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管理人の日記
今週末は、4月で唯一の2連休! 生きのころう
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これは第2部の回想シーンのほうで… |
「枕」とは、寝る時に、頭を乗せる道具である。その枕について、私は2個目を購入したのだ。
…さて、枕は寝る際の姿勢を整えて、快適な睡眠を助ける効果があるほか、“ベッド上での簡易的なクッション”としても使うことができ、胸の下や背中の後ろなどに入れて、うつ伏せの状態でゲームを遊んだり、壁を椅子代わりにできたりもする。そういうわけで、枕というのは、基本的に必需品であり、もちろん私も、既に枕を持っていたのだが、1つしか保有していないと、致命的な問題がある。そう、洗った際に、枕が使えなくなってしまうのだ。
――やれ、枕については、「カバー」という重ね着装備が存在し、これを使うのが一般的とされる。このカバーのみを洗濯し、枕本体については、軽く干す程度に留めるか、または全く手入れをしないという手が考えられる。しかしながら、私は、一貫性の無い綺麗好きであり、カバーは洗うが、枕本体も洗濯機へ突っ込んでしまう。ちなみに、「カバーだけを洗濯する」という行為は、そう言えばやったことが無かった。何のためのカバーなのだろうか…。
さて。“枕を丸洗いする”というのは、衛生的には、たいへん素晴らしいだろう。だが、問題として、枕本体は、乾くのがとても遅い。
…やれ、枕といっても、色々なタイプがあるのだが、私がずっと使っているものは、“クッションタイプの一品”であり、水を吸いやすい。そういうわけで、乾燥に、とてつもなく時間が掛かる。乾かすための専用器具(目の荒い網で、くるっと巻いて物干し竿に吊るせるような物)も使用しているのだが、それでも、布団を干している日中だけではとても乾かず、丸1日以上、吊るしておく必要がある。
――というわけで、朝に干し始めたとしても、昼寝はもちろん、夜ですら乾燥が間に合わない。しかしながら、湿ったままの枕を使ってしまっては、気持ち悪いという以上に、せっかく洗った意味が無い。私が扱う全ての洗濯物の中で、最も乾燥が遅いため、冬場であったとしても、扇風機を起動して加速してみたりもするが、それでも、なかなかカラッと乾いてくれないのだ。
ちなみに、その間どうするかであるが、枕なしで寝るというのはなかなか不快であるため、私は、雨合羽にタオルをくるりと巻いて、枕がわりに使っていた。雨合羽は、“四角いビニール袋に押し込んで格納するタイプの物”のため、形としては枕に近い。また、服であるため、ふわっとしており、柔らかさも適正と言える範囲である。代用品として、それなりの性能を発揮してくれる。
…なお、“雨合羽をカッパ本来の用途に使うときはどうなるの”っと思うところであるが、私は職場が激烈に近いため、通勤にはそもそも自転車を必要としない。また、休日は引きこもり化するため、酷い雨が降っている日には、そもそも買い物に行かない。更に、枕を丸洗いするのは“寝具のメンテナンス時”であるため、悪天候の日には、布団を干さず、枕を洗う行為自体もしない。雨合羽が枕化するのには、相応の理由があったわけだ。
――とはいえ。雨合羽枕は、所詮は代用品であり、低くて小さいうえ、汗を吸わずにベタっとするので、快適とは言い難い。そのため、本来の枕が乾くまでの、ゴブリンのその場しのぎであって、枕がカラっと乾いたら、すぐさまタオルを剥ぎ取って、また生活雑貨の奥に放り込まれていた。
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こちらは第1部のほう。1枚目の画像と間違い探しをしてみよう! |
が、この問題について、私は「枕をもう1個買えば、解決できるのでは?」と気付いてしまった。再就職での一人暮らしを始めて、丸3年が経ち、幾度となく枕を洗濯した。その際、雨合羽を枕として使うことより、予備枕を購入するほうを先に思い付くべきであった。
…というわけで。まず私は、節約の基本ということで、100円ショップを回ってみた。だが、意外にも、枕は売っていなかった。300円・500円といった商品の中にも存在しない。恐らく、枕という物は、布団など、寝具を買う時にまとめて揃えるため、購入頻度が極めて低いのであろう。“座布団を丸める”などして、枕扱いにする手も考えたが、そもそも代用品から脱却するために枕を買いに来たのであり、また代用品を使うのでは、意味が無いのだ。
――というわけで。次は、イオンに行き、いつも利用する食品や生活雑貨の棚ではなく、奥の方にある家具コーナーへと向かってみた。家具を買おうと思ったことなど、それこそ新生活を始めた頃から3年ぶりであるが、そこでようやく、私は枕を見つけられたのである。イオンは、庶民の普段遣いに優れたスーパーということで、安値クラスを中心に並んでいたが、最安値の品は、なんと500円である。質も、特別悪いというわけではなさそうだ。しかも、特売日ということで、全商品が5%OFFである。何が“お客さま感謝デー”だ。僕のほうこそありがとう(Mr.Children)。
というわけで。その、“粒が入ってザラザラ鳴るタイプの枕”を使い、さっそく眠りについてみた。やれ、枕というものは、人によって合う合わないが大きく、「枕が変わると眠れない」という意見も聞かれる。だが、この新しい枕は、なかなか気持ち良く眠れる。500円とは思えない満足感であり、雨合羽にタオルを巻いた代用品とは雲泥の差だ。カレーと同じで、私のような庶民にとっては、無理に高い物を買うより、安物のほうが良く感じるのかもしれない。
――というか、私も今回、「枕の価格」という物を始めて意識するに至ったのだが、ここまで安いのならば、無理に洗濯を繰り返して使用せずとも、使い捨て感覚で良いように思われる。3ヶ月だか半年だか1年だか、適切な期間は分からないが、その間は、カバーのみを洗濯機に入れ、本体は軽く干す程度に留める。そして、本体まで汚くなったら、思い切って捨ててしまい、新しい物を購入する。500円という価格は、私の金銭感覚であっても、ある程度は粗末に扱える値段だ。なにせ、思っていたより遥かに安い。もっと、3000円とか4000円とか、それくらいするものだと思っていたよ…。よし、この新しい枕で、衛生的かつ快適な睡眠を楽しんでいこう!!
(2025年4月20日)
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