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おべんとう対決! お好み焼き vs 揚げパン / やり込みinFF

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管理人の日記
今後の勤務では、夜勤や休日日勤が激減するようだ。手当が無くなるし、平日日勤が一番キツい…

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2025年5月30日(金)
おべんとう対決! お好み焼き vs 揚げパン


 
ちなみに私はおべんとうは作ってあげたい派(無論、虐待みたいな弁当なので無いが…)


 この5月中旬に、私はかなり早めの夏休みを取らせていただいて、そこで
料理研究的なことをやっていた。そしてそこから、「揚げパン」「お好み焼き」をお弁当枠で持って行く場合、お好み焼きが圧勝ということに気付いたのだ。
 …まず、これまでの私の料理の主食枠としては、「麦飯」「パスタ」を使用していた。だが、私は「調理:作り置き」「買い物:まとめ買い」を同時に行うスタイルで生きているため、ひたすら同じものを食べる展開になりやすく、
率直に言って飽きている。だからこそ、値段を抑えつつ、食事のバリエーションを広げたいと、普段から思っていた。そして、それが職場にお弁当として持っていけるような物であれば、更に良いのだ。
 ――というわけで。今月、新たに生み出したのが、「お好み焼き」
【日記:2025/5/15】「揚げパン」【日記:2025/5/17】である。詳しくは、それぞれの単独記事を見てほしいのだが、安価で調達容易、かつ、私の中での既存料理と味の方向性が被らない。そして、家で食べるぶんには、それなりに楽しんでいくことができた。あとは、おべんとうとしての性能だ。そういうわけで、今週は、これら2つをお弁当箱に突っ込み、どうなるか調査してみたのだ。

 ということで。まずは
「お好み焼き」のほうからだ。実用面を考慮し、前日の夕に焼いて、それを弁当箱に詰め、一晩置いた。そして、当日の朝にソース・マヨネーズ・鰹節をトッピングし、昼に電子レンジで温めてから食べた。その他、レシピ等は、単独記事で紹介した場合と同じである。
 …さて、先んじて食べた朝食用
(これも前日夕に焼いた物)で分かっていたのだが、焼いてから時間を置くと、お好み焼きのサクサク感は皆無になってしまう。しかも、お弁当用ということで、更に“ソースを掛けた状態で、食べるまで放置している”のだ。もう食感は期待してはいけないというものだろう。
 ――だが、
味は、お好み焼きそのものであり、「小麦粉のモチモチした生地に、お好みで投入した野菜がミックスされ、そこにソースが絡まっている」という部分はまるで壊れていない。従来の私のお弁当料理に、ソースを使うものは無かったということで、味のバリエーションを増やす意味で、非常に好ましい。また、焼き上げるときに、ひと口サイズに砕くことで、お弁当用として食べやすくなるだけでなく、容器へ綺麗に詰め込みやすくなる。最後に、小麦粉の種類としては「中力粉」を用いたのだが、具材の組み合わせが良かったのか、腹持ちが凄まじく、その後に全く空腹感を覚えることは全く無かった。私は精神的デブであり、通常量の1.5〜2人前くらいは食べるくせに、酷い時はお弁当の直後に既におなかがすいているなんてこともあるくらいなので…。

 次に、
「揚げパン」についても試してみた。こちらについても、前日夕に、フライパンで炒めて、それを一晩置くという形式だ。しかしながら、こちらについては、お好み焼きと比べて、問題だらけという感じになった。
 …まず。パンは、
揚げるとカチカチに固まり、上手く容器に入らない。しかもこの固さは、「食感がサクサク」とは別概念ということらしく、時間が経つと更に硬くなって、揚げ立てと比べ、遥かに劣る食感となってしまった。なお、時間を空けることにより、「お好み焼きがしっとりする」「揚げパンがカチカチになる」の2つが起こっているのだが、これは別に矛盾しているわけではないようだ。さらに。パンは、揚げ行為によって水分が飛ばされてしまったためか、弁当箱の重量が非常に軽く、ひと言で言って貧相である。
 ――やれ、確かに、
きな粉+砂糖という味付けは、既存料理と被らず、評価できる。だが、その“味付け先”は、固く焦げ固まったパンのような何かである。しかも、粉を味付けに使っているため、飛び散りやすい。これは…まあ、お菓子として考えるならアリだが、ちょっと主食扱いにするのは厳しいかな…。

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 という感じで。“お弁当に持っていく用途”で考えると、「揚げパン」「お好み焼き」では、
お好み焼きの圧勝であった。
 …実際に食してみた感想としても、お好み焼き弁当は、定着している「パスタ」「麦飯」と並んで、
お弁当の主役となりうるほどの性能だと感じた。ソースを使うという味の独自性もそうだし、野菜中心で様々な食材を入れるため、栄養バランスが取れており、熱するため、少し古くなった素材も苦とならない。それを小麦粉生地で固め、一口サイズに砕くことで、箸で食べやすくしている。令和のサンドウィッチ伯爵か?
 ――いっぽうで、揚げパンのほうは、
時間が経つとカチカチになってしまううえ、水分が飛んでスカスカのため、楽しみのための食事としては、なかなかさみしい感じがする。こちらは、乾パン的な感じで、少量のお菓子として食するなら、まあ…という感じだろう。少なくとも、麦飯やパスタと同等の存在として、主要なカロリーの獲得源にするというのは、ちょっと厳しい感じであった。

 しかしながら、今回は「揚げパン弁当」が失敗してしまっただけであり、
まだまだパン軍にも対抗手段が存在する。
 …まず、“パン食のお弁当”として定番なのは、
「サンドイッチ」だ。そのパン部分には、通常、焦げ目の無いパンを用いるため、今回の試行とは全く食感が異なってくる。挟まっちまった具材を何にするかでも、いろいろ挑戦できるだろう。こちらは、お弁当分野での勝負である。
 ――また、少し前に、私は「オーブン」を購入した。日本の家庭でよく見る小型タイプであり、
ほぼ食パンを焼くためだけの専用調理器具だが、これで揚げパンを作ろうとしたところ、フライパン揚げに劣る物しか作れず、いきなり肥やしになりそうだった。だが、それならば、独自路線を目指すべきだ。どうも、コメのぼったくり化が始まる前の時点で、既に日本ではパン派のほうが多かったということらしく、食パントーストには、様々なアレンジが存在するようだ。お好み焼きの時短は難しいため、例えば「朝食」や「軽食」といったスタイルならば、食パントーストが大幅に上回れる可能性もある。こちらは、家で食べる場合の話だ。揚げパン…奴は四天王の中でも最弱…。お好み焼きごとき負けるとは小麦粉族の面汚しよ…。

(2025年5月30日)

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