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細かすぎて伝わらないゲームの好きなところ B携帯機/前編 / やり込みinFF

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管理人の日記
マリオ64DSの追加面で初めてサンシャインの拠点BGMを聞きました。鬼畜本編はまた後の話

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■□■ 2022年2月8日(火) □■□
細かすぎて伝わらないゲームの好きなところ B携帯機/前編


 
ィ゛ゃゾ┛A 9パゾ9な゛おじぞうバッヂ ィ゛9▲ナヅレン ゛:L0 も゜ホ゜゛゛゛ソコン 5かい


 「細かすぎて伝わらない ゲームの好きなところ」の第3弾である。
【@ SFC/PS/PS2】【A PS3/PS4】【C 3DS/Vita/スイッチ】
 今回は、携帯機編/前半ということで、
初代GB・GBA・DS・PSPのゲームを扱っていこう。

 
GB/ポケットモンスター赤・緑:【釣り上げた ミュウが 飛びかかってきた!】
 初代ポケモンは、“携帯ゲーム機”という文化自体を蘇らせるほどの画期的タイトルであった。一方、
「SELECT+B+B」(アイテム画面で並び替えモードとした後に、並び替えをせずメニューを閉じる)→戦闘中のポケモン入れ替え、で深刻なバグを大量に引き起こすことができ、稀代のバグゲーとしても知られている。
 …なお、「初代
(“第1世代”)という大きな括りにしたが、厳密に言うと、赤・緑・青で、この“セレクトバク”は可能である。しかし、最後に発売されたピカチュウ版では、修正されていて使用できない。また、赤・緑の初期版では、1個の戦闘内において、「戦闘中のアイテム選択→ポケモン入れ替え」でバグを発生させられた。バーチャルコンソールなどの移植版は、それぞれの作品の後期版を元にしており、赤・緑・青ならばバグ技は使用可能となっているようだ。そして、一部のバグによって得られたポケモンは、“第2世代”である金・銀・クリスタルに転送可能である。

 そんなポケモンのバグの中で、有効活用法の一つとして知られているのが、上記の
「ミュウ釣り」である。詳しくは、動画解説もあるが、私はテキスト解説のほうが好きなので、【こちらの記事】をご覧いただけると良いだろう。
 …さて。なぜタマムシデパートのレジで戦えるのか、
「ケコ サシ」とは何なのか、なぜジムリーダー戦のBGMなのか、どうして「釣り上げた」扱いとなるのか、なにゆえサファリゾーンと同じルールなのか、そしてボールを勝手に使うのはどういう理由からなのか。この「ミュウ釣り」が、今も印象に残っているのは、実用性以上に、こういった奇跡的なバランスでのネタが成り立っているからであろうと思われる。レベル20程度と、絶妙に育成に使いやすい強さ(恐らく、直前にバグを発生させたポケモンと同レベル)であり、そこからストーリー進行に使ってみるのも面白い。
 ――なお、その他のバグについては、
【こちらのサイト様】が細かすぎるくらいに掲載されているので、時間を割いて読んでみると、非常に面白いだろう。やっぱ、いにしえのテキストサイトって…最高だな!

ストーリーとかよく分からなかったけど、奇ゲー要素だけは本物


 
GBA/マザー3:【灰で汚れたあと、温泉で回復すると、下半身だけ綺麗になっている】
 2006年4月にGBAで発売された、RPG「マザー」シリーズの新作で、事実上の最終作である。当初、「マザー3」はニンテンドー64での製作が決定しており、画像も公開されていた
【WebArchive】のだが、正式に開発中止が発表されてしまった。その後、しばらく経った後に、携帯機であるGBAにて開発をしていることが発表され、ついに発売が為されたということだ。PS2版の初代FF12が2006年3月なので、その1ヶ月後である。
 …さて、その感触としては、「名作である『マザー2』には劣るが、携帯機のRPGとしては、まあ面白い」という程度である。このサイトくらいになると、当時の感想も残っている
【日記:2006/4/30】。当初は、『2』との比較ということで、かなり辛辣な評価となっているが、直後の5月には低レベルプレイを行っている(経験値の分配を間違えて投げたが…)こともあり、“やや期待はずれ”というだけで、当時としてもそこまで印象は悪くなかったのだろう。

 さて。思い出要素として、このゲームでは、温泉が回復ポイントとなっている。そのため、
どんな緊迫した場合であっても温泉に入れるという怪しい雰囲気となっている。ダンジョンでも、必ず拠点として温泉が存在するのだ。ちなみに、服を着たまま入っているが、もはやそんなことは誰も気にしていない。
 …そして、ゲーム序盤では、
火事によってプレイヤーたちがすすだらけになるというイベントがあるのだが、その後、状況を改める前に温泉に入れるタイミングがある。すると、二頭身のプレイヤーグラフィックのうち、下半身だけが綺麗になるというシュールギャグのような事態が起こるのだ。
 ――その他、このゲームで印象に残っていることとして、
【あいたくてウォーカー】のようなマジで頭のおかしいモンスターデザインとかもある。やれ、名作:マザー2の続編ということで、王道RPGを期待していたからこそ、微妙な評価となったのであって、奇ゲーとしてはよく出来ているのかも…。

ヨッシー処刑塔


 
DS/ヨッシーアイランドDS:【ヨッシータワーへようこそ】
 地獄のゲーム:
「ヨッシーアイランドDS」の、クリア後の「ひみつ」ステージの題名より。これについては、【攻略サイト様】に、声に出して読みたい名文が掲載されている。私などではとてもかなわないということで、そちらを引用させていただくことにしよう。
 「ヨッシーのために作られた記念塔という表題なのかもしれませんが、
どう見てもヨッシーを苦しめるために作られた悪の要塞です。足下に迫る呪いの業火に焼かれる前に、首尾良くアイテムを取り、最上階を目指さなければなりません。中盤のキラーエリア、後半のつむじくん猛攻エリアなど、多くの難関があります。何度もプレイして、得点アイテムの位置と最短ルートを記憶するしかありません。」

切り方に注意して、ちゃんと火を通して、しっかり味付けをしよう!


 
PSP/遊戯王アークファイブ タッグフォースSP:【そうだな。シャークは他には、何が食べられないのか】
 2015年に発売された「タッグフォースSP」は、Vita本体でプレイ可能な最後のゲーム版 遊戯王として重要であった。この2022年1月に、「マスターデュエル」が登場するまで
【日記:2022/1/23】、実に7年もの間、タッグフォースSPは寝落ちの友として活躍してくれたものだ。
 …さて、タッグフォースSPの内容は、ゲームとしての劣化点が目立ち、決して優れた作品とは言い難い。しかしながら、
小粒なりにこだわって作られたところもある。例えば、25人いる各キャラクターのストーリーは、「アニメ再現」から「後日談」、そして「ネタ寄りのオリジナル展開」まで様々であるが、総じて楽しめるシナリオとなっている。まあ、7年のプレイで、何十回と見たので、最終的には、ほぼ全て飛ばしていたのだが…。

 さて、そのシナリオの中から、一つ挙げるとすれば、
神代璃緒(かみしろ りお/メラグ)のストーリーである。この人物は、1話から登場している「シャーク」の、妹である。アニメ「ゼアル」では第2部から登場した。アニメ版では、キャラ描写の仕方が良くなかったことや、第2部の中盤以降はまともなデュエルが無かったことから、率直に言って、好感が持てるような人物ではなかった。
 …しかしながら、この「タッグフォースSP」の璃緒編では、「第1部で璃緒が目覚めていたらどうなるか?」というif設定のもと、原作1部の名シーンに無理やり璃緒を押し込んだ物語が展開される。しかし、強引さ極まりない設定ながらも、内容自体が面白いうえに、キャラ崩壊もしておらず、
むしろ本来の描写したかったであろう人物像(強気で、キツい言葉も使うが、本当は優しい)となっていると言える。ある意味、「原作で評判の悪かった部分が、関連作品で救済された」という例かもしれない…。

(2022年2月8日)

登録タグ/ ゲーム一般
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