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管理人の日記
久しぶりに納豆3パック55円を買えたぞ。納豆麦飯&キャベツでしばらく耐えていく
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ネコ頭の重ね着をワイルズにも用意しろ… |
モンハンシリーズ最新作「モンスターハンターワイルズ」について、「やることがない」という意見が聞かれる。そんなあなたは、前作と言える『サンブレイク』を遊んでみるのはいかがだろうか。
…まず、『サンブレイク』は、スイッチで初登場した「モンスターハンターライズ」の大型追加パックである。『ライズ』は、和風と言える世界観に、
――そして、そんな『サンブレイク』は、セール時を前提とし、『ライズ』とのセット版で、約1500円という極超安価で購入可能だ。これくらいの値段であれば、ストーリーを軽く流すだけでも元が取れ、クリア後コンテンツまで遊び尽くせれば、万々歳というものだろう。
さて。『ライズ&サンブレイク』は、ニンテンドースイッチで初登場をしたタイトルであるが、現在はPSハードを含め、全機種で発売が為されている(PS4版とPS5版がある。『ワールド&アイスボーン』にはPS4版しか無いのに…)。そして、前述の通り、全機種にてアプデ最終版が配信されているため、今から新規に始めるのであれば、どれを選んでも違いはない。私は、どの機種を選んでも、大差は無いと思う。
…まあ、個人的には、携帯機向けとしての側面を持った作品であること、『ワイルズ』と被せないこと、初出の機種が重要であるということなどから、ニンテンドースイッチで遊ぶのが良いかなと思う。ただ、PSハードで遊んでも問題は無いだろう。据え置き機の良好な操作性に、高fpsと爆速ロード(PS5版)による快適なゲームプレイを楽しめる。また、これは私も最近になって思ったのだが、PSハードにはトロフィーという収集要素が存在するのも魅力だ。
――なお、『ライズ&サンブレイク』は、携帯機向けの作品ということで、静止画としての画質は控えめになっている。それは確かに、『ワイルズ』と比べると、落差は大きい。ただまあ、スイッチ向けソフトとしては、非常にグラフィックにこだわっており、よって、ニンテンドースイッチの携帯機モードで遊ぶのなら、トップクラスに美しいと言えるゲームだ。大画面でプレイする場合も、そこまで致命的な問題があるわけではない。また、PSポータルを持っている人であれば、そちらでプレイするというのもお勧めだ。
ちなみに。『ワイルズ』は、PS5世代のハードの性能を活かすとともに、“作風も『サンブレイク』から変えていこう”という意思があったためか、ハイスピードアクションに両足を突っ込んでいたサンブレイクに比べて、リアリスティックでモッサリした動作になっている。
…逆に、ワイルズから見ると、『サンブレイク』は、非常にゲーム的・記号的なモーションである。敵から逃げつつ回避ボタンを押したときの「大ジャンプ回避」は、ワイルズだと枕を投げたかのようにパスっと着地するが、サンブレイクだと、従来モンハンのように、重力無視でボヨ~ンと飛び上がる。また、これはワイルズで不満な点の一つなのだが、ワイルズではHP0になってしまった際の演出が軽く、「ひょっとして今、死にました?」という感じになっている(意図的?)。それがサンブレイクでは、ちゃんとゲーム的な動きで死んでくれるため、「うわーっ、やられた!」という気分になることができる。総合し、良い意味で、両作のプレイ感覚は異なっていると言えるだろう。
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割とマジで傀異クエストはワイルズに収録すべき |
また、ワイルズに未収録の要素として、『サンブレイク』のクリア後には、「
…やれ、プレイ前は、「火力を強要されるのでは」と冷ややかな目で見ていたが、実際にプレイしてみると、自然な流れで様々な部位を狙う動機付けとなり、感覚が違って面白い。また、ペナルティ技である「傀異バースト」についても、そもそも回避がそこまで難しくはないうえに、「一度バーストされると、次の傀異強化状態では、強制解除までの必要ダメージが下がる」という仕様が用意されており、一方的にハンター側が不利になることは無い。逆に、「強制解除で転倒させると、次の傀異強化では、必要ダメージが上がる」という仕様も存在するため、火力がある一点を超えた瞬間に急激に難易度が下がるということも無い。また、2度3度と連続して強制解除に成功すると、「私TUEEEEEEEEEEE!!!!!!」という気分になることができる。
――その他、傀異クエストは、Lv300+αまでのレベル制クエストのルールとして採用されていたり、ハンター側の強化要素にも採用されていたり(ただし「防具の傀異強化」は糞スロットだが…)と、極めて遊びごたえのある要素となっている。この「傀異化」が面白かったこそ、私は、軽く履修する程度のつもりだった『サンブレイク』を、コンプリートまでガッツリ遊んでいくに至ったのだ。
その他。『ワイルズ』と『サンブレイク』で共通している要素として、登場モンスターを挙げてみよう。リオレウスなどの定番どころを除くと、「ゴア・マガラ」と、アプデで新登場した「タマミツネ」が出現している。サンブレイクには、両モンスターのバリエーションも収録されており、ゴア・マガラについては「混沌に呻くゴア・マガラ」「シャガルマガラ」、タマミツネについては「タマミツネ希少種」が登場する。それらのモンスターと戦って、ワイルズとの違いを比べてみるのも面白いだろう。
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決して安くないPS5を買ったのなら、他のゲームに挑戦してみるのもアリ |
というわけで。「モンスターハンターライズ:サンブレイク」については、『ワールド&アイスボーン』とは違う形を突き詰めた、現時点でのモンスターハンターの完成形と言える作品である。私にとって、携帯機向けモンハンのトップは、ここ15年以上、ずっと『2ndG』であったが、ついに『サンブレイク』へと塗り替えられた。それくらいの迫力のある作品であり、『ライズ』とセットで1500円で遊べるというのは、金銭感覚がぶち壊れている。
…ちなみに、ここまで全く触れてこなかったが、『ワールド&アイスボーン』も1600円程度で購入可能であり、そちらもアプデが完了している。最後に追加されたミラボレアスまでを含めれば、莫大な量の敵と戦えるだろう。オンライン人口も、未だに遊べる程度に居るらしい。
ところで。私については、『サンブレイク』をアプデ終了後から遊んで、後悔をした。だから、『ワイルズ&追加パック』では、発売日からずっと付き合っていこうと決めた。現在のモンハンシリーズは、月額こそ取らないものの、半運営型のコンテンツとなっており、“1~2年程度の期間、アップデートを繰り返すことで、ソフト本体の商品価値を維持していく”という方式を取っている。よって、アップデートという形式自体が必然であるし、コンテンツの量を考えれば、「最初から全てを収録しろ」というのも無理な話だ。そもそも、追加モンスターやキャラ強化といった、戦闘に関わる部分の要素は、全て無料配信となっている。よって、現代モンスターハンターのアップデートが、悪い意味でのDLC商法呼ばわりされるのは、誤りである。
――ただまあ、現時点の『ワイルズ』がコンテンツ不足という指摘も、分からなくはない。私は、サンブレイクを後から遊んで後悔したため、ワイルズは発売日から遊び続けようと決めた。だが、必ずしもそういう方針が必要なわけではなく、必要に応じて他のゲームをやるのも悪くない。その際の作品として、直近のモンハンシリーズ過去作であり、かつ、プレイ感覚が大幅に異なる『サンブレイク』は、最もお勧めと言えるだろう。なに、もうプレイ済?
では、『ワールド&アイスボーン』で…それもやった?
なら、別のゲームをやろう。世の中には、モンハン以外にも面白いゲームは沢山ある!
(2025年4月18日)
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