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[DQ8/3DS] ラスボスはほほえみデブ / やり込みinFF

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管理人の日記
あれ、私の休日って、こんなにやることが無かったっけ…?

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2025年5月4日(日)
[DQ8/3DS] ラスボスはほほえみデブ


 
巨大な敵の周りを飛びながら戦うというアイデアが…神!!


 暗黒魔城都市を脱出し、7つのオーブも集めると、いよいよ本編ラスボスである
「暗黒神ラプソーン(第2形態)」が登場だ。
 …さて、こいつは、結界に包まれており、そのままではダメージを与えることができない。
「闇の衣」などと呼ばれることもあり、ドラクエシリーズのラスボスで恒例の要素なんだそうだ。そう言えば、『11』の第3部のラスボス(裏ボス?)も、似たような特性だった。

 ということで。「第2形態」という表記だが、実際のラスボス戦は更に2段階に分かれており、まずは
結界を破壊するパートだ。その方法は、作中でも示されており、“ラプソーンが封印されていた杖に対し、4人で祈りを捧げる”というものだ。3DS版で5人や6人になったりしない(当たり前)。“祈りでラスボス撃破”であるが、概念的な要素に昇華し、クリスマスが近付くと当サイトの背景で踊っていたりすることもない(当たり前)
 …さて、実際のゲーム内のバトル要素として、もう少し詳しく書いてみよう。まず、戦闘前に、「神鳥の杖」という名前のアイテムが、4人全員のアイテム欄に登録される。これを戦闘中に使うことが、「杖に祈る」という行為に相当する。これを使って、
「4人全員が杖に祈っているターン」を「合計7回」作れば良い。あれだ、「けんを おさめ たえるのだ!」というやつである。代わりに、祈る時間が増えた。
 ――なお、その間、ラプソーンは激しく攻撃を仕掛けてくるが、勝利条件は「4人全員が杖に祈っているターン」合計7回作るであり、
7回連続である必要は無い。そのため、危ない時は祈りをやめて、全員で補助や回復を行うターンを作ると良い。ちなみに、敵の見た目は、この後の戦闘時と変わらないが、内部的には別の行動パターンが適用されており、例えば必中&耐性貫通で単体に睡眠を与える「妖しい瞳」なんかは、この杖形態では使ってこないようになっている。そりゃあ、使われた瞬間に、そのターンでの「4人で祈る」が不発(ラプソーンが最後に行動する場合を除く)となるだけでなく、次のターンも解除に必要となり、計2ターンもの間、祈り行動が中断されてしまうからだ。恐らく、自然すぎて、ほとんど誰も気付いていないだろうが、こういうところに気を配れるのが、国民的RPGの王道たるゆえんである。

 ちなみに。「4人全員が杖に祈る」ということだが、この祈る行動は、祈る以外の何の効果ももたらさず、
全員が無防備となってしまう。かくして、低レベルクリアーでは、地獄のような難関になってしまうんだそうだ。運が良ければ、「凍てつく波動 → 不適な笑い(無駄行動)などと、全くダメージの無い行動を連発することもあるが、大抵は「念じボール」または「杖の先の玉」と呼ばれる行動によって2名が★瞬殺★され、そのまま立て直せずに全滅してしまうらしい。
 ――ということで。だいたい、どのクリア報告でも、
3桁回の試行が報告されている。私は、ドラクエシリーズの低レベルプレイは全く分からないのだが、軽く読んでみるだけで、凄まじいまでの圧が伝わってくる。私のFFやり込みも、そんな感じに見えていれば良いのだが…。

尻尾ビターンならぬ手ビターン


 そんな感じで、計7回祈って、結界を破壊すると、いよいよラプソーン本体にダメージを与えられるようになる。なお、ゲーム的な処理としては、一度バトルが終了したあとに、イベントシーンを挟んで、仕切り直しとなる。なお、戦闘前には、賢者たちの魂が現れ、一行のHPとMPを全回復してくれる。前にも書いたが、
戦闘中に回復しろ…。
 ――ということで、いよいよラスボスである「暗黒神ラプソーン(第2形態)」戦が、本番と言える段階になった。なお、ここから、戦闘BGMが
「おおぞらに戦う」という楽曲になる。飛空艇のテーマである「おおぞらをとぶ」を、バトル風にアレンジしたという感じだ。「おおぞらをとぶ」自体、当時はDQ3からの久々の復活楽曲ということで、ファン感涙というものだったろう。DQ11で、新曲をNTRしたことは許してやれ…。そして、その大名曲が、「おおぞらに戦う」として、ザ・ラスボス曲という壮大な感じで、しかしドラクエ楽曲の庶民的な親しみやすさは忘れない感じで、絶妙にアレンジされた。まさに神である。何も知らずに、この曲だけを聞いたとしても、RPG好きの人であれば、「ああ、ラスボス戦だ」と分かるだろう。DQ8が名作と言われる理由だ。

 ところで、このラプソーンについては、
3DS版で、大幅な強化が為されているという。しかしながら、同じようなセリフを、私はこれまで、何度も聞いてきた。具体的には、レティス・魔犬レオパルド・マルチェロなどが、3DS版の「レベル上げが容易になる」「ゲルダ&モリーが加入する」といった新環境に合わせて、PS2版よりも強化されたという。
 ――だが、それらのボスを、モリーの「ゴッドスマッシュ」を主力として、あっさり突破してきた私にとっては、強化されたというラプソーンについても、苦も無く勝てる
と思っていた。こういう書き方をするということは、もうお分かりであろう。普通に倒されて、教会送りにされてしまったのだ。

 さて。戦ってみて、ラプソーンの何が強いのかというと、
感覚としては「素早さが上がった」というのが近い。と言っても、ラプソーンは、PS2版の頃から、完全2回行動であるため、実際の行動回数が増えたわけではない。つまり、強い攻撃の頻度が上がったという意味だ。
 …具体的に、まず厄介なのが、「手を使った叩きつけ」であり、全体が約100ダメージを受ける。これの頻度が
激増し、通常攻撃感覚で使ってくる。これだけでも、1人が完全に回復役に徹さないと無理なレベルだ。また、無駄行動であった「不適な笑い」は、笑っている場合ではないということか、削除された。そして、必殺技の「マダンテ」は、PS2版では非常に使用頻度が低いうえに予告行動があったようだが、3DS版ではいきなり使ってくる。しかも、1ターン内にマダンテ+手ビターンの連続攻撃を行ってくることすら存在し、その際の火力は、パーティが半壊する勢いである。
 ――というわけで。油断していたほうが悪いと言えばそこまでだが、序盤以外は、嵐のような猛攻の前で耐えているのが精一杯であり、頼みの綱の
ハイテンションモリーゴッドスマッシュ(ネーミングセンス0)は、最初の1回しか当てられなかった。そうこうしているうちに、戦闘不能者が発生してしまったところからほころびが生まれ、やがて立て直しきれずに全滅してしまった。今回プレイにおいて、ストーリー上のボスで全滅をしたのは、ザバンやオセアーノンといったごく序盤のみであり、あのドルマゲスですら初回勝利ができた。そんな状況で敗北を喫するというのは、なかなかの衝撃であった。

 ちなみに。この最終戦で全滅した場合、さすがに杖形態をやり直す必要はなく、ダメージを与えられる状況から再開できる
(一度エンディングを見たあとは、PS2版では、杖形態からのリトライが必要。3DS版ではすぐダメージを与えられる形態からになった)。そういうわけで、「すぐに再挑戦する」、または「装備や編成を少しだけ組み直してみる」という手も考えられるだろう。
 …しかしながら、私は、
ドラクエらしく、レベル上げをしてみることにした。向かったのは、お馴染みのスライムが丘である。いつもながら、LボタンRボタンでカメラ視点を回すだけで、簡単にメタル系(はぐれメタル・メタルキング)を出現させることができる。現状、メタル狩り特技が揃いきっているとはいえないものの、ここを使えば、「雷光一閃突き」の、文字通り一本槍のような形であっても、簡単にレベル上げが可能だ。
 ――というわけで。レベルを、40台前半から、40後半くらいになるまで上げて、再挑戦をしてみる。ドラクエシリーズでは、基本システムがシンプルな分、
レベル周りのゲームバランスには定評があり、ドルマゲス戦における「ベホマラー」がごとく、少し上げるだけで、かなりバトルが楽になる。HPが上がって回復が楽になったぶん、攻撃の手も割きやすくなり、「ゴッドスマッシュ」を使える回数も上がる。そうやってバトル全体の効率が上がることで、必殺技のマダンテを使われる前に、勝利をすることができた。ふう…。

デブなブサイクでも、構図次第でカッコ良くなる…か?


 というわけで。本編ラスボスを倒すと、いよいよエンディングがスタートする。皆さまご存じの通り、このエンディングは、主に初回時の「通常END」と、アルゴンリング入手後の「真END」の2種類が存在する。そしてそこに、3DS版では更に、ミーティア
(馬姫さまの人間形態)だけでなくゼシカと結ばれるルートが、これまた2種類追加され、計4種類のエンディングが収録されている。
 ――そんなわけで。次回は、このエンディングについて、語っていくことにしよう。いつものことであるが、
まとめて書いたら長すぎたので、2日ぶんに分けることにしたのだ。さて、DQ8日誌は、いつになったら終わるのか。もうちょっと、サクサク書きたい気持ちはあるのだが…。

 
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(2025年5月4日)

登録タグ/ ゲーム一般 ドラゴンクエスト
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