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管理人の日記ログ
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この直後、「ぎにゃぁぁぁぁ!!」しました |
いよいよ本日から、強化個体:「歴戦王」の第1弾となる「歴戦王
レ・ダウ」のクエストが受注可能となった。狙いが非常に正確な敵だった。
…さて、モンワンワイルズには、シリーズとしては恐らく唯一、「古龍」が登場しない。その代わりに、「生態系の頂点」と呼ばれるモンスターたちが、各フィールドに1体ずつ登場し、これらが歴代シリーズでいう“古龍”に相当すると思われる。そして今回、砂漠フィールドの「隔ての砂原」に登場する“生態系の頂点”「レ・ダウ」が、まずは歴戦王の第1弾として登場したのだ。
ところで。レ・ダウについて、私は、懐かしい思いを持っている。というのも、半年前に行われた、第1回オープンベータテスト(オンライン体験版)にて、レ・ダウとも戦えたからだ(【日記:2024/11/2】)。
…さて、第1回オープンベータは、リアイベなどではなく、“一般家庭のPS5でプレイできる、初めての体験版”となった。登場モンスターは4体であり、そのうち、チャタカブラ・ドシャグマ・バーラハーラについては、これまでのモンハンシリーズの敵たちと比べ、大きく動作が異なっていた。当時は、“新ハードでの新しいモンハン”ということで、落ち着かない雰囲気を感じたものであった。
――ところが、レ・ダウについては、もう明らかにモンハンなモンスターであり、特に、“いちど頭部を後ろに持ち上げてから咆哮するモーション”などは、誰かどう見てもモンハンである。それを見て、私は、非常に安堵したことを覚えている。そして、実際にゲームの蓋を開けてみても、他3体の「生態系の頂点」が、かなり特徴的な見た目と戦闘能力を持つ中で、レ・ダウは、実に王道と言えるモンスターになっている。恐らく、意図的に、1体はそういう敵を作ろうと思ったのだろう。
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かしこい |
さて。そんなレ・ダウは、歴戦王にて、大幅な強化を受けた。最も印象的なのは、狙いの正確さである。
…やれ、敵は、新モーションとして、“雷撃で足元を爆破しながら後退する”という、狩りゲーにありがちな接触拒否技を覚えている。だが、その技を皮切りに、全体的に、かなり正確に、ハンターを攻撃するように、思考ルーチンも強化された。横から足を殴っていると、こちらに振り向きながら両翼で地面を切り裂いて転倒させてくる。サービス行動だった雷撃は、威力や範囲以上に、狙いが巧妙となっており、1発目で気絶してしまった場合は、ほぼ確実にキャンプ送りとなる。歴戦王の狙いの正確さに比べれば、通常個体など、何も狙っていないに等しい。
そんなわけで、強敵だからこそ、対策が重要になってくる。
…まずソロで戦う場合、気絶からの追撃が危険であり、雷やられで更にピヨピヨしやすくしてくるため、「気絶耐性Lv3」が抜本的な解決策となりうる。必殺技の電撃大爆発(ネーミングセンスゼロ)についても、3/4くらい削られるだけで、一撃死はしないため、気絶さえ防げば、慎重な戦闘で勝利できる。
――では、オンラインでも同じなのかと言われると、それはそうなのだが、ただ、救難信号だと、全員が対策スキルを徹底することは難しい。そこで役立つのが、閃光玉である。誰かが攻撃を受けて気絶したら、すかさず閃光玉を投げるのだ。使い続けると、4回目から相手に耐性が付くようだが、構わない。一瞬でもひるませられれば、それで追撃をキャンセルでき、戦闘不能者の発生を防げる。敵の最大の強みである「正確な狙い」を妨害できるのだから、これ以上ないほど有用なのだ。実際のオンラインプレイでは、粉塵などによる回復よりも、閃光のほうがよっぽど嬉しく感じたものである。
というわけで。先日の日記では、ワイルズのオンラインについて、「各人が勝手に戦っているだけ」などと、否定的に書いたものだった(【日記:2025/4/29】)。だが、歴戦王レ・ダウの登場により、共闘プレイの面白さが分かってきたというものだ。
…やれ、ワールド&アイスボーンの時も思ったが、“オンラインゲーム”というのは不思議なもので、優等生的なクエストだと、あっさり終わってしまって、印象に残らない。楽しかったと語られるのは、理不尽なくらいに難易度が高かったり、うんざりするような周回要素がある場合だ。文句を言いながら遊ぶくらいが、オンランではちょうど良いのである。そういう意味で、歴戦王レ・ダウは、まだまだ本番と言えるような高難易度ではないものの、まずは、“協力プレイの奥深さ”を思い出させてくれたように思うのだ。
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この大盛況で、自分が救難信号を出しても誰も来ないのは、さすがに変でしょ |
ということなのだが。歴戦王レ・ダウについて、運営で不具合を起こしていたのか、本日はスムーズに楽しむことができなかったのである。
…さて、問題があったのは、救難信号だ。『ライズ&サンブレイク』は知らないが、『ワールド&アイスボーン』も、そして『ワイルズ』も、オンラインプレイの基本は、「救難信号」によるリアルタイム募集である。これにより、従来の「集会所で4人が揃ってから出発」という形式に比べ、革命的なまでにオンラインが円滑となった。よって、今作のオンラインにて、オンライン共闘プレイを始める方式は、「①救難信号が出されているクエストに参加する」か、「②自分がクエストを始め、開始直後に救難信号を出す」か、そのどちらかとなる。
というわけで、私は、まず①の「救難信号が出ているクエストに参加する」という手段を使って、「歴戦王レ・ダウ」のそれを選び、開始しようとしてみた。だが、一瞬で4人の枠が埋まってしまって、なかなか参加ができない。いや、“なかなか”どころではなく、全くゲームが始まらない。
…そもそも、「モンスター名を『(歴戦ではない通常の)レ・ダウ』で検索する」という方式を使っているにも関わらず、同時に募集されているクエストが4つくらいまでしか表示されない。一体、どこを検索しているのだろうか?
ワールド&アイスボーンで目玉要素が追加された時は、1ページ以上が丸々、同じクエストの募集で埋め尽くされるようなこともザラだったのだが…。
――かくして。私は、5分くらい挑戦してみたが、ついにはゲームを始めることができなかった。いくら何でも、これはおかしいであろう。“良い条件の調査クエスト”が、速攻で埋まって参加できないということは、別に珍しくない。だが、“誰でも自由に何度でも張り出せる固定クエスト”が、まともに遊べないレベルで混雑するというのは、少なくとも私は経験したことがない。
そのため、次に私は、②の「自分がクエストを貼って、救難信号を出す」という方式に変更した。だが、待てども待てども、全く人がやってこない。“NPCではなく、人間プレイヤーを呼ぶ設定にしている”ということは、何度も確認した。NPCと人間を両方とも呼ぶ設定にしているのが駄目なのかと思って、人間のみに指定してしたところ、本当に誰も来てくれない。
…やれ、オンラインプレイは、攻略を楽にするという以上に、他人とのプレイを楽しめるところに醍醐味がある。だから、“救難信号を出しても誰も来ない”というのは、あまりにも寂しいものである。1回目は初回ということで、NPCとの共闘で撃破をした。だが、さすがに2回目以降は、人間とのオンラインプレイを楽しみたい。そのため、2回目は、激運チケットを使っていたにも関わらず、私はクエストリタイアに至ってしまった。
――さて。「救難信号が出ているクエストが人気すぎて参加できない」と「自分が救難信号を出しても誰も来ない」は、普通の理屈で考えれば両立するわけがない。よって、何かおかしなことが起こっていたはずだ。もし、これが“仕様”というのなら、その仕様がバグっているのだよ!
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もっとストレスなくオンラインプレイを楽しみたかったなあ |
ちなみに。「他人の救難信号クエストに参加できないが、自分が救難信号を出しても誰も来ない」という怪奇現象が起こっていたのは、4月30日の21時前後であった。歴戦王レ・ダウの解禁日にして、平日ということで、恐らくは、最もオンラインが賑わっていた時間帯であったと思われる。よって、アクセス殺到によって、何らかの不具合を起きていたとしても、不思議ではない。
…ただまあ、それで納得できるかと言われれば、もちろんそんなことはない。こちらは、フルタイムの仕事を終えたあと、決して潤沢とは言えない自由時間を割いて、「ゲームを遊ぶ」という選択をしているのだ。それが、5分も10分もまともに遊べないというのはおかしい。“列を作って順番待ち”とか“大規模障害でゲーム停止”という感じではなく、遊べそうで遊べないから、余計に不満が溜まる。そして、少額とは言え、PSplusで追加料金まで払っている。それで満足にプレイができないのは、文句くらい言わせてくれという感じである。ちなみに、“のちに良い思い出として語られるような文句”じゃないぞ。
――というわけで。「歴戦王レ・ダウ」の敵としての出来自体は、ここ2ヶ月のモンハンワイルズのプレイ感覚を一新するようなものであり、とても良いものであった。だが、それと同じくらい、クエスト受注システムにて、悪い意味で感覚を一新してしまったと言える。今後もこのようなことが起こるのならば、更新日の夜は、プレイを避けるようにしなければならない。オンラインゲームなのだから、人が集まれば集まるほど楽しいようにするべきである。
(2025年4月33日)
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一応、「ファイナル」は有るらしい… |
悪辣なインターフェースに苦しめられながらも、PSplusエッセンシャルに1ヶ月だけ加入し、自動更新をOFFにした(【日記:2025/4/28】)。晴れて、1ヶ月だけ、モンハンワイルズのオンラインプレイが楽しめるようになったのである。
…というわけで、まず狙っていくのは、オンライン限定トロフィーだ。モンハンワイルズにおいて、オンライン協力プレイのみで獲得できるトロフィーは、4つである。そのうち、以下の3つについては、即座に入手が可能だ。
「●仲間と共に」:オンラインでクエストを1回クリアすれば良いだけ。
「●絆のはじまり」:メニューの「コミュニケーション」→「メンバーリスト」を開き、△の「サブメニュー」から「フォローする」で誰か1人を選べば良いだけ。
「●気になるハンター」:同じく「メンバーリスト」から、計30人分のプロフィールを確認すれば良いだけ。連続で見ることが前提とされておらず、1回1回最初から選びなおす必要があるため、やや面倒だが、問題点はそれくらいだ。適当なところで、クエストをクリアしたり、アルマに頼んで「おすすめロビー」でロビーを切り替えたりして、メンバーをリフレッシュすると、効率が良くなるだろう。ちなみに、30人目のプロフィールを見た瞬間にトロフィーが獲得できる(「30人以上を見た後、次のクエストクリア時にまとめて獲得」ではない)。
とまあ、これらは、最後の「●気になるハンター」が少し手間というくらいで、簡単に獲得できる。
…いっぽう、残ったオンライン限定トロフィーである「●仲間と共に、いつまでも」は、クエスト100回のクリアーを要求されるので、すぐに入手することはできない。ただまあ、オンラインだと、5分も掛からずにクエストが終了するようなこともあり、今回はPS5なので、ロード時間等のテンポも、過去作とは比べ物にならないくらいに良い。100回というと、なかなかキツそうだが、恐らく、この1ヶ月で達成可能であろう。
ちなみに、オンライン専用以外での残ったトロフィーは8つであり、最大最小が計4つ、全収集トロフィーが1つだ。残り3つについて、「生態系の頂点50体」は、言うほど大変ではいだろう。「レア度7以上の武器を5種類」も、持っている素材だけで、すぐにでも達成できそうだ。だが、「●東の地の探検家:レア度6の特産品を10種類入手した証」については、地獄であり、恐らく、また単独記事で愚痴ることになるだろう…。
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引き続きスタンプマンとして頑張っていく所存である |
ところで、トロフィー面を差し置いての、“肝心のオンラインプレイの楽しさ”については、残念ながら「こんなものか…」という感じであった。
…というのも、『サンブレイク』も部分的にそうだったが、『ワイルズ』では、初期バージョンのゲーム開始直後から、オフラインであっても、NPCの仲間3人を連れて、計4人での狩りが可能である。NPCは戦力として優秀かつ、サンブレイクほどではないものの、なかなか個性的なキャラ付けになっている。そのNPCキャラを呼び寄せる「救難信号」を、クエスト開始と同時に打ち上げる便利機能も存在する。以上のような理由により、PSplusに加入しなくとも、共闘プレイを楽しめるようになっているのだ。
――では、そのNPCと比べて、“実際の人間が動かしているキャラクター”が、特別に魅力的かというと、そこまでとも思えない。野良で、適当にモンスターを狩るうえでは、共闘というよりも、各人が好き勝手に戦っているだけという感じであり、NPCキャラとさほど感覚が変わらないのだ。
もちろん、「オンラインならではの面白ファッション」や「定型文を使ったロールプレイ」、「コミュニケーションの面白さ」に「参考になる攻略法」などもあるだろう。時に、非効率となることもあるだろうが、そういうドラマが起こるのも、人と人との関係ならではというものだ。だが、少なくとも数日プレイした限りでは、やはり「各人が好き勝手に戦っているだけ」と感じることが大半であった。
――また、火力部屋が多く、時間短縮に繋がるのは嬉しいのだが、これは作業ではなくゲームのため、過程というのも重要だ。それに、「歴戦王」など、今後の高難易度クエストを見据えた場合、自分以外の人が死ぬことで失敗してしまうデメリットも見逃せない。“非効率が楽しい”というのもオンラインにはあるのだが、さすがにクエスト失敗が楽しいと思えることは無い。“モンハン以外にもやることが山程ある今”なら、尚更というものだ。
ただまあ。既に私は、PSplusの1ヶ月プランを購入しており、これはキャンセルできない(一応、クーリングオフ的な感じで、14日間は購入キャンセルが可能であるらしいが、そこまで強く不満なわけではない)。
…また、現在は、アステラ祭ならぬ「交わりの祭事【花舞の儀】」というオンラインイベントが開催されており、配信バウンティが毎日更新されている(通常は週1回)。さらに、待望の「歴戦王 レ・ダウ」(【日記:2025/3/26】)についても、この4月30日から配信開始である。明日だ。もっと計画的に日記更新しろ…。ワールド&アイスボーンで一時代を築き上げた「歴戦王」を、5年ぶりにオンラインで楽しめるということで、期待が高まるものである。
――そういうわけで。PSplusの悪辣なUIに加えて、モンハンゲーム内でのファーストインプレッションも良くなかったものの、ここから1ヶ月はお金を払ったため無料でオンラインプレイを遊べるため、まずはそれを楽しんでいくことにしたいと思う。その後、延長するかどうかは、また1ヶ月後に考えれば良いだろう。ではでは、「ブーニベルゼ」と出会いましたら、皆さま、どうかよろしくお願いします…。
(2025年4月33日)
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懐かしい、PSvitaで最後に買った新品ソフトだった |
モンハンワイルズで、オンライン共闘プレイをするために、久々に有料プランの「PSplus」に加入をした。最下位のプランを、1ヶ月だけである。
…さて、数年前まで、私は「貴族」などと表現し、2番目に位置する「PSplusエクストラ」に、常時加入を行っていた。ただまあ、「フリープレイ」「ゲームカタログ」といった、フルゲームをオンラインでレンタルできるサービスについては、ほとんど活用していなかった。また、オンラインプレイについても、常時行っているわけではなく、最近だと、「地球防衛軍6」をそれなりに遊んだ、という程度であった。
――というわけで。最近では資金感覚がシビアになったこともあり、無駄に入り続けることはせず、“必要な時だけ再加入をしよう”と決めていた。そして、今回の「モンスターハンターワイルズ」が、まさにその“必要な時”ということで、再加入を決意するに至ったのだ。
ただし、購入したのは、前述の通り、「最下位のプランを、1ヶ月だけ」である。
…まず、「加入プラン」であるが、現在、モンハンワイルズ以外に、「プレイステーション」という枠の中だけでも、やるべき作品が山積みという状態である。よって、エクストラプランの「ゲームカタログ」に余所見をしている余裕は無く、最下位のエッセンシャルで十分なのだ。
――また、「加入期間」について、私が選んだ1ヶ月プランは850円であり、12ヶ月プランの6800円=ひと月あたり567円と比べると、割高である。ただまあ、今回は、大きな目的として、「オンラインのみで獲得できるトロフィー」の存在がある。よって、“それを入手したあとも、長くオンラインで遊ぶかどうか”という点について、まだ完全には決めかねている。加えて、PSplusの利用権について、最近ではセールが渋くなってきたが、6月の「Days
of Play」という期間に、利用権のセールが為される可能性が高いらしい。よって、長期加入をするのなら、そこで買うのがお得である。でも、オフ専トロフィーを概ね集めた中で、1ヶ月間オンラインができないのも寂しい…。その折衷案が、当座の間に合わせとしての、1ヶ月だけ加入になったのである。
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uzeeeeeeeee!!!! |
というわけで。私は、久々にPSplusに加入するに至ったのだが、サブスク特有の、あえて分かりづらくする形式が鬱陶しすぎるのである!!
…まず、「買える場所」自体はすぐに分かったのだが、初期表示されているのは、「12ヶ月プラン」である。では、1ヶ月だけ加入したいときは、どうすれば良いのかというと、L2
/ R2で切り替えられるということが小さく書かれていた。まあ、これくらいなら許容範囲ではある。
――しかしながら、それで1ヶ月を選んでも、次の画面で「12ヶ月プランがおすすめです」と、再度12ヶ月を購入するよう促してくる。初期表示の12ヶ月から、わざわざ小さな文字を読んで確認したのに、それを訂正しようとしてくるのだ。余計なお世話である。しかも、12ヶ月プランが表示された際の選択肢は「加入する」「スキップ」である。何を選べばどうなるか分かりづらい。なお、ここでの“加入する”とは「12ヶ月プランに変更する」、“スキップ”とは「1ヶ月プランのまま購入に進む」という意味だ。まあ、その後に会計画面が入るため、間違えて選ぶ人は、ほとんど居ないだろうが…。それでも、こっちは確認をして購入しようとしているのだ。余計な修正をするな!
さらに。一般的に、サブスクというのは、自動更新がオンにされていることが多い。理由は、長期加入=“購入している感覚を無くさせたうえで購入させる”というのが、ビジネススタイルになっているからだ。よって、PSplusについても、加入後、放置すると、購入したのと同プランを、セール価格ではない値段で、自動的に買い足してしまう。私は、1ヶ月限定での加入であり、追加購入をするとしても、6月のセールを狙っている。よって、“定価で勝手に1ヶ月ずつ足す”という悪辣な自動更新については、阻止しなければならない。明確な意思の無いダラダラとした購入行動…私の天敵である。
…しかしながら、この自動更新の解除が、例によって、何がなんだか分からない。メニューを「①設定」→「②ユーザーとアカウント」→「③アカウント」→「④お支払い方法とサブスクリプション」→「⑤サブスクリプション」→「⑥PlayStation
Plus」と、まるで業務マニュアルのごとく掘り下げた中に、ようやく設定画面を見付けられるのだが、そこから先の操作方法が、また不明瞭である。「プランを変更」かと思ったが、これは上位プランへの買い替えができるだけのようだ。お金の絡むことであるので、諦めてネット検索をしたところ、左下の「サブスクリプションをキャンセル[1回目](※文字が全て見えていない)」から進めば良いらしい。この際、“キャンセルされるのは「自動更新」であり、既に料金を払った分は、期日が来るまで使用可能である”(例えば、4月末に1ヶ月プランを購入したのであれば、ここでの「キャンセル」を選んだところで、5月末までは使用可能)という重要なことが、小さな文字で書いてある。あれだ、“自動更新をオフにする”みたいに、分かりやすく書くと、自動更新を解除されてしまう恐れがあるから、やりたくないんだろうなあ。
――そして。例によって、そこで「サブスクリプションをキャンセル[1回目]」を選んでも、「まだ試していないサービスはありませんか?」と聞いてくる。うるせえよ、キャンセルするって言ってんだよ! そこで、「サブスプリクションをキャンセル[2回目]」を選ぶと、さらにしつこく「これらのサービスが利用できなくなります」と聞いてきて、そこでの選択肢は「継続する」「OK」である。再び、どっちを選べば何が起こるのか分からない。“継続する”は、「現在のプランの自動更新をONにしたままにする」であり、“OK”は「自動更新OFFを実行する」という意味だ。そこで「OK」を選ぶことで、ようやく自動更新のOFFができる。例外的な返金処理とかではなく、自動更新をOFFにするだけでこれなのだ。さっさとキャンセルさせろ、馬鹿野郎!
そして最後に、ようやく解除できたところで、「キャンセルする理由をお聞かせください」と選択肢を出してくる。こんなタイミングで提示したところで、善意の批判など集まるわけがなく、「くたばれ」「死ね」みたいな感想しか出てこないであろう。ここまでユーザーを不愉快にする必要ある?
――かくして、私はようやく、割高な1ヶ月ごとの自動更新をキャンセルできた。繰り返すが、即解約や購入の取り消しではなく、「自動更新をOFFにする」という、ごく当然の購買行動をするだけで、これだけ手間が掛かるのだ。
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しね |
やれ。この手のサブスクの鬱陶しさというと、Amazonプライムを思い出す。私は、Amazonで買い物をするのは、年数回というところであり、細かい注文方法については、よく忘れてしまう。そして、“不要なAmazonプライムを即キャンセルする”というのを、これまで複数回、経験したことがある。あちらもあちらで、意図的に分かりづらい説明をされており、ストレスを感じるデザインになっていた。
――しかしながら、それに匹敵する悪辣な契約システムが、まさか私の身内にあるとは思わなかった。ご存じ、私は、ゲームを一番の趣味としている人間であり、その中でも、PSハードをメインのプラットフォームとしている。プレイステーションは、私にとって生活必需品だ。だが、その屋台骨であるオンラインシステムが、こんなにも意地悪な構成になっている。正直、自分の中での“プレステ”の印象が、割と無視できないレベルで悪化した感がある…。
(2025年4月33日)
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「あっ、ラスダンだ」って感じのデザイン(DQ11) |
DQ8のラスダン:「暗黒魔城都市」について、先日は「メタルウイング」について語るだけで終わってしまったので、実質的な攻略は今日からだ。
――ちなみに、同じく「空中に浮かぶラスボスの本拠地」という意味では、DQ11に「天空魔城」というダンジョンが登場する。DQ8→11というナンバリングの飛び具合からも分かるように、『8』の後、ドラクエシリーズは、しばらく正統RPG作品と呼べるような作品を出してこなかった。ナンバリングだと2つ開いただけだが、実時間としては、13年である。DQ11には、『8』の精神的続編ということで、何かとそれを彷彿とさせる演出が多い…気がする。
さて。3DS版のDQ8に話を戻そう。暗黒魔城都市の前半部では、荒廃した都市のような地形を探索していく。通路はところどころ崩れて、迷宮のような構造になっており、元々の広大さもあって、探索は一筋縄ではいかない。
…ただし、救済処置も存在し、道中には、2ヶ所の近道スポットが存在する。“レバーを倒すと、後戻り専用の階段が出来る”という内容であり、これにより、再挑戦時に短縮ができるようになり、脱出で態勢を立て直しやすい。また、ゲーム用語的に言うと、こういう地点があるということは、それだけ探索が正しく進んでいるということでもあるため、心理的にも一安心ができるものだ。
――ちなみに、「暗黒魔城都市」については、2011年に連載したプレイ日誌でも、1話を使って取り扱っている(【第9話】)。そこでは、“雑魚敵が強かった”という記述があるが、今回の3DS版では、特にそういう感じはしなかった。シンボルエンカウント方式になり、不要な雑魚戦を避けやすくなった点もあるが、それ以上に、タンバリンからの大技連発という戦法が鉄板であり、一瞬でバトルを終えられるからだ。MPは、余らせるくらいなら、使わなきゃ!
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過去日誌の画像をAI補正すると、まずまず見れる画質になる… |
さて。2つの近道を作り、前半部を終えると、次は、巨大な塔のような構造物を、下へ下へと進んでいくことになる。
…その後は、名物と言える地下街の登場だ。最初は、ラスダンに不釣り合いと言える、落ち着いた町並みが広がっている。しかしながら、ドーナツ型の構造を、ぐるぐるぐると回っていくと(方向はどちらでも良い)、少しずつ町並みが崩れていき、雑魚モンスターも出現するようになる。
――そして、最後に現れる階段を降りると、荘厳な扉の奥に、溶岩の流れ落ちる一本道が伸びている。ザ・ラスボス戦の舞台という感じであり、まったく奇をてらわない感じがステキだ。ドラクエは、こうするべきなのだ。
というわけで。このダンジョンのボスである「暗黒神ラプソーン」と戦うことになる。ただし、復活直後ということか、“人間の子供の顔が付いた、太ったホタル”のような、何とも言えないデザインをしている。なお、本編ラスボスと同名であり、「暗黒神ラプソーン(第1形態)」とでも表現すべきであろうが、1回目と2回目のバトルが離れており、基本的に混同の危険性が無く、「プチソーン」などと呼ばれることも多いようだ。
…さて、敵としては、小手調べの段階と言えるが、暗黒神としての潜在能力は本物であり、完全2回行動で、イオナズンやメラゾーマといった上級魔法、最大HPの3/4ほどを削る痛恨、その他にもST異常攻撃も使用し、なかなかの強敵となっている。BGMも、大ボス戦の「ドルマゲス(曲名)」になっており、見た目に反して、まさにラスボスの第1形態と言える強さだ。
――が、3DS版では、例によって、モリー1本槍がとてつもなく強力である。いつものように、モリーの「ゴッドスマッシュ」を主力に据え、ゲルダがタンバリンを掻き鳴らし、主人公とゼシカ(ククールから入れ替え)も、それをサポートする。敵は、「凍てつく波動」でテンションと強化を解除してくるが、頻度は低いので問題ない。というわけで、バイキルト+テンションUP状態でのゴッドスマッシュを何回か当てることで、あっさりと勝ててしまった。次は、脱出ルートであるが、既に文章が長くなってしまったので、また日を改めてにしよう!
(2025年4月33日)
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※倒せるとは言っていない |
ラスダン解禁タイミングでの2つの寄り道ダンジョンも終えたということで、いよいよ本丸の「暗黒魔城都市」へ進んでいく。
…さて、同ダンジョンはラスダンということで、広大な構造になっているが、まず第1エリアは、荒廃し、迷宮と化した都市を探索していくパートである。モンスターたちの根城だが、元は人間が住んでいた都市と融合したのか、教会のようなエリアがあるほか、図書館(本屋?)らしき場所では、人間の言葉で書かれた本を見つけることもできる。もっとも、「神鳥レティスや人間ごとき、ラプソーン様の敵ではない」と書かれた文献もあるため、やはり魔族の本拠地であり、この戦いのためにラプソーンが接収したのかもしれない。
ところで。ここでは、伝説の地雷武器である「メタルウイング」(正確な作中表記は「メタルウ『ィ』ング」)のレシピを入手することができる。この武器が、本日の日記の主役だ。
…さて、メタルウイングは、ブーメラン系統の最強武器である。“ブーメラン”という武器種は、共通して「通常攻撃で敵全体を攻撃できる」という効果を持っている。ご存じの通り、ドラクエシリーズでは、雑魚戦の比重が重めであり、攻略上、重要な武器と言える。さらに、本作における話題として、FF9やDS版FF3などで起こっていた現象と逆に、PS2の性能を活かしてDQ8では敵の出現数が多くなっており、歴代シリーズよりも活躍の幅が広がっている。
――というわけで。最初の町であるトラペッタで購入可能な「ブーメラン(武器名)」を皮切りに、雑魚戦においては、作中ずっと無双が可能である。技として、ブーメランスキルで覚えられる「超パワフルスロー」は、「敵に命中するごとに低下する火力の減衰率を0にできる」という効果に加え、さらに「与ダメージ自体も1.2倍になる」という壊れであり、消費MP4も序盤を超えれば屁でもない(勇気スキルによる消費MP軽減も受けられる)。そのため、本作で最も有用性の高い特技の一つと言えるだろう。あまりの使いやすさから、“全体攻撃が可能な攻撃呪文”の立ち位置を完全に奪っており、ある意味、バランスブレイカーとも言えるかもしれない。
ところがどっこい、ブーメランについては、雑魚戦では強力な反面、ボス戦での使い勝手は良くない。それでもストーリー中では「使い勝手が良くない」程度で済むが、裏ボス戦になると完全に力不足だ。最終的な到達点と言える「竜神王の試練」、そして「メタル狩り」、そのどちらにおいても、ブーメランは全くと言って良いほど活躍できない。
――そのため、ブーメランについては、「スキルは全く育てず、必要に応じて武器のみを使用する」か、育てる場合も「『超パワフルスロー』が覚えられる52pt」か、「ブーメラン装備時攻撃力UPの最終段階が取れる66pt」で止めるのが定石とされている。それ以降の特技は、残念ながら実用性が皆無に近く、「ブーメランを限界まで育てた!」というやりがいくらいしか得られるものが無いのだ。なお、ここまで、「メタルウイング」に限った話ではなく、ブーメランという武器種全体が持つ問題点である。
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3DS版DQ11にも、何気に「3DSでの3Dモード」という独自性が残った |
それでは、ブーメラン全体に関わる話題は終わりとして、満を持して、ブーメラン系統の最強武器である「メタルウイング」の話に移ろう。これは、ファンの間で有名な貧弱武器であり、なかば地雷錬金の一つとされている。
…まず、ラスダンである暗黒魔城都市では、図書室のようなエリアで、以下の書物を読むことができる。せっかくなので、全文を引用してみよう。
とまあ、こんな感じで。3DS版において、「錬金レシピが全て具体的なアイテム名で示される」という変更が行われた結果、文章がチグハグになっているところもあるが、メタルウイングの解説文の大事なところは、PS2版からずっと変わらない。そこには、「これさえあれば敵全体に攻撃できる上に、メタルキングの硬い体にもキズを負わせることができるぞ!」という、夢のような紹介が書かれている。しかし、これは率直に言って、嘘である。
まず、「メタルウイング」という名称であり、さすがに“メタル系に貫通ダメージを与える”という特性自体は持っている。しかし、その内容は、「1ダメージを与える」のみ。しかも、テンションやバイキルトによる強化を受けず、外れることすら存在する。よって、剣スキルの「メタル斬り+はやぶさ斬り」のような使い方もできない。なお、この頃は、ブーメランでは会心が出ないルールのため、HP4のメタルスライムならまだしも、はぐれメタル(HP8)や、メタルキング(HP20)を倒すのは無理である。FF2のアルテマみたいな、空前絶後のガッカリ感だ。
…ならば、メタル特効を捨て、“ブーメラン系統の最強武器”として使う場合はどうなのか。その攻撃力は「70」である。これをどう評価するかであるが、次点である「炎のブーメラン」との違いは、僅か7ポイントであり、工夫によって入手を前倒しできることもない。ドラクエシリーズでは、与ダメージの算出に使う「攻撃力」の数値は、「ちから
+ 武器攻撃力」という式で決まる。よって、通常、武器攻撃力が1割上がったとしても、ダメージ上昇量は1割より低くなるのだ。
――では、実際のプレイを想定し、ダメージを計算してみよう。主人公をLv50(PS2版にて裏ボスに挑戦できるくらい)とする。その場合、ちからのパラメーターは「165」、ブーメランスキル66ptの「攻撃力+20」も加味し、攻撃力数値は、炎のブーメランの場合は「248」、メタルウイングは「255」である。もっとも、これが直接ダメージとなるわけではなく、次に、ここから「敵の守備力÷2」を減算する。その値はだいたい裏ダンジョンの雑魚敵で、100前後というところだ。以上、最終的なダメージ計算に使われる数値は、炎のブーメラン装備時が「148」、メタルウイングは「155」となる。たった4.7%しか上がっていない。ブーメランの、“雑魚戦での使用”という目的を考えれば、誤差に丸め込める範囲だろう。
しかも、この微妙きわまる性能で、素材として「メタルキングのヤリ」を要求するのが、決定的にマズい。
…やれ、槍系統については、私も今回プレイで初めて使ったが、「なぎ払い」「さみだれ突き」「雷光一閃突き」「ジゴスパーク」など、序盤から終盤まで、様々な特技で活躍できる。その槍系統の最強武器を犠牲にして、せっかく作ったブーメランが、誤差と言えるくらいしか火力が上がらない。このように、全てのメカニクスを分かったうえでも微妙感にあふれているが、とりわけ、「メタルキングの硬い体にもキズを負わせることができるぞ!(※倒せるとは言っていない)」という優良誤認に騙され、そして戻せなくなってしまった場合には、絶望的な気分となるだろう。
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ヨーロッパ発売版には『8』のナンバリングが無い、ということらしい |
というわけで、酷い扱いの「メタルウイング」だが、その後のバージョンで、数多くの救済が用意されたということも知られている。
…まずは、「海外PS2版」だ。ドラクエシリーズは、海外では「DRAGON
WARRIOR」の題名で細々と発売されていたが、本格進出を目指したということか、DQ8では、海外でも「DRAGON
QUEST」の名称となり、サブタイトルは「Journey
of the Cursed King」、FF12の体験版とセットにしたうえで、メニュー画面のデザイン変更や、オーケストラBGMなどのアレンジが為され、その他にも、僅かな追加要素も用意されている。
――その中で、メタルウイングについては、攻撃力が70
→ 90に上がるという強化を受けた。炎のブーメランの攻撃力63はそのままであるため、差が広がり、例えば上記の想定によるダメージ上昇率は+18.2%となる。ある程度、火力差が体感できるようになったと言えるだろう。
次に、「スマートフォン移植版」だ。DQ8は、PS2版の発売後、携帯電話(スマートフォン)にも移植されている。発売は2013年、まだまだ“ソシャゲ”と呼ばれるゲームが中心だった時代に登場しており、操作性に問題があるとはいえ、PS2の大作ゲームを遜色なく移植したという点で、驚かれた作品であった。ただし、所詮は移植であって、3DS版のような多彩な追加要素は用意されていない。ちなみに、スマホ版DQ8は、現在も新品購入できる唯一のドラクエ8であるが、価格が3800円と高いこと(当初の2800円から値上げされた)と、そして3DS版の追加要素が無いことから、あまり積極的にはお勧めできず、私も今回のプレイをするうえでのバージョンとして取り扱わなかった。
――だが、そのスマホ版においても、メタルウイングは更なる救済を受けた。性能は海外PS2版と変わらないものの、新たな錬金レシピとして、「メタルキングのヤリ
= メタルウイング + ホーリーランス」というものが登場した。ホーリーランスは、FFシリーズと違って伝説の武器ではなく、安価な店売り品だ。メタルウイングを作るほうのウィングエッジも購入可能なため、メタルキングのヤリとメタルウイングを、自由に行き来させられるようになったのである。ちなみに、後のアップデートでわざわざレシピが追加されたらしい。ある意味、スタッフに気に入られている武器なのかも…。
そして。今回の「3DS版」では、「攻撃力90」「メタルキングのヤリに戻せる」に加えて、さらに境遇が変化した。
…まず、追加要素である「追憶の回廊」にて、「メタルキングのヤリ」の2本目が手に入るようになった。まあ、“15体いる超ボスのうち、13体目を倒したあとの報酬”ということで、既にゲーム攻略も残り僅かな段階である。しかしながら、窮屈感の解消には大幅に役立ってくれるし、実戦でも、メタルキングのヤリとメタルウイングを両立したり、後述するモリーと主人公の2人でメタルウイングを投げまくることも可能になった。ちなみに、槍については主人公しか装備できないため、槍二刀流という頭のおかしな編成は無意味である。
――そして。少し上で先走ったが、新たな仲間キャラであるモリーもブーメランを装備でき、専用のスキルも用意されている。モリーがブーメランスキルで最後に覚えるのは、主人公の「ギガスロー(笑)」とは異なり、「デュアルカッター」という強力な連続攻撃である。よって、その威力を最大限に引き出せるメタルウイングについても、作る意義が高まったと言えるのだ。
ちなみに。モリーは、ブーメランスキルで「メタルブロウ」という特技を覚える。これは、「ブーメラン装備時に使える全体攻撃で、メタル系に必ず2ダメージを与えられる」という内容だ。テンションやバイキルトでダメージが上がらず、メタルウイングの上乗せとも重複しない。
…やれ、メタル対策として、モリーは、ハンマー系統で「魔神の鉄槌&魔神の金槌」という会心技も覚える。よって、メタルブロウは、メタル狩りで最優先の特技とはいえない。ただし、「キラージャグリング+はぐれメタルの剣」という“ダメージ蓄積でメタルを倒す方針”もあり、それの手助けができる。
――また、メタルウイングとは直接の関係はないものの、「メタルブロウ」の2ダメージは、追加裏ボスの撃破報酬である「帝王の腕輪」による2倍補正を受けられ、4ダメージに強化される。ここまでダメージが上がると、なんとメタルスライムの群れを一掃できる。まあ、3DS版の裏ボスは、全員Lv99を前提とするような強烈な強さのため、もはや一発ネタに過ぎない。だが、我々が夢見たメタルウイングが、ここにあった!
というわけで。「メタルウイング」は、PS2版の地雷扱いから紆余曲折を経て、3DS版では、まあブーメラン最強の武器として、他系統に大きく劣らないくらいの一品になったと言える。
――やれ、今回の私のプレイでは、主人公では槍・モリーではツメ系統を使いたいという思いが強いため、メタルウイングは作成しない。だが逆に、PS2版の頃に思いを馳せたうえで、あえてメタルウイングにこだわってみるというのも面白いだろう。まあ、たかが1つの武器なのであるが、されどプレイ日誌の1話ぶんと言えるくらいの文量を書けてしまう、ものすごいエピソードを持った武器でもあるのだ…。
(2025年4月33日)
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油がこんなに有るなんて勝ち組でしょ |
ここ数日は、経済ニュースも多く流れてきた。株式市場の次に気になるのは「物価高対策」であるが、残念ながら、私は非常に落胆した。一言で表現すると、「国の仕事は、時期が遅くて、規模もショボい!」である。
第1のニュースは、ガソリン価格だ。自民党政府の物価高対策として、「ガソリン価格を、『5月22日から』『10円』下げる」ということを行うそうだ。会見を開き、Twitter(現:X)に動画までアップロードするということで、自民党的には、夏の参議院選挙も考えに入れたうえでの、“物価高対策の目玉”ということなのかもしれない。確かに、選挙対策としては、インパクトが大きいと言えよう。負の意味でな!
…まず、現在のガソリン価格は、1リットルあたり170円~180円というところだそうだ。そこを10円と言われても、「たかが10円?」という気持ちにしかならない。広く知られているが、現在のガソリン本体の価格は100円程度であり、そこに合計約70%という超高額の税率が掛けられて、実際の販売価格となっている。ガソリンが高いのではなく、税金が高いのだ。だから、「補助金を出して価格を下げさせる」なんて回りくどいことをせず、税金を下げれば良い話である。
――しかも、その開始が、「5月22日から」ということらしい。今から1ヶ月後である。遅すぎる…。ガソリンは生活必需品であり、自動車を自分で運転する人はもちろん、物流という意味では、この国のあらゆる物の値段に関わっている。それをたかが10円下げるのに、1ヶ月が掛かるというのだ。お話にならない。下手をすると、その1ヶ月で更に10円値上げをされてしまい、全く店頭価格が下がらない可能性すらあるぞ。
ちなみに、まずまず知られているが、ガソリン価格には「トリガー条項」という減税のためのルールが存在し、暫定税率の25.1円+それに掛かる消費税の2.5円=27.6円を、自動的に減税する仕組みが既に用意されているという。その“トリガー”が引かれる条件は、「3ヶ月連続で販売価格が160円を超えること」であるという。バグってるぞ。減税のためのルールが設定されているのに、わざわざ自民党がそれを止めているのだ。
…ちなみに、「トリガー条項」が凍結されている理由はハッキリしており、2010年にルールが定められたものの、東日本大震災(2011年)によって、一時的に適用が停止されたという。だが、それからもう、15年止まったままである。ネトゲ運営と同じであり、ユーザーが有利になるバグは一瞬で修正されるが、その逆は延々と放置されるのだ。ちなみにガソリン税のうち25.1円の部分は、「暫定税率」という名称だ。暫定(51年)。
――やれ、世の中には、「ガソリンの一滴は血の一滴」という言葉がある。これは、すごく日本感のあるセリフだが、もともとは第1次大戦時のフランスで始まったという。その際は、単に「石油という物資は、人間の命と同じくらい重要」という意味だったのであろう。ただ、“国を一匹の生き物”として考えた場合、物流とは血液の流れであり、それを支えるガソリンは、まさに血液と同等と言える。ガソリンは、国家にとっての血なのだ。それを、「1ヶ月後に10円だけ下げる」というのは、まさに、いつもの自民党様である。「自民党政治が、若者に伝わっていない」?
いや~、そんなことはなく、しっかり伝わっていて、そのうえで支持されていないんだと思いますよ!
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効果がミニマム |
次に、物価高の象徴といえる「コメ」についても、動きがあった。既に存在する無関税の枠を拡張することで、アメリカ産のコメ輸入を増やそうという動きがあったのだ。ただし、7万トンだけである。
…まず、ご存じ、コメについては、1kgあたり341円という莫大な関税が掛かる。よって、輸入米は一気に2倍以上の値段に跳ね上がり、海外米が参入するための大きな障壁となっている。しかし、そうやって高い関税を掛ける一方で、「ミニマムアクセス(MA)米」という制度も存在し、そこについては関税ゼロで輸入ができるようになっている。運用枠は77万トンであり、多くは家畜の飼料用などとして回っていて、一部がヒトの食用にも回っている。そして、今回の対策は、「MA枠を増やすことによって、関税ゼロでの輸入を増やし、コメの価格を下げる」という内容だ。
――やれ、私は、「空振りの地震注意報ごときで価格が2倍になる」という国産米の情けなさに失望し、関税をゼロにして、輸入米を大量に入れるべきだと思っている。しかしながら、すぐさまできる対策として、“既存の無関税枠を拡大する”というのは、悪くないアイデアのように思えるものだ。
ところがどっこい、このMA枠の拡大は、検討では、たった7万トンということらしい。ショボッ! 桁1つ間違えてないか!?
…ちなみに、これがどれくらいかと言うと、例えば、コメ不足が起こる前の2023年度の日本人のコメの消費量は、681万トンということらしい。国民1人あたり、51.1kgという計算になるそうだ。ということで、平時なら、「1%の輸入増」というのは、市場価格や消費行動に、それなりに影響を与えることだろう。だが、今は、コメ価格が一気に2倍に暴騰する有事である。そこに、たかだが7万トンを継ぎ足したところで、備蓄米と同じく、また転売屋:農協が買い占めて、価格を下げないためにチビチビ放出し、そしてバカ大臣が「なんで値段が下がらないか分からない…」とボケて終了だ。もうこれ共犯関係だろ。
――というわけで。無関税枠の追加が7万トンなんて規模では全く足りず、せめて10倍、または「第1弾として7万トン、その後に価格が下がるまで毎月7万トンずつの予定」などと、とにかく量を増やさなければ、全く意味が無い。しかもこれ、「検討」ということで、時期すら決まっていない。もう絶望的である。備蓄米と同じく、何の影響も与えられずに時間だけを無駄にして終わりであろう。まさに、「時期が遅くて、規模もショボい」である。
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現政権については、辞めたくてわざとやってるの?
って思う |
というわけで。「ガソリン」と「コメ」という、2つの生活必需品について、いかに自民党の対策がショボいかということを紹介させていただいた。
…やれ、そろそろ夏の選挙も近付いているということで、各党が選挙対策を打ち出してくる時期である。こういうものは、駅前の塾が「東大:◯◯人」と列挙しているように、多少は盛って言うものだ。が、自民党の策は、寄せて上げたうえで、この程度なのである。しかも、それで国民に喜ばれる、自分たちが投票して貰えると思っているらしい。自民党どもが、どれだけ庶民と感覚がズレているか、よく分かるというものだ。
ちなみに。では、「自民党政府」がすることが100%ダメなのかと言うと、そういうわけでもない。例えば最近だと、菅政権の携帯電話料金値下げは凄まじかった。私は、当初「どうせ大して下がらないだろう…」と冷ややかな目で見ていたものの、「下げろよ。あくしろよ」と国が圧力を掛けたところ、僅か数ヶ月で、半額近くにまで値下がりした。「ぼったくりの三大キャリアが下がるだけでしょ?」とも思っていたが、私の使っている格安SIMも料金が半分近くに低下した。私はこの時に、国というのは、物凄い権力を持っているのだなと、強く実感したものである。
…その他、糞ウイルス時のワクチン争奪戦なんかも、今の政府なら、「必要な時に足りず、いらなくなってから大量に届く」となりそうだが、実際には、やや遅れた感があったものの、大流行となる前に必要量を確保し、あの時は我慢強かった国民の協力もあって、諸外国と比べ、概ね対策は上手くいったように思う。私が活用しているNISA枠だって、政府が作ったものであり、2024年からは年間40万円→360万円と、大幅拡充をされている。自民党政府だって、やるときはやるのだ。
――だが、それらの点を踏まえたうえで、やはり、現在の物価高対策は0点であると評価せざるを得ない。今回、例に挙げたガソリン・コメは、まさにその象徴である。こんな「時期も遅くて、規模もショボい」というものは、論外だ。無能な政府には、退陣してもらう以外には無い。結局のところ、世の中は金なのである。
(2025年4月33日)
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くさそう |
ラスダン解禁時点での寄り道ダンジョン:パート2は、「奈落の祭壇」という名前である。3DS版の追加要素であり、とあるキャラクターが再登場することで非常に有名だが、それ以外についても、何かとお得感の多いマップになっている。
…さて、このダンジョンの解禁方法は、少々複雑であり、「①聖地ゴルドへ入る」「②竜骨の迷宮の最深部まで行く」「③トロデーン城近く、船が置かれていた場所の近くの入口に入る」という手順で訪れられる。最初の①がノーヒントであるが、世界をくまなく回るタイプのスタイルなら自然発見できるし、今現在の環境で完全に事前情報ゼロという人も少ないと思われるので、OKだろう。②と③は順番に示されるので、問題ない。
そして。ダンジョン内部は、ドルマゲスと戦った「闇の遺跡」のような構造となっている。敵の強さは、ラスダンと同等という程度であり、新規の追加モンスターも多く出現する。銅像をぐるりと回すパズル的な仕掛けも存在し、なかなか凝った作りだ。
…さて、注目点その①として、第1フロアの最後に、「天の門番(てんのもんばん)」という金ピカの新規石像モンスターが、4体セットで登場する。本編ラスダン脱出戦における"勇者たちの像”を彷彿とさせる演出であり、ボス戦BGMが流れるという特別感もあるが、実力は大したことが無い。
――が、こいつからは、撃破によって「スキルの種」を入手できる。しかも、設定ミスなのか、ヤンガスの「ぬすっと刈り」&「大泥棒の鎌」で高確率で盗めるうえに、倒す前に全滅すれば再び盗むことが可能になる。皆さまご存じの通り、DQ8のスキルというのは、“キャラごとの全系統満タン”に500ptが要求されることに対し、Lv99でも350ptまでしか付与されないため、最強育成においては、「スキルの種」&「超スキルの種」の大量入手は、大きなテーマであった。それを、バグっぽいかつ期間限定とはいえ、大量に稼げるようになったことは、隠れたお得テクニックと言えよう。ちなみに、もちろん私は気付かずに粉砕してしまった。雑魚版の「天の門番」からは、このような確率ではスキルの種を入手できないため、完全に後の祭りである…。
次に、「奈落の祭壇」注目点その②は、第2フロアの毒沼エリアである。だだっ広い毒沼は、血のように真っ赤な色をしており、一定時間ごとに、通常の5倍である5ダメージを受ける。これくらいになると、さすがにゲーム終盤程度のHP水準であっても痛い。FFシリーズにおけるレビテトのようなダメージ無効手段は無いため、一定時間ごとに回復をしていく必要がある。
…ただ、それだけに、探索の価値は大きい。幾つか存在する浮島には、「オリハルコン」「金塊」といったレア錬金素材を皮切りに、はぐれメタルの剣の元となる「古びたつるぎ」とヤンガスの最強武器である「覇王のオノ」の、それぞれ2個目が手に入る。
――さて、これらのアイテムについて、「古びたつるぎ」のほうは、裏ダンジョンの敵も1/256でドロップするが、そういった手順を経ずとも、「はぐれメタルの剣」×2、または「はぐれメタルの剣+竜神王のつるぎ」という組み合わせを実現できる。はぐれメタルの剣は、3DS版だとゲルダの最強武器となりやすいので、重要度は高い。あた、「覇王のオノ」のほうは、最強ハンマーである「メガトンハンマー」の素材のため、PS2版の頃は2者択一であったが、3DS版では晴れて両立が可能となった。さらに、ハンマーはモリーも装備可能であるため、これまでとは異なる感覚で使うことが可能となった。完全新規の装備品を用意するだけではなく、既存品についても新しい解釈をできるようにする。追加要素のお手本と言えるような作りだ。
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もう根絶やしになっとるから安心しろ |
さて。最深部では、ボスの「ジャハガロス」が登場する。暗黒神ラプソーンの部下の一人であるが、これまでは賢者たちによって石化されていたが、そこから復活を遂げた。と書くと、賢者の末裔が死んだことによって封印が解けたように思えるが、どうやら偶然このタイミングで蘇っただけということらしい。あれだな、FF13の2章の、ライトニング&サッズのシーンで、ライトニングが祈ったから遺跡の扉が開いたように思えるが、「実はスノウが中でボタンを押していただけ」という設定に似ている。
…そんなジャハガロスは、完全新規デザインのボスであり、頭身低めのケンタウロスという感じだ。冷静になってみるとイマイチ燃えないデザインだが、悪そうな顔をしていること、そして、BGMが大ボス戦の「ドルマゲス」であることから、倒すべき敵であるという雰囲気は伝わってくる。むしろ、デザインのほうも、絶妙な小物感が出ていると言えるかもしれない。
――ちなみに。こいつとのイベントシーンでは、“敵の叫び声に合わせて、ウインドウ枠がアニメーションする”という、この敵だけの独自演出が入れられている。その他、多数の新技を使ってくるほか、既存技でも、呪文使用時の効果音がオリジナル、「凍てつく波動」の演出など、なにかと凝っている。原作プレイ済みのユーザーにも、追加要素で楽しんでもらいたいというスタッフの気持ちを、強く感じるものだ。
さて。そんなジャハガロスであるが、敵としての実力は、大したことがない。既に環境が「タンバリン後」に進んでおり、敵の攻撃も、なかなか威力はあるものの所詮は1回行動ということで、あっさりと勝ててしまった。
…と思いきや、敵はやられたふりをして、罠を張っており、一行は重力100によって動きを封じられてしまった。かくして、3DS版DQ8の勇者たちの冒険は終わってしまった。まあ、レティスがリバース=セフィロス化して、PS2次元のほうで世界を救ってくれるから、大丈夫でしょう…。
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「勘違いするなククール。貴様を殺すのはこの俺だ」 |
ということはなく、ここで皆さまご存じの通り、まさかのマルチェロが現れて、主人公たち助けてくれる。PS2版では、聖地ゴルドでの戦闘後に行方不明となっており、死亡説も囁かれていたが、3DS版では、ここで再登場をするのだ。
…そしてさらに、登場をするだけでなく、ゲストキャラクターとして共闘をしてくれる。このシステムは、PS2版ではチャゴスの時に用いられており、1ターン無駄行動をして2ターン目に逃げるというヘタレ演出のみに用いられていたが、それを応用して、ちゃんと戦ってくれる味方を出したのだ。
というわけで。ここまでのジャハガロスは「第1形態」であり、マルチェロ参戦後は「第2形態」となる。“あの人は今”で盛り上がり、その強さを示すための弱い敵…ということはなく、敵は完全2回行動にパワーアップし、痛恨の一撃や、必中麻痺の追加効果を持つ打撃、そして岩を落としての全体攻撃など、火力も絡め手も強力である。マルチェロは決して戦闘不能にならないが、主人公たち4人が死ぬと全滅扱いである。
――そんなわけで。実際のバトルとしては、麻痺攻撃が厄介であり、麻痺を解除できる「キアリク」が重要となるのだが、主人公とククールしか使えず、全体回復を唱えられるのもこの2名であるため、主人公かククールが麻痺させられたターンが危険である。私は、モリーの強さに頼りきりであり、まとまったレベル上げをしておらず、しかも今回の奈落の祭壇には最速タイミングで来たということで、非常に苦戦をさせられてしまった。しかしながら、チーム呼びなども駆使し、ギリギリのところで、勝つことができた。ふう、良かった…。
ちなみに。その後のマルチェロであるが、パーティに正式な味方として加わることはない。また、「貴様を殺すのはこの俺だ!」とマルチェロvsククールの2回戦が始まる…なんてこともなく、そのままどこかへと消えて、以降はPS2版と同じく、消息がつかめなくなってしまう。
――とはいえ、改心したか分からなかったPS2版と比べ、3DS版では正義の心を取り戻しており、大幅に救いのある結果になったと言える。とまあ、こんな感じで、「奈落の祭壇」は、なにかとお得感のある追加ダンジョンであった。強い裏ボスを増やすだけではなく、こういう形の要素もアリなのだなあ。
(2025年4月33日)
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不良猫 |
今日は疲れたので寝ます。
かわいくない猫の画像でも見て落ち着いてください。
また明日!
(2025年4月33日)
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このへんないきものは、まだサザンビークにいるのです。たぶん |
終盤の2ボスを倒し、ラスダンである「暗黒魔城都市」が解禁されたところからである。今回は、“このタイミングでの寄り道ダンジョン”を取り扱っていくことにしよう。3DS版の追加要素を含めて、計2つが存在するが、まずは「トロルの迷宮」からだ。
…というわけで、まず向かったのは、大臣の家である。「どこの誰?」と言いたいところであるが、ゲーム中で訪問できる「大臣の家」は1つしか無く、中盤の山場であるサザンビークに存在する。頭身の高い王に対して、ちっちゃくて恰幅が良いという、分かりやすいゲーム的デザインをしている。
――その他、サザンビークの大臣は、何気に一家全員がゲームに登場している。妻は妻で、金持ち一家にも関わらず薬草を値切ろうとする(しかも、大臣の威光を借りる)という情けない姿をさらしている。「値切る」という行為は、その商品に付けられた価値を評価していないということであり、私は、あまり好きではない。というわけで、いち個人としても上品とは言えないが、「大臣の妻」としてそれを行っているので、政治家の伴侶としては最悪だ。一応、牢獄内では、家出した息子に会いたいと言っているため、多少の同情はできるが…。
そして、ひとり息子は、「ラグサット」という名前であり、ゲーム序盤にゼシカの婚約者として登場するが、あっさりとフラれる…というか、ゼシカが家出をするか否かで親と大喧嘩をしているところであり、タイミング最悪で、そもそも相手にされていなかった。しかしながら、その結果に納得せずに無理に迫るようなことはしていない。そして、本編での出番が終わったあとも、サブキャラとして何度か登場する。“ドラクエ世界のデザインとして、100点満点の勘違いイケメン”といった見た目も相まって、愛すべきダメ男という雰囲気になっている。あと、メイドちゃんは常識人です。かわいい。
そんな大臣の家は、サザンビークに入って右側の高台にある。この家に、「ラスダン解禁後」「夜に」「2階を」訪れると、寄り道ダンジョンの「トロルの迷宮」を探索することができるのだ。ちなみにノーヒントである。一応、城と町の人々に話しかければ、“大臣が行方不明になった”ということは噂されているので、世界中の人に逐一話しかけて反応を楽しむタイプのプレイであれば、発見できるかもしれない。
…しかし、DQ8をプレイ済みの方は分かる通り、基本的に、町については初めて訪れた際にフル探索を済ませるものであるし、夜は人通りが少なくなるので歩くには不向きだし、そもそもイベントを終えた町の民家2階をわざわざ訪問するなど、よほどのことが無ければやらないことだ。
――そういうわけで、この「トロルの迷宮」は、あらかじめ知っていなければ、発見は非常に難しいと言える。ダンジョンの中途半端な規模も含めて、何から何まで謎そのものだ。開発終盤に、少しだけ容量ないし労力が余ったので、おまけとして追加したとかだろうか…?
ちなみに、あまりに地味過ぎて、私が探索するのは初めてだが、3DS版の追加要素というわけではなく、PS2の頃から存在する。
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声に出して読みたい日本語やん |
そんな大臣の2階の家では、鏡が光っており、そこを調べることで、異世界である「トロルの迷宮」に入ることができる。ちなみに、光っているとは名ばかりで、基本的にただ白いだけである。「まぶしくてあんま見えないんだけど、誰?」という雰囲気では、全く無い。
…さて。トロルの迷宮の内部は、遊園地などでよくある直角迷路という感じの地形であり、マップこそ無いものの、視界が開けているため、迷う要素は無い。そして、あくまでおまけダンジョンということで、1階層だけのシンプルな作りだ。敵は、闇の神殿やリブルアーチの当たりで登場した「トロル」、ラスダンで登場の「ボストロール」、そして紫色のトロルは何かと思ったが、裏ダンジョンの後半部で顔見世する「トロルキング」ということらしい。これら3体を中心に、サイクロプスやスライムベホマズンといった、図体のデカい敵たちがひしめいている。
――というわけで。ネットの攻略サイトというリアルマップを参照し、全ての宝を回収しながら進め、奥でボスと言える「ボストロール×2」と戦闘になる。どうやらHPが少々高く調整された個体のようだが、所詮はザコのボストロールなので、問題は無い。
ところで。このイベントで印象に残るのは、戦闘ではなく、ボストロールとの会話である。まず、口調からして、「ボストロール的には~」と、自分を名前呼びする平成女子のような感じである。また、内容としても、大臣たちを捕らえてスープに入れようとしているが、勇者たちは強そうだから見逃してくれと宣言し、それを承諾すると、お礼に主人公たちを全回復してくれる。ルビカンテのようでルビカンテではない…。そしてもちろん、回復後にも裏切りは可能であるため、全力を出して叩き潰させていただこう。
・・・・ちなみに、ミニイベントだが、3DS版ではボイス付与の対象になっており、化け物らしいゲレゲレした声で喋ってくれる。ちなみに、露出度および付与されたボイスから、男にしか見えないが、「料理好き」「名前呼び」ということで、女の子かもしれない…。
――さて。そんなボストロールたち2体を倒すと、最後に「いい夢 見させてもらったぜ!」という謎のさわやかセリフとともに、ボストロールが消滅する。紫色の煙に包まれてポンッと消えるため、この鏡の中自体が、夢の世界ということなのかもしれない。DQ6?
そして大臣からは、一連のイベントの達成報酬として、「力の種」×2と「命の木の実」×3を貰える。大臣たちは、牢獄に捕らえられている最中、これを食べて飢えをしのいでいたらしい。DQ世界のドーピングアイテムは、作中では、薬効のある特殊な食べ物という扱いのようだ。やれ、この手のアイテムには、世界観的な位置付けが有るものと、無いものが存在する。前者の代表は、言わずと知れた「タウリン」や「インドメタシン」、後者はFF8の「パワーアップ」などが存在するな。もう一つの寄り道ダンジョンである「奈落の祭壇」は、また次回!
(2025年4月33日)
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【私の中での韓国の印象:その①】。ルシがテロリスト(割と正しい) |
1週間ほど前に、“韓国旅行のおみやげとして、お米を買ってくる”という人々が話題になったが、引き続き、韓国米についてのニュースが届いた。韓国米が、日本に本格輸入され始めるという。私としては、選択肢が増えることは大歓迎だ。嫌だと言っている人、あなたは客じゃないので結構です。
…さて、ニュース記事の内容からすると、“韓国から日本へのコメの輸出量”は、普段とても少ないのが、今年は4月頭にまず2トンが出荷され、韓国街がある東京:新大久保などで販売され、10日ほどで売り切れた。それにより、更に20トンの入荷が決定され、5月ごろから店に並ぶという。
――ちなみに。気になる価格については、10kg9000円ということである。現在の日本ぼったくり米と比べて、特別に競争力のある価格とは言えない。ただし、この9000円は、ネット販売であり、税込み・送料込みである。また、20トンの追加輸入分が到着する前の価格だ。そもそも、前述した通り、「韓国から日本へのコメの輸出」は、従来は量がとても少なく、販路が確立されているとは言えない。今後、日本での販売が定着すれば、更に安くなることも期待できる。用途として、こだわりの韓国料理に使用するほか、日本に最も気候が近い国のコメということで、値段と量次第では、普段遣いも可能となるだろう。繰り返しますが、買いたくない人はどうぞ勝手に日本米を買っていてください。
ところで。韓国国内でのコメの販売価格は、概ね、10kgで3000円~4000円という程度らしい。現在の韓国の物価は、日本とほぼ同程度ということで、実際に、1年ほど前までは、日本でもこの値段でコメが買えた。適正価格というやつである。
…しかしながら、そこから日本で販売するとなると、話は一変する。まず、自民党の関税によって、1kgあたり341円…つまり、10kgで3410円が上乗せされる。そして、韓国国内では、日本の消費税に当たる税率は10%だが、基礎的な食材は非課税という政策が取られているらしく、コメもそれに相当する。よって、日本消費税8%の存在は、いわゆる“非関税障壁”として立ちふさがる。最後に、ネット販売ということで、個別客への送料をどう評価するかであるが、ざっくり1000円としよう。これらが、日本で販売する際の値上げコストとして積み上がってくるのだ。
――では、実際に計算をしてみよう。韓国でのコメの販売価格:「10kgで3000~4000円」の間を取って、10kg3500円の韓国米を日本で販売するとしよう。日本に持ち込むことで、バカバカしい自民党の関税により、まずは3410円が上乗せされる。一気に価格が6910円に跳ね上がるが、そこに、8%の消費税が掛け算され(元の3500円に8%が掛かるのではない!)、更に552円プラスの7462円となる。ここに、日本国内での仮の送料:1000円を加え、最終的に8462円だ。以上、船による輸送費を度外視してもこの値段である。「10kgで9000円」という価格設定は、決してぼったくりとは言えないだろう。ぼったくりは、この過程で4000円も税金を取っている自民党だろうが!!!
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私の中での韓国の印象:その②。SHIFT
UP先生の次回作にも期待が大! |
そういうわけで。韓国米は、あくまで現状だと、日本の消費者にとって、特別に競争力があるとは言えない。しかしながら、今後、販路が拡大することで、価格や量の面で、魅力的な商品となりうるだろう。コメは戦略物資であり、単独国家(※日本国内含む)に依存するのは好ましくなく、多数のルートを確保しておくことは重要だ。そういう雰囲気の記事ではないが、“食の楽しみ”という意味で、韓国米に触れてみるのも面白いだろう。
それはそうと、安全・安心の日本米()が、韓国米
…まず、諸悪の根源である「農家」は、諸外国と比べて数分の一の生産性しか持たず、関税で甘やかされている中、全く国際競争力を付けられてこなかった。謎に被害者ヅラをしているらしいが、加害者以外の何者でもない。また、「流通に関わる人間」は、コメを溜め込んで価格を吊り上げる、最大手の転売屋だ。そして「自民党政府」は、ちっうるせぇな、対策しまーすという感じで、チンタラチンタラ行動し、値上げによる消費税で丸儲け、そして相対的に海外品が安くなれば、今度は関税収入でウッハウハである。これが、この国の食卓を苦しめている連中の正体だ。
――やれ、“食”というのは、古今東西、人が生きていくために、絶対に必要である。これを、安定した価格と量で手に取れるよう提供しつづけるのは、組織・社会・国家が行うべき、最も基本的な役割だ。それをできない連中に、国を治める資格は無い。もう少しハッキリした言葉を使おうか。クソ日本人どもより、アメリカ・ベトナム・韓国といった外国の農家さんたちのほうが、よっぽど信頼できるって言ってんだよ!
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私の中での韓国の印象:その③。曲も映像もヘビロテするくらい大好き! |
ということで。私の主張については、次の通りだ。日本のコメ政策は失敗と見切りをつけ、関税を撤廃して、安くて質の良い海外米を輸入する。また、物価高も深刻であるため、主に食料品に掛けられている「8%」というほうの税率を、5%~0%という感じで、減税する。これらを、私は永続的に行うべきと思っているが、最悪の場合、時限でも構わない。とにかく、来月からやるくらいのスピード感でないと、国がもたない。
…ただまあ、自民党だから、関税撤廃どころか、むしろ、海外米のほうが安くなっている現状を見て、“国内産業の保護()”を名目に、コメの関税を引き上げるなんてことをやりかねない。減税に関する話もそうだが、自民党からは、“自分たちの政治”が最重要であり、国民の利益になることはやりたくないという気持ちが、とても強く伝わってくる。国民を苦しめて食う飯は、さぞウマいのだろう。その気分、夏の選挙で、こっちが味わわせてもらうよ。
――さて、話がいろいろと逸れてしまったが、今回の話題の発端は、「韓国米が10kg9000円で販売されている」ということであった。この価格は、現状、特に魅力的には映らないものの、その理由は、自民党が4000円もの税金をぼったくっているからである。そして、日本のコメ産業は、韓国と比べても、半分ほどの能力しか持たない。食についての国力は、韓国のほうが圧倒的に上ということが、明確に示された。ありがとう自民党!
(2025年4月33日)
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次鋒 (魔犬)レオパルド
行きます!! |
「不思議なタンバリン」など、空を飛んで集められる宝を収集したあとは、メインシナリオへと話を戻していく。
…まず、話の流れは、最後の「賢者の末裔」である法皇さまを守ろうという展開になる。そもそも、そのために空を飛ぶ手段を探し求めるに至ったのだが、では、神鳥の力を手にした後、すぐ法皇さまが御座す浮島へ向かっても、何も起こらない。法皇さまがマルチェロを諌めるミニイベントが見られるだけである。やれ、敵の正体は「杖に隠された暗黒神の人格」、そして、その目的が「賢者たちの殺害による自身の復活」であることは、既に明確となっている。そして、残りの末裔は1人ということで、法皇を硬く守るのが唯一にして最適の手段であるにも関わらず、だ。
――ということで、向かうべきなのは、「人跡未踏の森」という、高い山々に囲まれた地域である。これまで「人類未踏の森」だと思っていたが、違ったようだ。空を飛ぶことで行けるようになるミニマップが「翼を持つ者の場所」と公式に名付けられていることも含め、何かとポエミィな名称が目立つな。
さて。人跡未踏の森では、「三角谷」という集落へ向かう。秘境ということで、モンスターとエルフと人間が暮らしている、モンスタウンである。
…そして、ここは、本編最後に立ち寄る村ということで、強力な武具が購入可能だ。とりわけ、攻略上重要となるのが、ククール最強の弓である「オーディーンボウ」(DQ8では「オーディーン」表記)であり。これは、ここまでに手に入る「ケイロンの弓」と「エロスの弓」(一応、「エロス」は“愛の神”のことである)、そして、この三角谷で新規に買える「ビッグボウガン」を錬金釜に入れることで、製作が可能だ。知識さえあれば容易に作れる武器ということで、ククールの弓スキルの強さを支える一品となっている。しかし、素手で格闘スキルの補正を得ながらタンバリンを叩いたほうが強いという説もあります…。
――ちなみに、「ビッグボウガン」自体も、私にとって、過去作のDQ5で思い入れのある武器である。同作においては、「ジャハンナ」という、ラスダンエリアの集落で購入が可能であり、37000Gと、その時点の水準でも非常に高価である。内容は、攻撃力が高いだけの品であるが、これが事実上の最強武器となる仲間モンスターが割と居るので、その意味で、頼りになるアイテムであった。新規加入した仲間モンスターでも、店売り品でしっかり固めれば、早期に戦力として活躍できる。ドラクエらしく、最後までお金の用途が残り続けるゲームであったように思う。
その後、エルフから話を聞き、暗黒神の気配を察知できる「暗黒大樹の葉」というアイテムを手に入れれば、三角谷でやることは終わりである。
…ということで、暗黒大樹の葉を入手したうえで、さっそくサヴェッラ大聖堂へと向かうが、やはり話は進まない。どう考えても暗黒神の狙いは分かりきっているので、賢者の末裔の元に先回りしても良さそうな気もするが、RPGはプロレスということで、お約束を順番に果たさなければ試合が進まない。そういうわけで、「暗黒大樹の葉」をアイテム使用してワールドマップにレオパルドの位置を表示させたあと、FF7のアルテマウェポンばりに空中追いかけっこをしてから、大聖堂へと向かうことになった。
――その後、法皇の間にて、ボスの「魔犬レオパルド」と戦う。しかしながら、これは「タンバリン後」における最初のボス戦であり、残念ながら弱い。高火力を出せる「モリーの『ゴッドスマッシュ』をテンション50以上+バイキルト状態で当てる」を目的とし、モリー以外の全員がサポートに徹する…という戦法で、あっさりとギャア―――ッできてしまった。これでも一応、3DS版では強化されているらしい…。
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ええやん |
その後、主人公たちは、マルチェロから、狼藉の主犯と因縁を付けられ、牢獄へと入れられる。なお、ゲルダとモリーが居ても、PS2版の頃の4人だけが投獄される。長いイベントシーンであり、モリーについては任意加入ということもあって、イベント変更の工数が割けなかったのだろう。
…さらに、投獄後、文字で法皇が死んでしまったことを知らされるが、話の流れからして、暗黒神の襲撃からは珍しく守れたものの、その後にマルチェロによって殺められたらしい。しかも、マルチェロは暗黒神の洗脳を払い除けているため、完全に自分の意思でこれをやったということになる。暗黒神復活の主犯がここに居た!
――加えて、監獄内では、3DS版の追加イベントとして、幼い頃のミーティア(馬姫さまの幼女形態)と主人公が出会った頃のエピソードが挿入される。主人公が夢を見たという流れでイベントがスタートするが、馬姫さまと全く関係のない場面なため、タイミングとしては非常に謎である。内容は、特筆するほどのものでもないが、主人公とミーティアの年齢は共に18歳という設定のため、10年ちょっと前の話ということで良さそうだ。ちなみに、青年時代の人間形態とは異なり、子供自体のミーティアはちゃんとかわいい。たまにはロリコンもいいよね!
ちなみに。最終的には、同時に捕らえられた「ニノ」という人物の作戦によって、脱獄に成功をする。なお、この際は、作中でも演技をやっているという設定のためか、各キャラが異様な棒読みをしており、かなり笑える。声を入れたならではの演出というものであり、PS2版よりも大幅にパワーアップしているので、今後、3DS版(か、それを元にした、まだ見ぬ未来の移植作品)をプレイする機会があれば、是非ご注目いただきたいところである。
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剣と杖、異色の2刀流コーデが
ス・テ・キ❤ |
その後は、ゲルダ&モリーと合流し、聖地ゴルドにて、ボスの「マルチェロ」と戦闘になる。ククールと関わりの深い人物にして、本作における黒幕の1人といえるキャラクターである。バトルは1回だけであるものの、ラスダン前の最後の敵ということで、抜群の盛り上がりどころだ。
…しかしながら、やはりこいつも「タンバリン後」のボスということで、環境の激変に対応できず、弱い。例によって、「ゴッドスマッシュ」を切り札に据え、それを最大威力で当てられるよう、オール・フォー・ワンの精神で行くことで、あっさりと倒せてしまった。レオパルドと同じく、3DS版で強化を受けているらしいが、味方側の強化度のほうが大きかったようだ。
――ちなみに。マルチェロについては、暗黒神の洗脳とは無関係に法皇を殺めたということで、自ら行方不明となる。ちなみに、これらの事件についての情報は、作中では十分に伝わりきっておらず、世界各地には、「マルチェロ新法皇」に期待する声が多く聞かれ、何とも言えない気持ちになる。なお、マルチェロは、PS2版においては、その後いっさい登場せず、死亡説も囁かれていたが、3DS版では一度だけ再登場シーンが用意されている。これについては、幾つか用意された3DS版の追加エピソードの中でも、目玉と言えるものであるため、また後日、しっかり取り扱うことにしよう。
というわけで。魔犬レオパルド→マルチェロと、イベントを挟んでのボス2連戦を突破すると、魔大陸…もとい、ラプソーンの城である「暗黒魔城都市」が浮上する。長かったDQ8のラスダンだ。やれ、DQ8日誌も、そろそろ連載が長くなってきたということで、テンポ良く攻略していこう!
(2025年4月33日)
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これはさすがに別人…いや別鳥やろ |
“DQ8の空を飛ぶ手段”である「神鳥の魂」を手に入れた。まずやることは、世界中に散らばった宝を集めることである。昔の、ワールドマップが有った時代のRPG作品における、恒例行事と言える。
――さて。私も、FFシリーズのやり込みプレイでは、攻略本を見ながら回収作業をするのが恒例となっていたが、DQシリーズでは初めてである。というわけで、攻略サイトをフルに参考しつつ、マップ左上から順番に、以下の宝を集めていった。
●闇の遺跡の高台…「ちいさなメダル」「破滅の盾」
ドルマゲス戦を行った「闇の遺跡」がある島の高台だ。「破滅の盾」は、呪文によるダメージを50ポイント増やすというデメリット効果を持っているお笑い装備…と思いきや、錬金によって「メタルキングの盾」を作成可能である。その他、錬金レシピでは、最強剣の一角である「はやぶさの剣・改」の作成方法など、有用な情報を入手できる。
ちなみに、この高台には、はぐれメタルが多く出現する。もっとも、最終的なレベル上げの場所としても使える“スライムが丘”にも同時に行けるようになるため、ここが経験値稼ぎに使われることは無い。とはいえ、3DS版だと、例によって出現しやすいため、出た分は倒しておいた。
●スライムが丘…「覇王のオノ」
ライドンの塔の近くにある丘で、正式には「風鳴りの山」というステキ名称だ。スライム系のモンスターのみが出現し、はぐれメタル&メタルキングの群れもそれなりの頻度で登場するため、PS2版の頃は、最終的なレベル上げの地として非常に有名であった。3DS版においては、カメラ視点変更のリポップが有用であり、多くの地域でメタル狩りを行いやすくなったこと、そして更なる道場として、裏ダンジョンの「追憶の回廊」が使用可能になったことから、重要性は少しだけ下がったと言えるが、それでも、この地の特別感は変わらない。
そして。ここでは、PS2版の頃と同じく、ぐるぐるぐるっと回りながら下に降りていくことにより、ヤンガス用の最強斧である「覇王のオノ」が手に入る。ヤンガスのオノスキルは、「かぶと割り」や「大まじん斬り」の使いやすさから、ただでさえ強力なのだが、最強武器が戦闘なしで早期入手できるという点が、その優秀さを後押ししている。打撃スキルは犠牲になったのだ…縛りプレイ用の犠牲にな…。
●エジェウスの石碑…「世界樹の葉」「ちいさなメダル×2」
トラペッタの近くにある高台で、七賢者についての伝承が刻まれている。
特殊な仕掛けとして、かつて賢者と暮らしていたモンスターがおり、ちいさなメダル入手のヒントを教えてくれるそうだが、私は全く気付かなかった。というのも、3DS版だと、シンボルエンカウントであり、話しかけられるキャラと、戦闘になる雑魚敵との違いが分からないからである。ちなみに、話しかけたとしても、肝心の“メダルの場所”は教えてくれない。池を時計盤、石碑を12時方向とした時に、だいたい5時くらいの場所の砂浜を調べればOKだ。
ちなみに、「エジェウス」と言われても、「は?
誰おまえ」という感じだが、現代の世界におけるオディロ院長(ククールの育ての親)の先祖にして、当時の七賢者のリーダー格ということらしい。ラスボス戦では、少年の頃の姿で登場し、暗黒神を倒すよう伝えるとともに、戦闘前に主人公たちを全回復してくれる。戦闘中に全回復しろ…。
●サザンビーク国領
西の丘…「炎のブーメラン」「ちいさなメダル(3DS版)」
●砂漠を見下ろす山…「ちいさなメダル」「オーガシールド」
●アスカンタ国領
南の小島…「世界樹の雫」
それぞれ、あまりパッとしない宝が手に入るが、まあクエスト埋め的な感覚で回収していく。ちなみに、最強仲間モンスターの一角である「のっひー(キラーマシン)」は、これらの地で夜に出現することがあるようだ。
●神鳥の巣(表世界)…「ちいさなメダル×2」「金塊」「ドラゴンの糞」「オリハルコン」
闇の世界で、妖魔ゲモンと戦ったダンジョンであるが、同じ地形が表の世界にも存在し、探索できるのだ。ボスは出ず、シナリオ進行に必須ではないものの、多数のレアアイテムを入手できる。ちなみに、「金塊」も「オリハルコン」は、需要を考慮してか、3DS版ではやたらと入手可能数が増えている。
●レティシア南の高台…「ドクロの兜」
「神鳥の巣」の隣の高台である。3つもの用途がある超重要アイテム:「ドクロの兜」が手に入る。
・「ドクロの兜」のまま:攻撃力が0になるので、特技「大泥棒の鎌」によるダメージを0にして盗み続ける「ドクロ刈り」という方式に使える。錬金素材としては、「ドクロの兜+聖者の灰」で、「太陽のかんむり」を製作可能。個数限定品で、2個を入手できる。
・「太陽のかんむり」:高い防御力と、睡眠・混乱に対する完全耐性を持つ、純粋に強力な防具。「太陽のかんむり+悪魔の尻尾」で、ドクロの兜に戻せる。「太陽のかんむり+魔獣の皮+怒りのタトゥー」というお馴染みのレシピで、「不思議なタンバリン」を作れる。タンバリンから頭防具へは戻せない。3DS版では、写真クエストの完全制覇報酬が「太陽のかんむり」となっており、この系統のアイテムの所有数を1つ増やせるが、Lv99が前提となるような真の裏ボスまで撃破した後となるため、最強育成の領域である。
・「不思議なタンバリン」:言わずと知れた最重要アイテムで、このアイテムの存在を前提に、各種の作戦が語られるほどだ。
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扇も涼しくなるための道具だし、タンバリンに持ち替えても違和感ないやろ |
というわけで。満を持しての「不思議なタンバリン」の登場である。このアイテムの効果は、DQ8をプレイした人なら、だいたい知っているとは思うが、「全員のテンションを1段階上げる。ノーコストで何度でも使える」というものだ。普段、「ためる」で、1人の1行動を潰して上げるテンションを、一気に4人分上げられるのだから、弱いわけがない。
…そういうわけで、「不思議なタンバリン」は、これまでのゲームバランスを根底から破壊するアイテムであるが、裏ボスクラスの敵は非常に強力であるため、このアイテムの存在を前提に戦法が語られる。「タンバリン前」と「タンバリン後」でバトルを分けても良いくらいに、環境が激変するのである。
ところで。この「不思議なタンバリン」は、アイテムであるため、持っている人物しか使うことができない(戦闘外での持ち替えは可能)。DQ8のバトルでは、FFほどには、大きくキャラの役割が変わることは無い。また、テンションは蓄積して上昇するため、何度もタンバリンを使う価値がある。かくして、不思議なタンバリンが手に入った瞬間に、パーティの1名がタンバリン係となり、ひたすらタンバリンを叩く仕事を任される。そして、PS2版の頃は、ククールがこの役割に就くことが多く、「タンバリンさん」などと呼ばれることも多かった。
…しかし、今回の私のプレイでのタンバリンさんは、ククールではなく、ゲルダに決定した。私は現在、3DS版の新キャラを使いたいという目的で、パーティは「主人公・モリー・ゲルダ・ククール」としている。まず、主人公は回復の切り札である「ベホマズン」を持っており、難関バトルではこれを毎回唱えるような展開になることも多いので、タンバリン係には不適だ。また、モリーは「ゴッドスマッシュ」による攻撃が強力であり、そもそも「ハイテンション」「バイキルト」「ルカニ」「ザオリク」など、やれることが多すぎるため、楽器を叩いている場合ではない。
――すると、残ったキャラは、ゲルダかククールということになる。ゲルダは、新技「キラージャグリング」による攻撃が強力なので、ではやはり、PS2版と同じくククールが…と言いたいところだが、私のゲルダは「扇」と「アウトロー」のスキルから育てたため、短剣100を要求される「キラージャグリング」は、かなり後の修得になる。一方のククールだが、呪文なら「ベホマラー」「ザオリク」「スクルト」、攻撃なら「さみだれうち」に「シャイニングボウ」など、できることが多い。この2名を比較して、ゲルダのほうが手余りになる機会が多いと判断して、ゲルダにタンバリンを持たせていった。ゲルダは、素早さがゼシカよりも更に高いため、特に雑魚戦でテンションの効果を活かしやすいという固有のメリットも存在する。
というわけで。ゲルダがタンバリン係となった場合の戦いは、以下の通りだ。
●雑魚戦:ゲルダが「不思議なタンバリン」で全員のテンションを上げ、主人公が「ジゴスパーク」、モリーが「モリーバーニング」、ククールが「シャイニングボウ」と、全体攻撃を連打する。チーム呼びよりも早く勝てる。
●ボス戦:モリーの「ゴッドスマッシュ」を切り札に据え、テンション50以上+バイキルト状態でそれを当てることを目指す(2000弱のダメージ)。モリーは、ゴッドスマッシュのほかには、自分に対する「バイキルト」や「ハイテンション」を使って火力UPを行う。他の全員は回復と補助に徹するが、テンションが余ったときには、それぞれ持っている乱れ打ち攻撃で敵を叩いていく。
とまあ、こんな感じで。良くも悪くも、タンバリンの入手により、バトル環境は一変した。
…とりわけ大きいのが、大技の連発で、雑魚戦が一気に片付くようになったことである。これまでは、ダンジョンの狭い道で敵シンボルに衝突し、ストレスを感じることが多かったが、タンバリンと大技の併用により、敵を一掃できるようになり、むしろ爽快感が強まった。タンバリン前は、雑魚戦の省略方法として、チーム呼びで簡略化することが多かったが、タンバリン後は、むしろ、そちらのほうがチンタラしているように感じるくらいだ。
――また、ボス戦においては、「ゴッドスマッシュ」による一本槍を通すために、パーティ全体が力を合わせていく。その構図自体は以前と同じだが、タンバリンの導入により、バトル全体がスピード感のある展開に変わった。テンション上昇速度に対し、「凍てつく波動」などで消される相対的な頻度が下がるため、各種の強化が効果を発動しやすい。さらに、モリー以外のテンションも活用でき、攻撃技のほか、意外なところとして、ククールの「ベホマラー」や「スクルト」の効果が上がるというのも見逃せない。タンバリンの登場により、全体的に、スピード感のある、ダイナミックなバトルが展開される。
そんなわけで。「不思議なタンバリン」を入手したことで、まさに「タンバリン後」と言えるくらいに、バトルの流れが激変した。
…さて。ゲーム本編は終盤であり、シナリオ上で残っているのは、「ボス2体との戦闘→ラスダン→ラスボス戦」と、既に大詰めの段階である。だが、クリア後にも、PS2版から存在した「竜神王の試練」、そして3DS版の新要素にして最難関である「追憶の回廊」も存在するため、まだまだバトル面での盛り上がりはここからである。タンバリンの登場により、私のリアルテンションも上がってきた!
(2025年4月33日)
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似たような時期に、歴戦50体とHR100のトロフィーも獲得できた |
モンハンワイルズは、トロコンを目指し、記事を書いていない間も地道に進めることで、難関の一つ:「キミとならどこまでも」を獲得できた。
…さて、このトロフィーの獲得条件は、「オトモアイルーを連れてクエストクリアを100回」であり、事実上、ソロ100回と言える。今作では、オフラインでもNPCに救難信号を出すことで4人での狩りが可能なのだが、それを使うと条件を満たせない(一応、「『人間+オトモ』×2」の変則パーティに絞るという手も可能なようだが…)。また、このトロフィーのみを目的として、低難易度のクエストを短時間で周回する手も考えたが、あくまでこれは作業ではなくゲームであるため、できるだけ
――ということで、もし、最初からワイルズのトロコンをするつもりがあるのならば、メインシナリオの攻略時点から、NPCを呼ばず、意識してオトモとの出撃回数を稼いでいくと良いだろう。え、私?
もちろんクリア後から始めたので、かなり時間が掛かってしまったよ…。
しかしながら。オトモとのクエスト攻略は、プレイ感覚が普段と異なっており、良い経験になったと思う。
…というのも。ソロ攻略を通し、私は、いかに自分がNPCに甘えていたかに気付かされたのだ。NPCは、所詮は機械の味方であるものの、敵を引き付け、ピンチ時にはそれなりの頻度で回復をしてくれ、拘束行動も行ってくれる。デメリットとして、NPCも、オンライン時の参加人数と同じく、敵体力の上昇条件になるようだが、それにより、“討伐時間が伸びて非効率になる”という雰囲気は、少なくとも私は感じなかった。しかも、決して死ぬことはないため、クエスト失敗の条件にならないという親切設計だ。ボイス付きで喋ってくれるというのも嬉しく、「もうリアル人間オンラインは不要なのでは?」とすら思ってしまう始末だった。
――さて。そのようなNPCの能力の中で、地味ながら最重要と言えるのが、「攻撃を引き付けてくれる」という点だ。私は、太刀を使っているのだが、今回は、気刃斬りを当てまくって練気ゲージを赤にし、そこから△ボタンを連打する「赤刃斬り」が、簡単かつ強力であると思う。そして、NPCと共闘していた際は、まずは適当にR1で気刃斬りを何度か当て(多用するボタンの押し込みが嫌だったので、R1とR2の操作だけ入れ替えている)、そして、ゲージが赤くなったら、△を連打する…という、ゴリ押し感に溢れる方式で勝てていた。オンラインならよく見る一方的な狩りだが、オフラインでもそれが展開されたのだ。
しかしながら。これがソロとなると、オトモは人間NPCほどは攻撃を引き付けてくれないため、かなりの頻度で、自分へと攻撃が飛んでくる。よって、隙の大きなR1×3回の気刃斬りについては、ただボタン連打をするだけでは、だいたい大きなカウンターを受けて失敗してしまう。そのため、ちゃんと敵の行動を見て、喰らうと危険な大技は確実に避けつつ、冷静に攻撃を当てていかなければならない。そんなの当然と言いたいところであるが、NPCに介護されていた際は、何も気にせずにボタン連打で勝てていたのだ。
…そして、太刀を使った戦闘の流れとしても、練気ゲージについては、4段階目が「赤刃斬り」を発動できる状態であり、いかにそれを長く維持できるかが重要だ。1段階&2段階目など、完全な前座であり、NPCが居る時は、ボタン連打で即座に終えられていた。が、ソロだと、ここを乗り越えるのも重要であり、段階を上げられずに相手の大技を喰らうようなことが続くと、目に見えてバトルの進行が悪化する。そのため、閃光や罠を使うことで、強引に隙を発生させ、自分有利の流れを作る…という作戦も重要であった。
――さらに、新アクションである「傷口破壊」を行うと、専用モーションで大きめのダメージを与えつつ、敵にひるみや転倒といった隙を作り、さらに太刀ならば、練気ゲージも1段階上昇するというメリットを得られる。が、NPCと遊んでいた時は、「これ必要か?」と思っていた。なにせ、敵の攻撃が4回に1回しか飛んでこないので、基本的に殴り放題だからである。しかしながら、ソロだと、桁外れに重要度が上がる。敵の攻撃頻度が高く、チクチク刺すような戦闘が続いても、傷口を作って破壊できれば、ダメージ&転倒&練気ゲージ上昇により、ググッと戦況を引き寄せられるからだ。
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ソロでしか見れないクエスト終了演出もなかなか面白い |
というわけで。NPCなしでのソロ攻略(オトモあり)は、もともと、トロフィー「キミとならどこまでも」のためだけにスタートした。当初は、低難易度のクエスト埋めから始めていったが、それらを網羅しても、100回の回数は満たせなかった。よって、その後の私は、歴戦個体など、強敵たちに対しても、ソロで挑んでいくことになり、その過程で、いかに自分が共闘プレイに甘えていたかを思い知らされた。
――だが、その戦いは、オフラインの4人プレイ、そして未経験だが、オンラインでの4人プレイとも恐らくは感覚が異なっており、昔のモンハンに近い感じであったように思う。なるほど、こういうふうに、“自分ひとりでは気付けなかった遊び方”を体験できるのは、トロフィーの醍醐味というものだな!
とまあ、ここまでは良かったのだが、次のトロフィーが地獄だった…。
(2025年4月33日)
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これは第2部の回想シーンのほうで… |
「枕」とは、寝る時に、頭を乗せる道具である。その枕について、私は2個目を購入したのだ。
…さて、枕は寝る際の姿勢を整えて、快適な睡眠を助ける効果があるほか、“ベッド上での簡易的なクッション”としても使うことができ、胸の下や背中の後ろなどに入れて、うつ伏せの状態でゲームを遊んだり、壁を椅子代わりにできたりもする。そういうわけで、枕というのは、基本的に必需品であり、もちろん私も、既に枕を持っていたのだが、1つしか保有していないと、致命的な問題がある。そう、洗った際に、枕が使えなくなってしまうのだ。
――やれ、枕については、「カバー」という重ね着装備が存在し、これを使うのが一般的とされる。このカバーのみを洗濯し、枕本体については、軽く干す程度に留めるか、または全く手入れをしないという手が考えられる。しかしながら、私は、一貫性の無い綺麗好きであり、カバーは洗うが、枕本体も洗濯機へ突っ込んでしまう。ちなみに、「カバーだけを洗濯する」という行為は、そう言えばやったことが無かった。何のためのカバーなのだろうか…。
さて。“枕を丸洗いする”というのは、衛生的には、たいへん素晴らしいだろう。だが、問題として、枕本体は、乾くのがとても遅い。
…やれ、枕といっても、色々なタイプがあるのだが、私がずっと使っているものは、“クッションタイプの一品”であり、水を吸いやすい。そういうわけで、乾燥に、とてつもなく時間が掛かる。乾かすための専用器具(目の荒い網で、くるっと巻いて物干し竿に吊るせるような物)も使用しているのだが、それでも、布団を干している日中だけではとても乾かず、丸1日以上、吊るしておく必要がある。
――というわけで、朝に干し始めたとしても、昼寝はもちろん、夜ですら乾燥が間に合わない。しかしながら、湿ったままの枕を使ってしまっては、気持ち悪いという以上に、せっかく洗った意味が無い。私が扱う全ての洗濯物の中で、最も乾燥が遅いため、冬場であったとしても、扇風機を起動して加速してみたりもするが、それでも、なかなかカラッと乾いてくれないのだ。
ちなみに、その間どうするかであるが、枕なしで寝るというのはなかなか不快であるため、私は、雨合羽にタオルをくるりと巻いて、枕がわりに使っていた。雨合羽は、“四角いビニール袋に押し込んで格納するタイプの物”のため、形としては枕に近い。また、服であるため、ふわっとしており、柔らかさも適正と言える範囲である。代用品として、それなりの性能を発揮してくれる。
…なお、“雨合羽をカッパ本来の用途に使うときはどうなるの”っと思うところであるが、私は職場が激烈に近いため、通勤にはそもそも自転車を必要としない。また、休日は引きこもり化するため、酷い雨が降っている日には、そもそも買い物に行かない。更に、枕を丸洗いするのは“寝具のメンテナンス時”であるため、悪天候の日には、布団を干さず、枕を洗う行為自体もしない。雨合羽が枕化するのには、相応の理由があったわけだ。
――とはいえ。雨合羽枕は、所詮は代用品であり、低くて小さいうえ、汗を吸わずにベタっとするので、快適とは言い難い。そのため、本来の枕が乾くまでの、ゴブリンのその場しのぎであって、枕がカラっと乾いたら、すぐさまタオルを剥ぎ取って、また生活雑貨の奥に放り込まれていた。
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こちらは第1部のほう。1枚目の画像と間違い探しをしてみよう! |
が、この問題について、私は「枕をもう1個買えば、解決できるのでは?」と気付いてしまった。再就職での一人暮らしを始めて、丸3年が経ち、幾度となく枕を洗濯した。その際、雨合羽を枕として使うことより、予備枕を購入するほうを先に思い付くべきであった。
…というわけで。まず私は、節約の基本ということで、100円ショップを回ってみた。だが、意外にも、枕は売っていなかった。300円・500円といった商品の中にも存在しない。恐らく、枕という物は、布団など、寝具を買う時にまとめて揃えるため、購入頻度が極めて低いのであろう。“座布団を丸める”などして、枕扱いにする手も考えたが、そもそも代用品から脱却するために枕を買いに来たのであり、また代用品を使うのでは、意味が無いのだ。
――というわけで。次は、イオンに行き、いつも利用する食品や生活雑貨の棚ではなく、奥の方にある家具コーナーへと向かってみた。家具を買おうと思ったことなど、それこそ新生活を始めた頃から3年ぶりであるが、そこでようやく、私は枕を見つけられたのである。イオンは、庶民の普段遣いに優れたスーパーということで、安値クラスを中心に並んでいたが、最安値の品は、なんと500円である。質も、特別悪いというわけではなさそうだ。しかも、特売日ということで、全商品が5%OFFである。何が“お客さま感謝デー”だ。僕のほうこそありがとう(Mr.Children)。
というわけで。その、“粒が入ってザラザラ鳴るタイプの枕”を使い、さっそく眠りについてみた。やれ、枕というものは、人によって合う合わないが大きく、「枕が変わると眠れない」という意見も聞かれる。だが、この新しい枕は、なかなか気持ち良く眠れる。500円とは思えない満足感であり、雨合羽にタオルを巻いた代用品とは雲泥の差だ。カレーと同じで、私のような庶民にとっては、無理に高い物を買うより、安物のほうが良く感じるのかもしれない。
――というか、私も今回、「枕の価格」という物を始めて意識するに至ったのだが、ここまで安いのならば、無理に洗濯を繰り返して使用せずとも、使い捨て感覚で良いように思われる。3ヶ月だか半年だか1年だか、適切な期間は分からないが、その間は、カバーのみを洗濯機に入れ、本体は軽く干す程度に留める。そして、本体まで汚くなったら、思い切って捨ててしまい、新しい物を購入する。500円という価格は、私の金銭感覚であっても、ある程度は粗末に扱える値段だ。なにせ、思っていたより遥かに安い。もっと、3000円とか4000円とか、それくらいするものだと思っていたよ…。よし、この新しい枕で、衛生的かつ快適な睡眠を楽しんでいこう!!
(2025年4月33日)
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白黒テレビはさすがに私も世代ではない |
空を飛ぶ手段を求めて、南の大陸へ向かうところからだ。キャプテン・クロウのお宝である「光の海図」を使うと、海に光の航路が示され、そのルート通りに船を進めることで、壁をすり抜けて、大陸内へと入ることができるのだ。ちなみに、光の海図を使っていない状態(持っているだけも含む)では、同様の道筋を辿っても、壁に激突するだけということのようである。
…そして、南の大陸では、「レティシア」という村へ向かう。色々なゲームで似たような用語を聞くが、どうもラテン語の「喜び」という単語がヨーロッパへと広がり、主に女性的な名称として定着したという。他の大陸と文明が隔絶されているということもあってか、藁葺き屋根の家で、住民たちが原始的な生活を行っている。謎に、周囲では、スライムやドラキー(それぞれ原種)といった場違いな雑魚敵も闊歩している。ちなみに、暑い土地らしいが、それはあまり伝わってこない。何だろう、寒さは雪や氷で簡単に表現できるが、暑さというと…溶岩とか砂漠?
――ちなみに。ここでゼシカと仲間会話を行うと、原住民女性の露出度の高さに、スコール(主人公)が喜んでいるということを茶化されるが、くだんの服装は、“スカートタイプの民族衣装”という感じであり、特に際どい衣装とは思えない(※かわいい)。各種プレイ動画等だと、ゼシカが「魔法のビキニ」(リブルアーチの道具屋で購入可能)を付けていることが多く、そちらのほうが遥かにCERO案件になりそうな衣装である。
その後は、“影だけが見えるレティスを追いかけるイベント”が始まる。このイベント、私は3回やるハメになった。
…まず、1回目は、影が現れるスタート地点が分からなかったのだが、ゴールは知っていたので、そのまま進んでみたが、物語は進められなかった。心の目で見えていると強弁しても、駄目なものは駄目である。2回目は、高台に置かれている鳥居をスタート地点として、助けてほしい設定のくせに謎に蛇行するレティスに苦しめられながらも順調に追いかけていったが、途中で時間帯が夕方に変わって、影が消えてしまった。ちなみに、見えづらくなったり、スーッと消えるとかではなく、ポンッと消えた。ゲームから現実に引き戻された瞬間である…。仕方なく、レティシアの宿屋で一泊し、3回目で、ようやくゴールへと到達できた。
――そうして、次元の裂け目へ入ると、地形は同じだが、白黒の世界が広がっている。地形は白黒、モンスターは専用の白黒個体(「既存個体の色が白黒なだけ」ではない)、住民も存在するが、全て白黒だ。ただし、主人公たちの色は付いたままであり、作中世界の住民もそれを認識しているので、色や光という概念が存在しないわけではない。となると、物質の組成が根本的に異なっていることが考えられるが、深掘りすると日記が終わらないので、やめておこう。
その後、現実世界と同じ場所に存在する「闇のレティシア」を探索する。実に悪そうな名前であるが、住民たちは善良であり、その後の攻略ヒントも教えてくれる。どちらかと言うと、先ほど探索したのと同じ地形の村を短期間で再び調べさせられることのほうが闇と言える。
その後、例の鳥居へと向かうと、ボスである「レティス」と戦うことになる。
…さて、こいつについては、途方もなく防御力が高いことが特徴的だ。どれくらいかというと、ゲルダの「扇の舞」を放ってみたが、1桁ダメージにまで軽減されてしまった。よって、通常プレイでは、メタル系や黒鉄の巨竜のように、「大まじん斬り」や「雷光一閃突き」といった会心特技で貫通ダメージを与えることが推奨される。そして、防御力だけでなく、火力も高いため、ストーリー上の難関とされることも多いようだ。しかも、3DS版では、HPが1785→2400と上昇し、複数人を混乱させる「メダパニーマ」まで使うようになり、大きく強化がされたという。
――ただし。今回は、モリーの「ゴッドスマッシュ」で素の防御力無視ができる。よって、まずバイキルトを掛け、その後に「ゴッドスマッシュ」を連打するだけで、強敵という評価はどこへやら、あっという間に勝利ができてしまった。もうモリーだけでいいんじゃないか。
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「いいえ」は草 |
さて。レティスを撃破すると、実はここまでの展開はレティスの圧迫面接であったことが発覚し、「神鳥の巣」というダンジョンへ進むことになる。
…さて、ここは、海外にある巨大な蟻の巣のような、円錐型の地形をグルグルっと登っていく。さほど複雑ではないものの、白黒で目が疲れることと、思ったよりも中身が入り組んでいること、そして当時のゲームの限界だが、僅かな高低差でも足止めされることから、思ったよりも厄介なダンジョンである。例によって道幅も狭いため、敵出現の場所次第では、戦闘回避が極めて難しい。
――そして、最上部では、ボスの「妖魔ゲモン」戦がスタートする。レティスの卵を人質に取っていたということもあって、実力は大したことがない。しかしながら、撃破すると、悪の最後っ屁を見せ、レティスの卵を破壊してしまう。悲しみに暮れるレティスであったが、なんやかんやあって、レティスの子が「神鳥の魂」として、主人公たちに、力を貸してくれるようになった。
というわけで。古参RPGにおいて、環境が激変するイベントの「空を飛ぶ手段の入手」も、無事に完了である。
――さて、次は、物語を進める前に、まずは世界中を回って、お宝を回収しておくことにしよう。とりわけ、このタイミングにおいて、例の楽器が手に入ることは、バトル面においても大きな転機となる。さあ、今回プレイでは、果たして誰がタンバリンさんになってしまうのか…。
(2025年4月33日)
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ネコ頭の重ね着をワイルズにも用意しろ… |
モンハンシリーズ最新作「モンスターハンターワイルズ」について、「やることがない」という意見が聞かれる。そんなあなたは、前作と言える『サンブレイク』を遊んでみるのはいかがだろうか。
…まず、『サンブレイク』は、スイッチで初登場した「モンスターハンターライズ」の大型追加パックである。『ライズ』は、和風と言える世界観に、
――そして、そんな『サンブレイク』は、セール時を前提とし、『ライズ』とのセット版で、約1500円という極超安価で購入可能だ。これくらいの値段であれば、ストーリーを軽く流すだけでも元が取れ、クリア後コンテンツまで遊び尽くせれば、万々歳というものだろう。
さて。『ライズ&サンブレイク』は、ニンテンドースイッチで初登場をしたタイトルであるが、現在はPSハードを含め、全機種で発売が為されている(PS4版とPS5版がある。『ワールド&アイスボーン』にはPS4版しか無いのに…)。そして、前述の通り、全機種にてアプデ最終版が配信されているため、今から新規に始めるのであれば、どれを選んでも違いはない。私は、どの機種を選んでも、大差は無いと思う。
…まあ、個人的には、携帯機向けとしての側面を持った作品であること、『ワイルズ』と被せないこと、初出の機種が重要であるということなどから、ニンテンドースイッチで遊ぶのが良いかなと思う。ただ、PSハードで遊んでも問題は無いだろう。据え置き機の良好な操作性に、高fpsと爆速ロード(PS5版)による快適なゲームプレイを楽しめる。また、これは私も最近になって思ったのだが、PSハードにはトロフィーという収集要素が存在するのも魅力だ。
――なお、『ライズ&サンブレイク』は、携帯機向けの作品ということで、静止画としての画質は控えめになっている。それは確かに、『ワイルズ』と比べると、落差は大きい。ただまあ、スイッチ向けソフトとしては、非常にグラフィックにこだわっており、よって、ニンテンドースイッチの携帯機モードで遊ぶのなら、トップクラスに美しいと言えるゲームだ。大画面でプレイする場合も、そこまで致命的な問題があるわけではない。また、PSポータルを持っている人であれば、そちらでプレイするというのもお勧めだ。
ちなみに。『ワイルズ』は、PS5世代のハードの性能を活かすとともに、“作風も『サンブレイク』から変えていこう”という意思があったためか、ハイスピードアクションに両足を突っ込んでいたサンブレイクに比べて、リアリスティックでモッサリした動作になっている。
…逆に、ワイルズから見ると、『サンブレイク』は、非常にゲーム的・記号的なモーションである。敵から逃げつつ回避ボタンを押したときの「大ジャンプ回避」は、ワイルズだと枕を投げたかのようにパスっと着地するが、サンブレイクだと、従来モンハンのように、重力無視でボヨ~ンと飛び上がる。また、これはワイルズで不満な点の一つなのだが、ワイルズではHP0になってしまった際の演出が軽く、「ひょっとして今、死にました?」という感じになっている(意図的?)。それがサンブレイクでは、ちゃんとゲーム的な動きで死んでくれるため、「うわーっ、やられた!」という気分になることができる。総合し、良い意味で、両作のプレイ感覚は異なっていると言えるだろう。
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割とマジで傀異クエストはワイルズに収録すべき |
また、ワイルズに未収録の要素として、『サンブレイク』のクリア後には、「
…やれ、プレイ前は、「火力を強要されるのでは」と冷ややかな目で見ていたが、実際にプレイしてみると、自然な流れで様々な部位を狙う動機付けとなり、感覚が違って面白い。また、ペナルティ技である「傀異バースト」についても、そもそも回避がそこまで難しくはないうえに、「一度バーストされると、次の傀異強化状態では、強制解除までの必要ダメージが下がる」という仕様が用意されており、一方的にハンター側が不利になることは無い。逆に、「強制解除で転倒させると、次の傀異強化では、必要ダメージが上がる」という仕様も存在するため、火力がある一点を超えた瞬間に急激に難易度が下がるということも無い。また、2度3度と連続して強制解除に成功すると、「私TUEEEEEEEEEEE!!!!!!」という気分になることができる。
――その他、傀異クエストは、Lv300+αまでのレベル制クエストのルールとして採用されていたり、ハンター側の強化要素にも採用されていたり(ただし「防具の傀異強化」は糞スロットだが…)と、極めて遊びごたえのある要素となっている。この「傀異化」が面白かったこそ、私は、軽く履修する程度のつもりだった『サンブレイク』を、コンプリートまでガッツリ遊んでいくに至ったのだ。
その他。『ワイルズ』と『サンブレイク』で共通している要素として、登場モンスターを挙げてみよう。リオレウスなどの定番どころを除くと、「ゴア・マガラ」と、アプデで新登場した「タマミツネ」が出現している。サンブレイクには、両モンスターのバリエーションも収録されており、ゴア・マガラについては「混沌に呻くゴア・マガラ」「シャガルマガラ」、タマミツネについては「タマミツネ希少種」が登場する。それらのモンスターと戦って、ワイルズとの違いを比べてみるのも面白いだろう。
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決して安くないPS5を買ったのなら、他のゲームに挑戦してみるのもアリ |
というわけで。「モンスターハンターライズ:サンブレイク」については、『ワールド&アイスボーン』とは違う形を突き詰めた、現時点でのモンスターハンターの完成形と言える作品である。私にとって、携帯機向けモンハンのトップは、ここ15年以上、ずっと『2ndG』であったが、ついに『サンブレイク』へと塗り替えられた。それくらいの迫力のある作品であり、『ライズ』とセットで1500円で遊べるというのは、金銭感覚がぶち壊れている。
…ちなみに、ここまで全く触れてこなかったが、『ワールド&アイスボーン』も1600円程度で購入可能であり、そちらもアプデが完了している。最後に追加されたミラボレアスまでを含めれば、莫大な量の敵と戦えるだろう。オンライン人口も、未だに遊べる程度に居るらしい。
ところで。私については、『サンブレイク』をアプデ終了後から遊んで、後悔をした。だから、『ワイルズ&追加パック』では、発売日からずっと付き合っていこうと決めた。現在のモンハンシリーズは、月額こそ取らないものの、半運営型のコンテンツとなっており、“1~2年程度の期間、アップデートを繰り返すことで、ソフト本体の商品価値を維持していく”という方式を取っている。よって、アップデートという形式自体が必然であるし、コンテンツの量を考えれば、「最初から全てを収録しろ」というのも無理な話だ。そもそも、追加モンスターやキャラ強化といった、戦闘に関わる部分の要素は、全て無料配信となっている。よって、現代モンスターハンターのアップデートが、悪い意味でのDLC商法呼ばわりされるのは、誤りである。
――ただまあ、現時点の『ワイルズ』がコンテンツ不足という指摘も、分からなくはない。私は、サンブレイクを後から遊んで後悔したため、ワイルズは発売日から遊び続けようと決めた。だが、必ずしもそういう方針が必要なわけではなく、必要に応じて他のゲームをやるのも悪くない。その際の作品として、直近のモンハンシリーズ過去作であり、かつ、プレイ感覚が大幅に異なる『サンブレイク』は、最もお勧めと言えるだろう。なに、もうプレイ済?
では、『ワールド&アイスボーン』で…それもやった?
なら、別のゲームをやろう。世の中には、モンハン以外にも面白いゲームは沢山ある!
(2025年4月33日)
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私はショートセーニャ派です |
ベルガラックのカジノ再開イベントを終えたということで、まずはカジノ稼ぎへ向かう。
…さて、ここでのトップレアは、「グリンガムのムチ」だ。20万0000枚という、桁外れのコインを要求されるものの、攻撃力127という衝撃的な火力を誇る。この値がどれくらいかと言うと、他系統の最強武器が、“だいたい攻撃力100を少し超えるくらい”という程度である。127を超える物は、裏ダンジョンを攻略したうえで、複数の錬金ルートを通して初めて入手できる、最強剣「竜神王のつるぎ(攻撃力137)」のみだ。3DS版では、新たにモリー用の「オリハルコンの爪(133)」が加わったが、こちらも超難易度の「追憶の回廊」を真ん中あたりまでクリアする必要があり、入手時期を考えると、妥当な強さの武器である。だが、カジノの最速解禁は、中盤が終わるという程度の頃だ。127が、いかにぶっ飛んでいるか、よく分かるであろう。
――そして。鞭は、力の弱いゼシカにしか扱えない武器だから…ということもなく、ゼシカの鞭スキルでは、言わずと知れたPS2版の最強奥義「双竜打ち」を使える。これにより、ゼシカがぶち壊れたトップアタッカーと化してしまった。ちなみに、その火力に隠れているが、他の鞭の「グループ攻撃」という特性から、何気にグリンガムの鞭は「全体攻撃」に強化されている。このような特性を持つのは、グリンガムの鞭以外だと、レア武器種の「怒りの鉄球」→「破壊の鉄球」のみだ。PS2版の頃のゼシカは、回復以外は何でもできたのである。
しかしながら。3DS版では、当然の結末として、「双竜打ち」が弱体化された。2連撃の威力は、PS2版が1.5倍+1.5倍だったが、3DS版では0.9倍+0.9倍である。もちろん、それでも十分に強力であり、特にグリンガムのムチを早期入手した場合には、無双と言っても良い火力を誇る。しかし最終的には、追加された強力な特技や、新規装備を使った他キャラの必殺技に抜かれるというポジションになる。まあ、「ムチスキル32pt+中盤の終わりごろに入手できる武器が、最後まで最強」なんて事態はあんまり過ぎたため、妥当すぎる調整である。ゼシカのムチムチ大冒険を遊びたい人は、PS2を取り出そう!
――ところで。今回の私の攻略では、従来のプレイとは変えていきたいと思っていたこともあり、ゼシカに鞭は装備させていない。また、新登場のゲルダも鞭系統を装備できるのだが、こちらも新武器を使いたいということで、新たに用意された「扇」カテゴリを育てている。というわけで、「グリンガムのムチ」については、とりあえず、現時点では出番がなさそうだ。
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ドサッと積むの気持ちよすぎだろ! |
ということで、今回プレイのカジノでの目当ては、2番手である「はぐれメタルよろい」である。全員が装備可能な体防具であり、守備力101に加えて、呪文ダメージを2/3にする効果を持つ。必要なコインは5万枚と、「グリンガムのムチ」の1/4ではあるものの、“戦闘メンバー全員分を揃える”となると、ちょうど同じ枚数になる。
…ところで、ドラクエシリーズは、「敵の攻撃はHPで受ける」という趣が強く、守備力数値はあまり重要ではない。具体的に言うと、打撃ダメージは、「守備力数値
/ 4」だけしか軽減されない。さらに、ドラクエの守備力は、FFシリーズでいう「物理防御力」であり、呪文(魔法)や特殊攻撃によるダメージは、守備力では軽減できないことがほとんどだ。
――よって、重要なのが、耐性や特殊効果のほうであり、はぐれメタルよろいについては、「呪文ダメージを2/3にする」という、強力な耐性を持つ。ドラクエシリーズには、「ダメージ2/3」などの割合軽減と、「ダメージ-40ポイント」などの固定軽減があるが、裏ボスクラスの相手が使うような超強力な技の場合、固定軽減では焼け石に水であり、割合軽減のほうが頼りになる。
かくして。「はぐれメタルよろい」の“呪文ダメージ2/3”は、汎用性が高く、強力な耐性であると言える。
…もちろん、これはFFシリーズでいう「全属性半減」みたいなものであり、敵によっては、更に有用な防具に変えたほうが良いだろう(ドラクエには、「属性吸収」という概念は無いようだが…)。だが、トップクラスに強力な鎧であることは間違いなく、早期入手をすれば、その後の体防具は、ほとんど考える必要が無くなる。ドラクエシリーズは、慢性的に資金不足なため、体防具ぶんの資金を、他の装備品の購入に回せるというメリットも大きいものだ。
――ちなみに、守備力101については、耐性として捉えると、「物理ダメージ-25ポイント」という表記になり、残念ながらショボい。ただまあ、物理攻撃を全く使わない敵というのも珍しく、特に雑魚戦では打撃が主体なため、有って無駄になるものではないと言えるだろう。
さて。カジノコインの稼ぎ方は、それはもう、「ルーレット」1択である。ルーレットと言うと、あの、人生ゲームのように、カラカラカラ…と回る装置の中に玉が入って、当たり番号を判定してくれるくじ引きだ。スロットマシーンと並んで、カジノを代表する遊戯ということらしく、「ペルソナ5」や「アストロボット」のカジノステージでも、大々的に取り扱われている。
…そして、DQ8のルーレットは、色々な攻略法があるようだが、やることは、要するにリセマラだ。今回、私は始めて知ったのだが、3DS版のDQ8には、中断セーブの機能がある。これについて、私は、よくある「セーブと同時にゲームが終了し、そして、ロードをすると消えてしまう」という、文字通り「中断」のための機能なのかと思っていた。だが、実際に使ってみると、まず、書き込みをしてもゲームが終了しない。また、何度でも読み込める。中断セーブとは名ばかりの、ただのどこでもセーブであり、教会の存在意義が怪しくなっている。
――まあ、ゲーム起動時にAボタンを連打していると、作成順序に関わらず、必ず教会側のデーターを読み込もうとするというシステム上の使いづらさはあるが、本当にデメリットはそれくらいである。ボスへの挑戦が行いやすくなったり、お気に入りシーン直前のデーターを残しておくなど、大きな改善点と言えるだろう。むしろ、もっと大量にセーブデーターは作成可能とすべきである。私のFF13なんて、100個でも足りなかったしなあ…。
というわけで。そのどこでもセーブを使って、ルーレットにて「外れたらリセット、当たったらすぐ中断セーブ」を繰り返し、コインを増やしていく。序盤こそ枚数がショボいものの、所持コインが5桁に達する頃になると、左側にドサッと1万5000枚ほど積むやり方で、最大7万枚という当たりを簡単に引けるようになる。もしこれが現実なら、レバレッジ3兆倍とか賭けて、一瞬で仕事を辞められるのだが…。
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やっぱ自分でスクショを調達できるって神やな |
ちなみに。PS2版の頃のカジノでは、ルーレットではなく、スロットマシーンを使っていた。こちらも、あくまでゲーム内カジノということで、期待値が1.00倍以上であり、回し続けることで、必ず勝てるようになっている。
…しかしながら、3DS版では、環境変化により、スロットが稼ぎに向かなくなった。まず、1つ目の理由は、前述の通り、「中断セーブ」によって、3DS版ではリセマラが容易になったことがある。その場ですぐやり直せるので、1発のデカいルーレットのほうが良いのだ。
――さらに、あまり触れられていないが、PS2版のスロットは、十字キーの「↑」を連打するだけで、最大の500コイン賭けにて回し続けることができた。しかしながら、3DS版では、①十字キーの「→」と、②「A」の、2つのボタンが必要になってしまった。手間は掛かるし、何より、片手で行えないというのが致命的だ。スマートフォン型携帯電話が1人1台の時代となった現代はもちろん、PS2版の頃ですら、「コントローラー片手にパソコン」という方式で、試行を容易にできた。それが行えない3DS版のスロットは、超絶劣化と呼んで差し支えが無い。かくして、3DS版のスロットは、“結果が分かるまで時間が掛かる”というデメリットに真正面から激突し、バカバカしいぐらいに非効率となった。稼ぎには、圧倒的にルーレットである。
というわけで。そんな環境変化も味わいながら、目当てであった「はぐれメタルよろい」×4と、ついでに、地味に3DS版の主人公用新防具である「ゴシックミトラ」を入手していった。クリア後に入手できる「竜神の兜」の次くらいに強いと言える頭防具だ。やれ、移植やリメイクで、最上位の装備品が追加されることはよくある(まあ、数値上だけの話であり、実際の使い勝手ではオリジナル版の最強装備を超えられないということも、よくあるが…)。だが、3DS版のDQ8では、“あいだの装備品”もそれなりに追加されている。こういうところにも、新要素で作品をニギヤカにしたいという気概を感じるものだ。
――そんなこんなで。カジノを後にし、次は、空を飛ぶ手段を求めて、南の大陸へ行くところからだ。暑い気候であり、女性住民の露出度が高いらしいが…あまり暑そうに見えず、あと、別に女性の露出度も高くない。それを指摘するゼシカの普段着のほうがヤバい。
(2025年4月33日)
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キャベツの話をするときはこの画像を貼るのがマナーらしい… |
キャベツの値段が、ようやく収まってきた。サイズにもよるが、セール品として、1玉が100円台の中盤で買える。
…やれ、この冬には、酷い場合だと、1000円近くしたことを考えると、雲泥の差である。キャベツの生育期間は、3~4ヶ月ということであり、冬場の供給不足を見たうえで、次は切らさないように、しっかりと量を植えておいたのだろう。また、不足していた冬場には輸入量も増加させており、1月は平年比42.5倍という記録的な量を、中国を中心に、ベトナム・韓国などから輸入して、国内品と同じ安全基準を通したうえで、加工食品等に使っていたという。やればできるじゃないか。どこぞの情けない自称主食さんは見習って?
さて。キャベツは、これまでの日記でも触れた通り、食べられる量が多く、かつ、保存の効く食材だ。似たような外見のレタスと比べた場合、概ね2~3倍の重さがあり、これをそのまま可食量と考えて良いだろう。また、レタスは1週間も経たないうちにズクズクとなってしまうが、キャベツは2~3週間ほどが経っても、まだキャベツの形を保っており、生だと少し怖いが、加熱すれば余裕で食べられる。
…ただし、レタスに存在意義がないというわけでは無い。レタスは、生のサラダとして食べる場合に圧倒的なアドバンテージを誇る。また、キャベツと比べて、季節性が強く、夏は値段も量も非常に手頃である。暑い季節に冷たいサラダはありがたいということもあって、夏はレタス無双となるのだ。
――そういうわけで。本日の買い物では、キャベツだけでなく、レタスも買ってきた。ただし、レタス1玉に対し、キャベツは3玉も買ってきた。何故なら、セール品で、「お一人様3点限り」と書かれていたからである。別に、上限が決められているだけであり、2個でも1個でも良かったのだが、ああいうふうに書かれると、3個を買わないと損する気がしてしまう。うまく店の戦術にやられてしまった!
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棚のキャベツが 傷んでる キャー別のにして |
そういうわけで。突如として、私の中で、キャベツ祭りが始まってしまった。まず、初日で作ったキャベツ料理は、以下の3つである。
●キャベツサラダ
キャベツ・レタス・大根・きゅうりを、適当に食べやすい形に切って盛るだけである。
その後、鰹節を載せて適当なドレッシングを掛け、クルトンを盛れば完成だ。朝・昼・晩の3食としてはもちろん、夜食としても役立ってくれる。
やれ、本当は、生食ならばレタスが一番なのだが、キャベツもなかなかという感じだ。なお、千切りが上手くできれば、ふんわりしてくれるのだが、そのためにはもっと剣の腕を磨かなければならぬ…。
●キャベツのシチュー
キャベツに加えて、冷蔵庫の余り野菜を適当に突っ込む。内容は、キャベツ・玉ねぎ・青ねぎ・大根・ぶなしめじ・にんじん・もやし・小松菜といった感じだ。そこに、スープ料理の基本ということで、業務スーパーの冷凍肉だんごを突っ込む。
さて、このような内容だと、味噌汁にすることが多いのだが、今回はシチューのルウが余っていたということで(【日記:2024/9/12】)、それを投入してみた。調理に牛乳とかいう超ブルジョア食材を要求するが、もちろん無視して、水で作る。すると、当然の結果として、味が足りなくなるので、ごま塩と顆粒だしで、食べられる濃さにまで調整する。ちょっとシチューと呼ぶにはサラッとしすぎているが、構わない。食えれば良かろうなのだァァァァッ!!
●キャベツを何か炒めた中華料理風のやつ
サラダ・スープと来て、別系統の調理をしたいと思い、油で炒めてみることにした。上記のシチューと同時に用意したため、食材はほぼ同じである。
そして、味付けには、家にあった「麻婆豆腐の素」を使ってみる。豆腐は無い。味の方向性自体は間違っていないが、ただ、例によって、野菜の水分が出て味が薄くなるので、今度はマヨネーズで味を足してみたところ、悪くない味になってくれた。
ただし、問題は量である。熱すると水分が飛んでしまい、手持ちのフライパンだと、こぼれるほど山盛りにしても、せいぜい3食分くらいまでしか調理ができないようだ。もっと、バケツみたいなフライパンを買うべきか…?
さて。上のように、3つのメニューを作ったのには意味がある。私の弁当箱は、水筒のような形をしたタイプであり、入っている容器は3つである。それに入れるために、3種類の料理を製作したのだ。
…ところで、上を見ていただければ分かるように、どれもキャベツが主体であり、コメ・パン・麺類といった穀物が一つも無い。まるでダイエットを目指している人のような感じだが、私は、もう痩せる必要は無い。どちらかと言うと、横幅より縦幅を減らしたいものだ。需要と供給が合っていない…。
――ただまあ、お弁当については、どうせ食べるのは私であるため、“死ななきゃ安い”の精神だ。こんなものを他人に食べさせたら虐待であろうが、自分で消費するのだから問題ない。そもそも、何か栄養価が足りなかったところで、たかだか1週間程度で体調を崩すようなことも無いだろう。
そういうわけで。ここからしばらくは、キャベツを主食として捉えた●キャベツ祭り●を開催していきたいと思う。主食不在によるカロリー不足が気になるところだが、まー、これでじゅうぶんだ。一体いつから――――
(2025年4月33日)
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ジャンプ+でこの辺りの数話だけ無料だった時に読んだ際は、意味が分からなかったが… |
アニメ版「BLEACH」は、初めての長編と言える「
…しかし。今回、こうやってしっかり見てみると、なるほど、原作が15年の長期連載となった理由も分かる。ただオサレでポエミィなだけではなく、必殺技の熱さ・物語のハラハラ感・キャラデザの良さなど、根本的な部分での面白さがあり、そのうえで、ネタ的な要素も親しまれているのだ。
――いやあ、本当に、この作品を見付けられて良かったと思う。現在、アニメで約60話というところであり、最新シリーズの「千年血戦篇」までを含めると、残り350話というメチャクチャな量が存在する。だが、その話数を全く苦とせず、楽しく視聴ができそうだ!
それはそうと、尸魂界編の終盤では、「
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遊戯王でいう「海馬vsペガサス」的なシーンだった |
さて。BLEACHの「卍解」、呪術廻戦の「領域展開」について、私が解釈している範囲で、両者の特徴を挙げてみよう。
………いや、「何コレ、最初の名前が違うだけじゃん」と思うかもしれないが、まさにそうで、名前が違うだけなのである。
まず、両者の発動には、「カテゴリ名『技名』」という宣言を必ず行う。BLEACHであれば「
また、卍解も領域展開も、相手を特殊な空間に包み込む。そのため、漫画ではもちろんだが、とりわけアニメにおいては、非常に見栄えがする。
…ただし、ここについてだけは、若干の差異がある。卍解について、作中世界の設定では、「
――いっぽうの領域展開は、領域というだけあって、100%が「相手を特殊な空間に包み込む」方式だ。なお、領域展開では、“術式が必中になる”という性能があり、これがあまりピンと来なかったのだが、まあアレだ、相手を自らの呪力で作った空間に包みこんだ時点で、既に技が当たっているのと同じということなのだろう。一体いつから――――
そして最後に、卍解も領域展開も、「限られた者だけが到達できる超必殺技」である。作中、かなりの強キャラであっても、卍解・領域展開を使えないという人物は多い。それだけに、強さは折り紙付きであり、基本的には、効果が発動すれば即死である。
――よって、それぞれの作中では、敵側の卍解・領域展開をどう攻略するか、また、味方側についても、領域卍解(混)をいつ発動するか、未習得キャラはどう修行するか、再登場したキャラがどのようなそれを使うか…などが、物語の大きな見せ場となっている。
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ネタバレすると虎杖が呪力と術式を使えなくする領域展開をしてすくなたおすよ(嘘) |
そういうわけで。卍解と領域展開は、もはや似ているなどというレベルではなく、ほぼ同一の概念と捉えても差し支えない。なんなら、「卍解」の後に呪術廻戦の領域名を唱える、またはその逆を行ったとしても、口上はもちろん、その後の演出まで含めて、全く違和感が無いと言えるレベルだ。
…さて。時系列的には、もちろんBLEACHの「卍解」のほうが先である。ただまあ、作者についても、パクリと言われることを全く恐れておらず、むしろ、呪術廻戦がBLEACHの影響を強く受けていることを宣言している。こういうのは、“オマージュ”というのだろう。前にも書いたが、私は呪術廻戦について、最も意識している作品は「HUNTER×HUNTER」だと思っていたが、こうしてBLEACHのほうにも親しんでみると、なるほど、その2作のエッセンスを合わせたかのような感じになっている。神作から影響を受けて、また神作が描かれる…読者にとっては、何も損をしない展開だ。
――ちなみに。私は、「呪術廻戦」に親しんだ後に「BLEACH」を見始めたため、元ネタとオマージュの時系列が逆転しており、何だか変な感じである。ただまあ、このような必殺技システムは大好きであり、そういった作品が視聴できるのは、嬉しい限りである。必殺技…それは男子永遠のロマンなのだ!
(2025年4月33日)
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フォーグの相棒と言えばペインだろ!!(FF13感) |
本日は、ベルガラックのカジノ開放イベントだ。これは、物語本筋とは関係ない寄り道要素であり、無視して進めた場合でも、ラスダン出現と同時に、カジノは自動開放される。ただ、カジノ早期解禁という以上に、独自の要素を持つイベントとダンジョンがおいしい。無視した場合の展開も、イベント演出が消滅し、ボスが消えた「竜骨の迷宮」が寂しく解禁されるだけで、何の得も無い。知っていれば、スルーする理由は全く無いと言えるのだ。
――ちなみに、“護衛を引き受けたうえで、ダンジョンをクリアせず、メインシナリオを自動開放と同じところまで進める”という、ギルガメッシュ生存ルート的な手順を辿ることで、「護衛をすっぽかした」という趣旨の、特殊なミニ演出を見ることができるようだ。あらゆる意味で、ほとんど見た人は居ないと思うが、【こういう動画資料】もありますので、是非どうぞ。私も初めて視聴しました…。
さて、カジノ開放イベントの物語上の内容としては、先代が死亡したベルガラックのカジノにおいて、王位継承者として、兄フォーグと妹ユッケが登場し、兄と妹がプロレスではなく、「竜骨の迷宮」をどちらが早く攻略できるかで勝負となる。特徴として、プレイヤーはそのどちらに協力するか、自由に選べるのだ。物語の大筋に変化が無いだけでなく、報酬等も変わらないため、完全に好みで選んで良い。
…さて、歴代のプレイだと、かわいい方という理屈で妹を選んでいた気がするが、私はFF13ファンなので、今回は兄のフォーグを選んでみた。魔法を使えなくするステータス異常と、チャレンジングな生肉料理…。FFシリーズでいうと、兄マホトーンに妹サシミみたいな感じである(?)。
――ちなみに、神:チャゴスと違って、どちらのキャラもバトルに参戦してはくれないので、ネタ要素は低めだ。その他、3DS版では、追加要素であるバトルロードのランクSSに、兄と妹のコンビで参加しており、カジノ再開よりも一足お先に、仲良くしている姿を見ることもできる。
そういうわけで。寄り道ダンジョンの「竜骨の迷宮」に、新メンバーの2名を含めた、スコール(主人公)・モリー・ククール・ゲルダの4名で挑んでいく、ヤンガスに続き、今度はゼシカが王直属の護衛軍ということになった。
…さて、まずダンジョンとしては、メタルキングが初登場することで有名だ。とりわけ3DS版では、はぐれメタルinトロデーン城(【日記:2025/2/16】)と同じく、カメラを振るだけで簡単に敵出現判定をやり直せるうえ、そもそもの出現率も高まっており、入れ食いという状況である。ヤンガスが抜けた今、HPが16~20と高いメタルキングを倒しうるのは、現時点では主人公の「雷光一閃突き」くらいしかない(そもそも今回はヤンガスの斧スキルを育てていないが…)のだが、そんなことは全く関係ないくらいに、メタルキングが大量発生している。レベルという概念が破壊されている。
いっぽうで。ここでも厄介なのが、道の狭さと、それに反する敵密度の高さである。ドラゴン系ということで、敵の図体が大きいため、狭い通路に登場すると、ただ横を抜けるだけでも困難であり、気付かれてしまえば100%アウトである。PS2の原作を、そのままシンボルエンカウントにしてしまったゆえの難点だ。と言っても、道幅拡張工事をするとなると、移植やリマスターではなく、リメイクになってしまうだろうから、ある程度は仕方ない。
――とはいえ、もし現行機にリマスターする機会があるのなら、「敵に見つからなくなる呪文」などの、原作には無い緩和要素が欲しいところだ。シリーズ恒例の「トヘロス」という呪文では、「弱い敵が」「まるごと」「出現しなくなる」が、それとは別の物が欲しいのである。
※追記:ゲルダの「しのび走り」という特技がありました…また後の日記で書きます。
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モンハン3のオープニングムービー並みの人口密度 |
ということで。道中、適当にメタルキングを割りつつ、進んでいく。そして、モリーとゲルダを連れたうえで、ボスである赤鬼&青鬼:レッドオーガ&ブルファングに挑んでみた。ここで、キャラ性能も、少しずつ分かってきた。
まず、モリーであるが、こいつは高火力で使いやすい。私が育てているのは「爪スキル」(武器系統)と「熱血スキル」(特殊能力)である。爪のほうでは多数の特効系特技を使えるが、雑魚戦では、3回攻撃の「タイガークロー」が通常攻撃代わりに使える。また、爪100で使えるようになる「ゴッドスマッシュ」は、高火力の単体攻撃であり、シンプルで使いやすい。どうやら、メタル系など、ごく一部の敵を除き、敵の守備力を貫通してくれるようだ。黒鉄の巨竜をクズ鉄に変えてしまうのが、今から楽しみというものだ。
…また、熱血スキルのほうでは、まずは「バイキルト」「ルカニ」という、ブレイダ&デプロテを覚えたのちに、全体攻撃の「モリーファイア」を習得する。炎系統を持つため、一部の敵には効きづらいものの、ブーメランを装備せずとも使える全体攻撃ということで、普段遣いに有用だ。また、「モリーエール」という技では、キャラ1名を指定して、そのキャラのテンションを1~2段階アップさせる。この使用対象として、現時点で最有力なのは、モリー自身であり、テンションを上げてからの「ゴッドスマッシュ」は、他キャラで攻撃する気が無くなるくらいの高火力を誇る。更に熱血スキルを成長させると、上記のスキルは「モリーバーニング」「ハイテンション」とパワーアップするうえ、「ザオリク」まで使えるようになるようだ。何でもできるじゃん。
――ただし。それだけに、モリーはやることがとても多い。FF13表記で言うと、ATK/BLA/ENH/JAMという感じだ。サッズ△? モリーの行動として、「モリーエールを自分に使う」→「ゴッドスマッシュで攻撃」だけでも毎ターンが埋まってしまうのだが、そこにバイキルトとルカニまで入れようとなると、肝心の攻撃回数が落ちてしまい、ST効果が時間切れになってしまうことはもちろん、凍てつく波動や1回休み攻撃によって妨害されることも増える。よって、例えば、ルカニもバイキルトも使えるゼシカと組ませるのが良いかもしれない。が、そのゼシカは今、迷宮の入口で馬車を温めている。
続いて、ゲルダだが、こちらは現時点では微妙な存在だ。
…まず、ゲルダ専用の新武器ということで、私は「扇スキル」を育ててみた。どうやら敵味方への補助効果を併せ持つ攻撃技を覚えていくようだが、敵側へのST異常について、雑魚は倒したほうが早く、ボスには効かないことが多いため、あまり立場は良くない。「扇の舞」は、他キャラにもある、“やや威力の低い打撃を、何回か連打する”」という、みだれうち系の特技だが、ゲルダ自身と扇武器の火力が低く、純粋な劣化版でしかない。一応、上位レベルで覚える「精霊の舞」はザオリクと同じ効果、「アゲハ乱舞」は癖のない全体攻撃なので雑魚戦で有用…ということらしい。
――また、各キャラの性格を表す特殊系統については、ゲルダ版は「アウトロー」という名称だ。「オート盗む」や「ゴールドアップ」は、それぞれ、アイテムとお金を自動的に入手してくれるスキルであり、雑魚戦の比重が大きいドラクエシリーズでは、かなり有用と言える特技だ。ただ、強敵戦で役立つかどうかと問われれば、素早さを上げる「ピオリム」があるのは良いのだが、“ゼシカが使えてゲルダに無い呪文”として、「バイキルト」(攻撃力UP)、「フバーハ」(ブレス系防御)、「ルカニ」(防御力DOWN)などが存在し、これらはどれもバトルで超重要である。というわけで、私は、居なくなって初めて、ゼシカの重要性に気付いたのだ。リブルアーチでは全く思わなかったのに。
ちなみに。そんなゲルダだが、短剣100で覚える「キラージャグリング」という技が、弱体化前の双竜打ちと言えるレベルの強さを誇り、条件付きだが、メタルキングを会心なしで葬り去る(←!?)など、一行で最強アタッカーと言える存在になるようだ。やれ、FFシリーズだと、13および7リメイクにて、「女が火力、男はサポート」という多様性に対応したゲームデザインとなっていたが、ドラクエもそうだったのか!
というわけで。「加入直後の強さ」「最終的な位置付け」の両面で、ゲルダ&モリーは、キャラ立ちをしていると言える。そのうえで、既存キャラの良さも完全には消さないという感じであり、かなり良い調整になっている。このあたりは、ドラクエということで、さすがのゲームデザインだ。
――ちなみに。現段階では、主人公・モリー・ククール・ゲルダの4人旅となっている。ククールを残したのは、「ベホマラー」が回復のカナメとなるからであるが、今後、主人公がベホマズンを覚えると、立場が微妙になり、ゼシカと入れ替えになるかもしれない。または、主人公は変えられないものの、残り3枠は、バトルに合わせて変えていくというパターンも考えられる。まあ、ヤンガスOUTは固定化しそうな感じだが…。
(2025年4月33日)
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「アルティメットまどか」とかいう嘘みたいな公式名称 |
本日の記事をもって、「投資」タグの日記は終わりとします。もう駄目だ、ついていけない。
…さて、昨夜の時間帯に起こったことは、皆さまご存じだろうか。日本時間の10日早朝、犯罪者:ドナルド・トランプが、「中国対象のものを除き、10%を超える関税を、90日間だけ延期する」と発表した。久々に来たビックな好材料ということで、市場は爆発し、主要指数が+10%と大暴騰をした。
――が、私は資産のほとんどを現金に戻していたため、その恩恵を全く受けられなかった。それどころか、朝になってから、何とか利益を掻き集めようと馬鹿の浅知恵をした結果、追加で10万円の損失を出してしまった。この、“市場が上がっているのに、自分は損失を出す”というのが決定打となって、私は、もう、これまでのようなスタイルでの投資は続けられないと判断するに至ったのだ。
では、これからはどうするのか。まず、書き方からも分かる通り、投資自体をやめるつもりはない。だが、もう、“値動きを読んで、適切なトレードをする”ということは、技術的にも精神的にも無理であると、はっきり分かった。よって、「株価」という数字を、徹底的に生活から排除することにした。
…具体的には、まず、株の購入は、毎月の給料からの自動積立のみとする。使うのは、主力としていた「楽天証券のクレカ積立」だ。そして、それ以外の証券会社&クレジットカードでの積立は、全て中止し、持ち株を売って、閉店としていく。もちろん、予定していた、「松井証券の口座開設」や「マネックス証券に積立可能なdカードへの挑戦」といった作戦も、実行には移さず、ボツとする。
さて。私は、楽天証券以外では、もともと長期保有をする気がなく、「クレカ積立で買った株を売ることで、そのクレカ自身の支払いを行う」という方式を採用していた。だいたい、クレカ積立をしてから、その支払日が訪れるまでは、1ヶ月前後の猶予がある。その期間による運用益と、0.5%などといったポイント還元を両取りしようと考えており、私はこれを「資金の先置き」と呼んでいた。
…まあ、ひと月で3%とか5%とか伸びていた頃は、こんなものでも利益が得られてウハウハであったのだが、下落した場合でも株を売ってクレカ支払いを行う必要がある。よって、毎日の株の値動きが、異様なまでに気になってしまう。さらに、クレカ積立で買える「投資信託」という商品は、フットワークが重く、通常、売却注文を出してから1週間くらい経たなければ、現金として引き出すことができない。しかも、クレジットカードの支払日というのは、各社で分かれており、それに合わせるように、株を売買しなければならない。その際、もし評価額が下がっていれば、少しでも取り戻そうとして粘り、ますます株価が気になってしまう…。そのような関係で、ここしばらくの月が変わる前後くらいは、クレカ支払いで頭がグルグルになっていた。それでも儲かっていればマシだが、ここ数ヶ月は、良くて横ばい、ポイント還元を入れても下がるのがザラであり、全く苦労に見合っている感じがしなかったのだ。
やれ、もともと、私の毎月の手取り給料は20万円ちょっとと、決して多いわけではない。そこから、長期保有枠となる「楽天証券への15万円」+「企業型DCへの5万5000円」だけでも、十分どころか、ニ十分・三十分に攻撃的である。
――そこに更に、私は「多数のクレカ積立」や「キャンペーン狙いの購入」などを加えていたのだ。もはや、その投資活動は、頭のおかしな複雑さと化していた。それで儲かるのではなく損をしていて、精神的にも疲弊していたのだ。破綻して当然である…。
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アニメで見たとき「領域展開じゃん」ってなった |
さて。私は、犯罪者:ドナルド・トランプの存在により、既に積立商品を
…というわけで。目的が目的なだけに、今回は、徹底的に株価の数字を排除しようと決めた。まず、楽天以外の全ての証券口座では、持ち株を売却し、全ての資金を口座から引き上げる。各種のポイント運用系のサービスも、現金に戻し、値動きを見ないようにする。私が最も力を入れていたPayPayポイント運用は、リアルタイムで動くことが魅力だと思っていたが、いちど下がり始めると気分は最悪である。ちなみに、生涯獲得ポイントの約20万に対し、一時期は+2万ptとウハウハだったが、この暴落を受けてマイナスとなり、何とか取り返そうと頑張ってみたものの、最終的に17万ptほどで撤退することになった。-15%という、信じられない大損である。まあ、私の運用など、この程度だ。
――そして。楽天証券については、二段階認証を導入し、ログイン回数を減らす。もともと、楽天証券では、少し前に問題となった不正アクセスへの対策として、この二段階認証が導入されたのだが、ログインのたびに、「メール受信」→「そこに書いてある絵を2つ選ぶ」という異様に面倒な手間を強いられる(「1日1回」「1時間空くごとに再認証」などではない)ため、私はそれを酷く嫌って、二段階認証を導入していなかった。ただまあ、できるだけ株価の数値から目をそらしたい今となっては、ログインしづらくなるのはありがたい。現在の評価額が分からなくなる「金額非表示」というオプションも有用だな。何のためにあるのかと思っていたが、私のための機能だった!
ちなみに。ここしばらくは、私の銀行口座に現金として入っているのは、10万円以下であった。そこから更に、キャンペーン目的などで、ギリギリのところまで株を買っていくため、財布の中身+口座で1万円を切るような、極限の自転車操業をしていることすらあった。代わりに、祈る時間が増えた。
…やれ、ここまで私がアップアップで勝負していた理由は、やはり、これまでは、一ヶ月で3%とか5%とか、その水準で株が伸びていることもあったため、その市場に、少しでも多くの資産を投入したかったからだ。まあ、私は、お金を使う趣味が無く、友達も居ないため、これでも何とかなっていた。だが、今から振り返ってみると、もはや異様な光景である。もう、そんな都合の良い市場は来ないと考えて、安心できる現金資産を増やそうと思ったのだ。
――ちなみに。具体的には、ここから調整して、50万円くらいは常に現金で持っておきたいと考えた。実は、当初の計画がそれくらいだったのだが(【日記:2023/12/29】)、2024年のフィーバー市場を経て、完全に頭がギャンブル脳になってしまっていたよ…。
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殴ってでも止めてくれるって人は居ないんだろうなあ |
しかしながら。はっきりと変えていく点は、楽天証券のクレカ積立で購入する銘柄を、「三菱UFJ
純金ファンド」にするということだ。
…やれ、全世界株やS&P500といった、アメリカ株ベースの商品から変更をする理由としては、結局のところ、愚かな関税政策は延期されただけであり、根本的な解決にはなっていないということもある。また、中国への超高関税はそのまま残されており、これが経済に与える悪影響が無視できないと判断したことも存在する。今後も不安定な状況が続くとなると、株ではなく、金が値上がり面でのメリットが大きいと判断した、もちろんそれもある。
――だが、一番の理由は、もはやアメリカ人という存在が、信頼に値しないと判断したからだ。今回の関税撤回は、ドナルド・ドランプによる市場操作である。ドナルド・トランプは、自らの支持者たちに、株を買っておくよう予告していた。こういうものは、インサイダー取引といって、歴とした犯罪である。ところで株価は、当初の水準までには回復していない。つまり、犯罪者:ドナルド・トランプと、その取り巻きが利益を得るために、私たちの資産が犠牲にされたのだ。権力と金で肥え太った豚野郎が…まだ喰い足りないというのか。
やれ、投資とは、つまるところ、“投資対象の成長に期待して、お金を貸すこと”である。
…だが、現在のアメリカ株は、犯罪者:ドナルド・トランプの運営する、邪悪なカジノ場と化してしまった。胴元の一声で、どうとでも市場は動き、そのたびに、素人は蟻のように踏み潰される。こんな連中に、私の大切な資産を預けられるわけがない!
――やれ、あれを未だに支持しているアメリカ人はお話にならないが、もう私には、この犯罪者が世界の王に選ばれるのを止められなかったアメリカ人全員が、無能そのものに思えてくる。今や、私にとって、アメリカ人というだけで、嫌悪の対象だ。資産投入なんて論外であり、心情的には、少しでもアメリカ依存を避けたいという気持ちである。
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お金は、また貯めていけばいいよ |
というわけで。この先の私の投資をまとめると、短期での売買を前提とした取引を取りやめて、メインである楽天証券に、米国株ではない「三菱UFJ
純金ファンド」を、クレカ積立をするのみとする。同時に、生活から株価の数値を徹底的に排除し、できるだけ目をそらすようにする。要するに、私も、65点の投資戦略である「分散・長期・積立をして気絶」を採用することにしたのだ。まあ、どう考えても、自分流では64点以下しか取れないし…。
――すると、どうしたことか。まだ初日であるが、かなり精神的に安定をするようになった。やはり、多くの人に推奨される方法というのは、しっかりと合理性があったのである。“ねずみの嫁入り”とでも言おうか、私も、紆余曲折を経て、在るべきところに戻ってきたのである。
さて。ここから先は、食事の時間には、テレビやネットの経済ニュースを見るのではなく、「dアニメストア」で好きなアニメ作品を見る。そして、日記では、ゲームやアニメの記事を増やし、カッチョいい画像をどんどん載せていく。最初は投資のためだった節約生活も、苦しいだけでなく、工夫が楽しい面もある。だが、無理な節約から自分を開放して、お菓子やジュースを味わうのも、これまた乙なものだろう。意外なところとして、職場で出会う素敵な人たちとの巡り合わせも、私にとって、心が踊るものである。
…ということで、株から目を離してみると、私の毎日は、こんなにもキラキラしていたのだ。それが、ゲスが胴元のギャンブルに、目を血走らせていたのでは、もう人生の損失である。それが、貯金額の下落以上に、最も大きな損かもしれない。
――そういうわけで。「本日が投資日記の最終回」というのも、それらの策の一環だ。投資自体をやめるわけではないが、「株の値動きに一喜一憂するような投資」は、本日で卒業である。今回の暴落による-30万円は、その授業料と捉えておこう。なあに、また2ヶ月、健康に働けば、すぐ返ってくる!
(2025年4月33日)
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とりあえず、まどかchanの画像でも見て落ち着いて… |
トランプ大恐慌による市場の暴落は続いているが、昨日と今日では、少し違った動きも見られた。それは、一度上がったあとに、また下がったのだ。
…まず、週明け7日(月)は、日経平均(日経225)が、-2644円 [-7.83%]と、かなり大きく下落した。前週木・金と、バカの考えた関税のせいで、連続して1000円下げていたところに、更なる追い打ちとなり、ここ最近の週刊ブラックマンデーの中でも、最悪と言える展開になった。
――余談だが、日本の証券コードで「2644」というと、今やゴミの詰め合わせとなった「[2644] GX半導体日株」である。運命の日:2024年7月11日に記録した最高値から、もはや評価額は半分以下だ。これを長期保有しようと思っていた恐ろしい時代が、私にもありました…。
というわけで、ブラックマンデーで始まった4月第2週であったが、次の日である8日(火)には、+1876円 [+6.03%]と、これまた大きく揺り戻した。あの、-4451円という史上最大の下落を経験した悪夢の2024年8月5日(【日記:2025/8/5】)も、次の日には+3217円と一気に戻し日(【日記:2025/8/6】)、そこから回復がスタートしたことは、まだ私の記憶に新しい。その夜の米国市場も、主要指数が+3~4%と明るく始まったため、楽観ムードが漂ってきた。
…が、結局のところ、朝起きてみたら、米国市場は-2~3%とマイナス化しており、その煽りを喰らって、日経225も、9日(水)付けで、-1298円 [-3.93%]と、大きく下落した。おまけとして、円高も進行中であり、例の「eMAXIS
Slim 糞国株式」は、-3.16%と今日もなかなかの勢いで下落し、為替と先物の展開から、明日以降も更に値下がりが続くだろう。マジかよ糞株売ってくる!
というわけで。週明けからの日系225は、-7.83% → +6.03% → -3.93%と、変動幅が非常に大きく、とてもじゃないが、素人が入れる空気ではない。ただまあ、こうやって上下動を繰り返すということは、大暴落も、少しだけ状況が進んだかなと、僅かに安心できたのだ。
…どういうことかと言うと、株価は、暴落時にも、一方的に落ちるのではなく、何度か波を打って下落していくという性質がある。“解放”という名の、アメリカ株の死が発表された日本時間4月3日朝から、日経225は連続で下落しており、どこまで下がるか、末恐ろしい感じがした。だが、それが1日だけとはいえ、揺り戻す機会があったことで、今回の大暴落も、少しだけ状態が進んだと判断できるのだ。
――さて。言うまでも無いことだが、この波のような動きが、何波まで続くかは、予想できない。今回は、「バカが考えた関税」という明確な原因があるので、これが取り除かれるまで、少なくとも上昇トレンドが戻ることは無い。だが、永遠に下がり続けることも無く、ある段階で、“一定範囲内で、上がったり下がったりを繰り返す”というレンジ入りをするだろう。「いったん上がって、また下がる」は、その状況に、僅かだけ近付いたと言えるのだ。
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今はまだ投資ができる段階ではない |
何はともあれ。間違いなく言えるのは、今はまだ買い時ではないということだろう。日経225は、ようやく一段階目の波を迎え、少し状況が進んだ。だが、ここから一気に反転攻勢とは行くことは無く、まだまだ下落トレンドから脱出できそうにない。アホ関税による影響が、先を見通せない状況だからだ。
…ちなみに、本日のアホであるが、「1日20億ドルの関税収入が入ってくる」とイキっているようだ。だが、ソースは不明であるうえ、関税を払うのは自国民のため、事実なら20億ドル増税したということである。1ドル=150円・1年=365日で計算すると、年間110兆円の超増税だ。日本の消費税で言うと55%くらいかな。まあ、アメリカ国内で物価が平均1.5倍に上がるというくらいのことは、普通に起こりそうな気がする。
――さらに、これは噂であるが、どうやら、「米国株を保有する外国人に対し、その利益に3割の課税をする」というルールすら考えているという話もある。事実であれば、アメリカ株は更なるクソ商品と化し、成立前に売却が殺到して、最高値は永久に更新できなくなるだろう。そこまで来たら、さすがの私も、主力をゴールドに変えて、二度と戻れなくなる。
ところで。株の下落は底しれぬ不安を与えているが、私にとって少しだけ救いになるのは、円高が進行していることである。
…やれ、円高というのは、例えば「1ドルが150円から、145円になること」を指す。これは、日本人投資家にとっては逆風であり、まず「日本人が持つ米国株」の価値は、円高で比例して下落する。また、無関係に思える「日本人が持つ日本株」についても、外国人投資家の動きにより、やはり、上がりづらく下がりやすい環境になる。これを狙って行ってくる日本銀行は、私にとって敵そのものであり、2024年は幾度となく苦しめられたものだった。まあ、今となっては、トランプに比べれば雑魚という評価しか無いが。
――しかしながら。現在の私は、資産の大半を、“日本円の現金”として持っている。その目線から考えると、円高の進行は、「日本円の価値が上がっている」という意味になる。つまり、「日本円で資産運用をして、そして成功している」と捉えられるのだ。この視点を持ったことから、私は、無理して、すぐ株や金といった商品を買う必要は無いなと感じるようになった。なにせ、何を買っても、今はダダ下がりをする状況だ…。
ちなみに。この暴落の出口戦略だが、前述の通り、「日本円を現金で持っている」というだけで、今は悪くない資産運用になっているため、まずはそれで耐える。そして、市場がある程度の安定を取り戻したら、分散を心がけつつ、慎重な再度の資産投入を行っていくつもりだ。もはや、今月中に400万円ほどある現金資産を全て再投入するなどという無謀すぎるプランは消え去り、早くて数ヶ月、遅ければ年単位での再投資となるだろう。
…ところで。私は、今回、地味に日本市場に期待をしている。なぜなら、株式市場の落ち着きを取り戻すのが、日本は割と早いのではないかと考えているからだ。もし、関税関連で、何か日本に有利なニュースが流れてきたら、それが、ちょっとした買い時となるはずだ。
――逆に、最も遅くなるのは、言うまでもなく、アメリカだ。なにせ、全世界から同時に経済制裁を受けたのと同じだからだ。そこからアメリカ国民が解放される日は、トランプの命日となる3年9ヶ月後…いや、下手すると、投資対象として、二度と復活できない危険性すらある。私は、そんな泥舟から、命からがら逃げ出すことができた。だが今は、かつて不沈と信じた豪華客船が傾いていくのを、救命ボートから眺めているような、悲しい気持ちである。
死なないで。
(2025年4月33日)
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まあ、進めずに戻ってきて再探索をすれば、確実に見付けられるであろうが… |
今回は、「海賊の洞窟」からである。FF5の同名ダンジョンは、ゲームのまさに冒頭であったが、DQ8版は、「中盤の終わり頃に、空を飛ぶ手段を求めて探索する洞窟」となっている。場所は、“トラペッタ~リーザス村に掛かっている橋”の真下である。ゲーム序盤の場所を意外な形で訪れる、良演出だ。
…さて、今回は、バトルロードを早期攻略し、3DS版の追加要素であるモリーを仲間に加え、その戦力を検証するつもりで挑んだ。だがやはり、道の狭さに苦しめられてしまった。3DS版では、シンボルエンカウントとなっており、移動画面で敵シンボルを避けることにより、戦闘回避が可能だ。しかしながら、元がランダムエンカウントのゲームということか、通路が狭く・敵シンボルが大きいため、一部のダンジョンでは、戦闘回避がとても難しい。
――やれ、前回、雪原地方の「薬草園の洞窟」でも、通路の狭さによって、敵シンボルを避けられないことが頻発してしまった(【日記:2025/4/1】)。今回の「海賊の洞窟」も同じであり、敵を避けようと思ってもぶつかってしまうことが多く、むしろランダムエンカウントよりストレスを感じてしまう。結局のところ、今回も、途中からダレて、チーム呼びで飛ばすようになってしまった。
ちなみに。ダンジョンについては、下層が2手に分かれている。進み方は、まずマップ中央部から下に降りて、行き止まりでハンドルを回す。すると、“南側にある水槽の水が抜けて、下に降りれるようになる”というヴァイオゥ,
ハザーゥ……な仕掛けが存在する。私は、DQ8は都合3周目となるが、細かい攻略までは覚えておらず、まずマップ真ん中から探索したが、そのままハンドルを回さずに戻って南へ行き、進めないことに気付いてから引き返し、そこでようやくハンドルを見付けるに至った。
――まあ、「3DS版は、敵シンボルが登場して、注目物質が増えている」「画面が狭いうえに、ハードに右スティックがないため、細かい探索が難しい」という制約はある。しかし、それ以上に、最近のゲームの親切設計に慣れすぎて、自分の探索能力が落ちているのを感じるものだ。現実世界における、位置情報つき携帯電話と同じだ…。何はともあれ、それで余計に狭い通路を行き来する機会が増え、余計に多くの雑魚敵と戦闘になってしまった。
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味方側は火力7.5倍だが、さすがに敵側だとそこまでではない |
そして。ボスは、海賊の幽霊である「キャプテン・クロウ」だ。行動パターンは、完全2回行動でテンションを溜め、「いてつく波動」で強化を解除したのちに、全体攻撃の「真空波」で大ダメージを与えてくるというものだ。
…さて、こいつについては、1回休み系の特技が有用ということで、まさかの「ぱふぱふ」が効いてしまうということがネタ扱いされている。味方の場合と同じく、1回休みが入ると、テンションも0に戻ってしまうため、効果は絶大だ。
――ただし、私のゼシカはお色気を犠牲にしている(短剣を育てている)ため、その手は使えない。よって、モリーの「ゴールドフィンガー」と、ククールの「冷たい笑み」によって、地道にテンションを下げていく。敵は、中途半端な状態で真空波を放ってくることもあるが、ほとんどの場合はテンションを溜める行動から始めるため、これにて千日手となる。伝説の、「レビテト!」「重力100!」という感じの戦いだ。
ちなみに。敵は守備力が高く(アンデッド扱いで、物理攻撃への耐性が高いらしい…)、なかなか決定打と言える攻撃を当てられない。そんな中で、敵テンションを100に上げられてしまったが、問題ない。そういう時こそ、チーム呼びだ。
…やれ、チーム呼びは、1ターン中の行動として、必ず初手で処理されるため、敵テンションが100に達したのを確認してから、防御コマンド感覚で入力できる。そして、召喚ガードと同じ理屈で、モンスターチームが倒れても全滅扱いにならない…というか、スーパーハイテンション真空波の“全体200程度のダメージ”だと、人間パーティなら半壊となる火力だが、モンスターにとっては少し痛いという程度だ。
――更に言うと、モンスターチームは、防御力だけでなく、火力も優れており、ボス相手でも、無視できないHPを削ってくれる。盾として呼び出し、その役目を十分に果たしてくれたうえで、火力も高く、しかも操作も1回Aボタン(◯ボタン)を押すだけで楽…。逆に、何かデメリットがあるのか。強いモンスターを集めるのに、情報収集が必要になることとか?
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ゼシカと需要が被りそうで被らないのだ… |
さて。キャプテン・クロウを撃破すると、モリーと並ぶ3DS版の目玉要素として、ゲルダが加入をする。ヤンガスと、幼少期から関わりのある女盗賊であり、ゼシカを超える素早さと、ゼシカとは異なるタイプのアタッカー&サポーターとして活躍するようだ。
――というわけで! 次は、そのゲルダ&モリーの戦力検証も兼ねて、ベルガラックのカジノ解放イベントへと挑んでいく。このイベントは、呪われしゼシカを倒し、リブルアーチをクリアしたタイミングから挑めるようになるが、私は、モリーだけでなく、せっかくだからゲルダも使いたいと思って、意図的に後回しにしていたのである。同ダンジョンでは、初めてメタルキングも登場し、クリア後にはカジノも使えるようになるため、夢が広がるというものだ!
(2025年4月33日)
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食べるところが多そうで嬉しい(エンゲル係数感) |
モンハンワイルズについて、私は、アストロボットやステラーブレイドのように、トロフィーコンプリートを目標の一つとしている。だが、その一つである、釣りトロフィーこと、勲章「大物釣りに魅せられて」は、非常に苦痛と言える内容であった。
…さて、まず、モンハンワイルズの釣りは、普通にモンスターとの戦いを楽しむ方針だと、全くプレイする必要は無い。釣った魚の用途は、そのまま使ったり、合成素材にしたりという感じだが、装備品のために必要な場合がほとんどなく、そして、消耗品にも代用ルートが用意されている(例:「大タル爆弾G」の合成には、バクヤクウロコだけでなく、鬼ニトロダケでもOK、など)。
――というわけで、釣りについては、サブクエの存在により、かろうじて意識ができるくらいだ。一応、キレアジ系のアイテムを初めとし、各種の消耗品は、大量調達容易な店売り品と比べると性能が良いらしいが、それだけのために釣りをするか?
と言う感じだ。私はやってません。
そのような環境下、“釣りについてのトロフィー”は、忘れられがちなモンハンの釣りについて、思い起こさせてくれるものだ。トロフィー系システムの役割は、単なるコンプリート要素という他にも、ゲームの意外なところにスポットライトを当て、楽しむための一助としてくれるというものだろう。しかしながら、使い方を間違えれば、かえって印象を悪くしてしまうというのが、釣りの例でよく分かったのだ。
さて。ワイルズには、釣り関連のトロフィーがいくつかあるが、何が一番キツいのか。それはもう、ぶっちぎりで、「大物釣りに魅せられて」である。その条件は、「大物を30匹釣る」というものだ。しかし、この“大物”、まず、専用のエサと釣り場を狙わねば、糸に掛けることすら困難だ。しかしまあ、これについては、ネットの攻略情報という現代の集合知で省略できるため、セーフとしよう。
…ところがどっこい、大物釣りは、ただ引っ掛けるだけでなく、魚との駆け引きをするミニゲームが挿入される。だが、これが作業的なうえに時間が掛かり、すぐに飽きて苦痛になる。それを、10回でも多すぎるくらいなのに、30回なのだ。本当にプレイをしたうえで条件を決めたのだろうか?
――やれ、他のトロフィーだと、例えば、オフライン100回&オンライン100回なんかは、やり込み型のゲームなので、長時間プレイして居るうちに、自然と条件を満たせるだろう。最大金冠&最小金冠についても、確率の低さから、最終的には作業となりがちだが、「モンスターとの戦闘」というゲームのメイン部分に繋がっている。でも、釣りは全く普段やらない行為だ。「集中して終わらせよう」ってなること、分かってたよね?
というわけで。釣りについては、もう最初から攻略情報をフル活用し、夏休みの宿題的な感じで、一気に勝負を仕掛けていった。まずは、残していた釣り系のサブクエからだ。ちなみに、依頼者は、タマミツネの討伐でも登場する「カーニャ」だが、釣り系のトロフィーは、アプデ前に挑戦していた。最強コマンド「休憩」が値上がりする前である。
…まず、緋の森17番で、専用トロフィーを持つ「ニュウドウイカ」に挑む。夜に、ウズ・トゥナが水中ワールドツアーをしている場所へ向かうと、巨大な亀というか壺というか…そんな感じの明らかな異物がふよふよと浮いているので、その近くに向けて、「テンタクルエギ」を投げ込んでみる。だが、あまりに食いつきが悪い。駄目そうだったので、いったん引き返して、装飾品で「ハンター生活」というスキルを発動させ、釣り能力を上げてみたところ、一発で食いついてくれた。うんうん、それもまた、生活だね!
――さて、そこからは、大物と格闘するミニゲームが始まる。内容は、まず、相手が左右に動いている時は、スティックを倒して「暴れをいなす」という行動をする必要がある。これ、左右どっちだか分からないのだが、「魚が泳いでいる方向に倒す」が正解である。ステラーブレイドの釣りとは逆なのだが、そこは重要ではなく、そもそもどちらに倒せば良いのか分かりづらいというのが問題だ。そして、魚が動きを止めたら、スティックを上下に倒して距離を縮めていく。その繰り返しである。四苦八苦して、何とかニュウドウイカを釣り上げ、専用トロフィーの「モンスターイカハンター」を獲得した。
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この距離と警戒感の無さなら網釣りでええやろ |
さて。残り29匹だ。大物は、全5種であるが、専用トロフィーを持っているのはイカさんだけであり、後は何を29回釣っても良い。
…というわけで。これまた、攻略情報を最初からアテにしていく。豊穣期の昼に、“緋の森10番の北側にある、2つの川が合流している辺り”に行くと、大物の一種である「ドストレバリーパーチ」という、レ・ダウとかゾ・シアなどとは逆に、点を打たなすぎな魚が登場する。この場所の最大の利点として、魚が近くに出現するので、ミニゲームで格闘する回数を少なくでき、何なら即座に釣り上げられるということだ。
――ちなみに、川自体も小川であり、相手は警戒心も極めて希薄なので、普通に捕獲用ネットでも捕まえられそうな感じである。だが、それだと、“釣り上げた数”には入らない…という以前に、やってみたら網をすり抜けた。モンハン世界の魚ということで、ガノトトスの仲間な可能性があるな。
そういうわけで。あとは、「近くのキャンプ(上層部の「エリア18
西部」)にファストトラベル」→「該当地域に行って、0~2匹のドストレバリーパーチを釣り上げる」→「他の地域にリージョンチェンジをするか、緋の森で『豊穣期・昼』に時間指定して休憩をする」を繰り返すだけである。
――さて、さすがネットの攻略情報ということで、効率はかなり良いと思うのだが、しかしまあ、30匹という量は、純粋に多く、大変である。途中から、モンスター図鑑の「環境生物(釣魚)図鑑」を見ると、累積の釣り数が分かるということで、少しは気分的に楽になった(PSハードのトロフィーは、トロフィーごとの内部達成数が4/33などと分かる場合があるのだが、ワイルズではこれが全て伏せられている)。だが、それでも、途中からはリアルに頭が痛くなり、目がチカチカしてきた。決して潤沢とは言えない余暇時間を費やし、PS5という高性能ハードを使っているのに、何故こんなつまらないミニゲームを遊んでいるのだろうか。見ていてね、ハンターが何をやるのかを(釣り)。
というわけで。最終的に、「釣りを初めてから、30匹トロフィー獲得まで」に掛かったのは、1時間半ほどであった。とりわけ厄介だった、後半部の「ドストレバリーパーチ×29匹」は、動画で振り返ってみると、ちょうど1時間というところである。これは、目標達成のための作業時間として、決して長すぎるわけではない。ただまあ、内容があまりにもつまらなすぎて、「もう二度とやりたくない」と思わせるものであった。
…やれ、「嫌ならトロコンなんてやめろ」という意見もあるだろう。それはそうなのだが、しかしながら、トロフィーや勲章といったコンプリート要素は、後ろ向きなものではなく、むしろ収集の過程で、ゲームの魅力を味わえるようなものにするべきであろう。もちろん、達成感を高めるために、“適度なストレス”というのは重要だ。その点を考えると、この「大物を30匹釣り上げる」は、明らかに適量とは言い難いのである。
――まあ、私がやった中だと、さすがに、伝説の、FF7リバースにおける糞ボクシングよりはマシだ(【日記:2024/5/18】)。しかしながら、そのレベルの物を取り出さなければ擁護できないとも言える。それが、ワイルズの「大物を30匹釣り上げる」のトロフィーであった。やれ、「大物釣りに魅せられて」という名前であったが、実際は真逆であり、死んだ魚の目でプレイをしていたよ…。
(2025年4月33日)
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かわいい |
嬉しいニュースである。アニメ「負けヒロインが多すぎる!」の2期制作が発表されたのだ(※放送済の全12話の続きが作られる、という意味)。
…さて、「負けヒロインが多すぎる!」は、“負けヒロイン”=恋愛勝負に敗れた女子たちを主役に据えた、異色のラブコメ作品である。原作はライトノベルということであり、私は全くの守備範囲外である。ただ、アニメ化の出来には極めて恵まれており、トップクラスのキラキラした作画と、「このかわいさで負けヒロインは無理でしょ」という感じのキャラの魅力、ラストシーンで流れるさわやかなメインテーマ(【YouTube】)を代表としたBGM演出、そして、真面目すぎずふざけすぎずの作風が絶妙である。私は、終わりも近い9月になってから、噂を聞いて見始めたのだが、さすが話題になるだけのことはあり、一気に熱中して、そして全話を見るに至ったアニメであった(関連:【日記:2024/9/22】【2024/9/29】)。
――ちなみに。私は、遊戯王を皮切りに、ジャンプ関連のアニメを見ることが多い。本誌の「呪術廻戦」「鬼滅の刃」や「BLEACH」「るろうに剣心」などはもちろん、「SPY×FAMILY」や【推しの子】なんかも、ジャンプ系統の作品と言える。そんな中で、非ジャンプの、“放送中の新作アニメ”に興味を持ったのは、2011年の「魔法少女
まどか☆マギカ」以来である。それくらい、自分の中では、特別な作品であったのだ。
ところで。基本的に、ジャンプ系統の作品は、分割クール制で続くことが確定している。例えば、「鬼滅の刃」は、分作の劇場版の第1弾が、7月18日から公開される。また、「呪術廻戦」は、時期未定だが、新シリーズの「死滅回遊」について、既に制作が決定しており、このまま最終章の「人外魔境新宿決戦」まで作られるのは、ほぼ間違いないであろう。これらの作品の続きについては、特に不安を感じていない。
…だが、「負けヒロインが多すぎる!」については、ライトノベル原作であり、一般層にまで知名度があるとは言い難い。また、全12話のうち、11話までは原作の物語を追っていたが、最終話である第12話はアニメオリジナルの展開だったそうだ。その内容は、まさに、“原作は続くが、アニメ版についてはこれで終わり”となっても違和感の無い作りであった。そのため、全12話のアニメとして綺麗にまとまっていたのは良かったものの、逆に、2期が不安視されるという事態にも繋がっていた。
――ただ、私にとっては、ここ最近で最もハマった、完全新作アニメである。もちろん、名前を知っているアニメの続編や新シリーズ、再視聴による新たな発見などというのも、乙なものだ。だが、ゲームと同じで、“完全新規のタイトルに熱中する”というのは、自分の中で大事な思い出になる。そういう作品との出会いが、人生を豊かにしてくれるのだ。加えて、“完結後から見る”のではなく、「放送中の作品を現役で追う」というのも、また貴重な体験である。「負けヒロインが多すぎる!」の1期の時は、最終話が近くなってから見始めてしまったので、次があるのなら、絶対に1話目から追いたいと思っていた。
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劇場版の作画かな? |
というわけで。「負けヒロインが多すぎる!」の2期発表は、願ったり叶ったりという感じで、久々に、純粋な嬉しいニュースである。
…ちなみに。原作となるライトノベルは、第7巻までが発売されている(8巻も5/19に発売予定だとか)。そして、アニメ第1期は、3巻までをアニメ化したと言える構成であった。さて、原作の続きの展開は、私も軽く耳にした程度なのであるが、題名に「多すぎる!」と書かれているだけのことはあって、既存3人の掘り下げもそこそこに、負けヒロインが次々と追加されるようだ。私は原作未読勢なので、どのような展開になるのか、非常に興味があるというものだ。
――さて。そんな「負けヒロインが多すぎる!」の2期だが、放送時期は未定になっている。4月はもう始まってしまったし、7月というのも無いだろう。よって、少なくとも半年後、ひょっとすると1年とか、それくらい後になると思われる。よし、頑張ろう!
未来へと生きる意味が、また一つ増えました…。
(2025年4月33日)
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まだこういう画像で茶化せるだけ、余裕がある側の人なのかも… |
私は、auカブコム証券(現:三菱UFJ eスマート証券)における「資金の先置き」という投資戦略において、少しでも運用期間を長くするために、クレカ積立の日付を「毎月1日」としていた。銘柄は、先月末に「三菱UFJ
純金ファンド」に変更していたのだが、クレカ積立というのは、かなり早期に予定が決まるらしく、4月の時点では、それまでと同じ、「eMAXIS
Slim 米国株式」となった。ご存じ、アホのせいで、絶賛ゴミ株の詰め合わせとなった銘柄である。
…さて。その詳細なスケジュールについては、今回、私も初めて知ることになってしまったのだが、「毎月1日」に積立設定をしていると、その日が営業日の場合、「1日の夜に注文を出し、2日に注文確定、3日に約定」=「3日夜の価格で、4日朝に仲間入りをする」ということになるようだ。
――だが、この間の市場の流れについても、振り返ってみよう。日本時間3日(木)の朝(米国時間で2日夕)、バカの考えた関税が発表され、アメリカ株の死が確定した。米国時間2日の市場は既に閉まっていたため、暴落が始まったのは米国時間3日朝=日本時間3日(木)夜である。日本の投資信託に反映されるのは、その更に翌日なので、日本時間4日(金)付けの価格で、前日比-6%という、1日の下落幅としては破局的な暴落をした。次に、こちらは日記にも書いたが、中国が対抗としての相互関税を発表し(【日記:2025/4/6】)、米国時間4日朝=日本時間4日(金)夜の市場でも、再び米国株は壊滅的被害を受けた。こが投資信託に反映されるのは、日本時間7日(月)付けの価格である。
かくして。私が、auカブコム証券で1日付けで積立設定をしていたゴミ銘柄「eMAXIS
Slim 米国株式」は、これら2日間の被害を受け、まずは10万円→9万4000円と価格が下がり、月曜反映の結果で、9万円を切る予定だ。
…やれ、4日に仲間入りしたのを見た瞬間、私は「これはヤバい!」と確信し、速攻で売り注文を出したが、例によって外国株扱いの投資信託は、1日遅れで約定する。つまり、「4日(金)夕・7日(月)夕」の2日分の価格変動を受けるわけだ。この2日間はまさに破局的と言える下落幅であり、一瞬で1割以上も価値が下がってしまった。何もしてないのに壊れたのである。
――ちなみに、この地獄はまだまだ続き、今度はSBI証券に、4日付けで約定した「eMAXIS
Slim 米国株式(笑)」が10万円ぶん入ってしまった。これも、7日(月)付けで、即座に-6%のマイナスを受ける。その他もろもろ、4月のクレカ積立は、入金された瞬間、全てが速攻でゴミ化するであろう。自分で書いていて目がチカチカする。スーパーで数十円単位での節約をして、地道に溜めたお金が、たった1日で数万・数十万とボロボロこぼれ落ちていくのだ。私、何か悪いことした?
悪いことしたのはカスのトランプでしょ?
やれ、こういう時、「投資信託」「クレカ積立」のフットワークの重さというのは最悪だ。直前で注文キャンセルができるか、または金ファンドへの変更が適用されていれば、少なくともここまでの絶望的被害を受けることは無かった。もうアメリカ株は死んだんだよ。死体を定価で売るな。
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投入した兵士が即座に戦死していく中で、まだ部隊を追加するか、という感じ |
ところで。株が下がると、「今が買い時!」「バーゲンセール」などとほざく輩が必ず現れる。だが、それを鵜呑みにすると、こういうことになるのだ。
…まあ、今回はクレカ積立であるため、あらかじめ定められた予定を変えることはできず、助かる方法は無かった。しかし、「買いチャンス」といって資金を追加すれば、上記のように、片っ端から資産が溶けていく。この先も、まずは月曜日における貰いゲロ東京市場が確定であり、その後もEUの報復発表、中国の報復に対するアホの殴り返し等など、負の影響力を持つイベントが目白押しだ。この下落は、当分の間、止まることは無いだろう。今、資産を追加するのは、まさに「落ちるナイフをつかむ」であり、悪手そのものなのである。
――やれ、こんな大災害の最中、ある証券会社が、余裕こいて「千載一遇の買いチャンス!」なんて題名でメールを送ってきたときは、ふざけるなこの煽りカスと思ってしまった。こっちは資産をどうすれば減らさずに済むか、必死に悩んでいるところなんだよ。お前が代わりに死ぬか?
さらに、「売るな」という意見も、こちらは証券会社の公式発表などで散見される。これは、“初心者が無闇に売却して損を抱えてしまう”というのを防ぐ意味もあるだろうが、ポイント付与までして自陣に囲い込んだユーザーを逃したくないという思惑も存在するだろう。
――だが、この手の人達は、「売ったら最後、二度と投資に復帰しない」と勝手に決めつけている。この恐怖の大暴落の中で、「一度資産を別に移す」、または「日本円に戻しておき、市場が落ち着くのを待って再投資する」というメンテナンスは、むしろ行わなければならないのだ。
やれ、投資で100点満点を取るのは、絶対に不可能だ。なお、100点満点とは、つまるところ「最高値の時に売って、最安値の時に買い直す」なのであるが、できたらとっくにやっているというものだ。
…では、よく言われている「長期・分散・積立をして、放置」という方式は、どの程度のスコアなのかと言うと、65点くらいだと思う。やれ、65点というと、せいぜい「良」くらいであるが、株という分野は、余計な行動をすると全て無駄になってしまう可能性が高い。例えば、「下落が止まったと判断し、資産を一気に投入する」、逆に「今後も下がり続けると読んで、インバース型を買う」という感じだ。これらは、あてが外れたときの金銭的被害はもちろん、心理的ダメージも非常に大きいということは、私も身をもって知っている…。自分なら70点・80点・90点が取れる!
と行動した結果、49点以下の赤点を取ってしまう…それが、株という科目なのだ。
――さて。この大恐慌への対処法を「放置」とすべき人について、その典型的な特徴は、「投資を初めて1年以内」「現金を確保しつつ、余剰資金を投資に当てている」「これからも長く働き続けるつもりだ」と言った感じだ。投資歴が少なく、かつ、株式資産への依存度が少なければ少ないほど、放置をしていても問題は少ない。まあ、結局のところ、いつか崩さないと意味がないので、損を避けるに越したことは無いのだが…。いっぽう、私は既に、生活資金の株への依存度が高いうえに、配当金生活を人生のゴールとしている。愚かな1人の男のせいで、そのスタートが4年遅れるなど、承服しがたい。よって、この経済危機を、何とか上手く乗り越えていきたいと思ったのだ。
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いつまでも情報が完結しない |
では。これらの事実を踏まえたうえで、今の私が何を為すべきか。この界隈で、投資家として、どう生きていくべきなのか。
――というわけで。以下が、この月曜から行っていこうと思っていることである。ちなみに、もちろん現時点での判断であり、変更可能性はある。
●持っている米国株式ベースの商品を、全て売り払う。
私は、既に楽天証券NISA枠を解体し、資産の最もコアな部分を現金に変えたのだが、その他の部分についても、日本円へと戻しておく。
例えば、tsumiki証券という証券会社では、「10万円を3ヶ月間積み立てると1万円プレゼント!(途中で売ると無効)」(【日記:2024/11/1】)というキャンペーンが存在し、この4月30日が満了日となっている。保有商品は、いわゆる「全世界株」なのだが、4日(金)までを反映した時点で、既に1割を超える赤であり、ここからまずは7日(月)の暴落を喰らって、その後も更に下がり続けると予想される。よって、売却を行う。残り3週間も株を持っていては、余裕で1万円を超える損害が発生すると考えたからだ。やれ、投資額30万円に対して、想定されるマイナスは約5万円であり、しかもキャンペーン適用条件すら満たせない。実に壊滅的な幕切れだが、より多くの損失を発生させないためには、やむを得ないことである。
ちなみに、tsumiki証券については、これにて積立自体も終了とする。そもそも、購入日と支払日の関係上、ほとんど「資金の先置き」効果を得られていなかった。購入額に対するポイント付与も、(私の使い方だと)為されない。商品ラインナップも少なく、「株」という商品が地雷と成り果てた現環境において、金に投資先を移すこともできない。私にとって、使い道が無くなってしまったのである。さようなら、tsumiki証券、そしてエポスカード…。
その他、クレカ積立の設定変更が間に合わず、4月には「eMAXIS
Slim 米国株式」など、米株ベースの商品が購入される会社も多いが、これらについても、破局的な下落日を迎える前に、速攻で売却をしていく。auカブコム証券、そしてSBI証券の悲劇を繰り返してはならない…。
●株ベースの商品しか買えない証券会社への積立を中止する。
大和コネクト証券・セゾン投信・セゾンポケット・ウェルスナビ(・tsumiki証券)が該当する。これらの証券会社は、商品ラインナップが少なく、米国株にせよ日本株にせよ、どうやっても株に依存してしまう。伸びている時は良いのだが、残念ながら、ここからしばらくは間違いなく右肩下がりと思われるので、これらに対する資金の拠出を、一時停止する。
ちなみに、大和コネクト証券では、「eMAXIS
Slim 米国株式」と「先進国株式」を、奇数月・偶数月で、交互に積み立てていた。理由は、“購入と同じ月に同一銘柄を売却すると、ポイント付与の対象から減額される”というルールがあるからだ。よって、4月頭に購入される米国株式を売った場合、4月ぶんのポイントは貰えなくなってしまうのだが、そんなものはどうでもよい。たかだか0.45%の還元など、この地獄市場では、一瞬で消え去ってしまう。それよりも、株式市場から一時的に資金を逃がしておくことのほうが、遥かに重要なのだ。
さらに、ウェルスナビについては、ここしばらくで短期で売っていたためか、「クレジットカードポイントの付与のみが目的と考えられる取引を複数回確認しました」という警告が来ている。これを無視して更に短期の売却を行い続けると、クレジットカードを使った積立が不可能となるようだ。しかし、どうせ米国株依存の商品への積み立てはしばらく停止するつもりであるし、やはり0.5%の還元など風が吹けば消えるため、売っておくべきと判断した。
●各種のポイント運用系サービスも、米国株への投資を解除する。
PayPayポイント運用・楽天ポイント運用・dポイント投資・永久不滅ポイント運用が該当する(楽天ポイント運用も、投資信託の購入から、再びポイント自体での運用に戻していた。関連:【日記:2025/2/3】)。
このうち、PayPayポイント運用とdポイント運用については、金(ゴールド)コースが存在するため、米株ベースのコースから、金へとポイントを移しておいた。もっとも、PayPayポイント運用については、相互関税が発表された解放()の朝、雪崩のように下落する米国株に焦って動かしてしまったため、1%の資金投入手数料+為替損失+金自体の値下がりで、米国株分のマイナスをゼロに戻したうえで、更に-5%程度のマイナスになってしまっている。合算して、累積20万ほどの獲得ポイントに対し、現在の運用額は17.5万pt程度と、かなり大きな下落を抱えてしまった。まあ、投入時期は焦りすぎたと言えるが、撤退タイミングは適切であった。あのまま米株ベースの商品を持ち続けていたら、取り返しの付かない損失を抱えていたところだった…。
その他の、楽天・dポイント・永久不滅の運用サービスについては、せいぜい数千円相当のptしかなく、お遊び的な意味合いが強い。ただまあ、お遊びであっても、損をしてしまえば精神的な負担になる。そういうわけで、dポイント運用についても、PayPayと同じく、金コースに移しておいた。楽天ポイントと永久不滅ポイントは、いったん引き出して、楽天ポイントは証券口座で金を買うときに一緒に使い、永久不滅ポイントはdポイントに変換しようっと。
●資金ですぐゴールドを買うことはしない。
かくして。現在の私の手元には、約450万円の現金資産が存在する。これで、私は「三菱UFJ
純金ファンド」を買う予定だったが、実際に購入するのは、もう少し待ってから、かつ、一括購入するのではなく、例えば数十万円くらいずつに分散して、慎重に買っていくことにしたい。
というのも。上記の、PayPayポイント運用での失敗で気付いたのだが、株価が大幅下落する際は、釣られて金の価格も落ちる。理由は、株による損失を金で補填しようと、投資家たちが売却に走るからということのようだ。また、アホの華麗なる手腕により、円高ドル安も進んでおり、国内金を参照する「三菱UFJ
純金ファンド」も、何故か為替の影響を受けるということなので、ますます値段は下がりやすい。よって、“資産全てを即座に金ファンドに変える”というのは危険と判断し、まずは事態を静観、ある程度は落ち着いてきたところで、慎重に分散して金に資産を投入…という形にしていきたい。
ちなみに。このような状況であるためか、まさかのパターンとして、「日本円の現金」が安全資産となりつつある。というのも、アメリカがキチガイ政治をした結果、ドルの信頼が一気に落ちて売られ、日本円はまだマシと思われて買われる傾向があり、これが円高ドル安の原因となっているようだ。普段、株価を意識していると、円高ドル安は頭が痛い問題である(国内株でも、原則として円安のほうが有利)。また、ドルが安くなったところで、1円は1円から変わらないため、日常生活で意識できる場面も少ない。ただ、“株を買うための購入資金”という目線を持ち、ドルベースに変換することを前提とすれば、今、日本円を現金で持っていれば、ドルに対して相対的に有利になれる。つまり、日本円を現金で持っている人間が、最も資産運用に成功しているのだ。
やれ、これまで「株式投資はせず、現金で貯金をする」という人に対し、「日本円に全ツッパして資産運用をし、負け続けていることに気付いていない馬鹿w」などと批判する人が居た。だが、馬鹿って言ったほうが馬鹿だった!!
●5月からの金へのクレカ積立は、予定通り行う。
楽天証券・SBI証券・auカブコム証券・PayPay証券(・マネックス証券・松井証券)が該当する。これらの会社では、「三菱UFJ
純金ファンド」をクレカ積立で購入可能であるため、予定通り、5月からの積み立てを行っていく(3月末に変更をしたため、4月頭の積み立てには間に合わない。その結果が、auカブコム証券における、2日でマイナス1万の悲劇であった…)。
さて、これらの会社についても、積立を一時中止しようという考えもあった。理由は、米国株が激減したり、為替が円高に進んだりすると、金価格も下落する傾向にあるからだ。ただまあ、さすがに1ヶ月も経てば、現在のような破局的下落が続いていることは無いだろう(無いよね?)。というわけで、金については、それくらいから反転して上昇してくれるのではないかと期待するものである。
ちなみに。楽天証券については、1週間前の日記では、「売らない。米国株のまま」と宣言していた(【日記:2025/3/31】)が、結局のところNISA枠も解体してしまったということで、こちらも金へと投資先を変えていくことにしたい。なお、NISA枠:年360万円のうち、120万円ぶんを担当する「つみたて投資枠」では、「三菱UFJ
純金ファンド」は買えず、株ベースのゴミ商品しか入れられない。というわけで、こちらについては、一時お休みである。まあ、年末まで余っており、かつ、その時に株の値下がりが一段落していたら、年初一括ならぬ年末一括で消費してみようか…。
とまあ、そんな感じで。まとめると、「米国株を残すこと無く全売りし、とりあえず日本円現金の形で保有したのちに、慎重にゴールドへの再投資を行っていく。金への積立投資は、予定通り5月からスタートさせる」という感じだ。NISAの理念に真っ向から反する、かなり大きな資産の動きとなったが…やはり、ここから何十%下がるか分からない中で、資産の一時退避は必須であると感じた。いやまあ、確かに、そのまま積立を続けても、トランプが消えた後、いつか必ず元に戻るだろう。でもやっぱ、これからも下がると分かっているのなら、即座に売ったほうが損失が少ないよね?
――やれ、私の計画だと、極限の節約生活をしながら、あと5~10年ほど働いて、それで現実生活からログアウトをし、夢の配当金生活で余生を送る予定であった。ただまあ、この暴落で、その開始は大きく先送りとなりそうだ。しかし、私にとって、配当金生活は人生設計そのものであるため、計画自体が破綻しないよう、うまく資産運用を行っていく必要がある。この1週間だけでも、世の中はめまぐるしく変化した。この先も、経済ニュースには注意をしていかなければならない。売ったからには、次は買うタイミングが重要だ…!
(2025年4月33日)
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キャプチャ失敗をしたので、本体機能の録画からスクショしました。やはり少し画質は落ちる? |
タマミツネ以外で、第1弾の大型アップデートにて初日から実装されたモンスターが、「上位ゾ・シア」である(「歴戦王
レ・ダウ」は後日)。
…さて、ゾ・シアについては、下位のストーリーで最後に登場する敵であり、いわゆる「本編ラスボス」だ。ストーリーに極めて密接な関係を持つモンスターであり、これまでは、一度しか戦えず、専用素材も無いという扱いであった。それが、アップデートで、何度も登場する敵になった。加えて、登場するのは新規の上位個体となったほか、念願の固有素材を持ち、新たな武器と防具を作成可能である。
ところで。モンスターハンターは、クリア後の育成が本番と言えるゲームであり、シナリオ攻略の難易度を極端に上げることは、あまり好ましくないであろう。また、初期シリーズのリオレウスや、『2nd』でのティガレックス、『ワールド』のネルギガンテのように、壁となるモンスターが意図的に用意されていることもあるようだが、少なくとも、“本編ラスボスがその枠に相当する作品”を、私は知らない。というわけで、今回のゾ・シアについても、『ワールド』のゼノ・ジーヴァと同じく、本編クリア時点では、さほど印象に残る相手ではなかった。
…ところがどっこい、再登場したゾ・シアは、一転して、かなり手応えのある相手となっている。まず、そもそも敵としては、遥か前に、いちど戦っただけということで、忘れている部分が多く、プレイ感覚的には新モンスターにも等しい。
――さらに、「歴戦」は存在しないものの、上位個体ということで、純粋に、火力・体力が高い。実際、動画で振り返ってみたが、本編時は装備強化もままならない状態だったが撃破まで13分、だが今回は、ひと通り最終形と言える装備を整えたうえで、勝利まで20分が掛かっている。上位個体は、相対的な強さが、かなり上がっていると言って良いだろう。
また、特に印象に残ったのが、新技のフィールド攻撃である。“マップ全体を炎で包んで大ダメージを与える”という、『ワールド&アイスボーン』のアプデ要素でよく出てきたタイプの攻撃だが、『ワイルズ』では、ジン・ダハド(【日記:2025/3/9】)に続き、早くも2例目となる。
…さて。このエクリプス炎は、即死攻撃ではなく、大ダメージ技ですらないのだが、やはり喰らわないに越したことは無い。回避方法は、スリンガーを使って、「竜乳結晶」という、足元から出てくる石を破壊することである。そうすると、攻撃範囲が減って、安全地帯が出来上がるのだ。あとは、いつものように、武器を研ぐなり、回復を行うなり、遠距離攻撃をするなりして、攻撃が終わるまで待っていれば良い。なお、このバトルでは、竜乳結晶がフィールドギミックとして多く登場しており、ここ以外でも、スリンガーで炸裂させることにより、敵に大きめのダメージを与えられるようだ(他の護竜相手でも?)。
――ということなのだが。実はこのエクリプス炎、本編ラスボスの個体も使ってきていたようだ。では何故、私が新技だと思ったのかというと、「竜乳結晶を破壊して誘爆を防ごう」というゲームヘルプが、今回初めて表示されたからだ。そう言えば、ジン・ダハドの時も、初見時は完全に謎の技であり、それでキャンプ送りになったのちに、初めて回避方法が説明されるという仕組みになっていた。しかしエクリプス炎は即死技ではないため、印象が薄かったのだろう。ちなみに、本編ラスボス時の動画を振り返ってみると、敵が遠くに離れたので、スリンガーで攻撃をしており、図らずとも回避条件を満たしていた。
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すごく…ミラボです… |
ちなみに。ワイルズの世界観において、「護竜」というカテゴリは、“既存モンスターをモチーフにした人造生命体”を意味している。そして、ゾ・シアも護竜であり、どうやら、ミラボレアスを元にしたと噂されているようだ。ミラボレアスと言うと、われわれ画面の前のお友達にとっては公然の秘密であるが、作中世界においては、“禁忌”と称される伝説のモンスターであり、そうそう出会えるものではない。
…ただまあ、ゾ・シアの使用技であるチャージブレスを見て、「ああ、これはミラボだな」と、私は納得した。後ろ足を使って直立し、巨大な火球を連続で吐いて攻撃してくるという技なのであるが、見た目がミラボレアスのそれと同じであり、大ジャンプ回避で避ける感覚などは、まさにミラボである。
――ちなみに、ミラボレアスは、最終アップデートで用意された強敵ということで、チャージブレスは、頭破壊での弱体化を行わねば、一撃必殺クラスの火力を誇っていた。だが、ゾ・シアには、現時点では、さすがにそこまでの火力は無いようだ。そう、現時点では…。
ということで。気になるのは、もちろん「歴戦王ゾ・シア」である。この記事で書いた通り、上位ゾ・シアは、通常個体でも、十分に強敵と言える相手になっている。それが、歴戦を飛び越えて歴戦王になるのであれば、それこそ、『ワイルズ』時点での最大級の難関となっても、おかしくは無いのだ。
――やれ、『ワールド』の時は、“歴戦王”によって、初めて本編ラスボスの「ゼノ・ジーヴァ」が印象に残るに至った。一方で、『アイスボーン』の「アン・イシュワルダ」については、リアル狂竜ウイルスが直撃してしまい、残念ながら立ち消えとなってしまったようだ。だが、今回のワイルズでは、さすがに大丈夫であろう。大丈夫だよね??
(2025年4月33日)
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プロレスで全てを決める世界観はむしろ平和だった…? |
本日19時ごろ、株価の先物指標(【NASDAQ先物】、【日経先物】)が、一気に3%ほどナイアガラしたのを見て、何が起こったのかと思ったが、どうやら中国(中華人民共和国。台湾を含まない)が、アメリカからの輸入製品に、34%の関税を課すと発表したそうだ。良かったなトランプ、本当の“相互関税”になったぞ!
さて、ご存じの通り、現在、トランプによる破局的な経済政策によって、恐怖が世界を覆っている。世界10%・主要国20~40%という関税率は、「相互関税」と名付けられており、その根拠は、「[該当国からの貿易赤字
/ 輸入額] ÷ 2」というものである。これは、「貿易赤字率を2で割った数字」であって、関税の額ではない。キチガイの理屈なので、これ以上の議論は無意味である。
…そして。中国については、そのアメリカでの「相互関税()」が、34%であると発表されていた。単純計算して、中国企業が100円で販売する物を、アメリカ人は134円を払って買うことになる(間の34円は、「アメリカ人が」「アメリカ政府に」払う)。当然、中国企業の商品が売れなくなるというわけだ。これは、もはや「威圧」ですらない、経済的武力行使であり、中国を含め、各国が黙っているわけがない。
――そういうわけで、中国政府は、アメリカ製品に対し、34%の関税を課すと発表した。これで晴れて、どちらの国の商品も、互いに34%ずつの値上がりをすることになり、「相互関税()」が、真の相互関税になってしまったのである。
ちなみに、今日は中国では祝日だったということで、異例の対応となったようだが、もちろん関税が良いニュースのわけがなく、中国市場の株価も、週明けから、大幅に下落することだろう。そして、その貰いゲロを、日本も被ることになる。
…やれ、中国も、まだまだ貧富の格差が大きく、発展途上国のような生活をしている人も多い。また、東海岸に住んでいる人たちの生活スタイルは、日本とよく似ているという。私のように、結婚や出世といった既存の価値観を諦めて、貯蓄や配当金で静かに暮らしていきたいという人も多いだろう。そういった人たちの生活を、今回の関税政策は、根こそぎ破壊することになる。単純な関税、そして米国製品が入ってこないことによる物不足により、インフレは加速する。株の下落によって貯蓄額が激減し、人生計画を改めなければならない人も出てくるだろう。
――しかしながら、これは100%、アメリカがふっかけてきた喧嘩である。だから、中国政府の気持ちも、よく分かるというものだ。やれ、中国というと、ネット上では異様に嫌われており、だいたいTwitter検索(現:X検索)などでも、威勢のいい中国叩きが上のほうに出てくる。だが、さすがに今回の関税では、中国側に同情的な意見が多いようだ。そう言えば、私自身も、もう自民党は駄目だと思っていたが、今は「頼む、何とかしてくれ自民党!」と、すがるような気持ちになっている。トランプの狂った行動により、アメリカを共通の敵として、それ以外の全てが結束するに至ったのだ。
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まあ、最悪の場合でも、あと3年9ヶ月の辛抱だ |
さて。冒頭に挙げた「先物指標」については、私は占いのようなものだと思っており、私はそこまで気にしすぎる必要はないと思っている。
…ただまあ、今回は、たった1日で-3~4%と、下落が非常に大きい。そして、その理由が「中国政府が関税を発動する」ということで、“経済のプラスになるような明るいニュース”が皆無などころか、その正反対の話である。以上の理由により、間違いなく、この夜、日本時間22時30分から始まるアメリカ市場も、昨日に引き続いての壊滅的下落となるであろう。
ところで、私は、トランプの「相互関税()」のニュースを聞いて、その日のうちに、保有している米株ベースの投資信託について、全てに売約を出した。その約定は本日夜であるため、先日夜の米株暴落の影響を正面から受け、投資額400万円弱に対し、マイナス26万円という、激しい損失を出すに至った。たった1晩で、高性能PCを買えるような額が消失したのである。一時は+100万円も目の前で、鉄壁だと思っていた楽天証券NISA枠も、ついに赤字化したのだ。そういうわけで、気分は穏やかではなかった。だが、今晩も下落するとなれば、話は別である。逃げておいて、本当に良かった!
――そして。この中国の報復関税は、始まりに過ぎない。アメリカの隣国であるカナダも、既に自動車分野で、報復の関税を掛けると発表をしている。その他の国も、EUが牽制的であるものの警告を行っているし、この日本でですら、報復すべきという声が上がっている。狂気の経済戦争が始まった。よって、とにかく、今は、株は駄目だ。1ヶ月か、半年か、1年か分からないが、当分は下がり続けるだろう。それがいつ、どういう形で終わりがくるのか、全く予想が付かない。しかし、トランプが居る間は、諦めるしかあるまい。相互関税が発表されたあの日、あれがアメリカ株の命日だったのである。
というわけで。先日のスイッチ2記事(【日記:2025/4/2 [②]】)に続き、またしても1日2回の更新となったが、仕方あるまい。世の中の動きが早すぎる。
――さて。この「トランプ大恐慌」については、間違いなく、歴史に残るレベルの大惨事となるだろう。その瞬間に、投資家として立ち会えたのだ。もう、実況感覚で、記事を書きまくってやる。それくらいしか、この暴落の有効活用法はあるまい…。記事一覧は、【タグ:トランプ大恐慌】からどうぞ。
(2025年4月33日)
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このQUEST
STARTのアイコンがステキすぎる、素材配布してくれないかなあ |
トランプによる人類経済破壊計画が進行し、節約で積み上げてきた資産が、数十万円単位でこぼれ落ちていく。とてもじゃないが、ゲームなんて楽しめる気分ではないのだが…逆か。ワッカさんも言っていたように、こういう時だからこそゲームなのかもしれない。
――というわけで。本日は、「モンスターハンターワイルズ」の、第1弾大型アップデートの配信日である。公開は、4日の12時00分だ(管理上、本日記は5日付けになっている)。今日の私は、仕事が休みだったので(土曜・日曜と働くから許して…)、PS5の前で服を着て全裸待機をしていたのだが、本編の発売とは異なり、“所詮はアップデート”ということか、事前ダウンロードなどの緩和策は無く、12時00分を少し過ぎてから、アップデーターをダウンロードするハメになった。暖かい季節で良かった…。
まず、今回のアップデートの目玉は、「タマミツネ」である。もともと、3DSの『
――さて、そんなタマミツネは、『ワールド&アイスボーン』には未登場だった(同じく『X』から来たディノバルドが登場)が、『ライズ&サンブレイク』には登場し、私も傀異クエストなどで戦闘を繰り広げた。ちなみに、初めて知ったのだが、私は、“美しい系のモンスター”は勝手にメスだと思っているのだが、ゲームに登場するタマミツネは全てオスということらしい。
というわけで。タマミツネは、『ワイルズ』においては、大方の予想通り(というか、PVで分かっていた通り)、「緋の森」に登場した。なお、今回は、通常個体に加えて、「歴戦の個体」もセットで出現する。解禁条件は、HR21であり、“下位のストーリーを終えたあと、少しクエストをクリアする”といった程度の進行が必要だ。ちなみに、釣りのサブクエを1つ以上進めていないとダメらしいので、緋の森ベースキャンプのカーニャに話し掛けても、ツリトモリバーの例の会話が始まらないという人は、何でもいいから1匹だけ釣り上げてみよう。
…さて。今回、PS5世代のハードに登場ということで、始めて高性能側のモンハンに参戦することになり、まず気になったのが、泡の描写である。泡やられという専用のST異常を持ち、タマミツネの最大の特徴と言える。だが、あくまでその見た目は、ゲーム的な、ふよふよとした泡であった。
――まあ、最新ハードを用いても、水の表現というのは未だに微妙であるし、リアリティのある表現にするより、割り切ったほうが良いだろう。その他、BGMについては、お馴染みの楽曲をオーケストラ風に新規アレンジしたものである。撃破によって、新たな武器と、そして防具も製作可能となる。撃破後は、緋の森のモンスターとして、歴戦個体を含め、ランダム出現するようだ。
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ミツネ様「ナルガよ…真のビターン見せてやろう」 |
そして。今回一番驚いたのが、歴戦個体のとんでもない火力である。
…まず、今回のタマミツネは、目がメラメラと燃えて、青白いオーラを放つ泡を飛ばしてくることがある。これは、サンブレイクで空気だった「希少種」の要素を取り入れたのかと思ったが、どうも「天眼」という状態らしく、『XX』の二つ名持ち個体の能力らしい。が、怖いのはこれではない。さらに、新モーションとして、巨大な泡をブレスのように使って近距離を吹き飛ばす攻撃が追加されたが、これも大して恐ろしくない。
では、何がそんなに怖いのかというと、くるくるくるっと回って、背中向けで尻尾を叩きつける攻撃だ。飛鳥文化アタックとでも名付けたくなるようなモーションだが、“通常攻撃ですよ~”とでもいいそうな感じで、普通の直立姿勢からいきなり繰り出してきて、歴戦相手だと、体力の85%を削られる。防具は、上位アルシュベルド装備であり、レベル強化もしっかり行った状態で、だ。
――とはいえ、後から動画で振り返ってみると、一応は、大きめの専用咆哮を、予備モーションとして持っているようだ。やれ、“咆哮からの尻尾ビターン”というと、モンハン老人会ということで、『2ndG』のナルガクルガを思い出してしまう。ただ、明らかにヤバいと分かるあちらに比べ、タマミツネのそれは、声も小さく、出も早い。さらに、ナルガクルガの尻尾には、“怒り状態だと狙いが少し逸れて避けやすくなる”という緩和策があったが、タマミツネにはそんなものはなく、プレイヤーが横から攻撃をしているような場合であっても、正確な誘導を行ってくる。それでいて、全般的にダメージが控えめのワイルズ環境において、一撃でHPの8割を削ってくるのだ。強すぎる…。
ちなみに。気になる“タマミツネのランク分け”だが、歴戦個体の撃破後には、「歴戦狩猟の証III」と、レア度8のアーティアパーツが手に入る。よって、“生態系の頂点”たちやアルシュベルドと同じく、危険度3という扱いのようだ。
――ということは、タマミツネも歴戦王の対象になりうるということだ。まあ、今回は、上記の5体+ラスボスで、6体の王位継承者が居るため、復活モンスターにまで声が掛かる可能性は低いだろう。とはいえ、イベントクエスト等で、何らかの強化個体は出てくるであろうから、その時に、尻尾ビターンが即死火力を持ったり、範囲が増えたりするかもしれない。恐ろしいような、楽しみなような…。
(2025年4月33日)
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「アメリカ解放の日」という発言を聞いて、真っ先にこれを思い出した |
昨日夜に発表されたスイッチ2の税込4万9980円という価格について、高いだの安いだのと、のどかな話をしている人は、是非そのままの世界にいてほしい。経済界は、馬鹿:トランプが発表した“相互関税”なる大悪政により、戦争前夜のような空気になっている。
…さて、そのニュースは、日本時間の3日午前5時ごろに発表された。「相手側の国の関税に合わせて、こちらも関税を掛ける」という謎ルールにより、まず世界中が10%、そして、取引の多い主要国は20~40%という激しい関税が掛けられることになった。なお、日本は24%ということで、全商品が24%の値上がりをすることになる。結果、あらゆる商品が売れなくなって、経済は大きく悪化するだろう。
――そして、そのような事態に対し、日本ですら、カウンターとしての報復関税を検討しているというが、トランプは、それに対し、カウンターへのカウンターを宣言しており、さらなる経済の悪化が予想される。こんなことが、世界中で起こるのだ。経済発展なんて、できるわけがない!
ところで。トランプは馬鹿だから分かっていないようだが、その経済悪化の影響を最も強く受けるのは、アメリカの、それも中間層や貧困層である。
…やれ、関税を実際に払うのはアメリカの消費者や企業であるため、それがそのまま、物価高騰という形で、アメリカに跳ね返ってくる。また、経済の滞りによる物不足も相まって、かねてからのインフレは、より一層の加速をするだろう。アメリカ国内の企業だって、自動車やハイテク産業などは、多くの部品を海外に依存しており、値上がりや業績悪化は避けられない。関税政策は、アメリカファーストですらないのだ。
――さらに、アメリカは、日本よりも遥かに金融資産の保有率が高い…つまり、多くの国民が株を買っている。既に1ヶ月以上続いているトランプ暴落で、大勢の人が資産を目減りさせていると思うが、そんな中、相互関税というまさかの鎖国政策が、市場の絶望的な空気をダメ押しした。トランプって、やっぱりアメリカを滅ぼすために作られた病原菌か何かじゃないのか?
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ゴールドマンといえば、私にとっては悪魔将軍、普通の人にとっては会社名? |
というわけで。私の対策としては、既に「
…さて、「投資信託」枠の商品については、本日(3日)の日中に売約を出したため、明日夕の日本価格…つまり、相互関税を発表して最初のアメリカ市場の影響を受ける。よって、恐らく、株下落と為替で合計して5%程度、つまり20万円くらいは更に評価額が下がると思われる。それだけのデメリットを負ったとしても、とにかく早く、アメリカ株を手放さなければと確信したのである。
――そして、代わりの投資対象は、以前にも書いた「三菱UFJ
純金ファンド」だ。トランプが引き起こした愚かな経済戦争により、まさに社会は有事と言える状況になってしまった。こういう時に投資対象として有力なのが、金である。もちろん、金だって下落することもあり、今後も不安定な値動きが続くであろう。ただまあ、アメリカ株よりは明らかにマシだ。
そういうわけで。バカなトランプのせいで、世界中の投資家が大損害を負い、経済低迷と物不足によって、インフレは更に加速するだろう。繰り返すが、これらの影響を最も強く受けるのは、アメリカの中間層と貧困層である。前も書いたが、あれに投票した人も、ここまで馬鹿とは思っていなかっただろう。
…さて、これからの市場はどうなるか。トランプは、この先も馬鹿の一つ覚えで関税を連発するであろうから、主要な株価指数がどこまで下がるかは検討が付かない。10%・20%・30%…投資界隈で神話となっている2008年のリーマンショックの時は、半年~1年という時間を掛けて、主要指数が50%ほど下落し、元の水準に戻るのに5年ほどが掛かったという。今回のトランプ大恐慌も、そのように、下落期間・下落率ともに、長くなる可能性がある。よくもまあ、こんな害悪が大統領になれたものだ。人類史上最悪かどうかは分からないが、私が生きている残り数十年で、これ以下の男は出てこないであろう。
――ちなみに。「長期投資なら、多少の値下がりは気にならない、むしろ買いチャンス」などという解釈も、もちろん正しい。ただまあ、下がるのが確実と分かっているのなら、売ったほうが良いに決まっている。少なくとも私は、トランプという病原菌が取り除かれるまで、「株式市場」という物の復活は無いなと判断した。さようなら、アメリカ株よ…。トランプ時代が終わったら、また、ね?
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かわいい |
(2025年4月33日)
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店頭販売は国内専用版とすることで、転売対策を行っているようだ |
4月2日の22時から、次世代機の「ニンテンドースイッチ2」の発表会が行われた。本体機能と、新規ソフトに移植作、そして発売日が6月5日であると発表された。値段は、動画で全く言われなかったので、言いたくなかったのだろうなと感じさせる。ちなみに、税込49980円だ(【公式の商品ラインナップ】)。
――さて。この値段をどう感じるかであるが、私はスイッチライト=2万円の感覚で生きているため、申し訳ないが、見送りである。特に急いで遊びたいタイトルがあるわけでもない。そして、据え置き機はPS5で間に合っており、今後、「スイッチライト2」のようなハードが出る可能性もある。発表会では、大きくなったことを自慢していたが、私は小さいほうが好きです。というわけで、初版は、皆さまにお譲りします。というか、そもそもスイッチオンラインに加入していないので、予約購入の条件を満たせないのだが…。
それはそうと、今回は、転売対策ということなのか、「国内専用版:49980円」と、「多言語対応版:69980円」が存在するという。
…やれ、見たことの無い価格設定だが、これは1ドル=150円という為替を考慮した価格ということだろう。これまでの、初代スイッチやPS5などで問題になった、「日本で買って、海外で売却する」という問題に、一定の答えを出している。あっさり突破される未来が見えなくも無いが、仮にそうだとしても、非公式版扱いになれば、値段を下げられる。こういうものは、牽制だけで意味があるのだ。
――ちなみに、任天堂側の視点からすると、“海外で売ったほうが儲かるのに、あえて日本人に安く売ってくれている”ということになる。ある意味、物価高騰対策と言えるかもしれない。ゲームが子供の娯楽から離れてしまえば、ますます業界が先細りするだけなので、価格面で企業努力をしてくれるのは、ありがたいことである。あとは頑張って、世の中の親御さん!
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バレット「ま、そこそこだな(めっちゃ嬉しい)」 |
そして。FF関連としては、FF7リメイク第1弾のPS5版である「FF7リメイク:インターグレイド」が、スイッチ2で登場するようだ。
…やれ、7リメイクシリーズは、本編ナンバリングがアレやアレになっている中で、本編相当の質を持つ作品として、私の中で、希望そのものとなっている。第2作「リバース」(PS5/2024年)は、久々にFFシリーズが内容面で全盛期の力を取り戻したと言える超大作であったが、それも、元となった第1作「リメイク」があったからこそだ。やれ、販売戦略や製作労力の都合で、“最新作が特定ハードに独占供給される”というのがあることは、私も理解できる。しかし、そこから長い時が経った今は、多くの人が遊べるようにし、シリーズの裾野を広げることが重要だ。そういうわけで、FF7リメイクが、任天堂ファンの皆さまの手にとって貰えることは、FFファンとして、嬉しい限りである。
――ちなみに、忘れられがちであるが、このホームページはFFやり込みサイトであり、7リメイク第1弾についても、【FF7R:低レベルクリアー(笑)
プレイ日誌】という物を掲載している。バグありで29,29,30,30という妙ちくりんな低レベルプレイだが、お時間の有る方は、読んでやってください…。
ちなみに。【YouTube動画】では、「スイッチ2で展開する、FF7リメイクシリーズに、是非ご期待ください」と言っている。
…やれ、これは、単に「『7リメイク第1弾』というシリーズ作の中の1つをお楽しみください」という意味にも捉えられるが、「評判次第で2作目以降も出すよ」と考えたほうが自然であろう。みんな買ってね。楽しいよ。
(2025年4月33日)
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『FF9-0』的な内容らしい |
唐突に、【FF9の25周年を祝った記念ページ】が公開され、関連商品が続々と登場してきた。こういう記念となる年について、ファンがイベントを開催したり、公式系のアカウントがTwitter(現:X)で祝ったりするのは、よくある話だ。ただ、発売日:7月7日の遥か前、かつ、FF『9』と特に関係のない25周年を祝うというのは、極めて異例であり、何か大きな動きがあるのではないかと期待できるのだ。
…まず、「ファイナルファンタジー9」は、2000年7月に初代PSで初登場した、FFシリーズの本編作品である。ハードをプレイステーションに移し、『7』『8』と、頭身の高い人物によるリアリスティックな物語が展開されてきたためか、『9』では、3頭身のキャラたちによる牧歌的な世界観に戻った。テーマはズバリ、“原点回帰”である。その題材と、初代PS最後のFF、そして1桁台のファイナルということで、FF9には、やたらと過去作ネタが目立つ。
――ただし。過去ネタを用いて、内輪ウケのみを狙った後ろ向きの作品というわけではなく、今作ならではの新しい要素も入れられている。裏テーマとして流れているのは、「命」や「生きることの意味」であり、メルヘンな作風だからこそ、むしろ、重々しいテーマが心に響いてくる。また、物語は、演劇で始まり、そして演劇で終わる。特に、エンディングの展開は見事であり、名作漫画を読破した時のような、清々しい気持ちを味わえることだろう。
その他、FF9は、ストーリー以外の要素についても、よくまとまっている。
…まず、バトルについてだが、有りそうで無かった「武器からアビリティを取得する」というシステムは、直感的で分かりやすく、様々な装備品を活用する動機を与えてくれる。また、SELECTボタン(当時)でヘルプテキストを表示する機能により、アビリティ性能や装備の耐性を調べやすくなった。レベルに依らず火力を高める手段や、属性に耐性を持つ装備品、敵の行動を封印する戦法など、バトルでの選択肢も幅広く、低レベルクリアーやタイムアタックなどの縛りプレイも人気だ。伝説の、「エクスカリバーII」が登場したのも、このFF9である。
――また、ミニゲームについても多彩である。まず、FF8版が大好評だったカードゲームについては、ルール・収集要素ともに意味不明となっており、私は未だにハマったことが無いが、限界の1700点を目指して、遊び尽くす人も居るようだ。また、“チョコボの穴掘り”こと、「ここ掘れ!チョコボ」&「チョコボのお宝探し」については、FF9やり込みの第1歩であり、ただプレイするだけでも、「強力な装備品の早期入手で無双する」という楽しさを味わえる。私が幾度となくプレイした低レベル系統の縛りプレイでは、徹底的に穴掘りをしていったり、逆に強力すぎるため縛られたりと、様々なプレイを彩ってきた。その他、チャンバラ・モグネット・縄跳び・カエル取りなど、ミニゲームの多彩さは、あのFF7にも匹敵するレベルである。
逆に、良くないところというと、キャラバランスであろう。プレイ済みの方はご存じだと思うが、ガーネットには、バトル的に投入する意味がほぼ無い。ストーリー中のとある期間、さる事情により、大幅な弱体化を強いられるため、その間に、同じく白魔法使いのエーコと比べ、一気に差を付けられてしまう。それに、エーコのほうがかわいいし…(暴言)。そして、クイナについても、とても使いづらく、この2名を最終メンバーとして使った人は、ほぼ居ないはずだ。リザーブメンバーには経験値が入らず、ジタンが外せないということもあって、メンバーが固定化しやすい。
…また、バトルのスケールもダウンしている。FF7(INT版含む)とFF8では、HPが100万を超えるような裏ボスが登場し、そこに、9999ダメージを連発できるような必殺技で攻めていく爽快感があった。FF9では、HPの最大値は65535であり、裏ボスですら55535となっている。もちろん、それで極端に難易度が低いというわけではなく、裏ボスである「オズマ」は、最大50%近い確率で「ケアルガ」のカウンターを行い、一発全滅の危険性がある「メテオ」を使うなど、難攻不落の相手となっている。私は、2021年に連載した【回復禁止
低レベルクリアー】にて、オズマ相手に、このご時世で3000回もの挑戦を強いられてしまった(【第23話】)。
――ちなみに。その他の問題として、よく言われるのが、初代PSでは、様々な面が限界を迎えているということだ。各種の演出が長いうえに、敵味方の行動中にもゲージが溜まるため、ATBがATBとして機能しておらず、参加者が各ターンに1手ずつ行動するドラクエ的展開になりやすい。そのような事情もあって、バトルテンポが悪いうえに、そもそものロード時間も長い(初代PS版)。加えて、敵の同時出現数が少なく、特にラスダンでは、左右触手を持ったボス1体を除き、全ての敵が単体出現であるため、全体攻撃の存在意義が無く、ゲームデザインにも制限を与えている。
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【FF9日誌の第2話】より。さすがに最近のプレイ日誌ということで、クオリティが高いな |
とはいえ、どの問題点も、FF9のゲーム性を致命的に下げるほどではない。また、ストーリーが大きな魅力の一つであるため、その点については、今なお全く色褪せていない。また、事実上リアルタイム性を持たないため、携帯電話やニンテンドースイッチといったモバイル端末でも遊びやすい。
…さて、今からFF9をプレイするのならば、リマスター版で確定であろう。当初、携帯電話とPCのみで配信されていたが、その後にPS4、そしてニンテンドースイッチでも登場し、現在では全ての現行機でプレイ可能だ。やれ、「ファイナルファンタジー」に“リマスター”という言葉が付いているが、どこぞのダメ移植ではなく、グラフィックが向上し、オートセーブや高速モードを使用可能で、かつ、原作の全要素が収録されている。
――ちなみに、リマスターでの新たな追加要素は無いものの、オートセーブや高速モードによってプレイ感覚が変わったところもあり、そういった点を、2021年のプレイでは、積極的に利用している。「チョコボの穴掘りを高速モードで容易化する」「ダンタリアンを低レベル+最速タイミングで倒す」「イーファの樹のゾンビ地獄をストップで突破する」などは、当時との違いを、積極的に楽しんでいった例だ。ちなみに、敵側の属性強化(ダメージ1.5倍)が消えているというバグもあるにはあるが、それすらも、環境の違いとして、前向きに利用していった。
さて。そんなFF9のリマスター版は、現在なら、DL版セール時の60%OFFを前提とし、1018円で購入が可能だ。この価格であれば、新規の人でも始めやすく、ボリュームもクオリティも十分で、前述の「名作漫画を読み終えたような後の感覚」を存分に味わえることだろう。
――ちなみに、2016年にリマスター版が携帯電話で初登場した際は、FF9の売上について「550万本以上」と表記されていたらしい(【こちらの記事】)が、今回のFF9コラボでは「890万本」とされている。FF9らしく、900万本と言っておけば良かったのに…。よって、リマスター版の10年弱で、350万本を積み上げたということになり、未だに根強い人気を誇っていると言えよう。やれ、“名作のリマスターを現行機で配信する”というのは、今や、新作を作るのと何も変わらないのだ。言いたいことは2つだな。FF13のリマスター出して。それと、FF1~6のちゃんとしたリマスター出して。
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『FF9-2』…よりは、さすがに本編リメイクが欲しい |
さて。今回は、唐突に公式が、FF9の25周年を祝い始めたという話題を出した。これで期待されるのは、コラボグッズやイベント、そしてファン界隈の活性化などもあるが、もちろん、ファンが最も求めているものは、本編のリメイク作品であろう。
…ただ、PS時代のFFについて、本当に現世代機レベルのフルリメイクをするとなると、それこそ7リメイクシリーズのように、分作になりかねない。まあ、私としては、分作という形式についても、「7リメイクという超大作を、何作にも渡って楽しめる」と、好意的ではある。ただまあ、そんなFFシリーズ作をいくつも抱えるというのは、明らかに合理的ではないし、それに、FF9の作風や世界観とも合わないであろう。
――よって、FF9に求められるリメイクは、ストーリー進行は原作通りとし、グラフィックは一歩引きつつ、牧歌的で絵本のような見た目とする。そのうえで、装備品の追加や、キャラバランスの調整、裏ボスや強化モンスターの追加、2周目以降のハードモードでの最強育成などを追加していけば、やり込み派も満足の、現代風FF9が完成しそうな気がする。
というわけで。いきなり始まったFF9の25周年、その目玉が、FF9のフルリメイクであれば、非常に嬉しいというものだ。
…ちなみに、本日、4月2日の夜には、任天堂次世代機の「ニンテンドースイッチ2」の発表会が行われる。私は、その作品群の一つとして、FF9のリメイクが出てきてくれないかなあと思っている。正直、ここ10年くらいで出たFFナンバリングがアレとアレなこともあって、FFファンの高齢化が進んでいるのをひしひしと感じる。FF9は、シリーズの中でも万人向けと言える作品なので、未経験者にも勧められる。そのため、任天堂機で推していくのには、ちょうど良いナンバリングであろう。私はFFファンなので、もっと多くの人に、FFの魅力を味わってほしいものである。
(2025年4月33日)
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教えはどうなってんだ、教えは! |
モリーを仲間に加えたのちは、リブルアーチ北のトンネルを超え、雪原地方へ移動する。川端康成「雪国」の書き出しである「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」を彷彿とさせる演出だが、同小説をそこしか知らない。さらに言うと、正確な書き出しは「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」であるそうだ。普段、「『かゆ
うま』は正しい表記ではない(キリッ」などと言っておいて、自分のことになるとこのザマである。
…そして。ドラクエシリーズで雪原というと、『8』までシリーズが進んでも、『2』のロンダルキアが印象的ということのためか、有名モンスターの「キラーマシン」が登場する。DQ2では、ロンダルキアの洞窟で初登場した強敵であり、そのバトル的な強さと、「なんでドラクエに機械があんだよ…」というインパクトが大きかったためか、その後のシリーズでも定番の敵となった。雪山で登場するのは、その『2』を彷彿とさせる演出である。
――そして。ストーリー的に言うと、ラプソーンの杖を手にした(※口にくわえた)レオパルドを追って、この地方に来ることになる。物語演出的には、ラスボスの復活のために必要な「賢者の末裔の殺害」があちこちで遂行されている状況であり、この地方でも誰かが死ぬことに予想が付いてしまうのだが、開始直後にパーティが雪崩に飲まれ、それを、明らかに人の良さそうな老婆が助けてくれる。ほぼ全員が、その後の展開を察知した瞬間である。
やれ、今さら後の祭りだが、「賢者の末裔」たちを、7人ではなく4人くらいに留めておけば、ここまで作業感のある展開にはならなかったであろうし、あとはラスボス戦での「全員が杖に祈りを捧げるターンを、合計7回作る」の回数を減らすことができ、低レベルクリアーが楽になっていたと思うのだが…。
さて。メディばあさん(賢者の末裔の名前)の山小屋を出た次は、「オークニス」という村へ向かう。構造は非常に特殊であり、地上部分に商業施設が点在しており、それらが通路で繋がって、ドーナツのような形になっている。そして、地下が住民の居住区となっており、各施設から階段で下れるようになっている。現在地を見誤りやすく、実際に作中でも円環の
…さらに、村長の家は、ドーナツ構造の中央にポツンと建っており、初回は地上から訪れなければならない。これ自体は、合理的な作りだと思うが、中央の広場への出口が1ヶ所しか無いため、その存在に気付かなければ、一向に物語を進められない。マップが見れる3DS版だからこそ、逆に悩んでしまった。
――ちなみに、ここでの悩みとして、お金が足りず、装備が全く買えない。3DS版ということで、雑魚戦の回避は容易である。また、ドルマゲスを倒すと、それより強いボス(ストーリー攻略上の体感という意味ではなく、純粋にパラメーターで上回る敵)は、とうぶん登場しない。さらに、3DS版でメタル狩りが容易になってしまった都合、経験値に困ることは無くなったのだが、メタル系モンスターはお金についてはほとんど落とさず、お金版のメタルスライムと言えるモンスターも存在しない(「ゴールドマン」という敵も出るが、せいぜい数百ゴールドである)。経験値に関するストレスが無くなった今、余計に資金不足のほうを強く感じてしまうというものである。あれか、ドラクエシリーズは、毎作必ず現実的で嫌な気分になるシーンを入れてくるが、資金不足がそれなのか。
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つれぇわのヒロインみたいなスピード退場 |
最後に、雪山地方では、ダンジョンとして、「薬草園の洞窟」という場所を探索することになる。ボスが登場しないから楽勝…と思っていたが、つららを落として渡っていく仕掛けが存在し、つららはプレイヤーが近付くまで落ちてこないため、あっちに行ったりこっちに行ったりをする必要がある。しかも、通路が狭くて、雑魚戦を回避しづらい。むしろ、PS2版よりも戦闘が多くなっているのではないかとさえ感じる。
…というわけで、当初は、新キャラ:モリーの技である「モリーファイア(全体に50程度のダメージ)」や、3連撃の「タイガークロー」、そして機械特効を持つ「烈鋼拳」などを使い分けて戦っていたが、やがて面倒になってきたので、チーム呼びでゴリ押しをしていくようになった。メリットのうち、「コマンドを選ばなくて良い」というのが嬉しいものだ。
そして最深部まで行き、目的の人物を助けたあと、「リレミト」で脱出すると、入口で「ダースウルフェン」×8に襲われる。ダースなのに12体じゃないのか…と思うかも知れないが、これには理由があって、ファミコンで発売された初代DQ(DQ1)では、容量不足(ストレージサイズではなく、処理メモリの限界ということらしい)により、カタカナ50文字全てを使えず、「ダークドラゴン」と名付けたかった敵を、「ダースドラゴン」として代用した。その流れを組んで、今でも「ダース」と名付けられたモンスターが登場することがある、ということだ。ちなみに、低レベルクリアーにおいては、全滅によって、この戦闘による経験値を回避できることが知られている。どれだけDQ8の低レベルクリアーに興味津々なんだ…。
――その後、山小屋に行くと、再びイベントが起こって、またしても「ダースウルフェン」×8との戦闘になる。こちらの経験値も、全滅によって回避できるらしい。そして、話の流れで、結局のところ、賢者の末裔は殺されてしまう。まあ、ここまで来ると、ラスボスの復活を阻止できないのは確定的であるし、所詮はゲームなのであるが、それにしたって、目の前で人が死んでいくのを助けられないのは、やるせないというものだ。
というわけで。次は、空を飛ぶ手段を得るために、海賊の洞窟に入っていくところからだ。この海賊の洞窟をクリアーすると、晴れて、3DS版の新要素として、「ゲルダ」が仲間になる。モリーと比べ、最速加入のタイミングは少しだけ遅いものの、ストーリー上で必ず仲間になるという違いがある。
…そういうわけで。ゲルダが仲間になったら、モリー&ゲルダをパーティへ加え、寄り道ダンジョンである「竜骨の迷宮」を攻略していきたい。今回の薬草園の洞窟では、途中で面倒になってチーム呼びを使っており、ボスも出現しないため、モリーの戦闘能力をあまり検証できなかった。次回こそ、ゲルダと合わせて、しっかり性能を確かめていこう!
(2025年4月33日)
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