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管理人の日記
超名言「あまり強い言葉を遣うなよ 弱く見えるぞ」も出てきた!
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ジャンプ+でこの辺りの数話だけ無料だった時に読んだ際は、意味が分からなかったが… |
アニメ版「BLEACH」は、初めての長編と言える「
…しかし。今回、こうやってしっかり見てみると、なるほど、原作が15年の長期連載となった理由も分かる。ただオサレでポエミィなだけではなく、必殺技の熱さ・物語のハラハラ感・キャラデザの良さなど、根本的な部分での面白さがあり、そのうえで、ネタ的な要素も親しまれているのだ。
――いやあ、本当に、この作品を見付けられて良かったと思う。現在、アニメで約60話というところであり、最新シリーズの「千年血戦篇」までを含めると、残り350話というメチャクチャな量が存在する。だが、その話数を全く苦とせず、楽しく視聴ができそうだ!
それはそうと、尸魂界編の終盤では、「
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遊戯王でいう「海馬vsペガサス」的なシーンだった |
さて。BLEACHの「卍解」、呪術廻戦の「領域展開」について、私が解釈している範囲で、両者の特徴を挙げてみよう。
………いや、「何コレ、最初の名前が違うだけじゃん」と思うかもしれないが、まさにそうで、名前が違うだけなのである。
まず、両者の発動には、「カテゴリ名『技名』」という宣言を必ず行う。BLEACHであれば「
また、卍解も領域展開も、相手を特殊な空間に包み込む。そのため、漫画ではもちろんだが、とりわけアニメにおいては、非常に見栄えがする。
…ただし、ここについてだけは、若干の差異がある。卍解について、作中世界の設定では、「
――いっぽうの領域展開は、領域というだけあって、100%が「相手を特殊な空間に包み込む」方式だ。なお、領域展開では、“術式が必中になる”という性能があり、これがあまりピンと来なかったのだが、まあアレだ、相手を自らの呪力で作った空間に包みこんだ時点で、既に技が当たっているのと同じということなのだろう。一体いつから――――
そして最後に、卍解も領域展開も、「限られた者だけが到達できる超必殺技」である。作中、かなりの強キャラであっても、卍解・領域展開を使えないという人物は多い。それだけに、強さは折り紙付きであり、基本的には、効果が発動すれば即死である。
――よって、それぞれの作中では、敵側の卍解・領域展開をどう攻略するか、また、味方側についても、領域卍解(混)をいつ発動するか、未習得キャラはどう修行するか、再登場したキャラがどのようなそれを使うか…などが、物語の大きな見せ場となっている。
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ネタバレすると虎杖が呪力と術式を使えなくする領域展開をしてすくなたおすよ(嘘) |
そういうわけで。卍解と領域展開は、もはや似ているなどというレベルではなく、ほぼ同一の概念と捉えても差し支えない。なんなら、「卍解」の後に呪術廻戦の領域名を唱える、またはその逆を行ったとしても、口上はもちろん、その後の演出まで含めて、全く違和感が無いと言えるレベルだ。
…さて。時系列的には、もちろんBLEACHの「卍解」のほうが先である。ただまあ、作者についても、パクリと言われることを全く恐れておらず、むしろ、呪術廻戦がBLEACHの影響を強く受けていることを宣言している。こういうのは、“オマージュ”というのだろう。前にも書いたが、私は呪術廻戦について、最も意識している作品は「HUNTER×HUNTER」だと思っていたが、こうしてBLEACHのほうにも親しんでみると、なるほど、その2作のエッセンスを合わせたかのような感じになっている。神作から影響を受けて、また神作が描かれる…読者にとっては、何も損をしない展開だ。
――ちなみに。私は、「呪術廻戦」に親しんだ後に「BLEACH」を見始めたため、元ネタとオマージュの時系列が逆転しており、何だか変な感じである。ただまあ、このような必殺技システムは大好きであり、そういった作品が視聴できるのは、嬉しい限りである。必殺技…それは男子永遠のロマンなのだ!
(2025年4月15日)
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