. . |
◇トップページ > 管理人の日記 > 2025年1月2日の記事
管理人の日記
なんとか、スイッチライトの本体機能だけでも、日記作成ための画像を集めきれた! |
去年7月末からプレイを始めた「モンスターハンターライズ:サンブレイク」について、ようやく年末に全クエストのコンプリートを達成できた。まさに、「全部乗せ大盛り丼」とでも表現すべき、何でもありの大ボリュームのゲームであった。
…まず、『サンブレイク』部分のプレイ時間は、285時間である。特殊な稼ぎや縛りプレイ、その他にも周回やタイムアタックなどを含まず、全クエストにクリアマークを付けるだけで、このボリュームだ。なお、『ライズ』については、2021年夏の時点でプレイ済みであり(【日記:2021/9/1】)、そのプレイ時間は70時間であった。イベントクエスト等は中途半端な制覇であり(大型アップデート分は、バルファルクまで登場済だった)、その分はサンブレイク側に計測されているものの、それにしたって、サンブレイクは、ライズの4倍のボリュームがあったということになる。
――やれ、私は、前作と言える『ライズ』については、「まあ、こんなもんだろう」という評価であった。2021年3月に、スイッチ向けのモンハンとして初登場した『ライズ』は、独創的な世界観などは魅力的だったが、「モンスターの数」や「高難易度クエスト」といった分かりやすいやり込み要素に欠け、アップデートについても、「強い敵を追加して、それで終わり」という感じであった。その後、『サンブレイク』は2022年6月に登場したが、その当時の私は、発売日からプレイしていくことはしなかった。その理由として、再就職をしてしまった直後であり、金銭的にも心理的にも不安定ということもあったが、それ以上に、『ライズ』の続きを、特に遊びたいとは思わなかったからである。
が、去年夏に、新作である『ワイルズ』の発売も決定したことだし、『サンブレイク』も履修しておこう…と思って、3年前に終えた『ライズ』の続きから、『サンブレイク』のプレイを開始した(【日記:2024/7/27】)。その結果、ガッツリとハマってしまったのである。
…さて、サンブレイクの何が良かったかというと、まずは、「モンスターの数」や「高難易度クエスト」といった、『ライズ』で不足していた分かりやすいやり込み要素が、大量に追加されたことである。特に、クリア後に解禁される「傀異クエスト」については、事実上、マスターランクに続く“第4の難易度”であり、新たな成長要素に、傀異核や劫血やられといったバトルにメリハリを与える要素、そしてLv300まで強化されるモンスターに、最終到達点である「特別討究クエスト」が57体のモンスター全てに存在するという感じで、非常に分かりやすいやり込み要素である。やれ、私は、『サンブレイク』のプレイ時間の大半を、この傀異クエストの攻略に費やしたが、それは今でも、良い思い出として残っているものだ。
傀異核の存在により、色々な部位を狙っていく意味が生まれている |
ちなみに。私は、傀異クエストのプレイ前の情報として、「傀異化状態となった敵に対して、一定時間内に特定ダメージを与えて傀異化を解除できなかった場合、傀異バーストという大技を発動される」と聞いており、火力を強要されるかのような前印象を持っていた。
…が、実際には、「傀異バースト」を使われると、次に傀異状態になった際、「傀異化を解除するまでに必要なダメージが下がる」という仕様が適用される。よって、一方的にプレイヤーが不利になるようなことはなく、時間を掛ければ、傀異化解除からの転倒により、大ダメージを狙っていける。
――逆に、「ダメージによって傀異化を解除した場合、次の機会では必要ダメージが上がっていく」という仕様もあるのだが、これにより、「火力がある1点を超えた瞬間、格段に楽になる」というワンパターン化を防げている。また、2回・3回の連続解除に成功した場合、確変に入ったかのような、「私TUEEEEEEE!!!!!」という感覚を味わうことができた。また、「傀異バースト」についても、動作が大きいうえに事前予告まで入るため、大ジャンプ回避で簡単に裂けられ、気絶耐性+剛心などの対策も多いため、攻略上、特段に注意を要する攻撃とは感じなかった。
というわけで。傀異クエストについては、多くの要素が絶妙に噛み合っており、バトルにメリハリを与えることに成功している。これがあったからこそ、サンブレイクの長い長いプレイ時間を、飽きずに遊ぶことができたのだ。
その他についても、例えば「育成」については、私は太刀を使っているのだが、新登場の「粉塵纏」や「剛心」など“攻撃回数を参照するスキル”と、攻撃回数の多い「桜花鉄蟲気刃斬」を組み合わせたり、または、「回避性能Lv5」と、「蓄積時攻撃強化」「状態異常確定蓄積」「巧撃」「刃鱗磨き」を組み合わることで、敵の攻撃を回避しつつ攻撃能力を上げていく…という、独自の編成を組み上げていったりした。そのためのシステムのうち、「防具の傀異錬成」については、糞スロットであり、とてつもなくキツかったが、まあそれを除けば、“ビルド”とでも呼ぶべきセットを作り上げられて、とても快適に、楽しくゲームを進められたように思う。
――また、「新システム」としては、とりわけ「盟勇」が良かった。オトモとは別枠で、人間の仲間キャラクターを2名まで連れていけるというものであり、当初は一部のクエストにのみ同行させられたそうだが、その後のアップデートで、ほぼ全てのクエストに参加可能となった。オフラインであっても、オンラインのような賑やかさを楽しむことができ、友達の居ない私でも、共闘プレイを楽しめる。内容としても、戦力面で頼りになり、物語面でもいい感じの演出になっているということで、非の打ち所が無い。攻略ラストの「イベントクエスト」に連れていけなかったのが、非常に勿体なく感じたくらいだ。
5ヶ月で285時間となると、1日あたり2時間弱か… |
というわけで。『サンブレイク』については、攻略の当初から、毎日更新ネタの1つとして記事を書いてきた。そのため、ゲーム全体をまとめるものとして、昨年末の「2024年のまとめ」(【日記:2024/12/31】)と同じく、代表的な記事を、紹介してみることにしよう!
とまあ、こんな感じで、『サンブレイク』は、大満足で遊ぶことができた。こぢんまりとした印象だった『ライズ』から一転し、『サンブレイク』は、遊び要素をこれでもかと詰め込んだ、まさに全部乗せ大盛り丼という作品であり、予想よりも遥かにハマり込めた。
…しかし、それと同時に、まあ、スイッチでのモンハンはここまででしょ、というのも感じた。プレイ中にも、何度も書いてきたが、サンブレイクではハンター側の性能が上がりすぎており、ハイスピードアクションに両足を突っ込んでいる。そして、高難易度要素においては、それでも難しくするために、モンスター側のコンボ数がとんでもない事になっており、その頂点が、「原初を刻むメル・ゼナ」の、2桁回に登る連続攻撃である。まあ、大ボリュームのゲームの中で、1体くらいはああいう敵がいても良いだろう。が、2体目以降は、出す必要が無いのだ。
ところで。スイッチで初登場した『ライズ&サンブレイク』であるが、現在はPS4/5など、全ての現行機でプレイ可能となっている。その値段は、セールを前提とし、ライズ&サンブレイクのセットで、1497円ととんでもない低価格だ。この価格ならば、オフラインのみであっても、間違いなく大満足できるはずだ。初出のスイッチ版を使うほか、PSポータルを用いて、PS版を携帯機感覚で遊ぶ…というのも良いと思われる(【日記:2024/12/25】)。
――ちなみに、PS4世代のハードで登場した『ワールド&アイスボーン』は、1596円である(PS4版。「PS5版」は無い)。相変わらず、カプコンのセールはさすカプ(さすがカプコン)だ。それらの作品について、『ワイルズ』までに全て遊び倒すのは、ちょっと時間的に苦しいだろうが、軽く触って場を温めておくくらいなら、十分であろう。それで本格的にハマってしまい、ワイルズが遊べないという嬉しい悲鳴が発生する可能性も…。
そういうわけで。次はいよいよ、完全新作の『ワイルズ』だ。遥か先に思えた発売日も、もう年も明けたということで、あと2ヶ月を切っている。今回の私は、発売日に購入し、オフライン&オンラインで、アップデートの環境変化も含めて、しっかり楽しんでいこうと思う。
――ではでは、もし「ブーニベルゼ」の名称で、やたらとスタンプを押しまくる輩とオンラインで遭遇したら、その時はよろしくお願いいたします…。
(2025年1月2日)
2025年1月2日の記事を表示しています。