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「道具」を壊したら、壊れた「道具」のせい? / やり込みinFF

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管理人の日記
職場で高齢の客を見るたびに、そんなに長く生きて楽しかったのかなあ、と思う

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2023年6月14日(水)
「道具」を壊したら、壊れた「道具」のせい?


 
辞めるとか死ぬとか殺したいだとか、毎日のように思ってる


 本日も、日本のとある場所で、凄惨な事件が起きてしまった。私も、思うところがあるため、あえて発言をさせていただこうと思う。
 …まず、今回の事態は、かなり特殊な職場で起こったものであるが、
このような事件は日本のどこでも起こりうる。令和の日本の職場では、“鉄拳制裁”といった習慣は、さすがに無くなった。だが、代わりに、言葉の暴力でぶん殴る悪習が、今なお常識的なものとなっている。結局のところ、「何を言っても許される立場にあるクソ上司が、部下の性格・自主性・思想を全否定して、自らの思考を押し付ける」という構図は、全く変わっていないのだ。
 ――やれ、今回の事件が起こった職場は、支持率がどうこうだとかいう話が政権与党なみに話題となり、愛と正義の集団であると評価をされているようだが、とんでもないクソ職場だ。もちろん、それは日本のどこでも同じで、
あらゆる職場はクソである。

 さて。例えば、犬にイタズラをして噛まれた人が居れば、それは「イタズラをしたその人が悪い」となると思う。同じく、職場で道具を壊した人が出てきたら、まず間違いなく、「機材を粗末に扱った人に責任がある」となるだろう。
だが、対象が人間の時のみ、「壊れた相手のせい」となるのだ。これは、まったくもって、おかしな話である。騙すほうが悪いに決まっている…。
 ――まあ、正直なことを言うと、あの職場については、私は嫌いではなく、
むしろ好きだった。在籍中は、終生の仕事となるであろうことに、何の疑いも持っていなかったし、体力的なキツさについては、何の問題も無かった。座学で教えてもらえる内容については、まるで空き時間にWikipediaで関連知識を調べているかのようで、ワクワクするものであった。そして同期については、様々な奴が居たが、私の履歴書を無視して、良くも悪くも、同格の仲間として扱ってくれていた。そして、最終的には、喧嘩別れから退職をすることになったが、それから長い今となってなお、旧職での習慣が、生活面において、多数の影響を私に与えている。職務内容が嫌いではなかった。嫌だったのは、人間だ。どこまで行っても、人間の敵は人間なのだ。

 さて。私は、たぶん今の職場では、上司からは「経歴の割に仕事の出来ない雑魚」、そして部下からは「うだつの上がらないヘタレ」と思われているだろう。その評価は、恐らく正しい。だが、私だって何も感じていないわけではなく、
必死に我慢をしているのだ。辞めたいだとか、自殺したいだとか、嫌いな上司を殺してやりたいだとか、そういう思いは、毎日のようにいだいている。この、内向き、または外向きの暴力的な感情が、いつ実生活で顕在化するか、分からない。自分のことながら、恐れているというものだ。
 …というわけで。今回の事件について、私は、
犯罪者のほうに共感するという、危険な思想を覚えている。それはつまり、自分の中にも、そういう暴力性が存在する証拠だ。私は、自分のことを、“ちょっと変な人間”だと思っていたが、それは間違いで、ちょっとではなく、だいぶ変な人間なのかもしれない。
 ――とにかく。私は、できるだけ早く、このクソ会社…いや、
クソ社会から、引退をしなければならないと思った。もう、私が「出世」だとか、「結婚して家庭を作る」だとか、「仕事に生きがいを感じる」だとか、そういう“普通”のルートに戻るということは、絶対に有り得ない。さっさと引退しなければ、いつ自分が犯罪者になるか分からない。なんで、こんなことになったのか、私にも分からん。ま、とりあえず、早く仕事辞めよっと。

(2023年6月14日)

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