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管理人の日記
5月も終わりですね。6月も一層の節約をして、耐えていくぞ
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ヒエッ… |
本日は、「追憶の回廊」の第11ステージからである。全15戦ということで、ここから終盤戦と言えるが、もう難易度はずっとクライマックスだ。
…ちなみに、書くのを忘れていたので、“前回のバトルで、撃破後に手に入ったアイテム”について記しておこう。まず、第9戦:「追憶の使い」後は、「破滅の盾」である。エトロ繋がりで「死神の盾」→「女神の盾」となる(ドラ外失)ため、「破滅の盾」のほうは「メタルキングの盾」に変化させられる。盾は、既に有力ラインナップが揃っており、余り物としてすら枠が無い(【日記:2025/5/11】)。とはいえ、素材のオリハルコンのほうも余っているため、呪われたまま放っておく理由も無いだろう。ヤンガスにでも装備させておくか…。
――次に、第10戦:「追憶の魔人」後の宝箱からは、「奇跡のつるぎ」が手に入る。お馴染み、HP吸収効果を持つ剣であり、純粋な攻撃力も80と高いため、なかなか使える武器である。PS2版の頃は、ちいさなメダルとの交換で1つだけが手に入っていたため、3DS版での2本目ということになる。ただまあ、需要があるかというと微妙なところだ。何故なら、剣には「はやぶさの剣・改」や「ドラゴンスレイヤー」「吹雪のつるぎ」などライバルが多く、そういうところで名前が挙がってこないという時点で、バトル環境としては二軍と言わざるを得ない。1本ですら余らせがちなのに、それが2本目となっても、1本目といっしょに、仲良く肥やしとなる可能性が高いだろう。
しかしながら、HP吸収効果自体は、やはり強力である。ドラクエでは「素のパラメーターによる攻撃力」に「武器攻撃力」が上乗せされるというシステムのため、レベルが上がれば上がるほど、武器の攻撃力数値による影響は少なくなり、追加効果のほうが重要となってくる。ということで、例えばソロ攻略なんかでは、このHP吸収効果が重要になってくる…のか?
◆第11ステージ:「追憶のゼシカ」
HP8640
リブルアーチで、杖を持って操られていた「呪われしゼシカ」の追憶版だ。主要人物の敵キャラ版だが、普通に強化版として参戦できた。当時はゲルダもモリーも未加入のため、3人でのバトルとなったが、今回は4人で戦える。なお、対消滅を起こすとかそういうことはなく、ゼシカも参戦可能できる。
さて。追憶ゼシカは、上級の攻撃呪文を使いながら、使い魔として「追憶のシャドー」(HP1640)を、左か右に3体ずつ、計6体まで召喚する(各サイドが空になるまで、同方向に補充はしない)。だが、本体の呪文は、せいぜい100台という程度のダメージであり、最強のマダンテも含めて、大して怖くない。また、追憶のシャドーについても、打撃で150・痛恨で450・輝く息で100~200(女神の盾の有る無しが大きい)とチクチク削ってくるが、やはり即座に戦線が崩れるほどではない。追憶ゼシカは2回行動、シャドーは1回行動ということで、さすがに何ターンも計7体から嬲られる(※女がなぶるほうね)ような状況になるとキツいが、3体追加くらいの時点なら、大した火力にならない。
しかしながら。追憶ゼシカで最も厄介なのは、もちろん「誘惑」である。こちら側のパーティ全員を対象となり、男性キャラ(主人公・ヤンガス・ククール・モリー)に、耐性を貫通して100%混乱の効果を与える。ちなみに、ラプソーン版ゼシカは誘惑をしてこなかったため、追憶版のオリジナル行動だ。
やれ、DQ8の混乱は、「1/2の確率で味方を攻撃する」なんて手ぬるい内容ではなく、必ず無駄行動を行う(一応、敵側に命中率極小の打撃をすることもあるとか?)うえ、打撃を受けても解除されないこともある。効率の良い複数解除手段も存在しない(「超ばんのうぐすり」という錬金のみで手に入るアイテムで、単体回復ができるのみ)。もはや、戦闘不能クラスで厄介と言えるST異常だ。
ちなみに、混乱キャラもコマンドが入力可能だが、決してそれが実行されることは無い。“決定後、実行までの間で混乱が解除”されても、そのターンは何も行動できないからだ。もちろん、“行動を決めたあとに敵が先行して混乱が発生”しても、やっぱりそのキャラは何もしない。あまり細かく調べてもキリが無いと打ち切ったが、「混乱の発生/解除時に、入力済みの行動はキャンセルされる」という理解で良いと思われる。また、「混乱時にコマンドを入力しても、その内容と無関係に、『混乱時の行動』というコマンドを入れたことになる」という性質らしく、「チーム呼び」は、仲間モンスターがやってこないことはもちろん、さきがけ効果すら無効となる。せいぜい、入れ替えで馬車に下げるか、あとは、装備変更で弱い武器に変えて、パーティアタックの火力を下げるくらいしか、できることは無い…。ちなみに、モンスターチームについては、性別がありそうな奴らも存在するが、「必ず混乱する」で統一されているようだ。ロフレシュメドウみたいな奴だな!(ドラ外失)
というわけで。本戦闘は、誘惑を受けないゲルダとゼシカの投入は前提だが、それでも残り2名がほぼ混乱しっぱなしというカオスな戦いになる。
さて、対策として、最も良いのは、速攻だ。前述の通り、序盤はシャドーたちが存在せず、敵の火力は非常にぬるい。また、相手の行動はランダムであるため、「誘惑」や「シャドー呼び」をすぐには使わず、ずっと弱い呪文だけを繰り返すような状況もある。敵の陣形が揃い、味方側がグダる前に、一気に勝負を決めてしまうのだ。少なくとも、できるだけ敵HPを削っておきたいところである。
そして。このバトルで主力となるのは、ゼシカの「ライトニングデス」だ。バイキルトを前提とすれば、ゲルダの「キラージャグリング」と同等の火力を持つ大技であり、単体攻撃であるため、確実に敵本体を狙うことができる。本バトルでは、「いてつく波動」が無いため、バイキルトが解除されることは無い。また、キラージャグリングとは異なり、ライトニングデスには「奇跡のつるぎ・改」の回復効果が乗る。本バトルでは、“ふだん回復要員となる男たち”が、誘惑されて自由に行動できない。そんな中、ゼシカのHP減少ペースを下げることができるというのは、かなり大きなメリットと言える。敵がゼシカなことといい、今回は、まさにゼシカのために作られた舞台と言える。
加えて。それでも状況が崩された時のために、リカバリー手段もフル活用していく。主人公のチーム呼びによる「マスターゾーン」、そしてヤンガスが自分を犠牲にする「メガザル」については、どちらも男性キャラを起点とするため、不安定性が残る。しかし、発動すれば戦闘不能キャラも含めた全回復ができる。それらで時間を稼ぎつつ、追憶ゼシカ本体さえ倒せれば、もう新しく混乱するキャラは出てないため、勝利が確定するのだ。
というわけで。実戦では、舐め腐っており、ククール・主人公・モリー・ゲルダという普段の編成で戦闘を挑み、あっという間に何もできなくなってしまった。耐えられず、モリーとゼシカを交代させたのだが、既にシャドーたちが6体揃った状況であり、果たしてグダグダの戦いとなってしまった。立て直し手段のマスターゾーンもヤンガスも使い切り、もう息も絶え絶えの運ゲーを強いられたが、なんとか「ライトニングデス」と「キラージャグリング」でゼシカ本体を倒すことができた。このバトルは、グダる前に勝負を決められるか否かが重要ということだろう…。
ちなみに。撃破後の通路には、「金塊」の入った宝箱が存在する。いらない(即答)。あ、回復ポイントのほうは便利なのでありがたいです。
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ここで強敵として登場することが、キャラ評価の向上にも貢献しているように思う |
◆第12ステージ:「追憶のマルチェロ」
HP12600
ラスダン前の最後のボスとして戦ったマルチェロが、追憶されて登場だ。ゼシカほど特殊でないものの、こちらも強敵となっている。
まず、敵の行動で印象的なのが、「マホトーン(沈黙)」と「ザラキーマ(即死)」という全体ST異常攻撃だ。どちらも、命中率の高い強化版となっており、完全耐性が付けられないこともあって、割とバスバス命中する。とりわけ、マホトーンのほうは、ザオリクもベホマズンも不発になるため、そこから一気に戦線が崩壊する危険性もあり、決して侮れない攻撃だ。やれ、「マホトーン」は、シリーズだと『1』から登場し、どの作品でも、せいぜい“序盤が中盤に変わるくらいの時に、敵味方が使うミニ魔法”という程度の印象であった。それが、裏ボス戦という極まりに極まりきった状況で登場し、そしてしっかり厄介というのは、なかなかもって衝撃的な光景である。
また、それ以外の攻撃としては、ただのダメージ技はそれほどでもないが、痛恨は約750ダメージであり、ほとんどの場合は即死となる。また、久々の「いてつく波動」使いであり、せっかくのテンションとバイキルト状態が解除されてしまうため、攻撃ペースも作りづらい。とはいえ、謎にマホトーン状態も解除されるため、立て直しは行いやすくなる。
ということで。「追憶のマルチェロ」は、追憶ゼシカとは異なるタイプの強敵になっていると言えるのだが、特に厄介なマホトーンとザラキーマに対し、主人公は「竜神の兜」で、発生率を1/16にするという強い耐性を持てる。また、マホトーン状態になっても、ゲルダの「精霊の舞」ならば蘇生が可能だ。その他、チーム呼びからのマスターゾーンや、メガザルロックヤンガスも使用可能であり、それらをフル活用すれば、そうそう全滅をするような相手ではない。追憶の回廊の終盤戦で、ひと息つけるポイントと言えよう。
ちなみに。マルチェロについては、ご存じの通り、DQ8における黒幕の1人と言える人物だが、ククールが仲間に入る際のイベントを終えたあとは、それほどピックアップされない。また、終盤の盛り上がりどころでボスとして登場した際には、全く強力な相手ではなく、盛り上がりに水を差したうえで、PS2版ではそのままフェードアウトしてしまっていた。しかしながら、3DS版では、ボスとしての戦力が若干強化されたほか、追加ダンジョンで一度だけだが再登場をし、大きく話題を呼んだ(【日記:2025/4/27】)。
そして、個人的には、この「追憶の回廊」での登場も、キャラ印象を改めるに、一役買っていると思うのだ。物語上で戦う際には、倒せないと先に進めないため、ある程度の強さに抑えられていた。そのキャラが、ようやく一定の強敵として立ちふさがってくれたのだ。もちろん、これは追憶版ということで、ゼシカの例もあって、本人ではないのだろう。しかし、私の中では、“マルチェロ”の評価が上がることに貢献したように思う。
さて。撃破後の宝箱からは、「星ふる腕輪」が手に入る。素早さを+50する装飾品であり、メタル狩りで便利なほか、Lv99でもそれなりに行動順に影響を与えてくれ、最強剣の一角とされる「はやぶさの剣・改」の素材にもなる。しかし、ちいさなメダル×60枚の報酬で1個が手に入るほか、「オリハルコン」を消費するものの、錬金でも入手可能だ。それが、この段階で手に入っても…という気がする。もちろんヤンガスには既に装備させてあるし…。
(2025年5月31日)
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