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2025年11月5日(水)
やっと来た!「GX 防衛テック ETF」


 
今日は地球防衛軍の要素は全く無いよ


 最近の投資における重要テーマの一つとして、
「防衛産業」が存在する。かねてから私は、それを投資計画の一つとして取り入れたいと思っていたのだが、ちょうど良い投資信託やETFが存在せず、攻めあぐねていた。ところが、本日、投資ニュースを見てみると、「[2244] GX USテックトップ20」など、個性的なETFで知られる「グローバルX」から、「[466A] GX 防衛テック ETF」というものが11月26日に登場すると知った。ようやく、防衛関連の企業に、手軽に分散投資できる手段が生まれたのだ。
 …まず、皆さまご存じの通り、「防衛」というのは、いま非常にホットな話題である。
人類にとっては、恐らく良くないことなのだろうが、世界は再び戦国時代のような雰囲気となってきた。そして、防衛という文明は、決して後退することはない。皆さまの日常からAIが無くならないのと同じく、戦争も、ドローンが無かった時代には二度と戻らないのだ。人類経済が成長し続ける限り、軍事産業も右肩あがりである。防衛という概念がなくなるのは、それはきっと、人類が宇宙人に攻め滅ぼされたときくらいであろう。
 ――というところなのだが。これまで、日本の株式市場には、ちょうど良い防衛系の“投資信託・ETF”=「株の詰め合わせ商品」が、存在しなかった。ならばと、「[7011] 三菱重工業」など、個別株を買う手もある。だが、忘れがちだが、
個別株は、値段が下がって戻らなくなる危険性があるので、お勧めできない投資方式だ。いっぽうで、防衛関連ETFとして、「SHLD」という、SHIELD(盾)をイメージさせる覚えやすい銘柄が、約50社の株を詰め合わせて販売中なのだが、これは米国株という分類である。アメリカ株は、各証券会社で手数料が無料でない場合が多いうえに、換金手続きも煩雑だ。日本株だけでも死ぬほど面倒くさいのに、海外株を売って買ってなんて、有り得ないというものだ。

 というわけで。この11月26日に上場する「[466A] GX 防衛テック ETF」は、
念願の「SHLD」の日本版である。説明から判断するに、恐らく「米国株」→「日本株」と分類が変わっただけであり、組み入れ銘柄は変化しないのだろう。それでも、メリットは大量に存在する。日本株扱いなので、楽天証券などならば、手数料は0円である。販売価格は、恐らく数千円から始まるため、細かな資金調整に使いやすい。投資信託と違って、即座に売買できるので、極端な高値掴みや安値売りを避けやすい。楽天証券ならば、日中に売れば、その2日後の朝には出金可能であり、「投資信託」と比べて、大幅に取り回しが良い。いい事だらけである。
 …では、ここからは、皆さまが最も気になるであろう
「成長率」について、他の主要銘柄と比べてみることにしよう。なお、SHLDについては、2023年9月から運用開始ということらしく、2年強しか運用データーが存在しない。というわけで、変な区切りでの比較ということになるので、ご了承いただきたい。また、ここは日本なので、評価基準は、全て日本円ということにしよう。


登場銘柄
全世界株:「eMAXIS Slim 全世界株式」
日経平均:「eMAXIS Slim 日本株式(日経平均)」
ゴールド:「三菱UFJ 純金ファンド」
ハイテク:「iFreeNEXT FANG+インデックス」
防衛産業:「SHLD」のドル→日本円換算

比較方式
2023年10月1日 / 2024年4月1日 / 10月1日 / 2025年4月1日 / 2025年10月1日
それぞれの日付間の成長率を%で表記し(計4点)、最後に2年での合計成長率を記す

結果
全世界株:+21.5% / +4.5% / +1.7% / +18.6% 計:+53.1%
日経平均:+26.4% /
-2.1% / -7.0% / +26.1% 計:+45.0%
ゴールド:+26.7% /
+7.7% / +23.5% / +30.6% 計:+120.0%
ハイテク:
+36.7% / +9.0% / +4.7% / +38.2% 計:+115.5%
防衛産業:
+40.5% / +6.1% / +31.3% / +45.8% 計:+185.4%



 とまあこんな感じで。防衛産業は、
ちょっと尋常ではない成長を遂げている。そして、これから先の空気感も、まあ皆さま感じている通りであり、軍縮なんて有り得ない。良いか悪いか、もう私なんかには判断できないが、「防衛産業」は、間違いなく、ここ数年のトップテーマであったし、そしてその傾向は、この先も持続すると考えられるのだ。
 …ちなみに。注目してほしいのは、「結果」欄の3つ目のデーターだ。「2024年10月1日〜2025年4月1日」の成長率だが、この期間は、ご存じの通り、
某タコ大統領が、関税しよっかな〜(チラッチラ)と種火を燻らせていた時期だ(例の「解放の日」は、4月に入ってから)。そういうわけで、株カテゴリに分類される「全世界株」「日経平均」「ハイテク」は、どれも方向性を定められない値動きとなったが、ここでも大きく伸びているのが、「ゴールド(金)」と「防衛産業」である。この事実からも、防衛産業の驚異的な防御力の高さが伺えるというものだろう。
 ――そして。投資オタクの皆さまはご存じの通り、ゴールド(金)は、この秋に投機オーラが加熱しすぎた結果、10月中頃をピークとして、
たった1週間ほどで、20%程度の苦しい下落を経験した。金は、いくら安定資産といっても、所詮は1銘柄なのだ。一方で、SHLDは、約50銘柄の詰め合わせ商品であり、そこまで一気に暴落するとは思えない。または、もしそうなっても、比較的早くに回復するだろう。

ノーロードは「道が無い」という意味ではない


 さらに。同じく、“防衛関連の金融商品”として、iDeCo時にお世話になった「たわらノーロード」ブランドから、
「たわらノーロード・フォーカス:防衛・航空宇宙」という銘柄が登場し、11月28日から販売開始になるという。
 …さて、こちらについては、「投資信託」枠の商品なので、通常、
100円以上ならば1円単位で購入可能だ。なので、「月々の積立投資による、中長期的な資産形成」に向いている。なお、「GX防衛テックETF」もそうだが、この「たわら防衛」も、NISA成長投資枠(240万円のほう)に対応している。もうすぐ年末ということで、余っていたら、その枠を使うというのも面白いだろう。私も買うつもりだ。ボーナスが有ればな。
 ――ちなみに、「GX防衛テックETF」のほうは、米SHLDの日本版であると明らかになっている。その50銘柄のうち、
日本企業は、たった1社しかなく、しかも割合で言うと0.04%と、もはや無いのと同じである。というわけで、「たわら防衛」には、もう少し日本企業に寄った運用を試してほしいと思っている。ご存じ、日本経済は、長期的にはアレだが、短期・中期では割と可能性があると思っており、とりわけ、現政権のうちは、大フィーバー間違いなしと捉えている。馬鹿にしつつも、実際に日本市場に少なくない資金を投じているというのは、それだけ日本経済を評価しているということなのだ。

 ちなみに。今回紹介した
「GX防衛テックETF」「たわら防衛」を買うということは、つまるところ、「自身のお金を防衛産業に貸すのと同じ」であり、その成長を助けることになる。では、私が「投資」という形式で、日本や世界の軍事や、それに務める人たちを応援したいかというと…もちろん、そんな理由があるわけない。私にとって、「防衛」は、「夫婦別姓」とかと同ランクの、至極どうでもいいものである。今の政治にも、“この酷い状況で真っ先にやることが軍拡か”と、唖然としているものだ。それとも、私が知らないだけで、ひょっとして日本国民の大半は、毎日毎日、戦争の恐怖に怯えてんの?
 …それに、日本の防衛費が、この先も
毎年1兆円のペースで伸びていったとする。いやコレ、嘘だと思うだろう。だが、2023年2024年2025年の実績値で、本当にビックリするくらいに、毎年1兆円ずつ増やしている。しかしそれでも、どうせ中抜きチューチューで、現場の兵士や職員の給料は安いまま、装備と機材もボロいままだろう。そして、増税による負担増だけが、平等に国民全員へと行き渡る。いつの時代も繰り返されてきたことだ。だったら、私も勝ち組に入れさせろ。株くらい買って、ちょっとくらい儲けさせろよ。
 ――その他の理由として、
定番の会社名を見るのに飽きてきたという気持ちもある。アメリカ株なら、アップル・グーグル・エヌビディア、日本ならファーストリテイリング東京エレクトロンアドバンテストソフトバンク…こいつらいい加減にしろと言いたくなってくる。そういうわけで、既存の銘柄とは違う、また別の軸を持ってみたくなったのだ。うん、これが最も大きな理由の気がする…。

(2025年11月05日)

登録タグ/ 投資
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2025年11月4日(火)
[地球防衛軍4.1] マイティハーキュリー


 
真顔で牛乳を飲むアニメとは関係…ある(元ネタが同じ)


 地球防衛軍4.1のINFERNO帯スナイパーライフルの1つとして、
「ハーキュリー」が存在する。取り回しを重視した、ワンショットワンキルの狙撃銃だ。
 …では、
論より数字ということで、具体的に、INFERNOで活躍する3つの狙撃銃を、データーで比べてみることにしよう。


・ストリンガーJ9 [Lv75] 威力18000 0.17発/秒(6秒に1発)
・ライサンダーZ [Lv90] 威力6000 0.33発/秒
(3秒に1発)
・ハーキュリー [Lv77] 威力2500 1発/秒
(1秒に1発)



 とまあ。分かりやすく、
連射速度が上がるたびに、単発の威力は下がっている。
 …では、この中で、秒あたりの火力が最大の「ストリンガーJ9」が最強なのかと言うと、そんなことはなく、
敵を意識した使い分けが必要となる。ポイントは、「火力余りを起こさないこと」だ。どの狙撃銃も、概して連射速度が低いため、「敵を何発で倒せるか」ということが重要だ。極端な例だが、「狙った敵を、1発で倒せるか」「それとも2発になるか」では、2倍の効率差が存在するのである。
 ――また、対空戦を考える場合は、
「狙いを付ける手間」という要素も考えなければならない。とりわけ、INFERNOだと、“外した場合のデメリットが小さい、高連射力モデル”が使いやすくなる。一方で、ごく僅かだが、「極端に狙いづらく、かつ、耐久力の高い相手」…要するに、レッドカラー飛行ドローンレッドカラー飛行ビークルのことなのだが、それら相手だと、ハーキュリーではずっと狙い続けなければならないため、その回数を減らせるストリンガーのほうに軍配が上がる。また本日の後半部でも触れるが、連射速度の低い武器ほど、ローリングで逃げやすいというメリットにも繋がる。
 その他、レンジャーには、“狙撃もできる連射武器”として、AF99STも存在する
【日記:2025/8/24】。それとハーキュリーを比べた場合、「敵を一撃で倒せる」というメリットがとても大きくなり、特に飛行戦力相手に対して戦いやすい。逆に、“一撃で倒せず、かつ、狙撃というほどの距離や精度が必要にならない時”は、AF99STのほうが高火力で優勢だ。AF99STはLv69であり、更に早期に手に入りやすいという点も見逃せない。さすが、最高難易度のINFERNOということで、バランスは良く練られており、ミッションの内容や、そしてプレイヤーの好みで、様々な武器を使う余地が存在するのである。

 というところなのだが。実は、この「ハーキュリー」、AF100と同じく
【日記:2025/10/21】、『4』初期Ver→『4』アプデ後→『4.1』で、順番に強化されてきた武器である。その理由は、実際に使ってみれば分かる。ここぞというところで、敵を1発で倒せないからだ。
 …まず、『4』初期Verでは、1発の威力が1600であり、なんと
飛行ビークルを1発で撃墜できるミッションが一つも無かったらしい。前述の通り、1発と2発では、効率が2倍違う。しかもLv85に設定されており、入手できるのはINFERNO終盤だ。その頃になると、下手すると黒蟻すら一撃で倒せなくなる。何に使えというのだ…。あんまりだったためか、Ver.1.03にて、単発が2000に強化され、かつ、武器Lvが77に低下して、INFERNO攻略が終盤に入るくらいで手に入ることもあるようになった(地球防衛軍シリーズの武器レベルは、「手に入りやすさ」「オンラインでの使用制限」のみに影響し、火力や取り回しとは関係ない)。それでも、ラスト付近のミッションだと、やはり飛行ビークルが2発となって、残念ながら採用できる武器ではなくなっていった。例えば、『4』の頃だが、本編ラストの「星喰らい」では、この“飛行ビークルが2発”という理由で、ハーキュリーの採用を見送っている【第9話】
 ――そんな状況だったため、『4.1』にて、火力が
2500と、更なる強化を受けた。これでようやく、飛行ビークルは、全ミッションで確殺できるようになった。そして、通常ドラゴンが柔らかめに調整されたこともあって、「黒蟻」「蜘蛛」「蜂」「飛行ドローン」「飛行ビークル」「ドラゴン」と、“1発で倒せないといけない敵”を、すべて一撃で撃破可能となった。3度目の正直で、やっと“取り回しの良い狙撃銃”としての立場を確立できたのだ。

 そんなハーキュリーだが、やはり、戦っていて最も気持ち良いのは、
飛行ビークルである。飛行ビークルは、“加減速をせず、一定速度で放物線を描く”といった感じで空を飛んでいる。よって、軌跡にある程度の予想が付けられるため、先読みをして狙いやすい。そして、重要なこととして、ハーキュリーの弾丸が命中すると、敵は非常に気持ち良く爆発してくれる。「バピュン!」という感じの、バネが跳ねるような射撃音も素敵であり、秒1発の連射リミットに近い速さで敵を墜とし続けると、俺UMEEEEEEEEEE!!! という気持ちを存分に味わえるというものだ。「クレー射撃」と言われるゆえんである。
 ――ちなみに。“ハーキュリー”とは、聞き慣れない言葉だが、ギリシャの英雄:
「ヘラクレス(Hercules)」を英語読みすることで、「ハーキュリーとなるようだ。つまり、1人でもハーキュリーズなわけだが、どことなく戦隊ものっぽいので、最後の「s」を取り除くことで、「ハーキュリー」の出来上がりである。こういう、“実在する単語や名詞を、少し変えて固有名詞とする”のは、創作作品において、よくあることである。

昔の私もなかなかやりおる


 そんな、INFERNOの中盤攻略であるが、もう一つ、印象に残ったことがある。それは、M55
「凶蟲大侵攻」の攻略で、10年以上前の『4』日誌の攻略法【第6話】が、そのまま使えたことだ。
 ――さて、このミッションは、“廃墟マップで、蜘蛛がひたすら押し寄せる”という、
それだけのミッションだ。『4』から『4.1』で、敵味方の量が若干増えているが、基本的には同内容と考えて良いだろう。だが、単純なだけに、小細工の効かない、ストロングスタイルな難関とも言える。実際、私は、『4.1』でレンジャーは強化されているうえ、私はアーマーが12000もあるので余裕だろう…と思い、AF100とスティングレイMFをかついで、正面から男と男の戦いを挑んだところ、あっさり糸に巻かれて死ぬんだよしてしまった。糸を何とかしろ!(定型文)

 というところで。何かネットの攻略を参考にしてみようと思ったが、せっかくだから、せっかくだから、私は、過去の日誌を参考に、
『4』の時の自分と同じ戦法を使ってみることにしたのだ。持って行く武器は、「スタンピードXM」「リバースシューターX」である。前者の「スタンピードXM」は、30発もの榴弾を同時発射する超兵器であり、歩兵1人で迫撃砲のような攻撃ができるのだが、ただし威力が控えめであり、なんと蜘蛛ですら1発では倒せない。しかも、爆破半径が広いうえにリロードが長いとあって、いちど敵に接近されると、手も足も出なくなる。そして、後者の「リバースシューターX」は、自分を含む味方兵士を回復させるアイテムである。これでどうやって戦えばいいんだ…。
 …が、このミッションには、『4』でも『4.1』でも、
味方のウイングダイバー部隊が登場する。彼女らは、火力源としてもそこそこだが、ピョンピョンと飛び回ることで、被弾を大幅に少なくしてくれる。その彼女らを「リバースシューター」で回復しながら、「スタンピードXM」で敵を牽制し、ひたすらゴロゴロ転がって逃げ回るのだ。スタンピードは、完全に中&遠距離用として使い、接近してきた蜘蛛の処理は、ウイングダイバーに一任する。“スタンピードXMの、蜘蛛を一撃で倒せない微妙な火力”も、ウイングダイバーの支援と思えば、無駄にならないというものだ。
 ――というわけで。この戦法で、『4』の時はクリア可能だったのだが、『4.1』でも、まったく同じ作戦で突破することができた。とにかく、レンジャーの機動力の低さや、スタンピードXMの低火力といった弱点を、ウイングダイバーが補ってくれ、そしてそれを回復アイテムで長もちさせるという構成が素晴らしい。明確な役割分担が行われており、その噛み合わせが良すぎるために、「プレイヤーの武器が超広範囲の爆発物のみ」なんて極端な編成でも、クリア可能となったのだ。やれ、シューティングゲームというと、“エイム”=照準の上手さが取り沙汰されることが多いが、今回のように、
RPG的な楽しみ方ができるのも、地球防衛軍の良いところだ。いやー、昔の戦法であっても、良いものは残っている! あ、ちなみに、『4.1』で増えたレンジャー部隊とおフェンフェンは、何かよく分からないタイミングで乙っていました。

(2025年11月05日)

登録タグ/ ゲーム一般 地球防衛軍
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2025年11月3日(月)
ドコモ:「THEO+(テオプラス)」&「d払い残高積立」を始めました


 
★ さて、そろそろ反撃してもいいですか? ★ (2007年)


 最近、私の中でのドコモ
(docomo)は、電話会社というより、金融会社なイメージである(関連記事?【日記:2024/10/7】。その投資関連のサービスとして、ここ最近、「THEO+docomo(テオプラス ドコモ)「d払い残高積立」を新たに始めたのだ。
 …まず、
「THEO+」は、「ウェルスナビ」のように、一定の金融商品のみを購入可能な、投資・資産形成のサービスである。そのデメリットもウェルスナビと同じであり、投資界隈の五条悟:「eMAXIS Slim 全世界株式」に成長率で勝てていない。この辺りについては、以前にウェルスナビの際に詳しく書いたので、そちらの記事をご覧いただきたい【日記:2024/6/5】【2024/6/26】。手間暇を掛ける必要がなく、一定のコースから選ぶだけだから簡単…と言いたいところであるが、私にとっては、「グロース」などとよく分からない名前が付いているほうが、よっぽど難解だぜ!
 ――ちなみに、“具体的なTHEO+の成長率”であるが、ちょっとよく分からなかったのだが、DL可能な資料に「グロース(株式中心)」の比率が91%と最も高いものがあったので、その“2025年の1/1〜9/30”という期間で計算をしてみた。THEO+が
+9.1%、同期間のeMAXIS Slim 全世界株式が+9.5%である。 お わ り 制作・著作|やり込み in FF

 というところなのだが。メリットにとっても、ウェルスナビと同じであり、THEO+には、
ドコモのクレジットカード:「dカード」を使って、クレカ積立を行うことができる。そして、この際に、「@積立額に対するポイント還元」と、そして、“クレジットカードの請求額が口座から引き落とされるのは、必ず投資信託の購入より後になる”という性質を利用し、積み立てた投資信託を売却してカード支払いを行うことにより、利息タダで金融商品を買えるのと同じ…私の言うところの「A資金の先置き」という、2つのメリットを得られる。
 …まず、@について、THEO+のポイント還元率は、
0.1%である。上限の10万0000円を積み立てて、たった100ポイントしか受け取れないのだ。一応、dカードGOLDなど、上位のカードを使えば、還元率を1.0%まで引き上げられるが、年会費が1万1000円と高額であり、dポイントクラブの★5を維持し続けたとしても、出費のほうに負けてしまう(10万円ずつを毎月積み立てるとして、通常dカードは年1200ポイント、dカードGOLDは12000ポイント。年会費11000円のぶんを引くと、1200 vs 1000で、GOLDが負けてしまう。もちろん、他の部分でのメリットがあるなら、この限りではない)。よって、売却についての制約は特に無いが、「即売り」と言われる勿体ないことをしている方々が、THEO+に手を出す必要はないだろう。
 ――いっぽうで、
「A資金の先置き」のメリットは大きい。THEO+では、「毎月15日までに設定をすると」「その月の26日に金融商品が購入され」「翌々月10日のdカード引き落とし日に請求される」というスケジュールになっている。例えば、10月26日に買った投資信託の代金は、12月10日に口座から引き落とされる。よって、都合1.5ヶ月ぶんの「先置き」効果を得られるということになる。世界の株は、上がったり下がったりを繰り返しながら、大きな流れでは右肩上がりで成長していく。よって、“そこに投じられる資金を増やすこと”は、直接的に利益へと繋がる。まあ、私はいろいろやりすぎて、もうどれが先でどれが後なのか分からなくなっているのだが、ともかく、THEO+のクレカ積立は、金銭的なメリットがあるサービスと言えよう。なお、「即売り」(=ポイントのタダ取り)について、「やめテオ」と言っている会社は多いが、短期間の運用をする「先置き」について、問題視している会社は聞いたことがない。もっとも、“中長期的に資産を集めたいから、クレカ積立というサービスを提供している”のであって、五十歩百歩という感はあるが…。

 というわけで。私は、一連の「クレカ積立」として、
新たにTHEO+を始めることにしたのだ。ちなみに、やっているクレカ積立は、「楽天証券(キャッシュ含む):15万」「SBI証券(オリコカード):10万」「auカブコム証券(現:三菱UFJ eスマート証券 / UFJカード):10万」「PayPay証券:10万」「セゾン投信:10万」「セゾンポケット(サービス終了予定):5万」「tsumiki証券:10万」「ウェルスナビ(イオンカード):5万」「大和コネクト証券:10万」「マネックス証券(マネックスカード):10万」「松井証券:10万」であり、ここに「THEO+:10万」が加わることになる。計115万円/月頭がおかしいのは知っている。たぶん全部だと思いますが、まだ残っているクレカ積立があったら、やるので教えてください。
 …ところで。この時期に始めた理由だが、そもそも前からTHEO+の存在は知っており、証券口座を作りたいと思っていた。ただ、
【ポイントサイト様】で、4月頭ごろに、一瞬だけ約21000円ぶんの還元があったことがあり、その再来を狙っていたのだ。しかしながら、半期ということで10月頭まで待ったものの、一向に10000円程度から増える感じがなく、諦めて口座開設を申し込んだところ、その週明けに12500円還元になっていた。こんなの、投資界隈ではよくあることだよ(血涙)。
 ――それはそうと。THEO+の購入商品は、「グロース(株式)」「インカム(債権)」「インフレヘッジ(金・不動産など)」の3つの分類があり、それらの割合で、金融商品のバランス調整が行える。「ウェルスナビ」では、5つのランクによって、これらの比率が配分されていたが、
THEO+では、自由に決めることが可能だ。ということで、私が選んだのは、もちろんグロース100%である。言うまでもなかったな!!

ドコモは金融会社だし、ソニーはゲーム会社で、ゲオは総合リユース店…


 続いて、
「d払い残高積立」のほうである。これは、「d払い」アプリの「かんたん資産運用」内の支払い方であり、私は全く知らなかったのだが、この夏くらいに、新しく始まったサービスのようだ。
 …さて、順番に説明していこう。
「d払い」は、「PayPay」「楽天ペイ」のような、キャッシュレス決済(携帯電話を使い、現金を使わずに、実店舗での料金支払いが可能)のサービスである。といっても、私にとっては、前述の2つが既にあるため、“単純に現金以外での支払いを行いたい”という意味で、新しいものを導入する必要は無い。むしろ、「d払い」アプリは、docomo系統の携帯電話(いわゆる「SIMフリースマホ」を含む)を買うと、いらないのにプリインストールされており、悪い意味で名前を覚えていたというものだ。だまってコンシェルと同じく、「お前を消す方法」案件である。
 ――ところが、その「d払い」アプリ内で、「かんたん資産運用」というサービスが、新たに始まった。既存の「dポイント投資」とはまた別であり、クレジットカードの「dカード」または「d払い残高」=現金からチャージした額を使って、投資信託の積立購入が可能だ。分類としては、マネックス証券の口座を使っているようだ。そして、購入可能なものとして、「まとめて簡単積立」と名の付いた3種類のセット商品
(珍しく、中身の分類が明示されている)に加えて、「『NISAつみたて投資枠』の対象銘柄」(120万円のほう。マネックス証券がNISA/非NISA問わず)が選択可能だ。

 さて。この「かんたん資産運用」を行うメリットについて考えてみよう。まず、「クレカ積立ができるかどうか」であるが、
これは無理である。投信積立の支払い方式として「dカード」を選択できるものの、マネックス証券と完全に合算であり、既に同証券で10万円のクレカ積立をしている場合、そこへ更に追加することはできない。マネックスカード・dカード、どちらを積立に使っていても同じであった(なお、「マネックス証券単体で、dカードとマネックスカードの両方を使って20万円の積立にする」のも無理)
 …しかしながら、「かんたん資産運用」では、
「d払い残高積立」という方式もある。こちらは、クレカとは別であり、5万円までは0.5%のポイント還元が為される(=上限250ポイント)。非常に残念ながら、「楽天キャッシュ」とは異なり、クレジットカードから「d払い残高」にはチャージできないため、資金の先置き効果は期待不可能だ。しかし、0.5%の安定還元を得ながら、投資商品を買えるというのは魅力であり、「10万円まで・0.3%還元」の三菱UFJ銀行つみたて【日記:2024/10/26】と同じく、やってみる価値があると感じた。売却に対する制限も、特に無いようだ。ちなみに、現在、d払い残高積立ではキャンペーンを行っており、10・11・12月は、ポイント還元の上限が500ポイントとなる(5万円ではなく、10万円までポイント還元の対象となる。還元率が2倍になるわけではない)
 ――そして。「NISAつみたて投資枠の銘柄」といっても、
ラインナップは十分だ。基本的には、お馴染みの「eMAXIS Slim 全世界株式」「米国株式」を買っておけば良い。その他、違いの分かる人向けにも、「eMAXIS Slim 先進国株式」(全世界株に寄りつつも、現金化が1日遅くない)「eMAXIS Slim 国内株式 [日経225]」(注文を出した日の価格で売れる、スリル満点)、その他にも「iFreeNEXT NASDAQ100」「FANG+」(どちらもハイテク寄り、スリル満点)も存在する。これで困るのは、よほどアレな人だけであろう。私はちょっと困った。
 余談だが、「かんたん資産運用」を行うためには、“マネックス証券の口座にdアカウントを連携する必要”がある。そのための条件として、私は、
「イオン銀行 仲介口座」を解除しなければならなかった。このご時世には珍しく、紙の書類でしか手続きができず、それにより、マネックス証券が青森県にあることを知ったのだが、それはそうと、イオン銀行との連携を解除したことで、同銀行からの自動積立ともお別れ…と思いきや、何事も無かったかのように、10月の1000円積立は実施された。「d払い残高積立」のオートチャージにも、(楽天銀行を選べなかったので、)イオン銀行を使うことができた。誰の何を仲介してたの分からん。マネックス証券の証券口座から作ろうと思っている人は、お馴染み、【ポイントサイト様】からね!

(2025年11月05日)

登録タグ/ 投資
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2025年11月2日(日)
[ギャラクシー2] W5…難易度急上昇


 
死…だと…?


 マリオギャラクシー2は、終盤と言えるワールド5へ進んだ。ここまで、本ゲームの難しい点は、独特な操作性であることが多く、純粋なジャンピングアクションとしての難易度は低めであったが、それが一転し、
W5からは一気に難易度が上昇してきたのである。


イナズマの雲海ギャラクシー
 “宇宙に浮かぶ軍事要塞”という感じのステージだ。
 第1エリアは、鉛筆のような形のマップで、その外周を回るように重力が掛かっている。つまり、
着地をしないと、延々にぐるぐると回り続ける。ここは、その浮遊感が独特というだけで、特に難しくない。第2エリアも、ガラス管の内側にいるボム兵を誘導してガラスを割るというだけで、難易度は低めである。
 しかし、第3エリアについては、まず穴だらけのマップを、コマのように回る敵と戦いながら進んでいく。まずこの時点で、
無謀にもスピンで戦いを挑んで落下する事故が頻発した。そして、ラストはそのまま、引力発生ポイントをタッチして宇宙遊泳をしていくタッチパネルクソゲーが始まる。ミニゲーム的な雰囲気であるが、無駄にゲーム性が高く、“タイミング良くポイント間を移動しなければ、電気弾に直撃してしまう”なんてのは序の口、止まっていると命中したり、1コ飛ばしで渡る必要があったり、素早くタッチを連打しなければ追いつかれてしまうポイントなど、とにかくギミックが多彩で高難易度なのだ。
 とまあ、そんな感じのステージを乗り越えて、やっと1つ目のスターを手に入れた。アクション面の難易度が高いうえに、中間ポイントまで少なく、失敗すると大きく戻されてしまう。やれ、前作『ギャラクシー』は、コンプリートまで含めても、
(リモコンコントローラーの操作性を除けば)簡単と言える作品であったため、今回はストレートに難しくしたのだろう。だが、この段階でこれだと、この先のステージが不安になってくる…。

流れる星砂ギャラクシー
 次は、宇宙の砂漠ステージである。序盤から、流砂による難解なアスレチックが続き、しかも、
最初の中間ポイントまでが長く、失敗すると冒頭からやり直しだ。これまでのステージだと、結節ごとにコンティニューができ、むしろ親切すぎるくらいの印象だったが、W5からはいきなり突き放してきた。
 が、このステージで最も印象的なのは、やはり
砂のスライダーである。まず、急に坂道へと落とされるため、何とか駆け上がれないかと試してみたが、“磁石の同じ極が反発するかのような、不思議な力”が掛かって、上に登れないどころか、スライダーの外に放り出されてしまう。このスライダーには壁が無いので、落ちてしまって1ミスだ。やむをえず、そのまま滑っていく。このスライダーは、よくある前視点ではなく、カメラが後ろを向いている斬新な形式だが、それに感心しているだけでなく、やがてトイレットペーパーのような形の岩が、ゴロゴロと転がってくる。岩には笑顔が描かれており、ファンシーな雰囲気だが、踏み潰されると即死である。側面に当たった場合ですら、大きく弾き飛ばされる。ここでのマリオ操作は、よくある「スティックを倒すと左右に移動する」ではなく、「スティックを倒すと左右に加速する」という感じであり、細かい操作が行いづらく、落下しそうになってヒヤヒヤする。
 というわけで。『マリオ64』以降、マリオシリーズのみならず、3Dゲーム全般で恒例となったスライダーステージだが、多くはミニゲーム・フレイバー的な難易度である。
それがこんなにも難しいのは、今回のギャラクシー2が初めてだ。やはり、スライダーアクションの開祖という気概が強いのだろうか…。



※凶悪な見た目ですが、最終ワールドですらありません



かちこち溶岩ギャラクシー
 マップ画面で、
の、どぎついアイスクリームのような星を選ぶと、「炎と氷のオタプリンス」という衝撃的なミッション名が、まずは目に入ってきた。オタ…オタサーの姫? いや、プリンスだから、王子?
 それはそうと、ステージについては、溶岩と氷の組み合わさった独創的な仕掛けの中を進んでいくことになるが、まずは
第1エリアの溶岩の海のインパクトが凄まじい。まともな足場がほとんど無い中で、リフトと雲マリオを使って進んでいくことになる。これで、最終ワールドですらないのだから、驚きだ。なお、一面を凍らせると、一転して楽勝になり、奥の土管に入ると、スケートのミニゲーム(やや難)が始まり、いつもながら、隠しスターのほうが先に手に入ってしまった。
 その後、再挑戦してメインルートのほうへ進み、第2エリアの半球状の交互コンベアを抜けると、第3エリアでは、「氷の床に溶岩が穴を」、そして逆に「溶岩の中に氷が足場を」、それぞれ作るエリアが始まる。仕掛けの特異性と、そして雑魚敵からの砲撃の激しさにより、ライフ6への増強キノコを持ってしても、どんどん体力が削られていく。やれ、これまでの6個ワールド構成のマリオというと、W5なら「ようやく少し手応えを感じる程度」だった。だが、『ギャラクシー2』は違っていたようだ…。あ、ボスの「オタプリンス」は、大したこと無かったです。
所詮はヲタである。

おばけの迷宮ギャラクシー
 お化け屋敷型ステージであり、第1エリアの球体迷路から始まる。そして第2エリアでは、『スーパー』などで登場した、乗ると伸びていくタイプのブロック足場を進んでいく。『スーパー』と同じく、
「 \ / 」という感じの、顔のような絵が描かれており、何故か怒っているように見える。そのせいか、急に曲がったり、即死の沼地の中に沈んでみたり、重力変換点で池ポチャさせようと試みたりと、罠ポイントが多い。ただし、そんな高難易度を考慮してか、中盤で、簡単な仕掛けを解除することで、1UPキノコが3つ手に入るポイントがある。1ミスすると再び手に入れられるので、つまるところ、死ぬたびに残機が増えていく。私は、ちょっといろいろと遊びすぎて、残機が1桁にまで減少しており、『サンシャイン』ぶりにマリオでゲームオーバーになってしまうのではないかと危惧していたので、3UPは非常に助かるというものだ。
 ちなみに。毒沼地帯が終わるところで、ちらっと画面端に紫ブロックが見えたので、そちらに飛び乗ってみると、隠しスターのルートのほうへ進むことができた。

はちゃめちゃ引力ギャラクシー
 2D視点となり、様々な方向に重力が変化するステージを進んでいく。部屋が区切りとなったり、一定時間で切り替わったりなんてのは序の口で、リフト1個ごとに異なる重力が掛かっていたりと、まさにハチャメチャだ。
 さて、この面についても、スタート直後に1UPキノコの取得がてら、土管に入ると、
隠しスターのミッションが始まってしまった。内容は、“木箱をファイアマリオで焼却処分する”というものであるが、制限時間が20秒と厳しく、貫通する炎を使って、複数の木箱を巻き込まなければ、とてもじゃないが間に合わない。“時間切れになると、毎回木箱が復活する謎仕様”、そして“大阪のおばちゃんみたいなロボット依頼人”の見た目も相まって、別ベクトルで難易度の高いステージであった…。



(2025年11月05日)

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2025年11月1日(土)
[地球防衛軍4.1] 烈火 → 劣化 → 進化


 
D L C で や れ


 地球防衛軍4.1のミッションに
「M36 / 烈火」(オフラインでの番号)があるが、この名称は「地球防衛軍3」が初登場であり、同作の最難関と言えるステージであった。『4』では、それが劣化移植されていたものの、『4.1』では、一転して、往時の難易度とプレイ感覚を取り戻せたと言える。
 …まず、『3』での「烈火」の位置付けは、シリーズ伝統の“ラスト1つ前”であり、
陸から空から、えげつない物量が襲い掛かる。構成は、第1波が「プラズマ砲ヘクトル×3、黒蟻、赤蟻、飛行ドローン」、第2波が「女王蟻×2、輸送船×2、レッドカラー飛行ドローン×3」である。敵は全てアクティブなうえ、第2波の輸送船からは、2隻合計で60体という凄まじい量の黒蟻が、ほぼ瞬時に投下され続ける。当時は、今ほど行える対策も多くなく、どうしようもない難関として君臨していた。なお、Vita移植の『3 PORTABLE』(およびその再移植であるスイッチ版)では、ラスト1つ前に追加ミッションの「死地」が入ったが、そちらは大した難易度ではないため、「烈火」が最難というのは揺るがない。
 ――いや、「死地」も、ラインナップ自体は“滅びの突撃”級で、凄まじいのだ。だが、当時の金蟻・鎧蜘蛛は、
通常種にメッキを張ったくらいの強さだったから、仕方があるまい。『4』DLCでの、金蟻の「フルヒット10000という一撃必殺級の火力」、そして鎧蜘蛛の「通常種の10倍を超える凄まじい耐久力」と、特徴を強烈すぎるくらいに伸ばしたのは、正解だったと言える…か? いや、さすがにやりすぎなので、今の半分くらいでも良かった気がする…。

 さて。「烈火」に話を戻そう。地球防衛軍シリーズは、“ナンバリング2作で1セット”という性質を持っており、
『4』も、『3』の続きの話となっている。そして、『3』ではラスボスだった“星船”マザーシップが、『4』でも(シナリオ中盤で)立ち塞がり、それを撃破して勝利! と思ったところで、真の敵が登場する…という物語が展開される。なお、この構成自体も、『1』→『2』のセルフオマージュだ。ちなみに、『5』→『6』では、続きものであることは同じだが、シナリオの都合上か、作中での取り扱い方は大きく異なっていた。結果、『5』のラスボスは、シリーズで唯一、再登場できなかったとなってしまっている。
 ――そのような流れの中で、マザーシップとの対決ミッション:「星船」だけでなく、その一つ前の「烈火」も、『3』から『4』で再収録されている。しかしながら、『4』時点での烈火は、
原作を再現したとは言い難い内容であり、“烈火”ではなく「劣化」になってしまっている。具体的に、敵構成を書いてみよう。


第1波 / 地球防衛軍3の「烈火」
プラズマ砲ヘクトル:3
ガンシップ(飛行ドローン) :60
黒蟻:45
赤蟻:20

第1波 / 地球防衛軍4の「烈火」
プラズマ砲ヘクトル:
なし
飛行ドローン:
51
黒蟻:45
赤蟻:20

第1波 / 地球防衛軍4.1の「烈火」
プラズマ砲ヘクトル:3
飛行ドローン:
60 + 30(敵減少で増援、黒蟻も同じ)
黒蟻:
60 + 28
赤蟻:
24


第2波 / 地球防衛軍3の「烈火」
女王蟻:2
レッドカラー:3
輸送船:2
┗黒蟻:30ずつ(計60)

第2波 / 地球防衛軍4の「烈火」
女王蟻:
1
レッドカラー飛行ドローン:
2
輸送船:なし
黒蟻:
52
赤蟻:
10

第2波 / 地球防衛軍4.1の「烈火」
女王蟻:
4 (INFERNOだと内2体が金女王)
レッドカラー飛行ドローン:
4
輸送船:2
┗黒蟻:まず初回のみ20体投下、そこから増援ポイントとして15体ずつ投下
(合計最大70体)



 とまあ、こんな感じだ。
 …まずは、『4』での
劣化具合から述べてみよう。大きな点として、第1波から、プラズマ砲ヘクトルが消えている。これにより、“目の前に大群が居るのに、遠距離からの砲撃にも対処しなければならない”というゲーム性が消えてしまっている。また、第2波については、女王蟻やレッドカラー飛行ドローンというボス級の敵の数が減っているのもあるが、それ以上に、輸送船が影も形も無くなっている。結果、リスクを負って輸送船撃墜のために近付く必要がなくなり、「廃墟で後ろに下がりながら、押し寄せてくる敵を倒せば終わり」という、単調なミッションになってしまった。
 ――やれ、単純な難易度面で楽にするのは妥当だが、
プレイ感覚を道連れにする必要は無いだろう。そのような理由から、かつて連載した『4』のINFERNO日誌【第4話】でも、『3P』のプレイ後だったこともあり、「烈火ではなく劣化」と断言している。

 いっぽうで。『4.1』については、第1波のプラズマ砲ヘクトルが
復活した。また、黒蟻と飛行ドローンについても、ある程度まで数を減らすと、“1.5波”として、追加が現れるようになった。状況として、“素早く周囲の敵を減らしてヘクトルを倒したい”というところに増援が来るのだから、難関が長引くことになる。
 …そして、問題の第2波では、女王蟻が4体出現し、しかもHARDESTで内1体・INFERNOでは内2体が、
金女王へと変異する。さらに、2隻の輸送船については、それぞれ「まず20体を投下し」「その後、増援ポイントとして15体を出現させ続ける」という2段階の調整になった。もちろん、最初さえ凌げば楽になるが、瞬間的に70体という強烈な量を相手取ることになるため、「できたらとっくにやってる!(定型文)」というやつだ。しかも輸送船は、例によって、上から降りてきて低空で停止するため、登場直後に瞬殺できない場合、接近しての撃墜が必要となる。地味に、レッドカラー飛行ドローンも、3→4体と増加している。
 ――とまあ、こんな感じで。『4.1』の「烈火」は、『3』の頃のプレイ感覚を保ちつつ、
正当な強化が為されたと言えよう。まあ、中盤ミッションとしては難しすぎな気がしないでもないが、最高難易度だから良いのである。以上のような感じで、『3』『4』『4.1』にて、同名ミッションであるが、烈火 劣化進化と、このミッションは変わっていったのである。

こういう揉みくちゃの乱闘こそ、スラッグショットが輝く場


 というわけで。進化した『4.1』の
「M36 / 烈火 [INFERNO]」であるが、普通に難しい。HARD, HARDESTではさほど苦戦しておらず、ノーマークだったのだが、さすがにINFERNOだと敵の強化具合が凄まじく、舐めているとアーマー12000でも普通に溶かされる。特に、第2波の猛ラッシュはとんでもない。金女王は、純粋な2体討伐だと震える魔窟になってしまうので、さすがに弱体化補正が入っているようだが、それでも十分に強く、味方を示す青点が瞬く間に減っていってしまう。最も基本的な雑魚である黒蟻も、さすがに70体となると危険だ。女王蟻たちを倒そうとすると黒蟻にやられ、黒蟻を減らすことを目的にすると女王蟻に負ける。どうしろと?
 …そんなわけで。武器として使っていくのは、まずは
「フュージョンブラスターZD」は決まりだ。弾数制限武器であるものの、金女王すら真正面から焼き切れる桁外れの火力を発揮する。ボス級の敵に肉薄されてしまうと、もう雑魚戦どころではないため、まずは女王たちから倒すことにしたのである。ちなみに、1500発を使えば、4体全てを撃破可能だ。
 ――また、もう片手には、もちろん「AF100」…ではなく、
「スラッグショットEA」を持っていくことにした。前に、地下ミッションで活躍してくれた武器だが【日記:2025/10/26】、今回は敵の数が異様に多いくせに、輸送船撃墜のため、それらに向かっていかなければならず、極端な近接戦闘が展開される。よって、貫通能力が大活躍してくれるのだ。なお、敵ラインナップの中には、耐久力の高い赤蟻も居るということで、火力のほうも無駄なく活用できる。

 そういうわけで。第1波は、消耗が激しいものの、割と余力を残して勝利できる。
やはり、問題は第2波だ。
 …さて、前述の通り、第2波で最初に狙っていくのは、女王蟻たちだ。
そのためのフュージョンブラスターである。というわけで、射程まで近付き、大物たちを狙っていくのであるが、射撃中は、適度に黒蟻たちのほうも焼き払え! しておく。フュージョンブラスターの火力であれば、雑魚など撫でるだけで終わる。そうすることで、雑魚の接近を拒否する作戦だ。弾数には余裕があるため、問題ない。
 ――そして。女王たちを仕留めたら、スラッグショットに持ち替えて、黒蟻たちを相手にしていく。なお、素早く前進したため、陣形として、“プレイヤーだけが突出点を作っている状態”である。よって、黒蟻たちの猛攻撃に晒されるのだが、
そこをスラッグショットで撃ち抜いていく。70体という相手の包囲に風穴を開ける手段として、スラッグショットの貫通能力は、最適なのだ。
 そうして、敵を牽制しながら、上を向き、輸送船を攻撃していく。輸送船は、遠距離からの攻撃を避けるために低空に滞在しているが、
それが仇となって、スラッグショットの単射程でも撃墜が可能である。かくして、女王たちを追い払い、そして輸送船の片割れを落とせれば、事実上の脅威は消滅する。あとはもう、勝利確定・後片付けと言えるパートだ。

 ちなみに。私も、「第2波の開幕」を乗り切ると楽になりすぎることから気付いたのだが、輸送船は、純粋に敵を補充し続けるタイプではなく、
「最初に固定数を出現させ、次に一定数を補給し続ける」という形式になっている。そういうわけで、無理に短期決戦を挑む必要はなく、むしろ遠距離からじっくり削れば、自然に楽になっているところであった。やれ、「まず固定数を出現させる」というタイプは、他のミッションでも、そこそこ存在する。ただ、『3』の烈火が、「30体を補給し続ける」というストロングスタイルであったため、それと同じだと無意識に思っていたのだろう。
 ――そんなわけで! 思わぬ苦戦を強いられたが、無事に「烈火」のクリアーに成功した。やれ、本ミッションは、『4』で前作から劣化してしまったが、『4.1』では、前半部の難関として、存在感を取り戻せたように思う。やはり、スタッフの中でも、『4』…特に
PS3版の地球防衛軍4は、思うところがあったのだろう。やはり、『4.1』は、世に問い直すべき作品だった!

(2025年11月05日)

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