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「FF16 体験版」感想…完全アクションになったFF / やり込みinFF

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管理人の日記
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2023年6月12日(月)
「FF16 体験版」感想…完全アクションになったFF


 
これが今回のヒロインちゃんですか


 本日17時に配信開始された
「ファイナルファンタジー16 体験版」をクリアーしました。FFが、完全アクションになってしまった。
 ――まず、FF16は、この6月22日に発売される、
FF13以来、久々のFFシリーズでのオフラインナンバリング続編である。その宣伝活動は、発売に向けて徐々に活発となってきている。そして、体験版も予告されていたが、それがいよいよ、発売まで残り10日となった本日に、配信開始されたのだ。そういうわけで、本日は、私も急ぎ職場から戻り、本編開幕の約2時間+召喚アクション体験の1時間弱を、ぶっ通しでプレイしてしまった。

 その感想としては、主に次の2つである。
「ムービーがめちゃくちゃ長い」ことと、「FFが完全アクションになってしまった」ということである。
 …まず、ムービーについては、恐らくだが、
歴代でもぶっちぎりで長い。まあ、プロローグということもあるだろうが、FF13の1章・2章のように、多少の戦闘を交えながらムービーが繰り返される…という形式ですら無く、マジでずっとムービーだけである。
 ――でも、内容さえ面白ければ、ムービーゲーも大歓迎…と言いたいところだが、特に最初の20分ほどは、言語の通じない異世界に、いきなり置いてけぼりにされた感じであった。私ですらそう感じるのだから、FFファンでない人にとっては、悪い意味で相当なインパクトだろう。
大丈夫かこのゲーム!?

 しかし、そこから先の過去編になってからは、主人公:クライヴと、その弟:ジョシュアが置かれた奇妙な境遇が明らかになり、少しずつ感情移入ができるようになっていく。そして、体験版の最後は、猛烈に引き込まれるような展開にてフィニッシュとなった。
いや、あれは続きを知りたくなるでしょ…。
 ――総合して。恐らく、序章部分:約2時間のうち、恐らく1時間程度、体感的には
2/3以上がムービーであったが、とりあえずストーリー部分については、「ロクに出番の無いヒロインがキラキラ空間で勝手に死んでいく」だとか「エンディングがタイタニックの超劣化パクリ」みたいな酷い状況にはならなさそうな感じであった。製品版で、主人公兄弟がどう掘り下げられ、そして主要キャラクターである「ドミナント」たちの信頼・友情・恋愛・対立関係がいかに変化していくか、そして物語がどのような結末を迎えるかというのが、とても楽しみである。

ブレイク、バーストに引き続き、今回は「テイクダウン」がある


 また、
「FFが完全アクションになってしまった」という点についても述べてみよう。
 …やれ、これまでのFFは、12・13・7リメイク第1弾と、「アクションゲーっぽい見た目だが、実際には、独自性のあるコマンドバトル」という形式を引き継いできた。しかしながら、FF16は、もはやそのような雰囲気は全く感じさせず、
完全なるアクションゲームと成り果てている。

 さて、私は、RPGは得意であるが、
アクションは人並みである。そして、FFシリーズには、ただ遊んで楽しいというだけでなく、人生レベルのやり込みゲーとしての期待を寄せている。よって、私個人の思いを述べると、FF16にも、コマンドバトルの系譜を受け継いでほしかった。
 ――ただ、その枠は、今のところ7リメイクシリーズが継いでいるため、
だからこそ、本編ナンバリングは冒険すべきであるとも思う。それに、コマンドRPGのプレイ層に合わないということは、逆にアクション勢に推せるという意味でもある。FFシリーズは、様々なファン層が存在する作品であるが、このFF16で、アクションゲーム勢を新たに引き込むことができれば、シリーズの未来にも繋がり、嬉しい限りというものだ。

 そして。もちろん、アクションと言っても、どこぞの
「攻撃ボタンを長押ししていると、糸の切れた操り人形みたいな動きで、フラフラと攻撃する」みたいな情けない感じではなく、操作していて気持ち良い、しっかりとしたアクションゲームとなっている。
 ――さらに、FF16では、回避可能な攻撃を喰らう直前に、少しだけ時間が止まるモードなど、
アクションゲームが苦手な層への配慮も為されている。召喚獣体験版の部分では、このモードが大活躍してくれたので、初回プレイではこれをONにして、私UMEEEEEEEEE!!!! をやってみようと思った。

FFを超えるのはFFだけ


 というわけで。私の、FF16体験版の感想は、
かなり複雑である。あの伝説の「メタルギアソリッド4」を彷彿とさせるようなムービーの多さは、さすがの私も、うーん…という感じだし、完全アクションに変わってしまったという点には、なかなかの不安感が存在する。
 …ただ、ストーリー・バトルの両方とも、
少なくとも、つれぇ感じにはならなそうなことは明白である。そして、私の人生にとって、掛け替えのない作品となったFF12&FF13も、初対面の印象は最悪であった。あれから10年以上が経ったが、FF16でも、またそういう体験ができるかもしれない。
 ――というわけで、
私はFF16を、発売日に買うことに決めた。これまでのFFと違うところも多いが、だからこそ、期待ができる。従来型FFは、来年早期に発売する7リメイク第2弾が、間違いなく継いでくれているだろう。FF16には、とことんまで冒険する作品になってほしい。さあ、13年半ぶりのFFシリーズ本編が登場するまで、あと10日だ!!

(2023年6月12日)

登録タグ/ ゲーム一般 FFシリーズ
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