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管理人の日記
良さそうやん |
新しく、「スーパーマリオブラザーズ
ワンダー」を始めようと思います。私の、日記毎日更新企画の、スイッチ側の作品です。
…さて、この作品を遊ぼうと思った理由だが、まずは、これまでスイッチで遊んでいた「モンスターハンターライズ:サンブレイク」が、プレイ時間285時間とアチアチになりすぎてしまい(【日記:2024/1/2】)、サクッと終わる作品をやりたいという気持ちがあった。さらに、「PSポータル」を購入したことにより、プレイステーションとスイッチの両対応となっているタイトルについて、あえてスイッチ版を選ぶ理由が薄れてしまった(【日記:2024/12/25】)。そのため、スイッチで遊ぶのなら、任天堂タイトルだなと思っていたのである。過去、【タグ:3Dマリオ】と題し、マリオシリーズの過去作に積極的に触れていたということもある(3Dだけでなく2D作も)。
――そして、「マリオブラザーズ
ワンダー」を選んだ理由は、中古価格の安定性が大きい。この作品は、2023年10月に発売された。任天堂商品は、DL版のセール率が渋いうえに、「定番作」「贈答品」としての需要も高いためか、中古価格が高めな傾向にある。だが私は、「フリマアプリを用いて、各種クーポンやキャンペーン等を適用しつつ中古品を購入し、終わったら同様にフリマアプリで売却する」という方式を採用している(【日記:2024/11/14】)。よって、「クーポンの割引額が良くなる」「急速に値段が下がる心配が無い」という意味で、中古価格が高め安定というのは、むしろメリットなのだ。ついでに、クリスマスまでのPayPay10万円修行(【日記:2024/11/13】)も適用できたし…。
さて。「マリオブラザーズ ワンダー」は、「ブラザーズ」の名を冠していることから分かるように、マリオ達をプレイヤーキャラとした、2Dのジャンピングアクションである。昔はそんなことは無かったので、我々の世代には微妙に分かりづらいのだが、「ブラザーズ」という言葉が、“マリオシリーズの中での、2Dのジャンピングアクション”を指しているようだ。
…やれ、「ブラザーズ」シリーズで言うと、少し前までは、「Newスーパーマリオブラザーズ」の名称で展開をしていた。この題名について、私はあまり良い印象が無い。まず、初作は、2006年に、初代DSで「Newスーパーマリオブラザーズ」の題名で登場し、あの熱狂的なDSブームの中、飛ぶように売れたが、ハッキリ言って粗悪品であり、私が任天堂タイトルから15年ほど離れるきっかけを作った作品である(その辺りの経緯は【日記:2021/5/1】をどうぞ)。その後、Wii版の「NewスーパーマリオブラザーズWii」については、移植ではなく新作であり、DS版における「粗悪なドット絵」や「難関ステージの欠如」など、露骨に不出来だった部分は改善されたようだ。でも、リモコンだしなあ…。ということで、私は遊んでいない。
――その後、WiiUにて、「NewスーパーマリオブラザーズU」という作品も発売されている。これについては、またまた移植ではなく新作であり、ステージは全て作り変えられているが、グラフィックやBGMといった素材は、Wii版を流用しているようだ。WiiUも、あれはあれで問題のあるハードだったが、少なくともWiiほどは極端ではないということで、ようやく2Dマリオが本来いるべき、優等生的な作品となった。その後、「ルイージU」という追加パックが配信され、全82のステージが全て作り変えられ、制限時間100秒の中、やりごたえのあるゲームプレイが楽しめる。
そして、スイッチで発売された「NewスーパーマリオブラザーズU
デラックス」は、マリオUとルイージUのカップリング移植となっている。マリオとルイージで全164ステージに、超高難易度のミッションモードなども含まれており、ボリューム抜群の作品だ。よって、スイッチにおいて、2Dマリオと言えばコレ!
と言えるような定番作となっていた。私は、「マリオブラザーズU
デラックス」はプレイ済み(ミッションモードは未達多数。難しすぎるので…)のため、今回の「ワンダー」が、久々の2Dマリオということになる。
不思議現象のバリエーションが凄い! |
そんな「スーパーマリオブラザーズ
ワンダー」であるが、目玉要素として、「ワンダーフラワー」というアイテムをキメることにより、ステージに様々なギミックが現れる。このバリエーションが非常に多彩で、見ごたえのあるものとなっている。
…具体的に挙げてみよう。第1ステージでは、土管が生き物のように動き出す。また、第2ステージでは、敵であるパックンフラワーが、音楽に合わせて歌って踊りだす。よほど印象的なのか、このシーンのスクリーンショットを、本作の紹介に使う人も多いようだ。その後も、「流れ星として無敵スターが降り注ぐ」「空を水中のように泳げる」「マリオの体が伸びる」などと、既存の2Dマリオに囚われない、頭のイカれた演出が次々と挿入される。これが、基本的に通常ステージには必ず1つ入っているため、次はどんなギミックが出てくるんだろうという楽しさが半端ない。
――ちなみに、「ワンダー(Wonder)」は、“不思議”や“驚き”という日本語に置き換えられるが、「興味が湧く」という意味を持つ、肯定的な言葉である。本作の内容は、まさにワンダーの名に偽りなしだ。ちなみに、ワンダーフラワーは原則として寄り道要素であり、高難易度であったり、はたまた操作体系に面を喰らってしまった場合、無視して先に進むことも可能となっている。
さて。「ワンダーフラワー」は目玉だが、その他についても、新作ということで、いろいろと面白い要素が入っている。
…例えば、新たなパワーアップの「ゾウさんマリオ」は、キマっている見た目に反して、鼻を使っての近接攻撃が使いやすい。また、鼻に水を含んで鼻水で花に水をやったり(ややこしい…)、意外なところとして、真横のブロックを破壊できるというメリットがあり、ギミック起動役としても役立ってくれる。ちなみに、アイテムは、「マリオワールド」のようにストック可能である。ちなみに、DS版の「Newブラザーズ」では、DSのボタンが余っているのにタッチパネルでしか使用できないというあの時代を象徴するようなゴミ仕様が存在したが、もちろん令和に発売された「ワンダー」では、ボタンで起動できるので、安心だ。スティック操作でヒップドロップが暴発しないように変更できるなど、嬉しい配慮も存在する。
――また、「バッジ」という、アクションの幅を広げる要素もある。例えば、最初に手に入る「帽子パラシュート」のバッジを装備すると、空中でRボタンを押すことにより、滑空移動ができ、短時間の移動ならば横方向への移動速度も落ちないというスグレモノだ。ちなみに、壁蹴りから帽子バラシュートを連続使用することで、垂直の壁を登っていくことも可能であり(通常は、慣性が強く働くため、垂直の壁は登れない)、マリオがロックマンXと化した瞬間である。穴に落ちそうになった時の復活等も可能であって、もうこれだけで良いんじゃないかという汎用性だが、バッジは付け替えることが可能であり、「ジャンプやダッシュの能力を強化する」「ステージ開始時からパワーアップをしている状態になる」「収集要素のヒントを得る」「逆に難易度を上げる」という感じで、プレイの幅を広げるのに役立ってくれている。バッジ自体が収集要素となっており、能力を得るために専用ステージをクリアする必要がある…というのも面白い。
その他、今回は「フラワー王国」という場所を舞台としているためか、花が喋る。架空言語で歌うとかではなく、日本語の声を話すのだ。「キッショ!
なんで喋るんだよ!!!」という感じであるが、ただの演出というわけでなく、ゲーム攻略のヒントを与えてくれたり、状況によって喋るセリフが変わったりと、なかなか芸が細かく、新鮮味がある。
…また、収集要素として定番の大コインは、紫10コインという物に変化した。これは、通常の紫コインと合わせて、ゲーム内で通貨として使用可能である。まあ、「100コインで1UP」というのが、もう有名無実化して久しいため、新しい要素を入れるのは賛成である。
★5のステージは、ちゃんと難しかったので、高難易度要素についても大丈夫そう |
という感じで。「マリオワンダー」は、2Dマリオとしての定番の面白さを維持しつつ、「ワンダーフラワー」といった発想豊かな要素が導入され、そのほぼ全てが、新感覚を与えることに成功している。そうそう、これこれ!
と言える作品だ。
…やれ、私は、PS5で「アストロボット」という作品をプレイしていた(【日記:2024/11/5】など)。2024年の「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、非常に画期的な作品であり、私はあれによって、ジャンピングアクションのハードルは大幅に上がったと思っていた。だが、こちら側の陣営にも、あれに比肩する才能が居るということ忘れていたのだ。
――そういうわけで。現在、ワールド1を突破したところだが、このまま、クリアまで楽しんでいけそうな感じである。やれ、私は、「FF7リバース」や「モンスターハンターライズ:サンブレイク」など、プレイはもちろん、日記執筆にやたらと時間の掛かる沼ゲーばかりを遊んできているが、さすがに今回は短く終わるであろうと思われる。人生は有限なのだから、色々な作品を、テンポ良く遊んでいこう!
(2025年1月4日)
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