい…)のほうのFF4を、「FF4シリーズ」の1作として、PSP版FF4とは別枠でプレイをする予定である。そのため、その際には、この攻略本が大いに役立ってくれるであろう。今回の購入品で最も高価だったが、実用性も最大だ。
 ちなみに。私が購入した物には帯もついており、そこには
「ふたつの月が照らしだす 美しき愛の物語」声に出して読みたい日本語が書かれている。まあ、完全に間違っているとは言わないが、「男女の恋愛」というよりは、むしろ「男同士の愛憎入り乱れる感じ」がFF4の魅力だと、私は思うかな…。

ファイナルファンタジータクティクス ガイドブック
 位置付けの分からない
薄い本である。ストーリー攻略は1章までと中途半端だが、代わりに基本戦術の説明が何故か充実していたり、ジョブのイラストが大きく掲載されていたりする。何かの役に立つかもしれないということで、買ってみた。なお、私のFFタクティクス歴としては、PSアーカイブスで原作をプレイ済みである。例の詰みポイントは、アーカイブスの機能を使ってセーブデーターを15個ずつ作っていたので、そこから回避できました…。
 ちなみに、FFタクティクスについては、あくまで本編作品では無いものの、それに匹敵する人気を持つ作品のため、今後にやり込みプレイの対象として取り扱うこともあるかもしれない。今後、PSP版の「獅子戦争」
の追加要素をベースにした、新たな移植が発表されたら、その時がやり時かな…。

クライシスコア FF7 アルティマニア
 クライシスコア、通称「CCFF7」は、PSPで発売されたFF7のスピンオフ作品の一つで、クラウドの過去に関わる人物:「ザックス」を主人公としたアクションRPGである。こいつは、全592ページと、なかなか
厚い本になっている。いつかは最後までクリアしたいと思い、購入してみた。

ヨッシーアイランドDS 任天堂ゲーム攻略本
 
地獄のゲーム:「ヨッシーアイランドDS」【日記:2021/5/16】の攻略本である。マップ画像を見るだけで、あの悪夢のような記憶たちが、ヨッシータワーの溶岩のように湧き上がってくる。この本、高難易度ステージの解説が、めっちゃ早口で言ってそうな感じになってるね…。

FF6 設定資料編
FF5 基礎知識編
 どちらも、NTT出版により発売された、
「このレベルで分冊にするのか!?」という感じの薄い本である。FF5は、アドバンス版の“詳しく書かれた攻略本”を持っており、FF6も既にやり込み日誌を完結させている。そのため、攻略目的ではなく、設定資料および当時の攻略本の雰囲気を知るために買ってみた。
 内容として、例えば、FF5では、
風の様子が変な人の正式名が「アレキサンダー・ハイウインド・タイクーン(Alexander Highwind Tycoon)であることが書いてある。また、FF6では、「フェミニストのエドガー」という今の時代だとビックリするような表現や、セッツァーの職業が「空飛ぶギャンブル場の経営」であり体中が傷だらけなことなどが記されている。攻略と無関係にしても、なかなか面白いものである。

ファイナルファンタジータクティクス大全
 前述の通り、「FFタクティクス」を当サイトにおけるやり込み対象として扱う可能性があるので、関連本を購入したのだが…あれ?
この本の特徴、どこかで聞いたことがあるぞ。これは、まさか……。





























(2021年12月30日)

登録タグ/ ゲーム一般 これはひどい
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2021年12月27日(月)
@FF16開発遅延 Aピ版FF5で211「3」が達成


 
残念ですが、これは仕方ない…


 本日の日記感覚での日記(?)2本立てとします。ツイッターみたいに更新しようとすると、こういうことになる…。

 まず、本日昼過ぎ、
FF16の情報公開が遅れることが発表された【公式サイト】
 …これは、元々、「FF16について、年内に新情報を発表する」という約束がされていたのだが、それができなくなったというお知らせである。しかも、“予定が変わって発表を取りやめたことにする”とか、はたまた「諸般の事情により」などとボカされるということもなく、ハッキリと
「開発が半年ほど遅れている」と理由が書かれている。よって、単純に情報公開だけが先送りにされたということではなく、製作自体が遅延してしまっているのだ。
 ――まあ、理由としては、これだけ社会が混乱しているので、仕方が無いというものだろう。FF16ほどの超大作となると、日本単独ではなく、世界各地と協力しなければならないため、どうしても影響を受けやすくなってしまう。むしろ、「半年の遅延で済んでいる」と考えるべきなのかもしれない。

 さて。私は、FF16の初公開時に、
「ヘボい」「7リメイク第2弾のほうが楽しみ」などと酷評したが【日記:2020/9/17】、その後に迫力満点の主人公の画像(公式サイトの一番上にあるやつね)や、世界観の一部が公開されるなどして、“その先の情報”も気になるようになってきた。
 …また、FF7リメイクについては、確かに“本編相当のクオリティを持つタイトル”であるが、所詮は本編「相当」に過ぎない。やはり、FF
13を超える完全な正統続編となりうるのは、ナンバリング新作であるFF16だけだ。だから、このようなサイトを運営する身としては、何があっても、FF16には期待をするしか無いのである。そして、不安な状況が続いているPS5における希望の星という意味もある。なにせ、PS3はほぼFF13だけで元を取ったし…。
 ――ちなみに。今回は「開発が遅れている」という残念な発表であったものの、強いて肯定的に捉えるとすれば、
「こういうマイナスな情報も、ユーザー側に正しく発信する」という意味で、誠実な製作姿勢を受け取れるかもしれない。そういうところは、さすがオンラインゲームの運営を長く経験しているスタッフである。FF16はオフラインだから勝手が違うかもしれないけど、最高のファイナルファンタジーを頼むぞ!

画像は【にゅすけ氏の日記】から引用しました


 続いては、驚きの報告である。ピクセルリマスター版FF5
(アプリ版)において、驚愕の2,1,1,3低レベルクリアーが達成されたのだ。
 …さて。ピ版FF5においては、「あやつる/はなつ」
バグと、「死の宣告で敵を倒しても経験値が0とならない」という謎の仕様変更により、第2世界でのプチチャリオット戦の経験値を回避できず、従来の2,1,1,4型の低レベルクリアーはできなくなったとされていた【日記:2021/11/13】

 しかし、その後に、「パルポロ」氏により、
携帯電話アプリ版においては、モンスター図鑑から戦闘ができる機能を使い、強制戦闘を回避できるらしいということが発見された【該当ツイート】。なお、PC版には、モンスター図鑑での戦闘機能が無い)。パルポロ氏は、他にも様々な研究をされているバグ勢であるため、興味がある方は、【氏のTwitterアカウント】をフォローして、その発言を追ってみよう。
 …そして。そのバグを、縛り勢である「にゅすけ」
【ふにゃ!? にゅすけ的やり込み攻略】の管理人様)が、通しでの低レベルクリアーに利用したのだ。問題のバグは、プチチャリオットに限らず、“経験値が手に入る他の強制戦闘”にも利用可能な場合があるようだ。それを使って、“第1世界で経験値が手に入る2つの強制戦闘”もスキップした結果、同氏によって先んじて達成されていた2119を超え、ピ以外の全バージョンで共通だった2114も塗り替え、新記録である2113型の低レベルクリアーを達成したということである。ちなみに、他3人が113の初期レベルであることに対して、バッツのみ1→2と上がっているが、この理由について、オープニングでのゴブリン戦は、同バグでは次元の狭間に送れなかったということだ。
 ――さて。この数値についてであるが、バグということで怪しい部分があり、
今後のアップデートによって不可能となってしまう可能性もあるものの、現時点では再現性の存在するバグを活用している。もちろん、省略した敵についても、「倒せなかったからスキップした」というわけではないし、その他のボスは撃破していき、ラスボスも倒してストーリーを完結させている。よって、“正式な低レベル記録”と呼ばない理由は、どこにも無いのである。

 そんなわけで。
史上最凶のバグ移植となったピクセルリマスター版FF5であるが、様々な要素が絡み合い、今度は2113という低レベルクリアーの新記録が達成されてしまった。FF5発売29年後の珍事である。言うまでも無いことであるが、低レベル記録において、レベルが上がるのと下がるのでは、天と地ほどの差が存在する。これにより、携帯電話アプリ版のピ5には、「低レベルを更新できるバージョン」として、奇妙な存在意義が生まれたのだ。
 ――やれ。先日の、「設定資料集が高画質!」
【日記:2021/12/26】という評価点といい、変なところで独自色を出してくるのが、ピクセルリマスターの特徴なのだろうか。まあ、本当に無意味なバージョンを出されるよりは良いのだが、そういう超越者向けの需要は置いておいて、まずは「新規層へと手軽に勧められるような、ちゃんとした決定版」を出して欲しいと、私は思うかな…。

(2021年12月30日)

登録タグ/ ゲーム一般 FFシリーズ
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2021年12月26日(日)
【祝?】ついに「ピクセルリマスター」に評価点が見つかる!!


 
YouTubeのキャプチャだとこんなもんです。画質を求めるなら自分で買うべき


 本日、ついに「ピクセルリマスター」前向きな存在意義を見つけてしまった。それは、ギャラリーモードを最高画質で楽しめることである。
 …さて。まず、「ピクセルリマスター」については、今さら特に述べるほどでもない、FF1〜6の
情けない劣化移植である。その詳しい内容については、これまでの過去記事【記事@】【記事A】【記事B】【記事C】【記事D】をご覧いただきたい。当サイト管理人としては、GBA版・PSP版などをプレイできる環境を用意しているため、「ピクセルリマスター」を攻略対象としては扱わず、購入する予定も全く無い…つもりであった。

 しかしながら、ピクセルリマスター版には、現在発売中のFF1〜5に共通して、おまけである「エクストラ」の中に、
「ギャラリーモード」というものが存在する(当然、FF6にも搭載されるであろう)。これが、唯一無二の価値を誇っているのだ。
 …まず、FFシリーズは、天野喜孝のイメージアートなど、多数の設定資料が存在する。そういったものは、攻略本や資料集、または
リアル展示会と言った形式で、断片的に発表されてきたが、これまでデジタル形式でまとまって発売されることは無かった(はずである)。ところが、ピクセルリマスター版のFF1〜5には、「ギャラリーモード」にて、それらのイラストが一通り掲載されている。これは、私にとっては、非常に重要なポイントなのだ。
 ――というのも。私のFF画像の使い方として、「ただ見て楽しむ」というだけでなく、
「加工して利用する」というものがある。例えば、“FFプレイ日誌の題名画像”には、この手のイメージアートを加工して使うことが多い。そして、「印刷物→デジタル」だと、無視できないレベルで劣化が生じてしまうが、「デジタル→デジタル」ならば、その劣化を小さくできる。加えて、「ピクセルリマスター」のゲームの出力画素数は、どうやら4Kではないようだが、1920×1080と、これまでの移植版より遥かに高精細である。ピクセルリマスターは、公式素材の収集場所としては、非常に優秀なのだ。

 ちなみに。このご時世だと、「YouTubeで『ギャラリー動画』を探して、そこからキャプチャーすれば良いのでは?」と思う方もいるであろう。または、これまでの私がやってきたように、「海外サイトなどを検索して、そこから画像を拾ってくる」という手もあるだろう。
 …しかし、
実際に、私がYouTube動画から拾ってきたものが、上の最初の画像である。拡大して見ていただければ分かるように、かなりボケている。その理由が、「元素材からこの程度なのか」、はたまた「動画の圧縮でこうなってしまったのか」は分からないが、ネットで拾ったバージョンの画像でもこれよりは高精細であったため、恐らく動画の都合であると思われる。というわけで、「ピクセルリマスター」のゲーム画面では、もう少しクッキリ表示されているであろう。それを、私のPCで起動し、プリントスクリーンで撮影すれば、見事に最高画質での取り込みが完了である。また、拡大・縮小なんかも出来たりすると、更に高画質かつ使いやすい形式で保存ができるかもしれない(ソフト側で拡大すると、更に細かいところまで見える可能性がある)
 ――その他の点として、個人的には、
こういうものは公式の環境にこだわりたいという考えもある。その理由は、まずは他人に左右されるネット上の漂流物ではなく、自分の手の中に制作素材を持っておきたいということがある。そして、私が運営しているのは、あくまで“FFシリーズのファンサイト”なのだから、扱いが微妙なネット上の画像を使うのではなく、公式が販売しているものをしっかり購入し、そのうえで創作を行っていくべきとも思うのだ。

 余談だが、冒頭の画像は、FF5のイメージアートの一つであり、どうもGBAへの移植の際に新しく用意されたようだ。その経緯から、高画質の素材がなかなか見つけられない。しかし、絵自体は
FF5を象徴するようなものであるので、私としては、何とか高画質で入手をしたいと思っていた。分かりますよ、姫を守っているこのイケメンが主人公ですよね? バッツさんでしたっけ?

ピクセル部分を除くリマスター具合では、ピクセルリマスターの圧勝!


 さて。この「ギャラリー」は、実は、PSP版にも用意されている。ご存じの通り、出力画素数以外のゲーム内容は、PSP版のほうが遥かに優れているため、それらのギャラリーモードを使えば、ピクセルリマスターなど必要無いと思うかもしれない。
 …しかし、このPSP版のギャラリーは、
非常に画質が低く、まともに使えるレベルではない。やれ、PSPの出力画素数自体が、480×272と、現在の大画面に映すには厳しいというものがある。しかし、それ以上に、PSP版のギャラリーは純粋に収録画質が荒いのだ。

 実際に、私のVitaだと、PSP版FF4のギャラリーモードが解禁されていたので、VitaTV経由で1枚を撮ってみた。使ったのは、
2007年のDS版のイメージアートである。これが、2011年のPSP版にも収録されているのだ。だが、PSP版のギャラリーだと、ボケボケで何が何だか分からない。そして、ゲーム内の機能で拡大をしてみても、残念ながら細かい部分が見えるというわけではなく、荒いまま大きくなるだけであるため、もはや目元の隠れた裏ビデオのようにしか見えない。これくらいの低画質だと、加工して利用するのも難しいであろう。
 ――いっぽう、ピクセルリマスターFF4にも、このイメージアートが収録されているようであるため、それをYouTube動画からキャプチャーしてみた。こちらも、元画像の都合か、はたまた動画圧縮で劣化したかは分からないが、必ずしも高精細とは言えない画質ではある。ただ、
PSP版のギャラリーと比べると圧倒的であり、2人の顔つきや、ガリのヒゲなどがハッキリと確認できる。サイト製作者としては、こちらのほうを素材として使いたいものだ。

 その他の点として、
これらのギャラリーが、ピクセルリマスター版では最初から全て開放されているというメリットもある。
 …やれ、PSP版では、ギャラリーの画像は、プレイ状況に応じて解禁されていくというシステムであった。もちろん、そのことが、プレイ意欲の向上にも繋がるという面もあるだろう。しかし、私としては、
制作素材はゲームの開始前に欲しいため、「プレイ中〜プレイ後に開放される」というのは、イマイチ噛み合っていないのだ。
 ――いっぽう、ピクセルリマスター版では、このギャラリーは、
開始時点で全てが開放されている。これについては、「???」などと題名だけ隠されているということも無いため、場合によってはネタバレになったりするというデメリットもあるだろう。しかし、私にとっては、ゲームを買うだけで全ての素材を使えるという意味で、大変ありがたい。本編もまあ、倍速モードで流しているだけで適当に終わる程度の内容とは聞いているが、そういう手間を書けなくとも良いというのは、単純に嬉しいものだ。

うん、「ギャラリーモードの画像を使ってはいけない」とは書かれていないな!


 そういうわけで。ピクセルリマスターは、
設定資料のキャプチャー用としては、これまでで最も優秀ということが分かった。
 …さて。私は、FF6は既に日誌の執筆を終えているものの、FF1〜5については、この10年ほどで全く触れておらず、この先に何か必ず書こうと思っている。その際に、
ピクセルリマスターの素材集は、間違いなく役に立つであろう。
 ――そのため、私にとって、あのピクセルリマスターが、
ついに購入対象に入ることになったのだ。もちろん、ゲーム内容については、引き続き肯定的な評価を持つことは無い。しかし、ギャラリーモードの一点突破によって、存在価値が生まれたのである。ついでに言うと、アレンジBGMについても、ゲームとの組み合わせでは最悪なものの、単純に楽曲として耳にするだけなら、そこまで悪くないのかもしれない。

 ということで。あくまで“おまけ”という位置付けであろうピクセルリマスターの「ギャラリー」モードであるが、そちらのリマスターについては、歴代で最高品質ということが判明した。
というかドット絵以外のグラフィックは部分的に良くなってるところも有るんだよね、何でキャラドットだけあんなに終わってるのかな?
 ――そして、こうなると、PS1版やPSP版のために制作されたムービーも、
“おまけ”としてリマスター収録してほしい。そうすれば、フルHDの高画質で歴代ムービーが楽しめる、優秀な環境となるはずだ。なんなら、GBA版やPSP版の本編も、“おまけ”という枠で動作するようにしてほしいな。「ピクセルリマスターの、NewGameから先」はもういいんで、是非とも“おまけ”の充実をお願いします!

(2021年12月30日)

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■ 2021年12月25日(呪) ■

 
 
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そんな時は筋肉だ!
筋肉は全てを解決する!
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(2021年12月30日)

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2021年12月23日(木)
「まつたけ」氏がヴァルファズルLv70に挑戦中!


 
私は50%をちょっと超えたくらいが限界だったので、20%まで進めたのは本当に凄い!


 現在、FF13-2のクリスタリウム封印プレイにおいて、「まつたけ」氏が、前人未到のヴァルファズルLv70の撃破に挑戦しているようだ。そのため、応援の意を込めて、ここで紹介記事を書いてみたいと思う。その【YouTube動画】も、最初に貼っておこう。

 さて。まず、FF13-2のクリスタリウム封印プレイにおいて、
「現在も倒されていない敵」は、以下のようになっている(違っていたらご指摘ください)


DLCなし部門:アッティラカイアス(死にゆく世界/グランドクロス)・ヨミ[※1]
DLCあり部門:ギルガメッシュ[※2]ヴァルファズルLv70[※2]ヴァルファズルLv99[※3]カイアス(死にゆく世界/グランドクロス)[※4]

※1 DLCなしヨミ…無限挑発バグがあれば可能?
※2 ギル様とヴァルっち70…ともにイージーモードなら撃破報告あり
※3 Lv70を倒さなければLv99には挑めない。瞬殺されるため? 挑戦報告も今のところ無し
※4 ノエルタイマンカイアスはモンスター無しなので、DLCが有っても無くても同じ



 こんな感じである。このうち、
DLCあり部門の「ヴァルファズルLv70」に、まつたけ氏が挑んでいるということだ。

 さて。FF13-2のクリスタリウム封印プレイは、これまで10年の歴史の中で、様々なプレイヤーたちによって突き詰められてきた。
 …その中での、私の成果としては、
発売直後の本編ストーリーの攻略がある。また、そこからしばらく空けて、2015年頃から行った2回目のクリスタリウム封印プレイでは、「グランドクロス編」と題してDLCなし部門を開拓したほか、DLCあり部門においても、先人の「ファルコ」氏・「やり込み中」氏たちの偉業を学ばせてもらいながら、最後にヴァルファズルLv45の初撃破という新記録を成し遂げた。
 ――これらについては、私の過去のプレイ日誌である
【クリスタリウムなしクリアー2】【クリスタリウムなしクリアー2.1】詳しすぎるくらいにまとめられているので、そちらをご覧いただきたい。

 そして、私が2019年3月にプレイ日誌を完結させた後についても記しておこう。
 …大きな成果として、まずは
ノーマルモードでのヨミの撃破が、まつたけ氏によって達成された【YouTube】。これは、既に「ソテツ」氏によって判明していた「無限挑発バグ」を、私が初代13のほうのボス戦タイムアタック:ウェルキンゲトリクス戦で使用した【該当プレイ日誌】【YouTube動画】ことから、まつたけ氏が「13-2でもこのバグが使えるのでは…」と思い立って、挑戦をしてみたのだという。結果、無限挑発バグは13-2でも使用可能であり、初めてのノーマルモードにおけるヨミ撃破となった。
 ――さて。これにより、イージーモードの使用なしで、フラグメントは
158/160まで獲得された(残りはグランドクロス版のタイマンカイアスを倒せば2つとも獲得可能)。また、実用性は微妙な気がするが、素材のトラペゾヘドロンを使い、「ATBレベル+1」の効果を持つ武器を使用可能となった。

 その他の残った敵については、新規に倒されたということは無いのだが、同じくまつたけ氏によって、
ギルガメッシュのノーマルモードにおけるブラッド削りが達成されている【YouTube】
 …さて、ギルガメッシュ戦は、「@最大HPの1000万をブラッドダメージで300万まで減らす」「A残りHPのうち、135万を1ブレイクで一気に削る」という過程が必要となる
(詳しくは【プレイ日誌の該当回】を参照)。このうち、Aについては、ノーマルモードで実現可能ということが、既に分かっている。そして、まつたけ氏の挑戦により、@もノーマルで可能ということが実証されたのだ。
 ――まあ、
この@とAを組み合わせるのが、13シリーズやり込みの中でも最凶に近い難易度なのであるが、とりあえず“理論上は撃破可能”ということをハッキリさせたということで、大きな成果と言えるだろう。

 話をヴァルファズルに戻そう。私も、あのヴァルファズルLv70が撃破されるところを、是非とも見てみたい。だからこそ、今回は「やり込みinFF」の管理人という立場を使って、このような紹介記事を書かせていただき、応援をさせていただいているということである。
 …ちなみに、読者の皆さまにも応援する方法があって、それは“動画のコメント欄などを使ってエールを送る”という一般的な方法のほか、
「動画の再生」および「チャンネル登録」という手段がある。ちょっと、細かい理由はアレなので省くが、YouTubeに動画投稿をしている人は、動画再生数やチャンネル登録者数をモチベーションにしている人が多い。私も、「好きでやっていることなので、数字は関係ない(キリッ)としつつも、携帯電話に「YT Studio」をインストールし、頻繁にチェックをしているものだ。
 ――そしてもちろん、チャンネル登録の本来の機能として、
まつたけ氏が動画を投稿した際に、通知が為されるという機能もあり、氏の偉業達成を素早く知ることができる。そういうわけで、今回の挑戦が気になる方は、是非とも【まつたけ氏のYouTubeチャンネル】に登録をしてみてほしい。私も登録させていただいています。ちなみに、今回の記事には全く関係ないですが、【「やり込みinFF」のYouTubeチャンネル】に登録しても良いですよ(便乗)

(2021年12月30日)

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2021年12月22日(水)
ツイッター感覚で日記を更新してみる


 
地球防衛軍6のために買いました。本当はPS5版を遊びたいタイトルですが…


 今日は、Twitter感覚で日記を更新してみることにしよう。
 …理由は、
最近の日記は大ボリュームすぎるからである。その昔は、画像1枚で記事1個という感じであったが、最近では画像を3枚4枚と使うような記事が標準的となった。また、更新間隔を維持したいという思いが強いためか、連続更新がほぼなくなり、逆に2〜4日に1回という均等な間隔で更新することが増えた。このような傾向が、に苦しめられ始めた9月から、もうずっと続いていたように思う。
 ――しかし、
日記というのは、もっと自由に書くべきと思う。書きたければ、それこそ1日に2回の更新を行っても良いし、内容が無いようなら、何週間でも更新をサボっても良い。まあ、更新を極端に空けるのは駄目だと思うのだが、ともかく“自由に書く”というのは重要である。
 そういうわけで、本日は
(本日から?)、Twitterに投稿する感覚で、「日記」の記事を作ってみたいと思う。まあ、これは私にとってはツイートなので、この更新によって「大ボリュームの日記」「FF日誌」が圧迫を受けることは無い。皆さまもTwitter感覚でFF日誌を投稿しましょう(意味不明)

 ということで。本日は、ローソンにてPSNチケット:
15000円ぶんを購入してきた。理由は、【最大20%還元のキャンペーン】を利用するためである。
 …さて、このPSNチケットは、プレイステーションストア上において、DL版ソフトやPSplus利用権などの購入に使用することができる。まあ、
私にとっては、現金と同じである。その“現金”が、15000円で18000円もらえると聞いて、さっそく買いに行ったのだ。
 ――そして、今回あえて利用をしたのは、
還元率が最大だったからである。これまで、+10%はちょくちょく行われてきた。だが、+20%というのは、私が知る限り初めてだ。売れすぎて更にセールしているのか、それとも売れなさすぎて困っているのか、私にはどちらとも判断が付かない…。
 ちなみに、同キャンペーンは、セブンイレブンとローソンで同時に告知されたが、セブンイレブンについては、従来の+10%のみである。いっぽう、ローソンについては、基本は+10%だが、5000人突破と10000人突破で付与額が増え、最大+20%ということになっている。まあ、これを書いている12月22日22時
(ややこしい…)の時点で、既に5000人を超えており、1つめの目標は達成している。今日の朝に見た時は4000人程度だったため、キャンペーン期間の残り12日があれば、10000人のほうの目標も達成できることだろう。

 さて。私が、今回のPSNチケットを購入した理由は、
「地球防衛軍6」の購入に当てるためである。同シリーズは、『4』は【プレイ日誌】を作成するほどに熱中し、『5』も日誌こそ書かなかったものの、最高難易度のINFERNOで、超絶難易度のDLCまでを完全クリアーしていった【日記:2020/10/25】。ということで、『6』についても期待をしており、久々に発売日購入をするタイトルとなる予定である。
 …ちなみに、この「地球防衛軍6」は、PS5/PS4での同時発売となる。地球防衛軍シリーズは、静止画としてのグラフィックは最先端ではないものの、
巨大生物の物量には大変こだわっているタイトルのため、可能ならばPS5版を遊ぶべきである。しかし、もうわざわざ書く必要も無いくらい、PS5は手に入らない。そのため、「2022年発売」となっている地球防衛軍6も、ひょっとしたらPS4で遊ぶことになるかもしれない。

 さて。ここで、海外に目を向けてみると、もちろん海外にも「転売」「半導体不足」といった問題があるものの、どうもアメリカ・ヨーロッパなどでは、週に十万台以上という規模で出荷がされているようだ
【ソース記事?】。つまり、日本だけが、ここまで冷遇されている。そこには、日本市場における「任天堂ハードや携帯電話ゲームの人気が強い」「Xboxがライバルとして機能していない」という環境が、間違いなく影響しているだろう。
 ――しかし、仮に、大局的な判断で日本を後回しにするとしても、
加減というものがある。あくまで非公式の集計だが、アメリカやヨーロッパに対する出荷台数の100分の1というのはやりすぎだろう。買う気はあるのだから、そして15000円を先払いしても惜しくないくらいに信頼しているのだから、ちゃんと売ってくれ! 来年も、週1くらいのペースで「PS5を売れ」と言ってそうだなあ…。

(2021年12月30日)

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2021年12月18日(土)
【ピ版FF6】棒 立 ち 爆 裂 拳


 
わ!


 人はまた、同じ過ちを繰り返そうとしているのか。先日公開された「ピクセルリマスター(笑)」版FF6の画像において、またしても貧相な出来が発覚してしまった。FF4の腕立てカイナッツォ【日記:2021/8/28】、FF5の水没ウォルス城【日記:2021/10/29】に続き、3例目である。からかっているのか?

 さて。まずはいつも通り、「ピクセルリマスター(笑)」の概要から説明していこう。これは、FF1〜6を高精細なグラフィックにして現行機に移植するというプロジェクトであり、今年6月に発表が為された。しかしながら、初報の時点で、「原作にすら劣るドット絵」「対応ハードがPCと携帯電話で、PS4やスイッチが無い」などと、不穏な空気が漂っていた。そして、実際に蓋を開けてみると、「GBAやPSPでの追加要素は削除」「ドットの世界観に合っていないアレンジBGM」「後発版の要素が中途半端に残っており、完全移植としても微妙」という、なかなか悲惨な品質となっていた。しかも、この出来で「旧スマホ版を配信停止にしてしまう」という処置をしたのだから、無いほうがマシとすら言われることもある。
 …とりわけ、原作がFCからSFCへと移行した『4』以降の評価は、
最低としか言いようがない。まずFF4は、ATBバグとレベルアップまでの経験値半減によって、ゲームバランスが消滅した。また、FF5は超絶バグ移植によって、何がなんだか分からなくなった。私のようなユーザーにとっても、「2,1,1,4型の低レベルプレイが不可能になった」という致命的な変化が起こっている。これについて、当初は「あやつる/はなつ」のバグであると考えられていたが、加えて現在では、「死の宣告で敵を倒しても経験値を回避できなくなった」という隙の無い二段構えであることが発覚している。と思ったら、スマホ版のほうだと、モンスター図鑑から戦闘ができる機能を使って、プチチャリオット自体の出現を回避できるというバグ技があるらしい。宇宙の法則が変なのだ…。
 ――そうして、様々なものを犠牲にしながら、
現在では、ラストであるFF6の発売を残すのみとなっている、ということだ。なお、サイトの特性上、私はレトロなFFを多くプレイする人間なので、これらの情報は熱意を持って追い続けており、数多くの記事を書いている。そのため、更に詳しく知りたい場合は、それらの過去記事を読んでいただけると、理解が深まるであろう【記事@】【記事A】【記事B】【記事C】。冒頭との重複も含む)

 では、話を、今回の話題であるFF6に持っていこう。冒頭の画像は、先日12月17日に「ファミ通TUBE」で配信された動画から取ったものである
【YouTube】。ここでは、発売前のピ版FF6について、静止画ではあるものの、新規画像を含む15枚のスクリーンショットが公開された。そのうちの一つが、この記事の最初に載せた、「マッシュが爆裂拳(ばくれつけん)を放っているシーン」である。
 …やれ、
率直に言って、まず静止画としてのキャラドットの出来が悪いのは、既知の問題であるから置いておこう。だが、マッシュが棒立ちで爆裂拳を使っているのは、何か変ではないだろうか。通常、両足を横に並べたままパンチを出すと、腰が後ろに下がってしまい、威力が出なくなる。これはおかしいと思ったので、手元のGBA版で爆裂拳を放って撮影をしてみたところ、やっぱりGBA版では左足を前に出すようなポーズを取ったうえで、連続打撃を加えている。また、ピ版では、棒立ちマッシュの両手がそのまま写っているため、胸元からロケットパンチが飛んでいっているようにしか見えないが、GBA版では奥の右手が直接は見えなくなっており、そこから連続の打撃を放っている…という説得力あるグラフィック表現になっている。
 ――もちろん、これはゲームであるのだから、「現実の格闘技のことなんて、どうでも良い」と思う人も居るだろう。ごもっともな意見である。しかし、そうして、
無数の「これでいい」を積み重ねた結果、「コレジャナイ」のピクセルリマスターが生まれたというのは、FF4・FF5の例を思い出していただければ、明らかである。そもそも、「ピ」は、一応は“あえてドット表現にする”ということにこだわっているはずのシリーズである。その中の、しかも宣伝用として先出しした画像がこの程度という時点で、明らかに展開が読めている。FF6も、今からはでは想像も付かないような、恐ろしい出来となるだろう。

 ちなみに。更に言うと、ピ版のスクリーンショットで出現している「ブラッドファング×2+ヴァルチャー」という敵パーティは、
砂漠には出てこない(崩壊前のコーリンゲンや後のコロシアム近くの「荒野」に出現)。そのため、これについても、何かがおかしいのだ。私は、この話を最初に聞いた時、「さすがにモグで地形を変えた後だろう…」と思ったのだが、当然のごとくそんなことは無かった。崩壊前から崩壊してる…。

続きのセリフは「俺達にもまだ夢はある、いや夢を作り出せる!」だが、ピのスタッフじゃ無理


 というわけで。ピ版FF4→ピ版FF5のコンボで、もう期待をしている人もほぼ居ないと思うのだが、ピ版FF6も
ご察しの出来となることが明確となった。
 ――まあ、FF6は、非常に深いところまで研究が進んでいるタイトルである。そのため、「FF6学会」と呼ばれているような人たちが、“興味本位で1回やってみるバージョン”としての価値はあるだろう。だが、
間違っても、初心者に前向きな理由で進められるものではない。こんなものが、公式の言っている「2D決定版」「究極のドット」であるわけがない。SFC版のほうがよっぽど「究極のドット」だし、追加要素のあるGBA版や旧スマホ版こそを「2D決定版」と呼ぶべきだ。こんな劣化版で遊ぶのは、動画サイトで動画だけを見て、“やった気分になる”のと大して変わらない…。

 そんなわけで。
ピ6の出来も悲惨ということが分かったが、まあ「出来が良いことが判明した」ならともかく、出来が悪いのは予定通りのため、今さら特に驚くべきことではない。これまでと同じく、“リマスター”とは名ばかりの、全方面における劣化版である。
 …ちなみに、今回はGBA版との比較となったが、GBA版FF6も、原作であるSFC版と比べ、劣化点の目立つバージョンである。
だが、それと比べても、ピ版は圧倒的に劣ってしまう。そして、GBA版には、「当時としては、携帯機でFF4〜6が遊べるというだけで価値があった」「新規の追加要素が作成されている」という魅力があったが、ピ6にそんなものは一切ない。FFシリーズでも稀に見る悲惨さであり、史上最低のクソ移植というほかに評価は無い。

 よって、私も、これまでと同じ主張をすることにしよう。まず、ピクセルリマスター(笑)については、もう“バンドル”として6作セットでのプレイ権を販売してしまったので、仕方が無いということにして、ピ6を発売する。その後は、まず、すぐできることとして、
配信停止にした旧スマホ版を復活させるべきだ。続いて、「FF1,2はPSP版」「FF3はDS版」「FF4はPSP版とDS版」「FF5,6はGBA版」を、PS4/5とスイッチで遊べるように配信する。それから、「ピクセルリマスターは10年遊べる2D決定版!」というセリフはだったので、改めてFF1〜6の決定版を作り直す。この順番である。
 ――え、
「ピクセルリマスター(笑)の、PS4/5やスイッチへの移植」だって? とんでもない! 被害者を増やすだけである。こんな作品を遊ばれて、新規ユーザーに「FFなんてつまらない」と思われたら、こっちとしても迷惑だ。

(2021年12月30日)

登録タグ/ FFシリーズ これはひどい コレジャナイ感
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2021年12月16日(木)
PS4を「売って」ください


 
※怪盗団が転売で5000円多く巻き上げているという意味ではありません


 本日は、私から提案である。今、PS4を持っているが使っていない人、特にノーマルPS4でそれに当てはまる人は、是非とも売却してほしいのだ。私に、ということではなく、「他の欲しがっている人に」という意味である。売る場所は、後述する理由から、ゲオなどの実店舗が望ましい。

 さて。次世代機であるPS5が、未だに容易には購入できないということは、今さら特に述べるまでも無いだろう。本日の話題は、その煽りを受けて、なんと
前世代機のPS4まで品薄になっているという話である。
 …まず、PS4の高性能版である「PS4pro」については、
去年9月の時点で新品の出荷が終了している。これについては、PS5がPS4ソフトの互換性を持ち、「PS4pro2」のようにも使えるため、PS4proは中途半端な存在となってしまい、作り続けても仕方が無いということであろう。一方、そうでない「ノーマルPS4」については、今も出荷が続いていることになっている。しかしながら、昨今の社会情勢によるゲーム需要の増加、および部品である半導体の不足を受けて、PS5だけでなくPS4まで買いづらい状況となっているのである。
 ――具体的に、ネット上を探してみると、元締めのソニーストアでは「入荷待ち」となっており、Amazonでも定価より遥かに上の
怪盗団しか出てこない。一方、中古市場を見てみると、私が“中古価格の指標”としてよく使うゲオのオンラインストアでは、そもそも出品数自体が少ないのだが、あまり状態の良くない本体ですら、25000円程度と高めの値段が付いている。ネットオークションでも、20000円を超えるような値段で落札されていることもある。
 やれ、ノーマルPS4の定価は、29980円(税抜)となった2016年9月から、ずっと変わっていない。一般的に、次世代機が発売すると、前世代機が不要となって売りに出す人が増えるため、その中古価格は大きく下落する
(その後しばらくして、再び上がることもある)そんな中、この空気は、異様である。今のPSには、「PS5が買えないのなら、せめてPS4を…」という選択肢すら存在しないのだ。ちなみに、関連する周辺機器まで品薄となっており、「PS4のコントローラー」を壊してしまったが、購入できないという声も多い。PS5のコントローラーは売っているのを見たが、コントローラーだけ買えてもなあ…。

 そして。ここから、私が最重要だと思うことを述べよう。私の近所のゲオでは、
もう1年以上、「中古のノーマルPS4」が品切れとなっているのだ。これは非常にマズい事態である。
 …というのも。ゲームというのは
庶民の娯楽であり、何なら仕事帰りにフラっと寄って、それで買うような物である。だから私は、間口を広げるという意味で、実店舗での販売は非常に重要であると思っているし、中古屋も悪ではなく、ゲーム販売に協力する仲間だと思っている。だからこそ、その実店舗でPS4が買えないというのは、新規層が参入できないという意味で、非常に由々しき状況なのである。
 ――いっぽうで。目線を少し横に向けてみると、PS4proについては中古販売の在庫が有った。しかし、PS4proは
約10000円高く、その値段差がライトユーザーにとっては重要なのであろう。この10000円がどれくらいかと言うと、ゲオのオンラインストア価格となるが、「FF7リメイク(第1弾)」が3000円、「ドラゴンクエスト11(初代PS4版)」が1300円(セール中)「モンスターハンターワールド(オリジナル版)」が300円、「ホライゾン:ゼロドーン/コンプリートエディション」が800円などである。このレベルの値段で中古の大作ソフトが買えるのだから、10000円というのは確かに大きいだろう。
 加えて、現在のところ、「PS4proでは動くが、ノーマルPS4では動作しない」というタイトルは
無い。そのため、これまでに登場したソフトに加え、これから発売する「エルデンリング」「グランツーリスモ7」なども、ノーマルPS4で遊ぶことができる。よって、パフォーマンスさえ我慢すれば、ノーマルPS4を今後しばらく使っていくこともできる。「本体価格を10000円節約するためにノーマルPS4を買う」という選択肢は、確かに存在するのである。

「いまノーマルPS4を持っていて、使っていない人」が、実店舗にPS4を売ると、こうなる


 そういうわけで。この、「実店舗で中古のノーマルPS4が購入できない」というのは、まさに
危機的状況である。何にでも言えることだが、新参者が入って来なければ、どんどんとユーザーが高齢化していき、衰退の道を辿るのみであるからだ。
 …だからこそ。私は、冒頭で述べたように、「いまノーマルPS4を持っていて、使用していない人」には、
PS4を売ってほしいと思っているのだ。その売却先も、まあ本当に欲しがっている人に届くのならどこでも同じと言えるが、実店舗が好ましいと私は考えている。理由は、ふらっと立ち寄って購入するようなライトユーザー層に、プレイステーション界隈へと入ってきてほしいからだ。
 ――ちなみに、ノーマルPS4の買取価格については、ゲオのオンラインストアにて、
「最高22000円」(2018年発売の現行モデル)とされている。まあ、需要の続いている商品なうえ、初期バージョンもアップデートで現行モデルと変わらなくなるため、よほど状態の悪い本体でもない限り、まともな値段が付くことだろう。こうして売却をすることで、売った人はまとまった額が手に入り、買う人は望んでいたノーマルPS4でゲームを遊べ、仲介したゲオも利益を得ている。誰も損をしていない。逆に言うと、損が発生するのは、「元気なPS4が家でホコリを被っている状態」だ。一般に、ゲーム業界では、ハードではなくソフトで利益を出すスタイルであるため、なんならソニーですら、中古本体をバリバリ取引してほしいと思っているはずである。

 ということで。繰り返しとなるが、いま現在、「PS5を購入した」「ニンテンドースイッチで遊んでいる」「その他のゲーム機を使用している」などの理由で、しばらくPS4を起動しておらず、その予定も無いという人は、
どんどんPS4を売りに出してほしい。単純に、現在は中古価格が上がっているので、満足できる価格での売却が可能だろう。しかもそれによって、新たにゲームを遊びたい人たちの元にPS4が届くのだから、一石二鳥である。
 …まあ、正直なところを言うと、このような活動をせずとも、PS5の出荷が十分に為され、欲しい人の全員が買えるようになるのが一番である。しかし、様々な社会情勢により、ソニーが頑張るだけではもちろん、日本全体ですら何とかすることができず、需要不足の解決には、数年という時間が掛かりそうだ。そして、前述の通り、ゲームというのは庶民の娯楽であり、
「今すぐに遊べる」というのがとても重要だ。「何年後には品薄が解消する」とか「更に何年後には任天堂ハードの性能が追い付く」とか、そういうのではなく、今日明日の単位で遊べるようにしたいのである。
 ――というわけで。このプレイステーションの危機に対して、我々ができるのは、「ノーマルPS4を持っていて使っていない人は、売りに行く」ということである。
買うのではなく、売るので良いのだ。奇妙なことだが、現在の社会では、「ノーマルPS4を売りに出すと、誰も困らず、むしろ皆が得をする」という状況になっている。必要な人の元に必要な物が届くのは、良いことである。もうPS4でゲームをやらないという人は、ぜひ売却をしてみてほしい。

(2021年12月30日)

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2021年12月15日(水)
絶望の物語:「ファイナルファンタジー13-2」…10周年


 
カイアスを追いかけつづけて、10周年!


 本日2021年12月15日は、あの「ファイナルファンタジー13-2」が発売して10周年となるので、その記憶を呼び起こしてみることにしよう。
 ――さて、この「やり込みinFF」は、その名が示す通り、
FFシリーズのファンサイトである。その中でも、特に“FF13シリーズ”については、私が最も得意とするゲームであり、強く推している。しかしながら、このFF13-2については、かなり大きな問題が存在するタイトルであり、私としても両手を挙げて受け入れることはできない。本日は、その辺りの事情についても、詳しく振り返ってみることにしよう…。

 まず。FF13-2が発売した2011年12月というのは、
初代FF13の発売から2年後である。その内容は、初代FF13の世界観とキャラクターを引き継いだ「シリーズ内続編」であり、ストーリーは、初代13のエンディング後の世界に起きた異変を探るため、ライトニングの妹である「セラ」が時空を超えた旅を繰り広げるというものである。また、大きな特徴として、オプティマチェンジ(13-2では「パラダイムシフト」)にチェーン&ブレイクなど、13で好評だったバトルシステムを引き継いでいるという点がある。
 …もっとも、FF13は当時としても
賛否両論の作品であり、その“続編”に寄せる声には様々なものがあった。前作の基本的な評価は、「バトルやグラフィックは高品質だが、『一本道』と揶揄される自由度の低いゲーム進行は良くない」という感じであったため、良い点を引き継ぎつつ、悪い部分は改善するという方向性が望まれていたように思う。また、13のシナリオについては、「意味不明」とする意見が多く、当時は「ファブラ・ノヴァ・クリスタリス」の全容も明かされていなかったため、それらを分かりやすく紐解いたうえで、更に発展させてほしいという声も存在した。
 ――ちなみに。FF作品における“シリーズ内続編”の前例としては、既にFF10-2が存在していた。だが10-2は
前作との雰囲気の違いが致命的なまでに大きく、私も当時は存在しないものとして扱っていた。その前例を踏まえて、『13-2』がどのような作品になるかという点も、個人的には気になっていた。

ともに終わるの\(^o^)/


 というわけで。そのような背景で発売されたFF13-2であるが、実際に蓋を開けてみると、
予想以上に問題だらけの作品となっていたのだ。
 …まず、最大の難点は、
シナリオである。前作FF13は、6人のキャラクターたちのぶつかり合いと、それが結束して巨悪に立ち向かっていく…という二部構成で描かれており、多くの名シーンが存在した。しかし、13-2には、これと言った見せ場が無い。名台詞と言えば、最初の画像で挙げた「カイアスを追いましょう!」であるが、これはどちらかと言うと、“クリア後の攻略で繰り返し聞くことになる”というネタ的なセリフである。
 ――だが。13-2にも、最大と言える名シーンが存在して、それはエンディングである。ただし、
悪い意味でだ。その内容は、要すると、悪役が目的を達成して世界が崩壊し、しかも主要人物がことごとく生死不明に陥ってしまうという悲惨なものだ。全く救いの無いバッドエンドであり、初プレイ時の感想は、悲しいという感情を通り越し、理解不能というものであった。もちろん、今から振り返ってみれば、更なる続編の「ライトニングリターンズ」に繋げるものなのであるが、当時はそれが発表されておらず、「to be continued...」(続く)という表示にも、様々な解釈が存在したものだ。

 また。前作FF13で大きな評価点だった
バトルも、13-2では散々な内容となっていた。まず、前作では、システム自体の面白さに加えて、全キャラクターに活躍の場面があるバランス調整と、その難易度面での手応えが極めて大きな魅力なっていた。
 …だが、13-2では、そのバトルの難易度が、大きく低下していた。しかも、単純に難易度が下がっただけではなく、方向性が「敵の最大HPが下がったうえ、チェーン耐性が上昇する」という感じになっており、敵をブレイクできないことが増えた。また、ロール間のバランスがおかしく、
HLR「ポーション」の強化により死にロールと化し、DEF「DEF+DEF+DEF」による防御コマンドとしての利用が第一になった。以上のような方向性により、役割分担やメリハリの付いた行動の重要性が下がり、少なくない場面でゴリ押しが推奨されるようになった。やれ、前作13は、「HLRを入れてずっと『たたかう』をしていれば勝てる」という意見から、“連打ゲー”という信じられない評価をされることもあったのだが、まさか13-2で本当の“連打ゲー”になるとは誰も考えていなかっただろう。
 ――そして。裏ボスについても、『13』は全64のミッションにロングイ・シャオロングイと言った強敵がいたが、『13-2』では
劣化版のロングイに、劣化版のウェルキンゲトリクス(「ヨミ」)といった情けない面々が顔を並べるばかりであった。この“劣化版”という言葉の意味は、「前作と比べて、強さ面で劣る」という意味ではなく、「前作の行動パターンが使い回されたうえで、しかも下方修正が加えられ、相対的にも弱い相手になっている」ということである。常人には理解不能の調整であり、「DLCで強敵を売るために、わざと本編の裏ボスを弱くした」と評価せざるを得ないであろう。
 ちなみに、本作には「グランドクロス」というスキルが用意されており、これをオンにすることで、クリア後に
本編ボスの強化版と戦うことができる。が、こんな面白そうなシステムを用意したにも関わらず、内容が調整ミスを疑うくらいに弱く、強敵不足の問題点を解消できていない。そして、この機能を利用することにより、本作のライバルキャラである「カイアス」とは、合計で8回も戦うことになる。まさに「カイアスを追いましょう!」である。更に、私の意見を述べると、「ゼノビア(グランドクロス)」が登場しないことは本作の最大の問題点である(意味不明)

 そんなわけで。13-2は、RPGで重要であるシナリオとバトルが
壊滅しており、何故こんなことになったのかという感じの悲惨な出来であった。
 …正直、このゲームにおいて、積極的な評価点を見つけるのは、かなり難しい。ああ、
音楽は凄く良いよ。当初は、「13で好評だった浜渦氏単独でなく、合計3名で作曲されること」はどうかと思っていたが、実際のゲーム内では、どの人の楽曲も作品に合っており、表現の幅が大きく広がっていた。
 ――だが、音楽以外となると…そうだね、グラフィックは進化している部分もあるかな。あとは、実際にはガッカリ感が強いけど、13の好評なバトルシステムを新しい環境で試せるという魅力がある。あと、今となっては、「ライトニングリターンズに繋がる」というシナリオで、一応は全く評価できないこともない。…とまあ、こんな感じで、
なかなか苦しい擁護とならざるを得ないのである。
 なお、当時の感想としては、後述するプレイ日誌に加えて、初クリアー時の感想
【日記:2011/12/20】や、DLC完結時の所感【日記:2012/5/15】などをご覧いただけると、その雰囲気が分かっていたけるであろう。この発売10年が経った今となっても、私は十分に13-2に辛辣な意見を言っていると思うが、当時の印象は更に下ということが察せると思う。

半年後の最終DLC(有料)で、本作の時点ではシナリオが完結せず、続編への持ち越しが確定した


 そんな感じで、このFF13-2というゲームは、
制作側とプレイヤーで、かなりの温度差があったように思う。

 まず、本作では、FFシリーズで初めて、本格的な
有料DLCが配信された。内容は、「コロシアム」で戦える強力なモンスターに、そしてサッズとライトニングを主役としたミニシナリオ、そしてキャラクターの着せ替え衣装などである。その一覧については、過去にまとめたことがあるので、【こちら】をご覧いただきたい。
 …まあ、価格としては、単品で300〜600円
(現在は半額+増税分で154円など)という程度であるため、全て買い揃えたとしても、そこまでメチャクチャな額にはならない。また、最近よく話題になるバグなども、Ver.1.00と1.01で通称“フラグメント武器”の攻撃力の決定法則が異なるという私にとっては致命的な問題点が発覚した【発見時の記事】が、これもまあ、内容はアッパー調整ということで、通常プレイを崩壊させるものではない。その他には、全くと言って良いほどバグは存在しない。そして、何年もダラダラと制作せず、半年でしっかりDLCを出し切った点は評価できる。
 ――しかし、当時の私は、
有料追加コンテンツに対する拒否感が、今よりもかなり強かった。単純な額以上に、「バトル&シナリオ面での未完成品・劣化版に、追加料金を支払わされる」ということに対して、嫌悪感が凄まじかったのだ。後述するが、私はクリスタリウム封印プレイの達成後、完全に燃え尽きてしまい、数年後に「デジタルコンテンツセレクション」でまとめてプレイするまで、全くDLCに触れることはなかった。よって、私個人の感想としては、DLC方式は最悪そのものであった。全て購入して、やっとボス敵の数や質が前作に並ぶ程度であるため、単純に小出しにし、値上げをしただけである。
 しかし、攻略本のインタビュー
(アルティマニアオメガ:P.414)によると、DLCの値段はかなり頑張った設定であるし、配信によって長く遊んでもらえたため、成功と考えているということである。まあ、自社の製品をそう簡単に失敗とは言えないだろうが、少なくとも私は、ライトニングリターンズが有料DLCまみれにならなかったことは、非常に良かったと思っている。

 また、DLCのストーリー面についての扱いも、本編エンディングが
死んでおり、そこから「フラグメント」という全収集要素をコンプリートしたうえでの“真エンド”も悪役がほくそ笑んで終了という胸糞が悪いものであったため、「何とかしてDLCでハッピーエンドにしてほしい」という意見もあった。
 …しかしながら。そういう僅かな希望は、結局のところ、半年後に配信された最終DLCで
「Next Prologue」と表示され、完全に終了となった。実に、「本編エンドで絶望する」「期待を込めた真エンディングにも裏切られる」「半年かけて追い続けた有料DLCで続編に続くことが発表される」という裏切りの三連打である。私は、もう25年間はゲームを一番の趣味として生きてきたが、ここまで酷い例はちょっと他には見つけられない。
 ――やれ、そんな状況なのだが、最終DLCの開幕で、自信満々に「Next Prologue」と出し、
電波ポエムを長々と披露してライトニング復活を予告していることから、スタッフ的には、DLCは好評で、続編への持ち越しも、歓喜をもって受け入れられると思っていたのだろう。

 そして。本作では、
当時の実在アイドルがセラの衣装をデザインし、それがDLCとして配信されることが、宣伝の一つとして用いられていた。
 …しかしながら、ゲームの蓋を開けてみると、
そのような衣装は入っておらず、忘れ去られたものと思われていた。だが結局、その「露出と防御」という衣装は、発売5ヶ月が経った2012年4月10日(あの「ギルガメッシュ」などと同時)に、ようやく無料DLCとして配信が為された。これは、半年に渡って配信されたFF13-2のDLCでも、終わりに近いほうである。これは、制作が遅れた…というわけではなく、どうも「アイドル衣装は目玉要素だから、スケジュールの後のほうに配置した」(アルティマニアオメガ:P.245)ということのようだ。
 ――だが、
ではないだろうか。つまり、目玉だからこそ、早めに配信して、着せ替えを楽しんでもらうべきだったと思うのだ。そもそも、13ならともかく、13-2では、衣装を変えて何度もイベントを見たいような出来になっていない。しかしながら、衣装の出来自体は良く、しかも本作では無料の着せ替え衣装は「露出と防御」しか存在しないため、これが最初から、または発売1週間などといった早期に配信されていれば、少しは遊び要素が増えており、それによって、DLC全体への印象も異なっていただろう。逆に聞きたいのだが、制作スタッフは、発売5ヶ月後のFF13-2において、アイドル衣装が配信されると、こぞってスクリーンショットを撮ったり、再プレイをしたりということを想定していたのだろうか…?

 その他にも、誰得のミニゲームとか、前作のラストが“奇跡の安売り”と揶揄されたことに
逆ギレしたみたいなエンディングとか、「一本道」という評価にこれまた逆ギレをしたかのような凶悪クイズイベントとか、終盤の全く盛り上がらない場面での戦闘BGMに「女神の騎士」「閃光」といった名曲が使われていることなど、とにかく本作は、製作とファンの温度差を感じるのだ。
 …やれ。そもそも、これはFF13の続編であり、
13を楽しめた人のために作るべきであろう。それなのに、実際に出てきたのは、FF13を批判していた人たちの意見を採用したようなゲームであった。本作の様々な掛けちがえには、そういった「聞くべき声を間違えた」という雰囲気を感じるのだ。

いつの間にか「やり込みinFF」のイメージキャラみたいになってしまったが、出典はここです


 ということで。FF13-2は、私としても、かなり「否」に寄った評価とならざるを得ない。
 …しかし。ここで、本作最大とも言える、私ならではの13-2の積極的な評価点を挙げておこう。それは、
クリスタリウム封印プレイの奥深さは、前作13と同等かそれ以上ということである!

 さて。FF13-2では、13と同じく、成長システムに「クリスタリウム」を採用しており、その使用を禁止した「クリスタリウム封印プレイ」が行われている。当初、13-2では、13に存在した「HP+3000」などのアクセサリが存在せず、体力強化は「HP+16%」などの割合制であったため、13のような初期レベルプレイは不可能であると考えられていた。しかし、実際にやってみると、
ラスダンまでは意外とスムーズに進められることが分かった。13-2では、前作と似たような戦闘システムが採用されていることもあり、発売当初は、複数の人がクリアーを目指していたものだった。
 …と言っても、実際には、
ラスボス4連戦がとんでもない難易度であり、多くの人は、そこで詰まってプレイを諦めるか、「イージーモードの適用」「仲間モンスターのみクリスタリウム成長を解禁」などと言った妥協をすることになった。しかし、そこで何とか私が全力を尽くし、発売1ヶ月半後の2012年1月末にラスボス最終形態を撃破して、通しでのクリスタリウム封印を初達成したのである。当サイトの、現在までの20年以上の歴史をもってしても、このようなスタンダードな縛りプレイを世界初達成した例は他に無く、私にとっては歴史的な成果と言える。
 ――ちなみに。特に苦戦したラスボス最終戦は、
50時間もの試行錯誤が必要となった。純粋に、この時間だけでもキツいものがあるが、当時は、ゲーム内にフリーズを含むバグと運ゲー&理不尽要素が満載だったうえ、ゲーム外でも問題が山積みとなっていて、かなり精神的に厳しかった。それだけに、プレイ日誌は50000文字と、単体のバトルを取り扱った記事としては最長となり、完成後は力尽きてDLCには手出しできなかった。まあ、今となっても良い思い出ではないが、ともかく、「ファイナルファンタジー13-2」というゲームと、その「クリスタリウム封印プレイ」は、当サイトの長い歴史の中でも、それくらいの存在感があった作品なのだ。当時の戦いの記録は、【クリスタリウムなしクリアー2】と題し、今も残されている。

 その後。2014年12月からは、
【クリスタリウムなしクリアー2.1】と題し、3年ぶりにクリスタリウム封印プレイの再トライを行った。内容としては、初回の無成長プレイを振り返りつつ、他者様のプレイによる改善点も取り入れて、DLCなども触れていこう…という軽率な考えだった。
 …しかしながら、
「第1部:シナリオ編」に加えて、「エンディング後に残された敵たちと、DLCなしで戦う」というテーマの「第2部:グランドクロス編」と、本丸のDLCを取り扱う「第3部:DLC編」の3部構成によって、内容は膨らみに膨らみ、最終的には全28話という壮大なプレイ日誌になった。その最終的な連載期間は、仕事(当時)の都合による実質的な中断期間が長かったうえ、他の13シリーズ作品も連載していたものの、第1話の更新から最終話までには、4年半の歳月が掛かっている。あの、FF12の「最強武器決定戦」ですら3年半だったのだから、それよりも長いのだ。
 ――そして。このクリスタリウム封印プレイにより、私は新たに、「DLCなしでのフラグメント160個中157個収集」や、「ヴァルファズルLv.45の初撃破」などといった成果を残すことができた。私は、発売から時間が経っていたFF13-2で、ここまで次々と新しい戦いができるとは思っておらず、発売直後にプレイした時よりも、更に作品を楽しめたように思うのだ。

 そういう過程があったからこそ。私は、
FF13-2は、クリスタリウム封印プレイにおいては、FF13と同等以上に楽しめると述べたいのである。
 …もちろん、FF13のクリスタリウム封印プレイも、改造装備の解禁状態や、召喚獣の使用タイミング、6人のキャラの組み合わせで楽しめ、最近になっても「死の宣告回避技」など、新たな戦術が生み出されている。それと同じくらいに、13-2の無成長も、モンスターの選定や育成、
DEFやリレイズによるギリギリの耐久、シンクロ技の使用タイミングなど、奥深く楽しめ、バトルシステムの魅力を大きく引き出してくれるように思うのだ。
 ――具体的に、FF13-2のクリスタリウム封印プレイでは、「ブレイク」「ロールの組み合わせ」「役割分担」といった
13のような戦略性が復活(HLRは死にロールのままだが…)、本編の時点でちょうど良い高難易度となるうえ、通常プレイだと拍子抜けの「グランドクロス版ボス」は、無成長プレイを想定していたかのような絶妙な強さになる。また、DLCの敵モンスターたちも、試行錯誤の余地がある強敵たちとなり、こんなライバルと300円で戦えるのは安すぎるという感じに、印象が真逆になってくる。更に言うと、DLCの仲間モンスターも、使えば単純に楽になるというわけではなく、むしろその火力を活かすための工夫が重要となり、戦略性は減るどころか増加する。クリスタリウム封印プレイで、FF13-2の魅力はパワーアップするのだ。

あら^〜


 そんなわけで。私の、現在におけるFF13-2の印象は、確かに容易には見過ごせない問題が多く存在するものの、
クリスタリウム封印プレイにおける戦略性は、前作13と同等であり、それによって、最終的には良い思い出が残る作品となった。

 ちなみに。ここまで長々と書いた問題点は、
全て当時をリアルタイムで経験した人間としての意見である。現在では、DLCの配信が完了しているうえ、シリーズ内続編の「ライトニングリターンズ」も登場しているため、それによって違った捉え方ができるだろう。
 …例えば、シナリオ面については、『リターンズ』で
13-2で散らかしたぶんの後片付けが行われた。こう書くと、マイナスを取り消しただけという感じだが、そこでは本作で悲惨な扱いとなっていたキャラクターについても、扱いが大きく改善され、それぞれに掘り下げが行われた。その集大成であるエンディングは、足掛け3作となった物語の大団円と言える壮大なものである。それにより、『13-2』も、“繋ぎの物語”としての存在価値が生まれた。
 ――また、バトル面についても、本編だけでは明らかに不足であることは変わらず、コロシアムの強力モンスターたちと戦うためには、有料DLCの追加購入か、全部入り版の「デジタルコンテンツセレクション」が必要となる
(PC版やXbox互換版でのDLCの扱いは、ちょっと分からない)。しかし、それらを全て購入すれば、『13』にも匹敵するような強敵たちが登場するため、ボリューム不足感はなくなる。また、更なる追加にやきもきしたり、育成が台無しにされたりということも無いため、安定した環境で、強敵への挑戦や最強キャラの製作を行えるだろう。

 という感じで。FF13-2は、初期のマイナス印象が強く、前後の『13』『ライトニングリターンズ』と比べても、明らかに問題の多い作品である。しかしながら、今となっては、前後の作品と、
無成長プレイでの奇跡的なゲームバランスに支えられ、一定の評価ができるようになった。
 …そしてむしろ、今となっては、
最初のイメージが悪かったからこそ、思い出に残る作品になったようにも感じられるのだ。どんなゲームでもそうだが、単純に良作というだけでは、記憶に残るタイトルにはならない。作中時間で1000年以上、そして実社会でも4年の紆余曲折があって、やっと最終的なハッピーエンドを迎えられた。そういう作品だからこそ、「FF13シリーズ」は、3作セットで、私の中での最高傑作になったのだと思う。もちろん、FF13-2も、その中の大事な仲間だ。ある意味、10年経ってもこれだけ書く内容があるというのは、凄いことなのかも…?

(2021年12月30日)

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2021年12月13日(月)
PS/「パラサイト・イヴ」…クライスラービルを初めてクリア!


 
許さないよ


 本日は、1998年に旧スクウェアから発売された、初代PS用ゲームの「パラサイト・イヴ」について語ってみよう。
 …さて、この作品は、FFで言うと『7』と『8』の間に登場したゲームである。公式ジャンルは「シネマティックRPG」だが、まあ要するに
アクションRPGであり、キャラクターを移動させて敵の攻撃を回避しつつ、ATBゲージを溜め、銃や魔法(“パラサイト・エナジー”)で戦闘を進めていく。どちらかと言えば、育成やコマンドといったRPG要素が強めであり、アクション部分はそこそこという感じだ。主要スタッフには、プロデューサーの坂口博信、ディレクターの時田貴司、キャラクターデザインの野村哲也、音楽の下村陽子など、今も名前を聞くような面々が揃っており、スクウェアらしい作品になっている。
 ――そして、ストーリーについては、同名のSF小説:「パラサイト・イヴ」を土台としている。生物の細胞には、エネルギーを作り出す「ミトコンドリア」という小器官が存在するが、これは元々、細胞とは別に生きていた生命体が共生をするようになったのだという。そのミトコンドリアが、現在の生物たちに反乱を起こしたら…という背景のもと、全6章
(6日)のシナリオが用意されている。当時の最高峰のグラフィックで、「生物ホラー要素」「舞台が実在のニューヨーク・マンハッタン」「セクシーな女主人公と女ライバル」「歌の演出を取り入れたBGM」といった要素が展開され、その独自色は非常に強い。

 とまあ、これだけ羅列すると、もう「あの時代の名作」と呼んでも過言ではないようなゲームのような気もする。だが、この作品には、
残念な点が非常に多いのだ。せいぜい、佳作という程度であり、人によってはネタ的な意を込めてクソゲーと呼ばれることもある。
 …まず、誰もが挙げるのが、
走るのの遅さである。このゲームでは、“平面のマップの上を3Dのキャラが移動する”という、FF7〜9と同等の表現が採用されている。だが、そのダッシュの移動速度が、とにかくベルトコンベアーを逆走しているのかのような驚異的な遅さであり、広めのマップを移動する際にはかなりのストレスが溜まる。まあ、バトルにおいては、攻撃の回避などに関わってくるので、これくらいの遅さでも仕方ないのかもしれない。しかし、ただのマップ移動までここまで遅いのは、どうかしているのだ。スーパーモンキー大冒険じゃあるまいし…。
 ――ちなみに、本作では、イベントシーンで他の人間キャラが走ることもある。だが、その際も、足が空回りしているかのようなスピードにしかならない。
多分、あの世界の人間は、あれが全力なのだと思われる。犬は割と普通の速度で走ってるんだけどねえ…。

 また、
即死イベントの多さもネタ扱いされている。と言っても、実際にそれが存在するのは、「4章の最後」「6章のラスボス撃破後」の2つしかなく、全編が即死QTEだらけという雰囲気ではない。だが、その2ヶ所のどちらもが、伝説のシーンと化しているのだ。
 …そして、私は、
小学生当時の初回プレイで、後者の“ラスボス撃破後の即死”に引っかかってしまった。やれ、その内容としては、「ラスボスが復活したので、走って逃げる。もし、ラスボスのシンボルに接触してしまうと、強制ゲームオーバーになる」という単純なものなのだが、とにかく殺意が激しすぎる。逃走ルートは初見のマップであるうえ、セーブポイントの電話を調べると即死、分かれ道で行き止まりを選んでしまうと終了、ドラマチックな構図でマップが切り替わるためスティックを倒したままだと前のエリアに戻ってしまって死亡、更に完全な最短ルートを移動したとしても“ある仕掛け”を動作させていなければラスボスが急加速して強制終了などなど…。私は、この最後の謎が解けず、何度も全4形態のラスボス戦を繰り返すハメになったのだ。
 ――まあ、今になってプレイしてみると、逃走を開始する場面で、主人公が「エンジンルーム…!」と喋っており、
そこに何かが存在するということが分かる。また、失敗が確定した際には、カメラが動いて、赤いライトが点滅する装置が写されるため、明らかにここが重要であると指し示されている。しかし、悲しいかな、小学生だった私に、そのようなゲームのお約束が分かるわけがなく、それどころか「このパイプは障害物だから、下を通ることはできないだろう!」と、ピュアを通り越してアホな発想をしていたため、原因も分からないまま、何度もラスボスに追い付かれてゲームオーバーとなっていた。

人間だもの あや


 その他の点としても、この2021年に改めてプレイをしてみたところ、
出るわ出るわツッコミどころが…。
 …まず、本作は、ちょうど初代PSのアナログコントローラーが登場した頃くらいのゲームであり、3Dスティックによる滑らかな移動に対応している
(FFは7の時点では非対応)。だが、何故かメニュー画面もスティックでしか操作ができない。あの手の操作は、3Dスティックではなく、十字キー(ハットスイッチ)のほうが行いやすいというのは、皆さま周知の事実である。しかし、このゲームは、まだそのような“常識”が出来上がる前の作品だったのであろう。本作は、拠点でのアイテム整理が頻繁に必要となり、アビリティの付け替えといった細かい育成要素もあるため、メニュー画面の操作が行いづらいのは大きなストレス要素である。どうしても大量の操作が必要となる場合は、Vita/PS3のメニューからアナログモードを切り、十字キーで操作を行えるようにしていた。そうか、PS1〜PS2の時は、今で言うPSボタンの位置に「アナログモードのON/OFFスイッチ」があったから、それで操作を切り替えていたのか…。
 ――また、
このゲームのイベントは、いっさい飛ばせないというのも痛い。最初のほうで書いた通り、本作のシナリオそれ自体は、内容・演出ともに高品質で、見ごたえがある。しかし、このゲームは周回での育成要素があるうえ、1周クリアに10時間も掛からない(私の1周目が6時間30分ほど)。そのため、移動と会話を繰り返すだけのシーンや、長いイベントを何度も見せられることになる。いくら質が良くても、短期間に繰り返すと猛烈にダレるのだ。
 まあ、本作の犠牲があったからこそ、続編の「パラサイト・イヴ2」では、イベントシーンが飛ばせるようになったし、
FF8のジャンクションがアナログスティックでしか操作できないなんて事態も、未然に防げたのかもしれない…。

 というわけで。この「パラサイト・イヴ」は、
ツッコミどころ満載のゲームという感じであり、今となっては、当時を懐かしむという以外に、取り立ててプレイする理由は無いようにも思われる。
 …とはいえ、「スクウェアバブル」とも言われていた時期の作品であり、日本ゲーム全盛期の一角に発売されたヒットタイトルということで、一定のクオリティは保っている。また、ツッコミどころがネタにされやすいものの、間違ってもクソゲーというわけではない。現在では、中古ディスクは
100円と言った激安で販売されていることもあり、ゲームアーカイブスでも628円で配信されているため、値段分は楽しめるゲームである。
 ――そして、FFとの関連としては、この『1』の時点では、直接の要素は入っていないものの、
同じ時代に発売されたスクウェアのRPGということで、似ている部分はある。例えば、オペラを題材としたシナリオ演出やバトルBGMは、スーファミのFF6でやりきれなかったことを、PSの性能で再挑戦したと捉えられる。また、高品質なムービーによる演出は、後のFFシリーズにも繋がるところが存在すると言えるだろう。

ちなみに防具のほうの名前は「アルバトリオ」になりました…


 しかし。今回の私が「パラサイト・イヴ」に再挑戦した理由は、別のところに存在する。それは、
裏ダンジョン「クライスラービル」の攻略である。
 …さて、本作の周回プレイにおける目玉要素として、2周目以降では、「クライスラー・ビルディング」の探索を行える。ニューヨークに実在する同名のビルをモチーフとした
全77階の広大なダンジョンであり、内部はランダムマップのような構造になっているほか、上層には本編ラスボスを遥かに凌ぐような強敵たちが待ち構えている。それだけに、内部はレアアイテムの宝庫となっており、キャラクターの大幅な強化が可能である。そして、最上階の77階には、ストーリーの根幹に関わる裏ボスが待ち構えており、それを倒すことで、本編の結末とは異なる、真のエンディングを見ることができる。
 ――と。こんな感じに書くと、非常に楽しそうな雰囲気であるが、実際には似たような風景を
激遅ダッシュで延々と探索していくことになるうえ、音楽もワンパターンであるため、猛烈にダレる。しかも、敵の強さがおかしく、中盤くらいまでは2周目シナリオの強さで難なく倒せる相手がほとんどであるものの、唐突に登場する宝箱モンスターによって容赦なく瞬殺される。一応、このダンジョンは10階単位で一区切りとなっており、そこで戻ってセーブが行えるものの、攻略情報を把握して効率良くプレイしても1時間弱が掛かるため、自力だと軽く数時間が必要だろう。そんな時に、神竜のタイダルウエイブがごとくトラップで殺されてしまっては、もう意欲が全て尽きてしまうのだ。
 そういうわけで、小学生時代の私は、たぶん11〜20階の間で
宝箱モンスターに殺害され、クライスラービルの踏破を諦めてしまっていた。ここを攻略するためには、ゲーム的な難易度以上に、かなり強力なプレイ意欲が必要となるだろう。恐らく、そこが最も難しいかもしれない…。

 だが、そうやって諦めたままというのは、気分が良くない。そういうわけで、私はこの「パラサイト・イヴ」のことを思い出した際に、
今回こそクライスラービルを踏破してやろうと思い、新たにアーカイブス版を購入して、ゲームを始めていったのである。そして、一度は失敗した要素なので、今度は完全に攻略情報で武装をしていくことにしたのだ。
 …具体的に、まず育成面としては、稼ぎプレイでガラクタを300個集め、最強とされる
マシンガンを手に入れる。本作では、使いやすいのはピストルなのだが、強化をしていくとマシンガンが最強という扱いになるようだ。全く知らなかった…。そのマシンガンに、「ダブルコマンド」「先制」「バースト(範囲攻撃)」「トランキル(睡眠)など、攻略サイトでお勧めされている強力アビリティを付けまくる。一方、防具については、クライスラービルの内部までは良い物が手に入らないため、適当に強化アイテムをつぎ込んだものを装備していった。
 ――また、挑戦タイミングとしては、
本編シナリオを5日目のラスト直前まで進めた時点とする。これにより、主人公のレベルがゲームクリア可能な程度にまで上がっているとともに、様々な装備・強化アイテムも、ほぼゲーム2周分が手に入る。特に、5日目で手に入るショットガンの「バースト」は、緩い条件で範囲攻撃が行えるようになり、“存在しないバトルは考えられない”というくらいの活躍をしてくれた。入手場所が微妙に難しくなっており、攻略情報なしの1周目では取り逃していたのだ。
 そして。クライスラービルのマップについても、ランダムマップとされているが、完全な自動生成ではなく、実際には
100種類ほどの中から選ばれるという仕組みになっている。よって、【攻略サイト様】をフルに参考にし、マップを判明させたうえでサクサクと進めていくことにした。一応、最初は自力で進めようとも考えたのだが、マップにループ構造が存在していることが分かった時点で諦めることにした。

 すると、どうなったか。まず、下のほうのフロアでは、雑魚戦は先制攻撃を仕掛けて「ダブルコマンド」による2連撃で瞬殺、ボスもまだまだ弱いので瞬殺可能である。ついでに、あの小学生時代の私を挫折させた憎き宝箱モンスターも
瞬殺である。ここまでは予想通りだ。
 …しかし。その後に中層から上層へと登っていっても、キャラを強化しすぎたためか、引き続きほとんど一瞬で倒せてしまう。道中、強烈な50階台と60階台のザコ戦でも、せいぜい100ちょっとくらいしかダメージを受けず、開幕の範囲攻撃でほぼ壊滅できてしまう。そして、50階ボスの
ゴキくんと70階のは、今作でも最凶最悪の敵と聞いていたので、かなり警戒して挑んでいったのだが、どちらも特に苦戦せず、ゴキくんはボタン連打で2匹目が成虫になる前に駆除ができ、道中最後のボスである蜂も余っていた蘇生薬を少し減らした程度で倒せてしまった。あれ、おかしいな…?
 ――そして。最上階で待ち構えていた裏ボスにおいても、防御の要となる「蘇生薬」
24個も持ち込めた。しかも、火力面についても、「トリプルコマンド」で3連打となったマシンガンにより、相手の回復能力を遥かに上回るダメージを与えられる。そんなわけで、特に問題なく、適当に流しているだけで撃破ができてしまった。ごめん、さすがにちょっとやりすぎた…。

動画サイトではなく、自分の手で結末を見られて、良かったと思う


 というわけで。今回は、攻略情報を集めたうえで、準備も行いすぎたため、バトル面での難易度は拍子抜けとなってしまった。
 …ただ、
やりがいのほうはしっかり味わえたと思う。前述の通り、1セットである10階層を突破するのに1時間くらいは掛かるため、クライスラービルだけでもプレイ時間は7時間ほどに達し、その過程での装備強化も楽しめた。また、裏ボスの撃破により、物語の真の結末も見ることができた。ネタにされることが多いものの、本作のシナリオは大変ドラマチックであり、本編エンドから繋がる真のエンディングを見られた点は実に良かったと思う。
 ――そして、最終的に、
小学生時代には諦めていたクライスラービルの攻略を、ついに成し遂げることができ、多大な達成感を得られた。このような感情は、動画サイトで結末だけを見ても、決して味わえないだろう。例えるとすれば、登山のようなものかもしれない。確かに、山頂にヘリコプターで降りても同じ景色は見られるが、やはり自分の足で登っていってこそ、達成感が得られるというものだ。なぜ登るのか。そこにクライスラービルがあるからだ。

 そういうわけで。今回の「パラサイト・イヴ」のプレイ時間は、1周目クリアと、2周目の本編ラスダン+クライスラービルで、
合計20時間である。単純な数値としてはそれなりだが、最後のクライスラー登山が独特な空気を放っており、奇妙な達成感を得ることができた。
 …ちなみに。パラサイト・イヴには、続編となるタイトルが存在する。初代PSの「パラサイト・イヴ2」
(1999)と、PSPでの「ザ・サードバースデイ」(2010)が、それである。『2』は、初代PSの時に遊んでいるが、もうかなり昔のことだ。そして、PSPの『ザ・サードバースデイ』のほうは、完全に未プレイである。どちらも、VitaのDLなら手軽に遊ぶことができる。よし、この機会にやってみることにしよう!

(2021年12月30日)

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2021年12月10日(金)
【?】FF7リメイク(第1弾/PS5版相当)のPC版が発表されたが…?


 
なんか、界隈が微妙な空気になっている…?


 本日の米The Game Awardsというイベントでは、様々な新作ゲームが発表された。FF関連としては、「FF7リメイク インターグレード」PC版が、この16日に配信開始されるという情報が公開された。しかし、どうも販売が「Epicゲームストア」というのがあまり歓迎されていないようなのである。
 …まず、「FF7リメイク インターグレード」は、プレイステーションだと
PS5で発売されたバージョンであり、PS4版をリファインした本編18章に加え、「ユフィDLCの2章ぶん」+「クラウドたちで戦える裏ボス」が追加コンテンツとして用意されている。PS5版のソフトを新規に購入するほか、PS4版をディスクかダウンロードで購入した人は、100円で本編部分をPS5相当にできるとともに、2178円でユフィDLC+αぶんを購入可能である(2021年3月配信のフリープレイ版はどちらも不可)。詳しくは、初めて情報が公開された時の記事【日記:2021/2/26】をご覧いただきたい。

 さて。この、「FF7リメイク インターグレード」の販売形態については、「いつもの“完全版商法”」と揶揄されそうなものの、今回はPS4版からPS5版へのアップグレードがそれなりの値段で提供されたため、広く受け入れられた…
ということはなく、主に批判的な方向で、様々な意見が寄せられた。
 …もっとも、私は、最大の問題点は、
未だにPS5が容易には購入できないことであると思う。まず、私は、この“PS5版へのアップグレード”という商法自体を検証したことがあるが、同世代の他タイトルと比べ、特に悪辣なようには思えなかった【日記:2021/7/29】。しかしながら、「PS5でしか遊べない」というのは、現環境を考えると、メリットよりもデメリットのほうが上回っていると思う。PS5も発売1年が過ぎたが、未だに一般的な店舗には並んでいない。むしろ、「インターグレード」が発売した今年6月と比べて、更に供給不足は悪化しているというものだ。
 ――そんな中での、今回の「FF7リメイク インターグレード」のPC版発表である。
まあ、PCはPCで足りておらず、価格が高騰しているため、「PS5が買えないなら高性能PCで遊べば良い」というのが単純な解決策にはならない。しかし、多かれ少なかれ、遊べる人が増えることは間違いないだろう。また、莫大な出費が必要となるものの(PS5本体の5倍〜10倍程度?)、超高性能なPCを購入すれば、PS5よりも高品質な環境で楽しむことも可能である。

 そういうわけで。この「FF7リメイク インターグレード」のPC版発表は、歓喜をもって受け入れられて…
いないのである。
 …やれ、どういうことかと言うと、どうも配信元の
「Epicゲームストア」というのが、あまり評判が良くないらしいのだ。まず、パソコンで発売するゲームと言うと、「PC(Steam)」と表記されることが多い。この「Steam」というのが、DL版のゲームソフトを配信するストアとして、PCゲーム界で普及をしているようだ。いっぽうの「Epic」は、それとは異なるオンラインストアであり、Steamのライバル的な存在と言える。
 ――しかし。どうもSteamと比べ、Epicはあまり人気が無いようなのである。やれ、私は、これらのストアを利用したことが無く、部外者と言える存在である。これが、PSとXboxだと、
機械自体が異なるため、決して安くないゲーム機本体を買い換えたり、マルチプラットフォームタイトルが“互いの性能の低い部分”に合わせて作られてしまうという問題が存在した。だが、PCならば、買う場所が異なるだけなので、大して変わらないのでは? とも考えてしまう。まあ、それでも、実際にPCゲームをやっている人たちが不満を感じているのだから、無視できない問題点が存在するのだと思われる。

とにもかくにも、遊べるユーザーが増えてくれることは嬉しい


 さて。昔は、プレイステーションと任天堂ハードというくらいであったゲーム業界も、近年では極めて複雑な構造となってきている。また、開発の大規模化も進んでおり、その傾向は留まるところを知らない。
 …そして、そういった環境の中では、開発費を回収するために、
あるハードや販売会社への独占配給といった戦略も必要になってくるのであろう。まあ、私個人の立場を言うと、PSハードを主体としてゲームを遊んでいるうえ、一時期の「プレイステーションで人気絶頂だったタイトルが、何故かいきなり他社製ハードに完全移籍をして、PSには新作が出なくなる」という独占手法に、かなり嫌な思い出が存在する。しかし、今や時代が異なるというものだ。だから、そういった作戦についても、ゲーム業界を維持するために必要ならば、ある程度は許容しなければならないと思う。
 ――ただ、私としては、
ある程度の時間が経ったタイトルは、多くの人に遊んでもらうことが重要と考える。また、このようなFFファンサイトを運営する立場としては、とにかく遊べる人が増えてほしい。プレイできなければ、そもそもファン界隈の発展など、あるわけがないからだ。だから、“独占的な施策”を行うとしても、それで一定の開発費を回収できたら、その後にできるだけ多くのプラットフォームに出してほしいというのが、現在の私の考えである。そのため、今回の「FF7リメイクのPC版発売」も、遊べるユーザーが増えるという意味で、私にとっては喜ばしいものである。

 そういうわけで。今回の「FF7リメイク インターグレード」のPC版発売については、
私は歓迎したいと思うのだが、肝心のPCユーザーたちにあまり喜ばれていないという困った事態になっている。難点は、やはり「Epicゲームストア」での発売…というところに存在するようだ。
 ――しかしながら、FF7リメイク第1弾がPCで発売することにより、新規に遊ぶ人が増えるのは間違いなく、ファン界隈も活性化するであろう。また、現在は、PS5本体が供給不足という問題が発生しているため、PC版の発売は、「ユフィDLCが遊べない」という問題の解決に、多少なりとも貢献すると思われる。だから、
何とかしてFF7リメイクが歓迎されるソフトになってほしいのだ。一体全体、何をどうすれば良いのかなあ…?

(2021年12月30日)

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2021年12月4日(土)
【噂】PSplusの新サービス:「スパルタクス」でPS1〜3とPSPソフトが遊べる?


 
Vita「……………」


 本日、ちょっと気になる噂がネット上を駆け巡った。どうも、ソニーが、PSplusの追加サービスとして、「PS1,PS2,PS3&PSPソフトの配信」を計画しているようなのだ。コードネームは、「スパルタクス」である。
 …まず、基本的な情報については、
【こちらの記事】を見てほしい。英文であるが、現在では翻訳機能が優秀なため、PCブラウザでも携帯電話でも、日本語訳を読むことができる。題名下の「Shut up and take my money」は、私の環境だと、「黙ってお金を取りなさい」と訳されているが、これは「よし分かった。買わせろ」という感じの、肯定的な表現であろうと思われる。
 ――さて。そんな記事の内容は、現在PSplusとPSnowで別々に提供されているオンラインサービスを統一するとともに、ソフト提供範囲を拡充し、「PS1,PS2,PS3&PSPソフト」を配信する。これらのサービスを、2022年春に、PS5とPS4向けに展開するということだ。その後の、Xboxゲームパスへの対抗がうんぬんという話は、筆者の感想であろうと思われる。

 さて。私は、FFやり込みでも、それ以外においても、
古いゲームをよく遊ぶ人間である。しかし、PS4にはPS3以下のソフトに対する互換が無く、PS5もPS4のみの互換性となっており、未だにPS3やVitaと言ったハードを片付けられないでいる。そのため、最新ハードで過去のPSソフトが遊べるのならば、非常に嬉しい。よって、まずは、この噂が真実であることを願いたいものだ。
 …では、主要部分以外の細かいところについて、それぞれ論点を挙げていくことにしよう。


PS携帯機はどうなるか?
 古いゲームを遊ぶには「携帯機」という環境が嬉しいものだが、Vitaは既に新品の出荷が終了している。
 据え置き機は、ゲーム環境を統一する意味では望ましいが、レトロなゲームをやるには画質も操作性も厳しいものがある。
 →
「リモートプレイ用の携帯機」か、それに類するものが出てくれれば理想的! 最高はVita復活だけどさすがにそれは無理だろう…。

画質は向上するか?
 Xboxでは、後方互換&品質向上機能により、事実上の「FF13シリーズのリマスター版」が配信されている
【日記:2020/12/9】など)。しかも、これは「互換機能」という枠であるため、新規にソフトを購入する必要すら無い。個人的には、Xboxの最大の魅力であると思っている。
 よって、これと同等以上の互換機能を、PSハードでもサポートするべきである。
 →下手にリメイクして
のような悲惨なことになるくらいなら、旧作のパフォーマンス向上版が嬉しい。ディスク動作や旧DL版の互換もあれば完璧!

トロフィーは追加されるか?
 私は気にしていないのだが、巷では、これを目当てにゲームを遊ぶ人もいるくらいだという。
 →当然、
旧作もトロフィーに対応すべき!

旧作ソフトの販売体系は?
 過去作について、ゲームアーカイブスのように「DL販売」のみとするか、スイッチオンラインのように「レンタル形式」のみとするか、またはそれらを並行していくかは、分かっていない。
 →個人的には、
DL販売が嬉しい。レンタル形式は、結果的に割高になることが多いから、それ専用にはしてほしくないかな…。

ストリーミングかDLか?
 形式が、ダウンロードして期間内はオフラインで楽しめるか、それとも完全オンラインでしか遊べないストリーミング
(「クラウド」や「オンデマンド」とも)かは、重要である。ストリーミング形式は、操作遅延や画質劣化が無視できず、間に合わせの代用品にしかならないからだ。
 PSnowも、かつてはストリーミング形式のみで運営していたが、最近ではDL/ストリーミングの両方から選択できる作品が増えている。もっとも、ご存じの通り、PSnowは
空気なので、上手くplusと統合し、二重課金感が無いサービスへと昇華するのは賛成である。
 →
もちろんDL形式を希望! ストリーミングのみだったらガッカリ…。

他社サービス、そして現在のPSplusやNowとの比較は?
 Xboxゲームパスは、期間限定レンタル形式であり、一定期間しか対象ソフトを遊べない。全てのソフトは、DL購入ができる。時には新作がいきなりゲームパスに追加されることもあるが、代わりに月額は他サービスより高めである。
 スイッチオンラインは、ソフトが増えていく形式であるが、買い切りで遊ぶことはできず、プレイ時には有料オンラインサービスへの加入を余儀なくされる。多数のソフトを少し遊んで満足するのなら、この形式が優れていると思う。ただ、
最近ではFC/SFC枠のソフトがほぼ追加されず、N64ソフトも高額な追加料金が要求されるのが難点である。評価点として、エミュレーターのような便利機能が追加されるとともに、ネットワークを使って、1P・2Pのコントローラーを繋いだかのような協力&対戦プレイができるということがある。
 PSplusは、加入期間のみソフトが増えていき、それを遊ぶために有料サービスへの加入が必要である。Nowはゲームパスのような期間限定レンタルである。どちらのソフトも、全てDL購入ができる。
 →どの形式にも良い点と悪い点がある。だが、
後発サービスとして再スタートをするのなら、良いとこ取りをするべきだ。




最前列右に居るやつ凄く強そう


 というわけで。妄想がはかどってしまったが、とにもかくにも、まずはこの噂が真実であり、最新ハードでプレイステーションの旧作が遊べると嬉しい。
 …そして、細かく言うと、「PS2本体でのPS1ソフト、そしてPS3本体でのPS1,PS2ソフトのように、品質が向上してほしい」とか「携帯機っぽい環境が良い」とか「ストリーミングは論外として、有料サービスの加入中プレイだけでなく、買い切りで遊べるDL販売も必要」などと言った点もある。これらは、
他社のサービスまたはPS過去ハードではできることなので、最新ハードの後発サービスならば、できて当然だと思うのである。

 やれ、私は、PS4とPS5で互換性が無くなってしまったことにたいし、悲しい思いを持っていた。そのうえ、今年4月には、PS3やVitaといった過去ハードへのサポートの打ち切りが発表されてしまい、絶望的な気持ちになった
【日記:2021/3/30】【2021/3/31】。まあ、それが撤回されたこと自体は良かったのだが、PS3やVitaは新品が出荷されておらず、現行ハードで遊べないことは変わらないため、所詮は延命策に過ぎなかった。
 …だからこそ、
ここで心機一転して、過去作を大事にする姿勢を見せてほしいのである。PSplusは、ゲーム系サブスクの中で先んじて普及をしたが、現在では他社の類似サービスも出てきており、古くなった存在であると言える。だからこそ、ここでしっかり再スタートを決めてほしいのだ。
 ――そんなわけで。私は、旧作の配信が、どのような形式で、どうやって行われるのかが、非常に気になっている。その提供によって、いま使っているVitaやPS3を前向きに片付けられる…つまり、
旧ハードを完全に上回ってくれるようなサービスになることを願っている。

 と、ここまで書いたのが。冷静になって考えてみると、最初に紹介した“噂”の記事には、「PS1,PS2,PS3&PSPソフト」と書かれており、
何故かVitaソフトについて全く触れられていない。やれ、これは、Vitaがソニーからも黒歴史と見られており、もうサポートする気はないと…。いやいや、そんなことは無いであろう。さすがに、「スパルタクス」がVitaだけを仲間外れにするというのは悲しすぎる。ねえ、何かの間違いだよね…?

(2021年12月30日)

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