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管理人の日記
「ネットハイ」3話ナビ子のカッコいいポーズパロディは忘れられない
ヤバイ奴らの集会所みたいな学校 |
シリーズ記事の最終回である。今回は、携帯機編の最後として、3DS/Vita/スイッチの3機種を取り扱っていこう。
…いやあ、当初は1記事にまとめるつもりだったが、伸びに伸び、結局4つの分作となってしまった。まあ、そのぶんだけ1タイトルのボリュームも膨らませられたので、それ自体は良いとしよう。しかし、問題は期間である。第1回の更新が1月24日なので、最終回を書くまでに、実に3週間が掛かってしまったことになる。しかし、書きたい話題はどれだけでもあるので、シリーズものというのは危険である。内容を絞って、短くまとめるようにしないと…。
(関連記事…【@ SFC/PS/PS2】【APS3/PS4】【BGB/GBA/DS/PSP】)
*3DS/逆転裁判5:【つまり犯人はぼく。シノブは無実なのさ!】
第3話「逆転学園」の尋問より。何と言うことのない、好きな女子のために罪を被ろうとしている高校生男子…と見せかけて、色々と逆転裁判らしいぶっ飛びエピソードが存在している。ちなみに、これを選出した理由は、知性を微塵も感じられない証言に対し、凶器を構えてシュッと立っているポーズ(イメージ図)が異様にカッコいいからである。
ちなみに、選出セリフとしては、黒幕の「オロカなキミ達も、ジブンが亡霊でないとわかったね?」とどちらにしようか、悩んだものだ。メタ的に考えると、正体はあの人物しかいないうえ、その能力を考慮すれば異様にショボい犯行をしているのだけれど、プレイ当時は凄みがあったんだよ〜…!
いやホントそう思う。お金って大事、命と同等 |
*Vita/ゴッドイーター2:【金で解決できる問題は、全部金で解決しておくのが賢い選択なんだよ】
「ゴッドイーター」のサブキャラである「カレル・シュナイダー」のセリフより。この言葉は、『2』の発売から約半年で配信された、シリーズ初の有料追加コンテンツである「防衛班の帰還」に登場するようだ(「レイジバースト」には最初から収録)。「防衛班」は、『2』ではカノンのみ続投となっていたが、残りの5人の「キャラクター+ミニシナリオ」が、この有料DLCにて追加されたらしい。
さて、「ゴッドイーター」は、アラガミという生物の登場により、人類滅亡の危機が訪れている世界観である。その中で、上記のセリフを放った「カレル」というキャラは、とにかく賞金を重視し、金になる仕事しかしないという感じで、卑しいキャラクターのように扱われていた。
…しかしながら、上記の追加コンテンツを進めていくと、その理由が分かる。彼は、貧富の圧倒的な格差があり、それが即座に命に直結する中で、「病院の経営」、および「アラガミ対抗技術への投資」というものを行っており、それらに使うために、賞金を欲していたということが分かる。
――まあ、この発言が登場したのが、カレルが初登場した『1』でなく、その後の『2』の追加パックということで、メタ的に言えば後付け設定であろう。ただ、「世の中には金で解決できない問題ばかりだから、お金で何とかなることくらいは、お金で解決しておくべき」というのは、名言であると思う。
ちなみに。現実世界でも、お金があれば救える命があるというのは事実である。と言っても、我が国だと、皆保険が存在する(3割負担など)うえ、医療へのアクセスも良く、保健医療の値段は国が決めている。そのため、医療における貧富の格差が問題とされることは少ない。
…しかし、例えばアメリカだと、国民全員が加入しているような保険が無いうえ、そもそもの医療費が高く、腕の良い医者は更に高額を要求する。そのため、窓口負担は日本の10倍とか、そういうレベルの値段になる。だから、アメリカには、「病気になったら救急車を呼ぶ」という習慣自体が無いようだ。実際に、金があるかどうかで、助かる命が決まってくるのである。アメリカは人類滅亡の危機が訪れている世界観だった…?
――そして日本でも、お金の問題は無視できない。高額な薬で、1回が数十万円なんてのはザラ、百万円クラスの物も存在する。高価な医療機器は、本体だけで数億円、維持管理にも年間数千万円が掛かり、とてもじゃないが黒字化は見込めない。薬や機械だけでなく、金があれば従業員も大勢雇える。もっと話を広げると、健康な夫婦が「実際に持つ子供の数」は、常に「理想とする子供の数」より少なくなっているが、その理由として1位なのが、「経済的な問題」である。お金があれば、新たに産まれてくる命もあるのだ。お金は大切だ。お金を甘く見ている人間・組織とは、あまり付き合わないようにしたい。
おっまえんちー!
おっばけやーーしきー!! |
*スイッチ/スーパーマリオサンシャイン:【めいきゅうホテル
デルフィーノ】
最後のスイッチ編は、ちょっとばかり扱いが微妙なタイトルである。
…というのも、取り扱うのは「スーパーマリオサンシャイン」なのであるが、これは元々ゲームキューブの作品であり、スイッチには「3Dコレクション」にて移植が為されただけである。ただ、据え置き機編でゲームキューブを取り扱わなかった(マリオサンシャイン以外のプレイ経験なし)のと、スイッチも私にとっては1年前に入ってきた新ハードであるため、ここであえて、マリオサンシャインを扱ってみようと思う。
さて、マリオシリーズにおける迷宮面と言うと、SFC版ヨッシーアイランドの「だっしゅつふかのう?
めいろ」が印象に残っていた。これは、通常ステージを全て満点で埋めることにより挑戦できる裏面の一つであり、下水道のような見た目と、短ループの重々しいBGMが印象的なステージである(【YouTube】)。クリアのためには箱を上手に使う必要があり、順番通りに進めなくてはならない。ここも、難しいと言えば難しいのだが、所詮は当時年齢1桁だった私の視点での「難しい」である。ある程度ゲーム慣れをしていれば、順序良く要素を回収し、脱出・100点満点、ともに理不尽ではない。
…しかし、サンシャインの「めいきゅうホテル
デルフィーノ」は、まず目的を整理することが難し目である。目当てのシャイン(スター)は、室内プールにあるのだが、「水着で来てくれ」と言われるので、割とマジで水着を探すのが目的ではないかと誤解させられる。その後、やるべきことを見つけたとしても、2階/3階/屋根裏を複雑に行き来する必要があり、構造を容易には頭の中に描けない。しかも、各客室はオートロックになっており、間違えて廊下に出てしまうと最初からやり直しである。オートロックの前に壁と天井の穴を埋めろ。
――更に、中間目標であるヨッシー捕獲後が、また複雑であり、時間制限まであって、そう簡単にクリアーはさせてくれない。やれ、南国のホテルというと、爽やかな雰囲気や、はたまたいかがわしい物を想像するかもしれないが、このホテルはどちらでもなく、お化け屋敷という斬新なスタイルである。
さて。この「めいきゅうホテル
デルフィーノ」は、純粋な難易度においても、十分に鬼畜なのであるが、追い打ちを掛けるのが、これが通常面ということである。「だっしゅつふかのう?
めいろ」は、おまけステージであり、クリアせずともエンディングまで進められた。しかし、「めいきゅうホテル
デルフィーノ」は、クリアできなければ、それで試合終了なのである。
――やれ、こんなゲームを、ヨッシーアイランドでの私と同じように、年齢1桁で挑戦していた子供たちもいるのだろう。小学生も進歩しているのだ…。
(2022年2月15日)
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