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管理人の日記
今日のお客さま感謝デーで、またピーマンを買ってしまった…
右のさわやかイケメンが私です…(名前:ブーニベルゼ) |
先日開始したモンハンサンブレイクを更に進めると、「盟勇」なるシステムが解禁された。なお、一般的な日本語の「盟友」の誤字というわけではなく、このゲームのシステムとしては、「盟勇」が正しい表記ということのようだ。まあ、このような造語は、ゲームの世界には割とよくあることで、例えばFF7にも、「大海衝」(気象用語として正しいのは「海嘯」)なんて技名が存在したりする。
…さて、この“盟勇”は、AI操作の人間キャラクターを、狩りに同行させられるシステムである。あの「ゴッドイーター」では、第1作の時点から、人間キャラクターと合計4人で狩りに行けることが特徴となっていたが、「モンスターハンター」では、オトモアイルー、オトモガルク、その他にもオトモチャチャ?
なんてものも居るらしいが、総じて、同行してくれるのは小型の動物のようなキャラであった。ごく一部の例外を除き、「人間」が実際の味方キャラとして参戦することは無い。「ワールド」では、ムービーシーンでかっこよく活躍したり、意味深なことを言っていたりするくせに、いざバトルが始まると一斉に退散している味方キャラたちが、ネタ扱いされていたくらいであった。
――もっとも。完全な人間キャラクターが登場してしまうと、オンライン(ゲーム機を持ち寄ってのプレイを含む)で、“他の人と協力プレイをしたときの新鮮さ”が減ってしまう可能性もあるから、これは仕方がない。私は、モンハンはそういう作風なのだと思い、これまで特に、疑問を持っていなかった。
しかしながら。実際に、サンブレイクで、「盟勇」と狩りに出てみると、これがもう、楽しいのなんのという感じだ。
…まず、盟勇は、色違いのモブなどではなく、専用の見た目と声を付与された、個性的な人物である。そういったキャラが、あれこれ喋りながら、そして戦ってくれるのだから、狩りが桁外れにニギヤカとなる。さらに、盟勇は2人まで連れていけるが、それが従来のオトモ枠を消費する…ということはなく、さらに、盟勇はそれぞれガルク(犬)のオトモを連れている。つまり、「プレイヤー+オトモ1+オトモ2」「盟勇1+そのガルク」「盟勇2+そのガルク」と、合計7人の大所帯で戦えるのだ。ここまで来ると、人間4人での協力プレイに勝るとも劣らない楽しさである。
――さらに、盟勇は、戦力としても個性的である。それぞれ、数種類の武器に持ち替えることが可能なようで、その武器を使って戦ってくれるほか、アイテムも使ってくれたりする。その思考も様々で、しっかりプレイヤーを回復してくれたり、罠や攻撃アイテムを積極的に使ったり、一切プレイヤーを無視して狂戦士になったりと、いろいろなタイプが存在するようだ。見た目や声だけでなく、戦闘面でも、しっかり人間らしさを出してくれている。友達の居ない私にとって、このような人間キャラクターが一緒に戦ってくれるのは、嬉しい限りである。
もちろん、機械なのだから、急に自分だけゲームを終了させたり、粗雑に扱ったり、むしろ攻撃を当ててみたりしても、何の問題も無い。そういうところは、AI操作の良いところである。盟勇は、私にとって、オンラインとオフラインの良いとこ取りという感じだ。
さて。私は、サンブレイクの、あまりの新システムの多さに、正直、めまいがしていた。新しいソシャゲを始めたときに、それまでのアップデートについてのメッセージが一斉に表示された時の、あの感じである。そして、くだんの盟勇についても、「重要調査クエスト」「盟勇同行クエスト」なる全角文字列が羅列されており、だからそれは何なんだよ!!
と、ウンザリしていたものである。が、実際に盟勇と共闘をしてみると、これがまあ面白いものであり、私は一転して、“このレベルの新システムが他にも存在するのか”と、がぜん楽しみになってきた。
…ちなみに、「重要調査クエスト」については、新しい「盟勇」を仲間化できるミッションである。ただし、“盟勇”システムの解禁時点で、初期2名は既に仲間として選択できるため、最初2つの「重要調査クエスト」は、あまり存在意義が無い。また、「盟勇同行クエスト」のほうは、かつては、「盟勇を仲間キャラとして参戦させられるクエスト群」という位置付けだったようだが、途中のアップデートで、「一部の特殊なものを除き、ほぼ全てのマスターランククエストに、盟勇を連れていける」という仕様変更が為されたようで、つまり、「盟勇同行クエスト」のほうも、特殊性を失ってしまった。
――というわけで。後からプレイした私にとっては、これらのクエストで混乱するのも、致し方なしという感じとなっている。まあ、モンハンは、100時間を超えてプレイするのもザラというレベルのゲームだから、2〜3時間くらいで分からないことがあるのは普通だろう。
ん〜〜〜女の子のかわいさでは、ゴッドイーターの圧勝!! |
しかしながら。この「盟勇」システムには、致命的な欠陥がある。それは、かわいい女の子が、全く居ないことだ。
…やれ、モンハンシリーズの人間キャラクターは、まあ、何というか、硬派であり、いわゆるアニメ的なキャラクターは全く登場しない。それでもまあ、男は筋肉ムキムキのゴリラや、細身のイケメンなどが登場したりするのだが、女性キャラは、まるでかわいくないのだ。
――それでも、例えば、団子屋の娘や、サンブレイクの受付嬢など、子供キャラクターは、かわいらしい感じと言えなくもない。しかし、そういったキャラたちは、ことごとく、盟勇として参戦していない。“子供を戦わせる”というのが、企業コンプライアンス的に問題がある…いやいや、団子屋の娘さんは、確か「ライズ」の時の百竜夜行で戦ってたよね?
というわけで、恐らくは、NPC専用としての子供キャラクターを作るのに、予算が付かないか、はたまた処理性能を割けなかったか、そんなところであろう。残念ながら、盟勇は、友達の居ない私には対応しているが、彼女の居ない私を救済してはくれなかったようだ…。
というわけで。「盟勇」により、ゴッドイーターで最も良かった「AI人間キャラとの共闘」というシステムが、ついにモンハンにも導入されることになった。しかもアップデート後で、全クエストに盟勇を連れていけるということで、これからずっと、にぎやかな狩りを楽しめるだろう。
…ちなみに。本日は、2022年発売の「サンブレイク」の話であったが、今後2025年に、PS5などで発売予定の「ワイルズ」についても、AI味方キャラを3人まで狩りに連れていけるというシステムが、既に公開をされているようだ。
――いやあ、まだまだモンハンは面白くなる。あの、「ワールド」のラスボスであるゼノ・ジーヴァについて、物語では4人で出発したはずが、開幕1乙(竜人族)からのログアウト(大団長)、そしてキャンプ待機する寄生(受付嬢)で、結局1人で戦うハメになる…などと笑っていたのは、もう過去の話だ。これからのモンハンは、オフでも4人で戦えます!!
(2024年7月30日)
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