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管理人の日記

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こういう寿司詰め地形で大活躍 |
地球防衛軍シリーズでは、伝統的に、中盤で「地底探索ミッション」が3連続で挿入される。『1』は私は未プレイなので知らないが(そもそも地下MAPが無いらしい…)、『2』以降はずっと、である。ちなみに、内容も似通っており、とりわけ、「蜘蛛の巣のように入り組んだ迷路で、四方八方から包囲攻撃される」と「長い地下道を降りていき、最後に女王蟻の居る本拠地に突撃する」というミッションは、必ず登場する。…と思っていたのだが、間違いであった。『2』と『3』は、4連続ミッションである。『4』『4.1』は、前述の通り、3つだ。
――とはいえ。『2』『3』『4&4.1』で、さすがに4作も続いたからということか、『5』と『6』では、地底が3ミッション続くことは同じだが、マップ構成が変わったり、最後が女王の部屋ではなかったりと、工夫が加えられている。まあ、オンラインゲームと違って、新作が出たら旧作が遊べなくなるわけではない。ただでさえ、地球防衛軍は、ミッション数が多くてマンネリ化しやすいのだから、変えられるところは、どんどん変えていくべきだと思う。
さて。いま私が遊んでいる『4.1』は、古いタイプの地底3ミッションである。本作では、「突入作戦フェイズ1」「フェイズ2」「フェイズ3」の3つに分かれており、@が地底を進みながら敵を掃討、Aが迷路での罠ミッション、そしてBが女王の巣である。鍵となった武器は、「スラッグショットEA」と、HARD帯武器の「ファイブカードXB」だ。
…まず、スラッグショットについては、『2』のVita移植版:「地球防衛軍2
PORTABLE V2」で初登場した、ショットガンカテゴリの武器である。特徴として、50m程度の単射程であり、かつ、鉄球のような玉を一発撃つだけであるが、全射程で貫通をし、かつ、赤蟻程度まで一撃で倒せる高火力を誇る。
――そして、この特性が最も輝くのは、地底ミッションだ。どういうことかというと、敵の死骸を盾にして、相手の進軍を阻みながら射撃できるからである。倒した敵の死体は、一定時間が経って存在を失うまで、障害物となる。もっとも、平野だと、敵はそれを乗り越えて移動できるので、味方側のみが「射線を遮られる」というデメリットを受けていた。ところが、地下だと、死体が通路に詰まって迂回できなくなるので、敵側の行動も制限される。そして、スラッグショットの貫通能力を使えば、その死体を乗り越えて射撃できるので、今度は逆に、味方側がメリットを得られるのである。やれ、「死体撃ち」は、マナー違反とされることが多いが、さすがに戦術的意味があるならOKだろう。
ちなみに。地下ミッションのお供としては、ロケットランチャーも存在し、爆風で通路を封鎖することが可能だ。「敵をガンガン吹き飛ばして爽快感が得られる」「爆発で暗闇を照らせる」「壁の向こう側も攻撃できる(謎)」など、メリットも多いが、変異種を一撃で倒せず、かつ、接近されると自爆の危険性から射撃できないというデメリットも存在する。つまり、「スラッグショット」と「ロケットランチャー」のセットで出撃するのが最良なのだが、ミッションの都合上、どちらか片方しか使えないときは、取捨選択を強いられることになる。
さて。余談だが、スラッグショットが初登場したVitaの『ポータブルV2』は、『3P』が面白かったということで買ったのだが、地球防衛軍シリーズで最悪の移植であった。というのも、まず、「地球防衛軍2」は、無謀にもPSPに移植されており、追加要素は好評だったものの、“スティックが1個しかないハード”ということで、常時モンハン持ちが必要であり、操作性は劣悪で、かつ、グラフィックや処理落ちも厳しいものがあったという(私は未プレイ)。
…というわけで。『ポータブルV2』は、上位携帯機への再移植ということで、「PSP版の追加要素を収録しつつ」「2本スティックで遊びやすくなり」「グラフィックも原作再現」というものが望まれていた。ところが、蓋を開けてみると、まずスティックによる照準がガックガクである。どうも、PSP版のボタンによる操作を、そのままスティックに代行させただけということらしい。また、Vitaは、PSP比で4倍という高精細な画面を持っているが、グラフィックがそれに最適化されておらず、文字がぼやけたり、敵がいきなりポンッと近距離からポップしたりする。酷いやっつけリマスターであり、「『2』の完全版」を求めていた私にとって、全くの期待外れであったのだ。まあ一応、3つ目の兵科である「エアレイド」(後のエアレイダー)が逆輸入されたことや、前述の「スラッグショット」シリーズの追加など、僅かながら評価できる点もあるにはあるが…。
――ちなみに、現在は、ニンテンドースイッチにて、この『ポータブルV2』の更なる移植版が販売されている。こちらについては、PSPとVitaでの全追加要素を含むうえ、スティック操作やグラフィックなどが、現行ハードに最適化されており、ようやく『2』の完全版と言える作品になった。同ハードでは、『3P』と『4.1』も登場済みであるが、更にレトロな地球防衛軍を遊びたい場合は、『2』にも挑んでみると良いだろう。
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おフェンフェンさあ… |
というわけで。今回は、地底ミッションの攻略に、まずはLv82の「スラッグショットEA」を持っていく。INFERNO後半クラスの武器だが、HARDEST
DLCの攻略にて、先行入手をしていたのだ。
…さて、これまでのスラッグショット下位モデルというと、全距離貫通は良いものの、性能バランスが悪く、ハッキリ言って出番が無かった。ラインナップとして、射程かリロードに問題がある場合が多く、乱戦向きの性能なのに、その乱戦で使いづらいという本末転倒の事態に陥っていた。せっかくの高火力も、ステージが進むにつれて、目的の敵を一撃で倒せないことが増えてくるし…。
――しかしながら、最上位のEAモデルは、「リロード3.0秒」「射程90m」と、下位モデルの一番良いところを取り揃えてきた。それでいて、6700ダメージと、INFERNOの変異種を(少なくとも現時点では)一撃必殺できる火力を手にした。高火力かつ取り回しも良いと、やっと我々の求めるスラッグショットが出てくれたと言える。
そして、もう片手には、「ファイブカードXB」という狙撃銃を持っていく。これ、Lv48であり、HARDのラスト付近で手に入るくらいの武器である。HARDなら高火力の武器だったが、INFERNOから見ると、さすがに2つ下の難易度であり、現在だと、“ギリギリで黒蟻は倒せる”くらいの火力しか持っておらず、明らかに力不足である。
…しかしながら、この武器の魅力は、長射程を持つ反射武器ということである。「反射武器」とは、壁に当たると跳弾が発生し、射程限界まで弾が飛び回るという武器だ。その性質上、地底ミッションでの遠隔攻撃や、少数敵の釣り出しに使えないこともない。専用カテゴリとして、「バウンドショット」シリーズが存在するが、HARDEST帯・INFERNO帯の該当武器が、癖のありすぎる性能であり、使いこなすのは人類には無理である。
――いっぽうで、ファイブカードXBは、純粋な火力としてはINFERNOでは力不足なものの、狙撃銃カテゴリということで、射程2000mを持ち、洞窟の奥深くにいる敵を攻撃できる。この射程は、反射武器の中で最長である。というわけで、HARD帯武器であるものの、地底ミッションにおいて、HARDESTはもちろん、最高難易度のINFERNOでも出番が出てくるということだ。
そういうわけで。まず、第1ミッションの「突入作戦フェイズ1」では、「スラッグショットEA」と「ファイブカードXB」の組み合わせで行く。このミッションは、HARDESTから変異種が混ざってきて、とりわけ最終ウェーブは、敵の数が多いうえに、立てこもりに適さない地形とあって、難易度が高い。普通に戦っていると、あっという間に変異種に飲まれ、すご〜く
なが〜い洞窟を、最初からやり直しになってしまう。私も、アッサリ死んでこりゃ駄目だと実感し、籠城に向いた狭い通路から、1発だけ「ファイブカードXB」を撃って、それで反応した敵を、スラッグショットで各個撃破していった。まあ、実戦では、ニート黒蟻1体を除いて、結局すべてが反応してしまったのだが、それでも、狭い通路で敵を足止めできるのと、そもそもの距離があって進軍速度がまばらになるので、一度に相手をする量が少なくなる。そうして、2つの武器の性能を活かせる戦い方で、クリアに成功した。
…次に、「突入作戦フェイズ2」は、PS3版『4』のときと同じく(【第3話】)、「A3プラズマボンバー」を使って攻めていく。弾数制限武器だが、短期決戦であるし、地底なので射程の短さも関係ない。20発すべてを撃ち込んだ時点で、敵の大半を片付けられていれば成功だ。時間の掛かるタイプのミッションではないため、半ば★運ゲー★というつもりで、ポンポン射撃していった。ちなみに、もう片手は、もちろん「スラッグショットEA」だ。鎧蜘蛛が3発というのが引っかかるが、そこ以外は、貫通能力で効率の良い残党処理ができた。
――最後に、「突入作戦フェイズ3」については、ラストの女王蟻が鬼畜であり、こちらの攻撃が届かないひょうたん型の地形から、地形を跳ね回る酸によって、一方的な攻撃を仕掛けてくる。攻略法は2つであり、「一気にボトルネックの細い通路を突破する」か、または、「反射武器を使って遠くから撃ち続ける」かだ。機動力に劣るレンジャーで前者は無理であり、やはり後者しか勝ち目は無い。ここも、難しいのはラストのみなのだが、失敗するとフェイズ1以上の長い道のりをやり直すことになる。シリーズ伝統のイライラミッションであるため、時間効率は諦めて、安全第1で、跳弾を使って攻めていった。ちなみに味方は、考えなしに突撃していって全滅しました。特に、女王の間の入口まで進み、そこでずっと突っ立って酸を浴び続けていたおフェンフェンは、マジで何がやりたかったのか…。
(2025年10月26日)

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