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管理人の日記
秋から勤務変更により、更に給料が1割ほど減る見込みです。もっと生活費を削らなきゃ…
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たまにはお菓子もいいよね! |
女子? と思われるかもしれないが、私は通りすがりのおっさんである。本日は、「フルーツグラノーラ」について紹介をしよう。
…さて。まず、「グラノーラ」は、日本語としては聞き覚えのない言葉だが、“穀物を焼いて混ぜた食品”という程度の意味らしい。それに、ドライフルーツ(乾燥果物)を入れて、味を整えた食品が、「フルーツグラノーラ」ということである。イメージ的には、シリアル・コーンフレーク・オーツミールなどといったものに近いが、よりお菓子の感覚に近いのが、「フルーツグラノーラ」と言える。
――やれ、およそオッサンが食べるようなイメージの食品ではないが、ただ、私は、この食品を採用するにあたり、3つのメリットがあると考える。そのため、脱米計画の一環として、今後、ルーチンで買っていく食品にしたいと思っている。
なお、“フルーツグラノーラ”という名称は、一般名であり、「ピザ」「チーズ牛丼」などと同じタイプの単語だ。その具体的な商品名としては、代表的な物が、カルビーから発売されている「フルグラ」である。その他、各社から、似たようなイメージの商品が発売されている。なお、私が買っているのは、イオンのトップバリュ版フルーツグラノーラであり、以降、栄養価や値段など、数値が出てくる部分は、全てそれに基づいている。
ではまず、メリット①としては、「素早く必要カロリーを摂取できる」という点だ。
…さて、フルーツグラノーラは、1食50gが基準とされており(コメのカップで0.9合ほど)、その熱量は228kcalである。この数値は、“間に合わせの1食としては、やや少なめ”というところであるが、そこは量を調整するか、または、公式に推奨されている牛乳と合わせるという手が使える。牛乳200mlと合わせた場合は、熱量は365kcalとなり、カップヌードル1個ほどの、ちょうど良いカロリー量となる。さらに、栄養価的にも、牛乳で、フルグラに不足しているたんぱく質を補えるということで、合理的な組み合わせだ。ちなみに、私は全然そんなことは思わないが、“そのままのフルグラ”は、食感や風味的に食べづらいと感じる人が多いらしい。牛乳トッピングは、そういった部分を改善するためにも使えるということであろう。
――また、これはカロリー以上のメリットと言えるが、フルーツグラノーラは、一瞬で食べられる。あらかじめ、100円ショップで買ったカップを袋の中に入れておき、そのカップで1杯を測って適当な食器に入れる。そして、スプーンでジャリジャリとべるか、もういっそ、飲み物のように食器に口を付けて行ってしまう。これだけだ。このスピード感から、特に忙しい時の朝食として好まれる傾向があるようだ。ちなみに、袋からそのまま食べる手も考えたが、量が測りづらい・こぼしやすい・中身を唾で汚しやすいということで、かなりの勇者スタイルになると思われる。頑張れる人は頑張ってみてください。
ところで、フルーツグラノーラには、「フルグラ健康に良い派閥」と「健康に悪い派閥」が存在し、バチクソの争いを繰り広げているようだ。だが、どちらが間違っているというわけでもなく、それぞれ比較対象が異なるのが理由だ。
…まず、前者の「フルグラは健康に良い」という考え方についてだが、世の中には、忙しいだとかダイエット(?)などという理由で、朝ご飯を抜いていく派閥がいるそうだ。広く知られているように、朝ご飯を完全ゼロにするというのは、その日の能率を考えるうえで好ましくないし、加えて、「食事回数を減らして1回を重くする」と、太りやすいことが知られている。よって、「『朝ご飯ゼロ』と比べた場合、フルグラは健康に良い」と言える。
――いっぽうで、フルグラは、人畜無害な外見に反して、各種穀物に油と砂糖をまぶしたという清楚系デブであり、風味の良さも相まって、食べ過ぎると当然のごとく太る。また、完全食でも無く、特にたんぱく質が不足するため、利用は1日1食に留めて、肉や野菜の入った食事を行うことが推奨されている。低カロリーと勘違いして大量に摂取したり、はたまた精進料理か何かと勘違いして、「3食フルグラにするのは、健康に悪い」ということだ。
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同じ物ばかりを繰り返し食べるのは、栄養的にも心境的にも良くない |
次に、フルグラのメリット②は、「味のバリエーションを広げられる」という点だ。フルーツグラノーラの味の方向性は、ハッキリと「お菓子」である。それでいて、ある程度は栄養バランスも考えられている…という程度の食品であると言える。
…さて、私の食生活の大きな問題として、とにかく同じ物ばかりを連食する展開になりやすいという点がある。これまでに定着している基本レパートリーは、納豆ご飯・目玉焼き丼・みそ汁・サラダ・パスタ・親子丼というところであり、それほど多くはない。そのうえ、2~3日分くらいをまとめて調理するので、朝昼晩どころか、次の日まで同じ物を食べる展開になることが多い。よって、“そんな食生活に、新たな選択肢を与えてくれる”というのは、それだけで価値が存在するのだ。
――なお、最近では、“お菓子”の方向性を持つ料理として、「揚げパン」を採用した(【日記:2025/5/17】)。しかしながら、揚げパンとフルグラでは、食感・味・運用のどの面も被っておらず、喧嘩せず共存できると思われる。
ちなみに。「フルーツ」を宣言しているだけあって、フルグラには果物が入っている。厚生労働省は、1日200gの果物を取るよう推奨しているが、私がルーチンで買う習慣のある果物はバナナのみであり、しかも半額頼みと、完全に不安定だ(【日記:2025/1/11】)。
…そういうわけで、フルーツグラノーラに入っている少量の乾燥果物であっても、多少は栄養バランスを整えるのに役立ってくれるはずである。何の栄養素でも言えることであるが、ゼロというのは非常によろしくなく、僅かな量でも、状況はかなり変わってくるのだ。
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真ん中の絵は詐称。飛び散った分を除外しても、この半分くらいしか入っていないから |
最後のメリット③は、「値段や保存期間といった運用面も悪くない」というところだ。
…まず、主食として最も重要なのは、常日頃から述べている通り、「値段」である。フルーツグラノーラは、カルビーの「フルグラ」を筆頭に、各社様々な類似商品を販売しているが、その価格は、だいたい「1グラム=1円よりは安い」という程度のようだ。今回、私が買った物は、イオンのプライベートブランド商品であり、各種のセールを考慮したうえで、800g・611円・3648kcalという性能で、カロリー倍率は6.0倍である。以前に紹介した、パスタや小麦粉などの20倍近い値に比べると、かなり小さく思えてしまう(【日記:2025/5/15】)。しかし、フルグラは完成品であり、そのまま食べることが可能だ。例えば、“600kcalとボリュームのある菓子パンを、100円で買った時”と同じであり、そう考えれば、コスパは合格ラインと言えるだろう。
――また、保存についても、開封後も常温保存が可能であるため、冷蔵庫を圧迫しない。賞味期限は、未開封の状態で1年弱ということであるため、ある程度までのまとめ買いをしても、余らせる心配は無いと言える。
そして。地味に優秀だと思っているのが、輸送の手間である。
…やれ、「お菓子を軽食として使う」と考えた場合に、真っ先に思い付くのは、ポテトチップス類である。ただ、チップス類は、ご存じの通り、もはや詐称と言えるくらいの寄せ上げをしており、開けた瞬間にガッカリするのが定番になっている。“おいしく保存するための工夫”らしいが、気体が詰め込まれてパンパンになっており、たいへん輸送スペースを要求する。そのくせ、言うまでも無いが、気体は食べられない。『無』である。
――対するフルーツグラノーラは、少なくとも現段階ではミチミチに入っており、輸送体積に対するカロリー量が大きい。私は、普段の生活に車を使用していないため、この“輸送の手間”という問題は、意外と無視できないものだ。なお、同じく軽食に向いている“カップ麺”についても、容器がセットになっているため、やはり体積が大きめとなる。賞味期限も意外と短いものが多いため、思ったほど運用面は優れていないのだ。
ところで、フルーツグラノーラは、“牛乳を注いで食べる”という方式が公式から推奨されている。が、これについては、私は採用していない。何故なら、牛乳を使用すると、フルグラの良さが、一気に消し飛んでしまうからだ。
…どういうことかというと、まず「牛乳」という物は、未開封の状態ですら冷蔵庫を要求する。私の冷蔵庫は、野菜や作り置き料理によって常にパンパンであるため、それを更に圧迫するのは、とても好ましくない。また、値段が全くおいしくなく、もうここ2年以上買っていないのだが、主流は900ml・200円とかであろうか?
最近では、「700mlパック」などという妖しい容量も登場し、「700mlで3.5杯がちょうどいい」「筋肉への負担が約3割減(当社比)」などというネタが披露されている。まあこっちは笑えるだけマシだから…。
――ということで。牛乳を、例えば200mlを使用するとして、価格は44円プラスだ。フルグラ50gの値段は38円であり、なんと牛乳部分のほうが高い。しかも、牛乳は未開封でも冷蔵庫に入れる必要があるため、取り回しも悪化する。牛乳と組み合わせることで、フルグラの良さが徹底的に潰されてしまうという感じであり、私は採用しようとは思えなかった。やれ、これは人に依ると思うのだが、私は、フルグラについて、牛乳なしでも普通にボリボリ美味しく食べられると思う。まあ、牛乳を注げというのは、公式が勝手に言ってるだけということだ。
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サラダは十分すぎるくらい食べてるから、もっと肉やお菓子を食べよう! |
ちなみに。フルーツグラノーラは、価格の基準とされやすい商品らしく、しのぎを削るセールが各社で行われている(卵や遊戯王カードと同じ)。
…例えば、Amazonでは、タイムセール的なあれで、800gを500円で買えるようなこともあるらしい。6個セットということで、なかなかの迫力の物が届くが、まあ、前述の通り、常温保存可能で賞味期限は1年弱ということで、適切な頻度で使用すれば、期限間近で泣きながらジャリジャリすることも無いであろう。その他、薬店やドン・キホーテといった雑貨屋よりの場所でも、客寄せのために使用されていることがあるそうだ。というわけで、私も、800g税込611円より安く買える場所を探して、いろいろと、ネットまたはリアル店舗を巡ってみることにしたい。
とまあ、そんな感じで。フルーツグラノーラは、「軽食として使えるお菓子」という感じで、なかなか取り回しが良さそうな感じだ。値段・保管といった運用面も悪くなく、既存の食品と味が被らない。
…ということで、現状では、深夜に小腹が空いたときの夜食や、何も用意していなかった時の朝の軽食として、55g単位で利用をさせていただいている(米1合のカップを使っているため)。これまで、こういった際には、「ポテトチップ菓子」や「カップ麺」などを使用していたが、どちらも値段は100円程度であり、しかも自転車ユーザーの私にとっては、輸送力を大きく圧迫する、悩みの種になっていた。フルグラは、1食分の55gで42円とまずまずの安価であり、運搬も容易で、味も既存の方向と被らない。なかなかこれは利用可能というものだろう。
――ちなみに。今後、更に利用を拡大するとなると、専用容器に入れて、職場へのおべんとう枠として持って行くとかであろうか。休憩時間に、シャリシャリと食事を一瞬で終わらせ、残った時間で、コーヒー(もちろん自作)を飲みながら、日記を更新する。優雅…ではなく、なかなか極限感に溢れているが、間に合わせの食事としてフルグラを使うのは、普通にアリだと思う。若干は見栄えも気にしつつ…いろいろと試してみよう!
(2025年5月24日)
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