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管理人の日記
もう脱ぐ服がねぇ!!
ゼッタイ暑さなんかに負けたりしない!! → 暑さには勝てなかったよ… |
「冷房をつけずに頑張っている」という記事を書いたのが、ちょうど今から1週間前のことだ(【日記:2023/7/10】)。が、私の環境では、この3連休の暑さがちょっと尋常でない状況となっており、ついには冷房を解禁せざるを得なくなった。私は、暑さに負けたである。
さて。きっかけは、この“海の日”を含んだ3連休の、常軌を逸した暑さである。午前中から、ガンガンと気温が上がり、部屋の温度計は、35℃という異様な数値を指していた。だが、これに対して私は、「温度計が壊れているだけ。何の問題も無し」と、いつものように無視をする予定であった。
…が、その日は、どこか体の様子が変であった。まず、風邪っぴきのような様子で、常に意識が朦朧としている。また、生活の中に減塩という観点も取り入れているせいか、舌がピリピリと痺れている。そう言えば、どこからか、頭痛と吐き気のような感じも歩み寄ってきた。これが、だいたい午前10時の時点で起こっていたのだ。さすがにもう駄目だなと判断し、私は、冷房の解禁を決めたのである。
しかし思えば、少し前から、私の体調は変であった。まず、ここ1週くらいで、肘の内側・首の後ろ側・胸と腹の間あたり・膝の左右といった部分に、激しい“あせも”が発生し、薬すら貫通するかゆみによって、生活レベルが大きく下げられていた。
…また、私は、休日および夜勤の日には、昼食後に30分〜1時間という軽い昼寝をとって、体力回復に努めていた。だが、最近は暑すぎて、ベッドに横になっても、数分だけ意識を失う程度にしか眠ることができない。夜でさえ、4時とか5時に目を覚まし、もう寝れないというのが普通となっていた。さらに、住居が異様に暑いことから、冷房の効いている職場が回復地点となり、逆に家で体力を削られるような、そんな倒錯した状況が常態化していた。
――とまあ、こんな感じで。なんかもう、色々と狂っている。さすがに、この状況で、あと1ヶ月以上を耐えきるというのは、寂しすぎる抵抗戦であろう。そういうわけで、私はついに、冷房に手を出してしまったのだ。
冷房を付けて安心したのか、疲れがドッと出てきた |
と、いうわけで。結局のところ、私は、“本格的な夏の入り口”という程度の時点で、自らの冷房封印プレイを諦めてしまった。しかしながら、これまでの戦いが無意味だったとも思わないのだ。
…その理由として、まずは自分の体の限界について知れたということである。私という生き物を、一つの“機械”として捉えた場合、稼働と排熱のバランスが取れる温度は、34〜35℃といったところが分水嶺であって、それを超えると、様々な部分に異常が発生し、本来の性能を発揮できなくなってしまう。また、そんな限界を超えて舞おうとした場合、精神面よりも、肉体面のほうから先にリミットへ達していくようだ。
――さらに、ここまで冷房なしで耐えてきた対策についても、今後とも役立つと思っている。例えば、冬場から使っている、窓の防熱や、カーテンで居住区間を分ける対策は、夏場の冷房環境であっても重要だろう。上半身全裸や扇風機の活用といった方式も、冷房と併用することで、より効果を増す。
これらの対策により、私は、「31℃設定
+ 省エネモード」という最低出力にて、冷房を運用することが可能となっている。実際、くだんの“部屋の温度計”を見てみても、ずばり31℃を指しており、温度計も冷房装置も、どちらも間違っていなかったことが分かる。また、“室内の31℃”というと、恐らくは大半の人が過ごしづらさを感じてしまう水準だろうが、私はギリギリまで耐えていたおかげで、31℃が涼しいどころか、むしろ寒いくらいに感じてしまう。やはり、私という機械は、気温34℃までは、排熱が間に合って、その性能をフルに発揮できるのだ。
というわけで。冷房を解禁するにあたった私だが、今はまず、全身にびっしりと貼った“あせも”の回復に務めたい。そのため、昼夜を問わず冷房を効かせて、夜もしっかり就寝することにしたいと思う。
…やれ。私の今の住居について言うと、大病院が近い…っていうか、もはや目の前というくらいの場所に住んでおり、困ったときは、そこを受診すれば、どうとでもなるだろう。ただし、困ったことに、現代日本では、診療所を経ずしていきなり大病院に行くと、特別料金として、7000円(歯科は5000円)の料金を請求される。これは、保険適用外であるため、全額が患者負担となる。しかも、診療科ごとに請求されるため、例えば、内科→整形外科→皮膚科と受診すると、7000+7000+7000
= 21000円が必要となる。加えて、“前に私が払った数字と違う”と思って調べたところ、去年10月に値上げされていたそうだ。日本聖府くん、君さあ…。
――そういうわけで。もし、私が病院のお世話になるようなことが有っては、莫大なまでの手間とお金が掛かってしまう。それに比べれば、1日100円前後の電気代など、安いものだ。病院や現代薬は強力だが、そもそもまずは、そのお世話にならないよう、健康に気を付けなければならない。さらに加えて、「休日の価値を高める」という観点でも、冷房は重要であり、それだけでも、余裕で電気代のぶんのリターンは得られるはずだ。
そんなわけで。私は、暑さに負けて冷房を解禁したが、ここまでの持久戦が無駄であったとは思わないし、そして、冷房解禁という判断が間違っていたとも思わない。その両方が生きているからこそ、「31℃+省エネ設定でも涼しさを感じる」という、今の自分が存在するのだ。
――ということで。今夜は何だか、いつもと違って、すごく疲れと眠気を感じるものだ。多分、暑さという肩の荷が降りて、どこか安心してしまった自分が居るのであろう。トルガル、疲れたろ。私も疲れたんだ。なんだかとても眠くなってきたよ…。
(2023年7月17日)
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