◇トップページ > FFプレイ日誌 > 地球防衛軍4/ INFERNOプレイ日誌 > No.03
地球防衛軍4/ INFERNOプレイ日誌
【第3話 ブルートフォース作戦】 |
続いての回では、M21〜M31を攻略していこうと思う。今回だけ1ミッションぶん多いが、最後の3つは連続した地底突入ミッションということで、ご了承いただきたい。
・・・ここでの大きな特徴としては、ゲーム序盤の大きな山場と言える「ブルートフォース作戦」を中心に、バラエティに富んだミッションが存在するということである。さあ、今回もバリバリ戦っていくぞ〜!
Mission: 21 「地の底へ」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3259 | AF99ST | スティングレイM99 |
地下洞窟を進み、蜘蛛・黒蟻・赤蟻と戦うミッション。赤蟻が本格的に登場するのはこのミッションからである。まあ、実は一つ前のミッションでこっそり登場していたりするが・・・。
――さて、「赤蟻」の特性であるが、コイツは酸を使わずに、噛み付きのみで攻撃を行ってくる。ただし、この噛み付きには「拘束攻撃」という特性が存在し、噛み付かれると移動を封印されたうえで、激しく振り回されてダメージを受け続ける。・・・と聞くと恐ろしいが、この拘束攻撃は受けるダメージが極めて少ないため、まるで恐れる要素が無い。大抵の場合、受けるダメージはせいぜい200程度である。しかも、拘束されている間は他の敵から攻撃されなくなるため、連続ダメージを受ける心配も無い。INFなのにこの火力な巨大生物の人って・・・。
・・・しかしながら、体力は黒蟻の約3倍と固いため、大群で押し寄せられるとあっという間に味方の防衛ラインが突破されてしまう。また、他の敵と組み合わさった場合は、肉の壁として攻撃を妨げられたり、噛み付かれてタイムロスになったりと、なかなかに鬱陶しい相手となる。単体ならば勝利確定であるが、やはり無視できない存在感を持った敵であると言えよう。
というわけで、ミッション攻略を進めていく。
このミッションで赤蟻が登場するのはラストなので、それまでは普通に黒蟻・蜘蛛と戦っていく。やり方は、地底ミッションの定石通り、狭い道に敵を引きつけて爆発物で処理すればOKである。
・・・そんな感じで洞窟を下っていき、最後に40匹の赤蟻を相手にすることになる。この赤蟻、上で書いた通りに体力が高く、爆発物でも抜けられて乱戦になってしまうのだが・・・しかしやはり、噛み付き攻撃のダメージは貧弱なので、拘束されても1体ずつ倒していけば楽勝である。まあ、味方が拘束された場合、「うわぁ〜!」とか「助けてくれー!」とか生理的嫌悪感を催す声が別に痛くないのに聞こえるのだが、問題はそれくらいのものである。というわけで、自分も何度か拘束されつつも、サクっと全滅させてクリアに成功した。あの人、噛み付かれながら戦ってる・・・。
◆EDF用語解説 その20:「赤蟻」 |
---|
初代より出現する、シリーズ伝統の巨大生物。 今回は噛み付きに「拘束攻撃」という特性が加わり、以前とは見違えるような強敵になった・・・と思いきや、 拘束攻撃のダメージがあんまりのため、歴代シリーズよりも更に貧弱な存在と化してしまった。 拘束中は他の巨大生物から攻撃されず、武器のリロードも可能であり、さらに抜けた直後には数秒の無敵時間も存在する。 そのため、たとえ大量の赤蟻に囲まれても、余程の事が無い限り「捕まる→脱出」を繰り返しながら戦線を維持できるのだ。 やはり赤蟻とその亜種は、カモ扱いから抜け出すことはできないようである・・・。 強いて言うならば、拘束された味方兵士は攻撃能力も囮としての能力も無くなる(+声がうるさい)ため、味方が捕まった場合は早めに救助しておきたい。 |
Mission: 22 「奈落の罠」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3269 | AF99 | スティングレイM99 |
難関ミッションである。M22「奈落の罠」の内容は、すり鉢状の穴に閉じ込められ、上から大量の蜘蛛・黒蟻に襲われるというもの。逃げ道が無く、押し寄せる巨大生物の数が凄まじく多いうえに、乱闘となるため爆発物も使えない。しかも、2回の増援は敵を全滅させずとも出現するため、途中で体勢を整える時間も存在しない。各種やり込みプレイでも、大きな難関となるミッションの一つである。
・・・さて、このミッションでは味方兵士が5人登場するということで、まずは仲間を引き連れつつ穴の底で普通に戦ってみることにした。装備は「スパローショットMX」「リバースシューターT2(範囲回復)」である。すると、第2波の蜘蛛が出てきた辺りから敵の処理が追いつかなくなり、あっという間に味方全滅でゲームセットになってしまった。これでは駄目だ、いくらやっても勝てっこない・・・。
そこで今回は戦法を変え、穴から抜け出す方針で行くことにした。穴には、上部に橋のような通路が掛かっており、そこの左右にある抜け道から大量の巨大生物が出現してくる。抜け道は奥こそ塞がれているが、通路に入れば狭いため、一度に戦う敵の量を大幅に減らすことができる。そこに逃げ込んで敵を引きつけ、爆発物でまとめて始末するのだ。
・・・そして、今回逃げ込むことにしたのは、右奥の方向である。この方向の道は岩石で通路が塞がれているのだが、その部分が少しだけ窪んでいるため、籠城戦をするにはもってこいである。ポイントとして、この場所は目の前が第2波・第3波の出現ポイントとなっているため、必ず出現した瞬間に爆発物でまとめて処理をしてしまいたい。
また、爆発物以外のメイン武器は、今まで使ってきた「AF99ST」ではなく、標準タイプの「AF99」を使用する。こちらはスタンダードタイプのアサルトライフルであり、Ver1.03で強化されなかったため総合性能では大きく劣るのだが、「継続射撃時間」と「リロード時間」の2点でSTタイプを上回っているため、今回のように狭い場所での大混戦ではこちらのほうが向いているのである。
というわけで戦っていく。この戦法を取る場合、最も重要なのは固まって出現する敵の増援を爆発物で瞬殺できるか否かということである。敵の出現ポイントが目の前なだけに、ミスをすると一瞬で敵に殺到されてアウトであるが、逆に成功すれば、数十体の雑魚敵をたった一撃で処理でき、その後の戦いが大幅に楽となるのだ。
・・・実戦では、2波の蜘蛛は一撃で潰せたが、3波の黒蟻では失敗して上の画像のような大災害になってしまった。まあ、何とかスティングレイM99*2発で大半を始末し、ギリギリで状況を立て直せたのだが・・・。そこさえ切り抜ければ、もう大量の敵は出現しないため、普通に戦ってクリアーである。このミッションのポイントは、増援を如何にして瞬殺するということだな、うん。
Mission: 23 「巨人兵団」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3275 | フュージョンブラスターDA | フュージョンブラスターDA |
街中でひたすらヘクトルと戦うミッション。前作の同内容のミッションとほぼ同じで、違うのは乗り物が無いため移動がめんどくさいことくらいである。
・・・まったく。遮蔽物の多い街中で、しかもバラバラに出現するヘクトルなどご察しくださいというレベルの強さであるため、さっさとクリアーしてしまうことにする。装備は、まあ普通にやればライサンダー両手持ちあたりが最も楽なのだろうが、どうせ何を使ってもクリアできるため、「フュージョンブラスターDA」を両手に片っ端から焼き切っていくことにした。さすがにこれは簡単すぎるよ・・・。
Mission: 24 「停泊」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3281 | AF99ST | スティングレイM99 |
海岸に停泊しているマザーシップと輸送船を攻撃するミッション。マザーシップは倒せないため、実質的に戦うのは輸送船4隻・飛行ドローン・黒蟻・蜘蛛である。
・・・さて、このミッションの敵は全てノンアクティブなのであるが、輸送船同士の距離が近いため、適当に戦っていると流れ弾が当たって思わぬ敵を反応させてしまう。そのため、誤射を頻発させる味方兵士は初期位置で放置し、正確に1隻ずつ輸送船を撃墜していくことにした。射撃の際にも、できる限り無駄弾を撃たないようにしていく。
――途中、2隻を撃墜したあたりでマザーシップが砲撃を仕掛けてくるが、これは飾りではなくINFではマジで殺しに掛かってくるので、その最中は回復アイテムを取りながら回避に専念する。それが終わったら、残った2隻の輸送船を撃墜してクリアーである。ストーム1、ベガルタを使え!(使えない)
Mission: 25 「銀糸の都」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3285 | A3プラズマボンバー | AF99ST |
続いては、蜘蛛巣穴+レタリウスのミッションである。巣穴はスタート地点の目の前に存在するのだが、開始直後から蜘蛛が登場しているため、フュージョンブラスターで巣を沈めるだけではレタリウス&蜘蛛に捕らえられてアウトとなってしまう。ならばと持久戦を仕掛けようにも、レタリウスの存在から難しい。そこで今回は、弾数限定兵器である「A3プラズマボンバー」での瞬殺を狙っていくことにする。
・・・「A3プラズマボンバー」は、2000ダメージ・爆破範囲30mという超性能のロケットランチャー(参考:スティングレイM99は1200ダメージ・範囲15m)であるが、「最装填に大型の設備を必要とするため、戦場でのリロードは行えない」という設定を持つ弾数限定武器であり、その弾数は20発である。一般に、爆発物が必要となるミッションの特性と弾数制限の性質がイマイチかみ合わないため、同じく弾数制限のある「フュージョンブラスター」系に比べて「プラズマボンバー」の使用場面は限られるが、それでも爆発系武器としては類を見ない強力さから、要所要所で活用できることだろう。
――では、このミッションの攻略に入っていく。敵の巣穴は1個であるため、開始直後にプラズマボンバーを乱射して蜘蛛ごと巣を葬ってしまう。以上。後は、残っているレタリウスを3体始末するだけである。実に、たった10秒で勝負が着いてしまった。うむ、「A3プラズマボンバー」、これはなかなか使えそうな感じだな。
◆EDF用語解説 その21:「弾数制限武器」 |
---|
レンジャーには、「フュージョンブラスター」系統の他にも、2種類のリロード不可能武器が登場する。 どちらも、使用方法を見極めれば大活躍する武器であるため、ここで紹介しておくことにしよう。 ・A3プラズマボンバー 威力2000・爆破範囲30mの超性能ロケットランチャー。弾数は20発である。 この爆破範囲でこの威力の兵器は他に存在しないため、短期決戦系ミッションでは大いに活躍するだろう。 ちなみに、Ver1.03のアップデート前は威力が1000しか無かったため、INFでは雑魚すら倒せなかった。強化は当然である。 ・ノヴァバスターZD 1発しか撃てない代わりに、40000ダメージを叩き出すスナイパーライフル。 …が、一撃で仕留められる相手はせいぜい中型モンスターまでであり、他の弾数制限武器に比べて性能が慎ましすぎる。 フュージョンブラスターに勝る唯一の点は、射程が長いということ。この点を活かさなければ、起用する意味は全く無い。 まあ、開始直後に巣穴・輸送船を葬れば…というミッションでは、使えることもあるかもしれない。 |
Mission: 26 「赤色」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3286 | ライサンダーF | スパローショットMX |
次のミッションは、海岸を舞台にひたすら赤蟻と戦うシリーズ定番のミッション。出現数は59+66+77匹と凄まじいものであり、大量の赤蟻と乱闘を繰り広げることになる。が、それだけである。
・・・使用する武器については、まず今回の敵は遠くから近づいてくるため、遠距離から数を減らすための「ライサンダーF」に、乱戦となった時に用いる「スパローショットMX」の2つである。特に第3波では、複数の方向から来る敵を捌ききれずに大混戦になってしまうが、別に噛まれても痛くないため、適当にスパローショットを撃ちまくっていれば勝手に数が減っていく。
――ということで、問題は味方がうるさいくらいで、全く苦戦せずにクリアに成功してしまった。何なんだこの弱さは・・・これならまだ前作までのほうが立場があったよ・・・。
Mission: 27 「高速船」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3294 | ライサンダーF | FORK-X20 |
次は、住宅街を舞台に、飛行ドローンの強化版である「レッドカラー」と戦うミッション。見た目はただ赤くなっただけだが、体力は10倍以上、スピードと攻撃力も大幅にアップしている。
・・・さて、コイツは前作の『3』では凄まじい強敵であり、コイツが11体登場するだけという単純な構成の「親衛隊」でさえも、INFでの大きな難関の一つであった。今作『4』でもその強さは健在・・・と思いきや、アイテムを一気に4つも落とすようになり、凄まじいまでに弱体化してしまった。こいつの強さは、ひたすら回復アイテムを落とさないという部分によるところが大きかったので・・・。
――さらに、前作ではコイツの単体登場ミッションが53/60と終盤であったが、今回は27/85と最初のほうになっていることも、立場の悪化を鮮明にしている。前作での威厳などどこへやら、という感じである。うーん、代替敵である飛行ビークルの上位版は登場しないんだから、こいつはもう少し強力な存在で有り続けて欲しかったな〜・・・。
そんなこんなの「レッドカラー」であるが、動きが速く狙いづらいという特性は変わらないため、今回は誘導ミサイルの「FORK-X20」を使用することにする。こいつは、250ダメージのミサイルを20発同時発射する兵器であり、一度真上に飛んでから誘導を開始するため、遮蔽物がある環境でも問題なく使用することができる。合計ダメージが5000と高いことや、同時ロックオン可能なのが1体だけということを考えると、ほぼレッドカラー専用兵器と言って良いであろう。
・・・というわけで、最初はノンアクティブ状態のレッドカラーをライサンダーFで吊り出し、接近されたら遮蔽物を使いながらミサイルで攻撃を仕掛けていく。「FORK-X20」の誘導性能は高く、確実にダメージを蓄積させていけるため、接近された後にはこれだけ使っていればOKである。そんなこんなで、あっという間に5機全てを撃墜してクリアーしてしまった。うーん、赤い・・・。
◆EDF用語解説 その22:「レッドカラー」 |
---|
赤くなって3倍…どころではなく、コイツ1機で通常ドローンの10機程度にも匹敵する戦力を発揮する、凄まじい高性能機である。 …が、上記の通り『4』では確実に複数アイテムを落とし、大量に出現するミッションも無いため、前作での強さが嘘のように貧弱になってしまった。 今回も出番は少なく、出現するミッションは以下の限りである。 M27「高速船」 M35「烈火」 M51「空挺集結」 M64「高所狙撃戦」 DLC3-7「赤く染まる河」 |
◆EDF用語解説 その23:「誘導ミサイル」 |
---|
前作までは、最も近くの敵に向かって飛んでいくロケットランチャーの一種であったが、今作で大幅に仕様が変わった。 まず、射撃ボタンを押すと目の前にロックオン範囲が表示され、その内側に一定時間敵を捕らえることでロックオン完了となり、発射を行える。 ロックオン可能な範囲や距離・掛かる時間などは武器ごとに異なるが、例によってかなり使いづらいものが多い。 俺はあまり使わない武器であるが、今作ではINF中盤で手に入る「MEX5エメロード」が強力らしい。果たしてどうなることやら…。 |
Mission: 28 「ブルートフォース作戦」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3297 | AF99ST | スティングレイM99 |
続いては、ゲーム前半部の大きな山場と言える「ブルートフォース作戦」がスタートする。敵は黒蟻・赤蟻・飛行ドローン・ヘクトル・シールドベアラーとこれまでの集大成のような感じになっており、ミッション設定においても「5つの正面のうち1つにプレイヤーが参戦する」という、本編でも屈指の大作戦である。メインシナリオで唯一の平原MAPの出現回ということもあり、今作を象徴するミッションの一つと言って良いだろう。
・・・ちなみに、「ブルートフォース(brute force)」とは、コンピューターセキュリティ用語で「総当たり」を意味する言葉である。例えば「数字4桁の暗号」であれば、0000,0001,・・・とひたすら最初から試していくのだ。こうすれば、効率は最悪であるが、いつかは必ず解読することができる。あまりにも単純なクラッキング方法であるが、コンピューターの手に掛かると一瞬で作業が終わってしまうため、システム管理者は必ず対策を練っておかなければならない。ちなみに一応であるが、当サイトのプログラムでも対策を行っていたりする。その内容は、○○以内に△△△△をすると□□□□□□に☆☆が××され・・・って、プレイ日誌と関係ないわな。
さて、このミッションで重要となるのが、まずは武器選定である。敵は、「地上/空中」「小型/大型」「近距離/遠距離」の全てが出現するため、そのどの状況にも対応できる武器を選ばなければならない。というわけで持っていくのが、これまでも多くのミッションで活躍した「AF99ST」と「スティングレイM99」のセットである。この組み合わせが、最も汎用性が高いであろう。
・・・というわけで、ミッション攻略を進めていく。まず第1波では、大量のヘクトルが遠くから前進してくる。やれ、このミッションでは味方部隊が空爆を行ってくれるのだが、難易度が上がるごとに相対的な威力が弱体化し、INFでは易々と爆撃を抜けられてしまう。結局は近接戦闘となるため、味方を引き連れて後ろに下がりつつ戦い、できる限り損耗を減らしたい。ここで味方が全滅してしまうようでは、クリアは不可能である。
続いて2波ではシールドベアラーに引き連れられてヘクトル4体が出現する。遮蔽物も無い平原で遠距離から一方的に攻撃されてしまい、極めて不利・・・と思いきや、このシールドベアラーはヘクトルの移動速度について来れないため、シールドが遅れてきたところでヘクトルだけを倒せば良い。あんた一体何しに来たんだ・・・。
続いてのパートでは、小型モンスターと戦うことになる。第3波では、合計100体という凄まじい量の黒蟻&赤蟻が出現する。しかしここは平原で見通しが良いため、ロケットランチャーでまとめて吹き飛ばしてしまう戦略が極めて有効である。ということで、できる限り遠くから攻撃し、接近された後もローリングで距離を取りつつ爆破を行っていく。空爆や味方兵力の存在もあり、ここは思った以上の速度で片付けることができた。
続けて第4波、今度は90体もの飛行ドローンがこちらに殺到してくる。今回は爆発物を使うことができず、放っておくとあっという間に削り殺されるため、味方兵士の数を頼りにして、可及的速やかに飛行ドローンを撃墜していきたい。味方兵士が居なければ、確実にここでアウトとなってしまうだろう。
そのドローンを倒し終わるか終わらないかのうちに、ラスト第5波のプラズマ砲搭載型ヘクトルが出現する。プラズマ砲は1発で700もの体力を削られるため、必ず意識して回避しなければならない。そのヘクトルを倒せば、長かった「総力戦」も終わりである。最後はMAP全域に広がったアイテムを回収し、迷子のシールドベアラーを葬ってミッション終了である。・・・ということで、ゲーム的には特に苦戦する部分は存在しなかったのだが、それでもこの盛り上がりはさすがというものである。いやー、今回も熱かった!!
Mission: 29 「突入作戦フェイズ1」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3331 | AF99ST | スティングレイM99 |
ここから連続で、地下の巣穴に潜入していくことになる。その第1弾は、オーソドックスに洞窟を進んでいくだけのミッションである。今までと同じく、狭い通路に引きつけて爆発物を使えばOKだろう。
・・・ただし、ラストのみ大きな穴に多数の黒蟻+赤蟻という構造になっており、調子に乗って突っ込むと確実にサンダーしてしまう。そのため、一発だけ撃ち込んで敵を反応させ、思いっきり下がりながらロケットランチャーで迎撃をしていくことにした。まあ、最後以外は特に死ぬ要素も無い、簡単なミッションである。
――ちなみに、このミッションで登場する味方部隊の隊長が、前作のプレイヤーキャラである「ストーム1」についてのエピソードを語ってくれるが、この隊長は“洞窟を案内する”という名目で迷うことなく敵に突っ込んでくれる鳥頭であるため、適当なところで爆風に巻き込んで死んでもらおう。盾くらいにはなる。
Mission: 30 「突入作戦フェイズ2」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3344 | AF99 | A3プラズマボンバー |
続いては、迷路のように張り巡らされた狭い通路にて、大量の蜘蛛+黒蟻と戦うミッション。またしても最初から包囲されており、逃げ場の無い閉所で大量の敵と戦うことになる。
・・・さて、EDFシリーズでは「ミッションが進むごとに少しずつ敵の体力や攻撃力が上昇する」というシステムが存在する。そしてこのミッションから、ついに黒蟻をスティングレイM99一撃では葬れなくなってしまった。これでは爆発物としての利用価値が大幅に落ちてしまうため、今回も「A3プラズマボンバー」を背負って出撃する。もう片手の武器は、M22と同様の理由でSTではなく「AF99」を装備していった。
ということで、ミッション本編の攻略である。今回のMAPでは、開始位置から左奥の方向に行き止まりの場所があり、そこを背にして戦うことで安定するのだが、そちらの方向には蜘蛛が大量に存在するため、たどり着くのは困難である。そこで今回は、やや戦闘が厳しくなることは承知で、それよりも到達しやすい右奥の通路に籠城することにした。
・・・ということで、ミッションが始まったらプラズマボンバーで敵を牽制しながら急いで移動し、目的の場所に着いたら、前後に気を配りながら敵の数を減らしていく。この場所だと、敵に真後ろを取られる場合が多いのだが、それでも気を付けていれば何とかなるレベルではある。そして、ある程度敵の数を減らせば、もう回り込まれることもなくなるため、こっちから出て行って敵を殲滅すればOKである。戦略が決まった後も決して楽では無かったが、それでも何度かやればクリアできる程度の難易度までには安定させることができた。
Mission: 31 「突入作戦フェイズ3」 |
Unit | Armor | Weapon1 | Weapon2 |
Ranger | 3351 | ファイブカードXB | グレネードランチャーUMAX |
地底突入3部作のラストは、お馴染みの洞窟をひたすら進んでいって最後に女王蟻と戦うミッションである。『2』『3』の地底突入とほぼ同じ構成だが、今作のMAPはこれまでにない形をしており、最後の女王戦の難易度がかなり高くなっている。やれ、ラストフロアに行くまでだいたい15分くらいは掛かるのだが、初回プレイ(HARD)では6回もやられてしまい、かなりしんどい思いをしてしまった。
・・・さて、『2』『3』の同内容のミッションでは、ラストの女王の部屋が普通に通路の奥に設置されており、後ろに下がってバカスカ撃つだけで簡単に敵を殲滅することができた。しかし、今作『4』では「行き止まりの少し手前に右穴が空いていて、そこが女王の間に繋がっている」という構成になっている。そして、その穴の前には普通に女王の攻撃が届くため、馬鹿正直に正面から攻撃を仕掛けていると必ずサンダーとなってしまう。そのため、何とかして敵の正面に立たずにダメージを与える策を用いなければならないのだ。
そこで用いるのが、スナイパーライフルの「ファイブカードXB」である。この銃は、「壁に当たると弾が反射する」という性能を持っており、しかも射程が2000mと極端に長いため、穴の奥に隠れた敵にも着実にダメージを蓄積させることができる。やれ、この「ファイブカードXB」はHARDESTどころかHARD終盤クラスの武器であり、INFでは黒蟻すら一撃で倒せないと明らかな威力不足である。が、これよりも上位タイプのバウンドガンが走るよりも弾速が遅いとか50発の弾丸を放射状に散らばらせてしまうとかナメた性能のものばかりなので、最高難易度でもこの「ファイブカードXB」を使って行かざるを得ないのだ。
・・・さて、ミッション攻略を進めていく。ちなみにもう片方の武器は、引退したスティングレイM99の後継ということで「グレネードランチャーUMAX」を用いていく。「放物線上の弾道を取ること」や「リロード時間」「弾数」で劣るが、威力と爆破範囲で勝り、この先も黒蟻を一撃で葬ることができる。そんな感じで、序盤は普通の地底突入ミッションなので、例によって敵を狭い通路に引き寄せ、爆発物を使って処理していく。
――そんな感じでしばらく進んでいき、ラストには女王の部屋に突入する。が、ここで下手に突入すると真っ正面から酸の大噴射を受けて即死してしまうため、通路の奥からファイブカードXBを撃ち続けて倒すことにする。やり方は簡単で、敵の酸がギリギリ届かない位置に立ち、奥に繋がる通路の壁目がけてひたすらバウンドガンを撃つだけである。こうすると、大半の弾は右の方向に曲がり、女王へと当たってくれるのだ。そんなこんなで、約3分間「ファイブカードXB」を撃ち続け、無事に女王を倒してミッションをクリアすることに成功した。ふぅ、ロクなバウンドガンが無かったときにはどうしようかと思ったが、意外と何とかなるもんだね。
◆EDF用語解説 その24:「女王蟻」 |
---|
通常の黒蟻よりも遙かに巨大な体格を持った、巨大生物の女王。 酸を噴水のようにまき散らし、広範囲に多大な損害を与える。 しかも酸には、「壁で反射する」「命中した対象の移動速度を低下させる」という特性があり、接近されるとかなり厄介である。 一応、敵の真下が死角となっているためタイマンならば楽勝であるが、 味方兵士にとっては大きな脅威であり、雑魚と組み合わさった場合も厄介であるため、できれば安全な遠距離で始末をしてしまいたい。 なお、「王」ではなく「女王」なのは、『2』『3』で巨大生物の卵を従えていたことに由来する。 |
ということで、多彩なミッションを含んだM21〜M31も突破し、いよいよゲーム前半部も大詰めとなってきた。
次はいよいよ、前半の大ボスであるマザーシップ戦が展開される。さあ、行こうか・・・!!
(2014年1月26日)
. . |