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管理人の日記
クリスマスだから、鶏肉とケーキで、ちょっとだけ豪華な夕食を用意したりしてみたぞ
ただの目玉焼きだけど、フライパンで調理するだけで、凄く美味しい! |
この2023年に、新たに始めた趣味として、「料理」がある。
…まずは、ここしばらくで定着した“新レシピ”を、一つ紹介しよう。
とまあ、こんな感じである。「これ料理か?」という単純さであり、包丁すら使わないことから、ただ温めているだけという見方もできるだろう。
…ただ、フライパンを使った場合の満足感は、本当に凄い。電子レンジでも、同じように卵とウインナーを温めることは可能だが、フライパン調理だと、食材に命が吹き込まれたかのようなジューシーさを感じられる。どうせ同じ食材なら、美味しく食べてやりたいものなのだ。
――ちなみに、材料費としては、卵が1個25円、ウインナーは業◯スーパーの超安品を使っているので1本10円程度ということで、計45円である。そこに米を入れても80円程度、タバスコやその他コストを入れても、100円は超えないだろう。やれ、同じような価格帯の朝食候補として、格安のカップ麺、惣菜パン&菓子パン、スナック菓子なども存在するだろうが、満足度は雲泥の差である。
というわけで。「目玉焼き丼」は、私にとって「納豆ご飯」と同格の存在になり、またたく間に毎日の食事に定着してしまった。
…やれ、ご存じの通り、納豆は賞味期限が短めであり、セール時のみに買い物をする私のような人間では、必ずしも毎日食べられるとは限らない。そういうときこそ、目玉焼き丼の出番である。ご存じの通り、卵は賞味期限が2週間程度とそんなには長くないのだが、これは生食を前提とした場合であり、熱するのならば、もう少し長く、安全に食べられるということが知られている。そして、ウインナーは、冷凍前提のものではないものの、冷凍すれば長持ちし、風味も大きく落ちるわけではないようだ。よって、目玉焼き丼は、材料の保存に優れていると言える。私にとっては、不足しがちな肉(※「野菜」の誤りではありません)を、安定的に補給できる手段でもあるな。
――さらに。目玉焼き丼は、満足感が凄いため、夕食としても使用可能である。これは、納豆ご飯と比べた場合の明確なメリットであり、卵とウインナーの本数を増やしてのボリューム調整も容易だ。そこに、レタスのサラダに、インスタントカフェオレでも加えれば、立派な夕食の完成である。合計の材料費は、恐らく150円くらいであろう。フライパンで卵とウインナーを炒めるだけで、これだけの満足感を得られるのだから、まったくもって嬉しすぎる。
お豆腐は、混ぜている間に粉々になりやすいのが難点なんだよな〜… |
続いて、寒い日々を乗り切るために使っているレシピを、紹介してみたいと思う。
というわけで。次は、日本人の心である「味噌汁」が登場だ。私は、みそベース・中華ベース・つゆベースの3種類を、その時の気分で使い分けているが、どれも名前は「味噌汁」という扱いにしている。
…さて、ここで注目してほしいのは、作り方うんぬんではなく、「3食分」という量である。私は、夕食時に、これらの味噌汁を調理するため、まずは「夕食」として、1食分を味わう。そして、もう1食は、「次の日の朝ごはん」向けだ。私が使っているのは、1つクチのコンロであるため、味噌汁→目玉焼きと調理していると、2倍の時間が掛かってしまう。よって、前夜のうちに、次の日の朝ごはんを仕込んでおくのである。
――では、「夕食」でも「次の日の朝ごはん」でもない、もう1食の味噌汁の使い道は…もちろん、「酒のつまみ」である。最近の私は、日がな一日、おなかを空かせており、昼ごはんも夕ご飯も前倒しをすることが多い。そして、17時ごろに夕ご飯を食べてしまうと、だいたい21時くらいに、また空腹が訪れてしまう。そんなときに、用意しておいた味噌汁をすするのだ。とりわけ、酒のつまみとしての性能は抜群であり、低価格・高塩分・低カロリーと、常用する肴が持つべき性能を全て具備している。もう、今となっては、200円近いスナック菓子だとか、400円くらいするくせに文字通り“つま”むくらいの量しか無いコンビニおつまみなどは、買えない体になってしまったというものなのだ。
なんでここにおんねん |
とまあ、こんな感じで。2023年の私は、どっぷりと「料理」にハマりこんでしまった。
…やれ、そもそも私は、前職を辞めて、次の就職準備のため専門学校に通っていた際に、自身のみっともなさから少しでも目を逸らすために、実家の調理を手伝っていた。そのため、元々、“料理ができない人間”というわけでは無かったのだ。
――ただ、2022年4月に現職へと就いてからしばらくは、「フライパン1個の調理」というレベルに留めており、手間の掛かる料理はほとんど行わなかった。何なら、仕事日の朝食として、カップ麺・菓子パン&惣菜パンなどといった、時短食品を使っていたこともあるくらいだ(【日記:2022/4/15】)。
だが、そこから転じて、この2023年には、一気に料理をするようになったのである。
…さて、確か、始まりは、カップ麺に様々なトッピングをしていく中で、お湯を注ぐだけの行為に限界を感じ、「麺類を美味しく調理したい!」と思って、新しい鍋を買ったことが発端だった。そこから、そうめんを茹でやすくする方法を考えたり、料理が好きだと言っていた人と同じ気持ちになってみたいと思ったり、作り置きをすることで手間を削減したいと考えたりと、様々な紆余曲折があった。だが、最終的に料理が定着したのは、「お金が無くとも、毎日にひと手間を加えて、楽しく生きていきたい」という考え方と、方向性が合致したからであると思う。今だから分かる。自炊は、絶対に安い。今や、半額シールの付いた惣菜ですら、買おうかどうか考えるくらいに、金銭感覚が極まってしまったものだ。
――ちなみに、料理のデメリットとしては、作るための手間が掛かる…というのは、実はあまり気にならないのだが、洗い物が増えるという難点は無視できない。鍋やフライパンといった調理器具はもちろん、剥いた野菜の皮など、とにかく流し台がパンパンとなってしまう。私は通常、仕事のある平日は、2日に1回の洗い物というルーチンを作っているが、料理をした日は、必ず洗い物をしなければならない。ただまあ、皿洗いの手間で、「食事が美味しくなる」「材料費を節約できる」のならば、必要経費と言うしかない。あれだ、私の職場は副業禁止だから、皿洗いという副業で、お金を作っているのだ…。
そういうわけで。「料理」は、今年、新しく始めた趣味にして、来年以降の私にとっても、大きな柱の一つになっていくと思われる。
…さて、最近の私は、体重減少の傾向が止まらない。この2023年は、“主菜”が肉→野菜へとパラダイムシフトをした1年でもあった(【日記:2023/2/3】)。前の2022年には、「体重が増加傾向にある」と書いたこともあったのだが(【日記:2022/11/8】)、今年に入ってからは、徐々に低下しており、特に冬に入ってからは、体温を維持するためにカロリーを消費するのか、減少傾向が顕著となった。
――というわけで、現在の体重は65kgと、ここ最近では最低の値を記録しつつある。この2023年頭から比べても、4kg減っているし、私は身長が180cmで、軽く筋トレも嗜んでいるくらいだ。身長180cmに対するBMI=22の適正体重は71.3kgであり、そこから1割近く少ないというのは、ちょっと笑えない状況になってきているというのは分かる。やれ、世の中の人のほとんどが、「太る」ということを問題とし、ダイエットなんて概念を唱えているというのは、まったくもって信じられないものなのである。おかしいな、私だって、ちゃんと食べているつもりなのだが…。
というわけで、「料理」という趣味は、2024年とその先も、私の生活を支えてくれるものとなるであろう。
…やれ、世の中には、「男の心を掴むには、胃袋から」という言葉があるそうだ。なるほど確かに、これは事実であると感じる。だって私は、自分自身の胃袋を、ガッチリ掴んでしまったのだから。料理は、自由だ。これからも、食べる人のことを考えて、しっかり作っていこうと思う。
(2023年12月24日)
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