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管理人の日記ログ
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(2023年12月31日)
いや、本当に、今年の私はちょっと変わったよ |
今年は、職場において、私の大きな心境の変化があった。やはり、これを触れておかなければ、この1年をまとめたことにはならない。そのため、ちょっとまとまりが付かない感じになるとは思うが、なんとか書き記しておくことにしよう。
…まず、去年のまとめ記事の時点では、私は「貯金を増やして、できるだけ早く仕事を辞める」ということを目標に掲げていた(【日記:2022/12/31】)。私は、数年のブランクののちに再就職をし、当時9ヶ月働いていたが、毎日我慢をしている状態であった。2022年は、体を多く壊してしまい、某クソウイルスについても、夏の流行で貰ってしまった。仕事にも疲れ果て、ここから逃げる=早期退職をするということだけが、人生の希望であると思っていた。
――また、人間関係についても、他人に対して「嫌い」の他には、「興味ない」くらいしか感情を持っていなかった。恋愛や結婚なんて論外で、友情すら誰にもいだけない。そんな中、定時でサッと上がり、自分のためだけに生きている毎日だった。
さて。その状況は、2023年に入ってからも、しばらく続いていた。年が明けてからも、繰り返し「貯金をして仕事を辞める」という目標を述べていたし、寒い冬を乗り切る希望は、東京旅行のFF10歌舞伎(【日記:2023/3/19】)と、6月に控えていた「ファイナルファンタジー16」の発売のみであった。
その後、4月になって、職場には、玉のような後輩たちが入ってきた。結果的に、彼らが、今回の私の変化におけるキーマンとなったのであるが、当時の私は、上司・同僚と同じく、彼らに対しても恐怖の念をいだいていた。私は、悪い意味で、普通の人間ではない。だから、侮られて、馬鹿にされて、焼きそばパンを顎で買いに行かされるような存在になるのではないかと、割とマジで思っていたくらいだ。
…ちなみに。我が職場の我が部門は、概ね50人程度の職員が在籍しているが、新人教育については、私を含む当時4名の2年生/3年生だけが居残りをして、集中的に行うという悪習が存在した。そのために、新人を含め、私は毎日1〜2時間程度のサビ残を強いられていた。しかも、それで、私含む上級生たちが「よく頑張った、お疲れ様!」みたいに励まし合うのならともかく、例によって、「本当にそんなやり方で普段仕事してるのか?」「こんな教え方で新人ができるわけがない」などと罵り合う日々が続いた。まあ、私はそういう言い方を他人にしないので、“罵られる日々が続いた”と言うべきか…。
――さて、そんな状況に、ほとほと私は疲れ果てていた。居残りが終わったあとには、誰にも挨拶せず、目すら合わせることなく、用意していた教育メモをビリビリに破いてゴミ箱に投げ捨てたあと、心の中で呪いの言葉を叫びながら、倒れ込むように家に帰る、そんな日々が続いていたのだ。
というわけで。実際の日記に残っている記録を見ると、5月末の時点で、「肉体的・時間的・精神的拘束が一線を超えており、発狂して仕事を辞めてもおかしくない」と記している(【日記:2023/5/31】)。平常業務に加え、わざわざ居残りをしてまで働き、そのうえで職員同士で削り合うような状況が、私にとって、相当こたえていたことが分かる。
…また、6月中旬の日記では、とある別職場で起きた凶悪事件に対して、犯罪者のほうに共感をするという、危険な感情をいだいてしまった(【日記:2023/6/14】)。私の中にも、隠しきれない暴力性があり、当時はそれがともすれば外側へと向かいうるような、危険な状況だったのだ。もちろん今は、少なくとも外向きに暴力性が現れるようなことは、絶対に無い。かくして、4月になってからしばらくも、私はギリギリの毎日を送っていたのだ。
最近の20代の若者たちを見ると、もう彼らに全部託しても良いのかな、と思う |
そんな状況が変わったのは、季節が春から夏に変わるくらいの時期であった。前述の、教育訓練が終わって、私は定時に帰れるようになった。また、1年生たちも、正式に配属が決まり、研修中ではなく、対等な立場として働けるようになった。
…さて。世間では、太古の昔から、「最近の若者は…」という言葉がある。そこから続くのは、曰く、「敬語が使えない」だとか「不真面目」だとか「自分のことしか考えない」だとか、そんな感じのやっかみだ。今の新入社員は、私たちの「ゆとり世代」に相当する言葉として、「Z世代」などと呼ばれているらしく、それをおちょくるような言動は、現実世界・ネット問わず、毎日のように目にするものだ。
――では、私もあえて、同じ表現を使わせていただこう。最近の若者は、本当に凄い!
真面目で、しっかり仕事を覚えてくれて、他人のことをよく考えて行動でき、私のようなダメ上司のことも助けてくれる。見た目的にも、スラッとしていて凄く綺麗で、同期との仲も良く、いつも前向きに生きている。私なんかより、遥かに優れた存在である。いいのか?
私みたいな不潔野が、彼らと関わってしまって、本当に良いのか!?
というわけで。7月くらいからの私は、後輩たちと仕事をするのが、毎日の楽しみとなった。研修期間が終わったとはいえ、まだまだ彼らが複雑な仕事の全てをマスターしたとは言えず、上級生が助けなければならない。私は、自分が新入生だった時には、“厳しく叱咤されること”だとか、“こっちは真面目にやっているのに、ふざけたような態度で応対されること”に、強い孤独と絶望を感じていた。だから私は、自分の後輩たちには、そういう思いを絶対にさせたくないと思って行動していた。職場は孤独で、怖い人ばかりだ。だから、1人くらい、私みたいな奴がいたほうが良いのだ。
…かくして、この時期の私は、後輩たちに対し、「大事にしたい」だとか「幸せになってほしい」などという感情を持っていた(【日記:2023/8/16】)。とんでもない思い上がりである。彼らなら、私なんか居なくとも、絶対に幸せを掴んでみせる。むしろ、お前は自分の心配をしてろよという感じだ。
――ちなみに。仕事面だけでなく、彼らとは私は、普通の雑談ができていた。当時の私の興味関心は、今とさほど変わらず、「◯◯という食材を美味しく調理したい」とか「××は△△で安く買える」だとか「洗剤と間違えて柔軟剤を買ってしまった」みたいな、生活系のネタがほとんどである。だが、そんな他愛無い話ができる人ですら、私が1年生だった頃には居なかったのだ。どいつもこいつも、私の履歴書ばかり見ている。そこには、よほど面白い大学名や前会社名が書かれているのだろう。私にとっては、それは失敗の歴史であって、掘り起こしてほしいものでもない。だが、奴らは、目の前に居る人間でなく、履歴書と会話するほうが楽しいのだ。そんな輩と、仲良くなれるはずが無い…。
さて。私にとって、後輩たちは、何だったのであろうか。もう二度と得られない、最高の部下であったことは間違いない。だが、それだけでなく、弟分・妹分だったし、個人的に親しい友達であり、上下関係など無い“同格の仲間”だと思っており、大切にしたい、幸せになってほしい人々だった。
――だが、現在から振り返ってみると、それはもはや、依存と形容すべき関係だったのかもしれない。何でも認めてくれる彼らに、私は甘えすぎていた。だから、それが無くなったとき、全てを失うような気持ちになってしまったのだろう。
オッサンの私は、若者たちに頼らなければ、生きていけない |
というわけで。季節が夏になってからの私は、一転して、後輩たちと過ごすのが楽しくなった。あの時の私は、過去の自分と、そして今から考えると信じられないことに、「仕事に行くのが楽しい」とすら感じていた。普通の社会人は、こんなことは思わないだろう。そう、私はちょっと変なのだ。
…だが、そんな幸せな時間は、予想だにしなかったところから崩壊させられた。私は、今年の8月中旬に、彼らの居た前職場からの異動を命じられたのである。それも、僅か1ヶ月半後に、だ。この唐突な告知が、私の精神をコナゴナに粉砕したのである。
――さて、私の職場では、「新入生は、最初の勤務地で3年前後働いたのちに、別部門へと異動させられる」というのが、定番ルートとなっていたようだ。少なくとも、私が見てきた上級生は、皆そのような路線を辿っていた。だから私も、大好きな後輩たちと永遠に働けるとは思っていなかったものの、あと1年くらいは一緒に居られると考えていた。それが、全く覚悟すらしていなかった時期に、残り1ヶ月ちょっとで終わってしまうと告げられたのだ。
やれ、今でも覚えている。“死の宣告”が行われた日付は8月23日(水)、ときメモ2記事(【日記:2023/8/22】)を書いた次の日だ。当時の私は、土日勤務&平日休みで、23日の水曜日出勤が、久々に後輩たちへと会う日であった。私も、少しは変わっていきたいと思って、前日には、服装や身だしなみを整えるため、ちょっと遠出して、普段は行わないような買い物をしていた。そして更に、その日の客の中には、後輩の一人と同姓同名の人物が居ることを見つけていたため、その件で軽くおちょくってやろうと、色々と言葉を考えていたりもした。そんな幸せの絶頂期に、私は地獄へと叩き落されたのだ。
さて。そこから先の私の没落具合は、もう目も当てられない。残り1ヶ月しか時間が無くなって、どうすれば良いか分からなくなり、無理にカッコつけようと思った結果、逆に大量の格好悪いところを見せてしまった。取り返しの付かない失敗であり、いま思い返しても、頭が痛くなるものだ。
…それでも、後輩たちは、とても優しく、私に接してくれた。やれ、この唐突な異動に対し、「次の職地でも頑張って」みたいなテンプレートは、多くの人から寄せられたし、何なら「希望してた職場ですね。おめでとう!」みたいな8倍特効打撃を当ててきた輩すら居た。だが、くだんの後輩たちは、「どうして、急すぎる」とか「寂しい」みたいなことを言ってくれた。私が思っていたところと、まったく同じである。そんな彼らだから、私も信頼できたのだ。
――やれ、今年9月あたりの私の日記を見てみると、「どうすれば良いのか分からない」「未来が見えなくなった」「精神的に不安定」みたいな発言に加えて、「生きよう」といった部類の、前向きな表現が目立つ。だが、そういう明るい言葉を多用するのは、概して気持ちが沈んでいる時である。もう、何もかもが終わることは分かっていたが、もうどうにもできず、時間が過ぎていくのを見守るしかできなかったのだ。
若者たちは、ありがとうとよく言うけど、私のほうこそありがとうだ |
そうして。9月が終わって10月になり、私はついに、異動をさせられてしまった。何もかもが終わったのである。
…やれ、サイト運営でいうと、FF5日誌では、グランエイビス戦が終わって、第2の追加ボスであるアルケオデーモン戦がスタートしていたはずだ。また、株式投資についても、ちょうど10月くらいから動き始めた。創作作品では、アニメ版の「呪術廻戦」と出会って、私の中に新たな位置を占める作品となった。その他、新職地での仕事についても、曲がりなりにもここまで3ヶ月で、少しは上達できているようで、不安ではあるものの、1コマとしての働きはギリギリできそうだ。つまり、私は、10月1日からこの12月30日までも、ちゃんと生きていたのだ。
――ただまあ、大好きな後輩たちが全員居なくなってしまって、私の中には、ぽっかり穴が空いたままである。正直、10月以降は、個々のエピソード単位で思い出せるようなことは、全くと言って良いほど無い。新入生は、入社半年が経つと、夜勤や休日勤務といった変則勤務が割り振られるようになり、逆に平日休みも入るようになる。そんな、彼らの心境が大きく変化する中で、私は一緒に居てあげられなかった。彼らが立派に成長していく姿を見届けたかったのに、それができなかったのだ。代わりに、あの陰気な地下室で、毎日毎日、税金の無駄遣いの手先をしていて、いったい何になるというのか…。
そんなわけで。私は、秋から冬の期間に掛けて、ずっと孤独に過ごしていた。
…やれ、私も最近分かったのだが、「孤独」というのは、ただ身の回りに人間が居れば解消されるというわけではない。現在の私にはよくあるのだが、雑談をしている際、周囲が大盛りあがりで笑っているのに、自分だけが「これって何が面白いんだ?」という感情をかかえつつ、周りに合わせるため、あえて愛想笑いを浮かべて見せる。そういうときにこそ、むしろ強い孤独を感じるというものだ。
――そして、この孤独は、もうどうすれば良いのか分からないというものである。以前の私は、「仕事を辞めて、1人で趣味に生きる」ということが、人生の完成形であると思っていた。だが、現段階で、例えば大量の金が手に入って、そして仕事を永久に引退できたところで、もうこの空虚さが埋められるとは思えない。今の私は、たった一人だ。そこから抜け出したいが、どうすれば良いか分からない。そういう状況なのだ。
というわけなのだが。少し前に述べた“クリスマスプレゼント”(【日記:2023/12/25】)の一件により、「自分は馬鹿で無能なハラスメント男だったから、永久にチームから外されたのだ」という考えが無くなって、心境的には、かなり楽になった。
――でもまあ、根本的な孤独は、未だに解決できていない。私が、何を為すべきか、そして今どこに向かっているのかということは、全く分からないのだ。さすがにもう、10歳以上も年下の後輩たちに甘えてはいけないことは理解できる。この2023年に彼らと出会って、間違いなく、私は変わった。そして、彼らと別れたからこそ、私は分からなくなった。私は、誰のために、何のために生きていて、これからどうするべきなのだろう…?
(2023年12月31日)
はいはい、そんな都合良い儲け話があるわけが…アレ? |
今年、新しく始めたこととして、「株式投資」がある。と言っても、売って買ってを頻繁に繰り返す専門的な取引や、暗号資産・
…やれ、このような投資を始めた理由としては、【「投資」タグ】の最初の記事(【日記:2023/9/3】)に書いてあるのだが、昨今の社会を覆う値上げ&賃下げの最凶コンボと、ゆうちょ銀行の利子「2円」に絶望し、何とかしてお金を増やしたいと思ったからである。もともと私は、物欲が薄いタイプであり、現在は家賃の安い地域に住んでいることもあって、1年で100〜200万円という莫大な額を貯金できる。それを、ただ郵便局でゆっくり腐敗させていくようなことはせず、株式投資へと回して、少しでもお金を増やしたいと思ったのだ。
――ちなみに。ニュースなどでも時折話題になるように、2024年1月1日からNISAが新しくなるが、2023年のうちに始めてもデメリットは無い。むしろ、「40万円の旧積立枠を利用できる」「煩雑な手続きで開始時期が遅れてしまうことを防げる」などと、利点だらけであった。
さて。本日12月29日は、恐らく今年最後の取引日ということで、2023年の最終的な価格が確定する。
…そんなわけで。まずは、今年の私の成果を、まとめておこうと思う。
とまあこんな感じである。旧NISAの年間積み立て枠40万円を3ヶ月で埋め、合計損益は、+13005円 /
+3.25%となった。
…さて、「13000円の利益」と言うと、さすがに、大人の感覚でもそれなりの額であろう。だが、これだけだと全く割に合わない。何故なら、私は、そもそも「NISA」や「株式投資」といったものを全く知らず、ただ郵便局にお金を預けていただけの、経済リテラシーの低い人間だった。そこから、私は、まずはお金について勉強して知識を深めていった。そしてその後も、手続きや実際の商品購入をするために、莫大な労力を費やした。それが、たかが1日分の労働と同程度なら、何もしなかったほうがマシである。
日本株も、実は最近、割と調子が良いのだけれど…私は他3つで勝負します |
しかしながら。もちろん、投資信託が割に合わないというのは大間違いであり、2つの方法で、この利益は、巨万の富へと変わっていく。
…まずは、「@元資を増やすこと」である。40万円から1.3万円の利益が出たのだから、もし元資が400万円なら、当然13万円の利益を出せていたということになる。新NISAでは、1800万円までの枠を運用できる。よって、これを全て上記と同じ条件で埋めていた場合、約58.5万円の儲けが出せることになる。これならば、余裕で3ヶ月暮らすことができ、もう毎日の労働は必要なくなるだろう。
――ちなみに、1800万円を超えると、NISA枠の対象外となり、日本聖府によって、利益から税金が2割も天引きされてしまう。だが、そこから更に高みを目指していくというのもアリである。1億円台まで積み立てれば、家庭を持っているような人であっても、全員が仕事を辞めるのも夢物語ではないだろう。自分や愛する人たちを、永久に労働の苦しみから解放できる。それこそが、現代人が目指すべき究極の生き方…かもしれない。
そして、もう一つの手段は、もちろん「A投資期間を長くすること」だ。
…さて。3ヶ月で+3.25%ならば、単純計算で、1年続けると約13.6%になる。よって、400000円の元資は、454612円となっているはずだ。やれ、実際には、「複利」という考え方により、若干の前後をする(「利益で株を再購入する」という行為が月間なら微増し、年間なら微減する)が、あまり細かいことを気にする必要はない。“期間を長くする”というのは、短期的ではない投資を考えるうえで、超が付くほど重要なのだ。
――そしてもちろん、「@元資を増やすこと」と「A投資期間を長くすること」の2つは、コンボによって更に威力を増す。上記の私の設定で、「新NISAの上限である1800万円を既に証券口座に投じており」、かつ、「3ヶ月でなく1年間、それをキープしていた」という、ちょっと無茶な想定をしてみることにしよう。すると、18000000円は20457557円になる。1年の利益が、245.8万円!? これが、嘘のような、現実の話である。
やれ。私は、全世界株への投資による利益を、「年間で4%程度」と聞いていた。しかしながら、ここしばらくは、株の調子が良く、1年で+10%以上の成長を遂げているという。まあ、さすがに、そこまで都合の良い話が永遠に続くとは思っていないが、どちらにせよ、私個人や、日本社会の行く末とは異なり、世界はこれからも成長し続ける。だから、そこに長く投資をしていくというのは、絶対に勝てるギャンブルなのだ。
というわけで。来年の私の戦略としては、新NISAがスタートするので、まずは、できるだけ早く、貯金を投資信託へと変換していきたいと思う。現在、銀行に入っている貯金の額は、200万円弱である。これも、一応は年利0.1%の口座に預けてはいるものの、全世界株と比べれば、遊んでいるも同然だ。ということで、預金の額を50万円まで減らすことを目的とし、1月から、月32.3万円という莫大な額の投資を行っていく。この界隈の一般的な知識として、一気に大量買いをしてはいけないという原則があるため、ペース配分が重要だ。そして、年間MAXの360万円には到達できず(ギリギリできるかも?)、途中で力尽きてしまうであろうから、その後は額を調整して、無理のない積み立てへと軟着陸をしていく予定である。とにかく、無駄な預金額を、素早く株へと変えてしまいたいのだ。
…ちなみに。購入するのは、NISA枠に、30万円を3分割し、「楽天
オールカントリー株式
インデックス・ファンド」「楽天 S&P500
インデックス・ファンド」「楽天 先進国株式(除く日本)
インデックス・ファンド」を、それぞれ月10万円ずつ購入する。やれ、このような買い方をしても、分散投資としてはあまり意味が無いことが知られている(楽天オルカンを買うだけで十分)。それについては、私も了承済みである。それでも、わざわざ3つを注文する理由は、別々の物を買って、値上がりする様子を見るほうが楽しいからである。いや、もちろん下がると悲しいけど、世界の株は下がらないし…。
――その他、NISAと比べると地味だが、iDeCoのほうも始めており、イオン銀行にて「たわらノーロード
先進国株式(Oneたわら先進国株式)」を、月23000円ずつ購入している。こちらは、60歳になるまで引き出せないものの、節税効果としてはNISAよりも高いスグレモノである。私も、一応は、60歳くらいまでは生きてみようかな、と決意したのだ。
ところで。私は、投資を始めようと思った9月の時点では、全世界株への積立投資だけではなく、「個別株の長期保有による、配当と株主優待の獲得」によっても、利益を出していこうと考えていた。しかし、現在では、「投資信託の購入」に一本化をし、個別株の購入予定は取り下げた。
…その理由は、もちろん、個別株はめんどくさいからである。やれ、色とりどりの株主優待は、物理的に生活を豊かにしてくれるし、配当金によって、細かく株を追加していくことも可能だろう。ただまあ、どうしても、買って見ているだけの全世界株に比べると、手間の多さが目立ってしまう。
――具体的には、私はイオンの個別株を、新NISAの成長投資枠で買おう思っていた。しかしながら、100株で30万円と、購入価格は決して安くない。そして、配当金3600円(予定)と、株主優待のオーナーズカードで、基準とされる「4%」の利益を得るためには、年間28万円の買い物をイオン店頭で行わなければならない。もちろんそれくらいなら、今後の生活次第で達成できるかもしれないし、それに「個別株の勉強」という意味でも、決して悪くない選択となるだろう。でもまあ、今は全世界株の調子が良いので、わざわざ面倒な国内個別株を選ぶ理由が無いのだ。
ちなみに、その他の分散投資についても、ほぼ全て、「全世界株の調子が良いので選ぶ必要が無い」という結論に達する。例えば、金やプラチナといった貴金属は、全世界株の調子が良いので、選ぶ理由は無い。新興国の通貨や株式も、当たればデカいが、外れた場合のリスクが激高なので、非推奨だ。債券?
あんなの下手したら手数料にも負けるわい!
僕のほうこそありがとう |
そして。株式投資以外でも、今年はマネーリテラシーが高まった1年であった。
…やれ、私がこれまでやっていた節約というと、「携帯電話に格安SIMを使う(みおふぉん)」くらいのものであり、あとは全て、「無駄な物は買わない」「必要な物でも安い品を買う」くらいの、後ろ向きな作戦であった。そこから、今年は、様々な面が変化したのだ。思い付いたものを挙げてみよう。
とまあ、大きなものだけでもこんな感じである。
…とりわけ、証券会社としても利用させていただいている楽天グループは、瞬く間に私の生活を覆い尽くした。支払いを楽天カードで行うことにより、基本的に、1%のポイント還元を得られる。たかが1%というところだが、全てのお金の支払いが1%お得になるという効果は大きい。
――実際、具体例として挙げたSuicaは、現金ならば還元0%だが、モバイルSuicaへの楽天カードチャージであれば、1%の還元を得られる。こういうものを、大量に積み重ねることで、無視できないお金の節約となるのだ。
そして!
それらによって得た楽天ポイントとしても、有効活用していく。やれ、世間では、「ポイントがあるのだから、普段は買わないものを買っちゃおう!」という悪の一派が居るようだが、私の考えは真逆であり、入手したポイントを普段の買い物で使うか、むしろそれ以上の有益な方法で使用することで、より大きな利益を得られると思うのだ。
…まず、通常ポイントについては、依然に単独記事でも書いた通り、「楽天ポイント運用」に投入していく(【日記:2023/9/17】)。これも、原則として全世界株に連動しており、一時期は、酷くマイナスとなったこともあったが、現在では、元資11300ポイントに対し評価額11572ポイントと、2.41%の利益が出ている。まあ、“ポイント運用アクティブコース”には、ゴミ資産である債券が30%も含まれているため、これを取り崩して、本家の投資信託に使ったほうが良い気もするが…まあ、楽天ポイント運用については、新NISAの1800万円枠に引っかからないということもあるし、何より様々な資産が値動きしてくれるほうが、見ていて楽しい。というわけで、ポイント運用は、来年もそのまま続け、大きな額を積み立てていきたいと思う。
――また、期間限定ポイントについては、様々なキャンペーンで大量に配布されるものの、短いと1ヶ月程度で消失してしまううえ、ポイント運用に投じられず、利用手段も限られるという、厄介な代物である。だが、私は、普段通いの業◯スーパーにて、このポイントが使用可能であることを発見してしまった。それにより、この期間限定ポイントを、完全に「1ポイント=1円」と変換可能になった。よって私は、もうここ3ヶ月間、まったく◯務スーパーでお金を使っていない。楽天グループが、勝手に肩代わりをしてくれているのだ。いい奴か?
20万円くらいなら、健康な体で追加で1ヶ月間働こう! |
というわけで。今年は、積立NISAへの参戦を皮切りに、お金についての知識を大幅に高めることができた。これらの処置により、私が生涯で使えるお金の量は、まず間違いなく、大幅に増加したと断言できる。
…そして、副次的な利益として、経済や社会に対しての関心も深められたように思う。私は、この30年以上の人生の中で、円高と円安という概念ですら、正しく理解をしていなかった。だが、今は、朝起きたらNYダウの価格を確認し、それと為替変動を見て、今日は自分の持っている株式がどれくらい値動きするかな、なんてことを考えている。投資をすることで、自分が社会に関わっているという感覚を得られたのだ。ナントカの利上げだとか、そういう要素が投資家心理(=株価)に与える影響というのも、これから学んでいきたい。
――さらに加えて。この夏から秋に掛けての時期は、私の実生活に大きな変化が起こって、ひとことで言うと、生きがいを失っていた。だが、そんな中で、生物のように値動きし、そして最終的には力強く成長していく株価は、私に大きな希望を与えてくれた。まあ、初っ端である10月は、株価が低迷して、マジでやめてやろうと思ったが…。何の取り柄も無い私でも、「お金を貸す」という行為により、世界の頑張っている人々に貢献できる。私にとって、投資は、ただのお金稼ぎの手段ではなく、立派な趣味となったのだ。
かくして。私は、限界投資オタクとなったわけであるが、もちろん、新NISAでも、「月10万×12ヶ月」や、「年間360万円」といった上限にこだわりすぎる必要は無い。月1万円、何なら1000円でも良い。証券口座を開いておき、少額を投資するだけでも、十分に金融リテラシーは高められるし、額を増やしたいと思った際にも、スムーズに進められる。もう、銀行に預けておくだけでは駄目だ。全世界株への投資は、絶対にやるべきである。
…ちなみに。私は、これらの投資を、20代前半のような、若い人にこそやってほしいと思っている。私自身と違って、彼らには明るい未来が絶対に待っているのだから、たくさんのお金を得て幸せに暮らし、そして寿命までしっかり生きるべきだ。しかしまあ、どうやらお金の話というのは、すこぶるウケが悪いらしく、「まとまった貯金額が無いので無理」だとか「今は自分の仕事に集中していたい」みたいな発言ばかりが返ってくる。
――やれ、前者の保有資金については、完全に貯金ゼロの自転車操業でもいない限り、月1000円くらいの貯金箱感覚で入れていてくれれば大丈夫だし、後者の手間についても、人気の「eMAXIS
Slim 全世界株式」だけを購入するように設定して、あとは何もかも忘れてくれればOKだ。株式投資は、間違いなく、彼らの利益になる。だが、それが通じないのは、“親の心
子知らず”という感じである。
ところで。私自身に話を移すと、株式投資自体は趣味の一つとなったのだが、それで何をしようかということは、全く決まっていない。
…やれ、かつて夢としていだいていた、「お金を増やして仕事を辞め、1人で最後まで趣味に生きる」という案は、もはや無くなった。だからといって、「美味しい物を食べる」「ゲーミングPCを買う」と、自分のためにお金を使っても、私は幸せになれない。お金を、自分よりも大事な、誰か・何かのために使ってやろうという思いは漠然として存在するが、それが具体的に何かと言われると、まるで思い付かないものなのだ。
――まあでも、そういう何も思い付かないときだからこそ、後から何にでも変換できるお金を持っておくべきなのかな、と思う。それに、金利が小数点以下の日本の銀行に預けているだけよりも、アクティブな世界の人々にお金を貸すほうが、遥かに社会へと貢献できるはずだ。全世界株に投資をすることで、私自身は金銭的なメリットを得られるし、お金を貸して貰った世界の人々のほうも喜んでいる。誰も損はしていない。よし、もっと頑張ろう。
(2023年12月31日)
領域展開「 |
本日(25日)は、月曜日ということで、普通に仕事だったのだが、何の因果か、異動前の前職場(9月末までの勤務場所)へと送られた。
…さて、これについては、もう少しあとの、年末まとめ記事で、詳しく書こうと思っていたのだが、この秋の異動は、私の精神をズタズタに崩壊させた。せっかく、仕事に対して前向きな気持ちを持てるようになり、大事にしたいと思える人たちができて、ここから自分も変わっていけると思った。その絶頂期だった8月下旬に、僅か1ヶ月後の異動が告げられた。残された時間で、何をすれば良いかも分からず、ただ右往左往するしかなかった。
――そうして、季節が夏から秋に変わる時、私は、全てを失ったのである。やれ、“異動”といっても、建物こそ変わるものの、引っ越しが必要なわけでもなく、徒歩からギリギリ自転車利用に変わったくらいである。異動を決めた上層部にとっては、ただ席替えをしたくらいの感覚だろう。そもそもの話として、たかが給料を稼ぐための仕事や、勤務中の協力関係だけにあるはずの職員たちに、特別な感情をいだくというのもおかしい。そう、私はちょっとおかしいのだ。そういうわけで、10月からの私は、まるで世界が崩壊したかのような気持ちで過ごしてきた。
が、このクリスマスは、そんな以前までの職場に戻って、懐かしい人たちと、一緒に仕事ができたのである。
…まあ、職場ということで、顔を合わせたときに挨拶をしたり、ポツポツ雑談をしたりというのはあったが、一緒に仕事をするというのは3ヶ月ぶりである。それだけ時間が空くと、もう前の仕事はできなくなっているかな…と思ったが、かつて1年半働いてきたということはあり、思った以上に体が仕事を覚えていて、勝手に動いてくれた。まだまだ、私は、彼らとともに働けるのだ。
――そして。この秋から私を苦しめていたのが、私は、親しい人たちに、最後に迷惑を掛けてしまったのではないかと思っていたことである。異動が告げられ、あと1ヶ月で何もかもが消えると知った私は、様々な奇行に走り、そして、格好悪い姿を大量に見せてしまった。もう二度と、彼らに顔向けができない。やれ、私の職場では、せっかくの仕事手順を忘れないようにするためか、ちょくちょくと人事交流の機会が回ってくるが、私にそれが訪れないのは、自分が弱くてダメダメのハラスメント野郎だからだと思っていた。だが、特にそんなことは無かったようだ。今日、私が前職場に行った際には、皆が、私と協力して、仕事をしてくれた。それは、何度も思い返した夏の日々と、何も変わらないものだった。
というわけで。今日の、懐かしい居場所での仕事は、今の私にとって、これ以上は絶対に無い、最高のクリスマスプレゼントとなった。
…そして。これをきっかけに、私の心境も、また変化したように思う。私は、全てを失ったと思っていたが、逆で、何も失っていなかった。私は誰も傷付けていないし、自らの行動を悔いることはなかったのだ。まだ上手く整理ができていないのだけれども、これでやっと、過去をしっかり“過去”として消化し、次へと進めるようになったと思う。さあ、もうすぐ新しい年が始まる。また、生きていこう。
(2023年12月31日)
ただの目玉焼きだけど、フライパンで調理するだけで、凄く美味しい! |
この2023年に、新たに始めた趣味として、「料理」がある。
…まずは、ここしばらくで定着した“新レシピ”を、一つ紹介しよう。
とまあ、こんな感じである。「これ料理か?」という単純さであり、包丁すら使わないことから、ただ温めているだけという見方もできるだろう。
…ただ、フライパンを使った場合の満足感は、本当に凄い。電子レンジでも、同じように卵とウインナーを温めることは可能だが、フライパン調理だと、食材に命が吹き込まれたかのようなジューシーさを感じられる。どうせ同じ食材なら、美味しく食べてやりたいものなのだ。
――ちなみに、材料費としては、卵が1個25円、ウインナーは業◯スーパーの超安品を使っているので1本10円程度ということで、計45円である。そこに米を入れても80円程度、タバスコやその他コストを入れても、100円は超えないだろう。やれ、同じような価格帯の朝食候補として、格安のカップ麺、惣菜パン&菓子パン、スナック菓子なども存在するだろうが、満足度は雲泥の差である。
というわけで。「目玉焼き丼」は、私にとって「納豆ご飯」と同格の存在になり、またたく間に毎日の食事に定着してしまった。
…やれ、ご存じの通り、納豆は賞味期限が短めであり、セール時のみに買い物をする私のような人間では、必ずしも毎日食べられるとは限らない。そういうときこそ、目玉焼き丼の出番である。ご存じの通り、卵は賞味期限が2週間程度とそんなには長くないのだが、これは生食を前提とした場合であり、熱するのならば、もう少し長く、安全に食べられるということが知られている。そして、ウインナーは、冷凍前提のものではないものの、冷凍すれば長持ちし、風味も大きく落ちるわけではないようだ。よって、目玉焼き丼は、材料の保存に優れていると言える。私にとっては、不足しがちな肉(※「野菜」の誤りではありません)を、安定的に補給できる手段でもあるな。
――さらに。目玉焼き丼は、満足感が凄いため、夕食としても使用可能である。これは、納豆ご飯と比べた場合の明確なメリットであり、卵とウインナーの本数を増やしてのボリューム調整も容易だ。そこに、レタスのサラダに、インスタントカフェオレでも加えれば、立派な夕食の完成である。合計の材料費は、恐らく150円くらいであろう。フライパンで卵とウインナーを炒めるだけで、これだけの満足感を得られるのだから、まったくもって嬉しすぎる。
お豆腐は、混ぜている間に粉々になりやすいのが難点なんだよな〜… |
続いて、寒い日々を乗り切るために使っているレシピを、紹介してみたいと思う。
というわけで。次は、日本人の心である「味噌汁」が登場だ。私は、みそベース・中華ベース・つゆベースの3種類を、その時の気分で使い分けているが、どれも名前は「味噌汁」という扱いにしている。
…さて、ここで注目してほしいのは、作り方うんぬんではなく、「3食分」という量である。私は、夕食時に、これらの味噌汁を調理するため、まずは「夕食」として、1食分を味わう。そして、もう1食は、「次の日の朝ごはん」向けだ。私が使っているのは、1つクチのコンロであるため、味噌汁→目玉焼きと調理していると、2倍の時間が掛かってしまう。よって、前夜のうちに、次の日の朝ごはんを仕込んでおくのである。
――では、「夕食」でも「次の日の朝ごはん」でもない、もう1食の味噌汁の使い道は…もちろん、「酒のつまみ」である。最近の私は、日がな一日、おなかを空かせており、昼ごはんも夕ご飯も前倒しをすることが多い。そして、17時ごろに夕ご飯を食べてしまうと、だいたい21時くらいに、また空腹が訪れてしまう。そんなときに、用意しておいた味噌汁をすするのだ。とりわけ、酒のつまみとしての性能は抜群であり、低価格・高塩分・低カロリーと、常用する肴が持つべき性能を全て具備している。もう、今となっては、200円近いスナック菓子だとか、400円くらいするくせに文字通り“つま”むくらいの量しか無いコンビニおつまみなどは、買えない体になってしまったというものなのだ。
なんでここにおんねん |
とまあ、こんな感じで。2023年の私は、どっぷりと「料理」にハマりこんでしまった。
…やれ、そもそも私は、前職を辞めて、次の就職準備のため専門学校に通っていた際に、自身のみっともなさから少しでも目を逸らすために、実家の調理を手伝っていた。そのため、元々、“料理ができない人間”というわけでは無かったのだ。
――ただ、2022年4月に現職へと就いてからしばらくは、「フライパン1個の調理」というレベルに留めており、手間の掛かる料理はほとんど行わなかった。何なら、仕事日の朝食として、カップ麺・菓子パン&惣菜パンなどといった、時短食品を使っていたこともあるくらいだ(【日記:2022/4/15】)。
だが、そこから転じて、この2023年には、一気に料理をするようになったのである。
…さて、確か、始まりは、カップ麺に様々なトッピングをしていく中で、お湯を注ぐだけの行為に限界を感じ、「麺類を美味しく調理したい!」と思って、新しい鍋を買ったことが発端だった。そこから、そうめんを茹でやすくする方法を考えたり、料理が好きだと言っていた人と同じ気持ちになってみたいと思ったり、作り置きをすることで手間を削減したいと考えたりと、様々な紆余曲折があった。だが、最終的に料理が定着したのは、「お金が無くとも、毎日にひと手間を加えて、楽しく生きていきたい」という考え方と、方向性が合致したからであると思う。今だから分かる。自炊は、絶対に安い。今や、半額シールの付いた惣菜ですら、買おうかどうか考えるくらいに、金銭感覚が極まってしまったものだ。
――ちなみに、料理のデメリットとしては、作るための手間が掛かる…というのは、実はあまり気にならないのだが、洗い物が増えるという難点は無視できない。鍋やフライパンといった調理器具はもちろん、剥いた野菜の皮など、とにかく流し台がパンパンとなってしまう。私は通常、仕事のある平日は、2日に1回の洗い物というルーチンを作っているが、料理をした日は、必ず洗い物をしなければならない。ただまあ、皿洗いの手間で、「食事が美味しくなる」「材料費を節約できる」のならば、必要経費と言うしかない。あれだ、私の職場は副業禁止だから、皿洗いという副業で、お金を作っているのだ…。
そういうわけで。「料理」は、今年、新しく始めた趣味にして、来年以降の私にとっても、大きな柱の一つになっていくと思われる。
…さて、最近の私は、体重減少の傾向が止まらない。この2023年は、“主菜”が肉→野菜へとパラダイムシフトをした1年でもあった(【日記:2023/2/3】)。前の2022年には、「体重が増加傾向にある」と書いたこともあったのだが(【日記:2022/11/8】)、今年に入ってからは、徐々に低下しており、特に冬に入ってからは、体温を維持するためにカロリーを消費するのか、減少傾向が顕著となった。
――というわけで、現在の体重は65kgと、ここ最近では最低の値を記録しつつある。この2023年頭から比べても、4kg減っているし、私は身長が180cmで、軽く筋トレも嗜んでいるくらいだ。身長180cmに対するBMI=22の適正体重は71.3kgであり、そこから1割近く少ないというのは、ちょっと笑えない状況になってきているというのは分かる。やれ、世の中の人のほとんどが、「太る」ということを問題とし、ダイエットなんて概念を唱えているというのは、まったくもって信じられないものなのである。おかしいな、私だって、ちゃんと食べているつもりなのだが…。
というわけで、「料理」という趣味は、2024年とその先も、私の生活を支えてくれるものとなるであろう。
…やれ、世の中には、「男の心を掴むには、胃袋から」という言葉があるそうだ。なるほど確かに、これは事実であると感じる。だって私は、自分自身の胃袋を、ガッチリ掴んでしまったのだから。料理は、自由だ。これからも、食べる人のことを考えて、しっかり作っていこうと思う。
(2023年12月31日)
結局、ずっとFF5をやっていた気がするのだ… |
気が付くと、12月も中旬から下旬に移り変わる時期となってしまった。あまり余裕も無いので、年末恒例のまとめ記事を書いていこうと思う。
…その第1弾は、「ゲーム&アニメ編」である。例年、ゲームだけで単独記事を立てているのだが、今年は落ち着いてゲームをする気分ではなかったということで、新作が豊富だったアニメとの合同記事ということにしたい。では、まずゲーム編から行ってみよう!
というわけで。数としてはそれなりだが、ほぼ全てが旧作である。2023年に発売した純粋な新作は、「ファイナルファンタジー16」のみで、DLCを入れるとしても、「地球防衛軍6(DLC1&2)」が入るだけだ。
…さて、FFシリーズ本編作品:「ファイナルファンタジー16」は、苦労してPS5を買った大きな理由の一つでもあった(【日記:2022/7/9】)が、個人的にはピンと来なかった。個々の要素のクオリティは最高級であるし、メインであるアクション部分は素晴らしい出来だ。ただ、何故だか説明できないが、2周目だとかクリア後のやり込みだとか、そういうところまで手を伸ばそうと思えなかった。未達成のミッションを大量に残しているものの、駆け足でエンディングを見たあとは、一度も起動していない。最近では、追加コンテンツとして有料DLCが配信されたようだが、特に買おうとは考えていない。
――やれ、せっかくのFFシリーズ本編作品が、私の中でこんな扱いになってしまうのは極めて残念だが、これが私の嘘偽りない評価であるのだから、仕方が無い。多分、地球防衛軍の記事とかと比べると、熱意の差が良く分かると思うのですが…。
そんなわけで。私の中での2023年を代表するゲームは、前年から継続プレイをしている「ファイナルファンタジー5
アドバンス」であったと言える。2023年開幕の時点で、既に3部構成の最後である「第3世界」へと突入していた。しかしながら、ゲームが終盤へ向かうにつれ、バトル面の掘り下げが桁外れにボリュームアップし、丸1年を掛けても、未だにプレイを終えられていない。いや、あんな特級呪物みたいな日誌を書きながらなら、仕方ないだろう。
…ちなみに、今後の予定としては、現在分割更新をしている第36話を入れて、残り5話で終えるつもりである。全40話ということで、地味に当サイト史上、最大のボリュームとなってしまうのだが、止むを得ないことである。私は、それだけの熱意を、FF5にぶつけているつもりだ。
――やれ、私は、今年の自分を振り返り、「ゲームを遊んでいる気分ではなかった」と評価している。確かに、実生活で大きな心境の変化があったこと自体は事実なのだが、新作を遊ぶ気が起きなかったのは、ひょっとしたら、FF5に情熱を吸い取られすぎたせいかもしれない。それは、やり込みサイト的には、決して悪いことではないだろう。ただ、来年こそは、「FF7リバース(リメイク第2弾)」に熱中してみたいな…!
かわいい |
続いて、2023年に視聴したアニメである。こちらは、大豊作であった。
さて。これらは全て、映像サブスク(オンラインのレンタルビデオ屋)である「dアニメストア」にて、視聴を行ったものだ。
…やれ、もともと私は、再就職をした際に、何か一つくらいは映像サブスクと契約したいな…と思っており、その中でも、遊戯王シリーズが充実しているという理由で、dアニメストアを選んでいった(【日記:2022/8/1】)。ただ、せっかくだから、2回目以降の視聴となる遊戯王シリーズだけでなく、新作も見てみたいと思い、今年は自分にとって初回となるアニメにも、積極的に手を出してみたのだ。
そうして出会った新作の中でも、とりわけ「SPY×FAMILY」と「呪術廻戦」は、大当たりであった。SPY×FAMILYは、面白いという話は聞いていたが、実際にアニメを見て、大いにハマり、今ではアニメだけでなく、WEB漫画版の更新も楽しみとしている。また、呪術廻戦については、以前に漫画版を読んだ際には、それほど惹きつけられると思えなかったが、アニメ版の圧倒的な高クオリティにより、私の中に新たな位置を占める作品となった。
――そして。これら2作品は、この秋冬期に、新シリーズを放送していたということもあり、“今年のアニメ”として、特に印象が強くなるに至った。そのため、来年以降も、長らく付き合いが続く作品となるだろう。やれ、2020年に新しく好きになった「キン肉マン(新シリーズ)」のような作品と、1年で2つも出会えたのだから、とにかく幸運だったと言うしか無い。
来年、本当に期待してるよ? |
というわけで。今年の私は、かなり不安定な心境であったが、ゲーム&アニメ関連については、悪くない1年と出来たように思う。
…やれ、ゲーム関連が微妙だったところを、アニメで補えたというのは、私にとって新鮮であった。dアニメストアは月額プランであり、ごく一部の例外を除き、何を見ても追加料金は発生しない、だから私は、来年も、積極的に初視聴となる作品に手を出してみたいと思う。私にとって、ゲームとアニメは、時間を奪い合う関係には無いので、もっと積極的に、アニメを見ていくべきなのだ。
そして! 来年2月29日には、いよいよ“7リメイク第2弾”こと、「FF7リバース」が発売する。
――ご存じ、FF7リメイクシリーズは、本編ナンバリングに匹敵…どころか、それ以上の気合すら込められた超大作となっており、4年ぶりの新作に、私の期待も頂点である。先日公開された主題歌発表トレイラー(【YouTube】)は、何度も再生し、主題歌部分を携帯電話の音楽プレイヤーに録音して入れるくらいのお気に入りとなった。そこには、「たかがリメイクの」「それも中間作」と言わせないだけの圧倒的迫力が存在する。私が、10代〜20代前半といった時期に、ずっと憧れ続けた“ファイナルファンタジー”が、現代に蘇った。そんな感じの、凄まじい圧である。
そういうわけで。来年のゲーム&アニメでは、まずは「FF7リバース」に期待をしたい。発売まで、残り2ヶ月ちょっとだ。現実は辛くて苦しくて、今日にでも全てから逃げ出したい気分である。でもまあ、7リメイク第2弾は、FFファンとして、しっかり見届けたいと思う。生きよう。
(2023年12月31日)
「ゾンビランドサガ」というアニメを見始めました… |
最後の闘いだ。いよいよ、2023年も大詰めの、12月である。
…さて、今年は、私にとって、大きな心境の変化が起きた1年であった。良い意味で、去年までとは別人になれた。「株式投資」や「料理」など、この1年で新たに始めたことも多く、それらは全て、私の人生を豊かにするに至っている。ようやく私も、ほんの少しだけ“大人”に近づけたのかな、と思う。
――その一方で、精神的には、かなり不安定な状況となっている。それもそのはず、この1年で起こったことの流れを述べると、「ようやく“生きがい”と呼べるものを見つけられ、毎日が楽しくなってきた、その矢先に、いきなり絶望へと叩き落とされた」というものである。なぜ私だけが、こんな思いをしなければならないのか。そして、現在のような状況に陥る前に、もう少し何とかできなかったのか。今となっても、後悔は絶えないものである。正直、自分に起こったことの辛さが限界を超えており、オーバーフローを起こして、逆に記憶から消えてしまいそうな感じだ…。
というわけで。この辺りの仔細な話は、また年末のまとめ記事にでも書くとしよう。私は、まだ生きている。やれ、自分が居なくなれば、もう、周りの人に新たな迷惑を掛けずには済むし、何なら、1枠が空いて別の人が入ってくれば、間違いなく皆が今より幸せになれると思ったこともある。
――ただまあ、消えるのはいつでもできるから、今はまだ、その時では無いかな…とも考えるのである。そんな感じで、何とか頑張って生きています。サイト運営も引き続き全力を尽くしていくので、どうか、どうかよろしくお願いします。
(2023年12月31日)
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