. . |
◇トップページ > 管理人の日記 > 2023年9月17日の記事
管理人の日記
なんかだんだん、お金を運用することが楽しくなってきた
うさんくせえ〜(2回目) |
私は、投資のための証券会社(※企業から株を買うための仲介をしてくれる会社)として、楽天証券と契約をしている。その理由は、いろいろあるが、決定的なものとして、ポイントをそのまま積立投資に使えることがあった。
…やれ、皆さまご存じの通り、現在では、様々な会社が、そのサービス独自のポイントを付与しており、1ポイント=1円相当で使えることが多い。しかしながら、こちらも承知の通り、完全に現金と同じとは行かない。それらは、基本的に取り回しが悪いため、余らせたまま放置したり、有効期限が切れてゼロになってしまったりすることも、少なくないというものだ。
――具体例を挙げると、私は、イ◯ン系列店で買い物をするためのWAONポイントなんかは、日常的に使用をしているため、完全に現金と等価であると思っている。しかし、例えば、私はAmazonでは頻繁な買い物をしていないため、Amazonポイントなどは余らせることが多い。具体的に、私のAmazonポイントは1128だけ存在するが、これを完全に現金と同じだと捉えるのは、私の生活体系だと、なかなかちょっと難しそうだ。その他、ソニーも任天堂も、DL版ゲームソフトの購入に対し、特別なポイントサービスを用意しているが、それらも還元方式や有効期限の問題で、取り回しが悪い。近年では、あまり新作を気軽には買わなくなった私は、それらのゲーム系ポイントも腐らせやすくなっている。
それが、楽天証券を使えば、楽天ポイントを積立投資にそのまま使用可能なため、全く無駄なくポイントを消費できる。来年1月からは、毎月10万円の金融商品を購入していくが、それによって発生する多くのポイント(500ポイント/月?)を、まるで腐らせる心配が無くなるのだ。
と、そんな感じに思っていたのだが、更に加えて、私は、楽天には「楽天ポイント運用」という面白いサービスが存在することに気付いたのだ。非常にややこしいが、ポイントを現金扱いとして金融商品を購入する「楽天ポイント投資」とは別枠である。
…さて、この「ポイント運用」、楽天ポイントを使って、擬似的な投資を行えるサービスである。しかし、単なるミニゲームというわけではなく、実際に「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」という全世界株と連動しており、楽天ポイントが増減する。増えた楽天ポイントは、ややタイムラグがあるものの、1ポイント単位、または全額を引き出すことができる。手数料は発生しない。
――というわけで。これも、完全にやり得のサービスである。投資勢の先駆者兄貴たちは既に承知の通り、世界全体の経済というのは今後も成長し続けると見込まれており、それに平均して投資できる「全世界株」は、中長期的に、必ず勝てる株であると考えられている。よって、この「ポイント運用」も、長い目で見れば、必ず得をできるのだ。いや、そりゃまあ、さすがに宇宙人の侵略とかで人類文明が崩壊したらアウトなのだけれど、どうせそんな時は、いま持っている円の価値も消え失せてしまうだろうし…。
そういうわけで。私の経過を述べると、この「ポイント運用」に、私はよく分からないまま、お試しで100ポイントを投じていた。そしてそれを、少し前に見てみると、101ポイントに増えていることに気が付いた。そして、その性質を色々と調べていくうちに、「これは行ける!」と確信をしたのだ。
…そのため、まずは、入会特典か何かで獲得していた2000の通常ポイントを、全てポイント運用に投じてみた。そして、「全世界株に連動し」「手数料がゼロで」「楽天ポイントは現金と等価」という意味で、この「ポイント運用」はつみたてNISA並みのやったもん勝ちである。そのため、私は、現金を楽天ポイントに直で変換する方式を探してみたが、残念ながら、それは存在しないようだ。
――だが、今から得られた楽天ポイントは、積極的に「ポイント運用」に投じていこうと決めた。このような優れたサービスに使用できるという意味で、楽天ポイントには、「1ポイント=1円」以上の価値がある。楽天ポイントは、基本的に、楽天カード等で買い物をするごとに、100円で1ポイントが付与されるようだ。これを貯め、ただ現金扱いとして使うのではなく、「ポイント運用」に投じていくようにしたい。
ちなみに、楽天ポイントには、期限の無い「通常ポイント」に加えて、「期間限定ポイント」というものが存在する。期間限定ポイントは、各種キャンペーンなどで配布されるが、用途が限定されており、例えばポイント運用にも使用ができない。そして、その名の通り有効期限も存在するため、どう使うべきか、私は困り果てていた。が、先日、普段使っているスーパーで、この期間限定ポイントを使用できるということが判明し、私は大喜びをしていた。
…しかし、その際に、期間限定ポイントの枠を超え、通常ポイントまで使ってしまったのは、大損であった。通常ポイントは、「ポイント運用」に投じることで、1ポイント=1円以上の価値が存在するのだから、それを1円として使ってしまっては損なのだ。まあ、私が楽天と付き合い始めて、まだ1ヶ月も経っていないのだから、こういう問題点は早期に洗い出して、同じ失敗を繰り返さないようにする必要がある。
いやいや、必要なら現金でも即買うべきだし、不要ならばポイントだろうと購入するべきでない |
ところで。世間では、「ポイ活」なる用語が存在するようだ。言葉のイメージからすると、要らないものをポイポイ捨てて、コンパクトな生活を目指す活動かな?
などと思ってしまうが、どうもこれは、「ポイント収集活動」の略、ということらしい。
…しかしながら、楽天公式が配信している【ポイ活漫画特集】なる虚無コンテンツを見てみると、どうも彼らは、「ポイントが溜まったから、ふだん買わないような物を買っちゃおう!」という使い方を推奨しているようだ。しかし、これについては、私は反対である。1ポイント=1円で等価なのだから、必要な物ならば現金でも即座に買うべきだし、不要ならポイントであったとしても消費すべきではない。厚切りもそう言っている…(【日記:2023/9/10】)。
――やれ、ポイ活漫画の中では、「マクドナルド」や「ミスド」という言葉がやたらと目立つ。もちろん、普段から、マクドナルドやミスタードーナツで食事をする習慣があり、いつものペースでそれらの店に行くのならば、そこにポイントを投じることで、お得な購入ができるだろう。しかし、ポイントが溜まったからといって、無闇やたらと使ってしまうのであれば、それは単なる無駄遣いである。
やれ、どうも世の中には、せっかくのポイントを、こういう方向性で浪費してしまう人が居るようだ。まあ、ポイントを付与する側としては、“もっとお金を使ってほしい”と思っていることは間違いないだろうから、こういう雰囲気が存在することは、彼らの計画通りということなのかもしれない…。
というか、更に言うと、私の場合は、「楽天ポイント運用」に投じることで、1ポイントを1円以上の価値に転じることができる。よって、他のあらゆる手段に使ってしまうことは、損となるのだ。厳密には、ほぼ同等の利益を得られる「つみたてNISA」に投じる現金が口座内に無いときのみ、楽天通常ポイントを1円以上の価値として消費することができる。例外はそれだけである。もちろん、再就職1年半で3桁万円を余らせている私にとって、そういう状況は、そう簡単には訪れないであろう。
――そんなわけで。私の楽天ポイントにおける“ポイ活”は、「@通常ポイントは、できるだけ浪費せず、最低単位の100ポイントが貯まるごとに、『楽天ポイント運用』へと投じていく」「A期間限定ポイントは、普段から使っている、近所のスーパーで消費する」「B期間限定ポイントを有効期限内に使う際には、できるだけ通常ポイントにハミ出ないように気を付ける」という、少し変わった感じになった。でもまあ、人間の感情を排除すれば、これが最も合理的であるはずだ。私にもきっと、いつか本当にお金が必要な時が来る。それまでは、貯めて溜めてためまくる!!
(2023年9月17日)
2023年9月17日の記事を表示しています。