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地球防衛軍4/ INFERNOプレイ日誌

 

【第9話 星喰らい】

 


 いよいよラストである。第9話「星喰らい」では、本編最後となるM77〜85を攻略していくことにしよう。
 ・・・やれ、地球防衛軍シリーズでは、毎回最後のほうに難関ミッションが集中するという伝統があり、『4』でもその傾向は健在である。今回扱う範囲には、これまでを優に超える難易度のステージが多数待ち受けており、その難しさには熟練プレイヤーさえも舌を巻くほどである。そのため、INFクラスの武器はもちろんとして、知力や運もかなりのものが必要になってくるのだ。
 ――というわけで、長かったストーリーモードも大詰めである。さあ、最後ということで、バシッと攻略してやろうではないか!!


 
Mission: 77
「墜ちた旗艦」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3652 ライサンダーF ライサンダーF


 最初のミッションは、アースイーターの司令塔:「ブレイン」を攻撃するミッションである。敵は、飛行ビークル・ヘクトル・ディロイ・シールドベアラーに加え、ブレインにダメージが蓄積すると大量のパネルが出現する。
 ・・・さて、今回が初登場となる「ブレイン」は、宙に浮くこけしのような形をしており、設定上はアースイーターを束ねる旗艦ということになっているが、ゲーム的には何の攻撃能力も持たず、最上部の赤い場所を攻撃することのみでダメージを与えることができる。そのため、出現ステージでは長射程の武器が必須となるのだが、登場は必ずアースイーターとセットであるため、撃破不可能になる心配は少ない。
 ――余談であるが、地球を覆うアースイーターの旗艦がわざわざこんな目立つ形をしているというのはいかがなものだろうか。これでは航空攻撃で狙ってくれと言っているようなものである。しかも、ブレイン自体には何の攻撃能力も存在せず、回りの敵を全滅させればアイテム回収が終わるまで浮いているだけ、さらに最終ミッション以外では一定ダメージを受けると猛スピードで真上に飛んでいくという間抜けな逃亡方法を披露してくれる。さすがにコイツは、もう少し何とかならなかったもんですかね・・・。

 ということで戦っていく。今回ミッションの舞台は、本編唯一となるクレーターMAPであり、その穴の中に敵の機械兵器がひしめいている。とはいえ、敵はかなり分散しているうえ、その大半がノンアクティブ状態であるため、クレーターの上から顔を出しながら「ライサンダーF」で少しずつ削っていけばOKである。そして倒せる敵を全て倒したら、次はクレーター内部に進入してシールドベアラーを撃破する。ちなみに、レンジャーはクレーターに一度落ちると登ってくる手段が無いため、その状態でベアラーがクレーターの外に出てしまうと完全詰みとなりかねないため注意が必要である。
 ・・・そんなこんなで敵を全滅させたら、次はブレイン本体にダメージを与え、護衛のアースイーターパネルを出現させていく。今回のアースイーターはそれほど砲台の数が多くないうえに、「狂える空」の時と同じくコアを破壊すれば隣接するパネルを全て落とすことができるため、砲台を無視してさっさと計4つのコアを破壊し、一気にアースイーターを全滅させてしまう。
 ――そして増援を倒せたら、後は散らばったアイテムを回収し、最後にブレインを攻撃してクリアーである。・・・以上、約13分のミッション攻略で受けたダメージは、僅か67であった。やれ、このミッションはやや時間が掛かるものの、最終盤クラスとしては異様にクリアが簡単なため、アイテム稼ぎに使われることも多いんだとか。それで良いのか、ブレインよ。某マ○ーブレインでももう少し強かったぞ・・・?


 
Mission: 78
「天の兵団」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3660 AF99ST リバースシューターT2


 続いては、3機の大型輸送船がドラゴン・蜂を投下し続けるミッションである。
 ・・・やれ、一見とてつもない難関ミッションであるが、実は輸送船3機ぶんの敵が襲いかかってくるのは最初だけであり、2回目以降に投下される敵は全てノンアクティブとなっている。よって、最初の猛攻さえ何とかすることができれば、後は輸送船1機ずつを相手に戦っていくことができるのだ。さらに、今回の敵はドラゴン・蜂ということもあって、遮蔽物の多いビル街では実に戦いやすくなっている。武器は、上空の輸送船が前後に大きく移動する都合、射程の長い「AF99ST」が良いだろう。これで戦ってみることにする。
 ――ということで、序盤の猛攻撃を気合でしのぎ、後は障害物に隠れながら少しずつ戦っていく。一度に相手にする量は最初の1/3であるが、それでも回復アイテムの量に対して受けるダメージが大きくなりやすい相手なので、リバースシューターを使わなければかなり厳しいだろう。そんなこんなで、AF99STの火力不足に悩まされながらも、何とかクリアすることに成功した。さすがに蜂が3発ってのは威力不足だよねえ・・・。


 
Mission: 79
「円陣」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3667 AF99ST リバースシューターT2


 難関である。M79「円陣」は、大量の輸送船がMAP全域をグルグルと回りながら、常時アクティブ状態の敵を投下し続けるミッションである。この常時アクティブ状態というのが最高に厄介であり、ミッション中ずっと蟻・蜘蛛・蜂が押し寄せることになる。逃げながら戦うため回復アイテムも思うように拾えず、しかも輸送船は常に移動しているため、集中攻撃で拠点を減らしていく戦法もとりづらい。さらに、これほどまでの厳しいミッションであるにも関わらず、参戦するのはプレイヤー1人である。もうジャミラになっていいかな俺・・・。
 ――もっと詳しく説明すると、このミッションで登場する輸送船は計8機であり、輸送船・大型輸送船がそれぞれ4隻ずつ。比率は、蟻:蜘蛛:蜂=4機:3機:1機である。また、輸送船が残り3隻になると、残っている輸送船から対応する敵が大量に投下される(一度だけ)。要するに初期配置の輸送船を全て撃墜すれば終わりなのであるが、そのシンプルさゆえにクリアーが難しくなっているのだ。

 ということで、まずは武器の選定に入ろう。まず、このミッションでは常時逃げながら戦わざるを得ないため、戦闘間の回復アイテム回収はかなり難しい。そのため、「リバースシューターT2」を持っていくことはほぼ確定となる。すると、もう片方の武器で上空の輸送船と巨大生物の両方を相手にすることになる。この条件を満たすのは、残念ながら「AF99ST」しか有るまい。
 ・・・やれ、ゲーム序盤〜中盤に掛けて多く使用してきた「AF99ST」であるが、何度も書いてきた通り、現時点では完全なる火力不足に成り果ててしまっている。蟻・蜂が3発で蜘蛛も2発、上空の輸送船もなかなか倒せず、しかも射撃時間に対してのリロード回数が多いため、取り回しも極めて悪い。よって、このような多勢を相手にするミッションでは、上位版の「AF100」のほうが遙かに使えるのであるが、AF100は射程に問題がある(AF99ST:680m / AF100:264m)。よって、2個という厳しい武器枠の中では、どうしてもAF99STを持って行かざるを得ないということなのだ。
 ――ちなみに、レンジャーには「ハーキュリー」という狙撃銃が存在し、全ての巨大生物を一撃で倒せる絶妙な火力+長射程で弾数が多いと、まさにこのミッションにうってつけと言えるような能力を持っている。だが支給されないものは仕方ないのだ。ついでにリバースシューターXも無いぞ。本部って一体・・・。

 ということで、装備は火力不足のAF99ST&型落ち品のリバースシューターT2という微妙感溢れ出す組み合わせに決まった。これにより、ただでさえ難しい本ミッションの難易度が更に上がってしまっている。
 ・・・さて、ミッションが始まったら何はともあれやらなければならないことが、敵の“円陣”から脱出することである。これをしなければ、全方位から敵に攻撃されて即サンダーしてしまうからだ。ということで、開幕は輸送船への攻撃もそこそこに、猛ダッシュで敵の包囲網を振り切る。ここでは回復アイテムを回収する暇など有るわけないので、この時点からがんがんリバースシューターを使っていく。
 ――その後は、ひたすらMAPを時計回りで回りつつ、巨大生物を牽制しながら輸送船を減らしていく。・・・と書くと簡単そうに思えるが、言うまでもなくこれが非常に難しいのだ。とにかく武器が火力不足なうえに、輸送船も移動し続けているため、なかなか敵の数を減らすことができない。そしてその間も常に巨大生物は襲いかかってくるため、ジリジリと体力を減らされることはもちろん、ゼロ距離射撃では即死級のダメージを受けてしまう。特に今回ミッションでは、輸送船を攻撃している隙に距離を詰められるというパターンが非常に多く、どれだけ上手く進めていてもその一瞬で失敗してしまうことがある。そんな戦いが長期間続くと言うこともあり、精神面でもかなりのものが必要となってくるのだ。

 そんなこんなで、実戦では酸のゼロ距離射撃を喰らって(;^q)^「AGYAAAAAAAAAGGGGGGGGGYYYYYYYYIIIIII!!!!!!!!1」と再出撃したりしながらも、ギリギリで輸送船の数を減らしていく。
 ・・・そして、いよいよターニングポイントのラスト3機である。ここでは、残っている輸送船から大量の敵が投下され、一度限りとはいえ敵の数が一気に増えてしまう。・・・と聞くと、(*・∀・)「じゃあ、できる限り接近して輸送船を素早く撃墜しよう!」と思うところだが、である。ここでのポイントは、残った3機の輸送船から思いきり距離を取ることである。この戦法を取ると、敵はビル街に阻まれて進行速度がまばらになるため、各個撃破を行いやすくなるのだ。そうして一波を押し返せば、あとは通常通り3機ぶんの数が投下されるだけであるため、完全に後処理をするだけになってしまうのだ。
 ――ということで、最後は敵1体のみを残し、MAP中に散らばったアイテムを回収してクリアーである。ふう・・・やり直し回数は20回くらいだろうか。単純ゆえに対策が練りづらく、難しいミッションであった。とはいえ、今後はこれくらいの難易度のミッションがゴロゴロ出てくるのである。まあ、こうじゃないと面白くないんだがな・・・!!


 
Mission: 80
「神竜」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3683 AF100 フュージョンブラスターDA


 続いては、お笑いミッション「神竜」である。敵は通常タイプのドラゴンと、新モンスターの大型ドラゴンが登場するのであるが、こいつがすんげー弱いのでフュージョンブラスターを撃ってるだけで終わる。マジで。
 ・・・一応、少し解説しておくと、大型ドラゴンは主に上空から火炎を吐いて攻撃してくるのだが、この威力が見た目に反して非常に低く、ある程度の体力があれば棒立ちでも余裕で耐えられる。しかも、敵には一定ダメージを受けるごとに硬直するという特性があり、フュージョンブラスターを照射しているだけで一切行動不能になって勝手に沈んでいってくれる。マジでどう擁護すればいいのこの人・・・。
 ――と、いうことで。「AF100」「フュージョンブラスターDA」を持ち込み、雑魚のドラゴンをAF100でなぎ倒したあと、大型が現れたらフュージョンブラスターで倒し、残った小型をAF100で始末する。これで終わりである。このミッションは終盤としてはあんまりな難易度で、すぐ始められてすぐ止められるため、武器稼ぎにもよく使われるステージだったりする。助けに来てくれてありがとう、神竜巡査!

EDF用語解説 その38:「神竜」

例によって出現する大型タイプのドラゴン。上空から炎を吐いて攻撃を仕掛けてくる。
・・・が、炎の攻撃力があまり高くないうえに、ある程度のダメージを受けると硬直する特性があり、フュージョンブラスターで簡単にハメ殺しができてしまう。
他の敵と組み合わさって出現する場合も無いため、何の問題も無く始末できる。
むしろ、大量のアイテムを落としてくれるありがたいモンスターとして、武器稼ぎ面で印象に残るモンスターである。
 

 
Mission: 81
「廃都の脅威」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3714 ????? ?????


 再び難関である。M81「廃都の脅威」は、廃墟となった都市を舞台に、ひたすら黒蟻・赤蟻・蜘蛛・蜂と戦うミッションである。
 ・・・まあ、内容としてはそれだけなのであるが、問題は一度に出現する量である。その数なんと72〜84体と、あまりにも多すぎる。さらに、敵は全方位から現れるため一定方向に逃げ続けることもできず、廃墟MAPということで遮蔽物も一切無い。さらに、味方兵士の数も8人と、当てにするには少なすぎる。結果として、小細工の通用しない全編でも屈指の難ミッションとなっているのだ。

 さて、このミッションを攻略するにあたり、重要なのは武器選択である。・・・と言っても、今回も例によって回復アイテムの回収には期待できないため、「リバースシューター」の持ち込みは必須となるだろう。となると、もう片方の武器だけで全ての敵を相手にできる、そういう一品を選ばなければならない。
 ・・・さて、今回ミッションではとにかく大量の巨大生物が押し寄せてくるため、できることなら爆発物でまとめて処理をしたい。そこで、まず採用したのが、蜘蛛だらけの「凶蟲大侵攻」でも活躍した「スタンピードXM」である。が、今回ミッションはそれではクリアすることができなかった。というのも、今回は敵が多数の方向から現れるため、逃げ切れなくなって押し負けてしまうのだ。しかも「スタンピードXM」「リバースシューターT2」だと、赤蟻に捕まった時点で失敗確定となってしまう。いくら何でも5000近い体力を持った相手から爆発物で逃げ切るのは不可能ということで・・・。
 続いて俺が試してみたのは、「MEX5エメロード」である。なんだコイツッ!?と思うかもしれないが、これは誘導ミサイルの一つであり、1度に5体の敵をロックオンし、正確な爆破攻撃を行うことができる。その威力こそダメージ800・範囲10mと控えめであるが、ロックオン距離は500mと良好であり、近い敵から優先してロックオンされるため、“大群の先頭”を吹き飛ばしつづけて味方兵士を強力に支援できる。実際に使ってみたところ、予想以上のサポート性能を発揮し、これは行ける・・・!と思ったが、やはり赤蟻に捕まってしまうと一発終了ということが原因でクリアできなかった。ここに来て、まさか赤蟻が強敵として立ちふさがるとは・・・。
 ――ならばと俺は、赤蟻対策になる武器を持っていくことにした。具体的に試したのは、「AF100」「フュージョンブラスターDA」の二種類である。これらを使えば、赤蟻に捕まってもリカバリーを行うことができる。しかし、この場合は当然「リバースシューター」を持って行くことができなくなるため、最終パートで仲間が壊滅してしまい、大量の敵に囲まれてしまってどうにもならない。ならばと「AF100」+「リバースシューターT2」を使って挑んでみたものの、回復量がまるで足りずに押し負けてしまう。ぐぬぬ・・・どうすればいいと言うのだ・・・!

 と。俺はいろいろと武器を変えながら30回ほどプレイしてみたが、どうしてもクリアすることができなかった。仕方ない・・・ということで、当プレイ初めての「武器稼ぎ」を行うことにする。狙いは、「リバースシューターX」だ。というのも、これまで使用してきた「T2」の1600回復*8発に比べて、「X」は3000回復*10発2倍以上も性能が良い。これを使えば、今までより遙かに長く自分や味方を生存させられるはずだ。
 ・・・というわけで、早速一つ前のミッション「神竜」に行き、大ドラゴンをフュージョンブラスターで焼きまくる。フュージョンブラスターも、使っているのは最上位品の「ZD」ではなく「DA」であるが、大ドラゴンを焼き切る用途にはさほど問題は無い。こちらも、「ZD」なら威力300→350 / 弾数1200→1500 / 射程140m→180mと大幅パワーアップするから、早く手に入ってほしいんだけどね・・・。
 ――そんなこんなでしばらく稼ぎ、目的の「リバースシューターX」を無事に手に入れることができた。まったく、理論上はM48から手に入るってのに、予想通り最後の最後になってしまった・・・。

 ということで、早速再挑戦を行っていく。装備は、男らしく「AF100」+「リバースシューターX」である。戦術は至極簡単、とにかく撃ってやばくなったら回復。これだけである。
 ――と、俺は(;^o^)「さすがにこんなんで勝てるわけないっしょw」と思って挑んでいったのだが、実際にやってみるとこれまでよりも遙かに仲間の場持ちが良くなり、普通に戦っていくことができる。そしてそのまま、味方兵士の大半を残してクリアーに成功してしまったのである。このレベルの難関ミッションがこんな簡単に・・・これはクリア後ミッションでも頼りになりそうだな・・・。


 
Mission: 82
「死の戦列」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3726 AF99ST リバースシューターX


 最初から歩行形態のアルゴが出現するミッション。
 まずは飛行ビークルを全滅させ、その後アルゴ本体に一定ダメージを与えていくと大型輸送船*2(ヘクトル・飛行ビークル)の蓋が開くので、そちらを優先して撃破、あとはアルゴ本体にトドメを刺すだけ。
 特に書くことは無いです。攻略不可能()さん・・・。


 
Mission: 83
「大結集」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3730 AF99ST リバースシューターX


 続いては、ラスト前恒例の、大量の輸送船がノンアクティブで集結しているミッションである。ちょうど、M34「異邦人集結」→M36「星船」と同じパターンだ。
 ・・・さて、今回はゲーム後半部のラストということで、敵も飛行ビークル・新型ヘクトル・ディロイ・大型輸送船などなど、後半仕様にパワーアップしている。が、基本的な攻略法は同じであり、遠くから攻撃して、反応した敵だけを倒していけばOKだ。終盤ということで、武器稼ぎにも向いているミッションだと言えよう。俺は何も出なかったけどな・・・!!


 
Mission: 84
「灼熱」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 3748 AF100 リバースシューターX


 さあ、いよいよシリーズ恒例のラスト前ミッションである。EDFシリーズでは、「最終ミッションの一つ前は最難関」という法則があり、『2』の「絶対包囲」・『3』の「烈火」などは、多くのプレイヤーを絶望の淵へと追いやってきた。そして『4』でも、やっとそのポジションのミッションまで辿り着くことができたのだ。
 ・・・そんなM84「灼熱」で出現する敵は、第1波が蜘蛛・黒蟻・赤蟻・飛行ビークル・新型ヘクトル、第2波が女王蜂*1+大型輸送船*3である。どの敵も非常に数が多く、特に第2波の大型輸送船は閉じた瞬間にもう開き始めるうえに、1機につき10体以上の巨大生物を投下してくるという前代未聞の能力を持っている。よって、第2波では30〜40体の巨大生物+女王蜂に襲われながら大型輸送船の撃墜を目指すという、これまでに無い凄まじい構成となっているのだ。まさに、最難ミッションとして恥じないインパクトを誇っていると言えるだろう。

 ・・・・・・が。
 実は俺は、(;^o^)「このミッションそんなに難しくないんじゃ?」という感想を持っていた。というのも、HARD・HARDESTプレイの際にも、難関ミッションとして身構えて行ったのであるが、実際には拍子抜けするほど簡単にクリアできてしまったからである。おかしいな、『2』の「絶対包囲」や『3』の「烈火」ではちゃんと苦戦させられたのに・・・。あとは、ミッション内容自体とは関係ないが、音楽がいまいち燃えないのも・・・。
 ――ということで、戦っていく。今回ミッションでは味方兵士の登場数が12人と多めなこと、大型輸送船は低空を飛んでおり近接武器でも攻撃可能なことを踏まえると、基本的な構成である「AF100」+「リバースシューターX」という組み合わせが一番であろう。そんなこんなで、普通に戦っていくと・・・あら不思議、ちゃんと仲間を生存させたままクリアーすることができたのである。うーん、難関ミッションのはずなのに・・・。AF100が強化されたこともあるけど、やっぱりこのミッション、そんなに難しくないんじゃ・・・?

 ついでに、ここでついに「フュージョンブラスターZD」「ハーキュリー」を入手することができた。前者はご存じの通りフュージョンブラスター系統最強武器、後者は狙撃銃ながら近距離での取り回しも良いバランスの取れた名銃である。どちらも手に入るのが遅すぎた感があるが、まあ本編クリア後のミッションならば大いに活躍してくれるであろう。
 ――ということで、いよいよ残りはラストミッション「星喰らい」を残すのみとなった。それさえクリアすれば、長かったINFERNO攻略も終わりである。さあ、やってやるぞっ!!


 
Mission: 85
「星喰らい」
 
 
Unit Armor Weapon1 Weapon2
Ranger 4626 ライサンダーZ ライサンダーZ


 いよいよラストミッション:「星喰らい」である。ここでは、MAP全域に大量のアースイーターパネルが展開されており、その全てがプレイヤーに向けて攻撃を仕掛けてくる。目的はアースイーターの中枢であるブレインを破壊することであり、出現する敵はアースイーター・飛行ビークル・ディロイ・ドラゴン。アースイーターは本体のダメージ状況に合わせて、3つの形態に姿を変える。
 一応、このミッションでは本体のブレインのみを破壊すればクリアーとなるのだが、敵の攻撃が非常に激しいため、基本的には全ての砲台を破壊しながら進めていくことになる。やれ、この手のミッションは演出重視で難易度的には低いことも多いのだが、今作においては別で、むしろシナリオの中でもかなりの難関ミッションとなっている。さあ、ついに訪れたラストミッション、堂々攻略していこうではないか!

 その前に。まずはラストに向けて、武器稼ぎを行っておきたい。その目的は、最強のスナイパーライフル:「ライサンダーZ」の入手である。ライサンダーZは、これまで用いてきた「F」に比べて、威力が3800→5500と増えており、弾数も7発→10発と大きく増加している。その分、リロード時間が若干長くなってしまったが、この高威力を前にすれば些細な問題である。シリーズを通して活躍する、レンジャー最後の武器なのだ。
 ・・・さて、その「ライサンダーZ」は、INFのM71以降のミッションで武器箱を拾うことでのみ入手できる可能性が存在する。その確率は極めて低いものの、後半に行けば行くほど手に入りやすくなるため、今回は一つ前のミッションであるM84「灼熱」を使うことにしよう。やり方は簡単、最後の大型輸送船の真ん中1隻を残し、投下されてくる蜘蛛をAF100で倒し続けるだけである。こうすると、敵は勝手に落ちてきて勝手に吹き飛んでいってくれるため、やることはただR1ボタンを押すだけ。しかも敵の投下間隔が短いため、効率も最高クラスである。ついでに言うとミッションのクリア難易度がそれほど高くないというのも嬉しい。
 ――ということで、灼熱稼ぎを何度かループするが、さすがにレンジャー最後の武器ということもあって、なかなか手に入れることができない。それはまあ確率だから仕方ないということにして、途中で「墜ちた旗艦」「神竜」など他の稼ぎミッションに浮気しつつ、ひたすら墜ちた蜘蛛を撃破しつづけ・・・ついに、「ライサンダーZ」を入手することに成功した。やったぜ! ちなみに、体力が前ミッションから3748→4626と1000近く増えてしまったが、これでも早く入手できたほうである。だって『3P』の時なんて、「サンダーボウXD」のためだけにペイルウイングの体力が3000くらい(陸戦換算で6000)も増えちまったからな・・・。

 ということで戦っていく。武器は、たったいま手に入れた「ライサンダーZ」の二丁持ちである。当初の予定では、前ミッションで手に入れた「ハーキュリー」を使う予定だったが、飛行ビークルがまさかの2発という非力さゆえに採用を取りやめてしまった。うーん、やはり入手タイミングが遅すぎたのだ・・・。
 ・・・まず、このミッションの第1パートでは、空を覆い尽くす大量のアースイーターと戦うことになる。アースイーターには、今までと同じく、ロケットエンジンのような形をしたコアが存在し、それを撃破することで回りのパネルをまとめて落とすことができる。また、4つの開閉型ハッチはそれぞれ飛行ビークル*5を無限に投下し続ける。そしてブレイン本体にある程度のダメージを与えることで、第2パートへと足を進めることができるのだ。
 ――さて、このパートで行うべきことは、とにもかくにも近くにあるパネル・ハッチの破壊である。合計20機もの飛行ビークルの火力は凄まじく高く、アースイーター砲台も馬鹿にならないダメージを与えてくるため、ミッションが始まったら左前方に移動しながら速攻で攻撃可能なコアを落とせるだけ落としつつ、飛行ビークルのハッチが開いたらハッチを一つ破壊しつつ例のトンネルに逃げ込む。そこからもう一つのハッチを破壊することができるため、これで飛行ビークルの出現数を半減させることができた。

 そこからは、ひたすらの持久戦である。まずは、トンネルの回りの敵を減らして戦況を安定させ、頃合いを見て外に飛び出していく。ここでも、敵が効率よく回復アイテムを落としてくれなければかなり苦しくなってしまうのだが、それでもビル街に逃げ込んで敵の攻撃を巻きながら、ハッチやコアの数を減らしていく。
 ――そんなこんなで、MAP右奥→左奥と全てのハッチを撃破すれば、もう飛行ビークルが出現することは無いため、当座の安定は確保できた。あとは、少々時間が掛かるが、第2形態以降を楽にするために、MAP全域を回って全ての砲台を破壊しておこう。これで準備はOKである。実際のミッション中では、この第1パートが最も難しいんだよな・・・ということでブレインを攻撃し、アースイーターを第2形態へ進行させていく。



 さて、第2パートではブレインの回りに再び大量のアースイーターパネルが投下され、パネル全体がブレインを中心としてゆっくり回転し始めるようになる。
 ここで、最も気を付けなければならないのは、新登場の緑色砲台である。緑色砲台は、射程距離こそ長くないものの、一度こちらを捉えると以降ぴったりと張り付くレーザーで攻撃を仕掛けてくる。ということで、このレーザーを喰らってしまうと瞬殺であるため、近づかれる前に優先して撃破し、もし撃たれてしまったら必ず障害物を使って回避する。なお、このパートでは途中で味方兵士が出現するのだが、予想通り緑レーザー砲に捉えられて瞬殺であるため、戦力としては全く計上できない。マジで何しに来たの・・・。
 ――攻略としては、まず第2波パートをMAP右手前の角でスタートする。これ以外の位置で始めると真上に緑レーザー砲が登場してこれまでの努力が一瞬で無に帰すからである。その後は、反時計回りで近づいてくる砲台をひたすら撃破していく。ここでも、受けるダメージが大きく厳しいが、とにかく回復アイテムを拾って耐えていくしかない。ちなみに、例の橋の下に隠れるのは、プラズマ砲弾が貫通してくるため悪手である。

 その後、砲台を全て破壊したら、ブレイン本体にダメージを与えていく。途中、4つのハッチが開いて飛行ビークルを投下してくるが、今回は砲台が無いうえに投下数自体も少ないため、普通にビル街を使って戦っていけばOKである。しかも、ハッチ自体も移動しているため、わざわざこちらから出向かなくても射撃可能になってくれるというサービス付きだ。
 ・・・ちなみに、ここで俺は砲台が透明化するというとんでもないバグに遭遇してしまった。しかも、よりによって緑レーザー砲であり、何もない場所から超火力のレーザーで大ダメージを受けるという恐怖の状況に陥ってしまった。が、レーザーの発射源らしき場所を突き止めて射撃し、何とか砲台を破壊することに成功した。ふう・・・。こんなんでやられたらマジで激萎えだったぜ・・・。
 ――そんなこんなで全てのハッチを撃破したら、ブレイン本体を攻撃し、次のパートへと移行していくことにする。やはり、速攻ではなく、堅実な戦法が一番なのだ。



 そして第3パートでは、メトロ○ドのような形をしたアースイーター最終形態が現れ、ドラゴンを投下すると共に、巨大プラズマ砲・電撃で攻撃を行ってくる。
 ・・・が、この場面では、例の橋の下に逃げ込めばほとんど攻撃を受けなくなってしまうため、そこから顔を出しつつ攻撃すれば、安全にアースイーターを全滅させることができる。まあ、ドラゴンは安全地帯の中にまで入り込んでくるのだが、むしろそれは「回復アイテムを運んできてくれる」と捉えることもできる。助けに来てくれてありがとう!ドラゴン巡査!!
 ――そんなこんなで、砲台・ドラゴンを牽制しながらしばらく戦っていると、味方の精鋭部隊が続々と到着し、一気に難易度が下がってくれる。最初から来い。そこまで来ればもう死ぬ要素は皆無であるため、残ったアースイーターを全て撃墜し、アイテムを回収してブレインを攻撃。そして射撃を続け、いよいよブレインを撃破する。これで、「地球防衛軍4」のINFERNOクリアーに成功であるっ!!



 ということで、1時間以上の死闘のうえで、ついに「星喰らい」:アースイーターを撃破することができた。
 これで、長かったこのゲームも終了・・・と思いきや。実は本当の戦いはこれからである。というのも、このゲームには今流行りのDLC(ダウンロードコンテンツ)によって追加ミッションが配信されており、その数なんと合計45である。しかもそこでは、金蟻鎧蜘蛛といった凶悪な亜種モンスターが出現し、本編を遙かに超える難ミッションが展開されるのだ。
 ――ということで、まだまだこの「地球防衛軍4 INFERNOプレイ日誌」は続いていくということになるのだが、最後までどうぞお付き合いお願いしたい。ウオオオ行くぞオオオ!さあ来い金蟻鎧蜘蛛!!

 

(2014年3月22日)

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