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辛辛魚[2024]…もう買いません / やり込みinFF

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管理人の日記
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2024年2月18日(日)
辛辛魚[2024]…もう買いません


 
他に類のない、唯一無二のラーメンだった…


 
関連:【辛辛魚[2023]】 【辛辛魚[2022]】 【辛辛魚[2021]】
 毎年、この時期の楽しみとなっている、激辛カップ麺:
辛辛魚からからうおであるが、今年はもう買わないことに決めた。
 …さて、辛辛魚は、今年で16年目を迎える、
激辛カップ麺である。毎年、1月末に発売され、約1ヶ月ほどの期間限定商品であったが、ここ数年でレギュラー化され、従来より長く楽しめるようになった。取り扱い店舗が少ないが、コンビニだと、ローソンで売っていることが多いように感じる。
 ――そして、私にとっては、今では大昔に感じる
大学時代からの付き合いである。“辛さ”というのは、人によって感覚が大幅に異なり、たいへん難しい概念だ。そして、私のような激辛ヲタクにとっては、世の中の“激辛”を自称する商品は、全く辛く感じないか、または無駄にしょっぱいだけがほとんどであり、わざわざ買って食べるに値しない。そんな中で、「辛辛魚」は、激辛なのはもちろんだが、その中に美味しさが絶妙なバランスで調和をしており、連食しても飽きることが無い。さらに、カップラーメンごはん化や、生麺投入での替え玉にも適するなど、トッピングも楽しめ、昼食にも夕食にもあてがえる。辛辛魚は、辛ラーメンやペヤング激辛と並び、激辛インスタント麺の数少ないお気に入りとして、私の中に定着していたのだ。
 というわけで。辛辛魚については、かつては、実店舗だけでは足りず、Amazonで箱買い
(1箱12個)をすることが状態化していた。わざわざ通販で箱買いするカップ麺など、私の人生では、空前絶後であろう。そして最近でも、現金感覚で配られているというQUOカードを、人生のサ終よりも前に消費するための購入対象となるなど、独自の採用法を見せていた。そんな辛辛魚と私の付き合いは、これからもずっと続くものだと信じていた…。

 しかしながら。2024年版の「辛辛魚」は、残念ながら
改悪の目立つ駄作であり、しかも値上げということで、もう私は買わないことに決めたのである。今年はこれっきりにするし、来年も買うかどうか怪しいものだ。
 …では、今年の辛辛魚の、果たして何が駄目だったかというと、
麺の味が薄い! これに尽きる。辛さはあるのだが、味を感じない。『無』である。どうも、麺に含まれている塩の量が問題のようであり、2021年からだと、2.5g [2021] → 1.6g [2022] → 2.3g [2023]と変遷してきている。塩分量が1.6gだった2022年版は、当時の日記に、一口食べて味の薄さを感じたと記しており、残念なバージョンだった。対する2023年版は、麺の塩分が復活して、満足度が高いと記している。そして、2024年版は1.8gである。やはり、単なる主観ではなく、明確に去年よりも味が薄くなっているのだ。
 ――やれ、最近では、薄味ブームの傾向にあり、インスタント食品や外食では、塩分を控えめに調節することが多いようだ。しかし、辛辛魚は、
健康を崩すことなど承知のうえでの、嗜好性の高い食品だ。そういったものが、大衆迎合で減塩などしてしまっては、アルコール0%のストロングゼロである。

 そして。更に追い打ちを掛けたのが、
値上げである。最近の税込での数値を挙げてみると、286円 [2022] → 302円 [2023] → 341円 [2024]と、順調に値上げが進んできている。特に去年からは、1割以上もアップしているものだ。株価か??
 ――やれ、昨今の社会情勢を考えると、商品が値上げをするというのは、致し方ないところもあるだろう。だが、
品質が下がったくせに値段が上がるというのは前代未聞であり、私の消費意欲に激しい悪影響を与えた。箱買いどころか、2個目ですら購入する気が起きない…。

麺とスープだったら、麺のほうに塩を割り振るべきでしょう


 というわけで。これまで10年以上も親しみ続けてきた「辛辛魚」であるが、
その信頼感は、今年で大きく傷付けられるに至った。もう、2024年は、この1個で終わりとする。そして、長くお世話になったぶんを塗り替えるほどの悪印象が一気に付いてしまい、来年以降も買うかどうか、怪しいものだ。
 …ちなみに。毎年恒例となっている辛辛魚レビュー記事が、今年は少し遅れてしまったが、それには理由がある。現住居に引っ越して、2023年版の辛辛魚は、近所のローソンにて買うことができた。よって、2024年も、当然そこで買えると思っていたのだが、
何故か入荷が為されておらず、購入できないでいた。そして本日、少しだけ遠出をした際に、現地のローソンで買うことができ、このレビュー記事に至ったのだ。
 ――だが、こういう結果になって、
今から振り返ってみると、合点が行くというものだ。確かに私も、自分の裁量で商品の仕入れを仕切れるのならば、こんな中途半端な商品は入荷をしたくない。一般層は辛すぎて食べられないし、歴戦のマニアですら1個だけでリピーターにならない。コレどうすんの?

 そんなわけで。2024年版の辛辛魚は、はっきり言ってオススメしない。だが、皆さまがどうしても…という場合には、
まずは1個だけの購入に留めてほしい。この警告は、従来は「辛すぎて口に合わないかもしれないので、まずは試しで」という意味だった。だが今年は、「あまり美味しくない割に高いので、一気に大量買いして損をしないように」と変わってしまった。
 …やれ、去年の辛辛魚[2023]の際は、なかなか長いニート期間を終え、再就職をして1年目をもうすぐ終えるところであり、身の回りの環境が激変した1年だった。そして、
それに負けず劣らず、社会人2年目であった本年も、大きな変化があった。具体的に、食事やお金に関して言うと、去年に比べて、料理スキルが大幅にアップしたため、341円もあれば、満足度の高い自炊料理を、2〜3食程度、余裕で用意できる。また、新規に株式投資を始め、それに対して、資産形成だけでなく、“社会と関わりを持つソーシャルゲーム”としても興味を持つようになったため、お金の使い方には、よりシビアとなった。よって、値段の割にイマイチなカップ麺で、ボロボロとお金を取りこぼすよりは、最高神:「楽天 SOXソックス インデックス・ファンド(米半導体株式)に、100円単位でも多くの資金を投入していきたい。そのほうが、私にとっては、遥かに高い満足度を得られるのだ。
 ――つまるところ、そのような中で、
値上げをしたうえで品質の下がった辛辛魚[2024]は、もう現環境についてこれなくなったのである。さようなら、「辛辛魚」…。あ、辛ラーメンとペヤング激辛は、今後とも買い続けます…。

(2024年2月18日)

登録タグ/ 食べ物
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