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「地球防衛軍6」DLC1,2クリアー!! これ神ゲーでは / やり込みinFF

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2023年7月22日(土)
「地球防衛軍6」DLC1,2クリアー!! これ神ゲーでは


 
愛してるぞ!(定型文)


 先月29日に配信された
「地球防衛軍6」のDLC第2弾を、INFERNO難易度でクリアーしました。番号順・オフライン・レンジャーで、個人的志向から乗り物は無しで挑みました。もの凄いやり応えでした。もしかしてではなく、これって神ゲーなのでは…。
 ――まず、「地球防衛軍」は、PS2時代のSIMPLE2000シリーズを出自とする作品であり、巨大な蟻やUFOと戦っていくアクションシューティングである。左スティックでキャラクターを、右スティックで銃口を動かすタイプのSTGであり、ジャンルとしては“TPS”に属するようだ。
バカゲー感あふれる作風ながらも、低難易度での爽快感と、高難易度モードのやり応えが評価され、今の今まで、熱烈な愛好家が存在するタイトルである。

 さて、私と、今作「地球防衛軍6」の付き合いはと言うと、前々から地球防衛軍シリーズを好きだったため、『6』も、発売前から楽しみにしていたタイトルであった。そして、去年の段階では入手困難であったPS5も、夏の初めに購入できていた
【日記:2022/7/9】。よって、準備万端で、地球防衛軍6に挑んでいくことができたのだ。何気に、シリーズで初めて、発売日からプレイしていった作品である。
 …すると、どうか。『6』は、シリーズの今までの魅力はそのままに、
唐突にストーリー性が超絶強化を為され、歴代最多となるミッションで、大作RPG並の物語が展開された。そういう変更点は先に言ってくれ、ビックリするだろ! そうして、様々な戦いを乗り越えた先に訪れた完全決着には、名作映画を視聴し終えたあとのような、爽やかな感動を得ることができた。
 ――さらに、アクション部分についても、歴代の作風を正統進化させたものとなっている。初周HARDの時点では、私の使っている「レンジャー」は、これまでと比べて大きな強化が為されており、比較的ラクにゲームを進めることができた
【日記:2022/9/2】。しかし、それを踏まえたうえで、その後、HARDEST【日記:2022/9/11】、INFERNO【日記:2022/9/25】と難易度を上げていくにつれ、いつものような絶望感を味わうことができた。さすが、ここまで20年、高難易度でも評価されてきた作品というだけあって、その調整は絶妙なものである。

 というわけで。これらの流れで、私は「地球防衛軍6」を、発売1ヶ月で、なんと
170時間もプレイしてしまったのだ。
 …やれ、わざわざ比べるまでもなく、
発売直後のゲームにこれほどまでに熱中するのは、空前絶後である。しかも、この数値が、人並みに働きながら達成できたというのも大きい。私は、働くことで自分らしさを失ってしまったと思っていたが、今でも、これほどまでにゲームへと、のめり込めるのだ。
 ――そういうわけで、
謎の自尊心を得た私は、そのまま、地球防衛軍では初となる、オンラインプレイにも手を伸ばしていった。そちらについても、オフラインとは異なる楽しみ方ができ、なかなか手応えのあるモードである。そんな感じで、オンラインをちょくちょく遊びながら、配信予定とされていた“DLCの追加ミッション”についても、私は大きな楽しみとしていたのである。

いやコレ、外周作戦以外では無理でしょ…


 というわけで。ここからは、DLCの話である。「地球防衛軍6」では、まずは3月23日に、DLC第1弾:
「Lost Days」が配信された。内容は、18種類の追加ミッションと、INFERNOでプレイした場合の追加武器である。また、今回は、本編の前日談という形で、DLC専用のミニシナリオも用意されている。やはり、前作『5』のDLCにて、無線音声が(使いまわしの汎用のもの以外は)無かったことが、よほど不満点として挙げられていたようだ…。
 ――さて、この18ミッションでは、主に青いカラーリングの昆虫モンスターたちが追加され、本編シナリオを超える難易度で、私を苦しめてくれた。とりわけ、最後2つとなるDLC1-M17とM18は、
ちょっとおかしな難しさであり、配信直後に番号順にプレイしていったときは、ついにはこの2つをクリアできなかった。私が、DLC1の感想についての単独記事を書かなかったのは、これら2つを突破できず、タイミングを逃してしまっていたからである。
 ちなみに、その後であるが、DLC2攻略において、大幅にアーマーを増やす過程で、これら2ミッションにも、DLC1相当の装備のみを使って、リベンジを成功させた。アーマー値は、
約30000である。M17は、最終ウェーブにて、計87体出現するという青蜘蛛に正面から挑んでみたところ、あっという間に綿あめにされたため、諦めて外周作戦を解禁していった。やり方は、ダッシュ速度を強化する「アンダーアシストE3」と、火炎放射を行う自動砲座の「FZ-GUN LE」を組み合わせ、火炎放射器の攻撃&クールタイムの中、ただひたすらマップ端のビル街を逃げ回るというものである。なんというか、まあ、クソ戦法であり、ここまで自粛していたのも納得というものであるが、DLC1-M17のミッションの最後発狂はそれくらい異常であり、私はこれでしかクリアができなかった。あ、M18のほうは、アーマー30000なら普通にゴリ押しできました。

 そして。この6月29日に配信された、DLC第2弾:
「Visions of Malice」では、40種類の新ミッションと武器が追加された。こちらは、防衛軍が所有するAI:「マリス」が、兵士を鍛えるため、バーチャル世界での訓練を用意するが、その中で異様な生存力を誇るプレイヤーに対し、少しずつマリスの様子がおかしくなっていく…という感じで、やはりミニシナリオが用意されている。
 …さて、こちらに関しては、DLC1を遥かに超える、
大分おかしな超難関が用意されており、初日からINFERNOで番号順にプレイをしていった私は、なんと開幕も開幕の、M2で詰まってしまった。その後も、M7の蜂、M18の蟻地獄@、M25の鎧クルール&クラーケン集団、M29の脚長ディロイ&大型アンドロイド&ハイグレードネイカー、M32の蟻地獄A、M38の魔軍などに、幾度と無く苦戦をさせられ、大幅なアーマー稼ぎを余儀なくされた。そして、これも地球防衛軍シリーズの伝統ということなのか、ラスト2つがぶっ飛んでおり、そう簡単にはクリアさせてくれなさそうな感じであった。
 ――だが、最終的には、アーマー50000にて、それら最後2つもクリアーに成功した。とりあえず私は、切りの良い「50000」という数字を目指しており、そこから10万だとか20万だとかまで増やす気は無かったので、その制約を守ったままクリアできたのは良かったと思う。ちなみに、前作『5』のDLCはアーマー9999でコンプリートでき
【日記:2020/10/25】、『4』についても、最難関の「震える魔窟」のみ19999・その他は9999で突破できた【地球防衛軍4 INFERNOプレイ日誌】。よって、今作『6』のDLCは、それらと比べても、頭のイカれた難易度であったということが分かる。

本当に冗談なんですかね…?


 では、ここからは、DLC1,2で、印象に残った追加武器たちを紹介していくことにしよう。


ZEブラスター(DLC2)
 まずは、誰もが認める、
レンジャーDLCの超兵器である。
 「ZEブラスター」は、4つの砲台を設置し、そこからレーザー光線を自動で敵に向けて照射する。このレーザーは、
単発がINFERNO武器の「EXAブレイザー」と同等であるうえ、貫通をしてくれ、砲座の回転速度も非常に早いため、移動する敵への対応力が高く、射程も約400mと長い。稼働時間も長く、あるウェーブで置いても、その次の段階くらいまで射撃を続けてくれることくらいはザラとなっている。
 やれ、デメリットとして、クールタイムが88.2秒と、他の自動砲座よりも2倍の長さを持つ。ただ、
この性能なら納得と言うしかない。大量の敵に囲まれて目潰しをされるような状況でさえ、この砲台を展開できれば、即座に状況を改善できていた。DLC2の終盤攻略においては、この砲台の使用タイミングが、ゲーム攻略の大きなポイントとなっていた。まあ、他のバックパック装備の活躍をことごとく奪ってしまったのは、少なくない罪ではあるのかな…。


プラネット・ブレイザー(DLC2)
 続いては、『5』のDLCでも登場した「ブレイザー」の出番である。
 まず、“ブレイザー”種については、前作『5』のDLCでプレイヤーの使える武器として初登場をし、その後の『6』においては、「ブレイザー」「オメガブレイザー」「EXAブレイザー」の3種が、晴れて本編で使用可能となった。そして、『6』DLC2の「プラネット・ブレイザー」は、『5』DLCで壊れ兵器であったブレイザーが、
そのまま『6』の環境に殴り込みを掛けたという感じである。
 さて、その威力は、INFERNO終盤で頼りとなった「EXAブレイザー」
2.4倍であり、射程も679.5mと長く、凄まじい火力を発揮できる。一方で、『5』と比べても、更に敵味方でインフレが進んだ環境となっては、これ一本槍で安心できる状態ではなく、他武器との組み合わせが重要となる。これだけの高火力を誇る武器ですら、単騎では戦況を改善できないという点に、ゲーム攻略の複雑さを感じさせるというものだ。


バスターショット(DLC1)
 次は、“本編の少し上”という程度のDLC1ながら、DLC2のラストまで活躍できる「バスターショット」が登場だ。
 この武器は、ショットガンという分類であり、爆発する小さな光弾を大量に相手へと貼り付けて、特大のダメージを与える。
近距離での殲滅力においては、ブレイザーすら凌駕するものであり、『5』に引き続き、様々な難関ミッションで、サイドアームとして活躍をしてくれた。
 ちなみに、同じような使い方ができる武器として、DLC2では「バースト・ブレイザー」という光学兵器が新規登場している。こちらも、ショットガンタイプのレーザー銃であり、中距離までの範囲で、強力な打撃を一点集中することができる。ただ、
射撃とリロードのデューティーサイクルが最悪に近く、あっという間に長い再装填へと入ってしまって、その恵まれた火力を発揮しづらい。そのため、実戦では、バスターショットのほうを採用していく場合が多かった。やれ、「地球防衛軍7」では、ブレイザーに引き続き、このバスターショットが本編デビューを果たすかな…?


プラネット・スナイパーカノン(DLC1) / プラネット・スーパーカノン(DLC2)
 最後は、今作DLCで初登場した、「プラネット・スナイパーカノン」系統である。
 この狙撃銃は、他の武器とは異なり、射撃前後に静止姿勢を取らなければならない。しかも、狙撃銃のくせに、スコープが存在せず、正確な狙いを付けることまで難しい。ただ、それだけに、
1発の威力は絶句級であり、“スナイパーカノン”は約45000、そして“スーパーカノン”のほうは約60000ダメージもの弾丸を叩き込める。しかも、全距離貫通の能力を持つため、射線上に雑魚が居ても関係ないし、何なら地面を進撃してくる敵の一掃にも使えたりする。
 というわけで、この武器にはデメリットもあるが、それだけに大きなメリットが存在する。そのため、実戦では、紆余曲折の検討を経たあと、採用されていくというパターンが多かった。例えば、度を超えた難関であるDLC2-M39では、ディロイを一撃必殺するために、そしてDLC2-M40では、スピネルと砲台に遠距離から打撃を与える手段として、それぞれ投入していった。やはり、
メリットとデメリットがハッキリしている物は、役に立ちやすいのである。



これで終わりというのは寂しいので、まだまだDLCを出してほしい


 というわけで。「地球防衛軍6」のDLC1,2を、私は大いに楽しむことができた。
 …なお、プレイ時間については、DLC2での莫大な量のアーマー放置稼ぎ
(100時間強?)を含むため、ちょっと解釈が難しいのであるが、恐らく、DLC1,2で、100時間近くには達しているだろう。これらDLCについては、有料の追加コンテンツ(それぞれ税込1650円)ということであるが、十分すぎるくらいに、その元は取れた。こういうDLCならば、大歓迎である。ところが、公式からは、これが“最後の挑戦状”だと明言されており、「地球防衛軍6」という作品については、ひとまず、これで終わりということになるようだ。
 ――が、
それはちょっと悲しいというものだ。私にとって、「地球防衛軍」シリーズは、あの“モンスターハンター”と同格と言えるような、オンライン&オンラインの両方で楽しめる、定番アクションゲームとなった。その次の展開が、恐らくはPS5がPS6へと変わるくらいの4〜5年後となるというのは、勿体ないではないか。むしろ、他のオンラインゲームみたいに、シーズン制にして、これからも半年くらいのペースで、今回程度のDLCを追加してくれても良いのではないだろうか。もし、そのための追加料金が必要となるのであれば、私は喜んで払おうと思う。

 ちなみに。地球防衛軍シリーズについては、最新作のPS4/5『地球防衛軍6』の他、様々な作品が、主にPSハードで展開中である。シリーズに通底して、
DL版セールでの値引き率が渋いのだが、例えば『3P(Vita)』『4((PS3)』『4.1(PS4)』については、過去にPSplusのフリープレイにて登場している。また、『5(PS4)』については、PSplusエクストラのレンタルタイトルに挙がっているため、それを使えば、安価でプレイが可能である。ナンバリング上の前作であるが、本質的なゲーム面での魅力は、全く変わらない。『6』とはストーリーが直接的に繋がっているため、その意味でもお勧めである。
 …その他、ニンテンドースイッチでは、『2』『3P』『4.1』の移植版が登場しており、PCでも今のところ、『4.1』『5』を遊べるということだ。それらのハードにも、それぞれの利便性が存在する。移植度やパフォーマンスの問題などもあるかもしれないが、
地球防衛軍は地球防衛軍だ。どのような環境であれ、入隊してくれる人が増えるのは、嬉しいというものである。
 ――そんなわけで。私は、今回の「地球防衛軍6」に、
ちょっと変と言えるくらいに、ドップリとハマりこんでしまった。だから、機会があれば、是非とも皆さまにも、地球防衛軍シリーズをプレイしていただきたいと思っている。EDFへ――――とうこそ!

(2023年7月22日)

登録タグ/ ゲーム一般
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