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管理人の日記

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★ さて、そろそろ反撃してもいいですか?
★ (2007年) |
最近、私の中でのドコモ(docomo)は、電話会社というより、金融会社なイメージである(関連記事?【日記:2024/10/7】)。その投資関連のサービスとして、ここ最近、「THEO+docomo(テオプラス
ドコモ)」と「d払い残高積立」を新たに始めたのだ。
…まず、「THEO+」は、「ウェルスナビ」のように、一定の金融商品のみを購入可能な、投資・資産形成のサービスである。そのデメリットもウェルスナビと同じであり、投資界隈の五条悟:「eMAXIS
Slim 全世界株式」に成長率で勝てていない。この辺りについては、以前にウェルスナビの際に詳しく書いたので、そちらの記事をご覧いただきたい(【日記:2024/6/5】【2024/6/26】)。手間暇を掛ける必要がなく、一定のコースから選ぶだけだから簡単…と言いたいところであるが、私にとっては、「グロース」などとよく分からない名前が付いているほうが、よっぽど難解だぜ!
――ちなみに、“具体的なTHEO+の成長率”であるが、ちょっとよく分からなかったのだが、DL可能な資料に「グロース(株式中心)」の比率が91%と最も高いものがあったので、その“2025年の1/1〜9/30”という期間で計算をしてみた。THEO+が+9.1%、同期間のeMAXIS Slim
全世界株式が+9.5%である。 お わ り 制作・著作|やり込み
in FF
というところなのだが。メリットにとっても、ウェルスナビと同じであり、THEO+には、ドコモのクレジットカード:「dカード」を使って、クレカ積立を行うことができる。そして、この際に、「@積立額に対するポイント還元」と、そして、“クレジットカードの請求額が口座から引き落とされるのは、必ず投資信託の購入より後になる”という性質を利用し、積み立てた投資信託を売却してカード支払いを行うことにより、利息タダで金融商品を買えるのと同じ…私の言うところの「A資金の先置き」という、2つのメリットを得られる。
…まず、@について、THEO+のポイント還元率は、0.1%である。上限の10万0000円を積み立てて、たった100ポイントしか受け取れないのだ。一応、dカードGOLDなど、上位のカードを使えば、還元率を1.0%まで引き上げられるが、年会費が1万1000円と高額であり、dポイントクラブの★5を維持し続けたとしても、出費のほうに負けてしまう(10万円ずつを毎月積み立てるとして、通常dカードは年1200ポイント、dカードGOLDは12000ポイント。年会費11000円のぶんを引くと、1200
vs 1000で、GOLDが負けてしまう。もちろん、他の部分でのメリットがあるなら、この限りではない)。よって、売却についての制約は特に無いが、「即売り」と言われる勿体ないことをしている方々が、THEO+に手を出す必要はないだろう。
――いっぽうで、「A資金の先置き」のメリットは大きい。THEO+では、「毎月15日までに設定をすると」「その月の26日に金融商品が購入され」「翌々月10日のdカード引き落とし日に請求される」というスケジュールになっている。例えば、10月26日に買った投資信託の代金は、12月10日に口座から引き落とされる。よって、都合1.5ヶ月ぶんの「先置き」効果を得られるということになる。世界の株は、上がったり下がったりを繰り返しながら、大きな流れでは右肩上がりで成長していく。よって、“そこに投じられる資金を増やすこと”は、直接的に利益へと繋がる。まあ、私はいろいろやりすぎて、もうどれが先でどれが後なのか分からなくなっているのだが、ともかく、THEO+のクレカ積立は、金銭的なメリットがあるサービスと言えよう。なお、「即売り」(=ポイントのタダ取り)について、「やめテオ」と言っている会社は多いが、短期間の運用をする「先置き」について、問題視している会社は聞いたことがない。もっとも、“中長期的に資産を集めたいから、クレカ積立というサービスを提供している”のであって、五十歩百歩という感はあるが…。
というわけで。私は、一連の「クレカ積立」として、新たにTHEO+を始めることにしたのだ。ちなみに、やっているクレカ積立は、「楽天証券(キャッシュ含む):15万」「SBI証券(オリコカード):10万」「auカブコム証券(現:三菱UFJ eスマート証券
/ UFJカード):10万」「PayPay証券:10万」「セゾン投信:10万」「セゾンポケット(サービス終了予定):5万」「tsumiki証券:10万」「ウェルスナビ(イオンカード):5万」「大和コネクト証券:10万」「マネックス証券(マネックスカード):10万」「松井証券:10万」であり、ここに「THEO+:10万」が加わることになる。計115万円/月、頭がおかしいのは知っている。たぶん全部だと思いますが、まだ残っているクレカ積立があったら、やるので教えてください。
…ところで。この時期に始めた理由だが、そもそも前からTHEO+の存在は知っており、証券口座を作りたいと思っていた。ただ、【ポイントサイト様】で、4月頭ごろに、一瞬だけ約21000円ぶんの還元があったことがあり、その再来を狙っていたのだ。しかしながら、半期ということで10月頭まで待ったものの、一向に10000円程度から増える感じがなく、諦めて口座開設を申し込んだところ、その週明けに12500円還元になっていた。こんなの、投資界隈ではよくあることだよ(血涙)。
――それはそうと。THEO+の購入商品は、「グロース(株式)」「インカム(債権)」「インフレヘッジ(金・不動産など)」の3つの分類があり、それらの割合で、金融商品のバランス調整が行える。「ウェルスナビ」では、5つのランクによって、これらの比率が配分されていたが、THEO+では、自由に決めることが可能だ。ということで、私が選んだのは、もちろんグロース100%である。言うまでもなかったな!!
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ドコモは金融会社だし、ソニーはゲーム会社で、ゲオは総合リユース店… |
続いて、「d払い残高積立」のほうである。これは、「d払い」アプリの「かんたん資産運用」内の支払い方であり、私は全く知らなかったのだが、この夏くらいに、新しく始まったサービスのようだ。
…さて、順番に説明していこう。「d払い」は、「PayPay」や「楽天ペイ」のような、キャッシュレス決済(携帯電話を使い、現金を使わずに、実店舗での料金支払いが可能)のサービスである。といっても、私にとっては、前述の2つが既にあるため、“単純に現金以外での支払いを行いたい”という意味で、新しいものを導入する必要は無い。むしろ、「d払い」アプリは、docomo系統の携帯電話(いわゆる「SIMフリースマホ」を含む)を買うと、いらないのにプリインストールされており、悪い意味で名前を覚えていたというものだ。だまってコンシェルと同じく、「お前を消す方法」案件である。
――ところが、その「d払い」アプリ内で、「かんたん資産運用」というサービスが、新たに始まった。既存の「dポイント投資」とはまた別であり、クレジットカードの「dカード」または「d払い残高」=現金からチャージした額を使って、投資信託の積立購入が可能だ。分類としては、マネックス証券の口座を使っているようだ。そして、購入可能なものとして、「まとめて簡単積立」と名の付いた3種類のセット商品(珍しく、中身の分類が明示されている)に加えて、「『NISAつみたて投資枠』の対象銘柄」(120万円のほう。マネックス証券がNISA/非NISA問わず)が選択可能だ。
さて。この「かんたん資産運用」を行うメリットについて考えてみよう。まず、「クレカ積立ができるかどうか」であるが、これは無理である。投信積立の支払い方式として「dカード」を選択できるものの、マネックス証券と完全に合算であり、既に同証券で10万円のクレカ積立をしている場合、そこへ更に追加することはできない。マネックスカード・dカード、どちらを積立に使っていても同じであった(なお、「マネックス証券単体で、dカードとマネックスカードの両方を使って20万円の積立にする」のも無理)。
…しかしながら、「かんたん資産運用」では、「d払い残高積立」という方式もある。こちらは、クレカとは別であり、5万円までは0.5%のポイント還元が為される(=上限250ポイント)。非常に残念ながら、「楽天キャッシュ」とは異なり、クレジットカードから「d払い残高」にはチャージできないため、資金の先置き効果は期待不可能だ。しかし、0.5%の安定還元を得ながら、投資商品を買えるというのは魅力であり、「10万円まで・0.3%還元」の三菱UFJ銀行つみたて(【日記:2024/10/26】)と同じく、やってみる価値があると感じた。売却に対する制限も、特に無いようだ。ちなみに、現在、d払い残高積立ではキャンペーンを行っており、10・11・12月は、ポイント還元の上限が500ポイントとなる(5万円ではなく、10万円までポイント還元の対象となる。還元率が2倍になるわけではない)。
――そして。「NISAつみたて投資枠の銘柄」といっても、ラインナップは十分だ。基本的には、お馴染みの「eMAXIS
Slim 全世界株式」か「米国株式」を買っておけば良い。その他、違いの分かる人向けにも、「eMAXIS
Slim 先進国株式」(全世界株に寄りつつも、現金化が1日遅くない)、「eMAXIS Slim
国内株式 [日経225]」(注文を出した日の価格で売れる、スリル満点)、その他にも「iFreeNEXT
NASDAQ100」や「FANG+」(どちらもハイテク寄り、スリル満点)も存在する。これで困るのは、よほどアレな人だけであろう。私はちょっと困った。
余談だが、「かんたん資産運用」を行うためには、“マネックス証券の口座にdアカウントを連携する必要”がある。そのための条件として、私は、「イオン銀行
仲介口座」を解除しなければならなかった。このご時世には珍しく、紙の書類でしか手続きができず、それにより、マネックス証券が青森県にあることを知ったのだが、それはそうと、イオン銀行との連携を解除したことで、同銀行からの自動積立ともお別れ…と思いきや、何事も無かったかのように、10月の1000円積立は実施された。「d払い残高積立」のオートチャージにも、(楽天銀行を選べなかったので、)イオン銀行を使うことができた。誰の何を仲介してたの分からん。マネックス証券の証券口座から作ろうと思っている人は、お馴染み、【ポイントサイト様】からね!
(2025年11月3日)

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