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管理人の日記
ちょっと待て そのひと口が デブになる
リアルに「体が軽い…!」な気分 |
昨年末から減量に取り組み始めて、ちょうど1年になる。結果、この1年で、18kg痩せることに成功したのだ。
…さて。18kgと言っても、「性別」「元々の体重」や「身長」も影響してくるので、そちらも書いておこう。性別は男、身長は約180cmで、そこから体重が83kg→65kgである。BMI(体重[kg]÷{身長[m]×身長[m]})で言うと、25.6の軽度肥満から、20.1という標準体重の下のほうへと移動をした。
具体的な減量の推移としては、勿体ないことに正確な記録を取っていなかったのだが、スタートから3ヶ月強が経過した4月5日の時点で、「6kg減量した」と記している(【FF13:ボス戦タイムアタック/第28話】のコメント欄)。そこからしばらくは、お金が貰えないのに平日は毎日出勤するという詐欺的な活動をしていたのだが、それが終わる7月までの3ヶ月ほどで、更に10kgほどの体重を削った。その後、この年末まで、約半年があったのだが、そこではほとんど体重を減らせていない。恐らく、燃やすべき脂肪を燃やし尽くしたのと、筋トレの強度をパワーアップさせた結果、筋肉が付いて重たくなったことなどが影響していると思われる。以上の、6kg+10kg+αの合計値が、マイナス18kgという結果に作用したということだ。
――ちなみに、今回の減量を行った理由は、「体重の数値」というものに危機感を覚えていたということがある。私としては、180cm・75kgというキリの良い数字が好きであり、多少の前後をしつつ、ここ10年くらいは75kg程度を維持できていた。ところが、ここ2〜3年程度で80kgを超えてしまい、その後も増加傾向が止まることは無かった。これはヤバいと思って、何とか減量を志すことにしたのである。その他、若干の美容や健康という理由もあった気がするが、忘れてしまったので大したことではなかったのだろう。
では、どうやって私がそこまで体重を削れたかというと…簡単なことで、食べなかったのである。
…やれ、私は、内向きな行動力だけは一人前であるため、これまでも体重増加に危機感を覚え、ランニング・筋トレなどを習慣として行ったことがあった。しかし、その際には、1ヶ月・2ヶ月と続けても結果が出ず、飽きてやめてしまっていた。三日坊主ならともかく、何ヶ月も続けて駄目ならば、さすがに諦めるのも仕方がないというものであろう。
――だが、そのような失敗例と、この1年間が決定的に違っていたのが、食べないことを心がけたという点である。とにかく、空腹感を覚えた時に、食べる以外の解決法を考える。一応、ランニングや筋トレもやっていたはやっていたが、そこは最重要では無いと思う。何故なら、最も体重を減らせた4月〜7月は、リアル世界での拘束時間が長かったため、週1回か2回くらいしか走りに行けず、腕立て・腹筋といった筋トレもセット数を減らしていた。だが、それでも、月3〜4kgというとんでもないペースで体重が減っていっていたからだ。
ちなみに、その4月〜7月の時期には、今の社会情勢を考えて、弁当箱を並べて喋りながら食べるようなことは行わず、ゼリー飲料を10秒程度で一気に飲んで昼食としていた。職場という場所は、私にとって緊張する場面であり、おそらくは交感神経・副交感神経的なアレで、全く食欲が湧いてこない。そのため、ゼリー飲料であっても、空腹をごまかすには十分であった。つまるところ、体重が減っている時期には、食わなかったのだ…。
おいしいから危険だよ |
では、私が「食わない」ために、具体的に何をしたか。
…それは、以下のような感じで、とにかく徹底して「食べない」「食べるなら量を減らす」ことにこだわったのである。
○「1個だと少ないが、2個だと多い」というような物は、必ず1個にする。
→標準サイズのカップ麺や、ハンバーガー屋のハンバーガーなどがこれに該当する。
個数で迷ったときは、必ず少ないほうを選ぶようにした。
また、減量の初期は、適量だと思う分をよそったのちに、必ず少し戻す習慣を付けていた。
○無理に完食せず、少量でも残して保管する。
→例えば、炊飯器に2〜3口ほどのご飯が残っているときでも、量が多くなると思う際は、容赦なく残す。
勿体ないと言えば勿体ないが、無理に食べるほうが有害である。
また、保存が効くものは、僅かな量でも保管し、次の食事へと回す。
○野菜を大量に食べる。
→肉や穀物などを減らす反面、サラダなどの野菜については、意図的に量を増やしていた。ここだけは、恐らく普通の人の2倍は食べる。
野菜は低カロリーであり、その場しのぎの満足感を得やすいからである。
ちなみに、「野菜は多く食べる」というだけであって、他の食物も、減らすだけで物自体は食べている。
○ご飯を食べたらお菓子を食べない、お菓子を食べたらご飯を食べない。
→両方食べると食べ過ぎである。原則として、昼ごはんを省略し、代わりにスナック菓子などをご飯代わりとしていた。
栄養バランスが悪い? いやいや、食べ過ぎるほうが圧倒的に悪いよ。
○どうしても食べたいときも、先送りにする。
→ご飯を食べた後、すぐにお菓子をつままない。いわゆる満腹中枢は血糖値を検出しており、反映までタイムラグが有る。
お菓子を食べたいときも、「いまご飯を食べたのだから」と我慢する。
○ブラックコーヒーとカロリーゼロ炭酸飲料でごまかす。
→コーヒーはカフェインで、カロリーゼロ炭酸飲料は炭酸による胃の膨張で、それぞれ食欲をごまかせる。
人間は、食欲を満たすように食べていると、必ずちょっとずつ太っていくという不便な体に出来ているので、食欲はごまかすことが重要である。
ちなみに、この逆で、酒は食欲を増大させる悪党である。まあ、私には、酒を飲む習慣が既に無かったので、良かったが…。
○味付けのりでごまかす。
→それでも我慢ができない時は、少量の味付けのりを食べていた。塩と油の味で、なかなかの満足感が得られる。
1パック20kcal程度であり、まあ数パックであれば問題ないであろう。
○寝るか走る。
→それだけ頑張っても、夜が更けてくると、どうしてもおなかが空いてくることがある。その時は、諦めて寝るか、ランニングに行く。
じっとしていると食欲に負けてしまうのだが、別の行動をすることで、食欲をごまかせるようだ。
空腹になっても、ごまかして、次の日の朝に食べれば良いのだ。
[?]筋トレをする。
→多分あまり関係が無い。筋肉は脂肪より重いので、数値としての体重はむしろ増える。
また、トレーニングでカロリーを消費したところで、食欲をセーブできなければ、食べる量が増えるだけであり、痩せない。
以前までの私が痩せなかった理由は、運動だけにこだわり、食べる量を減らしてこなかったからであろう…。
[?]七味唐辛子や“だし”を使って味を濃くする。
→これは、減量ではなく、減塩である。ここ10年近く、血圧もずっと高かったので、ついでに心がけてみた。
というわけで。いろいろ注意して食べる量を減らしていった結果、冒頭に書いたように、1年で18kgの減量に成功したのである。
…また、一番下に書いたが、加えて減塩も習慣づけた。その結果もあってか、血圧についても、ここしばらくはずっと150以上の高血圧であったのだが、最近では120〜130程度と実に正常な値に戻った。この1年で、生活習慣病の危険因子を徹底的に撃退できたのである。
そして。最近では、十分に減量ができたということで、極端な我慢はやめ、食事も通常の量を取り、お菓子にもちょくちょく手を出すようになった。
…ただし、「2個か1個で迷った時は1個」「ご飯とお菓子を連続で食べない」「コーヒーとノンカロリー炭酸水を愛飲する」などについては、もう無意識レベルでの習慣となったので、今も続いている。次の1年で18kg太りました…といった悲劇をなくすために、ある程度の習慣は維持しなければならない。
――さて。現在の私の体型は、BMIは20.1である。統計上、最も健康なのは、BMI:22とされており、逆にBMIが19以下のような低体重は、健康上のリスクを高めるという。そして、私については、最初の目的であった「体重の増加傾向に歯止めを掛ける」という内容はもう初手で達成できており、BMIも、まあ“少し太っても大丈夫”という程度の絶妙な値に調整できた。ということで、あとは、この65kgを維持するだけで十分である。
「…君は、デブは嫌いかね?」を貼り付けそうになったが、思い直して全て美少女の画像にした |
ちなみに。私の密かな目標として、「腹筋を割ってみたい!」というものがあった。これも、地味に達成できたのである。
…というのも、この“腹筋を割る”という言葉においての“腹筋”は、「腹直筋」という筋肉を指し示しており、実は元から割れている。というわけで、“腹筋を割る”=“腹直筋の形を見えるようにする”ためには、筋トレよりも、まず脂肪を削ることのほうが優先であると言える。
――さて。私については、体重を削っていく過程で筋トレも行っていた。その結果、減量が終了した現在では、「ほんのり割れているかな?」くらいの腹筋を手に入れることができた。ちなみに、市販の体重計で、私の体脂肪率は12%となっている。男の体脂肪率は10〜19%が正常ということなので、こちらも“標準よりやや下”という程度の、ちょうど良い感じに調整ができた。もちろん、体脂肪率1桁を目指して減量すれば、更にバキバキの腹筋となるであろうが、逆に健康を壊す可能性があるうえに、私自身にも多大な苦痛が掛かるであろうと思われる。そこまでやる気は無い。
そういうわけで。私は、2021年の1年を使って、体重を18kg減らし、健康となった。いや、18kgって凄いよ。私は、ノンカロリーの炭酸飲料を買う際には、背負ったバッグに詰めているのだが、だいたい8本でバッグがパンパンとなり、重さもズッシリとしたものを感じる。だが、それでも12kgに過ぎない。以前までは、その1.5倍の肉を体の周りに付けて、24時間365日の行動をしていたのだ。いや、恐ろしいことだ…。
…ちなみに、この減量は、このサイトと全く無関係というわけでもない。何故なら、健康に長生きできれば、ゲームを遊べる時間が増えるからである。7年寿命が延びれば、PSハードの1世代ぶん多くのゲームをプレイできるのだ。こう考えると、健康ってめちゃ重要だな…。
――というわけで。読者の皆さまも、体重や血圧に不安を感じている人は、次の1年で頑張ってみてほしい。痩せます、食わなければ!
(2021年12月29日)
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