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「3DS版ドラゴンクエスト8」感想…神ゲー神移植! リマスターはよ / やり込みinFF

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管理人の日記
ついに、スーパーでシメジ2株が98円になってしまった…私1人のキノコ祭が始まる

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2025年6月12日(木)
「3DS版ドラゴンクエスト8」感想…神ゲー神移植! リマスターはよ


 
追加要素が面白いとは聞いていたが…予想以上だったよ


 
「3DS版ドラゴンクエスト8」を完全クリアーしました。PS2時代の傑作へ、様々な追加要素を加えた、神ゲーの神移植でした!
 …まず、「ドラゴンクエスト」というと、「次の町への冒険」や「キャラクターの育成」といった、クラシックRPGの体験を重視したシリーズである。その中でも、『8』は、
屈指の名作として名高い。2004年にPS2で初登場し、等身大のワールドマップに代表される「進化したグラフィック」と、「古典的ドラクエの面白さ」が結び付き、大人気を博した。テンション・錬金・スキル・ダメージ表示など、この作品から恒例となった要素も多く、シリーズ内でも特に画期的だったと言える。売上本数としても、PS2時代ということで、“日本のパッケージ版”のみであるが、400万本弱と、同じくPS2で初登場した「FF10」「FF12」の250万本前後を凌駕している。DQ8は、間違いなく、当時の国民的RPGだったと言えるだろう。
 ――そして、“その名作の、携帯機への移植版”が、今回の私がプレイをした、「3DS版ドラゴンクエスト8」である。“リメイク”と呼ばれることも多いが、私としては、
あくまで追加要素であって、移植の範疇を出ないとは思う。3DS版の発売は2015年だが、まだまだ当時は据え置き機と携帯機という文化が根強く、据え置き機から携帯機へとゲームを移植する…という文化も、ギリギリで生き残っていたのだ。

 さて。そんな「3DS版DQ8」の一番の魅力はというと、
もちろん追加要素である。
 …やれ、ニンテンドー3DSの機械性能は、だいたいPS1.5というところである。よって、“PS2の大作RPG”であるDQ8を移植するには、
残念ながら力不足だ。本作は、“グラフィック向上による世界観が大きく評価されたタイトル”であるため、それを、静止画としての画質はもちろん、携帯機の小さな画面でしか味わえないというのは、とてつもなく大きなマイナスである。
 ――が、
それをもって余りあるのが、追加要素の数々なのだ。「キャラクターボイス」によって登場人物に息が吹き込まれ、「2人の新しい仲間」で戦闘面が広がった。「大小様々な追加エピソード」は、物語に新たな視点を加えてくれる。15体もの大ボスが追加された「追憶の回廊」では、これまでのどのドラクエでも味わえなかった、Lv99を前提としたパワープレイが楽しめる。その他、既存の個数限定品へのバランス調整が為されたり、海外版での新技も収録されているなど、とにかく非常に多くの点について、プレイヤー目線での調整・追加が為されている。これにより、3DS版DQ8は、尋常ではないほどにお得感の溢れる作品となったのだ。

3DS作品ということで、画像を調達するのも大変だった(これはPS2版スクショのAI補正)


 さて。3DS版DQ8の
ミニ日誌は、本日分を含めて、4ヶ月半で50記事にも達する。ちょっとしたプレイ日誌並のボリュームだ。
 …そういうわけで、今回は、3DS版で印象的だった各要素について、
「過去記事へのリンクを貼る」という方式で、紹介してみることにしよう!


強敵攻略/ストーリー
3月20日/
【ドルマゲス戦・ベホマラーなし攻略】(ドルマゲス第1形態&第2形態戦)
5月4日/
【ラスボスはほほえみデブ】(ラプソーン第2形態戦)
5月18日/
【モリー「竜神王の試練」 それ以外「竜の試練」】(竜神王の試練)

追憶の回廊
5月25日/
【ドラゴンソウル!】(第1〜4ステージ)
5月27日/
【1回休み攻撃たち】(第5〜8ステージ)
5月29日/
【追憶のクりフト】(第9・10ステージ)
5月31日/
【追憶のメインキャラたち】(第11・12ステージ)
6月2日/
【追憶のドルマゲスたち(弱い?)】(第13・14ステージ)
6月6日/
【ラスボスはエストアークDQVIII】(第15ステージ)

新たな仲間キャラ
3月30日/
【モリー参戦!】(追加キャラ その@)
4月8日/
【クロウとレイヴンは厳密には違う種を指すらしい】(追加キャラ そのA)
4月11日/
【人口密度が高すぎる!】(ゲルダとモリーの初期印象)

追加シナリオ
4月20日/
【グオゴゴゴ】(馬姫さまの幼少期)
4月24日/
【奈落の王】(奈落の祭壇)
5月2日/
【賢者たちの墓参り】(ドルマゲス過去編&ゼシカの里帰り)
5月6日/
【負けヒロインが多すぎる!】(ゼシカ通常END)
6月8日/
【ゼシカ真END…(´・ω・`)】(ゼシカ真END)

その他の追加機能
2月2日/
【あるじゃん、キャプチャ機能! …だが】(写真クエスト)
2月16日/
【(ゲームバランスが壊れる音)】(シンボルエンカウント)
4月26日/
【メタルウイング物語】(3個バージョンにおける、「最強ブーメラン」の変遷)
5月23日/
【戦闘代行 ムリーズ】(追加ランク:バトルロードSS)



 とまあ、こんな感じだ。
 ――ちなみに、“印象的な過去記事を振り返るスタイル”は、年明けの
「モンハンライズ:サンブレイク」と同じである【日記:2025/1/2】。ただ、それぞれの要素が独立しているあちらと違って、DQ8は、ストーリー・成長といった流れが重要のため、どちらかと言えば、【タグ:ドラゴンクエスト】から見ていただいたほうが良いかもしれない。書きごたえは最高だった(暗黒微笑)ため、読みごたえのほうもしっかりしている…はずだ。

とりあえずまあ、移植しようぜ!


 とまあ。そんな感じで、
「3DS版ドラゴンクエスト8」は、原作が指折りの傑作であるうえに、移植時に様々な追加要素が加えられたことで、トップクラスのお得感を持つ作品となった。しかしながら問題は、もちろん、3DSでしか登場していないうえに、中古価格が高いことである。
 …やれ、PSP&Vitaと同じく、ニンテンドー3DSについても、既に完全な旧世代機となった。しかも、同ハードのオンラインストアは、WiiUと同時の2023年に、既に閉店している
【日記:2022/2/18】。単体のハードとしての出来も、正直、初代DS(DSlite)に比べて、あまり良いとは思えない…。そういうわけで、“今から3DSを買って遊ぶ”というのは、ほとんどの新規ユーザーにとって、選択肢には入らないだろう。
 ――しかも、輪を掛けて苦しいのが、
中古価格の高さである。前述の通り、3DSはDLストアが既に閉店しており、遊ぶとなると中古カートリッジということになるが、その価格は、「ネットのフリマアプリ&ソフトのみ」という最低条件でも5000円台で取引されており、実店舗など、定価と変わらないか、むしろそれ以上の価格でのプレミア販売となっている。内容を考えれば、妥当と言えなくもないが、ただまあ、所詮は過去ハードの旧作である。“それが、定価同然の価格で取引されている”というのは、単に供給が足りていないだけだ。ゲームは、DL版という方法で、どれだけでもコピーができる。中古市場で価格が上がっても、メーカー側に得は無いのだ。

 ちなみに、3DS版以外のバージョンにおいても、
「PS2版」は、ソフト自体は投げ売りのようなものになってものの、ハードが更に古いため、環境面でのハードルは緩和されていない。しかも、非HD時代の作品なため、大画面でプレイするとなると、大きく見劣りするだろう。
 …そして、
「スマホ版」については、現在も新品購入ができるものの、縦長画面&タッチパネルということで、プレイ感覚が大きく異なる。3DS版での追加要素も存在せず、値段もセール前提で2500円程度するということで、こちらもお得な作品とは言い難いのだ。

 ということで。私は、
名作の「ドラゴンクエスト8」を、ぜひ現行機へと移植してほしいと、強く思うのだ。もちろん、「3DS版の追加要素を持ち、PS2版のグラフィックをベースとした、リマスター完全版」を、である。
 …やれ、現在のドラクエシリーズの状況は、“最新作の『12』を開発しながら、シリーズ初期作の『1・2・3』を、HD-2Dリメイクとして発売している”という感じだ。その先に、“天空シリーズ”と呼ばれる『4・5・6』の三部作も存在し、それらが一段落したあと、ようやく『7・8』のフルリメイクに着手するのかもしれない。
だが、それだと遅すぎる。もちろん、いつかはDQ8も完全リメイクをすべきだろう。だが、まずは、今すぐ遊べるリマスターだ。
 ――やれ、『8』は、シリーズでも特に人気の高い作品ということで、出し惜しみをしているのかもしれない。だがそれで、“現行機で遊べない状況が何年も続く”というのは、
作品にとって損失である。まず手に取ることができなければ、新規ファンなど生まれるわけもない。そして、既存ユーザーが高価な中古版を買ったところで、メーカーには一銭も入らないうえに、新バージョンが購入されなくなることにも繋がるだろう。3DS版も、PS2版も、もっと軽率に、現行機で遊べるようにしていくべきなのだ。バイオハザードとか、バカにされるほど移植しまくっているが、誰も困っていないので、あれで良いのだ。

ドラクエ8とドラクエ11…どっちも良すぎて、最高傑作を決めるのは難しい!


 ところで。ドラクエシリーズのリマスターというと、実は既に嫌な思い出があって、それは、現行最新作である
「ドラゴンクエスト11」だ。
 …さて、DQ11は、「PS4版と3DS版を、全く別のゲームとして同時発売する」という異例の態勢で開発が為されたが、それだけでなく、2015年の初公開の時点で
「NX」という次世代機にも対応することが告知されていた。NXとは、今で言う「ニンテンドースイッチ(1)」のことである。普通、初出バージョンの買い控えを防ぐために、“後の機種にも対応する”なんてことは、決まっていても発表しないものだ。それが、ましてや正式名称すら発表されていないハードに対してなど、まず間違いなく、何らかの裏取引があったのであろう。
 ――それはそうと、肝心の内容については、私はPS4版をプレイしたが、
まさに『8』の正統続編という感じであり、大幅に進歩したグラフィックで、三部構成のシナリオを大いに楽しむことができた。だが、ファイナルファンタジー並の美麗プリレンダムービーについては、後から声だけ削ったかのような出来であり、まるで無声映画のような、奇妙な雰囲気を感じたものであった。

 そして、約2年後に、スイッチ対応版の
「ドラクエ11S」が発売され、念願のキャラクターボイスに加えて、事実上のHARDモードなどの追加要素、そして3DS版の独自要素であった2Dダンジョンも収録されるなど、お得な内容となっていた。
 …しかしながら、グラフィックだけは、やむを得ないものの、
PS4版に比べて劣化気味であった。DQ11も、『8』と同じく、グラフィックの進化が印象的な作品だったので、その魅力を存分に味わえないというのは、玉にキズという感じである。
 ――その後、更に時間が経って、『11S』が、PS4などに
逆移植された。これにより、ようやく「スイッチ版の追加要素を持ち、PS4画質のDQ11」という、“ドラクエ11の完全版”が遊べるようになった…と思いきや、それらのバージョンはスイッチ版のリマスターであったため、結果として、初期バージョンよりも画質で劣ってしまうという、何とも言えない感じになってしまった。結局、発売済みのそれぞれのバージョンについて、「PS4版『11』:最も画質が高い」「3DS版『11』:3DS版の3Dモードを遊べる」「スイッチ版『S』:追加要素を最速で遊べる」「PS4版『S』:追加要素を比較的高画質で遊べる」と、妙な感じで特徴が残ってしまう結果となった。欲しいのは、最高画質で追加要素も遊べるバージョンなのだが…。

 とまあ、そんな悲しい過去もあったのだが、近頃のスクエニでは、
「FFタクティクス:イヴァリースクロニクル」など、ファンの心に寄り添ったリマスターも登場してきている【日記:2025/6/5】ドラクエ8も、是非それに続いてほしいというものだ。こんな名作が、現行機で遊べないなんて、機会損失が過ぎる。PS2版のグラフィックも、3DS版の追加要素も、全部盛りにして、今の時代に届けよう。完全リメイクは、それからだ!

(2025年6月12日)

登録タグ/ ゲーム一般 ドラゴンクエスト
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