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管理人の日記
FF8日誌は土日で完成しませんでした…もっと体力気力が欲しい
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飛び上がって、降下しながら敵に突進…やはりゴッドスマッシュ=ドラゴンソウルか |
全員Lv99まで上げられたということで、いよいよ、3DS版の追加要素である「追憶の回廊」に挑んでいこう。
…と、その前に。主人公の追加技:「ドラゴンソウル」について触れていきたい。これは、海外PS2版で初登場した特技であり、3DS版では主人公がLv70で覚える(海外PS2版ではLv65)。内容は、主人公が竜の魂を解放し、単体に約500のダメージを与えるというものだ。
――ちなみに、海外PS2版と言うと、主人公のスーパーハイテンションのグラフィックが変更され、スーパーサイヤ人っぽい見た目になっている。日本と違って、ドラクエシリーズの知名度が低い中、鳥山明作品で、ドラゴンボールが圧倒的な知名度を誇るためであろう。なお、こちらについては、ドラゴンソウルとは異なり、海外版のみの要素となって、日本に逆輸入はされなかった。
さて。「単体に500ダメージ」と言うと、4桁ダメージも飛び交うクリア後のバトルでは、特に何も感じないかもしれない。しかし、この「ドラゴンソウル」は、主人公の奥義に相応しい火力と汎用性を誇っている。
…まず、この技は、敵の防御力を貫通する(メタル系の特殊耐性を除く)。そのため、例えば黒鉄の巨竜といった、極めて守備力の硬い敵であっても、必ず一定のダメージを与えられる。また、バイキルトの効果を受けないものの、テンションによる強化は乗り、800,
1400, 2300…と火力が上がっていく。クリア後の環境だと、主人公は「ベホマズン」で味方全体のHPを回復することが多いが、同呪文は“全員HP全快”という固定値回復のため、テンションを消費しない。よって、タンバリンで余ったテンションを放出する手段として、ドラゴンソウルは最適の行動と言える。
――ちなみに。これらの特性は、モリーの「ゴッドスマッシュ」に近い。あちらも防御力無視であり、強力な貫通ダメージを与えられる特性は同じだが、バイキルトと武器の追加効果が乗る。実際のダメージは、「素ならばドラゴンソウルのほうが強く、強化が乗ればゴッドスマッシュのほうが上」という程度だ。しかし、どちらも似たような技であるため、使用者の違いによる差異のほうが遥かに大きい。どちらか片方だけでなく、両方同時に活かすことも可能だ。というわけで、モリー1本槍を改め、ここからはモリーと主人公の二刀流となるのである。
ちなみに。デメリットとしては、まずは、消費MPが大きいことがある。ゆうきスキルによる半減を経たうえで、「ドラゴンソウル」の消費MPは32だ。主人公Lv99のMPは500ほどであり、一般的なバトルなら何の問題も無い。しかしながら、主人公は、激しい敵の攻撃に対処するために、「ベホマズン」(消費MP18)を毎ターン連発するような展開になりやすい。よって、あまりの長期戦になると、MPが枯渇する恐れがあるのだ。DQ8の最終的なバトル環境において、MPが問題となるのは、主人公だけである。というわけで、MP全回復の「エルフの飲み薬」は、常にアイテム欄に入れておいた。
…また、Lv70ないしLv65で覚えるということで、使う相手がほとんど居ないというのも問題だった。海外PS2版では、Lv65で習得するのだが、それくらいあれば、そもそも大きな苦戦をせずに竜神王の試練を突破可能であるからだ。いっぽうで、3DS版においては、習得Lvが70と更に上がったものの、「追憶の回廊」が追加されたので、そこでの主力技として、その強さを遺憾なく発揮できるようになった。
――ちなみに。「ドラゴンソウル」は、武器スキルには属していない。よって、主人公の武器も、最終的に素手となる。まあ、回避率や素早さが上がるパッシブスキルこそ得られないものの、11ptで覚えられる「大ぼうぎょ」はダメージ1/10と効果がとても大きいため、要所で役立ってくれるはずである。
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色の無い世界…ではない |
それでは、「追憶の回廊」を進めていこう。解禁は、「竜神王の試練」における報酬の一つとなっており、「すごい修行場を出してもらう」を選べば良い。ちなみに、入口は、メディばあさんの遺跡に出てくるので、あの焼け跡が、やたら足しげくルーラされることになる。
…そして、内部は、セピア色の岩で作られた通路となっている。あまりにも通常の世界と風景が異なるため、闇の世界のような異次元感が存在するが、特にカラーリングが限定された空間というわけではない。構造は一本道であり、雑魚モンスターは登場せず、ボスとの戦闘のみに集中できる。なお、ボスは、初回は必ず戦うことになるが、2回目以降は話しかけなければ戦闘とならず、無視して進むことも可能だ。また、ボスとボスの間には、宝箱が置かれており、各種の貴重品や種アイテムが手に入るほか、回復ポイントや、近道が利用可能になっていることもある。
――そして、登場するのは、全15体の強敵である。そのうち、ラスト以外の14体は、本編ボスの強化版となっており、「追憶の」という名前が付いて、カラーリングもセピア色に変化している。パラメーターは、裏ボスクラスに強化されているが、オリジナルと同じ技を使ったり、お供がいる場合はそちらも登場する(もちろん、お供も追憶化して強化されている)など、あくまで強化版という形を維持している。ちなみに、ボスの撃破報酬としては、まず経験値55555(ゴールドは0)が手に入るが、Lv99ならば既に不要であろう。一方で、ドロップ枠で、種アイテムが手に入ったりするのはありがたい。腕試しだけでなく、最強育成にも持って来いの場所であり、「すごい修行場」の言葉に偽りなしである。
というわけで。ここからは、全15体のボスを攻略していくのだが、序盤はせいぜい竜神王くらいの強さであるため、サクサク進めていこう!
◆追憶の回廊:基本的な戦い方
・ククール:回避重視の装備で固め、先頭で打撃を避けながら「ふしぎなタンバリン」を使う。主人公が攻撃をする際は、代わりの回復役として、テンションが溜まった状態での「ベホマラー」を使ったりする。
・モリー:敵に対して有効なツメを装備する。まず「バイキルト」を使い、その後は、タンバリンによる応援を受けながら「ゴッドスマッシュ」で攻め続ける。
・主人公:「ベホマズン」で味方のHPを回復しつつ、テンションが溜まった時には「ドラゴンソウル」を使う。全体攻撃が必要な時は、ヤリを装備して「ジゴスパーク」とする。
・ゲルダ:タンバリンを鳴らし続ける。自分のテンションが余ったときには、「キラージャグリング」で攻撃もする。
◆第1ステージ:「追憶のザバン」
HP4260
初戦の相手は、ゲーム最初のダンジョンで登場した「ザバン」の強化版である。HP4260、打撃ダメージは150程度(強化攻撃は300程度)と、ぜんぜん大したことが無い。
…のだが、オリジナルと同じく、全員に対する1回休み攻撃の「呪いの霧」を頻繁に仕掛けてくる。主人公は、操作系理論によって確実に呪いを無効化できるが、他のキャラは高確率で1回休み状態となってしまう。当時はヤンガス1人であったが、今回は仲間が3人に増えているため、脅威度も上がっている…。ちなみに、1回休みの呪いを受けると、溜めていたテンションも0に戻ってしまうため、バトルのテンポは大きく落ちてしまう。
しかし、いくら1回休み攻撃が凶悪とはいえ、たかがそれだけであり、他の技は弱いため、Lv99ならばまず負けることはない。適当にテンションを上げて、「ドラゴンソウル」と「ゴッドスマッシュ」で攻撃し、撃破をしていった。
ちなみに、55555の経験値を得られるほか、「力の種」を確定ドロップするため、回廊の中で最弱の敵として、稼ぎに使われることもあるらしい。
なお、撃破後の通路では、錬金素材の「幻魔石」が手に入る。モリーの「竜王のツメ」と「冥獣のツメ」のうち、作らなかったほうを作成可能となる。ほとんどの人は、竜神王戦を狙って「竜王のツメ」のほうを作っていただろうから、ここで作成されるのは「冥獣のツメ」となるだろう。
◆第2ステージ:「追憶の亡霊」
HP4850
次のお相手は、ククール仲間化直前に戦う「なげきの亡霊」の強化版だ。なお、オセアーノンがスキップされているが、船の上で戦うという特殊仕様ゆえ、やむなしである。元のボスと同じく、仲間を呼ぶことがあり、その際は「追憶のがいこつ」(HP1460)と「追憶のくさった死体」(HP1880)が登場する。
さて、お供に関しては、痛恨をバチバチと当ててくるらしいが、やはりLv99を前提とすれば、大した相手ではない。ザバンとは異なり、行動封印系の技が無いので、こちらの火力を遺憾なく発揮していけるからだ。最後は、勢い余ってスーパーハイテンションになったゲルダの「キラージャグリング」でまとめて墓穴にお帰りいただいた。
撃破後の宝箱からは、「死神の盾」が手に入るので、さっそく錬金釜に入れて、2つ目の「女神の盾」を作成した。DQ8でぶっちぎりと言える最強盾であり(【日記:2025/5/11】)、ククールに次いで、ゲルダにも装備させられるようになった。
◆第3ステージ:「追憶のトラップ」
HP5500
剣士像の洞窟で出現した「トラップボックス」の追憶版だ。約500ダメージの痛恨や、ザラキーマ(全体即死)にメダパニーマ(全体混乱)など、厄介な攻撃が増え、前の2体より大幅に強くなった印象を受ける。
しかしながら。まず、メダパニーマのほうは、基本命中率が100%という悪魔的な性能らしいが、混乱に対しては「スーパーリング」で完全耐性を得ているため、絶対に当たらない。また、即死についても、無耐性なのはモリーだけであり、そうそう全員が即死するようなことは無い。所詮はHP5500のボスということで、いつもながら「ドラゴンソウル」と「ゴッドスマッシュ」で突破できる。実戦では、打撃と痛恨が連続で主人公に当たり、初めての戦闘不能者が出てしまったが、それくらいであった。
撃破後の通路では、HP全回復ポイントが存在するほか、3本目の「古びたつるぎ」が手に入る。これにより、「竜神王のつるぎ」「はぐれメタルの剣」(+配信限定の「ロトのつるぎ」)カテゴリの所有本数を1本増やせることになった。3DS版では、ゲルダとゼシカに強力な剣スキルが存在するため、その個数が増えることはありがたい…かもしれない。
◆第4ステージ:「追憶のモグーラ」
HP6400
「ドン・モグーラ」の強化版である。マップ上のグラフィックは本体のみだが、最初から「追憶のモグラの子分」(HP1440)を4体つれて出現する。
使用技はオリジナルと同じで、「芸術スペシャル」(ハープを盗んで使用した、異様な音楽)で、自分以外の敵味方全員を混乱させてくる。しかし、耐性を貫通する能力は無いので、こちら側は「スーパーリング」で無効にできる。また、モグラの子分側にも、完全ではないものの耐性が付いているようであり、私がやったときには、1体も混乱しなかった。芸術を耐えた一行だが、この後、とある情けない理由で大混乱が引き起こされる…。
なお、この敵は“ボスとしてのキャラ付け”を、「芸術スペシャル」の混乱に頼っているためか、それ以外の攻撃は全く大したことが無い。というわけで、本体には、特効を持つ「冥獣のツメ」を装備しての「ゴッドスマッシュ」、お供は主人公の「ジゴスパーク」とククールの「シャインスコール」で、まとめて攻撃していった。
撃破後の通路では、「元気玉」というアイテムが手に入る。“使用後の10回の戦闘で、経験値&ゴールドを2倍にする”という効果だが、トップクラスの激レアアイテムであり、消耗品でもあるということで、私は最後まで使えなかった。なお、元ネタはドラゴンボール…と見せかけて、DQ10である。同作は、今もサービスを継続している完全オンラインゲームであり、そこでの「元気玉」も、同じく経験値とゴールドをアップさせる効果だ。オンライン作品ということで、ガチ勢とそれ以外のユーザーの差を埋めるために、そういうアイテムが必要なのだろう。
(2025年5月25日)
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