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管理人の日記
キャベツが安すぎて、お好み焼きループから抜け出せないぞ
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こいつは、たぶん大したことない |
3DS版の連戦モード:「追憶の回廊」も、セミファイナルの第13・14ステージとなった。登場するのは、DQ8のライバルキャラクターである「ドルマゲス」だ。第13ステージが、人間形態の「ドルマゲス(第1形態)」が3体で、そして14ステージが、魔王のような姿となった「ドルマゲス(第2形態)」と、2種類の「追憶のドルマゲス」が登場する。同戦闘は、DQ8の山場として名高く、ラスボスさえ上回ると言われることもある。“あえてストーリー順を崩してでも、ドルマゲスたちを連戦モードの最後に持ってきた”のも、物語上におけるインパクトの強さゆえであろう。
――しかし。誠に残念だが、こいつらは弱い(?)。いや、正確には、決して弱くはないのだが、あくまで正統派の相手であり、Lv99だと普通の戦いで勝ててしまう(?)。そういうわけで。最終ステージで登場する、真の裏ボスの前座感が否めないというものだ(?)。ある意味、ラプソーンの前座であった本編を踏襲しているのかもしれない…(?)。
◆第13ステージ:「追憶のドルマゲス(第1形態)」
HP/A:5250 B:11000 C:3850
まずは、「ドルマゲス(第1形態)」こと、人間形態のドルマゲスが追憶される。今回も分身をするが、本編で戦った時と違って、最初から3体で登場する(本編時は敵初手で分裂する。その前に倒すことも可能)。残念ながら、戦闘BGMは、13・14ステージともに、通常ボス戦の「難関を突破せよ」だ。その他、今回は第1形態と第2形態で連戦になることはなく、途中で戻って回復をしたり、両形態の撃破後には片方だけに挑むことも可能となっている。
さて。敵は、中央の個体(B)が本体となっており、最もHPが高く、同じ技でも少しだけ火力が高く、かつ完全2回行動を行う(AとCは1回行動)。3体全てを倒すまで戦闘は終わらないものの、わざわざ分身を残す必要は無いであろう。とりわけ、Aは倒れた分身にザオリクというデスタムーア(ドラ内失)をしやがるので、必ず最初に倒す必要がある。とはいえ、ターゲットが最初からAに合っているので、何も考えずに戦っていっても問題ないだろう。
そして、敵は、いばらのムチ(全員に200程度のダメージ)、がれき投げ(約250ダメージの2回みだれうち攻撃)、真空波(全員に約100ダメージ)といった特殊攻撃を、3体全てで行ってくる。ただし、必中なのは「いばらのムチ」だけであり、がれき投げと真空波は、みかわし装備で回避可能であり、思った以上に避けてくれる。厄介な痛恨を使うのも本体だけだ。その他、「いてつく波動」や「妖しい瞳(強制睡眠)」といった絡め手も使ってくるが、あまり使用頻度は高くない。しかも、まだ人間の形をしているこの頃から悪魔系に属しており、モリーの「サタンネイル」で、1.6倍の特効ダメージまで与えられる。
というわけで。最初の2ターンくらいで、まずは「ゴッドスマッシュ」と「ドラゴンソウル」によって、Aを速攻する。あとは、適度に立て直しながら、C→Bの順番に撃破していけば良い。いばらのムチからの痛恨や、回復要員がピンポイントで眠らされたりという感じで、もし態勢が崩されてしまっても、チーム呼びの「マスターゾーン」、そしてヤンガスロックのメガザルと、2つもリカバリー手段があるので、そうそう負けることは無い。
というわけで。運が良かったのか、それとも、みかわし装備が刺さったのかは分からないが、さほど苦戦はせず、楽々に「追憶のドルマゲス(第1形態)」を撃破することに成功した。
ちなみに。ここまで来ると、もはや宝箱などはほとんど関係ないのだが、撃破後の入手品は、「メタルキングのヤリ」である。ご存じ、これ自身が究極のヤリであることに加えて、最強()ブーメラン:「メタルウイング」の素材にもなる。これら2つの比較や、バージョンごとの「メタルウイング」の変遷は、本編終盤くらいの環境では、非常にホットな話題であった(【日記:2025/4/29】)。しかし、ゲーム攻略が、“裏ボス戦も最後の最後”という状況に進んでしまうと、もはや主人公の攻撃は「ドラゴンソウル」の一本槍となり、武器の能力は全く関係なくなる。そんな極まりきった段階で、今さら個数限定だった武器の2本目が手に入ってもなあ…という感じだ。モリーと2人でブーメランを投げまくってみる?
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こいつは、きっと強い! |
◆第14ステージ:「追憶のドルマゲス(第2形態)」
HP:12320
続いては、悪魔のような風貌となった「ドルマゲス(第2形態)」が、追憶化して登場だ。
こいつの行動パターンは、完全3回行動で、「羽根の雨」や「しゃくねつ」といった全体攻撃を使用する。どちらも威力が200〜300程度と高く、今度は物理回避もできない。また、全体1回休み攻撃の「おたけび」は、例によって命中率の高い強化版であるうえ、「いてつく波動」も高頻度で使用する。「超高速連打」は、痛恨に相当し、全弾ヒットで約500というダメージを受ける。これらの凶悪技を、尋常ではない速度でシャカシャカ行ってくるのだ。
ただし、「ベギラゴン」「マヒャド」「イオナズン」といった上級呪文たちは、特に強化が為されておらず、2桁ダメージのボーナス行動となっている。防御能力についても、第1形態と同じく悪魔特性を持つため、「サタンネイル」で特効が取れるという感じだ。
さて、こいつについては、運要素がとても大きな戦いとなっている。日記を書くための挑戦も含めて、計3回戦ったのだが、うち2回は、貧弱な呪文を多く使ってくれたうえ、みかわし装備で「超高速連打」もスカスカと外れてくれ、敵が1体ということもあって、大した脅威を感じなかった。せいぜい、主人公の「ベホマズン」のタイミングが安定するように、解除されるたびに「ピオリム」で加速しておく…というくらいで、安定して倒せる相手であった。
しかし、残り1回は、「おたけび」による転倒を交えつつ、「超高速連打」+全体攻撃のコンボで的確に戦闘不能者を作ったり、「いてつく波動」でテンションとバイキルトを解除して全く攻撃の態勢を整えられなかったりと、中に人間が入っているのではないかというレベルの厄介な行動を連発された。マスターゾーンとヤンガスゾーンを用いて2回の捲りをしたにも関わらず、3回目も状況を崩され、ついには敗北してしまった。
まあ、3回のうち2回は楽に勝てたということで、トータルで言うと、そこまでの相手ではないのかもしれない。だが、残った1回は、ついには全滅にまで追い込まれてしまった。よって、この記事の題名も、「追憶のドルマゲス(弱い?)」と、はてなマークが付くことになったのだ。
ちなみに、この後の第15戦は、本作最後の裏ボスであり、正面から戦うと、ドルマゲスをデコピンで吹き飛ばせる強さなのだが、実は、元ネタに準じて、とあるST異常が有効であり、それを使うと、割と楽に勝ててしまうことが知られている。よって、そのような搦め手の効かない「追憶のドルマゲス(第2形態)」を、DQ8最強の敵とする声もあるんだとか。まあ、「おたけび→しゃくねつ→スコール」「おたけび→超高速連打→しゃくねつ」みたいなのを連打されて負けた身としては、その気持ちも、十分に分かるというものだ…。
さて。道中最後の強化ボスである追憶のドルマゲスたちを倒すと、2つの報酬が解禁される。
まず、宝箱からは、錬金素材の「オリハルコン」が手に入る。いらない(即答)。
次に、最後のボスへと繋がる通路からは、入口方向に戻る近道を作ることができる。ここは噂の、「『くちぶえ』」によって、メタルキングだけが出現し続ける」という、夢のような通路である。出現するのは、「メタルキング3体」ないし「2体」の組み合わせのみであり、なんとメタルキング2体ですらハズレになるという、本編の環境からしたら有り得ないようなスポットだ。しかしながら、ここまでに登場した追憶ボスたちの悪魔的強さを考えると、もはやほとんどのプレイヤーは全員Lv99に育ててしまっているであろうから、あまり使い道が無いというのも事実だ。もし、Lv99になっていない場合は、“3DS版の新要素を使ってみる”という気持ちで、最後の修行をしてみるべきだろう!
(2025年6月2日)
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