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管理人の日記
おい、種を買うより、生えている豆苗を買ったほうが安いぞ! マジでどういうことなんだ
萌えない受付嬢(ワールドよりは萌える) |
いよいよ、傀異研究レベルが、MAXの300に到達し、最終目標の一つと言える「特別討究クエスト」がスタートした。
…さて、このクエストは、以下のような内容となっている。
・敵の体力が、傀異討究クエストLv300と比べて、約1.5倍になる
・同じく、敵の攻撃力が、約2倍になる
・撃破すると称号が得られるが、素材等はLv300と同じであるため、新規に作れる装備品などは無い
・「特別討究クエスト」は、Lv300の傀異討究クエストをクリアーすると、入手できる
・その際、「特別討究クエスト」の討伐対象と追加条件は、クリアーした傀異討究クエストLv300と同じになる
(例:「寒冷群島でのバゼルギウス、2死終了・制限時間25分・参加人数2人以下」のLv300クエストをクリアーした場合、手に入る特別討究クエストの内容も、寒冷群島でのバゼルギウスとなり、「2死終了・制限時間25分・参加人数2人以下」の追加条件が付いてくる)
・大型の個体が出やすく、かつ、新モーション追加やルーチン強化が行われている
とまあ、こんな感じである。
…まず、体力1.5倍のほうは、意外と大したことが無い。敵のHPは、数字で言うと20万くらいというとんでもない値に達しているが、サンブレイクではこちらの火力インフレもぶっ飛んでおり、私の腕前でも、だいたい20分くらいで終わる。制限時間短めのクエストを選んでしまったり、傀異克服古龍など、大ボス級の相手と戦う場合が気になるところであるが、それでも、50分フルに使って勝てないということは、そこまで起こらないように思えた。
だが、火力2倍というのは、なかなか難題である。具体的な被ダメージで言うと、だいたい、削り技で1〜3割程度、通常技でHP半分、大技で8割〜即死というくらいである。よって、少なくとも、手も足も出ないままオワタ式と化す感じではない。2ndGくらいの時代のモンハンなら、これくらいのダメージスケールは、割と普通という感じであった。
…しかしながら、そこに、サンブレイクでの環境変化が立ちふさがる。まず、傀異討究クエストの多くで出現する「劫血やられ」というST異常は、「回復薬の効果が下がる代わり、攻撃命中によってHPを吸収できる」という効果を持つ。これを使うことで、信じられないことに、「ダメージを喰らっても、回復をせず、即座に相手へと向かっていく」というゾンビ作戦が、多くのクエストで有効な戦術となっていた。
――だが、火力2倍の特別討究クエストでは、被ダメージが多すぎであり、だいたい2発喰らえば★死★である。かといって、攻撃によるHP吸収を諦め、逃げ回りながら回復薬を使おうとすると、劫血やられの「回復薬の効果が下がる」のほうが発動して、大きなタイムロスとなってしまう。よって、被弾によって、単純にダメージが増えるという以上に、厳しい状況に追い込まれるわけだ。
さらに、新モーションやルーチン強化についても、無視できない。
…例えば、私が最初に特別討究クエストで戦った相手は、“やさゴリ”(優しいゴリラ)こと、「ラージャン」(原種)なのであるが、どうやら、ラージャンについては、「拘束攻撃の頻度が増加する」という強化を受けているようだ。ラージャンの拘束攻撃は、素早く突進するような動作でハンターを掴み、「@投げ捨てて長く転倒させたあと、」「A大きく振りかぶって殴り掛かる」の2連続攻撃である。@の時点で少なくないダメージを受けるうえ、翔蟲を使った回避行動を取らなければ、Aの攻撃は必ず命中する。
――やれ、私は、太刀の運用として、翔蟲は桜(略)によって使い切っていることが多い。そして、優秀なサポートキャラである盟勇も、この時ばかりは、閃光玉を投げ込んでくれるなど、人間っぽい行動はしてくれない。よって、通常の傀異クエストの時点で、@+Aにより7〜8割程度のダメージを受ける凶悪コンボだったのだが、特別討究クエストとなると、文句なしの即死となる。しかも、その頻度が増しているのだから、厄介極まりないというものだ。
ラージャンLv450(そういう意味ではない) |
というわけで。この「特別討究クエスト」は、敵の能力値が最大級に向上していることが特徴だ。そのうち、体力1.5倍は、少しクエストが長くなるという程度に留まる。しかし、火力2倍は、クエストの難易度を大幅に上げる要素となっているのだ。
…ちなみに、この特別討究クエストの仕様により、最後の最後で、「良いクエスト」の判断基準が大きく変わっている。まず、研究レベルを上げていく段階、つまり「通常の傀異クエスト」を攻略していた際は、敵モンスターを10分ほどで倒せる場合がほとんどであったため、体力に減算補正が掛かる「制限時間25分」が最良であり、かつ、そんなに何度も死ぬことも無かったので、安全性を考えても「2死終了」、なんなら「1死終了」でも良いくらいであった。この死亡数についても、入手ポイントに補正が入るため、研究レベル上げではメリットが多かった(敵HPには、死亡数の変化によっては、補正は掛からない)。
――しかしながら、「特別討究クエスト」では、敵の撃破に20分程度が掛かるため、25分だとギリギリである。よって、クエスト時間については、心理的な余裕も加味して、通常の「50分」というのが最良だろう。また、死亡数は、もちろんクエスト失敗の可能性を遠ざけられるという点も大きいが、スキル:「不屈」による、1死につき攻撃力1.1倍&防御力1.15倍(合計2回まで)という強化を、有効活用できるのも大きく、許容死亡数が多ければ多いほど良い。いっぽうで、「死亡数の増加によって、傀異研究ポイントが下がる」という点については、既に研究レベルがMAXに達しているため、デメリットが存在しなくなる。最後に、同時登場するモンスターについても、研究レベルの上昇や戦闘によるクエスト入手を加味すれば、弱いモンスターが付いていてくれると嬉しいこともあったのだが、特別討究クエストでは、難易度が高いため、単体出現が最良である。
以上の理由により、特別討究クエストでは、「50分、4死終了、単体出現」など、ここまでのレベル上げでは見向きもされなかった傀異クエストが、アタリ扱いになるのである。最後の最後で、従来とは全く逆の環境にしてくるとは…いつもながら、さすカプ(さすがカプコン)である!
(2024年10月13日)
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