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FF7Rのアプデで、「形態変化時のムービー」が早送りできるように! / やり込みinFF

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2024年12月13日(金)
7Rのアプデで、「形態変化時のムービー」が早送りできるように!


 
アストロボットに負けるのなら仕方ない


 本日は、
日中の時間に、ゲーム関連で多くの新発表があった。人が働いている間に何なんだ…と言いたいところであるが、もちろん、アメリカのイベントであり、しかも西海岸のロサンゼルスということで、時計が1周する以上の時差が存在するからだ。

 その中で、最も注目度が高かった発表の一つとして、今年の
「ゲーム・オブ・ザ・イヤー(GOTY)」が、「アストロボット(PS5)」に決まった、ということがある。ご存じ、2頭身ロボットであるアストロ君を操る、王道ジャンピングアクションである。アストロ君は、プレイステーションのマスコットキャラとして、これまでは小粒なタイトルでの登場が多かったが、2024年9月に発売された「アストロボット」は、初の完全スタンドアロンのパッケージゲームとなる。コントローラーを中心とした、PS5の各種機能を巧みに使って、気持ちの良いジャンピングアクションを楽しめるほか、収集要素として、お馴染みのプレイステーションキャラをモチーフとしたボットが多数登場し、PSファンへのサービスも欠かさない。
 …が、「アストロボット」がGOTYまで受賞できたのは、本作が、一発ネタにとどまらず、
極めてエポックメイキングなアクションゲームであったからであろう。各種のギミックアームの気持ち良さや、ポップなグラフィック&BGM演出など、本作が特別に優れている要素は、枚挙に暇が無い。“よほどジャンピングアクションが苦手”という人を除き、万人が楽しめるゲームになっている。未プレイという人は、これから先に、セールやアップデート(例えば、今日の日付で、クリスマスをモチーフとしたステージが追加されたらしい)で、何度も名前を聞く機会があるだろうから、そういう時に触れてみてほしい。
 ――その他、PS5にプリインストールされている
「アストロ プレイルーム」のほう【日記:2022/7/10】は、PS5の新機能を紹介するだけでなく、「アストロボット」の体験版とも言える内容になっている。もう、プレイルームを遊ぶのは、PS5を買った人なら必須として、それで楽しめた人ならば、「アストロボット」を買えば、100%以上にハマれるはずだ。なお、アストロボットについては、今年買ったゲームということで、私もミニ日誌を書いている。細かいプレイ感想については、そちらをご覧いただきたい【タグ:アストロボット】、その中の【トロコン感想記事】

 ちなみに。私が選ぶ2024年のGOTYは、もちろん
「FF7リバース」なのであるが、残念ながら、音楽賞を受賞するだけに留まった。分作リメイクの第2弾という特殊な形式ながら、かつてのFF本編を思い起こさせるような、圧倒的なクオリティとボリュームを誇る。私は、冗談抜きでFFシリーズ最高傑作だと思っている【日記:2024/4/29】が、私だけでなく、久々に、多くの人の心に残るFF作品となってくれたはずだ。
 ――でもまあ、
「アストロボットに負けたのなら、仕方ないかな」と納得できる。アストロボットは、“プレイステーション”の印象を変化させるくらいの、歴史的作品であった。現在プレイ中の「ステラーブレイド」なんかも本当に面白いのだが、まさかの0冠なのだ。それほど、今年は豊作だった…!

セフィロスも脱げや


 さて。GOTY以外にも、様々な新情報が発表される中で、
FF関連では、7リメイクシリーズに動きがあった。
 …まずは、リメイク第2弾である「FF7リバース」の、
PC版の発売である。発売日は2025年1月23日で、今回は最初から、SteamとEpicの両方のオンラインストアで配信がされるという(リメイク第1弾はEpic先発で、どうやらあまり喜ばれていなかったらしい…。【日記:2021/12/10】。FF7リバースは、重量級のゲームであり、ノーマルPS5と同じパフォーマンスで動かそうとするだけで、かなりのPC性能が要求されるだろう。それでも、環境が許す人は、ぜひ遊んでみてほしい。内容の良さは、先発して楽しませていただいた者として、保証する。

 さらに、アップデートパッチが、「リメイク」
(第1弾)のPS5/PC版と、「リバース」(第2弾)のPS5版に、それぞれが配信された。
 …まず、両者に共通する要素として、
イベントシーンの早送りモードが追加された。スキップ可能なイベントシーンで、R2ボタンを押し込むと、映像が1.5倍、または2.0倍速で再生される(オプションで変更可能)。まあ、7リメイクシリーズのムービーは見どころの一つであるため、ファンとしては等速で視聴してほしいものだが、楽しみ方は人それぞれである。アニメの倍速視聴という方式もあることだし【日記:2024/12/2】、ゲームを早送りするのも、それはそれでアリというものだろう。なお、字幕を付けられるため、理解にも問題は出てこない。
 ――ところで、前述の通り、早送りができるのは「スキップ可能なイベントシーン」だ。そのため、周回時に厄介となりやすい“移動しながら会話するシーン”を早送りすることはできず、また、イベントのみが対象なため、稼ぎプレイを効率化するような使い方もできない。そういうわけで、「ムービー演出を楽しむ」か、または「完全に飛ばす」かの2択となる私には、あまり使い道の無い機能かな…と思っていたが、どうもこれ、例外があって、
「ボスが形態変化する際のムービー」は、スキップできないが、早送り可能であるようだ。
 やれ、「リメイク」「リバース」も共通で、ボスの形態
(段階)が変化する際のムービー演出は、非常に見応えがあり、ゲームプレイの大きな魅力となる。だが、これはボタンでのスキップ対象とならないため、何度も見ていると、だんだん面倒になってくる。とりわけ、「リバース」の長い長〜いラスボス戦では、形態変化ごとにチェックポイントが作成されるようになった【日記:2024/6/22】、リスタート時のムービーがスキップできず、やる気が削がれる一因となっていた。それが、早送りできるようになるということで、ノーダメージやタイムアタックなど、バトル単位でこだわるやり込みプレイが、大幅に行いやすくなるだろう。そういうわけで、地味に嬉しい機能追加と言える。

 いっぽうで。こちらは7リメイク第1弾に限定されるが、新規にゲームを始める際に、
「強くてNEW GAME」というモードを選べるようになった。公式の発表によると、レベル45でスタートし(リメイク第1弾のレベル上限は「50」)最初から強力なマテリアや装備を持っているという。
 …というわけで。
よく分からなかったので、実際にやってみたところ、例えばクラウドなら、「●ほのお」「●かいふく」「●れいき」「●うけながし」「●かいひぎり」の、全て最大レベルのマテリアを装備した状態で開始し、高レベルということでMPも高いため、最初から「ファイガ」などを唱えることができた。地味に「●うけながし」は3個までの個数限定品なので、ひょっとしたら最強育成に使える…かもしれない。その他、2章になるまで装備変更ができなかったため分からなかったが、「●HPアップ」「●MPアップ」「●バリア」も、それぞれLvMAXの物を初期保有しているようだ。また、武器はバスターソードのみで、初期アビリティも「ブレイバー」「バーストスラッシュ」で変わらないが、防具は「ハイバーガード」という、マテリア穴が3つで、合計防御力が78のものを装備していた。これは、神羅ビル突入後に店売りをしているクラスのものであり、ゲーム自体が防御力数値を重要としていないということを除けば、強力な一品である。アクセサリは、力を10%上げる「フルパワーリスト」で、これは9章のウォールマーケットから買えるものだ。
 ――なお、バレットについても、全体的傾向は同じだが、細かい内容は異なり、例えば魔法は雷と風属性になっており、アクセサリは体力
(物理防御)を上げる「サバイバルベスト」となっていた。恐らく、ティファとエアリスも、同じように、「2つのガ系まで使える属性マテリア」「合計防御力が78の防具」「基礎パラメーターを10%アップさせるアクセサリ」を持って始まるのだろう。その他、おまけとして、各種の消費アイテムを50個ずつと、50000ギルを持ってスタートする。どちらもこのゲームではあまり役に立たないのだが、まあ、完全な初心者なら、お守りくらいにはなるだろう。

 とまあ、そんな感じで。「強くてNEW GAME」では、かなり多くの救済要素が施されるのだが、そもそも7リメイク第1弾は、
イージーモードにするだけでバトル難易度が消滅すると言えるくらいに楽になるため、ここまでやる意味があるかどうかは不明である。
 …というわけで、これらの救済は、ゲームバランスを考えたうえでということではなく、
序盤で投げてしまった人に再プレイをしてもらうためなのであろう。そのきっかけを与えるためなので、これくらい色々と追加をしてみたのだ。
 ――ちなみに、PS4版の7リメイク第1弾については、
何も触れられていないため、恐らくこのアップデートは提供されていないと思われる。まあ、ユフィDLCが別売りなことを除けば、本編は100円でPS5版にアップグレードできるため、それを使ってくれということかもしれない。

今日もステラーブレイドが遊べなかった…


 というわけで。GOTYが発表された本日は、FF7にとっても動きのある1日となった。
 ――ちなみに。「強くてNEW GAME」みたいな要素が追加されると、必ず
「弱くてNEW GAME」のほうが欲しい…みたいな話題も出てくる。が、7リメイクシリーズは、防御力数値がレベルと連動するため、敵よりレベルが大幅に低いと、満足なダメージを与えられなくなってしまう【その実例】。そういうわけで、昔のFFのような“レベル1桁での低レベルクリアー”といったものは、不可能か、極端な塩プレイになることが明白だ。まあ、7リメイクシリーズは、低レベル以外の縛りで楽しんでいくことにしましょう…。

(2024年12月13日)

登録タグ/ ゲーム一般 FFシリーズ FF7 アストロボット
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