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管理人の日記
ついていけませんでした
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「アルティメットまどか」とかいう嘘みたいな公式名称 |
本日の記事をもって、「投資」タグの日記は終わりとします。もう駄目だ、ついていけない。
…さて、昨夜の時間帯に起こったことは、皆さまご存じだろうか。日本時間の10日早朝、犯罪者:ドナルド・トランプが、「中国対象のものを除き、10%を超える関税を、90日間だけ延期する」と発表した。久々に来たビックな好材料ということで、市場は爆発し、主要指数が+10%と大暴騰をした。
――が、私は資産のほとんどを現金に戻していたため、その恩恵を全く受けられなかった。それどころか、朝になってから、何とか利益を掻き集めようと馬鹿の浅知恵をした結果、追加で10万円の損失を出してしまった。この、“市場が上がっているのに、自分は損失を出す”というのが決定打となって、私は、もう、これまでのようなスタイルでの投資は続けられないと判断するに至ったのだ。
では、これからはどうするのか。まず、書き方からも分かる通り、投資自体をやめるつもりはない。だが、もう、“値動きを読んで、適切なトレードをする”ということは、技術的にも精神的にも無理であると、はっきり分かった。よって、「株価」という数字を、徹底的に生活から排除することにした。
…具体的には、まず、株の購入は、毎月の給料からの自動積立のみとする。使うのは、主力としていた「楽天証券のクレカ積立」だ。そして、それ以外の証券会社&クレジットカードでの積立は、全て中止し、持ち株を売って、閉店としていく。もちろん、予定していた、「松井証券の口座開設」や「マネックス証券に積立可能なdカードへの挑戦」といった作戦も、実行には移さず、ボツとする。
さて。私は、楽天証券以外では、もともと長期保有をする気がなく、「クレカ積立で買った株を売ることで、そのクレカ自身の支払いを行う」という方式を採用していた。だいたい、クレカ積立をしてから、その支払日が訪れるまでは、1ヶ月前後の猶予がある。その期間による運用益と、0.5%などといったポイント還元を両取りしようと考えており、私はこれを「資金の先置き」と呼んでいた。
…まあ、ひと月で3%とか5%とか伸びていた頃は、こんなものでも利益が得られてウハウハであったのだが、下落した場合でも株を売ってクレカ支払いを行う必要がある。よって、毎日の株の値動きが、異様なまでに気になってしまう。さらに、クレカ積立で買える「投資信託」という商品は、フットワークが重く、通常、売却注文を出してから1週間くらい経たなければ、現金として引き出すことができない。しかも、クレジットカードの支払日というのは、各社で分かれており、それに合わせるように、株を売買しなければならない。その際、もし評価額が下がっていれば、少しでも取り戻そうとして粘り、ますます株価が気になってしまう…。そのような関係で、ここしばらくの月が変わる前後くらいは、クレカ支払いで頭がグルグルになっていた。それでも儲かっていればマシだが、ここ数ヶ月は、良くて横ばい、ポイント還元を入れても下がるのがザラであり、全く苦労に見合っている感じがしなかったのだ。
やれ、もともと、私の毎月の手取り給料は20万円ちょっとと、決して多いわけではない。そこから、長期保有枠となる「楽天証券への15万円」+「企業型DCへの5万5000円」だけでも、十分どころか、ニ十分・三十分に攻撃的である。
――そこに更に、私は「多数のクレカ積立」や「キャンペーン狙いの購入」などを加えていたのだ。もはや、その投資活動は、頭のおかしな複雑さと化していた。それで儲かるのではなく損をしていて、精神的にも疲弊していたのだ。破綻して当然である…。
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アニメで見たとき「領域展開じゃん」ってなった |
さて。私は、犯罪者:ドナルド・トランプの存在により、既に積立商品を
…というわけで。目的が目的なだけに、今回は、徹底的に株価の数字を排除しようと決めた。まず、楽天以外の全ての証券口座では、持ち株を売却し、全ての資金を口座から引き上げる。各種のポイント運用系のサービスも、現金に戻し、値動きを見ないようにする。私が最も力を入れていたPayPayポイント運用は、リアルタイムで動くことが魅力だと思っていたが、いちど下がり始めると気分は最悪である。ちなみに、生涯獲得ポイントの約20万に対し、一時期は+2万ptとウハウハだったが、この暴落を受けてマイナスとなり、何とか取り返そうと頑張ってみたものの、最終的に17万ptほどで撤退することになった。-15%という、信じられない大損である。まあ、私の運用など、この程度だ。
――そして。楽天証券については、二段階認証を導入し、ログイン回数を減らす。もともと、楽天証券では、少し前に問題となった不正アクセスへの対策として、この二段階認証が導入されたのだが、ログインのたびに、「メール受信」→「そこに書いてある絵を2つ選ぶ」という異様に面倒な手間を強いられる(「1日1回」「1時間空くごとに再認証」などではない)ため、私はそれを酷く嫌って、二段階認証を導入していなかった。ただまあ、できるだけ株価の数値から目をそらしたい今となっては、ログインしづらくなるのはありがたい。現在の評価額が分からなくなる「金額非表示」というオプションも有用だな。何のためにあるのかと思っていたが、私のための機能だった!
ちなみに。ここしばらくは、私の銀行口座に現金として入っているのは、10万円以下であった。そこから更に、キャンペーン目的などで、ギリギリのところまで株を買っていくため、財布の中身+口座で1万円を切るような、極限の自転車操業をしていることすらあった。代わりに、祈る時間が増えた。
…やれ、ここまで私がアップアップで勝負していた理由は、やはり、これまでは、一ヶ月で3%とか5%とか、その水準で株が伸びていることもあったため、その市場に、少しでも多くの資産を投入したかったからだ。まあ、私は、お金を使う趣味が無く、友達も居ないため、これでも何とかなっていた。だが、今から振り返ってみると、もはや異様な光景である。もう、そんな都合の良い市場は来ないと考えて、安心できる現金資産を増やそうと思ったのだ。
――ちなみに。具体的には、ここから調整して、50万円くらいは常に現金で持っておきたいと考えた。実は、当初の計画がそれくらいだったのだが(【日記:2023/12/29】)、2024年のフィーバー市場を経て、完全に頭がギャンブル脳になってしまっていたよ…。
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殴ってでも止めてくれるって人は居ないんだろうなあ |
しかしながら。はっきりと変えていく点は、楽天証券のクレカ積立で購入する銘柄を、「三菱UFJ
純金ファンド」にするということだ。
…やれ、全世界株やS&P500といった、アメリカ株ベースの商品から変更をする理由としては、結局のところ、愚かな関税政策は延期されただけであり、根本的な解決にはなっていないということもある。また、中国への超高関税はそのまま残されており、これが経済に与える悪影響が無視できないと判断したことも存在する。今後も不安定な状況が続くとなると、株ではなく、金が値上がり面でのメリットが大きいと判断した、もちろんそれもある。
――だが、一番の理由は、もはやアメリカ人という存在が、信頼に値しないと判断したからだ。今回の関税撤回は、ドナルド・ドランプによる市場操作である。ドナルド・トランプは、自らの支持者たちに、株を買っておくよう予告していた。こういうものは、インサイダー取引といって、歴とした犯罪である。ところで株価は、当初の水準までには回復していない。つまり、犯罪者:ドナルド・トランプと、その取り巻きが利益を得るために、私たちの資産が犠牲にされたのだ。権力と金で肥え太った豚野郎が…まだ喰い足りないというのか。
やれ、投資とは、つまるところ、“投資対象の成長に期待して、お金を貸すこと”である。
…だが、現在のアメリカ株は、犯罪者:ドナルド・トランプの運営する、邪悪なカジノ場と化してしまった。胴元の一声で、どうとでも市場は動き、そのたびに、素人は蟻のように踏み潰される。こんな連中に、私の大切な資産を預けられるわけがない!
――やれ、あれを未だに支持しているアメリカ人はお話にならないが、もう私には、この犯罪者が世界の王に選ばれるのを止められなかったアメリカ人全員が、無能そのものに思えてくる。今や、私にとって、アメリカ人というだけで、嫌悪の対象だ。資産投入なんて論外であり、心情的には、少しでもアメリカ依存を避けたいという気持ちである。
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お金は、また貯めていけばいいよ |
というわけで。この先の私の投資をまとめると、短期での売買を前提とした取引を取りやめて、メインである楽天証券に、米国株ではない「三菱UFJ
純金ファンド」を、クレカ積立をするのみとする。同時に、生活から株価の数値を徹底的に排除し、できるだけ目をそらすようにする。要するに、私も、65点の投資戦略である「分散・長期・積立をして気絶」を採用することにしたのだ。まあ、どう考えても、自分流では64点以下しか取れないし…。
――すると、どうしたことか。まだ初日であるが、かなり精神的に安定をするようになった。やはり、多くの人に推奨される方法というのは、しっかりと合理性があったのである。“ねずみの嫁入り”とでも言おうか、私も、紆余曲折を経て、在るべきところに戻ってきたのである。
さて。ここから先は、食事の時間には、テレビやネットの経済ニュースを見るのではなく、「dアニメストア」で好きなアニメ作品を見る。そして、日記では、ゲームやアニメの記事を増やし、カッチョいい画像をどんどん載せていく。最初は投資のためだった節約生活も、苦しいだけでなく、工夫が楽しい面もある。だが、無理な節約から自分を開放して、お菓子やジュースを味わうのも、これまた乙なものだろう。意外なところとして、職場で出会う素敵な人たちとの巡り合わせも、私にとって、心が踊るものである。
…ということで、株から目を離してみると、私の毎日は、こんなにもキラキラしていたのだ。それが、ゲスが胴元のギャンブルに、目を血走らせていたのでは、もう人生の損失である。それが、貯金額の下落以上に、最も大きな損かもしれない。
――そういうわけで。「本日が投資日記の最終回」というのも、それらの策の一環だ。投資自体をやめるわけではないが、「株の値動きに一喜一憂するような投資」は、本日で卒業である。今回の暴落による-30万円は、その授業料と捉えておこう。なあに、また2ヶ月、健康に働けば、すぐ返ってくる!
(2025年4月13日)
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